JP3446241B2 - プリンタ及び該プリンタの制御方法 - Google Patents

プリンタ及び該プリンタの制御方法

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JP3446241B2
JP3446241B2 JP09948893A JP9948893A JP3446241B2 JP 3446241 B2 JP3446241 B2 JP 3446241B2 JP 09948893 A JP09948893 A JP 09948893A JP 9948893 A JP9948893 A JP 9948893A JP 3446241 B2 JP3446241 B2 JP 3446241B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はホストコンピュータに伝
送回線によって接続され、ホストコンピュータからの制
御命令に基づいて印字を行うプリンタに関し、特に2種
類以上の記録媒体の移送が実行可能なPOSプリンタに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の2種類以上の記録媒体に印字が可
能で、それぞれの記録媒体を独立して移送が可能なプリ
ンタは改行量記憶手段を1つだけ有し、また、改行量記
憶手段選択手段を有しおらず、改行量を設定した場合は
すべての記録媒体の改行量が同じ値に設定されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のプリン
タは、記録媒体毎に異なる改行量で印字する場合は、印
字を行う記録媒体を変更する毎に改行量の設定を行わな
ければならなず、プリンタの制御を行うホストコンピュ
ータへの負担が大きくなり、また、ホストコンピュータ
が改行量設定を行う制御命令を送信するための時間によ
りプリンタの印字速度が低下するといった問題点を有し
ていた。
【0004】そこで、本発明は従来のこのような問題点
を解決するため、2種類以上の記録媒体について、それ
ぞれに改行量の設定が可能であり、また、改行量の設定
を行う記録媒体の選択が可能なプリンタ及びプリンタの
制御方法を提供する事を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のプリンタは、少
なくとも2種類の記録媒体を独立に移送可能な記録媒体
移送機構と、少なくとも2種類の記録媒体に同一記録ヘ
ッドで印字可能な印字機構と、少なくとも2種類の記録
媒体のそれぞれの改行量設定を記憶する改行量記憶手段
と、改行量を設定すべき記録媒体に対応する改行量記憶
手段を選択する改行量記憶手段選択手段と、ホストコン
ピュータに接続され、少なくとも該ホストコンピュータ
からの制御命令を受信するインターフェイスと、インタ
ーフェイスが受信した制御命令の解析を行う制御命令解
析手段と、制御命令解析手段が解析した制御命令を実行
する制御命令実行手段とを有することを特徴とする。
【0006】また、本発明のプリンタの制御方法は、ホ
ストコンピュータから受信した制御命令により少なくと
も2種類の記録媒体の内の一の記録媒体を選択する行程
と、ホストコンピュータから受信した制御命令により前
の行程で選択された記録媒体に対応した改行量を記録媒
体に対応した改行量記憶手段に記憶せしめる行程と、ホ
ストコンピュータから受信した制御命令により改行量を
設定すべき記録媒体を選択する行程と、当該記録媒体に
対応する改行量記憶手段を選択する行程と、前の行程で
選択された改行量記憶手段に記憶された改行量に基づき
改行を行う行程とを有することを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明の上記の構成によれば、2種類の記録媒
体について記録媒体毎に改行量の設定が可能となり、ま
た、改行量の設定を行う記録媒体の選択が可能となるた
め、プリンタの制御を行うホストコンピュータへの負担
が小さくなり、また、ホストコンピュータが改行量設定
を行う制御命令を送信するための時間がなくなり、プリ
ンタの印字速度が低下する事がなくなる。
【0008】
【実施例】以下に本発明のプリンタについて一実施例に
基づいて説明する。
【0009】図3は本発明におけるプリンタの印字及び
記録紙移送機構部の構成の一例である、連続紙と帳票用
紙の2種類の記録紙に印字可能であり、独立に移送可能
なプリンタを示し、また、記録紙の種別による各機構部
分の作動を示す略図である。1は印字ヘッドであり、1
aは印字用ワイヤピン、1bはインクリボンを示してい
る。2は印字用ワイヤピンに対向配置されたプラテンで
あり、印字用ワイヤピン1aとプラテン2の間に設置さ
れた連続紙13、もしくは帳票用紙14にインクリボン
1bを介して印字が行なわれる。
【0010】3は帳票用紙を移送する駆動ローラであ
る。4は駆動ローラ3と対向位置に配置された帳票用紙
押えローラでありアーム11に軸支されている。プラテ
ン2も同様にアーム11に固定され、このアーム11は
プランジャ12によって支点11aを中心として矢印
A、B方向に回動可能に構成されている。プラテン2、
アーム11、プランジャ12を主な構成要素として印字
部開閉機構を構成している。また、帳票用紙押えローラ
4、アーム11、プランジャ12を主な構成要素として
移送部開閉機構を形成し、これらに駆動ローラ3を加え
たものを主な構成要素として帳票用紙移送機構10を形
成している。印字部開閉機構は印字部の印字ヘッド1と
プラテン2との間隔を可変するものであり、印字部開閉
機構と移送部開閉機構とは駆動源と伝達部材であるアー
ム11を共用している。
【0011】5は駆動ローラであり、6はこれと対向位
置に設置された帳票用紙押えローラである。帳票用紙押
えローラ6はアーム16に軸支されプランジャ17によ
って16aを中心として矢印C、D方向に回動可能に構
成されている。駆動ローラ5、帳票用紙押えローラ6、
アーム16、プランジャ17を主な構成要素として帳票
用紙移送機構15を構成している。23は帳票用紙移送
経路を形成する帳票用紙ガイドである。22は帳票用紙
の経路である。
【0012】帳票用紙検出器24は、対向配置型をし
た、光軸24aを持つ一般的な光学的センサであり、光
軸24aが遮断されたかどうかによって帳票用紙の有無
を検知する事ができる。
【0013】帳票用紙移送の駆動源は一般にステップモ
ータが用いられ、また、帳票用紙移送機構10、15は
同一駆動源に接続されている。モータ(図示せず)の回
転が歯車等の伝達系によって構成される駆動力伝達機構
(図示せず)により駆動ローラ3、5へ伝達されると、
帳票用紙12は各駆動ローラとこれに対向配置された帳
票用紙押えローラとによって挟持されて矢印14Aから
14Bを帳票用紙経路として印字及び移送が実行され
る。
【0014】連続紙13は、連続紙経路である、外部の
連続紙供給部(図示せず)よりプラテンを支持するアー
ム11の内側を通り駆動ローラ7を経由し、紙ガイド2
1を通り外部に排出される。8は駆動ローラ7と対向位
置に配置された連続紙押えローラであり、駆動ローラ7
と連続紙押さえローラ8を主な構成要素として連続紙移
送機構20を形成している。駆動ローラ3の駆動源も、
上記帳票用紙移送機構10、15と同一駆動源に接続さ
れており、駆動ローラ7は該駆動力伝達機構(図示せ
ず)により制御が可能であるように構成されている。
【0015】第2図は本発明の全体構成を示す制御ブロ
ック図であり、100は上記した図3で説明したプリン
タ機構部であり、印字ヘッド101、印字部開閉機構兼
移送部開閉機構102、移送部開閉機構103、連続紙
及び帳票用紙移送の動力源であるモータ104、モータ
104の駆動力を駆動ローラ3、5、7に伝達する駆動
力伝達機構105、帳票用紙検出器106などを有して
いる。60はCPUであり、これにプリンタ全体の制御
を行うプログラム等が記憶されているROM61、デー
タの一時記憶に用いられ、連続紙と帳票用紙の改行量、
改行量設定の対象に選択された記録紙等の記憶を行うR
AM62、インターフェイス63、ヘッド制御回路7
1、プランジャ制御回路72、プランジャ制御回路7
3、モータ制御回路74、帳票用紙の有無等を検出する
帳票用紙検出器に接続された検出回路76、等を有して
いる。
【0016】印字データがインターフェイス63から入
力されるとRAM62内にいったん取り込まれ、CPU
はこのデータを解析し、データコードに対応した文字フ
ォントのデータをROM61から読みだしモータ制御回
路、ヘッド制御回路、プランジャ制御回路を介してプリ
ンタ機構部を制御し印字を実行する。
【0017】図1は、本発明の機能を示す機能図であ
る。
【0018】ホストコンピュータ80から伝送回路81
を経由して、インターフェイス63に入力された制御命
令は、制御命令を解析する制御命令解析手段82によっ
て解析され、制御命令実行手段83によって実行され
る。制御命令実行手段83は制御命令に従って、改行量
の設定を行う記録紙を選択する改行量設定用紙選択手段
84、改行量設定用紙選択手段84によって選択されて
いるときに連続紙90の改行量設定を記憶する連続紙改
行量記憶手段85、改行量設定用紙選択手段84によっ
て選択されているときに帳票用紙91の改行量設定を記
憶する帳票用紙改行量記憶手段86、連続紙改行量記憶
手段85に設定された改行量に基づき、連続紙移送機構
20を制御し、連続紙90の移送を行う連続紙移送手段
87、88は帳票用紙改行量記憶手段86に設定された
改行量に基づき、帳票用紙移送機構10、15を制御
し、帳票用紙91の移送を行う帳票用紙移送手段、印字
ヘッド1とプラテン2によって構成され、連続紙90と
帳票用紙91に印字を行う印字機構89を制御する。
【0019】図4は本発明のプリンタが、改行量設定用
紙選択手段を制御する制御命令を受信した時、行われる
処理の一実施例を示すフローチャートである。
【0020】インターフェイス63によって制御命令を
受信すると(ステップ110)、制御命令解析手段82
によって制御命令の解析を行う(ステップ111)。解
析した制御命令が改行量設定用紙選択手段84の制御を
行う制御命令であった時(ステップ112)、前記制御
命令が連続紙を改行量設定用紙として選択する制御命令
であれば(ステップ113)、連続紙を改行量設定用紙
に選択し(ステップ114)、前記制御命令が帳票用紙
を改行量設定用紙として選択する制御命令であれば(ス
テップ115)、帳票用紙を改行量設定用紙に選択する
(ステップ116)。
【0021】制御命令解析手段82によって解析された
制御命令が、改行量設定用紙選択手段84の制御を行う
制御命令でなければ(ステップ112)、他の制御命令
の実行を行う(ステップ117)。
【0022】図5は本発明のプリンタが、改行量設定を
行う制御命令を受信した時、行われる処理の一実施例を
示すフローチャートである。
【0023】インターフェイス63によって制御命令を
受信すると(ステップ120)、制御命令解析手段82
によって制御命令の解析を行う(ステップ121)。解
析した制御命令が改行量設定を行う制御命令であった時
(ステップ122)、改行量設定用紙選択手段84が連
続紙を改行量設定用紙として選択していたら(ステップ
123)、連続紙改行量記憶手段85により、連続紙の
改行量設定を記憶し(ステップ124)、改行量設定用
紙選択手段84が帳票用紙を改行量設定用紙として選択
していたら(ステップ125)、帳票用紙改行量記憶手
段86により、帳票用紙の改行量設定を記憶する(ステ
ップ126)。
【0024】制御命令解析手段82によって解析された
制御命令が、改行量設定を行う制御命令でなければ(ス
テップ122)、他の制御命令の実行を行う(ステップ
127)。
【0025】図6は本発明のプリンタが、帳票用紙への
印字を行うとき、行われる処理の一実施例を示すフロー
チャートである。制御命令、プリンタのスイッチ操作等
により、印字用記録紙として帳票用紙が選択されると、
プランジャ12、17への通電がカットされ、帳票用紙
移送機構10、15と印字部開閉機構が開放状態とな
り、プリンタは帳票用紙の挿入待ち状態となる(ステッ
プ130)。挿入待ち状態において、帳票用紙14をフ
ォームストッパ(図示せず)に位置を合わせてセットす
る(ステップ131)。定位置にセットされると、帳票
用紙検出器24の光軸24aが遮断され、紙有り状態が
検出され(ステップ132)、プランジャ17に通電が
なされ、帳票用紙移送機構15が閉じられ、帳票用紙1
4は駆動ローラ5と帳票用紙押えローラ6により挟持さ
れる(ステップ133)。次にモータ(図示せず)が駆
動され帳票用紙14は紙ガイド23に沿って開放状態と
なっている印字部の先端を通過した位置まで送られ、頭
出しが終了する(ステップ134)。その後プランジャ
12に通電すると、印字部開閉機構が閉じられ、プラテ
ン2が印字可能位置にセットされ印字可能状態となる
(ステップ135)。このとき帳票用紙移送機構10も
閉じられる。次に制御命令に基づき、印字ヘッド1の駆
動により印字が実行され(ステップ136)、帳票用紙
改行量記憶手段86に設定された帳票用紙の改行量に基
づき(ステップ137)、モータ(図示せず)の駆動力
を駆動力伝達機構(図示せず)により、駆動ローラ3、
5に伝達し、駆動ローラ7には伝達しない状態とするこ
とにより、帳票用紙14のみが矢印14A方向に移送さ
れ、改行される(ステップ138)。
【0026】印字及び改行動作を繰り返し(ステップ1
39)、繰り返しが終了したら、モータ(図示せず)の
駆動力を駆動力伝達機構(図示せず)により、駆動ロー
ラ3、5に伝達し、駆動ローラ7には伝達しない状態と
し、帳票用紙14を矢印14B方向に排出する(ステッ
プ140)。その後プランジャ12、17への通電を終
了し、帳票用紙移送機構を開放状態とする(ステップ1
41)ことにより、一連の帳票用紙への印字動作が終了
する。
【0027】図7は本発明のプリンタが、連続紙への印
字を行うとき、行われる処理の一実施例を示すフローチ
ャートである。
【0028】連続紙13が駆動ローラ7に巻装されプラ
テン2と印字ヘッド1との間面を通過しセットされてい
る状態でプランジャ12に通電すると、印字部開閉機構
が閉じられ、プラテン2が印字可能位置にセットされ印
字可能状態となる(ステップ150)。次に制御命令に
基づき、印字ヘッド1の駆動により印字が実行され(ス
テップ151)、連続紙紙改行量記憶手段85に設定さ
れた連続紙の改行量に基づき(ステップ152)、モー
タ(図示せず)の駆動力を駆動力伝達機構により駆動ロ
ーラ7へ伝達すると連続紙13が移送され、改行が実行
される(ステップ153)。
【0029】印字及び改行動作を繰り返し(ステップ1
54)、繰り返しが終了したら、プランジャ12への通
電を終了し、印字部開閉機構を開放する(ステップ15
5)。
【0030】図8は本発明に用いる制御命令の実施例の
説明図で、改行量記憶を行うべき記録紙の選択を行うた
めの制御命令の実施例を示している。”ESC c
1”201は制御命令の種類を示し、このコードが制御
命令解析手段により読みとられると、改行量記憶を行う
べき記録紙の選択命令であると解釈される。”ESC”
は対応するアスキーコード([1B]、ここで[]は1
6進数を表す)を示し、”c 1”もそれぞれ対応する
アスキーコード([63][31])を示す。202”
n”は改行量記憶を行うべき記録紙を指定する指定値を
示し、本実施例では一例として[01]を連続紙、[1
0]を帳票用紙、[11]を連続紙及び帳票用紙とし
た。従って、例えば帳票用紙に対応する改行量を記憶さ
せる場合の制御命令は、”ESC c1 [10]”と
なり、16進コードでは”[1B][63][31]
[10]”となる。また、デフォルト値は、一例とし
て、[11]とし、連続紙と帳票用紙の両方が改行量記
憶を行うべき用紙として選択されている。
【0031】上記の用紙の指定に続き、改行量を指定す
る制御命令を受信すると、本実施例のプリンタは指定さ
れた用紙に対応する用紙改行量記憶手段に指定された改
行量の記憶を行う。本実施例に於いては、この改行量を
指定する制御命令は”ESC3 n”としている。”E
SC 3”は改行量を指定する制御命令であることを表
し、”n”は改行量の指定値を表す。改行改行量の指定
方法は種々考えられるが、ここではn/240インチを
指定するとした。従って、改行量を1/6インチに指定
する場合には、n=40となり、制御命令は16進コー
ドで”[1B][33][28]”となる。従って、例
えば帳票用紙の改行量を1/6インチに指定し、対応す
る用紙改行量記憶手段に記憶させる場合の制御命令は1
6進コードで”[1B][63][31][10][1
B][33][28]”となる。
【0032】このようにして記憶させた用紙毎の改行量
は、印字の為の用紙の設定を行ったときに、プリンタの
改行量として設定される。本実施例のプリンタではこの
用紙設定を行う制御命令として、”ESC c 0
n”を用いている。”ESCc 0”は上記と同様対応
するアスキーコードを示し、”n”は印字を行うべき記
録紙を指定する指定値を示し、本実施例では上記と同様
[01]を連続紙、[10]を帳票用紙、[11]を連
続紙及び帳票用紙とした。従って、例えば帳票用紙に印
字する場合の制御命令は、”ESC c 0 [1
0]”となり、16進コードでは”[1B][63]
[30][10]”となる。また、デフォルト値は、一
例として、[11]とし、連続紙と帳票用紙の両方が改
行量記憶を行うべき用紙として選択されている。
【0033】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のプリンタは
改行量設定を行う記録紙をプリンタの制御命令によって
選択し、複数の記録紙のそれぞれに異なる改行量が設定
できるようにしたので、記録紙毎に異なる改行量で印字
したい場合においても改行量の設定は、各記録紙につい
て1回ずつ行うだけで済み、プリンタの制御を行うホス
トコンピュータへの負担が小さくなり、また、ホストコ
ンピュータが改行量設定を行う制御命令を送信するため
の時間がなくなり、プリンタの印字速度が低下する事が
なくなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプリンタの構成を明示するための機能
図。
【図2】本発明のプリンタの全体構成を示す制御ブロッ
ク図。
【図3】本発明におけるプリンタの印字及び記録紙移送
機構部の構成と、記録紙の種別による各機構部分の作動
を示す略図。
【図4】本発明のプリンタが、改行量設定用紙選択手段
を制御する制御命令を受信した時、行われる処理の一実
施例を示すフローチャート。
【図5】本発明のプリンタが、改行量設定を行う制御命
令を受信した時、行われる処理の一実施例を示すフロー
チャート。
【図6】本発明のプリンタが、帳票用紙への印字改行を
行う時、行われる処理の一実施例を示すフローチャー
ト。
【図7】本発明のプリンタが、連続紙への印字改行を行
う時、行われる処理の一実施例を示すフローチャート。
【図8】本発明に用いる制御命令の実施例の説明図。
【符号の説明】
80 ホストコンピュータ 81 伝送回路 63 インターフェイス 82 制御命令解析手段 83 制御命令実行手段 84 改行量記憶手段選択手段 85 連続紙改行量記憶手段 86 帳票用紙改行量記憶手段 87 連続紙移送手段 88 帳票用紙移送手段 89 印字制御手段 90 連続紙 91 帳票用紙
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−207679(JP,A) 特開 平4−325269(JP,A) 特開 平2−204065(JP,A) 特開 昭62−66965(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 11/48 B41J 19/18 B41J 19/96 B41J 21/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストコンピュータからの制御命令に基
    づいて、少なくとも2種類の記録媒体に印字可能なプリ
    ンタにおいて、 前記少なくとも2種類の記録媒体のそれぞれの改行量を
    記憶する改行量記憶手段と、 前記改行量記憶手段に記憶された前記改行量に基づい
    て、前記少なくとも2種類の記録媒体を独立に移送可能
    な記録媒体移送機構と、 前記ホストコンピュータからの制御命令に基づいて、改
    行量を設定すべき記録媒体を選択すると共に、当該選択
    された記録媒体の改行量を前記改行量記憶手段に記憶さ
    せる改行量設定手段とを有することを特徴とするプリン
    タ。
  2. 【請求項2】 前記改行量設定手段は、 前記ホストコンピュータからの第1の制御命令に基づい
    て、前記少なくとも2種類の記録媒体から改行量を設定
    すべき記録媒体を選択し、 前記ホストコンピュータからの第2の制御命令に基づい
    て、前記選択された記録媒体の改行量を前記改行量記憶
    手段に記憶させることを特徴とする請求項1記載のプリ
    ンタ。
  3. 【請求項3】 前記ホストコンピュータからの第3の制
    御命令に基づいて、前記少なくとも2種類の記録媒体か
    ら印字すべき記録媒体を選択する記録媒体選択手段を有
    し、 前記記録媒体移送機構は、前記記録媒体選択手段により
    選択された前記記録媒体の改行量に基づいて、当該選択
    された記録媒体を移送することを特徴とする請求項1又
    は2記載のプリンタ。
  4. 【請求項4】 前記少なくとも2種類の記録媒体に同一
    記録ヘッドで印字可能な印字機構を有することを特徴と
    する請求項1乃至3の何れかに記載のプリンタ。
  5. 【請求項5】 ホストコンピュータからの制御命令に基
    づいて、少なくとも2種類の記録媒体に印字可能なプリ
    ンタを制御する方法において、 前記少なくとも2種類の記録媒体のそれぞれの改行量を
    記憶する記憶工程と、 前記記憶工程において記憶された前記改行量に基づい
    て、前記少なくとも2種類の記録媒体を独立に移送する
    移送工程とを有し、 前記記憶工程は、前記ホストコンピュータからの制御命
    令に基づいて、改行量を設定すべき記録媒体を選択する
    と共に、当該選択された記録媒体の改行量を記憶するこ
    とを特徴とするプリンタの制御方法。
  6. 【請求項6】 前記記憶工程は、 前記ホストコンピュータからの第1の制御命令に基づい
    て、前記少なくとも2種類の記録媒体から改行量を設定
    すべき記録媒体を選択する工程と、 前記ホストコンピュータからの第2の制御命令に基づい
    て、前記選択された記録媒体の改行量を記憶する工程と
    を有することを特徴とする請求項5記載のプリンタの制
    御方法。
  7. 【請求項7】 前記移送工程は、 前記ホストコンピュータからの第3の制御命令に基づい
    て、前記少なくとも2種類の記録媒体から印字すべき記
    録媒体を選択する工程と、 前記選択された印字すべき記録媒体に対応する改行量に
    基づいて前記印字すべき記録媒体を移送する工程とを有
    することを特徴とする請求項5又は6記載のプリンタの
    制御方法。
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