JP3446217B2 - 蒸発燃料供給装置の故障検出装置 - Google Patents

蒸発燃料供給装置の故障検出装置

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JP3446217B2
JP3446217B2 JP05235492A JP5235492A JP3446217B2 JP 3446217 B2 JP3446217 B2 JP 3446217B2 JP 05235492 A JP05235492 A JP 05235492A JP 5235492 A JP5235492 A JP 5235492A JP 3446217 B2 JP3446217 B2 JP 3446217B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蒸発燃料供給装置の故
障検出装置に係り、特に、蒸発燃料供給通路(パージ通
路)の詰り及び洩れ判定を行うようにしたものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、エンジンにおいて燃料タンク
内等で発生した蒸発燃料が大気へ放散されることを防止
する対策として、この蒸発燃料を吸気系に導入(以下パ
ージと呼ぶ)して燃焼室内で燃焼処理させるための蒸発
燃料供給装置を備えるようにしている。つまり、燃料タ
ンクと吸気通路のスロットル弁下流側とを連通させるパ
ージ通路を備え、このパージ通路の途中に燃料タンク内
で発生した蒸発燃料を回収吸着するキャニスタを配設す
ると共に該キャニスタに大気側へ開放された大気開放通
路を接続し、更に、前記パージ通路におけるキャニスタ
と吸気通路との間にパージバルブを配設するような構成
とする。そして、燃料タンク内で発生した蒸発燃料を一
旦キャニスタ内に吸着させておき、前記パージバルブを
開放することにより前記スロットル弁下流側の吸気通路
の負圧を利用して前記大気開放通路からキャニスタ内に
外気を導入しながらキャニスタ内の蒸発燃料を吸気通路
へ導入して燃焼室側に送り込むようにしている。
【0003】また、この種のエンジンにおいて、前記パ
ージ通路に詰りや漏れが発生している場合には、正確な
蒸発燃料の吸気系への導入が行われない。つまり、パー
ジ通路に詰りが発生している場合にはパージバルブを開
放しても蒸発燃料が吸気系に導入できなくなって蒸発燃
料の処理が行われなくなる。一方、パージ通路に漏れが
発生している場合には蒸発燃料が大気に放散されてしま
うといった不具合が発生する。このため、このような蒸
発燃料供給装置の故障(パージ通路の詰まりや漏れ)を
早期に検出することが要求される。
【0004】この点に鑑みて、例えば、実開平3−17
169号公報に示されているようにパージ通路内の圧力
を検出することによってパージ通路の詰りや漏れを検出
することが行われている。また、このパージ通路の詰り
や漏れを検出するための構成及び検出動作の他の例につ
いて説明すると、前記大気開放通路にフェイル判定用バ
ルブを備えると共に燃料タンク内に圧力センサを備える
ようにする。そして、先ず、前記パージバルブを開状態
にすると共にフェイル判定用バルブを閉状態にして燃料
タンク内に吸気通路の負圧を作用させる。そして、この
ときの燃料タンク内圧の変化を前記圧力センサで検出し
ておき、所定時間後の燃料タンク内圧が所定値よりも高
い場合には燃料タンク内に十分な負圧が作用していない
ことになるので、これによってパージ通路に詰りが発生
していることが判定される。この判定動作を図6に示し
た燃料タンク内圧力変化状態を参照しながら説明する
と、この図6に実線で示すように、燃料タンク内初期圧
力がP0 の状態から前記パージバルブを開状態にすると
共にフェイル判定用バルブを閉状態にして燃料タンク内
に吸気通路の負圧を作用させると(T0 が負圧作用開始
時間)、燃料タンク内圧力は徐々に低下していき、所定
時間T1 経過までに燃料タンク内圧力が所定値P1 まで
低下するとパージ通路に詰りが発生していないと判定
し、図6に破線Aで示すように所定時間T1 が経過して
も燃料タンク内圧力が所定値P1 まで低下しないときに
は詰りが発生していると判定するようになっている。
【0005】一方、この詰り判定動作でパージ通路に詰
りが発生していないことが判定されると(図6に実線で
示すような圧力変化状態である場合)、漏れ判定動作に
移る。この漏れ判定動作は、上述の如く燃料タンク内に
負圧を作用させた状態から前記パージバルブ及びフェイ
ル判定用バルブを共に閉状態にして燃料タンク内で蒸発
した燃料が吸気通路や大気に放出されないようにする。
そして、このときの燃料タンク内圧の変化を前記圧力セ
ンサで検出しておく。このとき、本来ならば各バルブの
僅かな隙間から徐々に負圧が放出されることになって徐
々に大気圧側に戻ることになる。そして、所定時間後の
燃料タンク内圧が所定値よりも高い場合に(速く大気圧
側に戻った場合)はパージ通路の一部から大気中に負圧
が放出されていることになるので、これによってパージ
通路に漏れが発生していることが判定される。この判定
動作を図6を参照しながら説明すると、この図6に実線
で示すように、燃料タンク内圧力が所定値P1 まで低下
した状態から前記パージバルブ及びフェイル判定用バル
ブを共に閉状態にすると、燃料タンク内圧力は徐々に上
昇していき、所定時間T2 経過しても燃料タンク内圧力
が所定値P2 以下であるとパージ通路に漏れが発生して
いないと判定し、図6に破線Bで示すように所定時間T
2 経過までに燃料タンク内圧力が所定値P2 まで上昇し
たときには漏れが発生していると判定するようになって
いる。
【0006】このようにしてパージ通路の詰り及び漏れ
を検出するようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したよ
うなパージ通路の詰りや漏れの検出では、燃料タンク内
での燃料蒸発状態によっては正確な判定が行われない場
合があった。つまり、外気温度が高く燃料タンク周辺の
雰囲気温度が高い場合や燃料中のアルコール濃度が高い
場合には燃料タンク内において燃料が蒸発し易い状態と
なっており、このような状態では燃料タンク内で多量の
蒸発燃料が発生していて燃料タンク内圧も高くなってい
ることが考えられる。そして、このような場合に、上述
したような故障判定を行うと、詰り判定の際、燃料タン
ク内圧の初期値が高いので燃料タンク内に負圧を作用さ
せてもタンク内圧が所定値まで低下するまでの時間が長
くなって、詰り判定を行うための所定時間経過後であっ
てもタンク内圧が所定値まで降下せず、このため、パー
ジ通路が詰っていないにも拘らずつまり判定を行ってし
まうことになる。つまり、図6に仮想線Cで示すよう
に、燃料タンク内の初期圧力がP3 と高い状態であるた
め、所定時間T1 が経過しても燃料タンク内圧力が所定
値P1 まで降下されず、パージ通路が詰っていないにも
拘らずつまり判定を行ってしまう。
【0008】一方、漏れ判定の際にあっては、パージ通
路内を負圧状態にした後、密閉させても、燃料タンク内
で継続して発生している蒸発燃料によって、漏れ判定を
行うための所定時間が経過するまでにタンク内圧が所定
値以上に達する(大気圧側に戻る)ことがあり、これに
よって、パージ通路が漏れていないにも拘らず漏れ判定
を行ってしまうことになる。つまり、図6に仮想線Dで
示すように、継続して発生する蒸発燃料により、所定時
間T2 が経過するまでに燃料タンク内圧力が所定値P2
まで上昇し、パージ通路が漏れていないにも拘らず漏れ
判定を行ってしまう。
【0009】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、燃料タンク内で蒸
発燃料が多量に発生するような状況であっても正確な蒸
発燃料供給装置の故障判定が行えるようにすることにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、燃料タンクの初期圧力に応じて故障判定
レベルを変更するようにした。具体的に、請求項1記載
の発明は、図1に示すように、燃料タンク21内で発生
した蒸発燃料をエンジンの吸気通路9に導入可能とする
ように前記燃料タンク21と吸気通路9とを連通するパ
ージ通路26と、該パージ通路26に配設されて前記燃
料タンク21内で発生した蒸発燃料を回収吸着する蒸発
燃料吸着手段27と、前記パージ通路26における前記
蒸発燃料吸着手段27と吸気通路9との間に配設された
開閉自在なパージ調整手段28と、前記蒸発燃料吸着手
段27と外気とを連通する開閉自在な大気開放手段2
9,29aと、前記燃料タンク21内の圧力を検出する
タンク圧検出手段36,37とを備える。そして、所定
の故障診断条件が成立したときに、前記パージ調整手段
28を開状態にすると共に大気開放手段29,29aを
閉状態にして燃料タンク21内に吸気通路9の負圧を作
用させ、前記タンク圧検出手段36,37の出力を受け
て燃料タンク21内圧力の降下度合を検知し、該降下度
合が所定値以下のときにパージ通路26に詰りが発生し
ていると判定する一方、このパージ通路26の詰り判定
においてパージ通路26に詰りが発生していないときに
前記パージ調整手段28及び大気開放手段29,29a
を共に閉状態にし、前記タンク圧検出手段36,37の
出力を受けて燃料タンク21内圧力の上昇度合を検知
し、該上昇度合が所定値以上のときにパージ通路26に
漏れが発生していると判定する故障判定手段41を備え
る。更に、前記所定の故障診断条件が成立したときに前
記タンク圧検出手段36,37の出力を受け、この燃料
タンク21内初期圧に応じて、パージ調整手段28の開
度及び故障判定圧力のうち、少なくとも1つの値を変更
するように、前記故障判定手段41への出力を行う故障
判定値変更手段42を備えさせるような構成としてい
る。
【0011】請求項2記載の発明は、前記請求項1記載
のエンジンの蒸発燃料供給装置の故障検出装置におい
て、故障判定値変更手段42が、パージ通路26の詰り
判定の際、燃料タンク21内初期圧が高いときには、パ
ージ調整手段28の開度増大及び故障判定圧力の上昇の
うち少なくとも1つを行うような構成としている。
【0012】請求項記載の発明は、前記請求項1記載
のエンジンの蒸発燃料供給装置の故障検出装置におい
て、所定の故障診断条件が成立したときにタンク圧検出
手段36,37によって検出される燃料タンク21内初
期圧は、燃料タンク21内に貯留されている燃料中のア
ルコール濃度に基づいて決定するような構成としてい
る。
【0013】
【作用】上記の構成により、本発明では以下に述べるよ
うな作用が得られる。請求項1記載の発明では、故障診
断を行わない際には、燃料タンク21内で発生した蒸発
燃料が、パージ通路26に配設された蒸発燃料吸着手段
27によって一旦回収吸着された後、パージ調整手段2
8を開放することによって、エンジンの吸気通路9に導
入されて処理されることになる。
【0014】そして、所定の故障診断条件が成立したと
きに、故障判定手段41が作動して、前記パージ調整手
段28を開状態にすると共に大気開放手段29,29a
を閉状態にして燃料タンク21内に吸気通路9の負圧を
作用させる。そして、この状態で、タンク圧検出手段3
6,37によって燃料タンク21内圧力の降下度合を検
知し、該降下度合が所定値以下のときにパージ通路26
に詰りが発生していると判定する。また、故障判定手段
41は、このパージ通路26の詰り判定においてパージ
通路26に詰りが発生していないときに前記パージ調整
手段28及び大気開放手段29,29aを共に閉状態に
する。そして、この状態で、前記タンク圧検出手段3
6,37によって燃料タンク21内圧力の上昇度合を検
知し、該上昇度合が所定値以上のときにパージ通路26
に漏れが発生していると判定する。
【0015】そして、このような故障判定動作におい
て、故障判定値変更手段42が作動することにより、該
故障判定値変更手段42は、燃料タンク21内初期圧に
応じて、パージ調整手段28の開度及び故障判定圧力の
うち、少なくとも1つの値を変更するように、前記故障
判定手段41への出力を行う。このような動作で故障判
定が行われるために、燃料タンク21内で蒸発燃料が多
量に発生するような状況であっても、それに応じた正確
な故障判定を行うことができる。
【0016】請求項2記載の発明では、パージ通路26
の詰り判定の際、燃料タンク21内初期圧が高いときに
は、故障判定値変更手段42によって、パージ調整手段
28の開度増大及び故障判定圧力の上昇のうち少なくと
も1つを行うようにして蒸発燃料の発生状況に応じたパ
ージ通路26の詰りに対する故障判定が行われる。
【0017】請求項記載の発明では、燃料タンク21
内に貯留されている燃料中のアルコール濃度に基づいて
タンク圧検出手段36,37によって検出される燃料タ
ンク21内初期圧を決定するようにしているので、直接
燃料タンクの初期圧を検出することなしに、蒸発燃料の
発生状況に応じた故障判定が行われる。
【0018】
【実施例】(第1実施例) 以下、本発明に係る第1実施例を図面に基づいて説明す
る。図2は本発明の実施例の全体構成を示す。同図にお
いて、1はエンジンで、このエンジン1は、シリンダ2
を有するシリンダブロック3と、該シリンダブロック3
上面に組付けられたシリンダヘッド4と、該シリンダヘ
ッド4の上面に組付けられたシリンダヘッドカバー5
と、シリンダ2内を往復動するピストン6とを有し、前
記シリンダ2内にはシリンダヘッド4の下面及びピスト
ン6の頂面で区画される燃焼室7が形成されている。ま
た、前記ピストン6は図示しないコネクチングロッドを
介してクランク軸8に連結されている。更に、前記シリ
ンダヘッド4には吸気ポート4a及び排気ポート4bが
形成されている。また、この図2における9は前記燃焼
室7内に吸気を供給する吸気通路、10は前記吸気ポー
ト4aの下流端開口部を開閉する吸気弁である。11は
燃焼室7内の排気ガスを排出する排気通路、12は前記
排気ポート4bの上流端開口部を開閉する排気弁、13
は排気通路11の途中に配設された排気浄化装置として
の触媒コンバータである。
【0019】前記吸気通路9には上流側から順に、吸入
空気量を検出するエアフローメータ14、吸入空気量を
制御するスロットルバルブ15、吸気脈動の吸収等を行
うためのサージタンク16及び燃料を噴射供給するイン
ジェクタ17が配設され、吸気通路9の上流端はエアク
リーナ18に接続されている。また、この吸気通路9に
おけるサージタンク16の下流側の一部はプライマリ通
路9a及びセカンダリ通路9bに分岐されており、前記
セカンダリ通路9bにはサージタンク16の内圧に応じ
て作動するアクチュエータ9cによって開閉されるセカ
ンダリバルブ9dが配設されている。
【0020】また、19は前記スロットルバルブ15を
バイパスして燃焼室7に空気を供給するバイパス通路
で、その途中にはエンジン1のアイドル時にバイパス通
路19を流通する空気量を制御してエンジン回転数(ア
イドル回転数)を調整するための比例電磁弁から成るア
イドルスピードコントロールバルブ(ISCバルブ)2
0が配設されている。
【0021】また、21は前記インジェクタ17に燃料
供給通路22を介して接続される燃料タンクである。そ
して、前記燃料供給通路22の上流端にはフューエルポ
ンプ22aが接続されていると共に該燃料供給通路22
にはフューエルフィルタ22bが介設されている。ま
た、前記インジェクタ17には該インジェクタ17の内
圧を一定に保って安定した燃料噴射を行わせるためのプ
レッシャレギュレータ23aを備えたレギュレータ通路
23が連結されている。
【0022】そして、このエンジン1は前記燃料タンク
21内で発生した蒸発燃料を燃焼室7側に供給する蒸発
燃料供給装置25を備えている。以下、この蒸発燃料供
給装置25について説明する。この蒸発燃料供給装置2
5はパージ通路26を備えており、該パージ通路26
は、上流端が燃料タンク21内の上部に開口し、下流端
がサージタンク16にて吸気通路9に開口している。そ
して、前記パージ通路26の途中には上流側(燃料タン
ク21側)から順に、蒸発燃料から液体燃料を分離する
セパレータ26aと、2ウェイバルブ26bと、蒸発燃
料を回収吸着する蒸発燃料吸着手段としてのキャニスタ
27と、パージ通路26を開閉して蒸発燃料の吸気通路
9への供給(パージ)を調節するデューティーソレノイ
ドバルブからなるパージ調整手段としてのパージコント
ロールバルブ28とが配設されている。また、前記セパ
レータ26aは分離した液体燃料を燃料タンク21に戻
すための燃料リターン通路26cを介して燃料タンク2
1に接続されている。そして、前記キャニスタ27には
大気開放通路29が連結されている。この大気開放通路
29は、一端がキャニスタ27の内部空間に、他端が外
気に夫々開口されており、吸気通路9に蒸発燃料を送込
む際にはパージコントロールバルブ28の開動作に伴っ
て外気をキャニスタ27内に吸入するようになっている
一方、キャニスタ27内で蒸発燃料がオーバーフローし
た際には蒸発燃料の一部を大気中に放出するようになっ
ている。また、この大気開放通路29の途中にはフェイ
ル判定用バルブ29aが配設されている。このフェイル
判定用バルブ29aは、蒸発燃料供給装置25の後述す
る故障判定(パージ通路の詰りや漏れの判定)を行う際
にのみ閉鎖され、それ以外の状態では常時開放状態とさ
れるようになっている。これにより、この大気開放通路
29及びフェイル判定用バルブ29aによって本発明で
いう大気開放手段が構成されている。
【0023】また、図2における30はEGR装置であ
って、EGR通路31と該EGR通路31に介設された
EGRコントロールバルブ32とを備えて成っており、
ブースト圧検出通路32aによって検出されるスロット
ル弁下流側の負圧と、大気圧検出通路32bによって検
出されるスロットル弁上流側の負圧との圧力の差に応じ
て、EGRガスの供給量を設定するようになっている。
【0024】そして、前記インジェクタ17、アイドル
スピードコントロールバルブ20、パージコントロール
バルブ28、フェイル判定用バルブ29a等はCPUを
内蔵したコントロールユニット40により作動制御され
る。このコントロールユニット40には、スロットルバ
ルブ15の開度を検出するスロットルセンサ33の検出
信号、クランク軸8のクランク角を検出するクランク角
センサ34の検出信号、車速を検出する車速センサ35
の検出信号、燃料タンク21内の圧力を検出するタンク
圧検出センサ36の検出信号、燃料タンク21内に貯留
されている燃料のアルコール濃度を検出するアルコール
センサ37の検出信号などが入力されるようになってい
る。また、前記アルコールセンサ37は光学式アルコー
ルセンサ等が採用される。更に、車室内にはパージ故障
警告ランプ(MIL)38が配設されており、前記コン
トロールユニット40は該パージ故障警告ランプ38へ
の信号出力が可能となっている。そして、前記タンク圧
検出センサ36及びアルコールセンサ37によって本発
明でいうタンク圧検出手段が構成されている。
【0025】そして、このエンジン1では、前記パージ
通路26の詰りや漏れを検出して蒸発燃料供給装置25
の故障判定を行うようにしている。この故障判定の概略
について説明すると、先ず、前記パージコントロールバ
ルブ28を開状態にすると共にフェイル判定用バルブ2
9aを閉状態にして燃料タンク21内に吸気通路9の負
圧を作用させ、このときの燃料タンク21内圧の変化を
前記タンク圧検出センサ36で検出しておき、燃料タン
ク21内圧の降下度合が遅い場合にパージ通路26に詰
りが発生していることを判定するようにしている。一
方、この詰り判定動作でパージ通路26に詰りが発生し
ていない場合には、上述の如く燃料タンク21内に負圧
を作用させた状態から前記パージコントロールバルブ2
8及びフェイル判定用バルブ29aを共に閉状態にして
燃料タンク21内で蒸発した燃料が吸気通路9や大気に
放出されないようにする。そして、このときの燃料タン
ク21の内圧の変化を前記タンク圧検出センサ36で検
出しておき、燃料タンク21内圧の上昇度合が速い場合
(タンク内圧が速く大気圧側に戻った場合)にパージ通
路26に漏れが発生していることを判定するようにして
いる。
【0026】そして、本例の特徴とする動作としては、
燃料タンク21の初期内圧に応じて上述した蒸発燃料供
給装置25の故障判定動作を行うようにしていることに
ある。以下に、この本例の特徴とする蒸発燃料供給装置
25の故障判定動作を行わせる前記コントロールユニッ
ト40による信号処理手順について図3及び図4のフロ
ーチャートに基づいて説明する。同図において、先ず、
イグニッションスイッチのON作動を受けてスタート
し、ステップS1において前記各センサの検出信号の読
込みを行う。そして、ステップS2において、エンジン
運転状態がフェイル検出領域にあるか否かを判定する。
つまり、蒸発燃料供給装置25の故障判定が行える領域
であるか否かを判定する。具体的には、減速時にあれば
フェイル検出領域であると判定する。つまり、蒸発燃料
が吸気通路9に送込まれて空燃比が変動したような場合
でもエンジンにトルクショックの発生等の影響を与えに
くい領域においてフェイル検出を行うようにしている。
そして、このステップS2においてエンジン運転状態が
フェイル検出領域にあるYESの場合には、ステップS
3に移って燃料タンク21内に貯留されている燃料の燃
料性状測定を行う。詳しくは、前記アルコールセンサ3
7によって燃料タンク21内の燃料のアルコール濃度を
検出して燃料タンク21内における燃料の蒸発し易さを
検出するようにしている。そして、この燃料性状測定を
行った後、ステップS4に移り、前記ステップS3によ
って測定された燃料性状(アルコール濃度)に基づい
て、予め設定されたパージDutyマップにより前記パージ
コントロールバルブ28の開度を設定する。この設定
は、燃料中のアルコール濃度が高いほどパージコントロ
ールバルブ28の開度を大きく設定するようにしてい
る。つまり、燃料タンク21の内圧が高くなり易い状態
では、詰り判定を行う際に吸気通路9の負圧の影響力が
大きくなるようにしている。そして、このようにしてパ
ージコントロールバルブ28の開度を設定した後、ステ
ップS5に移って前記ステップS4によって設定された
開度でもってパージコントロールバルブ28を開放する
と共にフェイル判定用バルブ29a閉鎖し、これによっ
て燃料タンク21内に吸気通路9の負圧を作用させる。
このようにして燃料タンク21内に負圧を作用させた
後、ステップS6に移って予め設けられた吸引カウンタ
をリセットする。その後、ステップS7において前記吸
引カウンタのインクリメントを行う。その後、ステップ
S8に移って前記タンク圧検出センサ36によって検出
される燃料タンク21内圧が設定値まで降下したか否か
の判定を行い、この内圧が設定値に降下するまでの間
(このステップS8においてNO判定されている間)、
吸引カウンタのインクリメントを継続して行う。そし
て、前記吸気通路9の負圧の作用によって燃料タンク2
1の内圧が設定値まで降下したYESの場合には、ステ
ップS9に移って第1設定時間を設定する。この第1設
定時間は、前記ステップS3によって測定された燃料性
状に基づいて設定され、燃料中のアルコール濃度が高い
ほど第1設定時間を長く設定するようにしている。つま
り、燃料タンク21の内圧が高くなり易い状態では、詰
り判定を行う際の判定時間を長く設定してタンク内圧の
降下時間に猶予を与えるようにしている。このようにし
て第1設定時間を設定した後、ステップS10に移って
前記吸引カウンタのカウント数が第1設定時間以下であ
るか否かを判定する。そして、このステップS10にお
いて吸引カウンタのカウント数が第1設定時間よりも大
きいNO場合には、タンクに十分な負圧が作用してい
ないことでパージ通路26に詰りが発生していると判定
し、ステップS17(図4)に移って警告ランプ38を
点灯させて運転者に蒸発燃料供給装置25の故障を警告
する。以上が蒸発燃料供給装置25の詰り判定動作であ
る。このような制御動作が行われるようになっているた
めに、ステップS4及びステップ9において本発明でい
う故障判定値変更手段42が、ステップS5及びステッ
プS10において本発明でいう故障判定手段41が構成
されている。
【0027】そして、以上の判定動作によって蒸発燃料
供給装置25に詰りが発生していない、つまりステップ
S10においてYESに判定された場合には、ステップ
S11以下の漏れ判定動作を行う(図4)。次に、ステ
ップS11以下の動作について説明する。ステップS1
1ではパージコントロールバルブ28及びフェイル判定
用バルブ29aを共に閉鎖して燃料タンク21内で蒸発
した燃料が吸気通路9や大気に放出されないようにす
る。このようにして両バルブを閉鎖すると、パージ通路
に漏れが発生していない状態では、各バルブの僅かな隙
間から徐々に負圧が放出されることになる。その後、ス
テップS12に移って予め設けられたリークダウンカウ
ンタをリセットする。その後、ステップS13において
前記リークダウンカウンタのインクリメントを行う。そ
の後、ステップS14に移って前記タンク圧検出センサ
36によって検出される燃料タンク21内圧が100mm
Aqだけ上昇したか否かの判定を行い、100mmAq上昇す
るまでの間(このステップS14においてNOに判定さ
れている間)、リークダウンカウンタのインクリメント
を継続して行う。そして、燃料タンク21の内圧が10
0mmAq上昇したYESの場合には、ステップS15に移
って第2設定時間を設定する。この第2設定時間は、前
記ステップS3によって測定された燃料性状に基づいて
設定され、燃料中のアルコール濃度が高いほど第2設定
時間を短く設定するようにしている。つまり、燃料タン
ク21の内圧が高くなり易い状態では、継続して蒸発す
る燃料によって燃料タンク内圧が上昇し易い状態となっ
ているので、判定を行う際の判定時間を短く設定してタ
ンク内圧の上昇時間に制限を与えるようにしている。こ
のようにして第2設定時間を設定した後、ステップS1
6に移って前記リークダウンカウンタのカウント数が第
2設定時間以下であるか否かを判定する。そして、この
ステップS16においてリークダウンカウンタのカウン
ト数が第2設定時間以下であるYES場合には、パージ
通路26の一部から大気中に負圧が放出されていること
になり、これによってパージ通路26に漏れが発生して
いると判定し、ステップS17に移って警告ランプ38
を点灯させて運転者に蒸発燃料供給装置25の故障を警
告する。また、ステップS14においてNOに判定され
た場合にはパージ通路26に漏れが発生していないので
リターンする。以上が蒸発燃料供給装置25の漏れ判定
動作である。このような制御動作が行われるようになっ
ているために、ステップS15において本発明でいう故
障判定値変更手段42が、ステップS11及びステップ
S16において本発明でいう故障判定手段41が構成さ
れている。
【0028】このようなコントロールユニット40の動
作により、燃料タンク21内で蒸発燃料が発生し易い状
態では、それに応じてパージコントロールバルブ28の
開度及び故障判定時間を変更するようにしているので、
故障判定の誤動作を行うことがなくなり、故障判定装置
の信頼性を大幅に向上することができる。
【0029】尚、本例の制御動作にあっては、燃料性状
に応じてパージコントロールバルブ28の開度及び故障
判定のための設定時間(故障判定時間)の変更を行うよ
うにしたが、パージコントロールバルブ28の開度の変
のみを行うようにしたり、ステップS8における設定
値(故障判定圧力)を変更するようにしてもよい。
【0030】(第2実施例) 次に、本発明の第2実施例について説明する。本例のも
のは、漏れ判定動作の変形例であってエンジン及びその
周辺構造は上述した第1実施例と同様であるため、その
説明は省略し、漏れ判定動作のみについて図5のフロー
チャートに沿って説明する。同図において、先ず、イグ
ニッションスイッチのON作動を受けてスタートし、ス
テップS21において前記各センサの検出信号の読込み
を行う。そして、ステップS22において、エンジン運
転状態がフェイル検出領域にあるか否かを判定する。こ
の判定は上述した第1実施例の制御動作におけるステッ
プS2と同様にして行う。そして、このステップS22
においてエンジン運転状態がフェイル検出領域にあるY
ESの場合には、ステップS23に移り、タンク圧検出
センサ36によって燃料タンク内の内圧を読込む。その
後、ステップS24に移ってパージコントロールバルブ
28を開放すると共にフェイル判定用バルブ29aを閉
鎖し、これによって燃料タンク21内に吸気通路9の負
圧を作用させる。次に、ステップS25において前記ス
テップS23で読込まれた燃料タンク内圧に基づいて判
定しきい値を決定する。この判定しきい値は、ステップ
S23において読込まれた燃料タンク内圧が大きいほど
判定しきい値を大きく設定するようにしている。これ
は、燃料タンク内圧が大きい、つまり蒸発燃料が多量に
発生している状態では漏れ判定時間中のタンク内圧の変
化割合が大きくなる傾向にあるので、これに応じて漏れ
判定を行う判定しきい値を大きく設定しておくようにす
る。そして、このようにして判定しきい値を設定した
後、ステップS26に移り、コントロールバルブ28及
びフェイル判定用バルブ29aを共に閉鎖して燃料タン
ク21内で蒸発した燃料が吸気通路9や大気に放出され
ないようにする。その後、ステップS27に移ってタン
ク圧検出センサの単位時間当りのタンク内圧の変化代が
前記ステップS25において決定された判定しきい値よ
りも小さいか否かを判定する。そして、このステップS
25において単位時間当りのタンク内圧の変化代が前記
判定しきい値以上であるNOの場合には、パージ通路2
6に漏れが発生していると判断してステップS29に移
って警告ランプ38を点灯する。一方、このステップS
25において単位時間当りのタンク内圧の変化代が前記
判定しきい値よりも小さいYESの場合には、ステップ
S28に移ってパージ通路26に漏れが発生していない
と判断して警告ランプ38を点灯することなしにリター
ンする。このような制御動作が行われるようになってい
るために、ステップS25において本発明でいう故障判
定値変更手段42が、ステップS24,S26,S27
において本発明でいう故障判定手段41が構成されてい
る。
【0031】このように本例におけるコントロールユニ
ット40の動作によっても、燃料タンク21内で蒸発燃
料が発生しやすい状態では、それに応じてパージコント
ロールバルブ28の開度及び故障判定時間を変更するよ
うにしているので、故障判定の誤動作を行うことがなく
なり、故障判定装置の信頼性を大幅に向上することがで
きる。
【0032】尚、本例の制御動作にあっては、燃料タン
ク21内圧に応じて判定しきい値(故障判定圧力)を設
定するようにしたが、故障判定のための設定時間(故障
判定時間)の変更をも同時に行うようにしてもよい。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
以下に述べるような効果が発揮される。請求項1記載の
発明によれば、所定の故障診断条件が成立したときにタ
ンク圧検出手段の出力を受けて、燃料タンク内初期圧に
応じて、パージ調整手段の開度及び故障判定圧力のう
ち、少なくとも1つの値を変更するように、故障判定手
段への出力を行う故障判定値変更手段を備えるような構
成としたために、燃料タンク内で蒸発燃料が多量に発生
するような状況であっても、それに応じた正確な故障判
定を行うことができるので、従来のような故障診断の誤
判定を回避することができる。
【0034】請求項2記載の発明によれば、故障判定値
変更手段が、パージ通路の詰り判定の際、燃料タンク内
初期圧が高いときには、パージ調整手段の開度増大及び
故障判定圧力の上昇のうち少なくとも1つを行うように
構成としたために、蒸発燃料の発生状況に応じたパージ
通路の詰りに対する故障判定を行うことができ、パージ
通路の詰りに対する誤判定を回避することができる。
【0035】請求項記載の発明によれば、所定の故障
診断条件が成立したときにタンク圧検出手段によって検
出される燃料タンク内初期圧は、燃料タンク内に貯留さ
れている燃料中のアルコール濃度に基づいて決定するよ
うな構成としたために、直接燃料タンクの初期圧を検出
することなしに、蒸発燃料の発生状況に応じた故障判定
を行うことができ、制御動作の簡略化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示す図である。
【図2】エンジンの全体概略図である。
【図3】第1実施例におけるコントロールユニットによ
る故障判定動作の一部を示すフローチャート図である。
【図4】第1実施例におけるコントロールユニットによ
る故障判定動作の一部を示すフローチャート図である。
【図5】第2実施例におけるコントロールユニットによ
る故障判定動作を示すフローチャート図である。
【図6】故障判定原理を説明するための燃料タンク内圧
の変化状態を示す図である。
【符号の説明】
9 吸気通路 21 燃料タンク 26 パージ通路 27 キャニスタ(蒸発燃料吸着手段) 28 パージコントロールバルブ(パージ調整手段) 29 大気開放通路(大気開放手段) 29a フェイル判定用バルブ(大気開放手段) 36 タンク圧検出センサ(タンク圧検出手段) 37 アルコールセンサ(タンク圧検出手段) 41 故障判定手段 42 故障判定値変更手段
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−223019(JP,A) 特開 平5−180101(JP,A) 特開 平4−362264(JP,A) 特開 平5−125997(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02M 25/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料タンク内で発生した蒸発燃料をエン
    ジンの吸気通路に導入可能とするように前記燃料タンク
    と吸気通路とを連通するパージ通路と、 該パージ通路に配設されて前記燃料タンク内で発生した
    蒸発燃料を回収吸着する蒸発燃料吸着手段と、 前記パージ通路における前記蒸発燃料吸着手段と吸気通
    路との間に配設された開閉自在なパージ調整手段と、 前記蒸発燃料吸着手段と外気とを連通する開閉自在な大
    気開放手段と、 前記燃料タンク内の圧力を検出するタンク圧検出手段
    と、 所定の故障診断条件が成立したときに、前記パージ調整
    手段を開状態にすると共に大気開放手段を閉状態にして
    燃料タンク内に吸気通路の負圧を作用させ、前記タンク
    圧検出手段の出力を受けて燃料タンク内圧力の降下度合
    を検知し、該降下度合が所定値以下のときにパージ通路
    に詰りが発生していると判定する一方、このパージ通路
    の詰り判定においてパージ通路に詰りが発生していない
    ときに前記パージ調整手段及び大気開放手段を共に閉状
    態にし、前記タンク圧検出手段の出力を受けて燃料タン
    ク内圧力の上昇度合を検知し、該上昇度合が所定値以上
    のときにパージ通路に漏れが発生していると判定する故
    障判定手段と、 前記所定の故障診断条件が成立したときに前記タンク圧
    検出手段の出力を受け、この燃料タンク内初期圧に応じ
    て、パージ調整手段の開度及び故障判定圧力のうち、少
    なくとも1つの値を変更するように、前記故障判定手段
    への出力を行う故障判定値変更手段とを備えていること
    を特徴とする蒸発燃料供給装置の故障検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のエンジンの蒸発燃料供給
    装置の故障検出装置において、故障判定値変更手段は、
    パージ通路の詰り判定の際、燃料タンク内初期圧が高い
    ときには、パージ調整手段の開度増大及び故障判定圧力
    の上昇のうち少なくとも1つを行うように構成されてい
    ることを特徴とする蒸発燃料供給装置の故障検出装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のエンジンの蒸発燃料供給
    装置の故障検出装置において、所定の故障診断条件が成
    立したときにタンク圧検出手段によって検出される燃料
    タンク内初期圧は、燃料タンク内に貯留されている燃料
    中のアルコール濃度に基づいて決定されるようになって
    いることを特徴とする蒸発燃料供給装置の故障検出装
    置。
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