JP3448416B2 - ビルトインモータ - Google Patents

ビルトインモータ

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JP3448416B2
JP3448416B2 JP04185296A JP4185296A JP3448416B2 JP 3448416 B2 JP3448416 B2 JP 3448416B2 JP 04185296 A JP04185296 A JP 04185296A JP 4185296 A JP4185296 A JP 4185296A JP 3448416 B2 JP3448416 B2 JP 3448416B2
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山 達 臣 中
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原 克 敏 宮
田 稔 太
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ビルトインモー
タに係り、特にそのモータの振動低減構造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】ビルトインモータにおいては、ハウジン
グ内にスピンドルが回転可能に支持されている。また、
ハウジング内にはステータが固定され、そのステータと
対応するようにスピンドル上にロータが固定されてい
る。そして、コイルへの通電に伴う磁極変位により、ロ
ータに回転力が誘起されて、スピンドルが回転される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このビルトインモータ
を精密加工の駆動用に使用する場合には、回転にともな
う振動を極力抑制する必要がある。しかしながら、この
振動には、回転力を誘起させるための前述した磁極変位
に起因するものもあり、これを抑制するのは極めて難し
い。
【0004】この発明は、上記したような従来の技術に
存在する要求に対処するためになされたものである。そ
の目的とするところは、モータの回転時に発生する振動
を効果的に抑制することができ、精密加工用モータ等に
適用することができるビルトインモータを提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明では、ハウジングと、その
ハウジング内に回転可能に支持されたスピンドルと、ハ
ウジング内に配設されたステータと、そのステータと対
応するようにスピンドル上に配設されたロータとを備え
たビルトインモータにおいて、前記ステータをハウジン
グ内にばねを介して支持し、ステータとハウジングとの
間にダンパを介装し、ダンパが、ステータの外周面とハ
ウジングの内周面との間に形成され且つハウジング内に
開放された隙間と、この隙間に供給される流体である構
成としたものである。
【0006】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載のビルトインモータにおいて、ばねは、ステータと同
心位置に配置される板ばねである。
【0007】請求項3に記載の発明においては、ダンパ
は、ステータの外周面とハウジングの内周面との間に形
成され且つハウジング内に開放された隙間と、この隙間
に供給されるステータの冷却用流体である。
【0008】請求項4に記載の発明においては、ダンパ
は、ステータの外周面とハウジングの内周面との間に形
成され且つハウジング内に開放された隙間と、この隙間
に供給されるステータの支持用流体から成る軸受であ
る。
【0009】請求項5に記載の発明においては、ばねに
歪みセンサを取付けると共に、同歪みセンサからの信号
が入力される歪み検出手段を備えている。
【0010】従って、請求項1に記載のビルトインモー
タにおいて、ステータのコイルに通電すると、ロータに
回転力が誘起されてスピンドルが回転する。このとき、
磁気変位などに起因する振動は、ステータを介してばね
により吸収されるとともに、ダンパにより減衰される。
また、ダンパとして、ステータの外周面とハウジングの
内周面との間に形成され且つハウジング内に開放された
隙間、及びこの隙間に供給される流体を採用したことか
ら、ステータの冷却とダンパとの兼用や、ステータの支
持とダンパとの兼用が可能になり、構造を簡素化するこ
とができる。
【0011】請求項2に記載のビルトインモータにおい
ては、ステータと板ばねとが同心をなしているため、そ
れらを精度よく組み付けることができるとともに、ステ
ータに余分な動きが付与されることがなく、振動吸収を
確実に行うことができる。
【0012】請求項3に記載のビルトインモータにおい
ては、ステータを冷却するための冷却用流体により、ス
テータとハウジングとの間のダンパとステータの冷却を
兼用することができ、構造を簡素化することができる。
【0013】請求項4に記載のビルトインモータにおい
ては、ステータを支持するための支持用流体を用いた軸
受により、ステータとハウジングとの間のダンパとステ
ータの支持を兼用することができ、構造を簡素化するこ
とができる。
【0014】請求項5に記載のビルトインモータにおい
ては、歪みセンサと同歪みセンサからの信号が入力され
る歪み検出手段により、振動によって生じるばねの歪み
が検出されることとなり、その検出結果を加工状態の判
断、つまり、工具とワークとの接触、過負荷、工具の折
損および磨耗などの判断に用いることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態を、
図面に基づいて詳細に説明する。
【0016】図1に示すように、モータのハウジング1
1は、円筒状のセンタハウジング12と、そのセンタハ
ウジング12の両端に取り付けられた蓋板13,14と
から構成されている。スピンドル15は、各一対の軸受
16,17を介してハウジング11の中心に回転可能に
支持され、その両端外周が蓋板13,14に対してラビ
リンスによりシールされている。
【0017】ステータ18は、センタハウジング12内
にジャケットハウジング19を介して配置してある。ジ
ャケットハウジング19の一端(図1で右端)は、ステ
ータ18の端面よりも蓋板14側に突出している。コイ
ル20は、ステータ18に巻装され、そのエンド部がス
テータ18の両端面に突出している。ロータ21は、ス
テータ18に対応してスピンドル15の外周に同心状に
固定配設され、コイル20への通電に伴う磁極変位によ
り、このロータ21に回転力が誘起されて、スピンドル
15が回転する。
【0018】図1及び図2に示すように、リング状の板
ばね22は、前記ジャケットハウジング19の端面と蓋
板14の内面との間に介装され、ステータ18と同心に
配置されている。板ばね22には、複数の挿通孔23が
円周方向へ所定間隔おきに形成されている。
【0019】複数の第1取付ねじ24は、前記板ばね2
2上の1つおきの挿通孔23より、カラー25を介して
蓋板14の内面に螺合され、これらの第1取付ねじ24
により、板ばね22が蓋板14の内面に間隔をおいて取
り付けられている。複数の第2取付ねじ26は、板ばね
22の残りの1つおきの挿通孔23より、カラー27を
介してジャケットハウジング19の端面に螺合され、こ
れらの第2取付ねじ26により、ジャケットハウジング
19が板ばね22を介して蓋板14の内面に支持されて
いる。
【0020】従って、前記ステータ18はジャケットハ
ウジング19に嵌着された状態で、板ばね22を介して
モータのハウジング11内に片持ち状態で揺動可能に支
持されている。そして、ジャケットハウジング19の外
周面とセンタハウジング12の内周面との間には、図1
に示すように、ジャケットハウジング19の端部におい
てハウジング11内に開放された微小の隙間28が形成
されている。
【0021】螺旋状の冷却通路29は前記ステータ18
の外周面に対向するように、ジャケットハウジング19
の内周面に形成され、その両端には隙間28に連通する
開口30,31が形成されている。一対の環状溝32,
33は隙間28に開口するように、センタハウジング1
2の内周面に所定間隔をおいて形成され、それらの一部
には導入口34及び排出口35が連通形成されている。
【0022】そして、この環状溝32の導入口34には
図示しない供給装置が接続され、モータの回転時に、供
給装置から隙間28を介して冷却通路29内に冷却用流
体としての冷却油36が供給されて、ステータ18が外
周側から冷却される。複数の排油口37はセンタハウジ
ング12の周壁底部に形成され、隙間28の両端からハ
ウジング11内に流れ出した冷却油36が、これらの排
油口37から排出される。
【0023】また、この実施形態においては、前記冷却
油36が供給される隙間28と冷却油36とにより、ス
テータ18とハウジング11との間のダンパ38が構成
されている。そして、モータの常用回転域おいて、ステ
ータ18の特定周波数の振動が吸収されるように、この
ダンパ38の減衰係数及び前記板ばね22のばね定数が
設定されている。
【0024】次に、上記のように構成されたビルトイン
モータについて動作を説明する。
【0025】このビルトインモータにおいて、コイル2
0に通電されると、ロータ21がスピンドル15と一体
的に回転する。このモータの回転時には、図示しない供
給装置より圧送される冷却油36が、導入口34から隙
間28内に供給され、その隙間28内を満たす。隙間2
8の両端から吐出された冷却油36は、センタハウジン
グ12内を冷却する。隙間28内に供給された冷却油3
6の一部は開口30を介して冷却通路29内に供給さ
れ、ステータ18をその外周側から冷却する。
【0026】ところで、このモータにおいては、図3に
示すように、ステータ18が板ばね22を介してモータ
のハウジング11内に支持されるとともに、そのステー
タ18とハウジング11との隙間28に冷却油36を供
給して成るダンパ38が介装された状態にある。このた
め、ステータ18に作用する振動は板ばね22により吸
収されるとともに、ダンパ38により減衰される。ま
た、スピンドル15に作用する振動は、磁束を介してス
テータ18に波及し、同様にして吸収、減衰される。
【0027】従って、スピンドル15やハウジング11
の振動を確実に抑制できる。特に、この実施形態におい
ては、板ばね22のばね定数及びダンパ38の減衰係数
が、モータの常用回転域おけるステータ18の振動周波
数に対応するように設定されているため、その常用回転
域における振動を有効に抑制できる。
【0028】ちなみに、ダンパ38を介装することな
く、ステータ18を板ばね22のみによりモータのハウ
ジング11に支持した場合には、ステータ18が固有周
波数で共振して、大きく揺動するおそれがある。一方、
板ばね22を設けることなく、ステータ18とハウジン
グ11との間にダンパ38のみを介装した場合には、ス
テータ18を所定位置に保持するのが困難である。
【0029】従って、この実施形態のビルトインモータ
は以下に述べる利点を有する。
【0030】(1)磁気変位などに起因するスピンドル
15やハウジング11の振動を確実に抑制でき、高精度
の回転を得ることができる。
【0031】(2)ステータ18がジャケットハウジン
グ19を介して、リング状の板ばね22によりモータの
ハウジング11内に支持され、ジャケットハウジング1
9と板ばね22とが同心位置に配置されている。一方、
モータの製造工程においては、蓋板14の嵌合部14
a、及びその嵌合部14aに嵌合されるセンタハウジン
グ12の内周面の同心精度が予め出されている。
【0032】従って、ジャケットハウジング19及び板
ばね22が図示しない治具によりスピンドル15の軸心
位置に対して同心上に位置決め配置された状態で、板ば
ね22が蓋板14にねじ止めされるとともに、その板ば
ね22にジャケットハウジング19がねじ止めされる。
そして、その状態で蓋板14がセンタハウジング12に
組み付けられることにより、ステータ18がハウジング
11内の所定位置に組み付け配置される。スピンドル1
5や蓋板13などが組み付けられる。このため、スピン
ドル15の軸心を中心にステータ18など各部品が精度
よく組み付けられ、高い回転精度を有するモータとする
ことができる。
【0033】(3)板ばね22がジャケットハウジング
19と同心であるため、ジャケットハウジング19を片
持ち支持であってもその外周部において板ばね22に確
実に支持できるとともに、センタハウジング12の外径
が大きくなることがなく、モータ全体を小型化できる。
【0034】(4)ジャケットハウジング19が板ばね
22に片持ち支持されているため、ジャケットハウジン
グ19の振動が1枚の板ばね22の撓曲方向に従う方向
となり、しかも振幅が板ばね22のばね定数に依存す
る。このため、ジャケットハウジング19の振動方向や
振幅が複雑化することがなく、振動抑制のための調整や
処理が容易になる。
【0035】(5)ジャケットハウジング19の外周面
とセンタハウジング12の内周面との間の隙間28と、
この隙間28に供給された冷却油36がダンパ38を兼
用している。従って、専用のダンパを新たに設ける必要
がなく、構造を簡素化することができる。
【0036】なお、この発明は、次のように変更して具
体化することも可能である。
【0037】(a)冷却用流体として、前記実施形態の
冷却油のかわりに、クーラントを使用すること。
【0038】(b)前記実施形態の板ばね22とは異な
った形状のばね、例えば、スピンドル15の軸線を中心
とした放射線上を延びる板ばねを使用すること。
【0039】(c)ダンパ38として、前記実施形態と
は異なった構成、例えば専用のダンパを採用すること。
【0040】図4は、この発明のビルトインモータの他
の実施態様を説明する図である。なお、先の実施態様に
おいて説明した部位と同一の部位は、同一符号を付して
詳細な説明を省略する。
【0041】図示のビルトインモータは、ジャケットハ
ウジング19の両端がステータ18の端面よりも各蓋板
13,14側に突出した状態になっており、その突出部
分には、螺旋状の冷却通路29の各端部と導入口34お
よび排出口35をそれぞれ連通させる流路41,42が
形成してある。
【0042】ハウジング11の内周面とステータ18の
ジャケットハウジング19の外周面との間において、ジ
ャケットハウジング19の両側突出部分にほぼ相当する
範囲には、第1および第2の隙間28A,28Bが設け
てあり、中間には、第3隙間28Cが設けてある。第3
隙間28Cは、ジャケットハウジング19の外周面を凹
状に形成することにより、第1および第2の隙間28
A,28Bよりも大きい寸法になっている。これらの隙
間28A〜28Cは互いに連通している。
【0043】また、ジャケットハウジング19の外周面
には、流体の円周方向の流れを円滑にするために、第1
および第2の隙間28A,28Bの範囲における第3隙
間28Cの近傍位置と、第3隙間28Cの中央に相当す
る位置に、円周方向への溝43〜45が形成してある。
さらに、ジャケットハウジング19には、両側の溝4
3,44とジャケットハウジング19の内側とに通じる
連通口46,47が設けてあり、ハウジング11には、
ステータ18の支持用流体としての空気48を第3隙間
28Cに供給するための供給口49が設けてある。
【0044】つまり、この実施態様では、第3隙間28
Cとこの第3隙間28Cに供給される空気48により、
静圧空気軸受を形成してこの軸受をダンパ50としてお
り、さらに、第1および第2の隙間28A,28Bとこ
れらに供給される冷却油36によってもダンパ38を構
成している。
【0045】なお、第3隙間28Cを形成するにあたっ
ては、ジャケットハウジング19の外周面を円周方向に
わたって凹状に形成するほか、ジャケットハウジング1
9の外周面に、軸線方向に沿った溝を円周方向に一定間
隔で形成してもよい。
【0046】上記の実施態様においても、先の実施態様
と同様の作用および効果が得られると共に、主として、
第3隙間28Cと空気48から成るダンパ50により、
振動の減衰に加えてステータ18およびロータ21の同
心状態がより一層良好に確保される。なお、支持用流体
としては液体を用いることも当然可能である。
【0047】図5は、この発明のビルトインモータの他
の実施態様を説明する図である。
【0048】図示のビルトインモータは、板ばね22に
歪みセンサ(例えば歪みゲージ)51が取付けてあると
共に、歪みセンサ51からの信号が入力される歪み検出
手段52を備えている。
【0049】歪みセンサ51は、板ばね22に生じた歪
みを感知してこれを電気信号に変換する。歪み検出手段
52は、歪みセンサ51からの信号を増幅させるアンプ
53と、その増幅信号が入力される制御装置54で構成
してある。なお、蓋板14には、歪みセンサ51と歪み
検出手段52との間の配線55を通すための挿通口56
が形成してある。
【0050】上記の実施態様のビルトインモータでは、
先の各実施態様と同様の作用および効果が得られると共
に、歪みセンサ51および歪み検出手段52により、振
動によって生じる板ばね22の歪みを直接的に検出す
る。振動は、工具とワークとの接触、過負荷、工具の折
損および磨耗などの加工状態によっても生じる。したが
って、上記ビルトインモータは、板ばね22の歪みを検
出することにより、歪みの大きさ(振動の大きさ)によ
って加工状態を判断することが可能であり、精密加工用
モータなどに極めて好適なものとなる。
【0051】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るため、次のような効果を奏する。
【0052】請求項1に記載の発明によれば、モータの
回転時に発生する振動を抑制することができて、精密加
工用モータ等に有効に適用することができる。また、ス
テータの冷却とダンパとの兼用や、ステータの支持とダ
ンパとの兼用が可能になり、構造を簡素化することがで
きる。
【0053】請求項2に記載の発明によれば、ステータ
と同心リング状の板ばねを介して、ステータをハウジン
グ内の所定位置に精度よく組み付けることができて、高
い回転精度を得ることができる。
【0054】請求項3に記載の発明によれば、ステータ
を冷却するための構成がダンパを兼用することができ
て、構造を簡素化することができる。
【0055】請求項4に記載の発明によれば、ステータ
を支持するための構成がダンパを兼用することができ
て、構造を簡素化することができ、さらに、ステータお
よびロータの同心状態がより一層良好に確保される。
【0056】請求項5に記載の発明によれば、振動によ
り生じるばねの歪みを検出して、その検出結果を工具と
ワークとの接触、過負荷、工具の折損および磨耗などの
加工状態の判断に用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のビルトインモータの一実施形態を示
す断面図である。
【図2】図1の2−2線における拡大断面図である。
【図3】そのモータの振動低減構造の原理を説明するた
めの説明図である。
【図4】この発明のビルトインモータの他の実施形態を
示す断面図である。
【図5】この発明のビルトインモータのさらに他の実施
形態を示す断面図である。
【符号の説明】
11 ハウジング 15 スピンドル 18 ステータ 19 ジャケットハウジング 21 ロータ 22 板ばね(ばね) 28 隙間 28A 第1隙間 28B 第2隙間 28C 第3隙間 36 冷却油(冷却用流体) 38 50 ダンパ 48 空気(支持用流体) 51 歪みセンサ 52 歪み検出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中 山 達 臣 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日 産自動車株式会社 内 (72)発明者 大 谷 利 一 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日 産自動車株式会社 内 (72)発明者 宮 原 克 敏 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日 産自動車株式会社 内 (72)発明者 太 田 稔 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日 産自動車株式会社 内 (72)発明者 和久田 学 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日 産自動車株式会社 内 (56)参考文献 実開 昭56−27839(JP,U) 実開 平2−44861(JP,U) 実開 昭58−37742(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 5/24,9/19 B23Q 5/10,11/00 F16F 15/023

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングと、そのハウジング内に回転
    可能に支持されたスピンドルと、ハウジング内に配設さ
    れたステータと、そのステータと対応するようにスピン
    ドル上に配設されたロータとを備えたビルトインモータ
    において、前記ステータをハウジング内にばねを介して
    支持し、ステータとハウジングとの間にダンパを介装
    し、ダンパが、ステータの外周面とハウジングの内周面
    との間に形成され且つハウジング内に開放された隙間
    と、この隙間に供給される流体であることを特徴とする
    ビルトインモータ。
  2. 【請求項2】 ばねが、ステータと同心位置に配置され
    るリング状の板ばねであることを特徴とする請求項1に
    記載のビルトインモータ。
  3. 【請求項3】 ダンパが、ステータの外周面とハウジン
    グの内周面との間に形成され且つハウジング内に開放さ
    れた隙間と、この隙間に供給されるステータの冷却用流
    体であることを特徴とする請求項1または2に記載のビ
    ルトインモータ。
  4. 【請求項4】 ダンパが、ステータの外周面とハウジン
    グの内周面との間に形成され且つハウジング内に開放さ
    れた隙間と、この隙間に供給されるステータの支持用流
    体から成る軸受であることを特徴とする請求項1または
    2に記載のビルトインモータ。
  5. 【請求項5】 ばねに歪みセンサを取付けると共に、同
    歪みセンサからの信号が入力される歪み検出手段を備え
    たことを特徴とする請求項1または2に記載のビルトイ
    ンモータ。
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