JP3446182B2 - 埋め立て工法 - Google Patents

埋め立て工法

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JP3446182B2
JP3446182B2 JP08658295A JP8658295A JP3446182B2 JP 3446182 B2 JP3446182 B2 JP 3446182B2 JP 08658295 A JP08658295 A JP 08658295A JP 8658295 A JP8658295 A JP 8658295A JP 3446182 B2 JP3446182 B2 JP 3446182B2
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landfill
revetment
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隆一 村上
好生 西野
忠弘 小野田
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Toray Engineering Co Ltd
Shibata Industrial Co Ltd
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Toyo Construction Co Ltd
Shibata Industrial Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A10/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE at coastal zones; at river basins

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一定海域を埋め立てて
陸地を築造する埋め立て工法に関する。
【0002】
【従来の技術】一定の海域を埋め立てて陸地を築造する
埋め立て工法の一つに図5に示すような工法がある。こ
の工法は、基礎1の上に護岸用函体2を連続させて載置
し、その連続する護岸用函体2によって築造する陸地側
に砕石等によって裏込め部3を形成する。この裏込め部
3の表面の大きな凹凸をなくすために潜水作業によって
表面の均し作業を行う。
【0003】このようにして均された裏込め部3の表面
全域にわたって織布等によるシート4を敷き拡げて覆
い、その上に埋め立て土砂5を投入して陸地を築造して
いる。このシートは連続する護岸用函体の隙間から埋め
立て土砂が漏出しないように敷設するものであり、土圧
等の上載荷重の条件からシートの引張強度に対応できる
ように設計されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来技術に
よると、使用されるシートは埋め立て土砂の投入によっ
て裏込め部の表面にある凹凸に沿って敷設されるが、埋
め立て土砂の投入に際して敷設面にシートが押さえつけ
られて移動しながら裏込め部表面の凹凸に沿って敷きつ
めたれるためにその敷きつめの移動に際して裏込め材の
突起によってシートは摩擦を受けて磨耗したり孔が明い
たりする破損が生じると共に埋め立て土砂のの衝撃によ
っても破損が発生する。
【0005】このようにシートに破損が生じると、その
隙間から埋め立て土砂が流出してそれが護岸用函体の隙
間から漏出してしまうという問題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、基礎の
上に護岸用函体を連続して載置し、その連続する護岸用
函体によって陸地側に裏込め部を形成し、この裏込め部
の表面全域、シート材の上面、下面もしくはその両面
シート材より伸び量が大きくしかも可撓性および耐
磨耗性がある材料による支持材を配置して所定間隔に結
束したシートで覆い、このシートで覆われた裏込め部上
に埋め立て土砂を投入して陸地を築造することを特徴と
する。
【0007】
【作用】以上の構成によると、埋め立て土砂の投入によ
りシートが裏込め部に押さえつけられて移動しながら裏
込め部表面の凹凸に沿って敷きつめたれるが、その際の
敷きつめの移動によって発生するシートの摩擦を支持材
が受けてシート材の磨耗や破損等の事故がなくなる効果
を有し、シート材が破損したりすることがないために投
入した埋め立て土砂の流出がなく、裏込め部を通って護
岸用函体の連続する隙間から漏出するようなことがな
い。
【0008】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。なお、以下の説明において上記従来技術と同様な部
位は同一符号を用いて説明する。図1はシートの説明
図、図2はシートの要部を示す説明図、図3はシートの
要部を示す断面図、図4はシートの敷設状態を示す説明
図である。
【0009】基礎1の上に護岸用函体2を連続させて載
置し、その連続する護岸用函体2によって築造する陸地
側に砕石等によって裏込め部3を形成する。この裏込め
部3の表面の大きな凹凸をなくすために潜水作業によっ
て表面の均し作業を行う。なお、均し作業が可能でない
場合にはそのままの状態で以下の作業を行う。このよう
にして均された裏込め部3の表面全域にわたって織布に
よるシートを敷き拡げて覆う。
【0010】このシートはシート材6の上面、下面もし
くはその両面(本実施例では下面)に、可撓性および耐
磨耗性があり、しかもシート材6より四方向に伸び量の
大きい材料、例えば合成樹脂製のメッシュ、ゴム製のメ
ッシュ、金属メッシュをゴムで覆ったメッシュ、ゴムや
合成樹脂製のシート等による支持材7を結束材8で結束
して全体でシートを構成する。従って、図2、図3に示
す如く、シート材6は支持材7に結束材8で結束された
箇所によって一体となっている。
【0011】上記結束はシート材6本体に直接またはシ
ート材6に取り付けた結束体に支持材7を結束するもの
で、その結束材8はロープや金属等から成る結束治具で
あり、シート材6と支持材7を確実且つ迅速に連結でき
るものならどのような構造のものでもよい。なお、上記
説明は、シート材6全体を支持材7に結束したものとし
て説明をしたが、図4に示す如く、シート材6の一部を
支持材7と結束して部分的に補強した構造でもよい。
【0012】さらに、シート材6と支持材7の結束状態
は、シート6に所定の荷重がかかったときに結束状態が
開放されるように構成しておいてもよい。以上のように
構成したシートを裏込め部3の表面全域にわたって敷き
拡げて覆い、図4に示す如く、その上に埋め立て土砂5
を投入して陸地を築造する。この際、シートはシート材
6がシート材6より伸び量が大きくかつ耐磨耗性にすぐ
れている支持材7によって裏込め部3の表面に対して保
護されることになり、埋め立て土砂5の投入によりシー
トが押さえつけられて移動しながら裏込め部表面の凹凸
に沿って敷きつめたれるが、その際の敷きつめの移動に
よって発生するシートの摩擦を支持材7が受けてシート
材6の磨耗や破損等の事故がなくなる。
【0013】また、シート材の上面にも支持材を配置し
ておくと、埋め立て土砂5の投入による衝撃に対してよ
り一層耐破損性が向上することになる。なお、上記の説
明は、裏込め部3にシートを敷設する場合で説明した
が、裏込め部を設けずに、基礎1の上に護岸用函体2を
載置し、その陸地側に埋め立て土砂を投入する場合があ
る。その場合には基礎1の斜面に上記シートを敷設して
その陸地側内に埋め立て土砂を投入することになる。こ
のようにすることにより、基礎の隙間に投入した埋め立
て土砂がしみ込んでしまうようなことがない。
【0014】
【発明の効果】以上詳細に説明した本発明によると、基
礎の上に護岸用函体を連続させて載置し、その連続する
護岸用函体によって築造する陸地側に裏込め部を形成
し、この裏込め部の表面全域にわたって、シート材の上
面、下面もしくはその両面にシート材より伸び量が大き
くしかも可撓性および耐磨耗性がある材料によるメッシ
ュ等の支持材を配置して所定間隔に結束したシートで覆
い、このようなシートで覆われた裏込め部上に埋め立て
土砂を投入して陸地を築造するようにしたことにより、
埋め立て土砂の投入によりシートが裏込め部に押さえつ
けられて移動しながら裏込め部表面の凹凸に沿って敷き
つめたれるが、その際の敷きつめの移動によって発生す
るシートの摩擦を支持材が受けてシート材の磨耗や破損
等の事故がなくなる効果を有し、シート材が破損したり
することがないために投入した埋め立て土砂の流出がな
く、裏込め部にしみ込んだり護岸用函体の連続する隙間
から漏出するようなことがない。したがって築造された
陸地は長期にわたって安定を保つことができることにな
る。
【0015】また、裏込め部がなく、基礎にシートを敷
設した場合も上記とまったく同様に基礎にしみ込んだり
護岸用函体の連続する隙間から漏出するようなことがな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を示すシートの説明図
【図2】シートの要部を示す説明図
【図3】シートの要部を示す断面図
【図4】シートの敷設状態を示す説明図
【図5】埋め立て地の説明図
【符号の説明】
1 基礎 2 護岸用函体 3 裏込め部 5 埋め立て土砂 6 シート材 7 支持材 8 結束材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野田 忠弘 兵庫県明石市魚住町中尾1058番地 シバ タ工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−173207(JP,A) 特公 平6−19127(JP,B2) 特公 昭63−25124(JP,B2) 特公 昭63−3087(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02B 3/18 B09B 1/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基礎の上に護岸用函体を連続して載置
    し、その連続する護岸用函体によって陸地側に裏込め部
    を形成し、この裏込め部の表面全域、シート材の上
    面、下面もしくはその両面にシート材より伸び量が大
    きくしかも可撓性および耐磨耗性がある材料による支持
    材を配置して所定間隔に結束したシートで覆い、このシ
    ートで覆われた裏込め部上に埋め立て土砂を投入して陸
    地を築造することを特徴とする埋め立て工法。
  2. 【請求項2】 基礎の上に護岸用函体を連続して載置
    し、その連続する護岸用函体による陸地側の基礎斜面の
    表面全域、シート材の上面、下面もしくはその両面
    シート材より伸び量が大きくしかも可撓性および耐
    磨耗性がある材料による支持材を配置して所定間隔に結
    束したシートで覆い、このシートで覆われた基礎上に埋
    め立て土砂を投入して陸地を築造することを特徴とする
    埋め立て工法。
  3. 【請求項3】 請求項1もしくは請求項2において、支
    持材をシート材に部分的に配置したことを特徴とする埋
    め立て工法。
  4. 【請求項4】 請求項1もしくは請求項2において、支
    持材を合成樹脂製のメッシュ、ゴム製のメッシュもしく
    は金属メッシュをゴムで覆ったメッシュとしたことを特
    徴とする埋め立て工法。
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