JP3449124B2 - 内燃機関の排気浄化装置 - Google Patents
内燃機関の排気浄化装置Info
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Description
装置に係り、特にNOX 吸収剤に吸収されたイオウを外
部的から加熱することなく放出することの可能な内燃機
関の排気浄化装置に関する。 【0002】 【従来の技術】いわゆるリーンバーン燃焼を行う内燃機
関から排出される排気ガスを浄化するための排気浄化装
置として、いわゆるNOX 吸収型が使用されることがあ
る。NOX 吸収型排気浄化装置は、空燃比がリーン状態
に制御されている間は排気ガス中のNOX を吸収して大
気中へのNOX の放出を防止し、NOX 吸収能力が飽和
すると一時的に空燃比をリッチに制御してNOX を放出
するとともに放出されたNOX を還元して大気中へのN
OX の放出を防止している。 【0003】ところが燃料および潤滑油中にはイオウが
含まれているため、排気ガスとともに内燃機関からイオ
ウが排出され、NOX とともに排気浄化装置に吸収され
る。しかしながら空燃比をリッチにしても吸収されたイ
オウは放出されないため、排気浄化装置内のイオウの蓄
積量が増加してNOX の吸収能力も低下することとな
る。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】この課題を解決するた
めに、所定量以上のイオウが吸収されたときにはNOX
吸収剤が高温になるとイオウの放出が容易となることか
ら排気浄化装置上流側排気管に設置したヒータによって
排気ガスを加熱し、NOX 吸収剤の温度を高めてイオウ
を放出することとした内燃機関の排気浄化装置がすでに
提案されている(特開平6−66229公報参照)。 【0005】しかしながら上記提案にかかる内燃機関の
排気浄化装置にあっては、ヒータによって排気ガスを加
熱することが必要であるため装置が複雑となるだけでな
く消費電力の増加により燃費が悪化することは避けるこ
とができない。本発明は上記課題に鑑みなされたもので
あって、NOX 吸収剤に吸収されたイオウを電気ヒータ
により外部から加熱することなく放出することの可能な
内燃機関の排気浄化装置を提供することを目的とする。 【0006】本願発明に係る内燃機関の排気浄化装置
は、空燃比がリーンであるときに排気ガス中の窒素酸化
物を吸収し空燃比がリッチであるときに吸収した窒素酸
化物を放出する窒素酸化物吸収剤を使用した内燃機関の
排気浄化装置であって、窒素酸化物吸収剤に吸収された
イオウ吸収量が予め定められた所定量以上となったこと
を判断するイオウ吸収量判断手段と、イオウ吸収量判断
手段で所定量以上のイオウが吸収されたと判断されたと
きに予め定められた所定期間リーン失火を発生させるリ
ーン失火手段と、リーン失火手段による所定時間の失火
後に空燃比をリッチとするリッチ化手段を具備する。 【0007】本装置によれば、排気浄化装置に所定量以
上のイオウが吸収されたときに空燃比をリッチにする前
にリーン失火を発生させて未燃分を排気浄化装置に送り
排気浄化装置内で燃焼させてNOx吸収剤を昇温させる
ことによってイオウの放出を促進する。 【0008】 【0009】 【0010】 【発明の実施の形態】図1は本発明に係る内燃機関の排
気浄化装置の実施例の構成図であって、エアクリーナ1
01から吸入された吸入空気は、吸入空気量を計測する
エアフローメータ102、吸入空気量を調節するスロッ
トル弁103を介して吸気弁104から燃焼室105に
供給される。なお燃料は吸気弁104の直上流に設置さ
れる燃料噴射弁106から噴射され、吸入空気とともに
燃焼室105に供給される。 【0011】燃焼室105に供給された混合気はピスト
ン107の上昇によって圧縮された後点火栓108によ
って点火されて燃焼し、ピストン107を押し下げ駆動
力を発生する。燃焼後の排気ガスは排気弁109を介し
て排気管110に排出され、NOX 吸収剤を内蔵する排
気浄化装置111で浄化された後大気に放出される。 【0012】なおNOX 吸収剤は空燃比がリーンのとき
NOX を吸収し、空燃比がリッチのときNOX を放出す
る特性を有する。内燃機関および排気浄化装置111は
マイクロコンピュータスシテムである制御部120によ
って制御されるが、制御部120はバス121を中心と
してCPU122、メモリ123、入力インターフェイ
ス124および出力インターフェイス125から構成さ
れる。 【0013】入力インターフェイス124からは、エア
フローメータ102で検出される吸入空気量Qa、気筒
内圧力センサ112で検出される気筒内圧力Pm、冷却
水温度センサ113で検出される冷却水温度Tw、クラ
ンクシャフト前端に設置されたクランクシャフトセンサ
114で検出される内燃機関回転数Ne、排気浄化装置
111上流に設置される酸素センサ115で検出される
残留酸素濃度Vx、排気浄化装置111に挿入される温
度センサ116で検出されるNOX 吸収剤の温度Tcが
読み込まれる。 【0014】出力インターフェイス125からは、燃料
噴射弁106に対する開弁指令および点火栓108に対
する点火指令が出力される。排気浄化装置111に吸収
されるイオウの量は直接検出することはできないため、
第1の実施例においてはリーンバーン運転が所定時間継
続したときにイオウが相当量吸収されたものとしてイオ
ウの放出操作を実行する。 【0015】図2は制御部120において実行されるリ
ーンバーン運転時間算出ルーチンのフローチャートであ
って、1秒毎に時間割り込み処理される。ステップ20
で図示しないルーチンで内燃機関負荷および冷却水温度
の関数として算出された空燃比補正係数FLEANが "
1.0" 以下であるかが判定される。 【0016】ステップ20で肯定判定されたとき、即ち
リーンバーン実行中であれば、ステップ21でリーンバ
ーン運転時間を示すリーンバーンカウンタCSOXCA
Pをインクリメントしてこのルーチンを終了する。ステ
ップ20で否定判定されたとき、即ちリーンバーン実行
中でなければ、直接このルーチンを終了する。 【0017】図3は制御部120で実行されるトルク変
動制御ルーチンのフローチャートであって、一定時間間
隔毎に実行される。ステップ30で気筒内圧力センサ1
12で各気筒の気筒内圧力Pmを読み込み、ステップ3
1で気筒内圧力Pmに基づいて平均トルク変動ΔTav
を算出する。 【0018】ステップ32でクランクシャフトセンサ1
14で検出される内燃機関回転数Neおよびエアフロー
メータ102で検出される吸入空気量Qaを読み込み、
ステップ33で内燃機関回転数Neおよび吸入空気量Q
aの関数として目標トルク変動ΔTを求める。 ΔT=ΔT(Ne,Qa) ステップ34でリーンバーンカウンタCSOXCAPの
計数値がイオウ放出を行うべき所定運転時間(例えば2
0時間)に相当する値C1以上であるかを判定する。 【0019】ステップ34で肯定判定されたとき、即ち
前回のイオウ放出時から所定運転時間が経過したとき
は、ステップ35でステップ33で求めた目標トルク変
動ΔTに所定値DTを加算して目標トルク変動ΔTを大
きくしてステップ36に進む。即ちトルク変動は空燃比
がリーンであるほど大きくなるので、目標トルク変動Δ
Tが大きくなれば空燃比をよりリーンに設定してリーン
失火を発生させることが可能となる。 【0020】リーン失火が発生すれば燃料が未燃のまま
排気浄化装置111に排出され、排気浄化装置111内
で燃焼するため、NOx吸収剤を高温としてイオウを放
出することが可能となる。ステップ34で否定判定され
たとき、即ち前回のイオウ放出時から所定運転時間が経
過していないときは直接ステップ36に進む。 【0021】ステップ36で目標トルク変動ΔTvが平
均トルク変動ΔTaより大きいかを判定する。ステップ
36で肯定判定されたとき、即ち目標トルク変動ΔTv
が平均トルク変動ΔTaより大きいときは、よりリーン
バーン運転が可能であるものとしてステップ37で後述
する目標空燃比算出ルーチンで算出された空燃比補正係
数FLEANから所定値ΔFを減算してこのルーチンを
終了する。 【0022】ステップ36で否定判定されたとき、即ち
目標トルク変動ΔTvが平均トルク変動ΔTaより小さ
いときは、トルク変動を抑制するためにステップ38で
後述する空燃比補正係数算出ルーチンで算出された空燃
比補正係数FLEANに所定値ΔFを加算してこのルー
チンを終了する。図4は制御部120で実行されるイオ
ウ放出開始ルーチンのフローチャートであって、一定時
間間隔毎に実行される。 【0023】ステップ40でリーンバーンカウンタCS
OXCAPの計数値がイオウ放出を行うべき所定運転時
間(例えば20時間)に相当する値C1以上であるかを
判定する。ステップ40で肯定判定されたとき、即ち前
回のイオウ放出時から所定運転時間が経過したときは、
ステップ41でリーン失火を発生させた結果温度センサ
116で検出されるNOX 吸収剤の温度Tcがイオウが
放出される温度T1 (例えば650°C)以上となった
かを判定する。 【0024】ステップ41で肯定判定されたとき、即ち
NOX 吸収剤の温度Tcがイオウが放出される温度T1
以上となったときは、イオウの放出が開始されたものと
してステップ42でリーンバーンカウンタCSOXCA
Pをリセットするとともにイオウ放出開始後の経過時間
を表す放出カウンタCSTSOXをリセットしてこのル
ーチンを終了する。 【0025】なおステップ40で否定判定されたとき、
即ち前回のイオウ放出時から所定運転時間が経過してい
ないとき、およびステップ41で否定判定されたとき、
即ちNOX 吸収剤の温度Tcがいまだイオウが放出され
る温度T1 に昇温していないときは直接このルーチンを
終了する。なお放出カウンタCSTSOXは図示しない
ルーチンによって1秒ごとにインクリメントされる。 【0026】図5は制御部120で実行される空燃比補
正係数算出ルーチンのフローチャートであって、一定時
間間隔毎に実行される。ステップ50でエアフローメー
タ102で検出される吸入空気量Qaおよび冷却水温度
センサ113で検出される冷却水温度Twを読み込む。
ステップ51で吸入空気量Qaおよび冷却水温度Twの
関数として空燃比補正係数FLEANを求める。 【0027】FLEAN=FLEAN(Qa,Tw) ステップ52で空燃比補正係数FLEANが "1.0"
以下であるかを判定する。ステップ52で肯定判定され
たとき、即ちリーンバーン運転中であれば、ステップ5
3で放出カウンタCSTSOXの計数値がイオウ放出に
要する時間(例えば5分)に相当する値C2以下である
かを判定する。 【0028】ステップ53で肯定判定されたとき、即ち
イオウ放出中であるときは、ステップ54で空燃比補正
係数FLEANを "1.0" または“1.0”以上のリ
ッチ空燃比に設定してこのルーチンを終了する。ステッ
プ52で否定判定されたとき、即ちリーンバーン運転中
でなければ直接このルーチンを終了する。 【0029】さらにステップ53で否定判定されたと
き、即ちイオン放出が完了したとみなすことができると
きはリーンバーン運転に復帰するために直接このルーチ
ンを終了する。図6は制御部120で実行される燃料噴
射制御ルーチンのフローチャートであって、所定クラン
クシャフト回転角ごとに割り込み処理として実行され
る。 【0030】ステップ60でクランクシャフトセンサ1
14で検出される内燃機関回転数Neおよびエアフロー
メータ102で検出される吸入空気量Qaの関数として
基本燃料噴射量Tpが算出される。 Tp=Tp(Ne,Qa) ステップ61で基本燃料噴射量Tpに空燃比補正係数F
LEANを乗算して燃料噴射量TAUを算出し、ステッ
プ62で出力インターフェイス125から燃料噴射量T
AUを出力してこのルーチンを終了する。 【0031】第1の実施例ではリーン失火を発生させる
ことにより排気浄化装置内で排気ガスを燃焼させてNO
x吸収剤の温度を上昇しイオウの放出を実行するが、点
火時期を遅角させることによりNOx吸収剤の温度を上
昇することも可能である。図7は第2の実施例で使用さ
れ、制御部120で実行されるイオウ放出タイミング制
御ルーチンのフローチャートであって、一定時間毎に実
行される。 【0032】ステップ70で前回本ルーチンから今回本
ルーチンの実行時までの走行距離ΔSを読み込み、ステ
ップ71でイオウ放出後走行距離Sを積算し、ステップ
72で累積走行距離S0 を積算する。 S←S+ΔS S0 ←S0 +ΔS ステップ73でイオウ放出走行距離Sおよび累積走行距
離S0 に基づいてイオウ放出タイミングであるかを判定
する。 【0033】図8はイオウの吸収量と車両の走行距離と
の関係図であって、横軸は車両の累積走行距離S0 を、
縦軸はイオウ放出後走行距離Sを、またパラメータはN
OX吸収剤のイオウ吸収量を表す。即ち80%の双曲線
はNOX 吸収剤が吸収可能な全イオウ吸収量の80%が
吸収されており、イオウの放出を繰り返すたびにその後
に吸収可能な全イオウ吸収量は低下する。なお、この関
係図は制御部120のメモリ123内に記憶される。 【0034】ステップ73でイオウ放出後走行距離Sお
よび累積走行距離S0 の関数として算出されるイオウ吸
収量f(S,S0 )が所定値α(例えば80%)以上で
あるかを判定する。ステップ73で肯定判定されたと
き、即ちイオウ吸収量f(S,S0 )が所定値α以上で
あるときは、ステップ74で放出カウンタCSTSOX
をリセットしてこのルーチンを終了する。 【0035】ステップ73で否定判定されたとき、即ち
イオウ吸収量f(S,S0 )が所定値α以下であるとき
にはイオウ放出は必要ないものとして直接このルーチン
を終了する。図9は第2に実施例で使用され、制御部1
20で実行されるイオウ放出制御ルーチンのフローチャ
ートであって、放出カウンタCSTSOXの計数値がイ
オウ放出に要する時間(例えば5分)に相当する値C2
以下であるかを判定する。 【0036】ステップ90で肯定判定されたとき、即ち
イオウ放出中であれば、ステップ91から93の処理を
実行する。即ちステップ91で点火時期AOPを基準点
火時期AOPBから所定量ΔAOP遅角補正することに
より排気ガスの温度をイオウの放出が発生する温度まで
昇温する。 【0037】AOP=AOPB−ΔAOP なお、基準点火時期AOPBは内燃機関回転数Neおよ
び吸入空気量Qaの関数として算出される。次にステッ
プ92でスロットル弁開度TAをアクセルペダルの踏み
込み量ACの関数から定まる開度に予め定められた所定
開度ΔTA増量補正する。 【0038】TA=g(AC)+ΔTA スロットル弁開度を増加する理由は、排気浄化装置を流
れる排気ガス量を多くすることによりイオウ放出に要す
る時間を短縮するためである。ステップ93でイオウ放
出フラグFを "1" に設定してこのルーチンを終了す
る。 【0039】ステップ90で否定判定されたとき、即ち
イオウ放出が完了したときには、ステップ94でイオウ
放出フラグFが "1" であるかを判定する。ステップ9
4で肯定判定されたとき、即ちイオウ放出完了直後であ
るときには、ステップ95でイオウ放出フラグFをリセ
ットし、ステップ96でイオウ放出後走行距離Sをリセ
ットしてこのルーチンを終了する。 【0040】ステップ94で否定判定されたとき、即ち
イオウ放出を完了した後は、ステップ97で点火時期A
OPを基準点火時期AOPBに設定し、ステップ98で
スロットル弁開度TAをアクセルペダルの踏み込み量A
Cの関数として算出してこのルーチンを終了する。なお
第2の実施例においても制御部120において、図5の
空燃比補正係数算出ルーチンおよび図6の燃料噴射制御
ルーチンが実行される。 【0041】NOx吸収剤のイオウ吸収量が所定量以上
となった時排気ガスの熱量の増加、リーン失火、または
点火時期の遅角によって予めNOx吸収剤温度を上昇さ
せてからリッチにすることによりNOx吸収剤温度が上
昇するのに時間がかかる分、NOx吸収剤温度上昇とリ
ッチを同時にするよりも燃費の面で有利となる。 【0042】 【発明の効果】本発明に係る内燃機関の排気浄化装置に
よれば、NOx吸収剤に所定量以上のイオウが吸収され
たときに排気ガス自体の発熱量を増大しNOx吸収剤を
昇温させることにより、外部から加熱することなくイオ
ウを放出することが可能となる。
の構成図である。 【図2】リーンバーン運転時間算出ルーチンのフローチ
ャートである。 【図3】トルク変動制御ルーチンのフローチャートであ
る。 【図4】イオウ放出開始ルーチンのフローチャートであ
る。 【図5】空燃比補正係数ルーチンのフローチャートであ
る。 【図6】燃料噴射制御ルーチンのフローチャートであ
る。 【図7】イオウ放出タイミング制御ルーチンのフローチ
ャートである。 【図8】イオウの吸収量と車両の走行距離との関係図で
ある。 【図9】イオウ放出制御ルーチンのフローチャートであ
る。 【符号の説明】 101…エアクリーナ 102…エアフローメータ 103…スロットル弁 104…吸気弁 105…燃焼室 106…燃料噴射弁 107…ピストン 108…点火栓 109…排気弁 110…排気管 111…排気浄化装置 112…気筒内圧力センサ 113…冷却水温度センサ 114…クランクポジションセンサ 115…酸素センサ 116…温度センサ 120…制御部
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 空燃比がリーンであるときに排気ガス中
の窒素酸化物を吸収し、空燃比がリッチであるときに吸
収した窒素酸化物を放出する窒素酸化物吸収剤を使用し
た内燃機関の排気浄化装置であって、 窒素酸化物吸収剤に吸収されたイオウ吸収量が予め定め
られた所定量以上となったことを判断するイオウ吸収量
判断手段と、前記イオウ吸収量判断手段で所定量以上のイオウが吸収
されたと判断されたときに予め定められた所定期間リー
ン失火を発生させるリーン失火手段と、 前記リーン失火手段による所定時間の失火後に空燃比を
リッチとするリッチ化手段を 具備する内燃機関の排気浄
化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21245096A JP3449124B2 (ja) | 1996-08-12 | 1996-08-12 | 内燃機関の排気浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21245096A JP3449124B2 (ja) | 1996-08-12 | 1996-08-12 | 内燃機関の排気浄化装置 |
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Family
ID=16622829
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country Status (1)
Country | Link |
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US8615989B2 (en) * | 2010-01-25 | 2013-12-31 | Deere & Company | Method for regeneration of diesel particulate filter in an exhaust aftertreatment system of an IC engine |
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1996
- 1996-08-12 JP JP21245096A patent/JP3449124B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
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