JP3445967B2 - コンクリートミキサ車のアジテータドラムの洗浄装置及び洗浄方法、バッチャ−プラントのコンクリートミキサの洗浄装置及び洗浄方法並びにその洗浄により生じる廃棄物の再利用方法 - Google Patents

コンクリートミキサ車のアジテータドラムの洗浄装置及び洗浄方法、バッチャ−プラントのコンクリートミキサの洗浄装置及び洗浄方法並びにその洗浄により生じる廃棄物の再利用方法

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JP3445967B2 JP2000312830A JP2000312830A JP3445967B2 JP 3445967 B2 JP3445967 B2 JP 3445967B2 JP 2000312830 A JP2000312830 A JP 2000312830A JP 2000312830 A JP2000312830 A JP 2000312830A JP 3445967 B2 JP3445967 B2 JP 3445967B2
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    • B28CPREPARING CLAY; PRODUCING MIXTURES CONTAINING CLAY OR CEMENTITIOUS MATERIAL, e.g. PLASTER
    • B28C7/00Controlling the operation of apparatus for producing mixtures of clay or cement with other substances; Supplying or proportioning the ingredients for mixing clay or cement with other substances; Discharging the mixture
    • B28C7/0007Pretreatment of the ingredients, e.g. by heating, sorting, grading, drying, disintegrating; Preventing generation of dust
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B08CLEANING
    • B08BCLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
    • B08B9/00Cleaning hollow articles by methods or apparatus specially adapted thereto 
    • B08B9/08Cleaning containers, e.g. tanks
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  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリートミキ
サ車のアジテータドラムの洗浄装置及び洗浄方法、並び
にバッチャ−プラントのコンクリートミキサの洗浄装置
及び洗浄方法に関する。さらにはその洗浄により生じる
廃棄物の再利用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コンクリートミキサ車のアジテータドラ
ムの内部及びバッチャ−プラントのコンクリートミキサ
の内部には、生コンクリートを排出後でも生コンクリー
ト(セメントと水と骨材で構成される)が付着してお
り、運搬及び製造作業の終了後、付着している生コンク
リートの固着を防ぐため、付着生コンクリートを洗浄す
る必要がある。
【0003】従来、コンクリートミキサ車のアジテータ
ドラムの内部及びバッチャ−プラントのコンクリートミ
キサの内部は、水で洗浄していた。しかし、コンクリー
トミキサ車のアジテータドラムの内部はドラム内壁に螺
旋状のスクリューが設けられており、このスクリューと
ドラム内壁との角部に付着した生コンクリートは容易に
落ちないため大量の水で水洗いを行っていた。
【0004】また、バッチャ−プラントのコンクリート
ミキサの内部も、コンクリートミキサ内部に設けられた
攪拌羽根が回転する遠心力によりコンクリートミキサの
内壁に生コンクリートがこびり付き、容易に落ちないた
め大量の水で水洗いを行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】コンクリートミキサ車
のアジテータドラムの内部を水で洗浄すると廃液が生じ
る。その廃液の処理は、廃液に溶け込んだ骨材について
はトロンメル分級機等を用いて篩分けされ再利用される
が、残った汚染水は貯水槽で沈殿させ、沈殿物を脱水機
で脱水して廃棄物処理をする。この篩分けの工程では篩
の網にセメントの成分であるカルシウムが容易に詰まっ
てしまい絶えず清掃する必要がある。また、脱水工程で
脱水物を押し固める時にもフィルタープレスの濾布の目
が詰まってしまいその交換頻度が高いことなど、水で洗
浄することにより生じる廃液の処理は手間のかかる作業
であった。
【0006】また、トロンメル分級機や脱水機などの高
価な設備が必要であり、脱水後の廃棄物処理にも費用が
発生するので、水で洗浄することはコストのかかる方法
であった。また、東北地方や北海道では冬季は凍結しや
すいために、上記篩分けや脱水工程において凍結により
作業性が悪くなるという問題もあった。
【0007】本発明はこのような問題を考慮してなされ
たもので、水を使わずにコンクリートミキサ車のアジテ
ータドラムの内部及びバッチャ−プラントのコンクリー
トミキサの内部を洗浄できる装置及び洗浄方法を提供す
るものである。
【0008】また本発明は、水以外の洗浄剤で生じる廃
棄物を再利用可能にする装置及び方法により、廃棄物を
出さない装置及び方法を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明のコンクリートミキサ車のアジテータドラム
の洗浄装置は、請求項1として、コンクリートミキサ車
のアジテータドラムと、上記アジテータドラムの内部を
洗浄するための骨材と、上記骨材を前記アジテータドラ
ムの内部に投入する投入装置と、前記骨材の投入量の管
理手段とを備え、管理手段が、(1)洗浄後の骨材が固
化せずに生コンクリートの骨材として再利用可能なよう
にセメント付着濃度を所定量以下に抑えるだけの骨材の
投入量、(2)アジテータドラムで攪拌可能となる骨材
の投入量、並びに(3)アジテータドラムの内容積に対
して、22%以上90%以下の骨材の投入量とすること
を特徴とする。
【0010】上記手段によれば、コンクリートミキサ車
のアジテータドラムの内部を、骨材の投入装置と骨材の
投入量の管理手段を用いて、骨材のみで洗浄する。その
骨材の投入量は、アジテータドラムの内容積に対して、
その22%以上90%以下、好ましくは36%以上67
%以下とする。この場合には、水を使用することなくア
ジテータドラムの内部の生コンクリートが骨材によって
十分に擦りとられて取りきられるうえに、骨材に付着す
るセメント濃度が所定量以下に抑えられ、洗浄後の骨材
が固化せずに生コンクリートの骨材として再利用可能と
なる。
【0011】また、本発明のバッチャープラントのコン
クリートミキサの洗浄装置は、請求項2として、バッチ
ャ−プラントのコンクリートミキサと、上記コンクリー
トミキサの内部を洗浄するための骨材と、上記骨材を前
記コンクリートミキサの内部に投入する投入装置と、前
記骨材の投入量の管理手段とを備え、前記骨材の投入量
の管理手段とを備え、管理手段が、(1)洗浄後の骨材
が固化せずに生コンクリートの骨材として再利用可能な
ようにセメント濃度を所定量以下に抑えるだけの骨材の
投入量、(2)コンクリートミキサで攪拌可能となる骨
材の投入量、並びに(3)コンクリートミキサの内容積
に対して、40%以上100%以下の骨材の投入量とす
ることを特徴とする。
【0012】上記手段によれば、バッチャ−プラントの
コンクリートミキサの内部を、骨材の投入装置と骨材の
投入量の管理手段を用いて、骨材で洗浄する。その骨材
の投入量は、バッチャ−プラントのコンクリートミキサ
のコンクリート製造容量に対して、少なくとも40%以
上、好ましくは70%以上で100%以下の骨材の投入
量とする。この場合には、水を使用することなくバッチ
ャープラントのコンクリートミキサの内部の生コンクリ
ートが骨材によって十分に擦りとられて取りきられるう
えに、骨材に付着するセメント濃度が所定量以下に抑え
れ、洗浄後の骨材が固化せずに生コンクリートの骨材と
して再利用可能となる。
【0013】また、本発明のコンクリートミキサ車のア
ジテータドラムの洗浄方法は、請求項3して、投入装
置によりコンクリートミキサ車のアジテータドラムの内
部に骨材を投入し、前記アジテータドラムの回転により
その内部を骨材で洗浄する際、骨材の投入量は、洗浄後
の骨材が固化せずに生コンクリートの骨材として再利用
可能なようにセメント付着濃度を所定量以下に抑えるも
のであり且つアジテータドラムで攪拌可能となる投入量
とし、骨材で洗浄して骨材をアジテータドラムの外部に
排出後、アジテータドラムに残った骨材を落とすのみに
必要な量の水で洗浄することを特徴とする。
【0014】上記手段によれば、コンクリートミキサ車
のアジテータドラムの内部を、骨材の投入装置と骨材の
投入量の管理手段を用いて、骨材で洗浄する。その骨材
の投入により、コンクリートミキサ車の内部に付着する
生コンクリートを洗浄後、骨材として再利用可能(セメ
ント濃度を管理し且つ攪拌可能)となる。そして、洗浄
後の骨材は、アジテータドラムの外部に排出され、排出
しきれずにアジテータドラムに残った骨材は、骨材を落
とすのみに必要な量の水で洗浄される。
【0015】また、本発明のバッチャープラントのコン
クリートミキサの洗浄方法は、請求項4として、投入装
置によりバッチャ−プラントのコンクリートミキサの内
部に骨材を投入し、前記コンクリートミキサの攪拌によ
りその内部を骨材で洗浄する際、骨材の投入量は洗浄後
の骨材が固化せずに生コンクリートの骨材として再利用
可能なようにセメント付着濃度を所定量以下に抑えるも
のであり且つコンクリートミキサで攪拌可能となる投入
量とし、骨材で洗浄して骨材をコンクリートミキサの外
部に排出後、コンクリートミキサに残った骨材を落とす
のみに必要な量の水で洗浄することを特徴とする。
【0016】上記手段によれば、バッチャ−プラントの
コンクリートミキサの内部を、骨材の投入装置と骨材の
投入量の管理手段を用いて、骨材で洗浄する。その骨材
の投入により、バッチャ−プラントのコンクリートミキ
サの内部に付着する生コンクリートを洗浄後、骨材とし
て再利用可能(セメント付着濃度を管理し且つ攪拌可
能)となる。そして、洗浄後の骨材は、コンクリートミ
キサの外部に排出され、排出しきれずにコンクリートミ
キサに残った骨材は、骨材を落とすのみに必要な量の水
で洗浄される。
【0017】また、本発明の廃棄物の再利用方法は、
求項5として、投入装置によりコンクリートミキサ車の
アジテータドラムの内部又はバッチャ−プラントのコン
クリートミキサの内部に骨材を投入し、前記アジテータ
ドラムの回転又は前記コンクリートミキサの攪拌により
その内部を骨材で洗浄する際、骨材の投入量は、洗浄後
の骨材が固化せずに生コンクリートの骨材として再利用
可能なようにセメント付着濃度を所定量以下に抑え且つ
アジテータドラム又はコンクリートミキサで攪拌可能と
なる投入量とし、骨材で洗浄して骨材をアジテータドラ
ム又はコンクリートミキサの外部に排出後、アジテータ
ドラム又はコンクリートミキサに残った骨材を落とすの
みに必要な量の水で洗浄し、前記洗浄後の骨材を選別装
置に投入し、加振装置により前記選別装置に振動を与え
ることを特徴とする。
【0018】上記手段によれば、骨材でコンクリートミ
キサ車のアジテータドラムの内部を洗浄した後、その骨
材は再利用可能状態に管理されて洗浄後の骨材投入部に
送られ、さらにその骨材投入部から選別装置に送られ、
加振装置で振動を与えられながら選別装置にかけられ
る。また、骨材でバッチャ−プラントのコンクリートミ
キサの内部を洗浄した後、その骨材は再利用可能状態に
管理されて洗浄後の骨材投入部に送られ、さらにその骨
材投入部から選別装置に送られ、加振装置で振動を与え
られながら選別装置にかけられる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るコンクリート
ミキサ車のアジテータドラムの洗浄装置及び洗浄方法、
バッチャ−プラントのコンクリートミキサの洗浄装置及
び洗浄方法並びにその洗浄により生じる廃棄物の再利用
方法について、この実施の形態を図面に基づき説明す
る。
【0020】図1は、その実施の形態(1)を示す。本
発明の洗浄装置では、コンクリートミキサ車のアジテー
タドラムの内部を洗浄する装置とバッチャ−プラントの
コンクリートミキサの内部を洗浄する装置の2つの場合
を含むが、初めにコンクリートミキサ車のアジテータド
ラムの内部を洗浄する装置について説明する。
【0021】図1に示すように、本発明のコンクリート
ミキサ車のアジテータドラムの洗浄装置1は、コンクリ
ートミキサ車のアジテータドラム2と、前記アジテータ
ドラムの内部を洗浄するための骨材3と、上記骨材を前
記アジテータドラムの内部に投入する投入装置4と、前
記骨材の投入量の管理手段5で構成される。
【0022】さらにその構成を具体的に説明すると、洗
浄用の骨材3は細骨材である。すなわちコンクリート用
砂であり、粗粒率は2.00〜3.43の一般的なもの
である。この細骨材のその他の詳細な性状については、
アジテータドラムの内部の洗浄を目的としているので、
特に問題としない。
【0023】投入装置4は、洗浄用の骨材3の貯蔵装置
4a及び積込ホッパー4bで構成されるが、貯蔵装置4
aは骨材の投入量の管理手段5で代用できればなくても
構わない。
【0024】骨材の投入量の管理手段5は、骨材3の投
入量を計量するものであり、骨材の投入量の管理手段5
の内部に図示しない計量弁が設けられ、手動または自動
で必要な骨材の投入量を積込ホッパー4bに送り出すこ
とができる。
【0025】さらに、積込ホッパー4bの直下にはコン
クリートミキサ車6が置かれ、コンクリートミキサ車6
のアジテータドラム2の投入口2aより洗浄用の骨材3
が投入できる位置に置かれる。この洗浄されるアジテー
タドラム2の内部には螺旋状のスクリュー(図示しな
い)が設置されており、コンクリートミキサ車6に設け
られたアジテータドラム2の回転スイッチ(図示しな
い)を押すことで、アジテータドラム2を回転させるこ
とができ、投入された洗浄用の骨材3は攪拌される構成
になっている。
【0026】次に洗浄方法について説明すると、上記貯
蔵装置4a、骨材の投入量の管理手段5、積込ホッパー
4b、コンクリートミキサ車6のアジテータドラム2の
投入口2aを介してアジテータドラム2に投入された洗
浄用の骨材3は、コンクリートミキサ車6のアジテータ
ドラム2の回転に引きずられて回転する。
【0027】また、アジテータドラム2の螺旋状のスク
リュー(図示しない)により、アジテータドラム2を回
転させることで投入された洗浄用の骨材3は攪拌され、
同時にアジテータドラム内に付着した生コンクリートは
骨材3に擦り取られ、その結果としてアジテータドラム
2の内部は洗浄される。
【0028】アジテータドラム2の内部の洗浄に必要な
時間だけ、アジテータドラム2を回転させた後、アジテ
ータドラム2を逆回転させることで生コンクリートが付
着した骨材はアジテータドラム2の排出口2bからアジ
テータドラム2の外部に洗浄後の骨材20となって放出
される。
【0029】しかし、洗浄後の骨材20を外部に放出し
た後のアジテータドラム2の内部には、排出しきれない
少量の洗浄後の骨材3が残っている。このアジテータド
ラム2に残った骨材に対しては、洗車ガン19などの洗
車手段を用いてアジテータドラム2に残った骨材を落と
すのみに必要な量の水で洗浄することで、容易に残った
骨材3をアジテータドラム2から放出することができ
る。
【0030】ここで、投入される骨材3の量について説
明する。コンクリートミキサ車のアジテータドラムの内
部を骨材3で洗浄するということは、ドラム内壁に付着
した生コンクリートを骨材3にこすりつけて外部に放出
することを意味する。この投入される骨材3の量が少な
い場合は、ドラム内壁面の付着生コンクリートを十分に
取り切れないだけでなく、洗浄後の骨材20に多量のセ
メントが付着するためにそのままでは骨材として再利用
不可能になる。
【0031】洗浄後の骨材20をそのまま再利用するた
めには、骨材に対するセメントの比率を所定量以下に抑
える必要がある。そのために実際に内容積が6.0立方
メートルであるコンクリートミキサ車数台のアジテータ
ドラムの内部に付着している生コンクリート中のセメン
ト量を調べたところ、平均で67kgのセメントが存在
することがわかった。
【0032】この67kgのセメントを投入する骨材3
で混ぜ合わせ、その混ぜ合わされた骨材が再利用可能な
骨材であるためには、投入する骨材3の量は2.0立方
メートル以上必要なことが以下に示す実験により分かっ
た。
【0033】この実験方法では、骨材をコンクリート用
砂としている。実験の概略は、セメント濃度を数種類に
変えた数種類の試験砂を作製し、それらを自然静置状態
で成形したものに対して一軸圧縮試験を行った。その結
果から許容限度の一軸圧縮硬さとなるセメント濃度を求
め、必要な砂の量を決めた。
【0034】セメントを混合する基準の砂の詳細な性状
は以下の通りである。 表乾密度:2.73g/cm3 絶乾密度:2.70g/cm3 吸水率:0.96% 微粒分量:1.2% 単位容積質量:1.72kg/L 塩化物量:0.000 比重1.95に浮くもの:0.2% 安定性:2.1% 粘土塊量:0.00
【0035】セメントと水の量が1:1のセメントミル
クを作り、上記基準の砂に、セメント濃度が0.5%、
1.0%、2.0%、3.0%となるように混合し、2
4時間静置させて固着したサンプルを作製した。
【0036】これらのサンプルに対して一軸圧縮試験を
行った結果を図4に示す。図4は、横軸にセメント濃度
をとり、縦軸に一軸圧縮強さをとっており、サンプルの
濃度が0.5%、1.0%、2.0%、3.0%のサン
プルのものについて一軸圧縮強さを求めて、プロットし
たものである。
【0037】セメントによるサンプルの固化作用を生じ
ないためには、一軸圧縮強さは最大で0.8kg/cm
2、好ましくは0.5kg/cm2以下である必要があ
る。この一軸圧縮強さが0.8kg/cm2以下、好ま
しくは0.5kg/cm2以下となるセメント濃度は図
4の結果より、3.0%以下、好ましくは1.8%以下
であることが分かった。
【0038】ここで、前述の通り、6.0立方メートル
であるコンクリートミキサ車のアジテータドラムの内部
に付着しているセメント量は、平均で67kgのセメン
トが存在するので、上記試験で用いた砂の単位容積質量
1.72kg/Lを用いて必要な砂の量を計算する。
【0039】セメント濃度を3.0%とするためには、
67/(1.72×1000×0.030)=1.30
立方メートルの砂が必要となる。また、1.8%とする
ためには、67/(1.72×1000×0.018)
=2.16立方メートルの砂が必要となる。
【0040】従って、実験したコンクリートミキサ車の
アジテータドラム内容積が6.0立方メートルで、投入
する骨材3の量は1.30立方メートル以上、好ましく
は2.16立方メートル以上必要なことから、コンクリ
ートミキサ車の内容積に対して1.30/6.0=22
%以上、好ましくは2.16/6.0=36%以上の骨
材が必要であると分かった。
【0041】次に、洗浄用の骨材3の投入量の上限につ
いて検討した結果を説明する。セメントの濃度を下げる
ためには投入する骨材の量は多い方がよいが、アジテー
タドラムの内容積の100%近くまで入れると、アジテ
ータドラムの回転では骨材が攪拌しきれず、付着した生
コンクリートを骨材で擦り取る効果が薄れてしまう。
【0042】効果的に骨材で洗浄するためには、トライ
ヤルの結果、アジテータドラム2の内容積の90%以
下、好ましくは67%以下にすることが効果的であると
分かった。
【0043】以上の検討結果をまとめると、投入する骨
材3の量はコンクリートミキサ車の内部に付着する生コ
ンクリートに対して洗浄後の廃棄物が骨材として再利用
可能な投入量とするが、その具体的な投入量はアジテー
タドラムの内容積の22%以上90%以下、好ましくは
36%以上67%以下とする。
【0044】なお、上述したように、洗浄後の骨材20
をアジテータドラムの外部に放出した後に排出しきれな
い少量の洗浄後の骨材20は必要な最小限の量の水で洗
浄する。この水の量は、前記6.0立方メートルの内容
積のアジテータドラム2の場合、20リットルから30
リットルの水で洗浄可能なことが分かっている。
【0045】この残った洗浄後の骨材20を洗浄した水
は、アジテータドラム2の外部に排出した洗浄後の骨材
20に一緒にしても構わない。その理由は、洗浄後の骨
材20を仮にアジテータドラム2の内容積の50%を入
れた場合、6.0立方メートルの内容積のアジテータド
ラム2の場合、3.0立方メートルの洗浄後の骨材20
があるのに対し、水洗浄に用いる20リットルから30
リットルの水はその0.6%程度にしか満たないもので
あり、再利用を考慮する場合、問題外の量と考えられる
からである。
【0046】本発明は、骨材によりコンクリートミキサ
車のアジテータドラムの内部を洗浄した後の骨材を再利
用することも目的としている。そのための洗浄による廃
棄物の再利用装置及びその再利用方法について、以下に
説明する。
【0047】図2は、本発明の実施の形態(2)である
洗浄後の骨材20の再利用装置30を示している。その
構成は、上述のコンクリートミキサ車のアジテータドラ
ムの洗浄装置において、コンクリートミキサ車6のアジ
テータドラム2から排出された洗浄後の骨材20を受け
入れるホッパー21と、ホッパー21に投入された洗浄
後の骨材20を搬送するベルトコンベア22と、ベルト
コンベア22で搬送された洗浄後の骨材20を投入する
選別装置24と、この選別装置24に振動を与える加振
装置25と、この選別装置24及び加振装置25を支持
する支持台26で、廃棄物の再利用装置は構成されてい
る。
【0048】また、この実施の形態では、選別装置24
に篩目の異なる2種類の篩24a及び24bを用いてい
る。図5は図2の矢視Aを示す図であり、図5に示すよ
うにそれらを横に連結し、最初に投入される方を比較的
粗めの篩とし、その隣には比較的細かい篩を設ける構成
としている。
【0049】この装置による廃棄物の再利用方法を以下
に説明する。洗浄後の骨材20はホッパー21及びベル
トコンベア22等の骨材投入部23を介して篩24に送
られる。洗浄後の骨材20は加振装置25で振動を与え
られ、この篩24により石など大きな異物を取り除か
れ、骨材の塊をほぐしながら洗浄後の骨材20を大きさ
の均一な細骨材として再利用装置30の下部に落とされ
る。
【0050】なお、篩24は1種類でもよいが、2つの
篩を図4のように設置すると効果的である。すなわち、
最初に比較的篩目の粗い24aに投入された骨材20は
その中の細かい骨材が直接再利用装置30の下部に落ち
るが、篩24aを通らない大きな骨材の塊は振動装置2
5の振動により比較的細目の篩24bに移動する。
【0051】この比較的細目の篩24bにおいて、大き
な骨材の塊は振動装置25の振動によりほぐされてほと
んどの骨材が再利用装置30の下部に落ち、その結果、
下部に落ちる骨材27は大きさの均一な細骨材となる。
【0052】この篩24a及び24bの篩目の大きさ
は、例えば最初の篩24aをφ1.2×12mm(篩の
針金の線形×篩目の大きさ)のように粗いもの、その隣
の篩24bをφ2.6×10mmように細かいものとす
ることで、篩の効果を大きくできることが数種類の篩を
試験したことで分かった。
【0053】前記実施の形態(1)によると、コンクリ
ートミキサ車6のアジテータドラム2の内部を洗浄する
ために水の代わりに骨材3を使用した。また、洗浄に使
用した骨材3の投入量を、コンクリートミキサ車の内部
に付着する生コンクリートに対して洗浄後の廃棄物が骨
材として再利用可能な投入量とした。
【0054】なお、洗浄後の骨材を完全に落とすために
僅かな量の水でアジテータドラム2の内部を洗浄した
が、再利用をするためには問題のない量である。
【0055】また、実施の形態(2)によると、洗浄後
の骨材20を篩に投入し、さらにこの篩に加振装置で振
動を与えたので、洗浄後の骨材20は新しい骨材として
再利用可能になった。
【0056】続いてバッチャ−プラントのコンクリート
ミキサの内部を洗浄する本発明のコンクリートミキサの
洗浄装置及び洗浄方法の実施の形態について説明する。
【0057】図3は、この実施の形態(3)を示し、バ
ッチャ−プラントのコンクリートミキサの内部を洗浄す
る洗浄装置40の構造を示している。この洗浄装置40
の構成要素であり洗浄用の骨材を前記コンクリートミキ
サの内部に投入する投入装置50は、ストックヤード7
に置かれた洗浄用の骨材3をバッチャ−プラント15に
搬送するためのベルトコンベア16と、ベルトコンベア
16から洗浄用の骨材3を受け入れる受入室9と、受入
室9から洗浄用の骨材3を一時的に蓄える貯蔵ビン10
と、計量器11から洗浄用の骨材3をコンクリートミキ
サに投入する投入シュート12で構成される。
【0058】骨材の投入量の管理手段5は、洗浄に必要
な骨材の投入量を管理する計量器11であり、計量器1
1の内部に電磁弁(図示しない)などの開閉手段が設け
られている。
【0059】内部を洗浄するコンクリートミキサ13
は、その内部に投入される洗浄用の骨材3を攪拌する攪
拌羽根(図示しない)を有している。また、洗浄用の骨
材3は、実施の形態(1)で用いた細骨材である。
【0060】次に、このバッチャ−プラントのコンクリ
ートミキサの内部を洗浄する洗浄方法について説明す
る。
【0061】洗浄用の骨材を前記コンクリートミキサの
内部に投入する投入装置50によりコンクリートミキサ
13に投入された洗浄用の骨材3は、攪拌羽根の回転に
よりコンクリートミキサ13の内壁に付着した生コンク
リートを擦り取ることで洗浄する。そして、生コンクリ
ートが付着した骨材20となり、積み込みホッパー14
を経てバッチャ−プラント15の外部に放出される。
【0062】ここで、バッチャ−プラントのコンクリー
トミキサ13を洗浄するために必要な骨材3の投入量に
ついて説明する。投入する骨材3の量はバッチャ−プラ
ントのコンクリートミキサ13の内部に付着する生コン
クリートに対して洗浄後の廃棄物が骨材として再利用可
能な投入量とする。
【0063】しかし、その具体的な投入量は実施の形態
(1)で説明したコンクリートミキサ車のアジテータド
ラム2の洗浄の場合と異なっている。すなわち、バッチ
ャ−プラントのコンクリートミキサ13のコンクリート
製造容量に対して、40%以上100%以下、好ましく
は70%以上100%以下の骨材の投入量とする。
【0064】この理由は以下の通りである。アジテータ
ドラム2の場合は、その自転により洗浄を行っていたの
に対し、バッチャ−プラントのコンクリートミキサ13
の場合は攪拌羽根による強制洗浄である。また投入した
洗浄用の骨材にはその体積の38%前後の空隙があるた
めに、攪拌羽根を容易に回転させることができる。従っ
て、洗浄効果をより高くでき、洗浄後の骨材に付着する
セメントの濃度を低くするためにも、投入する洗浄用の
骨材3は多い方が望ましい。
【0065】洗浄用の骨材による洗浄トライヤルの結
果、バッチャ−プラントのコンクリートミキサ13の容
量に対して、少なすぎると攪拌羽根による攪拌が困難に
なるため少なくとも40%以上、好ましくは70%以上
の骨材を投入すれば、洗浄効果が得られることが分かっ
た。また上限については100%でも上記理由により洗
浄が可能であるので、上限は100%とする。
【0066】なお、骨材3によるバッチャ−プラントの
コンクリートミキサ13の洗浄後、コンクリートミキサ
13の内部に排出しきれない少量の洗浄後の骨材3が残
っている。このコンクリートミキサ13に残った骨材に
対しては、実施の形態(1)に示したアジテータドラム
2の場合と同様に、洗車ガン19などの洗車手段を用い
てコンクリートミキサ13に残った骨材を落とすのみに
必要な量の水で洗浄することで、容易に残った骨材3を
コンクリートミキサ13から放出することができる。
【0067】その後は、実施の形態(2)で説明した通
り、廃棄物の再利用装置及びその再利用方法により再利
用される。
【0068】この実施の形態(3)によると、バッチャ
ープラントのコンクリートミキサ13の内部を洗浄する
ために水を使わず、骨材3を使用した。また、洗浄に使
用した骨材3の投入量を、バッチャープラントのコンク
リートミキサの内部に付着する生コンクリートに対して
洗浄後の廃棄物が骨材として再利用可能な投入量とし
た。
【0069】なお、本実施の形態で用いた骨材3は、特
殊なコンクリートを洗浄する場合でなければ、実施の形
態(1)で説明したように細骨材であるコンクリート用
砂にするのが洗浄には効果的である。しかし、硬目の生
コンクリートの洗浄の場合は砂利を混ぜた方が洗浄効果
が高くなる場合もあり、洗浄する生コンクリートの種類
に応じて骨材の内容を変更することが望ましい。
【0070】また、図1に示したコンクリートミキサ車
6のアジテータドラム2を洗浄する装置1は、その構成
要素である投入装置4にバッチャ−プラントの投入装置
50(図3)を用いてもよい。また、前記アジテータド
ラム2の洗浄装置1の構成要素である骨材3の投入量の
管理手段5は、バッチャ−プラントに設けられた計量器
11(図3)を用いても構わない。
【0071】これによれば、新たに骨材の投入装置及び
投入量の管理手段を設ける必要がない。
【発明の効果】
【0072】以上説明したように、本発明のコンクリー
トミキサ車のアジテータドラムの洗浄装置及び洗浄方法
によれば、アジテータドラムの内部を洗浄するために水
の代わりに骨材を用いた。そして、この骨材のみを前記
アジテータドラムの内部に投入し、骨材の投入量を洗浄
が可能で且つ洗浄後の骨材を再利用可能な量としたの
で、水を使わずにアジテータドラムの内部を洗浄できる
うえに、洗浄後の骨材を廃棄物処理する必要がない。特
に、洗浄後の骨材を生コンクリートの骨材としてそのま
ま再利用することができる利点がある。
【0073】また、本発明のバッチャ−プラントのコン
クリートミキサの洗浄装置及び洗浄方法によれば、バッ
チャ−プラントのコンクリートミキサの内部を洗浄する
ためにも水の代わりに骨材を用いた。そして、この骨材
のみを前記バッチャ−プラントのコンクリートミキサの
内部に投入し、骨材の投入量を洗浄が可能で且つ洗浄後
の骨材を再利用可能な量としたので、水を使わずにバッ
チャ−プラントのコンクリートミキサの内部を洗浄する
ことができ、洗浄後の骨材を廃棄物処理する必要がな
い。特に、洗浄後の骨材を生コンクリートの骨材として
そのまま再利用することができる利点がある。
【0074】さらに、上記洗浄装置及び洗浄方法による
廃棄物の再利用方法によれば、前記洗浄後の骨材を選別
装置に投入し、さらにこの選別装置に加振装置で振動を
与えたので、大きな砂利を取り除きながら骨材を均一に
細かにすることができ、前記洗浄後の骨材をそのまま生
コンクリートの骨材として再利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のコンクリートミキサ車のアジテータ
ドラムの洗浄装置及び洗浄方法、バッチャ−プラントの
コンクリートミキサの洗浄装置及び洗浄方法並びにその
洗浄により生じる廃棄物の再利用方法の実施の形態
(1)を示す構成図である。
【図2】 本発明のコンクリートミキサ車のアジテータ
ドラムの洗浄装置及び洗浄方法、バッチャ−プラントの
コンクリートミキサの洗浄装置及び洗浄方法並びにその
洗浄により生じる廃棄物の再利用方法の実施の形態
(2)を示す構成図である。
【図3】 本発明のコンクリートミキサ車のアジテータ
ドラムの洗浄装置及び洗浄方法、バッチャ−プラントの
コンクリートミキサの洗浄装置及び洗浄方法並びにその
洗浄により生じる廃棄物の再利用方法の実施の形態
(3)を示す構成図である。
【図4】 セメントを含む砂についてセメント濃度を変
化させた時の一軸圧縮試験結果を示すグラフである。
【図5】 図2の矢視Aであり本発明で用いる篩を上面
から見た図である。
【符号の説明】
1 コンクリートミキサ車のアジテータドラムの洗浄装
置 2 アジテータドラム 3 洗浄用の骨材 4 投入装置 5 投入量の管理手段 6 コンクリートミキサ車 9 受入室 10 貯蔵ビン 11 計量器 12 投入シュート 13 バッチャ−プラントのコンクリートミキサ 14 積込ホッパー 15 バッチャ−プラント 16 ベルトコンベア 20 洗浄後の骨材 24 選別装置 24a 初めに通す粗目の篩 24b 細目の篩 25 加振装置 30 洗浄後の骨材の再生装置 40 バッチャ−プラントのコンクリートミキサの洗浄
装置 50 投入装置
フロントページの続き (72)発明者 前 春雄 北海道浦河郡浦河町西幌別512 浦河生 コンクリート株式会社内 (56)参考文献 特開 昭64−27678(JP,A) 特開 昭53−88820(JP,A) 特開 平9−123156(JP,A) 特開 平4−74544(JP,A)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリートミキサ車のアジテータドラ
    ムと、上記アジテータドラムの内部を洗浄するための骨
    材と、上記骨材を前記アジテータドラムの内部に投入す
    る投入装置と、前記骨材の投入量の管理手段とを備え、
    管理手段が以下の(1)〜(3)に規定する全てに該当
    する骨材の投入量とするコンクリートミキサ車のアジテ
    ータドラムの洗浄装置。(1) 洗浄後の骨材が固化せずに生コンクリートの骨
    材として再利用可能なようにセメント付着濃度を所定量
    以下に抑えるだけの骨材の投入量(2) アジテータドラムで攪拌可能となる骨材の投入
    (3) アジテータドラムの内容積に対して、22%以
    上90%以下の骨材の投入量
  2. 【請求項2】 バッチャ−プラントのコンクリートミキ
    サと、上記コンクリートミキサの内部を洗浄するための
    骨材と、上記骨材を前記コンクリートミキサの内部に投
    入する投入装置と、前記骨材の投入量の管理手段とを備
    え、前記骨材の投入量の管理手段とを備え、管理手段が
    以下の(1)〜(3)に規定する全てに該当する骨材の
    投入量とするバッチャ−プラントのコンクリートミキサ
    の洗浄装置。(1) 洗浄後の骨材が固化せずに生コンクリートの骨
    材として再利用可能なようにセメント付着濃度を所定量
    以下に抑えるだけの骨材の投入量(2) コンクリートミキサで攪拌可能となる骨材の投
    入量(3) コンクリートミキサの内容積に対して、40%
    以上100%以下の骨材の投入量
  3. 【請求項3】 投入装置によりコンクリートミキサ車の
    アジテータドラムの内部に骨材を投入し、前記アジテー
    タドラムの回転によりその内部を骨材で洗浄する際、骨
    材の投入量は、洗浄後の骨材が固化せずに生コンクリー
    トの骨材として再利用可能なようにセメント付着濃度を
    所定量以下に抑えさせ且つアジテータドラムで攪拌可能
    となる投入量とし、骨材で洗浄して骨材をアジテータド
    ラムの外部に排出後、アジテータドラムに残った骨材を
    落とすのみに必要な量の水で洗浄するコンクリートミキ
    サ車のアジテータドラムの洗浄方法。
  4. 【請求項4】 投入装置によりバッチャ−プラントのコ
    ンクリートミキサの内部に骨材を投入し、前記コンクリ
    ートミキサの攪拌によりその内部を骨材で洗浄する際、
    骨材の投入量は洗浄後の骨材が固化せずに生コンクリー
    トの骨材として再利用可能なようにセメント付着濃度を
    所定量以下に抑え且つコンクリートミキサで攪拌可能と
    なる投入量とし、骨材で洗浄して骨材をコンクリートミ
    キサの外部に排出後、コンクリートミキサに残った骨材
    を落とすのみに必要な量の水で洗浄するバッチャ−プラ
    ントのコンクリートミキサの洗浄方法。
  5. 【請求項5】 投入装置によりコンクリートミキサ車の
    アジテータドラムの内部又はバッチャ−プラントのコン
    クリートミキサの内部に骨材を投入し、前記アジテータ
    ドラムの回転又は前記コンクリートミキサの攪拌により
    その内部を骨材で洗浄する際、骨材の投入量は、洗浄後
    の骨材が固化せずに生コンクリートの骨材として再利用
    可能なようにセメント付着濃度を所定量以下に抑え且つ
    アジテータドラム又はコンクリートミキサで攪拌可能と
    なる投入量とし、骨材で洗浄して骨材をアジテータドラ
    ム又はコンクリートミキサの外部に排出後、アジテータ
    ドラム又はコンクリートミキサに残った骨材を落とすの
    みに必要な量の水で洗浄し、前記洗浄後の骨材を選別装
    置に投入し、加振装置により前記選別装置に振動を与え
    る廃棄物の再利用方法。
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