JP4225022B2 - 排気捕集装置用異常検出装置 - Google Patents

排気捕集装置用異常検出装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、排気捕集装置のための異常検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
内燃機関の排気ガスを捕集する技術として、排気通路に設けられたゼオライト触媒からNOxが放出されるときに、その排気通路に接続された捕集容器に排気ガスを捕集する排気処理装置がある(特許文献1又は2参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−70539号公報
【特許文献2】
特開2002−147227号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述の公報には、捕集容器が破損する等の異常が発生した場合の対策については開示も示唆もない。もし、捕集容器が破損すれば、有害物質が含まれる排気ガスを適切に捕集することが困難になる。
【0005】
そこで、本発明は、捕集装置の異常を検出することが可能な装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の捕集装置用異常検出装置は、内燃機関から排出される排気ガスを排気通路から取り出して捕集容器に捕集し、保持することが可能な捕集装置のための異常検出装置において、前記捕集装置による排気ガスの捕集状態に相関して変化する物理量として前記捕集容器内の圧力を検出する検出手段と、前記検出手段の検出結果に基づいて前記捕集装置に異常が生じているか否かを判定する判定手段とを備え、前記判定手段は、前記捕集装置による排気ガスの捕集中に前記検出手段の検出する圧力の上昇の程度が所定の基準値よりも小さいときに前記捕集装置に異常が生じていると判定するとともに、前記捕集装置による排気ガスの保持中に前記検出手段の検出する圧力が所定の基準値より低下したときに前記捕集装置に異常が生じていると判定することにより、上述した課題を解決する(請求項1)。
【0007】
本発明の第1の捕集装置用異常検出装置によれば、捕集状態に相関して変化する物理量として捕集容器内の圧力を検出することから、捕集装置の異常を検出することが可能である。これにより、捕集装置の異常に対応した種々の措置を講ずることが可能となる。例えば異常が検出されたときに捕集を中止するようなフェールセーフ装置を捕集装置に設けることが可能となる。捕集装置の異常には、捕集容器内に排気ガスを捕集できない状態、捕集容器内に排気ガスを保持できない状態、捕集容器内の排気ガスを排出することができない状態が含まれる。さらに、捕集が可能であっても予定した量の捕集ができない等、排気ガスの捕集、保持、排出を予定通りできない状態も含まれる。
【0008】
また、捕集容器内の圧力を検出するため、捕集容器が破損して排気ガスが漏れている異常だけでなく、弁やポンプ等の捕集等のための各手段の動作不良により排気ガスの捕集が予定通り行われない異常を検出することが可能である。しかも、排気ガスを蓄えるべき捕集容器内の圧力を直接検出するため、正確に捕集装置の異常を検出することが可能である
【0009】
らに、保持中において捕集容器内の圧力は一定に保たれるべきところその圧力を検出することから、捕集容器から微量の排気ガスが徐々に漏れていくような、比較的軽微な捕集装置の異常も検出可能である。所定の基準値は予め所定の値を設定しておいてもよいし、内燃機関の燃焼状態や捕集装置の制御状態等に関する種々の情報に基づいて適宜設定してもよい。
【0010】
本発明の第2の捕集装置用異常検出装置は、車両に搭載された内燃機関から排出される排気ガスを排気通路から取り出して捕集容器に捕集し、保持することが可能な捕集装置のための異常検出装置において、前記捕集装置による排気ガスの捕集状態に相関して変化する物理量を検出する検出手段と、前記検出手段の検出結果に基づいて前記捕集装置に異常が生じているか否かを判定する判定手段と、を備え、前記物理量として前記車両の室内における特定の物質の濃度を検出し、前記特定の物質の濃度が所定の基準値よりも高いことを少なくとも一つの条件として、前記捕集装置に異常が生じていると判定することにより、上述した課題を解決する(請求項2)。第2の捕集装置用異常検出装置によれば、漏れた排気ガスが車室内に侵入するような異常を確実に検出し、ドライバーの安全に万全を期すことが可能である。特定の物質は、大気中よりも排気ガスに多く含まれる物質であればよく、例えば、CO、NOx、HCでよい。ここで、車の走行状態等の種々の条件によっては、排気通路を介して正常に排出した排気ガスや、他車の排出した排気ガス等の影響により高い濃度を検出する場合がある。このような場合でも、特定の物質の濃度が所定の濃度よりも高いことに加え、他の条件が満たされたときに異常が生じたと判定することにより、濃度が高いことの原因が捕集装置の異常によるものか、他の要因によるものかを区別し、異常検出に正確を期すことが可能である。他の条件としては、例えば、捕集中であること、捕集量が所定量以上であること、周囲に他車が存在しないこと、アイドリング中でないこと等の条件を設定してもよい。
【0011】
本発明の第2の捕集装置用異常検出装置において、前記判定手段は、前記捕集装置が排気ガスを捕集中又は保持中であって、かつ、前記検出手段の検出する前記特定の物質の濃度が所定の基準値よりも高いときに、前記捕集装置に異常が生じていると判定してもよい(請求項)。この場合、捕集装置の異常以外の要因によって高い濃度が検出されたときに、捕集装置に異常が生じたと誤って判定することを防止可能である。
【0012】
本発明の第1又は第2の捕集装置用異常検出装置において、前記判定手段が前記捕集装置に異常が生じていると判定したときに、前記捕集装置による排気ガスの捕集を禁止するための処理を実行する実行手段を備えてもよい(請求項)。この場合、排気ガスの捕集を禁止することにより、排気ガスの漏れる状況を新たに生じさせることがない。さらに、捕集中に異常を検出したときには、即座に捕集を中止することにより、漏れの量を軽減することが可能である。
【0013】
本発明の第1又は第2の捕集装置用異常検出装置において、前記判定手段が前記捕集装置に異常が生じていると判定したときに、前記捕集容器内の排気ガスを前記捕集容器から排出するための処理を実行する実行手段を備えてもよい(請求項)。この場合、捕集した排気ガスを捕集容器から排出することにより、更に捕集ガスが漏れることを防止し、ドライバーの安全を図ることが可能である。捕集容器からの排出は、吸気通路へ排出してもよいし、排気通路へ排出してもよいし、大気へ直接排出してもよい。ポンプ等の加圧手段を利用して排出してもよいし、捕集容器内の圧力や吸気負圧を利用して排出してもよい。
【0014】
本発明の第1又は第2の捕集装置用異常検出装置において、前記判定手段が前記捕集装置に異常が生じていると判定したときに、前記捕集容器内の排気ガスを前記排気通路に還流させるための処理を実行する実行手段を備えてもよい(請求項)。この場合、捕集した排気ガスを排気通路に還流させることから、吸気通路に還流させる場合のように、排気ガスが内燃機関の燃焼状態に及ぼす影響を考慮する必要がなく、短時間に捕集容器内の排気ガスを排出することが可能である。なお、排気通路に設けられた触媒の上流側に還流させることにより、還流させた排気ガスを浄化してから大気へ放出するようにしてもよい。
【0015】
本発明の第3の捕集装置用異常検出装置は、内燃機関から排出される排気ガスを排気通路から取り出して捕集容器に捕集し、保持することが可能な捕集装置のための異常検出装置において、前記捕集装置による排気ガスの捕集状態に相関して変化する物理量を検出する検出手段と、前記検出手段の検出結果に基づいて前記捕集装置に異常が生じているか否かを判定する判定手段と、捕集した排気ガスの前記排気通路を介した大気への放出を制御するための第1の弁手段と、捕集した排気ガスの前記排気通路を介さない大気への放出を制御するための第2の弁手段と、前記判定手段が前記捕集装置に異常が生じていると判定したときに、前記排気通路を介さない大気への放出により捕集した排気ガスを大気へ放出するように前記第2の弁手段の制御を実行する実行手段とを備えることにより、上述した課題を解決する(請求項7)。第3の捕集装置用異常検出装置によれば、捕集ガスを捕集容器から大気へ直接排出することから、吸気通路に還流する場合のように内燃機関の燃焼状態に影響を及ぼすことがなく、排気通路に還流する場合のように排気圧力に抵抗して排気通路へ排出する必要もなく、速やかに排出することが可能である。なお、大気への直接の排出と、吸気通路や排気通路への排出とを併用してもよい。
【0016】
本発明の第4の捕集装置用異常検出装置は、車両に搭載された内燃機関から排出される排気ガスを排気通路から取り出して捕集容器に捕集し、保持することが可能な捕集装置のための異常検出装置において、前記捕集装置による排気ガスの捕集状態に相関して変化する物理量を検出する検出手段と、前記検出手段の検出結果に基づいて前記捕集装置に異常が生じているか否かを判定する判定手段と、前記判定手段が前記捕集装置に異常が生じていると判定したときに、前記車両に搭載された空調装置を外気導入モードに設定するための処理を実行する実行手段を備えることにより、上述した課題を解決する(請求項8)。第4の捕集装置用異常検出装置によれば、車室内に排気ガスが滞留することを防止し、ユーザの安全を確実に確保することが可能である。
【0017】
【発明の実施の形態】
【0018】
(第1の実施形態)
図1は本発明の捕集装置用異常検出装置の第1の実施形態を示す。図1において、内燃機関1は4つのシリンダ2…2が直列に配置された4気筒エンジンとして構成されている。周知のように、内燃機関1には吸気通路3及び排気通路4が接続され、吸気通路3には吸気濾過用のエアフィルタ5、吸気量調整用のスロットルバルブ6が、排気通路4には排気浄化用の触媒7がそれぞれ設けられている。また、内燃機関1には各シリンダ2に対応してインジェクタ(燃料噴射弁)8…8が設けられている。インジェクタ8は吸気通路3に燃料を噴射するように設けられてもよいし、シリンダ2内に燃料を噴射するように設けられてもよい。内燃機関1は火花点火式又は自着火式のいずれでもよい。触媒7としては三元触媒、NOx吸蔵還元触媒等を利用可能である。
【0019】
内燃機関1の運転状態はエンジンコントロールユニット(ECU)9により制御される。ECU9は、例えばマイクロプロセッサ及びその主記憶装置として機能するROM、RAM等を組み合わせたコンピュータとして構成され、種々のセンサーからの出力信号を参照して内燃機関1の運転状態の制御に必要な各種の演算処理及び各種の機器の動作制御を実行する。ECU9と接続されるセンサとしては、例えば吸入空気量に対応した信号を出力するスロットルセンサ、排気ガス中の酸素量に対応した信号を出力するOセンサ等がある。また、ECU9によって動作が制御される機器としては例えばインジェクタ8等がある。
【0020】
内燃機関1の始動時の有害物質の排出量を削減するため、内燃機関1は排気捕集装置20を備えている(以下、単に「捕集装置20」ということがある。)。排気捕集装置20は、所定量の排気ガスを蓄えることが可能な捕集容器21と、その捕集容器21と排気通路4とを接続する排気ガス取出し通路22と、捕集容器21から排気ガスを吸気通路3に還流させるための吸気側導入通路23と、捕集容器21から排気ガスを触媒7の上流側の排気通路4に還流させるための排気側導入通路24と、排気ガス取り出し通路22と排気通路4との接続位置下流の排気通路4に設けられた切替弁25と、排気ガス取り出し通路22と捕集容器21との接続位置に設けられたリード弁26と、吸気側導入通路23を開閉する開閉弁27と、排気側導入通路24を開閉する調圧弁28とを備えている。
【0021】
排気取り出し通路22は触媒7よりも下流側において排気通路4から分岐する。切替弁25は、切替弁25よりもさらに下流側への排気ガスの通過を許可する排気放出位置と、その通過を制限することにより排気ガスを排気取り出し通路22に導入する排気捕集位置との間で切り替え可能である。切替弁25は排気捕集位置において、下流側の排気通路4への排気ガスの全量の通過を禁止してもよいし、一部の排気ガスの通過を許容してもよい。
【0022】
リード弁26は、排気ガス取り出し通路22を閉じる位置と、捕集容器21側へ押し開かれた位置との間で切り替え可能である。従って、リード弁26は、排気ガス取り出し通路22内の圧力が捕集容器21内の圧力よりも高い場合には、排気ガス取り出し通路22内の圧力によって押し開かれて、排気ガス取り出し通路22から捕集容器21への排気ガスの通過を許可する。一方、捕集容器21内の圧力が排気ガス取り出し通路22内の圧力よりも高い場合には、捕集容器21内の圧力によって閉じられて、捕集容器21から排気ガス取り出し通路22への排気ガスの通過を禁止する。なお、排気ガス取り出し通路22内の圧力と捕集容器内21内の圧力との圧力差が所定の値以上にならないと開かれないように、リード弁26を閉じる位置へと付勢するスプリング等の付勢手段を設けてもよい。
【0023】
捕集容器21は、内燃機関1の始動時から触媒7の活性状態が所定レベルに達するまでの排気ガスの総排出量に相当する容量を備えている。捕集容器11は金属製の箱のように容積不変の剛体容器として構成されてもよいし、容積可変のバッグ状に構成されてもよい。排気ガス取り出し通路22、排気側導入通路23、及び吸気側導入通路24は金属等の剛体にて構成された配管でもよいし、フレキシブルなチューブでもよい。
【0024】
吸気側導入通路23は吸気通路3に接続されている。開閉弁27が開かれることにより、捕集容器21に蓄えられた排気ガスが吸気通路3に導入される。
【0025】
排気側導入通路24は排気通路4に接続されている。調圧弁28が開かれることにより、捕集容器21に蓄えられた排気ガスが排気通路4に導入される。調圧弁28は、例えば、図2に示すように、筒部28aと、筒部28aの内部の端に設けられたスプリング28bと、スプリング28bに取り付けられ、筒部28aの内部を筒部28aに沿った方向に移動可能な弁28cとを備える。スプリング28bが収納されているスペースは、大気又は排気通路の排気ガスを導入可能に構成されている。このため、弁28cは、捕集容器21内の圧力の変動に伴って、捕集容器21内の圧力によって押される力とスプリング28bの復原力とが釣り合う位置に移動する。すなわち、捕集容器21内の圧力が所定圧力以下の場合には、図2(a)に示すように、弁28cは捕集容器21から排気側導入通路24への排気ガスの導入を阻止する位置となる。捕集容器21内の圧力が所定圧力よりも大きくなった場合には、図2(b)に示すように、弁28cは捕集容器21から排気側導入通路24への排気ガスの導入を許可する位置となる。従って、捕集容器21の捕集限界を超えた量の排気ガスを捕集した場合でも、所定圧力まで捕集容器21内の圧力が上昇すると自動的に調圧弁28を介して排気ガスが還流され、捕集容器21の破損が防止される。
【0026】
図1の切替弁25及び開閉弁27の動作はECU9によって制御される。ECU9は内燃機関1の始動時には切替弁25を排気捕集位置とするとともに、開閉弁27を閉じて排気ガスを捕集する。所定の捕集終了条件が満たされると、ECU9は切替弁25を排気放出位置とし、捕集を終了する。その後、所定の還流開始条件が満たされるまで開閉弁27を閉じたままとし、捕集した排気ガスを捕集容器21内に保持する。還流開始条件が満たされるとECU9は開閉弁27を開いて捕集した排気ガスの還流を開始する。なお、捕集終了条件、還流開始条件には触媒7が暖気され、所定の活性レベルに到達することが含まれる。
【0027】
捕集装置20には、異常検出装置30が取り付けられる。異常検出装置30は、検出手段として圧力センサ31を備える。圧力センサ31は捕集容器21に取り付けられ、捕集容器21内の圧力に対応した信号をECU9に出力する。そして、ECU9は異常検出装置30の判定手段及び実行手段として機能し、捕集装置20の異常を検出する。
【0028】
図3は、ECU9が実行する異常検出処理の手順を示すフローチャートである。この処理は、例えば、車両のイグニッションスイッチをオン(以下、IG ON)した時点で開始され、その後、所定の周期(例えば1秒)で繰返し実行される。
【0029】
まず、ECU9は、現在捕集装置20が捕集中又は保持中であるか否かを判定する(ステップS1)。捕集中及び保持中のいずれでもないと判定した場合は処理を終了する。捕集中又は保持中であると判定した場合は、検出した圧力の変化が捕集中又は保持中の圧力の変化として適切なものか否かを判定する(ステップS2)。圧力の変化が適切でないと判定した場合には、排気捕集装置21に異常が発生したとみなし、ステップS3にて所定の処理を実行する。圧力の変化が適切であると判定した場合には、ステップS3をスキップして処理を終了する。
【0030】
以上の処理によれば、検出した圧力の変化が捕集装置に対する制御に対応して生じるべき圧力の変化か否かにより、捕集装置20の異常を検出することが可能である。なお、ECU9はステップS1、S2では判定手段として機能し、ステップS3では実行手段として機能する。
【0031】
ステップS2では、検出した圧力の変化が図4(a)〜(c)の破線L2で示すような変化である場合に異常と判定してよい。図4では、横軸は時間を、縦軸は捕集容器21内の圧力を示しており、内燃機関1は時刻t0で始動する。捕集装置20に異常が生じていない場合には、実線L1で示すように、排気ガスを捕集している間(時刻t0〜t1)、捕集容器21内の圧力は捕集量の増加に伴って比例的に増加する。排気ガスを保持している間(時刻t1〜t2)は捕集容器21内の圧力は一定に保たれる。時刻t2で還流が開始されると捕集容器21内の圧力は低下する(時刻t2〜t3)。
【0032】
これに対して、切替弁25の動作不良、捕集容器21の破損等の異常が生じた場合、図4(a)に示すように、捕集中においては圧力の上昇の程度が小さくなる。さらには、捕集容器21から排気ガスが漏れている場合には、漏れの量が捕集量を上回り、捕集容器内の圧力が上昇しなくなる。従って、ステップS2では、捕集中であるにも拘らず、圧力の上昇の程度が所定の基準値よりも小さいとき、又は、圧力が全く上昇しないときに異常と判定してもよい。この場合、所定の基準値は予め設定しておいてもよいし、切替弁25の制御状態等に基づいて適宜推定してもよい。また、図4(b)に示すように、捕集容器21が破裂したような場合には、急激に捕集容器21内の圧力が低下する。従って、捕集中又は保持中に捕集容器21内の圧力が低下し、かつ、その低下の程度が所定の基準値よりも大きいときに異常と判定してもよい。さらに、図4(c)に示すように、捕集容器21に小さな穴があいた場合、開閉弁27等の弁手段の密閉性が劣化した場合等には、長時間に渡って徐々に圧力が低下する。従って、捕集ガスの保持中に、捕集容器21内の圧力が所定の基準値よりも低下した場合に異常が生じたと判定してもよい。
【0033】
ステップS3の所定の処理としては、例えば、捕集終了条件が満たされたか否かに拘らず、切替弁25を排気放出位置として捕集を禁止してもよい。還流開始条件が満たされたか否かに拘らず、開閉弁27を開いて捕集ガスを吸気通路3へ還流してもよい。調圧弁28としてECU9による制御によって開閉可能なものを設けた場合には、調圧弁28を開くことにより排気通路4へ還流してもよい。
【0034】
ステップS1にて捕集中又は保持中であるか否かを判定し、ステップS2にて捕集及び保持に対応した圧力変化であるか否かを判定したが、ステップS1にて還流中であるか否かを判定し、ステップS2にて還流に対応した圧力変化であるか否かを判定してもよい。
【0035】
また、内燃機関1の始動時に排気ガスを捕集する捕集装置に本発明の異常検出装置を適用して例示したが、内燃機関1の燃焼状態や有害物質の排出状態等の種々の状態に応じて排気ガスを捕集する捕集装置にも本発明の異常検出装置は適用可能である。
【0036】
(第2の実施形態)
図5、図6を参照して本発明の第2の実施形態を説明する。但し、図5において図1と共通する部分には同一符号を付し、それらの説明は省略する。図5に示す実施形態は、圧力センサ31が設けられていない代わりに、COセンサ40が設けられている点において図1の実施形態と異なる。また、捕集容器21に緊急弁41が設けられている点において図1の実施形態と異なる。なお、第2の実施形態において、開閉弁27及び調圧弁28は第1の弁手段として、緊急弁41は第2の弁手段として機能する。
【0037】
COセンサ40は、車室内に取り付けられ、車室内のCO濃度に対応した信号をECU9に出力する。緊急弁41は、ECU9によって制御され、捕集した排気ガスを捕集容器21から排気通路4を介さずに直接大気へ放出するために設けられた排出口を開閉可能である。緊急弁41が開かれることにより、捕集容器21内の排気ガスは直接大気へ放出される。なお、排気ガスを所定の放出位置へ導く管体を捕集容器21に取り付け、その管体に緊急弁41を設けてもよい。
【0038】
図6は、ECU9が実行する異常検出処理の手順を示すフローチャートである。まず、ECU9は、現在捕集装置20が捕集中又は保持中であるか否かを判定する(ステップS21)。捕集中及び保持中のいずれでもないと判定した場合は処理を終了する。捕集中又は保持中であると判定した場合は、検出したCO濃度が所定の基準値より大きいか否か判定する(ステップS22)。基準値より大きいと判定した場合には、排気捕集装置21に異常が発生したとみなし、ステップS23にて所定の処理を実行する。基準値以下と判定した場合には、ステップS23をスキップして処理を終了する。
【0039】
以上の処理によれば、漏れた捕集ガスが車室内に侵入したときに捕集装置20の異常を検出することが可能である。なお、ECU9はステップS21、S22では判定手段として機能し、ステップS23では実行手段として機能する。
【0040】
ステップS23では、第1の実施形態のステップS3と同様の処理を実行してもよいし、さらに、緊急弁41を開放し、早期に捕集容器21内の排気ガスを排出してドライバーの安全を確保してもよい。
【0041】
なお、COセンサ40を第1の実施形態に設け、圧力センサ31の検出結果に基づく判定と、COセンサ40の検出結果に基づく判定とを併用してもよいし、緊急弁41を第1の実施形態に設けてもよい。
【0042】
本発明は、以上の実施形態に限定されず、本発明の技術的思想と実質的に同一である限り、種々の形態で実施してよい。
【0043】
検出手段の圧力検出位置は、捕集容器内に限定されず、捕集等に伴って圧力が変動する位置であればよい。すなわち、物理量として排気ガスの圧力を検出可能な位置であればよい。例えば、排気通路4、排気取り出し通路22ように排気ガスの捕集に伴って圧力が上昇するような排気ガスの流路内でもよいし、吸気側導入通路23、排気側導入通路24のように排気ガスの排出に伴って圧力が上昇するような排気ガスの流路内でもよい。ここで、圧力検出位置を排気通路4とした場合には、捕集容器21内に設けた場合に比較して、内燃機関1の燃焼状態を正確に把握することができるというメリットや、ディーゼル微粒子除去装置(DPF)を装備したときに設けられる圧力センサ等、捕集装置の有無に拘らず設けられる圧力センサを利用することができるというメリットがある。
【0044】
判定手段による圧力に基づく異常の有無の判定については、第1の実施形態に例示したものも含め、種々の方法により判定することが可能である。例えば、検出手段の検出する圧力と正常時の圧力との比較に基づいて、捕集装置に異常が生じているか否かを判定してもよい。正常時の圧力は、排気ガスの捕集、保持、排出に対応して生じるべき圧力であり、判定手段は、圧力の絶対値を比較してもよいし、圧力の変化を比較してもよい。圧力の変化を比較する場合には、変化のパターンを比較してもよいし、変化の程度を比較してもよい。正常時の圧力の絶対値や変化の程度は、予め所定の値を設定しておいてもよいし、種々の情報に基づいて適宜推定してもよい。正常時の圧力の推定には、種々の推定方法を利用できる。例えば、エアフローメーターや排気通路4等に設けられた流量計等の検出結果に基づいて推定してもよいし、切替弁25及び開閉弁27の開放又は閉鎖した時間等の各手段の制御状態に基づいて推定してもよい。圧力を直接推定してもよいし、排気ガスの捕集量や温度等の圧力に影響を及ぼす物理量を推定し、その推定結果から推定してもよい。
【0045】
特定の物質の濃度の検出位置は車室内に限定されず、捕集装置から漏れた排気ガスを検出し得る場所であればよい。例えば、車体内部の捕集容器付近でもよい。特定の物質はCOに限定されず、排気ガスと大気中とで濃度が異なる物質であればよい。NOx、HC等の大気中よりも排気ガスに多く含まれるものでもよいし、逆にO等の排気ガスよりも大気中に多く含まれるものでもよい。前者の場合にはその濃度が所定値以上になったことにより排気ガスの漏れを検出可能であり、後者の場合にはその濃度が所定値以下になったことにより排気ガスの漏れを検出可能である。また、特定の物質は有害な物質であってもよいし、無害な物質であってもよい。1種類の物質に限定せず、数種類の物質を纏めて特定の物質として濃度を検出してもよい。なお、第2の実施形態のように、特定の物質をCOとした場合、排気ガスに含まれるCOの割合はHC、NOx等の他の物質よりも大きいことから、排気ガスの漏れを感度よく検出することが可能である。また、COは一酸化炭素中毒の原因となるものであるから、ドライバーにとっては他の物質よりも危険である。従って、ドライバーの安全をより確実に確保することが可能である。
【0046】
判定手段が捕集容器に異常が生じていると判定したとき、実行手段は所定の処理として種々の処理を実行可能である。例えば、所定の処理として、車両の室内に外気を導入するための処理を実行してもよい。室内への外気の導入は種々の方法が可能であるが、車窓を強制的に開放して外気を導入してもよいし、空調装置を外気導入モードに設定して外気を導入してもよい。空調装置を外気導入モードに設定する場合、ドライバーの空調装置に対する操作を受け付ける操作部の設定が内気循環であっても、車室への空気導入方法を内気循環と外気循環との間で切り替えるアクチュエーターを駆動して、強制的に外気循環に切り替えてもよいし、さらに、空調装置の風量調整用のファンを駆動して、積極的に多量の外気を導入するようにしてもよい。
【0047】
また、実行手段は所定の処理として、捕集装置の異常を運転者に報知するための処理を実行してもよい。この場合、車室内の換気や運転の停止等の自己の安全を確保するための処置を運転者に促すことが可能であるとともに、捕集装置の点検、修理を促すことも可能である。異常の報知は、インジケータを車室内に設けて表示する等、ユーザが視覚的に認識できる方法で行ってもよいし、警告音を鳴らす等、ユーザが聴覚的に認識できる方法で行ってもよい。
【0048】
本発明は、捕集装置の異常を検出する装置に関るものであるが、図7に示すような捕集ガスの漏れ防止機能を強化した捕集装置と組み合わせることにより、より確実に有害物質の大気への放出を防止することが可能である。
【0049】
図7(a)に示す捕集装置は、排気通路4と、排気取り出し通路22との接続位置に設けられた切替弁50を備える。切替弁50は内燃機関1から排出される排気ガスを切替弁50より下流の排気通路4に導く排気放出位置と、排気ガス取り出し通路22に導く排気捕集位置との間で切り替え可能である。切替弁50は排気放出位置とされている間、排気取り出し通路22から排気通路4への排気ガスの流入を防止する機能も有する。従って、このような切替弁50を設けた場合には、リード弁26は本来不要である。しかし、図7(a)に示す捕集装置はリード弁26を備え、切替弁50及びリード弁26により捕集した排気ガスが排気通路4へ逆流することを2重に防止している。従って、有害物質を含む捕集ガスの大気への放出を確実に防止することが可能である。
【0050】
図7(b)に示す捕集装置は、リード弁26の代わりにECU9によって制御される開閉弁51が設けられている点で、図7(a)に示す捕集装置と異なる。この場合も、切替弁50及び開閉弁51により捕集した排気ガスが排気通路4へ逆流することを2重に防止可能である。ここで、切替弁50は常に排出される排気ガスにさらされるため、すす等の微粒子が付着し、密閉度の高いものを用いることが困難な場合がある。しかし、排気取り出し通路22に密閉度の高い開閉弁51を設けることにより、確実に捕集ガスの逆流を防止することが可能である。また、開閉弁51の取り付け位置は切替弁50の取り付け位置よりも下流であり、かつ、捕集時に排気ガスが導入されるだけであるので、開閉弁51の耐熱温度は切替弁50よりも低くてよい。従って、開閉弁51は切替弁50よりも安価なものを用いることが可能である。
【0051】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明の捕集装置用異常検出装置によれば、捕集状態に相関して変化する物理量を検出することから、捕集装置の異常を検出することが可能である。これにより、捕集装置の異常に対応した種々の措置を講ずることが可能となる。例えば異常が検出されたときに捕集を中止するようなフェールセーフ装置を捕集装置に設けることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る捕集装置用異常検出装置の構成を示す図。
【図2】図1の調圧弁の詳細を示す図。
【図3】図1のECUが実行する異常検出処理の手順を示すフローチャート。
【図4】捕集装置に異常が生じたときの捕集容器内の圧力の経時変化を示す図。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る捕集装置用異常検出装置の構成を示す図。
【図6】図5のECUが実行する異常検出処理の手順を示すフローチャート。
【図7】捕集したガスの漏れ防止機能を強化した捕集装置の構成を示す図。
【符号の説明】
1 内燃機関
3 吸気通路
4 排気通路
7 触媒
9 ECU(判定手段、実行手段)
20 捕集装置
21 捕集容器
22 排気取り出し通路
23 吸気側導入通路
24 排気側導入通路
25 切替弁
26 リード弁
27 開閉弁(第1の弁手段)
28 調圧弁(第1の弁手段)
30 異常検出装置
31 圧力センサ
40 COセンサ
41 緊急弁(第2の弁手段)

Claims (8)

  1. 内燃機関から排出される排気ガスを排気通路から取り出して捕集容器に捕集し、保持することが可能な捕集装置のための異常検出装置において、
    前記捕集装置による排気ガスの捕集状態に相関して変化する物理量として前記捕集容器内の圧力を検出する検出手段と、
    前記検出手段の検出結果に基づいて前記捕集装置に異常が生じているか否かを判定する判定手段と、を備え
    前記判定手段は、前記捕集装置による排気ガスの捕集中に前記検出手段の検出する圧力の上昇の程度が所定の基準値よりも小さいときに前記捕集装置に異常が生じていると判定するとともに、前記捕集装置による排気ガスの保持中に前記検出手段の検出する圧力が所定の基準値より低下したときに前記捕集装置に異常が生じていると判定することを特徴とする捕集装置用異常検出装置。
  2. 車両に搭載された内燃機関から排出される排気ガスを排気通路から取り出して捕集容器に捕集し、保持することが可能な捕集装置のための異常検出装置において、
    前記捕集装置による排気ガスの捕集状態に相関して変化する物理量を検出する検出手段と、
    前記検出手段の検出結果に基づいて前記捕集装置に異常が生じているか否かを判定する判定手段と、を備え、
    前記物理量として前記車両の室内における特定の物質の濃度を検出し、前記特定の物質の濃度が所定の基準値よりも高いことを少なくとも一つの条件として、前記捕集装置に異常が生じていると判定することを特徴とする捕集装置用異常検出装置。
  3. 前記判定手段は、前記捕集装置が排気ガスを捕集中又は保持中であって、かつ、前記検出手段の検出する前記特定の物質の濃度が所定の基準値よりも高いときに、前記捕集装置に異常が生じていると判定することを特徴とする請求項に記載の捕集装置用異常検出装置。
  4. 前記判定手段が前記捕集装置に異常が生じていると判定したときに、前記捕集装置による排気ガスの捕集を禁止するための処理を実行する実行手段を備えることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の捕集装置用異常検出装置。
  5. 前記判定手段が前記捕集装置に異常が生じていると判定したときに、前記捕集容器内の排気ガスを前記捕集容器から排出するための処理を実行する実行手段を備えることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の捕集装置用異常検出装置。
  6. 前記判定手段が前記捕集装置に異常が生じていると判定したときに、前記捕集容器内の排気ガスを前記排気通路に還流させるための処理を実行する実行手段を備えることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の捕集装置用異常検出装置。
  7. 内燃機関から排出される排気ガスを排気通路から取り出して捕集容器に捕集し、保持することが可能な捕集装置のための異常検出装置において、
    前記捕集装置による排気ガスの捕集状態に相関して変化する物理量を検出する検出手段と、
    前記検出手段の検出結果に基づいて前記捕集装置に異常が生じているか否かを判定する判定手段と、
    捕集した排気ガスの前記排気通路を介した大気への放出を制御するための第1の弁手段と、
    捕集した排気ガスの前記排気通路を介さない大気への放出を制御するための第2の弁手段と、
    前記判定手段が前記捕集装置に異常が生じていると判定したときに、前記排気通路を介さない大気への放出により捕集した排気ガスを大気へ放出するように前記第2の弁手段の制御を実行する実行手段と、
    を備えることを特徴とする捕集装置用異常検出装置。
  8. 車両に搭載された内燃機関から排出される排気ガスを排気通路から取り出して捕集容器に捕集し、保持することが可能な捕集装置のための異常検出装置において、
    前記捕集装置による排気ガスの捕集状態に相関して変化する物理量を検出する検出手段と、
    前記検出手段の検出結果に基づいて前記捕集装置に異常が生じているか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段が前記捕集装置に異常が生じていると判定したときに、前記車両に搭載された空調装置を外気導入モードに設定するための処理を実行する実行手段と、
    を備えることを特徴とする捕集装置用異常検出装置。
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