JP3447877B2 - 濃度計測光学系 - Google Patents

濃度計測光学系

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JP3447877B2
JP3447877B2 JP00768596A JP768596A JP3447877B2 JP 3447877 B2 JP3447877 B2 JP 3447877B2 JP 00768596 A JP00768596 A JP 00768596A JP 768596 A JP768596 A JP 768596A JP 3447877 B2 JP3447877 B2 JP 3447877B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、照明光学系から
の照明光を原稿や試料などの計測対象物に照射するとと
もに、計測対象物からの光(反射光,透過光)を対物レ
ンズを介して受光素子の受光面に導き、計測対象物の微
小領域の濃度を計測する濃度計測光学系に関する。
【0002】
【従来の技術】濃度計測光学系は、画像入力装置、測光
顕微鏡、金属顕微鏡や膜厚測定装置などに組み込まれて
いる。例えば画像入力装置では、原稿シリンダに貼着さ
れた原稿(計測対象物)に照明する照明光学系と、ピッ
クアップレンズ(対物レンズ)と、光電子増倍管(受光
素子)とを備える濃度計測光学系が組み込まれている。
この濃度計測光学系は、照明光学系により原稿に照明光
を照射するとともに、その原稿により反射した反射光あ
るいは原稿を透過した透過光をピックアップレンズによ
り光電子増倍管に入射させて、原稿の画像の一部(微小
領域)を読み取り、その微小領域の濃度に応じた電気信
号を出力する。また、この濃度計測光学系は原稿シリン
ダの回転方向(主走査方向)と直交する副走査方向に移
動自在となっており、原稿シリンダの回転運動と同期し
て、副走査方向に移動する。これにより、原稿全体にわ
たって微小領域の濃度を計測し、原稿に形成された画像
を読み取ることができるようになっている。
【0003】この画像入力装置において画像を正確に読
み取るためには、濃度計測光学系により微小領域の濃度
を正確に計測する必要がある。このような要請は画像入
力装置に限定されるものではなく、測光顕微鏡、金属顕
微鏡や膜厚測定装置などの濃度計測光学系を組み込んだ
装置全般に共通するものであり、いずれの装置において
も、正確な観察あるいは測定のためには、微小領域の濃
度を正確に計測することができる濃度計測光学系が必要
となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように構成された従来の濃度計測光学系では、微小領域
の濃度を正確に計測することは困難である。その理由に
ついて図10を参照しながら説明する。
【0005】例えば、従来の濃度計測光学系により原稿
1に形成された微小黒点2の濃度計測を行った場合、図
10(b)に示すような像面照度分布が受光素子の受光面
上で得られる。なお、ここでは、散乱光がないものと仮
定している。
【0006】幾何光学の法則に従って伝播する入射光
(照明光)についてのみ考慮すると、その入射光の一部
は微小黒点2で遮光される一方、残りは微小黒点2以外
の原稿面で反射し、受光素子側に進む。このため、受光
素子の受光面における照度分布は、同図(b)の実線に示
すように、微小黒点2に完全に対応してゼロとなる一
方、微小黒点2以外の原稿面に対応する位置では比較的
高い値をとる。このため、受光素子により検出すること
ができる濃度の最低レベルから最高レベルの範囲(以下
「計測範囲」という)はRgとなる。
【0007】しかしながら、受光素子の受光面での像面
照度は、実際には同図(b)の1点鎖線に示すような分布
をとる。これは周辺回折波(=Boundary Diffraction Wa
ve)の影響によるものであり、受光面には幾何光学的な
波である入射波と周辺回折波との合成の結果である回折
像が形成されるからである。
【0008】この「周辺回折波」とは、光が回折物体に
入射したときに、その端から生じる回折波のことであ
る。上記のように構成された濃度計測光学系では、対物
レンズの絞りが回折物体に相当し、絞りから周辺回折波
が発生する。ここで、受光素子側より見ると、対物レン
ズの瞳の縁から周辺回折波が発生しているように見え
る。なお、この周辺回折波に関しては、例えば「光学の
原理II(マックス・ボルン&エミル・ウォルフ著、草
川徹・横田英嗣訳;東海大学出版会)」の第670頁に
おいて詳細に説明されている。ただし、「光学の原理I
I」では、"Boundary Diffraction Wave"を「境界回折
波」と訳しているが、「周辺回折波」と同一のものであ
る。
【0009】このように周辺回折波の影響により回折像
が形成されると、微小黒点2に対応する位置の像面照度
はゼロとならず、ΔRだけ上昇し、この場合の計測範囲
Rg+dは周辺回折波を無視した場合の計測範囲Rgよりも
ΔRだけ狭くなる。なお、散乱光が有る場合には、濃度
の最低レベルが、どの位置においても、一定量だけ増大
する。
【0010】この計測範囲は、濃度がどの程度まで下が
っても計測することができるかを示すダイナミックレン
ジに関連するものであり、この計測範囲が狭くなること
は、ダイナミックレンジが圧縮されて微小黒点2の濃度
計測の正確さが低減することを意味する。したがって、
従来の濃度計測光学系においては、周辺回折波の存在に
より正確な微小黒点2の濃度計測が困難となるという問
題を有している。
【0011】この発明は、従来技術における上述の問題
の克服を意図しており、対物レンズの瞳の縁から発生す
る周辺回折波を取り除いて計測対象物の微小領域の濃度
を正確に計測することができる濃度計測光学系を提供す
ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、照明
光学系からの照明光を計測対象物に照射するとともに、
前記計測対象物からの光を対物レンズを介して受光素子
の受光面に導き、前記計測対象物の微小領域の濃度を計
測する濃度計測光学系であって、上記目的を達成するた
め、第1アパーチャを有し、前記第1アパーチャが前記
受光面と対向するように、前記受光面に対し前記対物レ
ンズ側に配置された第1アパーチャ板と、前記微小領域
からの光のみを前記受光素子側に取り出すサンプリング
手段と、前記対物レンズの瞳の像を前記第1アパーチャ
板に投影する投影手段と、を備えており、前記第1アパ
ーチャの径を前記第1アパーチャ板上に投影される投影
像よりも小さくしている。
【0013】請求項2の発明は、前記サンプリング手段
を、第2アパーチャを有し、前記対物レンズにより前記
計測対象物の像が形成される位置に配置された第2アパ
ーチャ板により構成している。
【0014】請求項3の発明は、前記照明光学系による
前記計測対象物の照明範囲を前記微小領域とほぼ同一な
微小照明範囲に制限している。
【0015】請求項4の発明は、前記照明光学系を前記
微小領域のみを照明し、前記サンプリング手段としても
機能させている。
【0016】請求項5の発明は、第2アパーチャを有す
る第2アパーチャ板を前記対物レンズにより前記計測対
象物の像が形成される位置に配置し、前記サンプリング
手段として機能させている。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、この発明にかかる濃度計
測光学系の一の実施形態を示す図である。この濃度計測
光学系は、照明光Lを計測対象物3に照射する照明光学
系10と、対物レンズ20と、サンプリングアパーチャ
板(第2アパーチャ板)30と、コリメートレンズ40
と、アパーチャ板(第1アパーチャ板)50と、光電子
増倍管や固体撮像素子などの受光素子60とを備えてい
る。
【0018】照明光学系10は計測対象物3の裏面全体
に照明光Lを照射する照明ユニット11を備えている。
この照明光学系10により計測対象物3を照明すると、
計測対象物3を透過した透過光が対物レンズ20に出射
する。なお、この実施形態では、計測対象物3を透過照
明としているが、後述する実施形態に示すように照明光
学系10をいわゆる反射型照明光学系とし、計測対象物
3の表面側より照明光を照射し、計測対象物3において
反射した反射光を対物レンズ20側に出射させるように
してもよい。
【0019】対物レンズ20は計測対象物3から一定距
離だけ離れた位置に配置されており、計測対象物3から
の光を受光素子60側の位置Pに集光させて計測対象物
3の像を形成している。
【0020】このようにして対物レンズ20の像が形成
された位置Pにサンプリングアパーチャ板30が配置さ
れている。このサンプリングアパーチャ板30には、ア
パーチャ(第2アパーチャ)31が形成されており、こ
のアパーチャ31によって計測対象物3からの光のうち
微小領域4からの光のみを受光素子60側に切り出す。
このように、この実施形態では、サンプリングアパーチ
ャ板30が濃度を計測したい微小領域4からの光のみを
受光素子60側に取り出すサンプリング手段として機能
する。
【0021】このサンプリングアパーチャ板30の受光
素子60側にコリメートレンズ40が配置されており、
コリメートレンズ40を介してサンプリングアパーチャ
板30により切り出された光がアパーチャ板50を介し
て受光素子60に入射する。また、この実施形態では、
コリメートレンズ40により対物レンズ20の絞り
(瞳)21の像をアパーチャ板50に投影しており、コ
リメートレンズ40が投影手段として機能する。
【0022】このアパーチャ板50には、アパーチャ
(第1アパーチャ)51が設けられ、受光素子60の受
光面61と対向配置されている。また、この実施形態で
は、図2に示すように、アパーチャ51の径Dが対物レ
ンズ20の絞り21の像Iの大きさよりも小さく設定さ
れている。このため、対物レンズ20の絞り21から発
生する周辺回折波BDWをアパーチャ板50でブロック
することができる。このことを図1および図2を参照し
つつ詳述する。
【0023】図1の破線に示すように微小領域4からの
光の一部は対物レンズ20の絞り21に入射し、絞りの
縁から周辺回折波BDWが発生する。そして、この周辺
回折波BDWはサンプリングアパーチャ板30およびコ
リメートレンズ40を介してアパーチャ板50側に伝播
する。ここで、アパーチャ板50に形成される対物レン
ズ20の絞り21の像Iを観察すると、絞り21の縁が
光って見える。このように絞り21の縁が光って見える
理由は、上記説明から明らかなように対物レンズ20の
絞り21の縁から発生した周辺回折波BDWによるもの
である。この実施形態では、上述したようにアパーチャ
51の径Dを絞り21の像Iよりも小さくしているの
で、周辺回折波BDWがアパーチャ板50でブロックさ
れて周辺回折波BDWの受光素子60側への伝播が防止
される。したがって、周辺回折波BDWがアパーチャ板
50のアパーチャ51を通過して受光素子60の受光面
61に入射するのを防止することができ、周辺回折波B
DWの影響を排除することができる。
【0024】図1に戻って、アパーチャ板50のアパー
チャ51を通過した光、つまり周辺回折波BDWを含ん
でいない光は受光素子60の受光面61に入射し、その
光に対応した電気信号が受光素子60から出力される。
このようにして微小領域4の濃度が計測される。
【0025】以上のように、この実施形態にかかる濃度
計測光学系によれば、対物レンズ20の絞り(瞳)21
の縁から発生する周辺回折波BDWをアパーチャ板50
でブロックして周辺回折波BDWの影響を取り除いてい
るので、微小領域4の濃度を正確に計測することができ
る。
【0026】なお、上記実施形態では、投影手段として
コリメートレンズ40を設けているが、サンプリングア
パーチャ板30のアパーチャ31の径を十分に小さく設
定した場合には、このアパーチャ31がピンホールカメ
ラのピンホールとして投影手段の機能を果す。このた
め、アパーチャ31の径を十分に小さくすることで、コ
リメートレンズ40を設けることなく、上記濃度計測光
学系を構成することができる。
【0027】また、上記実施形態では、照明光学系10
により計測対象物3を広く照明しているが、照明光学系
10による照明範囲を微小領域4とほぼ同一な微小照明
範囲に制限してもよく、この場合、微小領域4以外の領
域からの光が対物レンズ20に達するのを抑えることが
でき、微小領域4の濃度をより正確に計測することがで
きる。
【0028】また、コリメートレンズ40の口径を適当
なサイズに調整することで、コリメートレンズ40を投
影手段のみならず、サンプリング手段としても機能させ
ることができる。この場合、サンプリングアパーチャ板
30は不要となる。
【0029】さらに、上記実施形態では、サンプリング
アパーチャ板30をサンプリング手段として機能させて
いるが、サンプリングアパーチャ板30の代わりに照明
光学系を改良することで照明光学系を計測対象物3の照
明手段として機能させるのみならず、サンプリング手段
としても機能させることができる。以下、図3を参照し
つつ、その実施形態について説明する。
【0030】図3は、この発明にかかる濃度計測光学系
の他の実施形態を示す図である。この濃度計測光学系で
は、照明光学系10が照明ユニット11と、照明範囲を
制限するマスク板12とで構成されている。このマスク
板12には、微小領域4と同程度の開口サイズを有する
開口13が設けられており、計測対象物3の裏面側にお
いて開口13が微小領域4に対応するようにマスク板1
2が配置されている。このため、照明ユニット11から
照明光Lの一部のみが開口13を通過して微小領域4に
照射される一方、残りの照明光Lはマスク板12で遮光
される。このように、この実施形態では、微小領域4の
みを照明して微小領域4からの光のみを受光素子60側
に導くようにしている。したがって、この実施形態によ
れば、サンプリングアパーチャ板30が不要となる。な
お、その他の構成は図1の濃度計測光学系と同一である
ため、同一符号を付して、それらの説明を省略する。
【0031】この実施形態においても、先に説明した実
施形態と同様に、微小領域4からの光の一部が対物レン
ズ20の絞り(瞳)21に入射して、その縁から周辺回
折波BDWを発生するが、アパーチャ板50に設けられ
ているアパーチャ51の径を、コリメートレンズ40に
よりアパーチャ板50上に形成される対物レンズ20の
絞り21の像Iよりも小さくしているので、周辺回折波
BDWをアパーチャ板50でブロックして受光素子60
への周辺回折波BDWの伝播を防止し、微小領域4の濃
度を正確に計測することができる。
【0032】なお、図1および図3の濃度計測光学系に
おいて、アパーチャ板50のアパーチャ51を可変アパ
ーチャとした場合、対物レンズ20の開口数を変更する
のと同時に、アパーチャ51の径Dが上記条件(径Dが
アパーチャ板50上での対物レンズ20の絞りの像Iよ
りも小さい)を満足するように、変更後の開口数に合わ
せてアパーチャ51の径Dを調整することで、対物レン
ズ20の開口数にどのように設定したとしても、常に周
辺回折波BDWの影響を取り除いて正確に微小領域4の
濃度を計測することができる。
【0033】次に、上記のように構成された濃度計測光
学系を組み込んだ種々の装置を示す。
【0034】図4は、この発明にかかる濃度計測光学系
が組み込まれた画像入力装置の一例を示す図である。こ
の画像入力装置100Aは原稿シリンダ101に貼着さ
れた透過原稿102Aに形成された画像の各部(微小領
域)の濃度を濃度計測光学系により順次計測して画像全
体を読み取る装置である。この画像入力装置100Aで
は、濃度計測光学系が、照明光学系110Aと、ピック
アップレンズ(対物レンズ)120と、サンプリングア
パーチャ板130と、コリメートレンズ140と、アパ
ーチャ板150と、受光ユニット160とで構成されて
いる。
【0035】照明光学系110Aでは、光源ランプ11
1と、光源ランプ111からの光を取り込むコレクター
レンズ112と、視野絞り113と、開口絞り114
と、コンデンサーレンズ115とがこの順序で配置され
ている。光源ランプ111からの光はコレクターレンズ
112および視野絞り113を介して開口絞り114の
配設位置に集光される。この開口絞り114を通過した
光がコンデンサーレンズ115を介して原稿シリンダ1
01上の原稿102Aに照射される。こうして、原稿1
02Aが照明される。
【0036】原稿102Aからの光がピックアップレン
ズ120によってサンプリングアパーチャ板130に集
光されて原稿102Aの像が形成される。このサンプリ
ングアパーチャ板130には、アパーチャ(第2アパー
チャ)131が形成されており、このアパーチャ131
によって原稿102Aの微小領域4からの光のみが受光
ユニット160側に導かれる。
【0037】サンプリングアパーチャ板130により切
り出された微小領域4からの光がコリメートレンズ14
0によりアパーチャ板150に集光され、ピックアップ
レンズ120の絞り(瞳)の像が形成される。また、こ
のアパーチャ板150には、上記のようにして形成され
る像よりも小さな径を有するアパーチャ151が設けら
れている。このため、原稿102Aからの光の一部がピ
ックアップレンズ120の絞り(瞳)に入射し、その絞
りの縁から周辺回折波が発生するが、アパーチャ板15
0によりブロックされ、受光ユニット160側への周辺
回折波の伝播が防止される。
【0038】一方、アパーチャ板150のアパーチャ1
51を通過した光、つまり周辺回折波を含んでいない光
は受光ユニット160に入射し、2つのダイクロイック
ミラー161、162と全反射ミラーと163により3
原色に色分解され、それぞれ受光素子である光電子増倍
管164〜166に導かれる。こうして、3原色に対す
る微小領域の濃度がそれぞれ計測される。
【0039】以上のように、照明光学系110Aと、ピ
ックアップレンズ120と、サンプリングアパーチャ板
130と、コリメートレンズ140と、アパーチャ板1
50と、受光ユニット160とで構成された濃度計測光
学系を組み込んだ画像入力装置100Aによれば、周辺
回折波の影響を排除することができ、原稿102Aの画
像を構成する微小領域の濃度を3原色に分けて正確に計
測することができ、その結果、原稿102Aの画像を高
精度で読み取ることができる。
【0040】図5は、この発明にかかる濃度計測光学系
が組み込まれた画像入力装置の他の例を示す図である。
この画像入力装置100Bが先に説明した画像入力装置
100Aと異なる点は、画像入力装置100Aは透過原
稿102Aを読み取るために透過照明しているのに対
し、画像入力装置100Bは反射原稿102Bを読み取
るために反射照明している点であり、原稿からの光を光
電子増倍管(受光素子)で受けて原稿の微小領域の濃度
を計測する構成については同一である。すなわち、画像
入力装置100Bに組み込まれた濃度計測光学系では、
光源ランプ116と、コレクターレンズ117とで照明
光学系110Bが構成され、光源ランプ116からの照
明光をコレクターレンズ117を介して原稿シリンダ1
01に貼着された反射原稿102Bの表面に照射してい
る点を除いて、この濃度計測光学系は画像入力装置10
0Aに組み込まれたそれと同一である。したがって、照
明光学系110B以外の構成については、同一符号を付
して構成の説明を省略する。
【0041】このように反射原稿102Bを読み取る画
像入力装置においても、透過原稿102Aを読み取る画
像入力装置の場合と同様に、照明光学系110Bと、ピ
ックアップレンズ120と、サンプリングアパーチャ板
130と、コリメートレンズ140と、アパーチャ板1
50と、受光ユニット160とで構成された濃度計測光
学系を組み込むことで、同様の効果、つまり周辺回折波
の影響を排除して原稿102Bの画像を構成する微小領
域の濃度を3原色に分けて正確に計測することができ、
その結果、原稿102Aの画像を高精度で読み取ること
ができるという効果が得られる。
【0042】図6は、この発明にかかる濃度計測光学系
が組み込まれた測光顕微鏡の一例を示す図である。この
測光顕微鏡200では、ステージ201上に試料(計測
対象物)202を載置し、作業者が観察光学系270を
介して計測位置を確認しながらステージ201を移動さ
せて試料202の微小領域を適当に位置決めした後、後
述するように構成された濃度計測光学系によって微小領
域の濃度が計測される。
【0043】濃度計測光学系は、照明光学系210と、
対物レンズ220と、サンプリングアパーチャ板230
と、コリメートレンズ240と、アパーチャ板250
と、受光素子260とで構成されている。
【0044】照明光学系210は、図4の画像入力装置
100Aの照明光学系110Aとほぼ同一構成を有して
いる。すなわち、光源ランプ211からの光がコレクタ
ーレンズ212および視野絞り213を介して開口絞り
214の配設位置に集光される。また、開口絞り214
を通過した光がコンデンサーレンズ215を介してステ
ージ201上の試料202に照射されて透過照明されて
いる。特に、この濃度計測光学系では、測光しようとし
ている微小領域とほぼ一致する微小照明領域にのみを照
明している。
【0045】また、対物レンズ220と、サンプリング
アパーチャ板230と、コリメートレンズ240と、ア
パーチャ板250とは、図4の画像入力装置100Aの
濃度計測光学系における対応要素(ピックアップレンズ
120、サンプリングアパーチャ板130、コリメート
レンズ140、アパーチャ板150)と同様に配置され
ている。したがって、サンプリングアパーチャ板230
を設けたことで、試料202の微小領域からの光のみが
サンプリングアパーチャ板230のアパーチャ231を
通過して受光素子260側に導かれる。そして、このよ
うにしてサンプリングアパーチャ板230により切り出
された微小領域からの光がコリメートレンズ240によ
りアパーチャ板250に集光され、対物レンズ220の
絞り(瞳)の像が形成されるが、このアパーチャ板25
0には当該像よりも小さな径を有するアパーチャ251
が設けられており、上記と同様に、対物レンズ220の
絞り(瞳)の縁から発生する周辺回折波BDWはアパー
チャ板250によりブロックされる。こうして、受光素
子260側への周辺回折波BDWの伝播が防止される。
【0046】一方、アパーチャ板250のアパーチャ2
51を通過した光、つまり周辺回折波BDWを含んでい
ない光は受光素子260の受光面261に入射し、微小
領域の濃度に対応する電気信号が受光素子260から出
力される。
【0047】なお、同図において、符号271、272
はそれぞれ観察光学系270を構成する可動ミラーおよ
び接眼レンズであり、また符号203は作業者の眼球を
示している。
【0048】以上のように、照明光学系210と、対物
レンズ220と、サンプリングアパーチャ板230と、
コリメートレンズ240と、アパーチャ板250と、受
光素子260とで構成された濃度計測光学系を組み込ん
だ測光顕微鏡200によれば、周辺回折波BDWの影響
を受けることなく、試料202の微小領域の濃度を計測
することができ、測光精度を向上させることができる。
【0049】図7は、この発明にかかる濃度計測光学系
が組み込まれた金属顕微鏡の一例を示す図である。この
金属顕微鏡300は、ステージ301上に載置された試
料(計測対象物)302の像をディスプレイ383上に
表示するものであり、後述するように構成された濃度計
測光学系を有している。
【0050】濃度計測光学系は、照明光学系310と、
2枚の対物レンズ321,322と、サンプリングアパ
ーチャ板330と、コリメートレンズ340と、アパー
チャ板350と、受光素子である光電子増倍管360と
で構成されている。
【0051】照明光学系310は、光源ランプ311
と、コレクターレンズ312と、開口絞り313と、視
野絞り314と、コンデンサーレンズ315と、ビーム
スプリッタ316とで構成されている。この照明光学系
310では、光源ランプ311から出射した光がコレク
ターレンズ312、開口絞り313、視野絞り314お
よびコンデンサーレンズ315を介して対物レンズ32
1,322の間に配置されたビームスプリッタ316に
入射する。この入射光はビームスプリッタ316におい
て反射し、対物レンズ321を介して試料302に進
む。このように、この金属顕微鏡300では、いわゆる
落射照明となっている。
【0052】試料302で反射した反射光は対物レンズ
321、ビームスプリッタ316、対物(チューブ)レ
ンズ322およびプリズム371を介してサンプリング
アパーチャ板330に集光され、試料302の像を形成
する。なお、対物レンズ322とサンプリングアパーチ
ャ板330との間にプリズム371を設けているが、こ
のプリズム371で反射光の一部を取り出し、スケール
372および接眼レンズ373を介してアイポイントE
Pに導いて、作業者が試料302を観察できるように構
成している。
【0053】サンプリングアパーチャ板330にはアパ
ーチャ331が設けられており、このアパーチャ331
を介して切り出された微小領域からの光のみが光電子増
倍管360側に導かれる。アパーチャ331を通過した
光はコリメートレンズ340によりアパーチャ板350
に導かれ、このアパーチャ板350上に対物レンズ32
1の絞り(瞳)の像が形成されるが、上記と同様に、ア
パーチャ板350に設けられたアパーチャ351の径が
当該像よりも小さくなるように設定されているので、対
物レンズ321の絞りの縁から発生する周辺回折波はア
パーチャ板350によりブロックされ、光電子増倍管3
60側への周辺回折波の伝播が防止される。
【0054】一方、アパーチャ板350のアパーチャ3
51を通過した光、つまり周辺回折波を含んでいない光
は光電子増倍管360に入射し、微小領域の濃度に対応
する電気信号がアンプ381で増幅された後、顕微鏡全
体を制御する制御部382に与えられ、当該微小領域の
濃度データとしてメモリ(図示省略)に記憶される。ま
た、この制御部382は、ステージ301を駆動するド
ライバ(図示省略)にコントロール信号を与えてステー
ジ301を順次移動させながら、上記のようにして試料
302の各部(微小領域)の濃度をそれぞれ計測する。
こうして得られた濃度データに基づきディスプレイ38
3上に試料302の像を表示する。
【0055】以上のように、照明光学系310と、対物
レンズ321,322と、サンプリングアパーチャ板3
30と、コリメートレンズ340と、アパーチャ板35
0と、光電子増倍管360とで構成された濃度計測光学
系を組み込んだ金属顕微鏡300によれば、周辺回折波
の影響を受けることなく、試料302の各部(微小領
域)の濃度を正確に計測することができ、試料302の
像を優れた品質でディスプレイ383上に表示すること
ができる。
【0056】なお、上記では、本発明にかかる濃度計測
光学系を、試料302を落射照明する落射照明の金属顕
微鏡に組み込んでいるが、暗視野照明の金属顕微鏡にも
組み込むことができる。
【0057】図8は、この発明にかかる濃度計測光学系
が組み込まれた膜厚測定装置の一例を示す図である。こ
の膜厚測定装置400Aは、ステージ401上に載置さ
れた試料(計測対象物)402に照明光を照射するとと
もに、試料402において反射した光を分光し、分光反
射率を実測した後、その実測分光反射率に基づき試料3
02が有する透明薄膜の膜厚を求める装置であり、試料
402の照明および分光反射率の実測のために後述する
濃度計測光学系を組み込まれている。
【0058】濃度計測光学系は、照明光学系410と、
2枚の対物レンズ421,422と、サンプリングアパ
ーチャ板430と、投影手段として機能するリレーレン
ズ440Aと、アパーチャ板450と、試料402の微
小領域からの反射光を分光し、各波長ごとの光を受光し
て濃度(光強度)を検出する分光受光ユニット460と
で構成されている。
【0059】この照明光学系410には、白色光を出射
するハロゲンランプ411が設けられており、このハロ
ゲンランプ411からの光は2枚の単レンズ412a,
412bからなるコンデンサーレンズ412、視野絞り
413およびコンデンサーレンズ414を介して対物レ
ンズ421,422の間に配置されたビームスプリッタ
415に入射する。この入射光は、金属顕微鏡300の
場合と同様に、ビームスプリッタ415で反射し、対物
レンズ421を介して試料402に進む。この膜厚測定
装置400Aにおいても、いわゆる落射照明となってい
る。
【0060】試料402で反射した反射光は対物レンズ
421、ビームスプリッタ416、対物レンズ422お
よびプリズム471を介してサンプリングアパーチャ板
430に集光され、試料402の像を形成する。なお、
この膜厚測定装置400Aにおいても、金属顕微鏡30
0の場合と同様に、プリズム371、スケール372お
よび接眼レンズ373により反射光の一部を取り出して
作業者が試料402を観察できるように構成している。
【0061】サンプリングアパーチャ板430にはアパ
ーチャ431が設けられており、このアパーチャ431
を介して切り出された微小領域からの光のみが分光受光
ユニット460側に導かれる。アパーチャ431を通過
した光はコリメートレンズ(リレーレンズ)440によ
りアパーチャ板450に導かれ、対物レンズ421の絞
り(瞳)の像が形成されるが、上記と同様に、アパーチ
ャ板450に設けられたアパーチャ451の径が当該像
よりも小さくなるように設定されているので、対物レン
ズ421の絞りの縁から発生する周辺回折波はアパーチ
ャ板450によりブロックされ、分光受光ユニット46
0側への周辺回折波の伝播が防止される。
【0062】一方、アパーチャ板450のアパーチャ4
51を通過した光、つまり周辺回折波を含んでいない光
は分光受光ユニット460の入り口近傍で集光する。こ
の集光位置の近傍には、中心部にピンホール491を有
するプレート492が配置されている。また、そのプレ
ート492の近傍にシャッター493が配置されてお
り、装置全体を制御する制御部481からの信号に基づ
きシャッター493を駆動して、反射光のうちピンホー
ル491を通過した光が分光受光ユニット460に入射
されるかどうかを制御するようになっている。
【0063】分光受光ユニット460は、反射光を分光
する凹面回折格子461と、凹面回折格子461により
回折された回折光を受光して各波長ごとの濃度を計測し
て分光スペクトルを検出する固体撮像素子462とで構
成されている。固体撮像素子462はピンホール491
と共役な関係に配置されている。このため、分光受光ユ
ニット460に取り込まれた光は凹面回折格子461に
分光され、その光の分光スペクトルに対応した信号が固
体撮像素子462から制御部481に与えられる。この
制御部481は、その信号に基づき試料402の微小領
域に形成された薄膜(図示省略)の膜厚を求め、その結
果をCRT482およびプリンター483に出力する。
【0064】以上のように、照明光学系410と、対物
レンズ421,422と、サンプリングアパーチャ板4
30と、リレーレンズ440Aと、アパーチャ板450
と、分光受光ユニット460とで構成された濃度計測光
学系を組み込んだ膜厚測定装置400Aによれば、周辺
回折波の影響を受けることなく、試料402の微小領域
に形成された薄膜の厚みを正確に測定することができ
る。
【0065】なお、上記においては、投影手段としてリ
レーレンズ440Aを用いているが、リレーレンズ44
0Aの代わりに、図9に示すように、楕円鏡440Bを
用いてもよもい。この場合、反射光学素子(楕円鏡44
0B)を用いたことで色収差を抑えることができ、図8
の膜厚測定装置よりも高い精度で膜厚測定を行うことが
できる。
【0066】
【発明の効果】この発明によれば、サンプリング手段に
より微小領域からの光のみを受光素子側に取り出すよう
にしている。また、第1アパーチャを有するアパーチャ
板を、受光素子の受光面と対向するように、受光面に対
し対物レンズ側に配置し、投影手段により対物レンズの
瞳の像を第1アパーチャ板に投影するようにしている。
しかも、第1アパーチャの径が第1アパーチャ板上に投
影される投影像よりも小さくなるようにしている。この
ため、対物レンズの瞳の縁から発生した周辺回折波を第
1アパーチャ板でブロックすることができ、受光素子へ
の周辺回折波の伝播を防止し、計測対象物の微小領域の
濃度を正確に計測することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる濃度計測光学系の一の実施形
態を示す図である。
【図2】アパーチャ板上に形成される対物レンズの絞り
の像と、アパーチャ径との関係を示す図である。
【図3】この発明にかかる濃度計測光学系の他の実施形
態を示す図である。
【図4】この発明にかかる濃度計測光学系が組み込まれ
た画像入力装置の一例を示す図である。
【図5】この発明にかかる濃度計測光学系が組み込まれ
た画像入力装置の他の例を示す図である。
【図6】この発明にかかる濃度計測光学系が組み込まれ
た測光顕微鏡の一例を示す図である。
【図7】この発明にかかる濃度計測光学系が組み込まれ
た金属顕微鏡の一例を示す図である。
【図8】この発明にかかる濃度計測光学系が組み込まれ
た膜厚測定装置の一例を示す図である。
【図9】この発明にかかる濃度計測光学系が組み込まれ
た膜厚測定装置の他の例を示す図である。
【図10】従来の濃度計測光学系により微小黒点の濃度
を計測した場合に得られる像面照度分布を示す図であ
る。
【符号の説明】
1,102 原稿(計測対象物) 3 計測対象物 4 微小領域 10,110A,110B,210,310,410
照明光学系 20,220,321,322,421,422 対物
レンズ 30,130,230,330,430 サンプリング
アパーチャ板(第2アパーチャ板) 31,131,231,331,431 アパーチャ
(第2アパーチャ) 40,140,240,340 コリメートレンズ 50,150,250,350,450 アパーチャ板
(第1アパーチャ板) 51,151,251,351,451 アパーチャ
(第1アパーチャ) 60,260 受光素子 61,261 受光面 102A 透過原稿(計測対象物) 102B 反射原稿(計測対象物) 120 ピックアップレンズ(対物レンズ) 160 受光ユニット 164〜166,360 光電子増倍管(受光素子) 200 測光顕微鏡 202,302,402 試料(計測対象物) 300 金属顕微鏡 400A,400B 膜厚測定装置 440A リレーレンズ(投影レンズ) 440B 楕円鏡(投影レンズ) 460 分光受光ユニット 462 固体撮像素子(受光素子) BDW 周辺回折波 D (アパーチャ板のアパーチャの)径 L 照明光
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 21/00 - 21/61 実用ファイル(PATOLIS) 特許ファイル(PATOLIS)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照明光学系からの照明光を計測対象物に
    照射するとともに、前記計測対象物からの光を対物レン
    ズを介して受光素子の受光面に導き、前記計測対象物の
    微小領域の濃度を計測する濃度計測光学系において、 第1アパーチャを有し、前記第1アパーチャが前記受光
    面と対向するように、前記受光面に対し前記対物レンズ
    側に配置された第1アパーチャ板と、 前記微小領域からの光のみを前記受光素子側に取り出す
    サンプリング手段と、 前記対物レンズの瞳の像を前記第1アパーチャ板に投影
    する投影手段と、を備え、 前記第1アパーチャの径が前記第1アパーチャ板上に投
    影される投影像よりも小さいことを特徴とする濃度計測
    光学系。
  2. 【請求項2】 前記サンプリング手段が、第2アパーチ
    ャを有し、前記対物レンズにより前記計測対象物の像が
    形成される位置に配置された第2アパーチャ板を備える
    請求項1記載の濃度計測光学系。
  3. 【請求項3】 前記照明光学系による前記計測対象物の
    照明範囲が前記微小領域とほぼ同一な微小照明範囲に制
    限された請求項2記載の濃度計測光学系。
  4. 【請求項4】 前記照明光学系が前記微小領域のみを照
    明し、前記サンプリング手段としても機能する請求項1
    記載の濃度計測光学系。
  5. 【請求項5】 第2アパーチャを有する第2アパーチャ
    板を前記対物レンズにより前記計測対象物の像が形成さ
    れる位置に配置し、前記サンプリング手段として機能さ
    せる請求項4記載の濃度計測光学系。
JP00768596A 1996-01-19 1996-01-19 濃度計測光学系 Expired - Lifetime JP3447877B2 (ja)

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US08/779,709 US5835228A (en) 1996-01-19 1997-01-07 Image pickup apparatus, density measuring optical system and scanning optical microscope
EP97100355A EP0785447A3 (en) 1996-01-19 1997-01-10 Image pickup apparatus, density measuring optical system and scanning optical microscope

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