JP3447577B2 - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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JP3447577B2 JP26290898A JP26290898A JP3447577B2 JP 3447577 B2 JP3447577 B2 JP 3447577B2 JP 26290898 A JP26290898 A JP 26290898A JP 26290898 A JP26290898 A JP 26290898A JP 3447577 B2 JP3447577 B2 JP 3447577B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、内視鏡先端部に
設けられた対物光学系を洗浄するノズルを備えた内視鏡
に関する。 【0002】 【従来の技術】内視鏡は、体腔内等に挿入したときに、
内視鏡の先端部に設けられている対物レンズ系の外部に
露呈するレンズ面に粘液等が付着し、レンズ面が汚れて
視野が妨げられることがある。このような場合には、先
端部に固定されたノズル等から送気、送水してレンズ面
の汚れを取り除くようにしている。 【0003】従来、このような対物光学系を洗浄できる
ノズルを有する内視鏡は、例えば、特開平6−1698
79号公報に示すように、対物光学系の最外面の洗浄を
するためにパイプを折り曲げたノズルが対物光学系に隣
接して配置され、ノズルは、流体管路と連通している。 【0004】また、特開平4−2323号公報では、内
視鏡に内蔵されたレンズ面を洗浄するための流体管路は
先端側のノズルに連通した管路が途中で分岐し、送気管
路と送水管路に別れている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たように、パイプを折り曲げてノズルを構成しているた
めに、折り曲げ部の長さだけ対物光学系の長手軸と流体
管路の長手軸の距離を大きくしないとノズルの端部が視
野に入ってしまう。視野に入らないように距離を確保す
ると先端部の外径が大きくなってしまうという事情があ
る。 【0006】この発明は、前記事情に着目してなされた
もので、その目的とするところは、内視鏡先端部の外径
を大きくすることなく、十分なレンズ面洗浄機能を有す
る内視鏡を提供することにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】この発明は、前記目的を
達成するために、ノズルの筒部の外周面と内周面の距離
で表わされる肉厚を、筒部の長手軸方向から見た時に前
記開口がある側がその対向する側の肉厚に比べて厚肉に
なるようにしたことを特徴とする。ノズルの開口はこの
厚肉にした部分をガイドとして水が流れる。厚肉にした
分対物レンズに向かう水の流れをレンズ方向に規制で
き、流れが広がって洗浄力を損なうことがない。厚肉部
と対向した部分は薄肉であるので先端部の外径を小さく
できる。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、この発明の各実施の形態を
図面に基づいて説明する。図1乃至図3は、第1の実施
形態を示し、図1は内視鏡の先端構成部の斜視図、図2
は要部の縦断側面図、図3は図2のA−A線に沿う断面
図である。図1に示すように、内視鏡の先端構成部1に
は対物光学レンズ2、照明レンズ3、対物光学レンズ2
を洗浄するための流体管路4を構成する連通孔7と、こ
の連通孔7の遠位端側に接続されるノズル取付け孔5と
連通孔7の近位端側に接続される軟性チューブ70を取
付ける取付け孔8が形成されている。 【0009】前記ノズル取付け孔5には対物光学レンズ
2に向かって送気送水するための送気送水ノズル6がB
矢視方向に嵌合するようになっている。その際に送気送
水ノズル6の開口部6aは対物光学レンズ2の中心方向
に向けられて嵌合される。 【0010】図2のように、先端構成部1は金属等の硬
質部材からなり、ノズル取付け孔5に送気送水ノズル6
が一体的に接着されている。送気送水ノズル6の筒部内
周面の軸心6bと流体管路4の内周面の長手軸の軸心4
aは偏心しており、送気送水ノズル6の筒部9の外周面
と内周面の距離で表わされる肉厚は、図3に示すよう
に、対物光学レンズ2に近接した側、つまり送気送水ノ
ズル6の開口部6a側が、その対向側に比べて肉厚が厚
くなるように配されている。図2に示す長さL及びMは
0.2〜1.0mm程度が望ましい。 【0011】次に、第1の実施形態の作用について説明
する。軟性チューブ70を介して連通孔7に送られてき
た水または空気は送気送水ノズル6内で流れの方向を長
手軸方向から長手垂直方向に変えられ、開口部6aを通
じて対物光学レンズ2の表面を流れ落ちる。図2に示す
長さL及びMが0.2mm以上あるので流体の流れ幅を
レンズ幅程度に抑えられる。 【0012】本実施形態によれば、対物光学レンズ2と
ノズル取付け孔5が極近接の場合でも筒部9の外周面と
内周面で表わされる肉厚を対物光学レンズ2の近接側を
厚くすることで、水または空気の流れを散乱させずに対
物光学レンズ2の表面に確実に当てて洗浄することがで
きる。従って、ノズル取付け孔5を対物光学レンズ2に
近接して配置できることで、先端構成部1の細径化が図
られるものである。 【0013】図4は第2の実施形態を示し、第1の実施
形態と送気送水ノズル6の形状が異なるのみで、その他
の構成は同じである。送気送水ノズル6は、図4に示す
ように、頭部の開口部6aは筒部9の長手軸方向から見
た時に筒部9の外周面より周方向に突出していない形に
なっている。外周面と同じ形状でもよい。また、送気送
水ノズル6の筒部9の内周面の軸心6bと筒部9の外周
面の軸心9bは非平行で、筒部9の近位端で2つの軸は
交差している。 【0014】本実施形態の作用は、第1の実施形態と同
じである。本実施形態によれば、第1の実施形態の効果
に加え、筒部9の外周面と内周面と連通孔7に挟まれた
管路内に汚物、水の溜まる空間が無く洗滌性も向上す
る。また送気送水ノズル6の頭部の開口部6aが筒部9
の外周面より周方向に突出していないため、対物視野に
入りにくいという効果がある。 【0015】図5及び図6は第3の実施形態を示し、図
5は内視鏡本体10の概略的な全体構成図である。内視
鏡本体10は大きく分けて操作部11と挿入部12とか
らなり、操作部11は挿入部12の基端に接続されてい
る。操作部11はスイッチ13と流体管路近位端14を
有し、この流体管路近位端14は挿入部12に内装され
た流体管路15を介して挿入部12の先端部に設けられ
ている対物光学レンズを洗滌する流体管路遠位端ノズル
21と1本の管路として接続されている。 【0016】図6のように、操作部11は流体管路近位
端14に分岐構造を有する管路ユニット16の一方端1
6aを着脱自在に接続可能である。管路ユニット16の
分岐された一方端16bは送気源17と接続可能な構造
を有し、もう一方端16cは送水源18と接続可能な構
造を有している。 【0017】送気源17は一方端16bへの送気と一方
端16cへの送水時の連通を選択的に開閉できる開閉手
段19を有し、また送気、送水は内蔵ポンプ20にて行
う構造である。 【0018】送水源18は送気源17に内蔵されてお
り、一方端16cと開閉手段19に接続されている。開
閉手段19は電磁弁であり、操作部11に設けられたス
イッチ13により無線にて、送気・送水連通の開閉を操
作することができる。送水源18は送気源17の外側に
並設されてもよい。 【0019】次に、第3の実施形態の作用について説明
する。操作部11に設置されているスイッチ13によっ
て、送気源17に内蔵されている内蔵ポンプ20の圧力
を送水源18と一方端16b方向に切り換える。一方端
16b方向に圧力が作用した場合、管路ユニット16の
流体管路近位端14を介し、流体管路15を介して挿入
部12の先端部に設けられている対物光学レンズを洗滌
する流体管路遠位端ノズル21より送気される。送水源
18方向に圧力が作用した場合、送水源18より水が排
出され、一方端16cより管路ユニット16に注入され
る。管路ユニット16以降については前記、送気時と同
様の管路を経由し、流体管路遠位端ノズル21より送水
される。 【0020】本実施形態によれば、送気と送水の切換え
可能な分岐管路ユニットを内視鏡本体10の外に設けて
スイッチ13によって送気・送水切換えを行えるように
した内視鏡装置である。これにより、内視鏡本体10内
に分岐管路ユニットが不要であり、洗滌のしやすい単一
管路の内視鏡装置を提供することができる。また、分岐
管路スペースも不要のため、挿入部12の細径化も図
れ、送気・送水切り換えについても操作部11に設けた
スイッチ13での無線操作なので簡便かつコード類の邪
魔無く行えるものである。 【0021】図7は第4の実施形態を示し、内視鏡本体
10の構成は第3の実施形態と同じである。図7に示す
ように、操作部11は流体管路近位端14に三方活栓3
1を有する管路ユニット30の一方端30aを着脱自在
に接続可能である。管路ユニット30の三方活栓31で
分岐された一方端30bは空気の入ったシリンジ32と
接続可能な構造を有し、もう一方端30cは水の入った
シリンジ33と接続可能な構造を有している。 【0022】次に、第4の実施形態の作用を説明する。
内視鏡本体10の先端部21から送気する場合、三方活
栓31によりシリンジ32からの管路と連通状態にし、
シリンジ32のプランジャーを押込み空気を送り込む。
すると三方活栓31を有する管路ユニット30、流体管
路近位端14を介し、流体管路15を介して挿入部12
の先端部に設けられている対物光学レンズを洗滌する流
体管路遠位端ノズル21より送気される。 【0023】内視鏡本体10の先端部21から送水する
場合、三方活栓31によりシリンジ33からの管路と連
通状態にし、シリンジ33のプランジャーを押込み空気
を送り込む。するとシリンジ33内の水が排出され、三
方活栓31を有する管路ユニット30に注入される。管
路ユニット30以降については前記、送気時と同様の管
路を経由し、流体管路遠位端ノズル21より送水され
る。 【0024】本実施形態によれば、第3の実施形態と同
様に送気と送水の切換え可能な分岐管路ユニットを内視
鏡本体10外に設けた内視鏡装置である。前述した第3
の実施形態の効果に加えて、三方活栓31により閉状態
にすることで誤って送気・送水することが無く、シリン
ダ33からシリンダ32への逆流も無い。また簡潔かつ
安価な送気・送水装置にすることが可能である。 【0025】図8は第5の実施形態を示し、内視鏡本体
10の構成は第3の実施形態と同じである。また、三方
活栓31を有する管路ユニットについては第4の実施形
態と同じである。 【0026】管路ユニット30の三方活栓31で分岐さ
れた一方端30bはフットポンプ34Aと接続可能な構
造を有し、もう一方端30cは水の入った送水タンク3
5に接続可能な構造である。更に送水タンク35はフッ
トポンプ34Bが接続可能な構造を有している。 【0027】次に、第5の実施形態の作用について説明
する。内視鏡本体10の先端部21から送気する場合、
三方活栓31によりフットポンプ34Aからの管路と連
通状態にし、フットポンプ34Aを足で押込み空気を送
り込む。すると三方活栓31を有する管路ユニット3
0、流体管路近位端14を介し、流体管路15を介して
挿入部12の先端部に設けられている対物光学レンズを
洗滌する流体管路遠位端ノズル21より送気される。 【0028】内視鏡本体10の先端部21から送水する
場合、三方活栓31により送水タンク35からの管路と
連通状態にし、フットポンプ34Bを足で押込み空気を
送り込む。すると送水タンク35内の水が排出され、三
方活栓31を有する管路ユニット30に注入される。管
路ユニット30以降については前記送気時と同様の管路
を経由し、流体管路遠位端ノズル21より送水される。 【0029】本実施形態によれば、第3,4の実施形態
と同様に送気と送水の切換え可能な分岐管路ユニットを
内視鏡本体10外に設けた内視鏡装置である。前述した
第4の実施形態の効果に加えて、手を使わずに足により
送気・送水をすることができ、内視鏡操作の手を休めず
に使用することが可能である。 【0030】図9乃至図11は第6の実施形態を示し、
図9は内視鏡本体40の概略的な全体構成図である。内
視鏡本体40は大きく分けて操作部41と挿入部42と
からなり、操作部41は挿入部42の基端に接続されて
いる。 【0031】操作部41は流体管路近位端43を有し、
この流体管路近位端43は流体管路44を介して挿入部
42の先端部に設けられいる対物光学レンズ45を洗滌
する流体管路遠位端ノズル50と1本の管路として接続
されている。挿入部42は湾曲部48と軟性部49とか
らなり、湾曲部48の基端に軟性部49が接続され、軟
性部49のもう一端が操作部41に接続されている。 【0032】図10に示すように、挿入部42には照明
光学系ファイバー46と対物光学系ファイバー47と対
物光学レンズ45洗滌のための流体管路44と湾曲部4
8に2方向の駆動力を伝達するためのワイヤー52a、
52bが内装されている。 【0033】図11に示すように、照明光学系ファイバ
ー46は挿入部42内では2つの束に分かれており、そ
の分かれた各々の束の端部には挿入部42の先端部に設
けられている照明光学レンズ51a、51bが配されて
いる。操作部41内で2つの束は1つに束ねられてい
る。また、対物光学系ファイバー47の一端には挿入部
42の先端部に設けられている対物光学レンズ45が配
され、他端には操作部41に設けた接眼レンズが配され
ている。 【0034】挿入部42内において複数の内蔵物が配置
されているが、照明光学系ファイバー46を2本に分岐
させることで、他の内蔵物間のスペースを有効に利用し
て配置している。 【0035】本実施形態によれば、照明光学系ファイバ
ー46を分割させることで挿入部42内の空間に、湾曲
部48に2方向の駆動力を伝達するワイヤー52を除い
た4種類の内蔵物構成(照明光学系ファイバー46−2
本、対物光学系ファイバー47、流体管路44)とし
て、ワイヤー52をガイドする突部で2つに分かれた挿
入部42内の空間のそれぞれに2つの内蔵物が配置さ
れ、配列が安定した内視鏡本体41及び挿入部42とす
ることができる。さらに、挿入部42内の限られた空間
に内蔵物間のスペースを縮小化することで挿入部42の
外径の細径化を図ることができる。 【0036】図12及び図13は第7の実施形態を示
し、内視鏡本体40の構成は第6の実施形態と同じであ
る。図12及び図13のように、挿入部42には照明光
学系ファイバー46と対物光学系レンズ45の結像位置
に受光面を位置させた固体撮像素子60と、固体撮像素
子60で変換された電気信号を制御装置に電送する信号
線61、対物光学系レンズ45洗滌のための流体管路4
4と湾曲部48に4方向の駆動力を伝達するためのワイ
ヤー62a、62b、62c、62dが内装されてい
る。 【0037】照明光学系ファイバー46は挿入部42の
先端部に設けられている照明光学レンズ63に配され、
挿入部42内を介して操作部41内でまとめられてい
る。信号線61は挿入部42内では2本に分割されてお
り、固体撮像素子60の対物光学レンズと逆の端部に接
続されている。 【0038】湾曲部48に4方向の駆動力を伝達するた
めのワイヤー62a、62b、62c、62dが内装さ
れている挿入部42内において、複数の内蔵物が配置さ
れているが固体撮像素子60からの電送信号線61を2
本に分岐させることで、他の内蔵物間のスペースを有効
に利用して配置している。 【0039】本実施形態によれば、固体撮像素子60か
らの電送信号線61を2本に分割させることで挿入部4
2内の空間に、湾曲部48に4方向の駆動力を伝達する
ワイヤー62を除いた4種類の内蔵物構成(照明光学系
ファイバー46、信号線61−2本、流体管路44)と
して、信号線61で4つに分かれた挿入部42内の空間
のそれぞれに1つずつ内蔵物が配置され、配列が安定し
た内視鏡本体41及び挿入部42とすることができる。
更に挿入部42内の限られた空間に内蔵物間のスペース
を縮小化することで挿入部42の外径の細径化も図るこ
とができる。 【0040】前記各実施の形態によれば、次のような構
成が得られる。 (付記1)内視鏡先端部に設けた対物光学系の最外面を
洗浄する流体管路と、前記流体管路の遠位端側に配置さ
れ流体管路と連通する中空部を有する筒部と、前記中空
部を流れる流体の向きを対物光学系の最外面の方向に変
える壁と開口を有する頭部からなるノズルを備えた内視
鏡において、前記ノズルの前記筒部の外周面と内周面の
距離で表わされる肉厚は、前記筒部の長手軸方向から見
た時に前記開口がある側がその対向する側の肉厚に比べ
て厚肉になっていることを特徴とする内視鏡。 【0041】(付記2)前記頭部の開口は、筒部の長手
軸方向から見た時、筒部外周面より周方向に突出してい
ないことを特徴とする付記1記載の内視鏡。 (付記3)前記筒部内周面の長手軸と流体管路の長手軸
は偏心していることを特徴とする付記1記載の内視鏡。 (付記4)前記筒部内周面の長手軸と筒部外周面の長手
軸は非平行で、筒部近位端で前記2つの軸は交差してい
ることを特徴とする付記1記載の内視鏡。 【0042】付記1〜4によれば、水または空気の流れ
を散乱させずに対物光学レンズの表面に確実に当てて洗
浄することができ、またノズル取付け孔を対物光学レン
ズに近接して配置できることで、先端構成部の細径化が
図られるものである。 【0043】(付記5)内視鏡先端部に設けた対物光学
系の最外面を洗浄するノズルを遠位端にもつ流体管路を
持つ内視鏡において、流体管路は途中分岐を持たずその
近位端を内視鏡の操作部に開口させた内視鏡。 【0044】(付記6)前記流体管路の近位端に、シリ
ンジを着脱可能な装着部を設けたことを特徴とする付記
5記載の内視鏡。 (付記7)前記流体管路の近位端に、ポンプに連結した
チューブを着脱可能な装着部を設けたことを特徴とする
付記5記載の内視鏡。 (付記8)前記流体管路の近位端に、分岐を持つ管路ユ
ニットを着脱可能な装着部を設けたことを特徴とする付
記5記載の内視鏡。 【0045】(付記9)分岐された管路の一方は送気源
に連通し、他方は送水源に連通したことを特徴とする付
記8記載の内視鏡。 (付記10)前記送気源と送水源への連通を選択的に開
閉できる開閉手段を持つことを特徴とする付記9記載の
内視鏡。 (付記11)前記送気源と送水源がシリンジであること
を特徴とする付記9記載の内視鏡。 (付記12)前記送気源と送水源がポンプであることを
特徴とする付記9記載の内視鏡。 【0046】(付記13)前記開閉手段は電磁弁である
ことを特徴とする付記10記載の内視鏡。 (付記14)前記電磁弁の作動スイッチが操作部にある
ことを特徴とする付記13記載の内視鏡。 (付記15)前記開閉手段は三方活栓であることを特徴
とする付記10記載の内視鏡。 【0047】付記5〜15によれば、内視鏡には分岐を
設けず、送気手段・送水手段との接続を着脱自在にした
ので、接続を外した状態で内視鏡を洗浄すれば内視鏡内
の送気送水管路の洗浄は容易にできるという効果があ
る。 【0048】(付記16)照明光学系と、対物光学系
と、対物光学系の最外面を洗浄するノズルを遠位端にも
つ流体管路を持つ内視鏡において、照明光学系・対物光
学系・流体管路のいずれかを複数に分割して内視鏡の挿
入部内に配したことを特徴とする内視鏡。 【0049】(付記17)前記照明光学系を2つに分割
したことを特徴とする付記16記載の内視鏡。 (付記18)前記対物光学系は、先端に配したレンズ
と、レンズの結像位置に受光面を位置させた固体撮像素
子と、固体撮像素子で変換された電気信号を制御装置に
電送する信号線からなり、信号線を2分割したことを特
徴とする付記16記載の内視鏡。 【0050】(付記19)2方向湾曲機構と湾曲機構に
駆動力を伝達する2本のワイヤーを挿入部に配したこと
を特徴とする付記16記載の内視鏡。 (付記20)4方向湾曲機構と湾曲機構に駆動力を伝達
する4本のワイヤーを挿入部に配したことを特徴とする
付記16記載の内視鏡。付記16〜20によれば、患者
の苦痛が少ない内視鏡を提供できる。 【0051】 【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、水または空気の流れを散乱させずに対物光学レンズ
の表面に確実に当てて洗浄することができる。また、ノ
ズル取付け孔を対物光学レンズに近接して配置できるこ
とで、先端構成部の細径化が図られるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の第1の実施形態を示す内視鏡の先端
構成部の斜視図。 【図2】同実施形態の要部の縦断側面図。 【図3】図2のA−A線に沿う断面図。 【図4】この発明の第2の実施形態を示す先端構成部の
縦断側面図。 【図5】この発明の第3の実施形態を示す内視鏡の全体
構成図。 【図6】同実施形態の内視鏡装置の概略的構成図。 【図7】この発明の第4の実施形態を示す内視鏡装置の
概略的構成図。 【図8】この発明の第5の実施形態を示す管路ユニット
の概略的構成図。 【図9】この発明の第6の実施形態を示す内視鏡の全体
構成図。 【図10】同実施形態の湾曲部の断面図。 【図11】同実施形態の挿入部の一部切欠した斜視図。 【図12】この発明の第7の実施形態を示す内視鏡先端
部の縦断側面図。 【図13】同実施形態の湾曲部の断面図。 【符号の説明】 1…先端構成部 2…対物光学レンズ 4…流体管路 6…送気送水ノズル 6a…開口部 9…筒部

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 内視鏡先端部に設けた対物光学系の最外
    面を洗浄する流体管路と、前記流体管路の遠位端側に配
    置され流体管路と連通する中空部を有する筒部と、前記
    中空部を流れる流体の向きを対物光学系の最外面の方向
    に変える壁と開口を有する頭部からなるノズルを備えた
    内視鏡において、 前記ノズルの前記筒部の外周面と内周面の距離で表わさ
    れる肉厚は、前記筒部の長手軸方向から見た時に前記開
    口がある側がその対向する側の肉厚に比べて厚肉になっ
    ていることを特徴とする内視鏡。
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