JP3448528B2 - 鉄筋加工仕様作成装置 - Google Patents

鉄筋加工仕様作成装置

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JP3448528B2 JP30252399A JP30252399A JP3448528B2 JP 3448528 B2 JP3448528 B2 JP 3448528B2 JP 30252399 A JP30252399 A JP 30252399A JP 30252399 A JP30252399 A JP 30252399A JP 3448528 B2 JP3448528 B2 JP 3448528B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄筋建造物を構築
する際に用いる鉄筋の切断・屈曲・伸長仕様を作成する
為の鉄筋加工仕様作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の鉄筋加工仕様は、各々一本の鉄筋
を対象として躯体に対する位置関係とは無関係に与えら
れていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】その結果、予めコンピ
ュータシステムに躯体構成要素の配置データや配筋リス
トデータを保持しながらも、各躯体構成要素における鉄
筋の加工仕様を、手作業で一つ一つ拾い出さなければな
らないという煩雑さがあった。
【0004】本発明は、上記実情に鑑みて成されたもの
であって、コンピュータシステムに予め登録された躯体
構成要素の配置データや配筋リストデータに基づき当該
躯体に用いられる鉄筋の加工仕様を自動的に導き出し得
る鉄筋加工仕様作成装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に成された本発明による鉄筋加工仕様作成装置は、各躯
体構成要素内に配設される鉄筋の通過基準点を、予め登
録した各躯体構成要素の配置データ及び配筋リストデー
タに基づく三次元座標を以て設定し、各鉄筋の加工仕様
を、隣接する通過基準点の三次元座標から算出される線
分の長さと、当該鉄筋が含む線分から選択した基軸と他
の線分との相対角度又は隣接する通過基準点間の差分座
標によって表したもので、前記線分の長さと相対角度に
よって表した場合にあっては、当該相対角度を前記基軸
を含んだ基面に対する水平角及び垂直角を以て出力する
加工仕様作成手段を具備したことを特徴とする。
【0006】前記鉄筋の通過基準点とは、例えば、各鉄
筋の端点や屈曲点など、当該鉄筋の位置及び形状を示す
際の指標となり得る部分を指す。配置データとは、躯体
構成要素の仕様及び配置座標並びに通芯に対する偏芯量
など、配置する部材及び場所を特定する為に必要なデー
タであり、配筋リストデータとは、躯体構成要素の仕様
に応じて設定された配筋状況を納めたデータである。こ
れらに基づく三次元座標とは、躯体が置かれる基準面
(例えば水平面)をX軸及びY軸を含む平面と設定し、
当該基準面と直交するZ軸を加えた三次元座標系で示さ
れた座標を、前記配置データが示す配置状況及び配筋リ
ストデータが示す配筋態様から算出した位置座標であ
る。
【0007】又、加工仕様とは何mmの線分に続いて何
処方向へ何度で屈曲させるといった加工の仕方を少なく
とも数値的に示したものである。線分とは、前記隣接す
る通過基準点間において鉄筋が直線的である場合は、当
該直線部を指し、隣接する通過基準点間において鉄筋が
湾曲している場合は、当該湾曲部の両端点を結ぶ仮想直
線を指す。基面は、前記加工仕様を表す際に最も都合が
良いと選択された面である。具体的には、各鉄筋が含む
二つの線分と平行な平面を以て基面とするのが、折り曲
げ作業を少しでも省略できる点で効率的であるが、基面
を構成するものとして選択される線分によって加工時に
おける作業性も異なり、各鉄筋が含む線分のうちで最も
長い線分と2番目に長い線分を含む平面を以て基面とす
ることが便利な場合が多く、同様の見方からすれば、各
鉄筋が含む線分のうちで最も長い線分を基軸とするのが
便利な場合も多い。隣接する通過基準点間の差分座標と
は、前記隣接する通過基準点間の三次元座標の差分を絶
対値で示したものであり、この場合も、前記相対角度で
示す場合と同様の基準を持って三次元座標系の基面を設
定することが有効となる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明による加工仕様作成
装置の実施の形態を図面に基づき説明する。本発明によ
る加工仕様作成装置7は、図1の如くいわゆるパーソナ
ルコンピュータ等と、当該パーソナルコンピュータ等へ
各種インターフェースを介して接続される入出力装置と
から構成された躯体積算関連システムの一部を担い、通
常は、通芯、平面図、階名・階高、並びに躯体構成要素
リスト及びそれらの各仕様をはじめとする躯体仕様を入
力する為の図面編集装置8や、躯体に用いた鉄筋、コン
クリート等の積算を行う為の躯体積算装置9などと共に
構築されるものである。前記パーソナルコンピュータ等
は、周知の如く、CPU、メモリー、及び記憶装置を備
えた一種のコンピュータシステムであり、内部記憶装置
にインストールされたプログラム、或いは外部記憶装置
に記録されたプログラムが起動することによって当該加
工仕様作成装置7の加工仕様作成手段6が起動すること
となる。
【0009】上記図面編集装置8によってパーソナルコ
ンピュータへ前記躯体仕様が既に入力されていることを
前提として、加工仕様作成手段6を起動すれば、先ず、
寸法決定手段10により各躯体構成要素の寸法が決定さ
れる。寸法の決定は、表1及び表2に記載の如く、連続
基礎、柱及び梁の断面寸法、並びに連続基礎、スラブ及
び壁の厚さにあっては、平面図を入力する際に、その仕
様が明示された設計図書の図面・数値内容を登録する入
力操作(数値入力やマウス操作等)によって自動設定さ
れた3次元座標(躯体が置かれる基準面(例えば水平
面)をX軸及びY軸を含む平面と設定し、当該基準面と
直交するZ軸を加えた三次元座標系で示された座標。以
下同じ。)から算出される。
【0010】また、連続基礎、柱及び梁の軸方向の寸法
にあっては、当該躯体構成要素とその軸方向に存在する
躯体構成要素との境界、又は当該躯体構成要素の始点と
終点に基づいてその外縁が設定され、当該外縁を特定す
るに必要な3次元座標を算出し、それに躯体構成要素の
傾斜と湾曲を加味して算出される。更に、スラブや壁の
平面寸法にあっては、当該躯体構成要素の周囲に存在す
る躯体構成要素との境界、又は躯体構成要素の端辺に基
づいてその外縁が設定され、当該外縁を特定するに必要
な3次元座標を算出し、それに躯体構成要素の傾斜と湾
曲を加味して算出される。上記算出方法のいずれにあっ
ても、基本的に前記3次元座標で示されるポイント間の
直線距離或いは曲線距離を算出するという形で行われ、
後に、この様にして得られた寸法と予め設定された配筋
リストとを参照することにより、躯体構成要素の加工仕
様が導き出されることとなる。
【0011】
【表1】
【0012】
【表2】
【0013】独立した躯体構成要素の加工仕様は、前記
寸法と予め設定された配筋リストデータのみから導き出
されるが、特別に、柱、梁、連続基礎、スラブ等の連続
して躯体の一部を形作る躯体構成要素にあっては、前記
寸法の決定の他、連続情報取得手段11の稼働により、
平面図に含まれる配置データからそれら躯体構成要素の
連続状態が導き出され、前記配筋リストデータを参照し
つつ加工仕様が導き出される(図3参照)。以下、上下
に連続する柱12の連続状態を導き出す際の例を図2に
基づき説明する。尚、便宜上図面では倒れた状態で表し
てある。
【0014】連続情報取得手段11は、躯体仕様を参照
して、図2(イ)の如く順次選択された柱12の芯線P
が向かう方向に断面13が一部でも重なる柱12を検出
し、前記躯体構成要素リストに含まれる配筋リストデー
タに則って、上下に連続する柱12の内部に配設される
べき鉄筋1を順次連結する(図2(ロ)参照)。特にこ
の例では、柱12を配置する際、その柱12の断面13
を配置するという形で行われるので、連続する柱群の始
端断面13aから終端断面13bに至るまで配置された
柱12の断面13を順次検出していくと言う形で行われ
る。
【0015】この処理は、連結されるべき鉄筋1を内包
する柱12を全て検出するまで行われるが、連結される
べき鉄筋1を内包する柱12がまだ存在するにも関わら
ず途中で当該柱12の芯線Pの方向で続く柱12の断面
13を検出できなくなった場合、即ち、前の柱12の芯
線Pの向かう方向が次の柱12にて変化した場合は、変
化の始点となる断面に続く部分の芯線P、例えば、当該
柱12の上端と下端、上端と中間点、又は下端と中間点
との断面の中心の3次元座標を結ぶ芯線Pが新たな芯線
Pとなり、各芯線Pに対して平行に配設される鉄筋1の
連結点が当該柱12の内部に配設される鉄筋1の通過基
準点2となる。
【0016】次に、座標変換手段14を起動し、各鉄筋
1の通過基準点2の3次元座標を、鉄筋1の線分3を2
つ以上含んだ基面5に対する相対座標に変換する。以
下、図4の如く3次元座標系へ図2に示す柱の鉄筋の中
から一本の鉄筋1aを抜粋し、具体的な変換手順の一例
を示す。
【0017】1) 前記通過基準点2を結ぶ線分3のう
ち最も長い線分(この例ではこれを基軸4とする。)3
を鉄筋1aから検出する。 2) 前記基軸4が当該3次元座標系のX軸と平行とな
るように複数の線分3が連結して成る対象鉄筋1a全体
を移動させ、対象鉄筋1bとして各通過基準点2の座標
を更新する。 3) 前記通過基準点2を結ぶ線分3のうち2番目に長
い線分3aを検出する。 4) 2番目に長い線分3aが当該3次元座標系のXY
平面に対して平行となるようにそのX軸と平行な軸を中
心に前記鉄筋全体を回転させ、対象鉄筋1cとして各通
過基準点2の座標を更新する(この例では、ここで更新
された座標を相対座標とし、前記基軸4、即ち最も長い
線分3と2番目に長い線分3aとで定まる面を基面5と
する。)。
【0018】続いて、角度算出手段15は、この様に変
換されて成る相対座標を用いて、基軸4以外の各線分3
について前記基軸4と他の線分3との相対角度を、前記
基軸4を含んだ基面5に対する水平角α及び垂直角βと
いう形で算出する。算出結果は、仕様出力手段16の起
動により適宜設けられた出力装置へ、例えば、対象鉄筋
1c全体を、図4(ロ)の如くX−Y平面、X−Z平
面、場合によってはY−Z平面へ投影した2次元の図面
を以て表示し、それぞれの図面において各線分3にかか
る水平角α及び垂直角β並びに長さを表記しておけば良
い。尚、上記表示方法を挙げたことによって、必要に応
じて基軸4以外の線分3との相対角度で示すことを妨げ
るものではなく、場合によっては、図7の二点鎖線円内
に示す如く隣接する通過基準点2,2で定まる線分3の
長さと、隣接する通過基準点2,2間の差分座標によっ
て表す場合もある。
【0019】図7の例では、鉄筋の一端からZ軸に沿っ
て550mmの線分3を取り、その終端である通過基準
点2から、Y軸方向(紙面裏方向、以下同じ)へ56m
m、Z軸方向(紙面上方向、以下同じ)へ674mm、
X軸方向(紙面右方向、以下同じ)へ3370mm離れ
た点を指す方向へ屈曲させ、長さ:3440mmの線分
3を取り、更に、当該線分3の終端である通過基準点2
からY軸方向へ57mm、Z軸方向へ689mm、X軸
方向へ2870mm離れた点を指す方向へ屈曲させ、長
さ:2955mmの線分3を取り、最後に、Z軸に沿っ
て695mmの線分3を取るといった加工を行う旨が表
示されている。即ち、この例では、当該鉄筋の始端部と
終端部にあたる550mmの線分3と695mmの線分
3とで、X軸とZ軸による基面17を構成しているもの
である。
【0020】尚、この様な加工仕様作成処理は、図5乃
至図6に示す曲線的な柱を含む処理にも適用出来、その
際も、各鉄筋の加工仕様を、隣接する通過基準点2,2
で定まる線分3の長さと、当該鉄筋1が含む線分3から
選択した基軸4と他の線分3との相対角度又は隣接する
通過基準点2,2間の差分座標により、当該湾曲部18
の曲がり量をも含めて充分明確に示すことができるもの
である。
【0021】
【発明の効果】以上の如く、本発明による加工仕様作成
装置を使用すれば、単数の躯体構成要素に内包される鉄
筋の加工仕様は言うに及ばず、複数の躯体構成要素に亘
って連続して内包される鉄筋の加工仕様も、予めコンピ
ュータシステムに入力されている躯体構成要素の配置デ
ータや配筋リストデータを利用して速やかに作成するこ
とができ、従来、各躯体構成要素における鉄筋の加工仕
様を、手作業で一つ一つ拾い出していた煩雑さを解消す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による加工仕様作成装置の躯体積算関連
システムにおける位置づけを示すブロック図である。
【図2】(イ)(ロ) 連続した躯体構成要素の一例たる柱群の連続状況の一例
を示す概略図である。
【図3】本発明による加工仕様作成装置の加工仕様作成
手段の一例を示すブロック図である。
【図4】(イ)(ロ) 本発明による加工仕様作成装置の座標変換手段の処理態
様の一例を示す説明図と、加工仕様の一態様であるとこ
ろの2次元投影図の一例を示す説明図である。
【図5】(イ)(ロ) 連続した躯体構成要素の一例たる柱群の連続状況の一例
を示す概略図である。
【図6】(イ)(ロ) 本発明による加工仕様作成装置の座標変換手段の処理態
様の一例を示す説明図と、加工仕様の一態様であるとこ
ろの2次元投影図の一例を示す説明図である。
【図7】本発明による加工仕様作成装置で出力される加
工仕様の一例を示す要部説明図である。
【符号の説明】
1 鉄筋 2 通過基準点 3 線分 4 基軸 5 基面 6 加工仕様作成手段 17 基面 α 水平角,β 垂直角
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−296274(JP,A) J.R.Rowley,J.C.Ne wby,Reinforced con crete detailing sy stems for civil en gineering,CAD in R einforced Concrete Detailing and Str uctural Steelwork, 英国,1988年,p61−68 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/50

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め登録した各躯体構成要素の配置デー
    タ及び配筋リストデータに基づき、プログラムされたコ
    ンピュータによって躯体構成要素に内包される鉄筋の加
    工仕様を作成する鉄筋加工仕様作成装置であって、 各躯体構成要素の寸法を算出する寸法決定手段(10)
    と、 当該寸法決定手段(10)によって算出された寸法及び
    前記配筋リストデータから導き出される各鉄筋(1)の
    通過基準点(2)の三次元座標を、鉄筋(1)の線分
    (3)を2つ以上含んだ基面(5)に対する相対座標に
    変換する座標変換手段(14)と、 前記相対座標を用いて基軸(4)以外の各線分(3)に
    ついて前記基軸(4)と他の線分(3)との相対角度
    を、前記基軸(4)を含んだ基面(5)に対する水平角
    α及び垂直角βという形で算出する角度算出手段(1
    5)と、 前記角度算出手段(15)による算出結果を、X−Y平
    面、X−Z平面、又はY−Z平面へ投影した鉄筋全体の
    2次元の図面を以て出力装置へ表示し、それぞれの図面
    において各線分(3)にかかる水平角α及び垂直角β並
    びに長さを表記する仕様出力手段(16)と、を備えた
    加工仕様作成手段(6)を具備する鉄筋加工仕様作成装
    置。
  2. 【請求項2】 予め登録した各躯体構成要素の配置デー
    タ及び配筋リストデータに基づき、プログラムされたコ
    ンピュータによって躯体構成要素に内包される鉄筋の加
    工仕様を作成する鉄筋加工仕様作成装置であって、 各躯体構成要素の寸法を算出する寸法決定手段(10)
    と、 前記配置データからそれら躯体構成要素の連続状態を導
    き出す連続情報取得手段(11)と、 前記寸法決定手段(10)によって算出された寸法、前
    記連続情報取得手段(11)によって導き出された連続
    状態及び前記配筋リストデータから導き出される各鉄筋
    (1)の通過基準点(2)の三次元座標を、鉄筋(1)
    の線分(3)を2つ以上含んだ基面(5)に対する相対
    座標に変換する座標変換手段(14)と、 前記相対座標を用いて基軸(4)以外の各線分(3)に
    ついて前記基軸(4)と他の線分(3)との相対角度
    を、前記基軸(4)を含んだ基面(5)に対する水平角
    α及び垂直角βという形で算出する角度算出手段(1
    5)と、 前記角度算出手段(15)による算出結果を、X−Y平
    面、X−Z平面、又はY−Z平面へ投影した鉄筋全体の
    2次元の図面を以て出力装置へ表示し、それぞれの図面
    において各線分(3)にかかる水平角α及び垂直角β並
    びに長さを表記する仕様出力手段(16)と、を備えた
    加工仕様作成手段(6)を具備する鉄筋加工仕様作成装
    置。
  3. 【請求項3】 予め登録した各躯体構成要素の配置デー
    タ及び配筋リストデータに基づき、プログラムされたコ
    ンピュータによって躯体構成要素に内包される鉄筋の加
    工仕様を作成する鉄筋加工仕様作成装置であって、 各躯体構成要素の寸法を算出する寸法決定手段(10)
    と、 当該寸法決定手段(10)によって算出された寸法及び
    前記配筋リストデータから導き出される各鉄筋(1)の
    通過基準点(2)の三次元座標を、鉄筋(1)の線分
    (3)を2つ以上含んだ基面(5)に対する相対座標に
    変換する座標変換手段(14)と、 前記相対座標を用い、隣接する通過基準点(2,2)の
    三次元座標から算出される線分(3)の長さと、隣接す
    る通過基準点(2,2)間の差分座標を以て出力装置へ
    表示する仕様出力手段(16)と、を備えた加工仕様作
    成手段(6)を具備する鉄筋加工仕様作成装置。
  4. 【請求項4】 予め登録した各躯体構成要素の配置デー
    タ及び配筋リストデータに基づき、プログラムされたコ
    ンピュータによって躯体構成要素に内包される鉄筋の加
    工仕様を作成する鉄筋加工仕様作成装置であって、 各躯体構成要素の寸法を算出する寸法決定手段(10)
    と、 前記配置データからそれら躯体構成要素の連続状態を導
    き出す連続情報取得手段(11)と、 前記寸法決定手段(10)によって算出された寸法、前
    記連続情報取得手段(11)によって導き出された連続
    状態及び前記配筋リストデータから導き出される各鉄筋
    (1)の通過基準点(2)の三次元座標を、鉄筋(1)
    の線分(3)を2つ以上含んだ基面(5)に対する相対
    座標に変換する座標変換手段(14)と、 前記相対座標を用い、隣接する通過基準点(2,2)の
    三次元座標から算出される線分(3)の長さと、隣接す
    る通過基準点(2,2)間の差分座標を以て出力装置へ
    表示する仕様出力手段(16)と、を備えた加工仕様作
    成手段(6)を具備する鉄筋加工仕様作成装置。
  5. 【請求項5】 前記通過基準点(2)を結ぶ線分(3)
    のうち最も長い線分(3)を基軸(4)として鉄筋から
    検出し、前記基軸(4)が前記三次元座標系のX軸と平
    行となるように複数の線分(3)が連結して成る鉄筋全
    体を移動させて各通過基準点(2)の座標を更新し、前
    記通過基準点(2)を結ぶ線分(3)のうち2番目に長
    い線分(3)を検出し、2番目に長い線分(3)が前記
    三次元座標系のXY平面に対して平行となるようにその
    X軸と平行な軸を中心に前記鉄筋全体を回転させて各通
    過基準点(2)の座標を更新し、ここで更新された座標
    を相対座標とし、前記基軸(4)と2番目に長い線分
    (3)とで定まる面を前記基面(5)とする座標変換手
    段(14)を備えた加工仕様作成手段(6)を具備する
    前記請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の鉄筋加工
    仕様作成装置。
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