JP3449095B2 - シーケンス回路の照合方法 - Google Patents

シーケンス回路の照合方法

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JP3449095B2 JP01681796A JP1681796A JP3449095B2 JP 3449095 B2 JP3449095 B2 JP 3449095B2 JP 01681796 A JP01681796 A JP 01681796A JP 1681796 A JP1681796 A JP 1681796A JP 3449095 B2 JP3449095 B2 JP 3449095B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、既存の
モジュール化されたプログラム(ラダーシーケンス回
路)を組み合わせて新たなプログラムを作成した後、ま
たは、既存のプログラムを改変した後に、これらのプロ
グラムに含まれる重複論理の存在を効率的に認識するこ
とができるシーケンス回路の照合方法に関する。
【0002】
【従来の技術】小規模の生産機械から大規模の生産機械
まで、その制御にはシーケンサが用いられている。この
シーケンサには、各種のセンサやスイッチ類などの入力
要素と、モータやソレノイドなどの出力要素が接続され
る。大規模な生産機械では、この入力要素と出力要素の
数は膨大となる。
【0003】一般的にシーケンサには、入力要素と出力
要素とを関係付けるラダーシーケンス回路が組まれてい
る。このラダーシーケンス回路は、一般的に設計者が入
力装置を操作しながら1要素づつ入力するか、あるいは
既存の設備にモジュール化されて記憶されているラダー
シーケンス回路を組み合わせて作成する。
【0004】新たなシーケンス回路を作成する場合、比
較的小規模の生産機械については、予め作成されたラダ
ー図を見ながら1要素づつ入力することによってラダー
シーケンス回路を組むこともできるが、大規模の生産機
械になると、前述のように入出力要素の数が膨大である
ことから、そのラダーシーケンス回路も複雑となり、し
たがって、1要素づつ入力する手法では非効率的である
ことから、このような場合には、図6に示すように、モ
ジュール化されたラダーシーケンス回路を組み合わせて
新たなラダーシーケンス回路を作成する。つまり、2種
類の設備にそれぞれ記憶されている標準ラダーシーケン
ス1および標準ラダーシーケンス2からモジュールを取
り出し、取り出したモジュールを合成するという手法に
よってラダーシーケンス回路を作成している。
【0005】このような手法によれば、確かに効率的に
ラダーシーケンス回路を作成することは可能であるが、
単に合成という操作によってラダーシーケンス回路を組
むことになるから、合成後のラダーシーケンス回路に論
理の矛盾を含んでいたり、論理の重複が生じ、これが原
因で機械が意図しない動きをしたり、暴走したり、逆に
動かなくなってしまったり、動作速度が低下するという
ような不具合が生じる。なお、このような不具合は、大
規模の生産機械の改造を行う場合にも問題となることが
ある。
【0006】このような不具合を事前に回避するため
に、組み上がったラダーシーケンス回路を完全なものと
する必要があり、机上でデバックをしたり、実際に生産
機械を動かしてみて所望の動きとなるように調整をして
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】机上でのデバッグ作業
では、効率的な作業を行うために、同一論理の存在を照
合する機能をもった照合装置で作業を行うが、この装置
は、論理の構成やアドレスが全く同一でないと同一の回
路であると判断することができない。
【0008】たとえば、図7に示す両ラダーシーケンス
回路は、論理としては全く同一であるが、アドレス00
1のA接点とアドレス002のB接点とが入れ代わり、
アドレス003,004の両B接点が入れ代わっている
ので、同一の回路ではないと判断してしまう。このた
め、ある程度のデバッグ作業の効率化は図れるが、まだ
改善の余地は残されていると言える。
【0009】本発明は、このような従来の不都合を解消
するために成されたものであり、論理が入れ代わってい
るものであっても、実質的に同一の論理であれば同一と
判断することが可能なシーケンス回路の照合方法の提供
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、次のような手段によって構成される。
【0011】請求項1に記載の発明は、組み上がったシ
ーケンス回路の重複論理の存在を認識するための照合方
法であって、比較の対象となる2つのシーケンス回路を
単位ブロック毎に取り出し、取り出した単位ブロック毎
の入力論理要素および出力論理要素をそれぞれの論理要
素のアドレス順に並べ変え、並べ変え後に単位ブロック
同志を照合することによって重複論理の存在を認識する
ことを特徴とするシーケンス回路の照合方法である。
【0012】このように単位ブロック毎の入力論理要素
および出力論理要素をそれぞれの論理要素のアドレス順
に並べ変えると、実質的に同一の論理を構成しているシ
ーケンス回路を確実に認識することができるようにな
り、デバッグ作業の効率化を図ることができるようにな
る。
【0013】請求項2に記載の発明は、組み上がったシ
ーケンス回路の重複論理の存在を認識するための照合方
法であって、比較の対象となる2つのシーケンス回路を
単位ブロック毎に取り出し、取り出した単位ブロック毎
の入力論理要素および出力論理要素をそれぞれの論理要
素のアドレス順に並べ変え、並べ変え後に単位ブロック
毎にシーケンス回路の矛盾論理の存在をチェックし、当
該矛盾論理が存在する場合には当該矛盾論理に代えて新
たな配線を行い、その後、単位ブロック同志を照合する
ことによって重複論理の存在を認識することを特徴とす
るシーケンス回路の照合方法である。
【0014】このように矛盾論理の存在をチェックする
ようにすれば、矛盾論理の存在の認識が容易となり、ま
た、この矛盾論理を含めて実質的に同一の論理を構成し
ているシーケンス回路を確実に認識することができるよ
うになり、デバッグ作業の効率化をさらに図ることがで
きるようになる。
【0015】請求項3に記載の発明は、組み上がったシ
ーケンス回路の重複論理の存在を認識するための照合方
法であって、比較の対象となる2つのシーケンス回路
中から単位ブロック毎にシーケンス回路を抽出し、当該
抽出したシーケンス回路から入力論理要素および出力論
理要素を抽出し、当該抽出した入力論理要素の内AND
論理を構成する入力論理要素を集めてANDグループを
作成する一方、OR論理を構成する入力論理要素を集め
てORグループを作成し、当該ANDグループ内におい
て論理要素のアドレス順に並べ変える一方、当該ORグ
ループ内においても論理要素のアドレス順に並べ変え、
その後、単位ブロック同志を照合することによって重複
論理の存在を認識することを特徴とするシーケンス回路
の照合方法である。
【0016】このようにANDグループとORグループ
とに分けて照合を行うようにすると、整然とした照合を
行うことができ、照合速度を向上させ、その照合結果も
細かくすることができるようになる。
【0017】請求項4に記載の発明は、組み上がったシ
ーケンス回路の重複論理の存在を認識するための照合方
法であって、比較の対象となる2つのシーケンス回路
中から単位ブロック毎にシーケンス回路を抽出し、当該
抽出したシーケンス回路から入力論理要素および出力論
理要素を抽出し、当該抽出した入力論理要素の内AND
論理を構成する入力論理要素を集めてANDグループを
作成する一方、OR論理を構成する入力論理要素を集め
てORグループを作成し、当該ANDグループ内におい
て論理要素のアドレス順に並べ変える一方、当該ORグ
ループ内においても論理要素のアドレス順に並べ変え、
並べ変え後に単位ブロック毎にシーケンス回路の矛盾論
理の存在をチェックし、当該矛盾論理が存在する場合に
は当該矛盾論理に代えて新たな配線を行い、その後、単
位ブロック同志を照合することによって重複論理の存在
を認識することを特徴とするシーケンス回路の照合方法
である。
【0018】このように矛盾論理の存在をチェックする
ようにすれば、矛盾論理の存在の認識が容易となり、ま
た、この矛盾論理を含めて実質的に同一の論理を構成し
ているシーケンス回路を確実に認識することができるよ
うになり、デバッグ作業の効率化をさらに図ることがで
きるようになる。また、ANDグループとORグループ
とに分けて照合を行うようにすると、整然とした照合を
行うことができ、照合速度を向上させ、その照合結果も
細かくすることができるようになる。
【0019】請求項5に記載の発明では、請求項2また
は請求項4に記載の新たな配線は、論理矛盾が常時ON
状態の論理であるときには論理矛盾を生じる入力論理要
素間を接続し、論理矛盾が常時OFF状態であるときに
は論理矛盾を生じる入力論理要素が接続されていないも
のとみなして当該入力論理要素を削除して当該入力論理
要素間を開放することを特徴とするものである。
【0020】このような配線を仮想的にすることによっ
て、矛盾論理を含めて実質的に同一の論理を構成してい
るシーケンス回路を確実に認識することができるように
なる。
【0021】請求項6に記載の発明では、請求項3また
は請求項4に記載のシーケンス回路からの入力論理要素
および出力論理要素の抽出は、シーケンス回路の分岐毎
に行うことを特徴とするものである。
【0022】このようにすれば、分岐ごとの比較が可能
となるので、整然とした照合を行うことができ、照合速
度を向上させ、その照合結果も細かくすることができる
ようになる。
【0023】
【発明の効果】以上のように構成された本発明のラダー
シーケンス回路のチェック方法によれば、次のような効
果を奏することになる。
【0024】請求項1に記載の発明にあっては、単位ブ
ロック毎の入力論理要素および出力論理要素をそれぞれ
の論理要素のアドレス順に並べ変えているので、実質的
に同一の論理を構成しているシーケンス回路を確実に認
識することができるようになり、デバッグ作業の効率化
を図ることができるようになる。
【0025】請求項2に記載の発明にあっては、矛盾論
理の存在をチェックするようにしたので、矛盾論理の存
在の認識が容易となり、また、この矛盾論理を含めて実
質的に同一の論理を構成しているシーケンス回路を確実
に認識することができるようになり、デバッグ作業の効
率化をさらに図ることができるようになる。
【0026】請求項3に記載の発明にあっては、AND
グループとORグループとに分けて照合を行うようした
ので、整然とした照合を行うことができ、照合速度を向
上させ、その照合結果も細かくすることができるように
なる。
【0027】請求項4に記載の発明にあっては、矛盾論
理の存在をチェックし、さらにANDグループとORグ
ループとに分けて照合を行うようにしたので、矛盾論理
の存在の認識が容易となり、また、この矛盾論理を含め
て実質的に同一の論理を構成しているシーケンス回路を
確実に認識することができるようになり、デバッグ作業
の効率化をさらに図ることができるようになる。また、
整然とした照合を行うことができ、照合速度を向上さ
せ、その照合結果も細かくすることができるようにな
る。
【0028】内部論理に対応する出力要素が存在しない
ことを知ることができる。
【0029】請求項5に記載の発明にあっては、配線を
仮想的に行ったので、矛盾論理を含めて実質的に同一の
論理を構成しているシーケンス回路を確実に認識するこ
とができるようになる。
【0030】請求項6に記載の発明にあっては、分岐ご
との比較が可能となるので、整然とした照合を行うこと
ができ、照合速度を向上させ、その照合結果も細かくす
ることができるようになる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面を参照しつつ詳細に説明する。図1は、本発明方法を
実行する装置の概略構成を示す図である。
【0032】図に示すシーケンサ10は、図示されてい
ない生産機械の動作の制御をするものであり、その動作
の制御のためのラダーシーケンス回路が記憶されている
ものである。また、本実施の形態においては、本発明方
法はこのシーケンサ10自体が行う。
【0033】I/O12は、シーケンサ10と入出力要
素(各種のセンサやスイッチ等の入力要素、モータやソ
レノイド等の出力要素)との間で信号授受の仲立ちをす
るものである。比較結果表示器14は、シーケンサ10
によって行われた照合結果を入力し、その照合結果を一
覧表示するものである。
【0034】本発明におけるラダーシーケンス回路のチ
ェックはシーケンサ10自体が行うが、その概略の処理
は、図2に示すような手順で行われる。まず、ラダーシ
ーケンス回路から比較の対象となるシーケンスAおよび
シーケンスBを取り出し、これらのシーケンス回路をブ
ロック毎にニーモニック展開する。次に、この展開した
シーケンス回路を論理化すると共にアドレスのソートを
行う。このようにして、ブロック毎に接点の種類がその
接点のアドレス順に並べ変えられたシーケンス回路は、
論理化シーケンスA′,B′とされ、ブロック毎に比較
され、差異があればそれが抽出される。
【0035】本発明方法では、接点のアドレス順に接点
の種類を比較するため、たとえば接点が単に入れ違って
いるラダーシーケンス回路でも、実質同一の回路と判断
できるようになる。以下、本発明方法を図3および図4
のフローチャートにより図5のラダーシーケンス回路を
参照しつつさらに詳細に説明する。
【0036】シーケンサ10は、図示していない記憶装
置からシーケンス回路を1ブロック抽出し(S10)、
これをニーモニック変換して、ニーモニックのテーブル
に格納する(S11)。図5のラダーシーケンス回路を
例にとれば、出力コイル501(OUT)に関連するす
べての接点を1ブロックとして抽出することになる。つ
まり、[B接点001,A接点001,A接点002,
003,A接点004,B接点005]から構成される
Aブロックと、[B接点005,A接点004,A接点
002,003]から構成されるBロックが抽出され、
これがニーモニックに変換され、Aブロックは、(00
1×反転001)+(002×003)+(004×反
転005)=501として、また、Bブロックは、(反
転005×004)+(003×002)=501とし
て、ニーモニックのテーブルに格納されることになる。
【0037】つぎに、ANDグループとORグループが
分岐毎に作成される。この作成は、出力コイル(OU
T)以外の演算子数が0になるまで行われる(S12〜
S15)。図5の回路で分岐毎にANDグループが作成
されると、 (反転001×001) (002×003) (004×反転005)のANDグループと、 (反転005×004) (003×002)のANDグループが作成される。
【0038】また、図5の回路では、分岐毎のORグル
ープは存在しない。
【0039】このようにして作成されたグループ数が3
以上であれば、ANDグループを前に、ORグループを
後ろにソートし、AND×ANDまたはOR×ORにな
ったら、各々1つのグループに統合する(S16〜S1
8)。AND×ANDまたはOR×ORの場合には、統
合することができるからである。
【0040】次に、最初に作成したグループから順に要
素をソートする(S19)。図5の回路の要素をソート
すると、 (反転001×001) (002×003) (004×反転005)のANDグループと、 (002×003) (004×反転005)のANDグループとなる。要す
るに、当初の (反転005×004) (003×002)のANDグループの要素の並びが、 (002×003) (004×反転005)のANDグループとなるのであ
る。
【0041】このようにしてソートが行われた後、矛盾
論理の存在をチェックする。つまり、常時ON論理の存
在、常時OFF論理の存在を認識し、常時ON論理の場
合には論理1に設定する。これは、その矛盾論理間を短
絡する配線を行ったのと等価である。また、常時OFF
論理の場合には論理0に設定する。これは、その矛盾論
理間の配線を裁つのと等価である(S20)。
【0042】そして、論理の最小グループにおいてAN
Dグループに0が存在する場合には、それを0グループ
に設定し、また、ORグループに1が存在する場合に
は、それを1グループに設定し(S21)、0とAND
グループとのAND論理は当然に0グループに統合し、
そのグループはORがなくなったら削除される(S2
2)。一方、1とORグループとのOR論理は当然に1
グループに統合し、そのグループはANDがなくなった
ら削除される(S23)。以上の処理を行うことによっ
て論理の最適化が為されることになる。
【0043】図5の回路では、Aブロックに存在する
(反転001×001)のAND論理が常時OFF論理
となり、このAND論理には、OR論理が含まれていな
いので、削除される。つまり、Aブロックは、(002
×003)、(004×反転005)のANDグループ
からなるものとされる。
【0044】つぎに、以上の処理によって最適化された
AブロックとBブロックとの比較を行う。すなわち、
(002×003)+(004×反転005)=501
という論理式のAブロックと、(002×003)+
(004×反転005)=501という論理式のBブロ
ックとが比較される。この場合には、全く同一の論理式
であるので、AブロックとBブロックのラダーシーケン
ス回路は実質的に同一であると判断される。
【0045】なお、この比較において異なる回路である
と判断された場合には、比較結果表示器14にその旨の
表示がされることになる。以上の処理は、ラダーシーケ
ンス回路の全体についての処理が終了するまで継続して
行われる。オペレータは、この表示を見てシーケンサ1
0に記憶させた新たなラダーシーケンスプログラムのデ
バッグ作業をする。
【0046】以上のようにして表示される照合の結果を
利用してデバッグ作業を行えば、その作業が非常に効率
的になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明方法を実行する装置の概略構成図であ
る。
【図2】 本発明方法の手順を示す図である。
【図3】 本発明方法を示すフローチャートである。
【図4】 本発明方法を示すフローチャートである。
【図5】 本発明方法の照合方法を説明するための図で
ある。
【図6】 従来のラダーシーケンス回路の作成方法を説
明するための図である。
【図7】 従来のラダーシーケンス回路の照合方法を説
明するための図である。
【符号の説明】
10…シーケンサ、 12…I/O、 14…比較結果表示器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05B 19/048 G05B 19/02

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 組み上がったシーケンス回路の重複論理
    の存在を認識するための照合方法であって、比較の対象
    となる2つのシーケンス回路を単位ブロック毎に取り出
    し、取り出した単位ブロック毎の入力論理要素および出
    力論理要素をそれぞれの論理要素のアドレス順に並べ変
    え、並べ変え後に単位ブロック同志を照合することによ
    って重複論理の存在を認識することを特徴とするシーケ
    ンス回路の照合方法。
  2. 【請求項2】 組み上がったシーケンス回路の重複論理
    の存在を認識するための照合方法であって、比較の対象
    となる2つのシーケンス回路を単位ブロック毎に取り出
    し、取り出した単位ブロック毎の入力論理要素および出
    力論理要素をそれぞれの論理要素のアドレス順に並べ変
    え、並べ変え後に単位ブロック毎にシーケンス回路の矛
    盾論理の存在をチェックし、当該矛盾論理が存在する場
    合には当該矛盾論理に代えて新たな配線を行い、その
    後、単位ブロック同志を照合することによって重複論理
    の存在を認識することを特徴とするシーケンス回路の照
    合方法。
  3. 【請求項3】 組み上がったシーケンス回路の重複論理
    の存在を認識するための照合方法であって、比較の対象
    となる2つのシーケンス回路の中から単位ブロック毎に
    シーケンス回路を抽出し、当該抽出したシーケンス回路
    から入力論理要素および出力論理要素を抽出し、当該抽
    出した入力論理要素の内AND論理を構成する入力論理
    要素を集めてANDグループを作成する一方、OR論理
    を構成する入力論理要素を集めてORグループを作成
    し、当該ANDグループ内において論理要素のアドレス
    順に並べ変える一方、当該ORグループ内においても論
    理要素のアドレス順に並べ変え、その後、単位ブロック
    同志を照合することによって重複論理の存在を認識する
    ことを特徴とするシーケンス回路の照合方法。
  4. 【請求項4】 組み上がったシーケンス回路の重複論理
    の存在を認識するための照合方法であって、比較の対象
    となる2つのシーケンス回路の中から単位ブロック毎に
    シーケンス回路を抽出し、当該抽出したシーケンス回路
    から入力論理要素および出力論理要素を抽出し、当該抽
    出した入力論理要素の内AND論理を構成する入力論理
    要素を集めてANDグループを作成する一方、OR論理
    を構成する入力論理要素を集めてORグループを作成
    し、当該ANDグループ内において論理要素のアドレス
    順に並べ変える一方、当該ORグループ内においても論
    理要素のアドレス順に並べ変え、並べ変え後に単位ブロ
    ック毎にシーケンス回路の矛盾論理の存在をチェック
    し、当該矛盾論理が存在する場合には当該矛盾論理に代
    えて新たな配線を行い、その後、単位ブロック同志を照
    合することによって重複論理の存在を認識することを特
    徴とするシーケンス回路の照合方法。
  5. 【請求項5】 前記新たな配線は、論理矛盾が常時ON
    状態の論理であるときには論理矛盾を生じる入力論理要
    素間を接続し、論理矛盾が常時OFF状態であるときに
    は論理矛盾を生じる入力論理要素が接続されていないも
    のとみなして当該入力論理要素を削除して当該入力論理
    要素間を開放することを特徴とする請求項2または請求
    項4記載のシーケンス回路の照合方法。
  6. 【請求項6】 前記シーケンス回路からの入力論理要素
    および出力論理要素の抽出は、シーケンス回路の分岐毎
    に行うことを特徴とする請求項3または請求項4記載の
    シーケンス回路の照合方法。
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