JP3448809B2 - 画像形成機の現像装置 - Google Patents

画像形成機の現像装置

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JP3448809B2 JP2000290159A JP2000290159A JP3448809B2 JP 3448809 B2 JP3448809 B2 JP 3448809B2 JP 2000290159 A JP2000290159 A JP 2000290159A JP 2000290159 A JP2000290159 A JP 2000290159A JP 3448809 B2 JP3448809 B2 JP 3448809B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、静電複写機、レー
ザプリンタ、ファクシミリ等の画像形成機に適用されて
静電潜像をトナー像に現像する現像装置、更に詳しく
は、感光体ドラムの周表面に当接されるシート状上シー
ル部材を含む上シール体と、上シール体に現像バイアス
電圧を印加するための導電手段とを備えた現像装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】画像形成機、例えば静電複写機において
は、感光体ドラムの表面に静電潜像を形成し、次いで現
像装置によって静電潜像をトナー像に現像し、トナー像
を通常紙等の転写紙に転写する画像形成工程が遂行され
る。現像装置は、前側壁及び後側壁を備えた現像ハウジ
ングと、現像ハウジング内において前側壁及び後側壁の
前端部間に金属製支持軸を介して支持されて感光体ドラ
ムの周表面に現像剤を適用するための現像剤適用手段
と、上シール体とを備えている。現像剤適用手段の一つ
の典型例は、円筒状スリーブ部材と、スリーブ部材の内
側に配設された静止永久磁石部材とから構成されてい
る。円筒状スリーブ部材は回転自在に支持されており、
静止永久磁石部材は固定支持軸を介して所定の角度位置
に固定されている。現像ハウジングの前側壁及び後側壁
の前端部における上端部には、それぞれ上シール体の装
着部が配設されている。上シール体は、金属製支持板部
材と、支持板部材の幅方向先端部に該先端部に沿って延
在するよう配設されたシート状上シール部材とを含んで
いる。上シール体は、支持板部材の一端部が装着部の一
方にビスにより装着され、他端部が装着部の他方に装着
されることにより両装着部間に装着されている。上シー
ル体が両装着部間に装着された状態において、上シール
部材の幅方向先端部は感光体ドラムの周表面に当接され
るよう配置されている。上シール体の支持板部材の一端
部と現像剤適用手段の固定支持軸との間には、上シール
体に現像バイアス電圧を印加するための導電手段が配設
されている。導電手段は電気コード(電線)から構成さ
れている。コードの一端に配設された端子は、上シール
体の支持板部材の一端部に上記ビスにより共締めされ、
コードの他端に配設された端子は、現像剤適用手段の固
定支持軸の一端にビスにより締結されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の現像装置に
おいて、上シール体に現像バイアス電圧を印加するため
の導電手段を構成するコードは、その一端が上シール体
の支持板部材の一端部にビスにより共締めされ、他端が
現像剤適用手段の固定支持軸の一端にビスにより締結さ
れるよう構成されているので、組付作業性が悪く、その
結果、労力負担が比較的大きくなると共に組付作業時間
が比較的長くなる。また、ビスによる共締めはビス止め
不良を発生させるおそれがあり、このことに起因して、
上シール体に所定の現像バイアス電圧を十分確実に印加
できなくなるおそれがある。更にはまた、現像バイアス
電圧は、例えば500Vと、高圧であり、コードの近傍
に板金等のエッジが存在する場合には、コードが該エッ
ジに接触して絶縁被覆体が破損させられ、ショートする
危険性が存在する。このような危険性を解消するために
は、所定の安全規格をクリアする対応策を施す必要があ
る。すなわち、コードの近傍に存在する板金のエッジに
折曲加工を施してエッジを解消し、更には、コードに絶
縁チューブを被せてコードを保護する、等の対応策を施
す必要がある。その結果、板金の加工工数が増加し、ま
た絶縁チューブの付加によって部品点数が増加するの
で、コストアップとなる。
【0004】本発明の目的は、上シール体に現像バイア
ス電圧を印加するための導電手段の組付作業性を従来よ
りも大幅に向上させることを可能にする、新規な画像形
成機の現像装置を提供することである。
【0005】本発明の他の目的は、導電手段に安全規格
をクリアするための対応策を施すことなく安全性を十分
に確保することを可能にし、その結果、従来よりも少な
い部品点数で導電手段を構成しかつ導電手段を従来より
も低コストで装着することを可能にする、新規な画像形
成機の現像装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、両側壁
を備えた現像ハウジングと、両側壁の前端部間に金属製
支持軸を介して支持されて感光体ドラムの周表面に現像
剤を適用するための現像剤適用手段と、金属製支持板部
材及び感光体ドラムの周表面に当接されるシート状上シ
ール部材を含む上シール体とを備え、両側壁の前端部に
おける上端部には、上シール体の装着部が配設され、上
シール体は、支持板部材の一端部が装着部の一方に装着
され、他端部が装着部の他方に装着されることにより両
装着部間に装着され、上シール体に現像バイアス電圧を
印加するための導電手段が配設されている画像形成機の
現像装置において、導電手段は保持部に保持された金属
製端子板部材からなり、保持部は、側壁の一方の前端部
における上端部であって装着部の該一方の、該ハウジン
グの長手方向外側に隣接して設けられ、現像剤適用手段
の支持軸の一端部は側壁の一方から外側に延び出すよう
形成され、端子板部材が保持部に保持されかつ上シール
体が両装着部間に装着された状態で、端子板部材の一部
は上シール体の支持板部材の該一端部に圧接され、端子
板部材の他の一部は現像剤適用手段の支持軸の該一端部
の外周面に圧接されるよう位置付けられる、ことを特徴
とする画像形成機の現像装置、が提供される。
【0007】装着部の該一方には平坦な装着上面が形成
され、該装着上面には、該上面から上方に突出する位置
決めピン部とねじ孔とが形成され、装着部の該他方には
差込み隙間部が形成され、上シール体の支持板部材は、
所定の幅で直線状に延在するフラットな本体部を備え、
本体部の一端部には位置決め孔と取付孔とが形成され、
上シール体は、本体部の他端部が装着部の該一方の差込
み隙間部に差し込まれ、本体部の一端部における位置決
め孔が装着部の該一方の位置決めピン部に嵌合されかつ
取付孔がねじ孔に整合して位置付けられた状態で、ビス
をねじ孔に締結することにより、両装着部間に離脱自在
に装着される、ことが好ましい。保持部は、平坦な載置
上面と、装着部の該一方側から該ハウジングの長手方向
外側に向かって延び出している張出部とを備え、保持部
の載置上面は装着部の該一方の装着上面よりも低い位置
に位置付けられ、装着部の該一方の装着上面には凹部が
形成され、保持部の載置上面の一部は該凹部まで延在す
るよう形成され、張出部の下面は載置上面の上方に所定
の間隔をおいて平行に延在する平面上に位置付けられ、
張出部には係止孔が形成され、端子板部材は、細長く延
在する平坦な本体部と、本体部の長手方向一端部におけ
る一側縁から側外方に斜め上方に延び出すよう形成され
た第1の圧接部と、本体部の長手方向他端から本体部に
対し所定の角度をもって下方に延び出すよう形成された
第2の圧接部と、本体部の長手方向中間部における他側
部から側外方に斜め上方に延び出すよう形成された被係
止部とを備えると共に、本体部の該中間部を、張出部と
載置上面との間に差し込むことにより本体部が載置上面
に載置され、被係止部が張出部の係止孔に係止され、第
1の圧接部が、装着部の該一方の装着部の該凹部上に整
合して位置付けられると共に上シール体の支持板部材の
該一端部の下面に圧接され、そして第2の圧接部が現像
剤適用手段の支持軸の該一端部の外周面に圧接される、
ことが好ましい。装着部の該一方の装着上面に形成され
た該凹部の底面は、該装着上面及び保持部の載置上面よ
りも低い位置に位置付けられ、端子板部材の第1の圧接
部の先端には爪部が下方に延び出すよう折り曲げ形成さ
れ、第1の圧接部の折り曲げ部が上シール体の支持板部
材の該一端部の下面に圧接された状態で、第1の圧接部
は下方に向かって弾性変形させられて第1の圧接部の爪
部の先端部は該凹部内に挿入されて位置付けられる、こ
とが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に従って構成された
画像形成機の現像装置の好適実施形態を添付図面を参照
して説明する。
【0009】図1には、画像形成ユニット100の構成
が概略的に示されている。画像形成ユニット100は、
現像装置2、感光体ドラム4、クリーニング装置6、帯
電器8等を備え、図示しない静電複写機に離脱自在に装
着される。画像形成ユニット100が静電複写機に装着
された状態で、感光体ドラム4は、図示しない駆動手段
により図1において時計方向に回転駆動され、そして帯
電器8により均一に帯電された感光体ドラム4の周表面
に、それ自体は周知の適宜の方式によって画像が露光さ
れて静電潜像が形成される。この静電潜像は現像域にお
いて現像装置2によりトナー像に現像される。このトナ
ー像は、転写域において普通紙等のシート部材に転写さ
れた後に図示しない定着装置により定着されて画像の複
写物が得られる。感光体ドラム4の周表面の残留トナー
は、クリーニング域においてクリーニング装置6のクリ
ーニングブレード6aにより掻き落とされ、トナー回収
スパイラル部材6bにより図示しないトナー回収容器に
排出されて回収される。
【0010】図1及び図2を参照して、現像装置2は現
像ハウジング10を備えている。例えばABS等の適宜
の合成樹脂から一体に成形することができる現像ハウジ
ング10は、底壁12と、底壁12の長手方向前側縁か
ら上方に延びる前側壁14と、底壁12の長手方向後側
縁から上方に延びる後側壁16と、底壁12の幅方向前
端から上方に延びて前側壁14及び後側壁16の前端に
接続されている前端壁17と、底壁12の幅方向後端か
ら上方に延びて前側壁14及び後側壁16の後端に接続
されている後端壁18とを含んでいる。前側壁14は側
壁の一方を規定し、後側壁16は側壁の他方を規定す
る。なお、本明細書において、現像ハウジング10の長
手方向とは、図1において紙面の表裏方向を示し、長手
方向の前側ないし前方とは、図1において紙面の表側な
いし表に向かう方向を示し、長手方向の後側ないし後方
とは、図1において紙面の裏側ないし裏に向かう方向を
示すものとする。また、現像ハウジング10の幅方向と
は、図1において左右方向を示し、幅方向の前側ないし
前方とは、図1において左側ないし左に向かう方向を示
し、幅方向の後側ないし後方とは、図1において右側な
いし右に向かう方向を示すものとする。他の図において
もこれに準ずるものとする。
【0011】現像ハウジング6の底壁12には、底壁1
2から上方に延び出しかつ所定の高さで長手方向に延び
る隔壁19が一体に形成されている。隔壁19の長手方
向の前端と前側壁14との間及び隔壁19の長手方向の
後端と後側壁16との間には、それぞれ現像剤移送開口
を規定する所定の間隔が形成されている。現像ハウジン
グ10の幅方向最前部には現像剤適用手段20が配設さ
れている。現像剤適用手段20は実質上水平に長手方向
に延在する円筒状スリーブ部材22とこのスリーブ部材
22内に配設された静止永久磁石部材24とから構成さ
れている。スリーブ部材22はアルミニウム等の非磁性
材によって構成されて回転自在であり、静止永久磁石部
材24は所定角度位置に固定されている。スリーブ部材
22には導体である金属製の回転支持軸22aが固定さ
れている。回転支持軸22aは後側壁16に図示しない
軸受を介して回転自在に支持され、図示しない駆動手段
によって図1において反時計方向に回転駆動させられ
る。静止永久磁石部材24は導体である金属製の固定支
持軸24aに固定されており、固定支持軸24aは軸受
24bを介して前側壁14に支持されている。固定支持
軸24aの一端部は前側壁14から外側に延び出すよう
形成されている。スリーブ部材22内の軸方向の一端部
(前側壁14側の一端部)には図示しない一端壁が配設
され、スリーブ部材22の一端部は該一端壁を介して固
定支持軸24aに回転自在に支持されている。スリーブ
部材22内の軸方向の他端部(後側壁16側の他端部)
には図示しない他端壁が配設され、上記固定支持軸24
aの他端部は該他端壁に相対回転自在に支持されてい
る。上記回転支持軸22a及び固定支持軸24aは現像
剤適用手段20の支持軸を構成する。なお、現像ハウジ
ング10の前側壁14と後側壁16との間には、スリー
ブ部材22の周表面に近接して平行に穂切板26が配設
されている。この穂切板26は、スリーブ部材22の周
表面に保持されて上記現像域に搬送される現像剤の量を
規制する。
【0012】現像剤適用手段20の後方に現像剤攪拌搬
送機構が配設されている。現像剤攪拌搬送機構は、それ
ぞれ回転軸と螺旋羽根とからなる攪拌搬送部材30及び
32、回転軸と複数の板羽根とを含む攪拌搬送部材34
とを備えている。攪拌搬送部材30及び32は、現像ハ
ウジング10の隔壁19を挟んで上記幅方向両側に配置
され、それぞれ底壁12に沿って長手方向に延在するよ
う前側壁14と後側壁16との間に回転自在に支持され
ている。攪拌搬送部材30は、図示しない駆動手段によ
り図1において反時計方向に回転駆動させられ、現像剤
を攪拌しつつ長手方向の前側から後側に向けて搬送す
る。攪拌搬送部材32は、図示しない駆動手段により図
1において時計方向に回転駆動させられ、現像剤を攪拌
しつつ長手方向の後側から前側に向けて搬送する。した
がって現像剤は、隔壁19を挟んだ両側、及び、隔壁1
9の長手方向両端とこれらに対応する前側壁14及び後
側壁16との間に形成されている現像剤移送開口、の間
を撹拌されながら循環搬送させられる。現像剤に含まれ
るトナーは摩擦帯電させられる。
【0013】攪拌搬送部材34は、攪拌搬送部材32と
現像剤適用手段20との間において、底壁12に沿って
長手方向に延在するよう前側壁14と後側壁16との間
に回転自在に支持されている。攪拌搬送部材34におい
て、回転軸の軸方向の中央部領域には周方向に間隔をお
いて半径方向外方に延びる複数の板羽根が形成され、回
転軸の両端部領域には螺旋羽根が形成され、該中央部領
域と該両端部領域との間の中間領域には半径方向外方に
延びる1枚の板羽根が形成されている。該中央部領域は
スリーブ部材22及び感光体ドラム4における画像形成
領域に対応する。このように構成された攪拌搬送部材3
4は、図示しない駆動手段により図1において反時計方
向に回転駆動させられる。攪拌搬送部材34の中央部領
域に配置された複数の板羽根は、スリーブ部材22の、
感光体ドラム4に対向する位置よりも回転方向下流側に
存在する現像剤を攪拌搬送部材32側に搬送すると共
に、攪拌搬送部材32側の現像剤を、スリーブ部材22
の、穂切板26に対向する位置よりも回転方向上流側に
搬送する。また拌搬送部材34の両端部領域に配置され
た螺旋羽根は、撹拌搬送部材34の両端部領域に存在す
る現像剤を軸方向内側に向けて移動させ、中間領域の各
々に配置された板羽根は、螺旋羽根によって移動させら
れた現像剤を攪拌搬送部材34に戻すように作用する。
【0014】現像装置2の現像ハウジング10における
前側壁14及び後側壁16の、上記幅方向における前端
部14A及び16Aは、相互に接近する方向に延び出す
と共に、上記幅方向後方における上端面から上方に延び
出すよう構成されている。前側壁14及び後側壁16
の、上記幅方向における前端部14A及び16Aの上記
幅方向後端は、前側壁14及び後側壁16の上端面から
直立した直立壁をなすよう形成されている。なお、上記
穂切板26は、前側壁14及び後側壁16の前端部14
A及び16A間に延在するよう配設されている。また、
前側壁14及び後側壁16の上端面であって、前端部1
4A及び16Aの後端に形成された直立壁よりも後方の
領域と、後端壁18の上端面とにより形成される、現像
ハウジング10の上端開口部には、現像剤収納容器36
が該開口部を覆うよう装着されている。現像剤収納容器
36にはスタート現像剤が収納される。現像剤収納容器
36は、下端に現像剤排出口を有する容器本体と、該排
出口の周縁から外方に延び出す環状のフランジと、容器
本体の下面に剥離可能に装着されて該排出口を閉塞する
シールフィルム部材とを備えている。シールフィルム部
材は、容器本体の長手方向の前側から後側に渡って下面
に剥離可能に装着されたシール部と、シール部と連続し
該後側で反転して該前側に達する反転重合部と、反転重
合部と連続して形成された引き剥がし用把持部とから構
成されている。画像形成機を最初に使用する前に、この
把持部を、容器本体の下面に対し、シール部の引き剥が
し方向である長手方向前方に引くと、反転重合部がシー
ル部に対して相対的に該前方に引っ張られて、シールフ
ィルム部材はそのシール部が剥離されて該排出口が開か
れる。容器本体内に収容された現像剤は、該排出口及び
現像ハウジング10の上端開口部を通して現像ハウジン
グ10内に落下させられる。図1は、現像剤収納容器3
6の容器本体内の現像剤が全て現像ハウジング10内に
排出され、現像に使用されている状態を示している。
【0015】図1〜図3を参照して、現像ハウジング1
0における前側壁14及び後側壁16の前端部であっ
て、現像剤適用手段20の支持軸(22a、24a)よ
りも若干、現像ハウジング10の幅方向後方寄りの前端
部における上端部には、後述する上シール体50のため
の前装着部40及び後装着部41が配設されている。前
装着部40は装着部の一方を規定し、後装着部41は装
着部の他方を規定する。図8に明確に示されているよう
に、上シール体50は、支持板部材51と、支持板部材
51の幅方向先端部に該先端部に沿って延在するよう配
設されたシート状の上シール部材52とを備えている。
例えば、ステンレス鋼板等の適宜の導体である金属板か
ら形成することができる支持板部材51は、所定の幅で
直線状に延在するフラットな本体部53と、本体部53
の幅方向前端から斜め下方に延び出す傾斜部54と、本
体部53の幅方向後端から下方に直角に延び出す垂下部
55とを備えている。本体部53の長手方向前端部(一
端部)には、本体部53の幅方向に間隔をおいて位置決
め孔56と取付孔57が形成され、また長手方向後端
(他端)には、本体部53よりも幅の狭い差込み部58
が該後端から後方に延び出すよう形成されている。上シ
ール部材52は、例えばポリエチレンテレフタレート等
の可撓性を有する適宜の合成樹脂からなるシート部材か
ら形成することができ、傾斜部54に適宜の接着剤によ
り貼着されている。
【0016】前装着部40には平坦な装着上面42が形
成され、装着上面42には、装着上面42から上方に突
出する位置決めピン部43と、ねじ孔44とが形成され
ている。位置決めピン部43とねじ孔44とは、現像ハ
ウジング10の幅方向に間隔をおいて配置されている。
後装着部41には差込み隙間部45が形成されている。
差込み隙間部45は、平坦面46と、平坦面46の、上
記長手方向後方に隣接して、現像ハウジング10の幅方
向に延在するよう配設されたブリッジ部47とから形成
されている。ブリッジ部47の下面は、平坦面46の上
方に所定の間隔をおいて平行に延在する平面上に位置付
けられている。該所定の間隔は、上シール体50の差込
み部58が離脱自在に差し込まれる間隔(隙間)に設定
されている。
【0017】現像装置2には、上シール体50に現像バ
イアス電圧を印加するための導電手段である端子板部材
70(後述する)が装着されるが、この端子板部材70
は、前側壁14の前端部14Aに形成された保持部60
に離脱自在に保持される。端子板部材70のための保持
部60は、前側壁14の前端部14Aにおける上端部で
あって前装着部40の、現像ハウジング10の長手方向
外側に隣接して設けられている。保持部60は、平坦な
載置上面61と、上記前装着部40側から、現像ハウジ
ング10の長手方向外側に向かって延び出している張出
部62とを備えている。保持部60の載置上面61は、
前装着部40の装着上面42よりも若干低い位置に位置
付けられている。この高さの差は、少なくとも後述する
端子板部材70の板厚以上に規定される。前装着部40
の装着上面42には凹部42aが形成されている。凹部
42aは平面から見てほぼ矩形状をなし、凹部42a
の、現像ハウジング10の長手方向の後端部は、位置決
めピン部43とねじ孔44との間の中間位置に配置され
ている。保持部60の載置上面61の一部は、凹部42
aの側縁(現像ハウジング10の長手方向の前方側の側
縁)まで延在するよう形成されている。凹部42aの底
面は、保持部60の載置上面61よりも低い位置に存在
するよう形成されている。載置上面61の、現像ハウジ
ング10の幅方向における後端縁には直立壁61aが、
現像ハウジング10の長手方向に延在するよう形成され
ている。直立壁61aの、現像ハウジング10の長手方
向後端は、前装着部40の装着上面42の、該長手方向
前端に位置付けられている。直立壁61aの延長上に
は、凹部42aの、現像ハウジング10の幅方向におけ
る後端縁が存在するよう配置されている。載置上面61
の、現像ハウジング10の長手方向前方端部には、直立
壁61aから現像ハウジング10の幅方向前方に延び出
す突起部61bが形成されている。突起部61bは載置
上面61から上方に所定の高さまで延び出すよう形成さ
れている。
【0018】平面から見てほぼ矩形状をなす張出部62
は、直立壁61aに対し、現像ハウジング10の幅方向
の前方に間隔をおいて位置付けられている。張出部62
の、現像ハウジング10の長手方向後端は、前装着部4
0の装着上面42の、該長手方向前端に位置付けられて
いる。張出部62の下面は、載置上面61の上方に所定
の間隔をおいて平行に延在する平面上に位置付けられる
よう形成されている。該所定の間隔は、少なくとも後述
する端子板部材70の板厚以上に規定される。張出部6
2の中央部にはほぼ矩形状をなす係止孔62aが形成さ
れている。載置上面61の、現像ハウジング10の幅方
向における前端は、張出部62の、該幅方向の前端から
若干、該幅方向の前方に突出した位置に存在する。上記
現像剤適用手段20の固定支持軸24aは、上記載置上
面61よりも低い位置であって、上記載置上面61の、
現像ハウジング10の幅方向における前端よりも若干、
該幅方向の前方寄りの位置に配置されている。
【0019】図3、図11及び図12を参照して、例え
ば、ステンレス鋼板等の適宜の導体である金属板から形
成することができる端子板部材70は、細長く直線状に
延在する平坦な本体部71を備えている。本体部71に
は、第1の圧接部72が、その長手方向一端部における
一側縁から本体部71の幅方向に(側外方に)かつ本体
部71の上面に対して斜め上方に直線状に延び出すよう
折り曲げ形成されている。第1の圧接部72はほぼ一定
の幅を有している。第1の圧接部72の先端には、爪部
73が下方に延び出すよう折り曲げ形成されている。爪
部73は、先に述べた前装着部40の装着上面42に形
成された凹部42aに離脱自在に嵌合しうる形状及び大
きさを有している。本体部71の長手方向一端部には、
本体部71の他側縁から、本体部71の上面に対しほぼ
直角に一定の高さまで上方に延び出す把持部74が形成
されている。本体部71にはまた、第2の圧接部75
が、本体部71の長手方向他端から本体部71の上面に
対し所定の角度をもって下方に延び出すよう折り曲げ形
成されている。実施形態において、第2の圧接部75
は、本体部71の上面に対し鈍角をなすよう、該所定の
角度が規定されている。第2の圧接部75は全体として
細長い帯形状をなすよう形成されている。本体部71の
長手方向中間部には、被係止部76が、本体部71の他
側部から側外方に斜め上方に延び出すよう折り曲げ形成
されている。被係止部76はほぼ矩形状をなし、先に述
べた保持部60の張出部62に形成された係止孔62a
に離脱自在に嵌合しうる形状及び大きさを有している。
上記のように構成された端子板部材70は、本体部7
1、第1の圧接部72、第2の圧接部75及び被係止部
76が、それぞれ所要の弾性変形をしうるよう、その板
厚が規定されている。
【0020】図4〜図7を参照して、上記したとおりに
構成された端子板部材70は、本体部71及び第2の圧
接部75の各々を長手方向に適宜に湾曲(弾性変形)さ
せながら、本体部71の長手方向中間部を保持部60に
おける張出部62と載置上面61との間に差し込むこと
により本体部71が載置上面61に載置される。端子板
部材70の被係止部76は、弾性変形させられながら張
出部62の係止孔62aに嵌合させられる。被係止部7
6が係止孔62aに嵌合されると、元の傾斜した状態に
復元させられて係止孔62aに係止される。これにより
端子板部材70の、保持部60からの抜け出しが防止さ
れる(現像ハウジング10の幅方向両側への移動も規制
される)。また端子板部材70の上方への移動は張出部
62によって規制される。端子板部材70の第1の圧接
部72の先端部は、前装着部40の凹部42aの上方に
整合して位置付けられる。第1の圧接部72の先端部に
おける上端面(第1の圧接部72と爪部73との折曲角
部の上端面)は、前装着部40の装着上面42から上方
に所定の高さだけ突出するよう位置付けられる。爪部7
3は凹部42aの底面の上方に間隔をおいて位置付けら
れる。端子板部材70の把持部74は、保持部60の突
起部61bを乗り越えて、突起部61bの、現像ハウジ
ング10の長手方向後側に近接して位置付けられる。突
起部61bは、把持部61bの、該長手方向外側への移
動(抜け方向への移動)を規制する。端子板部材70の
本体部71の長手方向の一端は保持部60の直立壁61
aに近接して位置付けられる。これにより、端子板部材
70の、現像ハウジング10の幅方向後方への移動が規
制される。端子板部材70の第2の圧接部75の、現像
ハウジング2の幅方向における前方側の面は、現像剤適
用手段20の静止永久磁石部材24における固定支持軸
24aの一端部の外周面に圧接される。端子板部材70
の長手方向の一端は、保持部60の直立壁61aに沿っ
て位置付けられる。以上のとおりにして、端子板部材7
0は、保持部60の載置上面61に保持される。
【0021】上記説明から容易に理解されるように、端
子板部材70の、保持部60の載置上面61への装着
は、把持部74を指で持って本体部71及び第2の圧接
部75をそれぞれ長手方向に適宜に湾曲させながら、本
体部71の長手方向中間部を保持部60における張出部
62と載置上面61との間に差し込むだけの簡単な装着
操作により行われ、しかも端子板部材70は保持部60
の所定の位置に十分確実に保持されると共に、その一部
である第2の圧接部75の表面が、現像剤適用手段20
の静止永久磁石部材24における固定支持軸24aの一
端部の外周面に圧接される(電気的に接続される)の
で、優れた組付作業性が確保される。端子板部材70の
第2の圧接部75の表面と固定支持軸24aの一端部の
外周面との間の圧接力は、第2の圧接部75と固定支持
軸24aの一端部の外周面との間の距離に応じて、第2
の圧接部75の、本体部71に対する折曲角度を適宜に
設定することにより、所望するとおりの適切な圧接力と
することは容易に可能であり、十分良好な接触圧が確保
される。またビス止めの作業も不要であり、ビスも不要
であるので、組付作業性が向上されると共に部品点数が
低減され、コストダウンが達成される。端子板部材70
の第1の圧接部72と上シール体50の支持板部材51
の本体部53との圧接は、後述するとおりにして上シー
ル体50が前装着部40と後装着部41との間に装着さ
れることにより自動的に行われることが可能となるの
で、組付作業性は従来に比べて大幅に向上される。また
従来のように電気コードを使用することなく、それに代
えて端子板部材70を使用することに起因して、安全規
格をクリアするための対応策を施すことなく安全性を十
分に確保することを可能にする。その結果、従来よりも
少ない部品点数で導電手段である端子板部材70を構成
しかつ端子板部材70を従来よりも低コストで装着する
ことを可能にするものである。
【0022】上記のとおりにして、端子板部材70が保
持部60の所定の位置に保持された後に、先に述べた上
シール体50が前装着部40と後装着部41との間に装
着される。図4及び図8を参照して更に具体的に説明す
ると、上シール体50は、支持板部材51の本体部53
の他端に形成された差込み部58が後装着部41の差込
み隙間部45に離脱自在に差し込まれ、本体部53の一
端部における位置決め孔56が前装着部40の位置決め
ピン部43に嵌合されかつ取付孔57がねじ孔44に整
合して位置付けられた状態で、ビス59をねじ孔44に
締結することにより、両装着部40及び41間に離脱自
在に装着される(図4〜図7及び図9参照)。先に述べ
たように、端子板部材70の第1の圧接部72の先端部
における上端面(第1の圧接部72と爪部73との折曲
角部の上端面)は、前装着部40の装着上面42から上
方に若干突出するよう位置付けられているので、上シー
ル体50の支持板部材51の本体部53における一端部
が前装着部40の装着上面42に密着して締結される
と、端子板部材70の第1の圧接部72の上記先端部は
凹部62aの底部に向かって下方に押圧されて弾性変形
させられる。その結果、端子板部材70の第1の圧接部
72の上記先端部における上端面は、上シール体50の
支持板部材51の本体部53における一端部の下面に、
所望するとおりの適切な接触圧をもって圧接されるの
で、十分良好な接触圧が確保される。この接触圧は、端
子板部材70の第1の圧接部72の、本体部71の上面
に対する傾斜角度を適宜に設定することにより、所望す
るとおりの適切な値とすることは容易に可能である。
【0023】上記説明から容易に理解されるように、上
シール体50の前装着部40及び後装着部41への装着
は、支持板部材51の本体部53の他端に形成された差
込み部58を後装着部41の差込み隙間部45に離脱自
在に差し込み、本体部53の一端部における位置決め孔
56を前装着部40の位置決めピン部43に嵌合しかつ
取付孔57をねじ孔44に整合して位置付けた後、ビス
59をねじ孔44に締結することにより行なわれるの
で、装着作業はきわめて容易であり、しかも、上シール
体50は、両装着部40及び41間にしっかりと装着さ
れる。上シール体50の装着及び上記端子板部材70の
装着に使用されるビスは1個のビス59だけであり、し
たがって部品点数は従来よりも低減され、コストダウン
が達成される。また、上シール体50を両装着部40及
び41間に装着するだけの作業で上シール体50と端子
板部材70との電気的接続が自動的に行われ、従来にお
けるような共締めも不要となるので、作業性が著しく向
上される。
【0024】図8及び図9を参照して、現像ハウジング
10の前側壁14及び後側壁16の外側には、それぞれ
側板80及び82が装着されている。感光体ドラム4
は、側板80及び82に軸受部材を介して回転自在に支
持されている。感光体ドラム4は、軸方向の両端部の非
画像形成領域を除く中央部の画像形成領域が、現像剤適
用手段20のスリーブ部材22の周表面に対して所定の
隙間をおいて位置付けられる。なお、現像ハウジング1
0の前側壁14及び後側壁16の最前端部における上端
には円弧形状面が形成され、円弧形状面の各々には感光
体ドラム4の両端部における周表面が圧接されるサイド
シール部材が配設されている(図示せず)。また、上記
クリーニング装置6及び帯電器8は側板80及び82間
に配設されている(図8及び図9において、帯電器8は
図示が省略されている)。上記現像剤適用手段20の固
定支持軸24aを所定角度位置に固定する手段は、側板
80と固定支持軸24aとの間に配設されている(図示
せず)。固定支持軸24aと電源とは適宜の導電手段を
介して連結され、現像剤適用手段20及び上シール体5
0に現像バイアス電圧が印加されるよう構成される。
【0025】上記現像装置2を含む画像形成ユニット1
00は図示しない複写機に離脱自在に装着されて使用さ
れる。なお、現像装置2による現像作用を含む、複写機
による複写作用それ自体は周知の作用を利用することで
よく、またそれ自体は本発明の特徴をなすものではない
ので、説明は省略する。
【0026】以上、本発明による画像形成機の現像装置
を実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態
に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱するこ
となく種々の変形あるいは修正が可能である。例えば、
図示の実施形態においては、磁性キャリアとトナーとか
らなる現像剤が使用されているが、磁性トナーのみから
なる現像剤が使用される他の実施形態、あるいは非磁性
トナーのみからなる現像剤が使用される更に他の実施形
態も成立する。図示の実施形態においてはまた、端子板
部材70が保持部60に保持されかつ上シール体50が
両装着部40及び41間に装着された状態で、端子板部
材70の一部は上シール体50の支持板部材51の一端
部の下面に圧接され、端子板部材70の他の一部は現像
剤適用手段20の支持軸24aの一端部の外周面に圧接
されるよう位置付けられる、よう構成されているが、端
子板部材70の一部が上シール体50の支持板部材51
の一端部の下面に圧接されることなく、他の部分に圧接
される他の実施形態もある。以下、図5を参照して該他
の実施形態について簡単に説明する。他の実施形態の第
1としては、端子板部材70の一部が、上シール体50
の支持板部材51における本体部53の一端部の上面に
圧接される構成を挙げることができる。この実施形態の
場合、端子板部材70の第1の圧接部72の爪部73の
下端が該本体部53の一端部の上面に圧接されることが
好ましい。したがって他の実施形態の第1においては、
端子板部材70は、上シール体50が両装着部40及び
41に装着された後に(少なくとも位置決めされた後
に)、保持部60に装着されることになる。他の実施形
態の第2としては、端子板部材70の第1の圧接部72
の先端に爪部73を形成することなく、第1の圧接部7
2をフラットな形状とし、他方、上シール体50の該本
体部53に、該本体部53の長手方向前端から該長手方
向後方に向かって延びる切り込みを形成し、第1の圧接
部72の先端部を該切り込みに差し込んで圧接させる構
成を挙げることができる。そして他の実施形態の第3と
しては、端子板部材70の第1の圧接部72の先端に爪
部73を形成することなく、第1の圧接部72をフラッ
トな形状とし、この第1の圧接部72に、第1の圧接部
72の先端から基端に向かって延びる切り込みを形成
し、第1の圧接部72の切り込みを上シール体50の該
本体部53の長手方向前端に差し込んで圧接させる構成
を挙げることができる。上記した他の実施形態の第2及
び第3においては、端子板部材70は、上シール体50
が両装着部40及び41に装着された後に(少なくとも
位置決めされた後に)、該差込操作を遂行しながら保持
部60に装着されることになる。
【0027】
【発明の効果】本発明による画像形成機の現像装置によ
れば、上シール体に現像バイアス電圧を印加するための
導電手段の組付作業性を従来よりも大幅に向上させるこ
とを可能にする。また、導電手段に安全規格をクリアす
るための対応策を施すことなく安全性を十分に確保する
ことを可能にし、その結果、従来よりも少ない部品点数
で導電手段を構成しかつ導電手段を従来よりも低コスト
で装着することを可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成された現像装置の実施形態
を備えた画像形成ユニットを示す横断面概略図。
【図2】図1に示す画像形成ユニットに備えられた現像
装置の幅方向前端部であって長手方向両端部における要
部を部分的に示す斜視図。
【図3】図2に示す現像装置の前側壁側の要部を部分的
に示す斜視図。
【図4】図2に示す現像装置の後側壁側の要部を部分的
に示す斜視図であって上シール体及び側板が装着された
状態を示す斜視図。
【図5】図3に示す現像装置の一部を上方から見た斜視
図であって上シール体が装着された状態を示す斜視図
(ただしビスは省略されている)。
【図6】図5に示す現像装置の上面図。
【図7】図6に示す現像装置を図6において下方から見
た側面図。
【図8】図1に示す画像形成ユニットの詳細な斜視図で
あって、その一部を省略しかつ分解して示す斜視図。
【図9】図8に示す画像形成ユニットにおいて、上シー
ル体を装着した状態を示す斜視図。
【図10】本発明による現像装置に備えられる端子板部
材の実施形態を示す斜視図。
【図11】図10に示す端子板部材を図10において矢
印A方向から見た側面図。
【符号の説明】
2 現像装置 4 感光体ドラム 10 現像ハウジング 14 前側壁 14A 前端部 16 後側壁 16A 前端部 20 現像剤適用手段 22 円筒状スリーブ 22a 回転支持軸 24a 固定支持軸 40 前装着部 41 後装着部 42 装着上面 42a 凹部 43 位置決めピン部 44 ねじ孔 45 差込み隙間部 50 上シール体 51 支持板部材 52 上シール部材 56 位置決め孔 57 取付孔 60 保持部 61 載置上面 62 張出部 62a 係止孔 70 端子板部材 71 本体部 72 第1の圧接部 73 爪部 75 第2の圧接部 76 被係止部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 穂園 智英 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 京セ ラミタ株式会社内 (72)発明者 又吉 晃 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 京セ ラミタ株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/08 G03G 15/06 H01R 39/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側壁を備えた現像ハウジングと、両側
    壁の前端部間に金属製支持軸を介して支持されて感光体
    ドラムの周表面に現像剤を適用するための現像剤適用手
    段と、金属製支持板部材及び感光体ドラムの周表面に当
    接されるシート状上シール部材を含む上シール体とを備
    え、両側壁の前端部における上端部には、上シール体の
    装着部が配設され、上シール体は、支持板部材の一端部
    が装着部の一方に装着され、他端部が装着部の他方に装
    着されることにより両装着部間に装着され、上シール体
    に現像バイアス電圧を印加するための導電手段が配設さ
    れている画像形成機の現像装置において、 導電手段は保持部に保持された金属製端子板部材からな
    り、保持部は、側壁の一方の前端部における上端部であ
    って装着部の該一方の、該ハウジングの長手方向外側に
    隣接して設けられ、現像剤適用手段の支持軸の一端部は
    側壁の一方から外側に延び出すよう形成され、端子板部
    材が保持部に保持されかつ上シール体が両装着部間に装
    着された状態で、端子板部材の一部は上シール体の支持
    板部材の該一端部に圧接され、端子板部材の他の一部は
    現像剤適用手段の支持軸の該一端部の外周面に圧接され
    るよう位置付けられる、ことを特徴とする画像形成機の
    現像装置。
  2. 【請求項2】 装着部の該一方には平坦な装着上面が形
    成され、該装着上面には、該上面から上方に突出する位
    置決めピン部とねじ孔とが形成され、装着部の該他方に
    は差込み隙間部が形成され、 上シール体の支持板部材は、所定の幅で直線状に延在す
    るフラットな本体部を備え、本体部の一端部には位置決
    め孔と取付孔とが形成され、 上シール体は、本体部の他端部が装着部の該一方の差込
    み隙間部に差し込まれ、本体部の一端部における位置決
    め孔が装着部の該一方の位置決めピン部に嵌合されかつ
    取付孔がねじ孔に整合して位置付けられた状態で、ビス
    をねじ孔に締結することにより、両装着部間に離脱自在
    に装着される、請求項1記載の画像形成機の現像装置。
  3. 【請求項3】 保持部は、平坦な載置上面と、装着部の
    該一方側から該ハウジングの長手方向外側に向かって延
    び出している張出部とを備え、保持部の載置上面は装着
    部の該一方の装着上面よりも低い位置に位置付けられ、
    装着部の該一方の装着上面には凹部が形成され、保持部
    の載置上面の一部は該凹部まで延在するよう形成され、
    張出部の下面は載置上面の上方に所定の間隔をおいて平
    行に延在する平面上に位置付けられ、張出部には係止孔
    が形成され、 端子板部材は、細長く延在する平坦な本体部と、本体部
    の長手方向一端部における一側縁から側外方に斜め上方
    に延び出すよう形成された第1の圧接部と、本体部の長
    手方向他端から本体部に対し所定の角度をもって下方に
    延び出すよう形成された第2の圧接部と、本体部の長手
    方向中間部における他側部から側外方に斜め上方に延び
    出すよう形成された被係止部とを備えると共に、本体部
    の該中間部を、張出部と載置上面との間に差し込むこと
    により本体部が載置上面に載置され、被係止部が張出部
    の係止孔に係止され、第1の圧接部が、装着部の該一方
    の装着部の該凹部上に整合して位置付けられると共に上
    シール体の支持板部材の該一端部の下面に圧接され、そ
    して第2の圧接部が現像剤適用手段の支持軸の該一端部
    の外周面に圧接される、請求項2記載の画像形成機の現
    像装置。
  4. 【請求項4】 装着部の該一方の装着上面に形成された
    該凹部の底面は、該装着上面及び保持部の載置上面より
    も低い位置に位置付けられ、端子板部材の第1の圧接部
    の先端には爪部が下方に延び出すよう折り曲げ形成さ
    れ、第1の圧接部の折り曲げ部が上シール体の支持板部
    材の該一端部の下面に圧接された状態で、第1の圧接部
    は下方に向かって弾性変形させられて第1の圧接部の爪
    部の先端部は該凹部内に挿入されて位置付けられる、請
    求項3記載の画像形成機の現像装置。
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