JP3445525B2 - 演算処理装置及び方法 - Google Patents

演算処理装置及び方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体通信システ
ムにおける移動局装置及び基地局装置などに組み込ま
れ、特に行方向に書き込みによってマトリックス配列さ
れたデータを、列方向に読み出すブロックインタリービ
ング処理を効率的に実行する演算処理装置及び方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタル信号処理プロセッサ
(以下これをDSPと呼ぶ)は、移動体通信分野のディ
ジタル化の動きに合わせて、例えば、携帯電話機への機
器組込み型プロセッサとして多用されている。
【0003】移動無線通信回線におけるデータ通信で
は、マルチパスフェージングなどの影響によるバースト
誤りが頻繁に発生する。このようなバースト誤り通信路
では、一般的に、畳み込み符号などの誤り訂正符号と共
に、インターリービング技術が使用される。
【0004】インターリービング技術とは、送信側(チ
ャネルコーダ)で入力系列を出力側で大きく離し、バー
スト誤りを分散化させるインターリーブ処理と、受信側
(チャネルデコーダ)では予め決められた順序で受信デ
ータを読み出すデインターリーブ処理であり、この処理
をDSPが行うことが大半である。
【0005】以下に一般に使用されるブロックインター
リービング法について図9及び図10を参照して説明す
る。
【0006】インターリーブ処理では、図9に示すよう
に、L=N×Mビットの入力データに対し、縦方向にN
ビット、横方向にMビットで区切られたメモリ空間を考
えた場合、入力データを図9の横方向に書き込み、出力
データを縦方向に読み出す{以下、これをL(N,M)
と表す}。
【0007】一方、デインタリーブ処理では、図10に
示すように、縦方向にMビット、横方向にNビットで区
切られたメモリ空間を考えた場合、入力データを図10
の横方向に書き込み、出力データを縦方向に読み出す。
つまりデインターリーブ処理は、L(M,N)と表すこ
とができる。
【0008】以上のことから、インタリーブ処理及びデ
インタリーブ処理では、縦方向と横方向のビット数を交
換するだけで動作としては同じである。
【0009】以上のインターリーブ処理を、DSPで処
理すると、Lビットのデータを転送する為に、少なくと
も1クロック分のLマシンサイクル要し、その他、読み
出し側、或いは、書き込み側のアドレスをMビット、ま
たは、Nビット毎に再設定する為に、Nマシンサイク
ル、または、Mマシンサイクル余分に要す為、合計L+
NもしくわL+Mマシンサイクルは、最低必要になる。
【0010】ここで、今後、移動無線通信によるデータ
伝送等の非音声通信の需要は、ますます増加することが
見込まれている。一般的に非音声通信は音声通信に比べ
情報量が多く、情報量が多ければそれだけインターリー
ブ/デインターリーブ処理に要す処理量が増加する。
【0011】一方、移動無線通信等では、携帯端末機の
バッテリーの寿命を長時間持続させることが望まれてい
るが、DSPの処理量が少なければ少ないほどバッテリ
ーを長時間持続させることができる。
【0012】これと同時に携帯端末機の小型化・軽量化
・低価格化も望まれている。このため携帯端末機では、
従来、専用LSIで処理していた領域もDSP処理によ
る1チップ化が図られている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
装置においては、インターリーブ/デインターリーブ処
理に要す処理量が増加する傾向にあり、その処理を行う
DSP(演算処理装置)による演算量もそれに比例して
増加する傾向にある。
【0014】このため演算時の消費電力が増加し、DS
Pが用いられる携帯端末機のバッテリーを長時間持続さ
せることは困難であるという問題がある。
【0015】また、演算量が増加すれば、もはや既存の
DSPの処理能力を超えてしまい、DSPを1チップで
実現することができなくなるという問題がある。
【0016】また、DSPを高機能化させるため、大規
模なハードウェア投資はそれだけDSP自身のコストの
高騰化を招き、この結果、携帯端末機の小型化・軽量化
・低価格化が実現できなくなるという問題がある。
【0017】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、インターリーブ/デインターリーブ処理を極力少
ない演算量で実現することにより、その回路規模を小型
化することができ、これによって1チップ化、低消費電
力化、低価格化を図ることができる演算処理装置及び方
法を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、インターリー
ブ・デインターリーブ処理で、入力系列を記憶手段の連
続したアドレスに配置し、それを順に倍精度でロード
し、その偶数番地のデータを、偶数番地専用のアドレス
生成器で指定される番地に格納し、それと同時に奇数番
地のデータを、奇数番地専用のアドレス生成器で指定さ
れる番地に格納することで、2データのインターリーブ
またはデインターリーブ処理を、1マシンサイクルで処
理するように構成することによって、情報量が大きな場
合でも、比較的少ない処理量でDSPによる高速、かつ
効率的な演算処理が得られるようにした。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の第1の態様は、入力デー
タを第1記憶手段の連続するアドレスの記憶領域に配置
して記憶し、この記憶データをアドレス順に倍精度で読
み出し、この読み出されたデータの内、一方のデータを
第2記憶手段の偶数アドレスの記憶領域に記憶し、他方
のデータを前記第2記憶手段の偶数アドレスから一定値
離れた奇数アドレスの記憶領域に記憶するインターリー
ブ/デインターリーブ処理を1マシンサイクルで実行す
る機能、を具備する構成を採る。
【0020】この構成によれば、インターリーブ/デイ
ンターリーブ処理を極力少ない演算量で実現することが
でき、これによって演算処理装置の回路規模を小型化す
ることができ、更に1チップ化、低消費電力化、低価格
化を図ることができる。
【0021】本発明の第2の態様は、第1の態様におい
て、第1記憶手段からのデータ読み出しを開始するアド
レスが設定される第1設定手段と、この第1設定手段の
設定アドレスを2づつ増加させた読出アドレスを生成す
る第1生成手段と、前記第2記憶手段へのデータ書き込
みを開始するアドレスが設定される第2設定手段と、前
記第2設定手段の設定アドレスと一定値離れ、且つ前記
第2記憶手段へのデータ書き込みを開始するアドレスが
設定される第3設定手段と、前記第2設定手段の設定ア
ドレスを1づつ増加させた第1書込アドレス及び、この
第1書込アドレスに所定値を加算した第2書込アドレス
を交互に生成する第2生成手段と、前記第3設定手段の
設定アドレスを1づつ増加させた第3書込アドレス及
び、この第3書込アドレスに所定値を加算した第4書込
アドレスを交互に生成する第3生成手段とを備え、前記
第1及び第3書込アドレスが対となり、前記第2及び第
4書込アドレスが対となって前記第2記憶手段へ出力さ
れる構成を採る。
【0022】この構成によれば、インターリーブ/デイ
ンターリーブ処理におけるデータ読み出し及び、データ
書き込みのアドレスを任意に設定することができる。
【0023】本発明の第3の態様は、ディジタル信号処
理プロセッサに、第1の態様又は第2の態様記載の演算
処理装置を具備する構成を採る。
【0024】この構成によれば、ディジタル信号処理プ
ロセッサにおいて第1の態様又は第2の態様と同様の作
用効果を得ることができる。
【0025】本発明の第4の態様は、移動局装置の、受
信信号を復調して復号化すると共に送信信号を符号化し
て変調するベースバンド信号処理部の、少なくとも前記
受信信号の復号化を行う機能部に、第3の態様記載のデ
ィジタル信号処理プロセッサを具備する構成を採る。
【0026】この構成によれば、パイプライン処理で1
マシンサイクルに2データのインタリービング処理が実
現でき、これにより高速に比較的少ない処理量でインタ
ーリービング処理が実現でき、携帯端末機(移動局装
置)の小型化・軽量化・低価格化・バッテリーの長寿命
化が可能になる。
【0027】本発明の第5の態様は、移動局装置のベー
スバンド信号処理部が、CDMA通信方式の変調及び復
調を行う構成を採る。
【0028】この構成によれば、CDMA方式の移動局
装置においても、パイプライン処理で1マシンサイクル
に2データのインタリービング処理が実現でき、これに
より高速に比較的少ない処理量でインターリービング処
理が実現でき、携帯端末機(移動局装置)の小型化・軽
量化・低価格化・バッテリーの長寿命化が可能になる。
【0029】本発明の第6の態様は、基地局装置の、受
信信号を復調して復号化すると共に送信信号を符号化し
て変調するベースバンド信号処理部の、少なくとも前記
受信信号の復号化を行う機能部に、第3の態様記載のデ
ィジタル信号処理プロセッサを具備する構成を採る。
【0030】この構成によれば、パイプライン処理で1
マシンサイクルに2データのインタリービング処理が実
現でき、これにより高速に比較的少ない処理量でインタ
ーリービング処理が実現できる。
【0031】本発明の第7の態様は、基地局装置のベー
スバンド信号処理部が、CDMA通信方式の変調及び復
調を行う構成を採る。
【0032】この構成によれば、CDMA方式の基地局
装置においても、パイプライン処理で1マシンサイクル
に2データのインタリービング処理が実現でき、これに
より高速に比較的少ない処理量でインターリービング処
理が実現できる。
【0033】本発明の第8の態様は、移動体通信システ
ムに、第4の態様又は第5の態様記載の移動局装置と、
第6の態様又は第7の態様記載の基地局装置とを具備す
る構成を採る。
【0034】この構成によれば、移動体通信システムに
おいても、第4の態様又は第5の態様及び第6の態様又
は第7の態様と同様の作用効果を得ることができる。
【0035】本発明の第9の態様は、第1の態様又は第
2の態様記載の演算処理装置の機能を実行させるための
プログラムを記録した構成を採る。
【0036】この構成によれば、インターリーブ/デイ
ンターリーブ処理を行う装置で、容易に本発明の演算処
理装置の機能を実現することができる。
【0037】本発明の第10の態様は、入力データを第
1記憶手段の連続するアドレスの記憶領域に配置して記
憶し、この記憶データをアドレス順に倍精度で読み出
し、この読み出された偶数/奇数アドレスのデータの
内、偶数アドレスのデータを第2記憶手段の偶数アドレ
スの記憶領域に記憶し、奇数アドレスのデータを前記第
2記憶手段の偶数アドレスから一定値離れた奇数アドレ
スの記憶領域に記憶するインターリーブ/デインターリ
ーブ処理を1マシンサイクルで実行するようにした。
【0038】この方法によれば、インターリーブ/デイ
ンターリーブ処理を極力少ない演算量で実現することが
でき、これによって演算処理装置の回路規模を小型化す
ることができ、更に1チップ化、低消費電力化、低価格
化を図ることができる。
【0039】本発明の第11の態様は、第1記憶手段か
らのデータ読み出しを開始する第1設定アドレスを設定
し、この第1設定アドレスを2づつ増加させた読出アド
レスを生成し、第2記憶手段へのデータ書き込みを開始
する第2設定アドレスを設定すると共に、この第2設定
アドレスと一定値離れ、且つ前記第2記憶手段へのデー
タ書き込みを開始する第3設定アドレスを設定し、前記
第2設定アドレスを1づつ増加させた第1書込アドレス
及び、この第1書込アドレスに所定値を加算した第2書
込アドレスを交互に生成し、この時、前記第3設定アド
レスを1づつ増加させた第3書込アドレスを前記第1書
込アドレスと対にし、前記第3書込アドレスに所定値を
加算した第4書込アドレスを前記第2書込アドレスと対
にして生成するようにした。
【0040】この方法によれば、インターリーブ/デイ
ンターリーブ処理におけるデータ読み出し及び、データ
書き込みのアドレスを任意に設定することができる。
【0041】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照して詳細に説明する。
【0042】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1に係る演算処理装置の構成を示すブロック図であ
る。
【0043】この図1に示す演算処理装置100は、第
一のポインタ101が示すアドレス等の転送を行うアド
レスバス102、加算器103、フリップフロップ10
4及びマルチプレクサ(MUX)105を有して成るア
ドレス発生器106と、RAM107と、データの転送
を行う2つのデータバス108,109と、第二のポイ
ンタ110が示すアドレス等の転送を行うアドレスバス
111、加算器112、フリップフロップ113、マル
チプレクサ114、アドレスバス115、加算器11
6、フリップフロップ117、マルチプレクサ118を
有して成るアドレス発生器119と、この第二のポイン
タ110が接続されたアドレス発生器119と同じ構成
のもう一系統の第三のポインタ120が接続されたアド
レス発生器121と、RAM122と、制御部123と
を備えて構成されている。
【0044】加算器103は、アドレスバス102を介
して入力される第一のポインタ101の示すアドレス
と、設定アドレス「2」との加算を行うものである。
【0045】フリップフロップ104は、制御部123
から出力されるライトイネーブル信号EN0に応じて、
加算器103の加算結果得られるアドレスを保持するも
のである。
【0046】マルチプレクサ105は、制御部123か
ら出力されるセレクト信号SEL0に応じて、フリップ
フロップ104に保持されたアドレスと、第一のポイン
タ101が示すアドレスとを選択してアドレスバス10
2へ出力するものである。
【0047】アドレス発生器106は、第一のポインタ
101が示すアドレスに応じて、RAM107のアドレ
スを発生するものである。
【0048】RAM107は、アドレス発生器106に
よって指定されたアドレスの記憶領域に記憶されたデー
タを、データバス108,109へ出力するものであ
る。
【0049】加算器112は、アドレスバス111を介
して入力される第二のポインタ110の示すアドレス
と、設定アドレス「1」との加算を行うものである。
【0050】フリップフロップ113は、制御部123
から出力されるライトイネーブル信号EN1に応じて、
加算器112の加算結果得られるアドレスを保持するも
のである。
【0051】マルチプレクサ114は、制御部123か
ら出力されるセレクト信号SEL1に応じて、フリップ
フロップ113に保持されたアドレスと、第二のポイン
タ110が示すアドレスとを交互に選択してアドレスバ
ス111を介してマルチプレクサ118へ出力するもの
である。
【0052】加算器116は、アドレスバス115を介
して入力されるマルチプレクサ118から出力されるア
ドレスと、制御部123から出力されるアドレス「2
N」との加算を行うものである。
【0053】フリップフロップ117は、制御部123
の出力端子EN2から出力されるライトイネーブル信号
に応じて、加算器116の加算結果得られるアドレスを
保持するものである。
【0054】マルチプレクサ118は、制御部123か
ら出力されるセレクト信号SEL2に応じて、フリップ
フロップ117に保持されたアドレスと、アドレスバス
111を介して入力されるマルチプレクサ114からの
アドレスとを交互に選択してアドレスバス115へ出力
するものである。
【0055】アドレス発生器119は、第二のポインタ
110が示すアドレスに応じて、RAM122のアドレ
スを発生するものである。
【0056】アドレス発生器121は、第三のポインタ
120が示すアドレスに応じて、RAM122のアドレ
スを発生するものである。
【0057】RAM122は、データバス108,10
9のデータを、それぞれアドレス発生器119,121
によって指定されるアドレスの記憶領域に記憶するもの
である。
【0058】制御部123は、従来例で説明したブロッ
クインタリービング処理の入力データ形式であるL
(N,M)のNとMを入力とし、3つのアドレス発生器
106,119,121のフリップフロップ104,1
13,117へライトイネーブル信号EN0,EN1,
EN2を出力し、マルチプレクサ105,114,11
8へセレクト信号SEL0,SEL1,SEL2を出力
し、また加算器116へデータ2Nを出力する制御を行
うものである。
【0059】次に、 このような構成の演算処理装置1
00におけるブロックインタリーブのデータ転送の動作
を、図2を参照して説明する。
【0060】但し、一例としてRAM107の2000
h番地から順に20ビット記憶されている入力データ
に、L(N,M)=20(5,4)のブロックインター
リービングを施して、RAM122の4000h番地以
降に記憶する処理を示す。
【0061】図2に示すようにRAM107の2000
h番地のデータd(0)は、RAM122の4000h
番地に、2001h番地のデータd(1)は、4000
h+N=4005h番地に記憶される。
【0062】次に、2002h番地のデータd(2)
は、4000h+2N=400Ah番地に、2003h
番地のデータd(3)は、4000h+3N=400F
h番地に記憶される。
【0063】このようにM=4ビットの転送が完了する
と、次の2004h〜2007h番地のM=4データ
は、上記と同様に、それぞれ4001h、4006h、
400Bh、4010h番地にN=5番地づつ離れた番
地に記憶される。
【0064】この一連のM=4ビットの転送を合計N=
5回繰り返して、インターリーブ処理が完了する。この
インターリーブ処理におけるRAM122への書き込み
順序を図2に〜10で示す。
【0065】次に、このインターリーブ処理の動作を図
3の動作タイミング図を参照して説明する。
【0066】但し、演算処理装置100は、図4に示す
パイプライン構造の演算処理に適しており、命令0にお
ける1サイクル時間(クロックに対応)の命令解読ステ
ージ401で、制御部123に、N=5,M=4の各値
が入力され、この入力値に応じてメモリアクセスステー
ジ402で、RAM107からデータが読み出され、こ
の読み出されたデータが、演算実行ステージ403で、
RAM122に書き込まれるようになっている。
【0067】また、命令0におけるメモリアクセスステ
ージ402の処理時に、次の命令1における命令解読ス
テージ404の処理が実行され、更に、命令0における
演算実行ステージ403の処理時に、命令1におけるメ
モリアクセスステージ405の処理が実行されると共
に、次の命令2における命令解読ステージ406の処理
が実行されるようになっている。
【0068】このようなパイプライン構造の演算処理で
次に説明するインターリーブ処理を実行する。
【0069】まず初期設定として、図3に示す命令解読
ステージ301において、第一のポインタ101に読み
出しアドレスを2000hに設定し、第二のポインタ1
10に書き込みアドレスを4000h、第三のポインタ
120に書き込みアドレスを第二のポインタ110のア
ドレスよりN=5だけ大きい4005h番地に設定す
る。また、制御部123にはN=5,M=4の情報を設
定する。
【0070】インターリーブ処理では、図3に示すよう
に、第一のポインタ101によってアドレス2000h
が指定されると、メモリアクセスステージ302におい
て、RAM107から2000h番地のデータと200
1h番地のデータといった具合に倍精度で読み出しが実
行され、それぞれがデータバス108,109へ出力さ
れる。
【0071】また、アドレス発生器106は、アドレス
バス102上のデータ(このとき2000h)と設定ア
ドレス「2」とを加算器103で加算した結果のアドレ
ス2002hを、セレクト信号SEL0に応じて、次の
読み出しアドレスとしてフリップフロップ104に記憶
する。
【0072】即ち、マルチプレクサ105は、初回は、
セレクト信号SEL0の「H」レベルに応じて、第一の
ポインタ101を選択してアドレスバス102へ出力す
るが、2回目以降は、セレクト信号SEL0の「L」レ
ベルに応じて、フリップフロップ104の出力を選択し
てアドレスバス102へ出力する。
【0073】そして、演算実行ステージ303におい
て、データバス108上のデータは、第二のポインタ1
10で指定されたRAM122のアドレス4000hの
記憶領域に記憶され、一方データバス109上のデータ
は、図3には示さないが、第三のポインタ120で指定
されたRAM122のアドレス4005hの記憶領域に
記憶される。
【0074】また、アドレス発生器119は、アドレス
バス115上のデータ(このとき4000h)と2N=
10とを、加算器16で加算した結果のアドレス400
Ahを、次の書き込みアドレスとしてフリップフロップ
117に記憶する。
【0075】マルチプレクサ118は、初回は、セレク
ト信号SEL2の「H」レベルに応じて、アドレスバス
111を選択してアドレスバス115へ出力するが、M
/2=2回目までセレクト信号SEL2の「L」レベル
に応じて、フリップフロップ117の出力を選択してア
ドレスバス115へ出力する。
【0076】加算器112は、第二のポインタ110と
設定アドレス「1」との加算を行い、この加算結果40
01hがフリップフロップ113で記憶される。
【0077】マルチプレクサ114は、初回は、セレク
ト信号SEL1の「H」レベルに応じて、第二のポイン
タ110を選択してアドレスバス111へ出力するが、
以降は、セレクト信号SEL1の「L」レベルに応じ
て、フリップフロップ113を選択してアドレスバス1
11へ出力する。
【0078】このように、DSP(演算処理装置10
0)によるパイプライン動作で、20ビットの連続した
データのインターリーブ処理を倍精度読み出しすること
により、10マシンサイクルで実現することができる。
【0079】また、メモリから2データを読み出す機能
は、DSPの他の倍精度演算機能と兼用することが可能
であり、また、アドレス発生器106,119,121
も、少量の変更を加えるだけで、DSPの他のメモリに
アクセスする機能と兼用することが可能である。
【0080】また、上記では簡単のため、L=20、N
=5、M=4の場合を例に示したが、その他の値でも同
様に実施可能である。
【0081】また、上記では簡単のため、RAM上の1
アドレスに1ビットのデータが記憶されている表現を行
ったが、1アドレスに任意のビットを割り当てても原理
は同じであるので同様に実施可能である。
【0082】このように、実施の形態1の演算処理装置
100によれば、入力データをRAM107の連続する
アドレスの記憶領域に配置して記憶し、この記憶データ
をアドレス順に倍精度で読み出し、この読み出されたデ
ータの内、一方のデータをRAM122の偶数アドレス
の記憶領域に記憶し、他方のデータをRAM122の偶
数アドレスから一定値離れた奇数アドレスの記憶領域に
記憶するインターリーブ/デインターリーブ処理を1マ
シンサイクルで実行するようにしたので、インターリー
ブ/デインターリーブ処理を極力少ない演算量で実現す
ることができ、これによって演算処理装置の回路規模を
小型化することができ、更に1チップ化、低消費電力
化、低価格化を図ることができる。
【0083】また、第一のポインタ101に、RAM1
07からのデータ読み出しを開始する第1設定アドレス
を設定し、アドレス発生器106で、その第1設定アド
レスを2づつ増加させた読出アドレスをRAM107へ
生成し、第二のポインタ110に、RAM122へのデ
ータ書き込みを開始する第2設定アドレスを設定すると
共に、第三のポインタ120に、その第2設定アドレス
と一定値離れ、且つRAM122へのデータ書き込みを
開始する第3設定アドレスを設定し、アドレス発生器1
19で、第2設定アドレスを1づつ増加させた第1書込
アドレス及び、この第1書込アドレスに所定値を加算し
た第2書込アドレスを交互に生成し、この時、アドレス
発生器121で、第3設定アドレスを1づつ増加させた
第3書込アドレスを第1書込アドレスと対にし、第3書
込アドレスに所定値を加算した第4書込アドレスを第2
書込アドレスと対にしてRAM122へ生成するように
したので、インターリーブ/デインターリーブ処理にお
けるデータ読み出し及び、データ書き込みのアドレスを
任意に設定することができる。
【0084】また、演算処理装置100をソフトウェア
で実現したプログラムを、磁気ディスク、光磁気ディス
クROMカードリッジ等の記録媒体に記憶させれば、イ
ンターリーブ/デインターリーブ処理を行う装置で、容
易に演算処理装置100の機能を実現することができ
る。
【0085】(実施の形態2)図5は、本発明の実施の
形態2に係る移動局装置の構成を示すブロック図であ
る。
【0086】この図5に示す移動局装置500は、実施
の形態1の演算処理装置100を用いて構成したもので
あり、送受信共用のアンテナ部501と、受信部502
及び送信部503から成る無線部504と、信号の変調
及び復調と符号化及び復号化とを行うベースバンド信号
処理部505と、音声を放音するスピーカ520と、音
声を入力するマイク506と、送受信するデータを外部
装置との間で入出力するデータ入出力部507と、動作
状態を表示する表示部508と、テンキーなどの操作部
509と、アンテナ部501、無線部504、ベースバ
ンド信号処理部505、表示部508及び操作部509
などを制御する制御部510とを備えている。
【0087】また、ベースバンド信号処理部505は、
受信信号を復調する復調部511と、送信信号を変調す
る変調部512と、1チップのDSP513とで構成さ
れ、DSP513は、実施の形態1の演算処理装置10
0から成り、受信信号を復号するチャネルデコーダ51
4及び送信信号を符号化するチャネルコーダ515と、
音声信号の符復号化を行う音声コーデック部516と、
送受信のタイミングを計って受信信号を復調部511か
らチャネルデコーダ515に、送信信号をチャネルコー
ダ515から変調部512に送るタイミング制御部51
7とを、それぞれソフトウェアで形成している。
【0088】この移動局装置500の制御部512は、
移動局装置500全体の動作を制御し、例えば、操作部
509から入力した信号を表示部508に表示したり、
操作部509から入力した信号を受けて、発着呼の動作
を行うための制御信号を、通信シーケンスに従って、ア
ンテナ部501と、無線部504及びベースバンド信号
処理部505などへ出力する。
【0089】移動局装置500から音声が送信される場
合には、マイク506から入力した音声信号がA/D変
換され(図示なし)、DSP513の音声コーデック部
516で符号化され、この符号化データがチャネルコー
ダ515に入力される。
【0090】また、データが送信される場合には、外部
から入力されたデータがデータ入出力部507を介して
チャネルコーダ515に入力される。チャネルコーダ5
15は、入力されたデータを符号化し、タイミング制御
部517へ出力する。
【0091】タイミング制御部517は、入力されたデ
ータの送信出力タイミングの調整を行って、変調部51
2へ出力する。変調部512に入力されたデータは、デ
ィジタル変調されたのちD/A変換されて(図示な
し)、無線部504の送信部503へ出力される。送信
部503は、これを無線信号に変換してアンテナ部50
1へ送り、アンテナ部501から電波として送信され
る。
【0092】一方、受信時には、アンテナ部501で受
信された電波が、無線部504の受信部502で受信さ
れたのちA/D変換されて、ベースバンド信号処理部5
05の復調部511へ出力される。復調部511で復調
されたデータは、タイミング制御部517でタイミング
を調整した後、チャネルデコーダ514に入力され、こ
こで復号される。
【0093】チャネルデコーダ514で復号されたデー
タは、音声通信時には、音声コーデック部516で音声
復号化され、D/A変換された後、スピーカ520から
音声として出力される。
【0094】また、データ通信時には、チャネルデコー
ダ514で復号されたデータは、データ入出力部507
を介して図示せぬ外部装置へ出力される。
【0095】このように、実施の形態2の移動局装置5
00によれば、実施の形態1の演算処理装置100の機
能を備えたDSP513を、受信信号を復調して復号化
すると共に送信信号を符号化して変調するベースバンド
信号処理部505の、少なくとも受信信号の復号化を行
うチャネルコーダ514に具備したので、パイプライン
処理で1マシンサイクルに2データのインタリービング
処理が実現でき、これにより高速に比較的少ない処理量
でインターリービング処理が実現でき、携帯端末機(移
動局装置)の小型化・軽量化・低価格化・バッテリーの
長寿命化が可能になる。
【0096】また、チャネルデコーダ514、チャネル
コーダ515、音声コーデック部516及びタイミング
制御部517の各部を1チップのDSP513のソフト
ウェアで形成しているため、少ない部品点数で組み立て
ることができる。
【0097】なお、ここでは、復調部511及び変調部
512をDSP513と区別して示しているが、それら
をDSP513のソフトウェアで構成することも可能で
ある。
【0098】また、DSPとして、第1の実施の形態の
演算処理装置100を使用し、チャネルコーダ部51
4、音声コーデック部516及びタイミング制御部51
7をそれぞれ別の部品で構成することも可能である。
【0099】(実施の形態3)図6は、本発明の実施の
形態3に係る移動局装置の構成を示すブロック図であ
る。但し、この図6に示す実施の形態3において図5の
実施の形態2の各部に対応する部分には同一符号を付
し、その説明を省略する。
【0100】この図6に示す移動局装置600が、実施
の形態2の移動局装置500と異なる点は、復調部51
1に逆拡散部601を設け、また、変調部512に拡散
部602を設けたCDMA(Code Division Multiple A
ccess)通信方式の移動局装置としたことにある。
【0101】即ち、復調部511に入力された受信信号
が逆拡散部601で逆拡散され、また、変調部512に
入力された送信信号が拡散部602で拡散される。
【0102】これ以外の構成及び動作は実施の形態2と
類似の点が多いが、CDMA通信の場合、タイミング制
御部517に、遅延プルファイル等(図示なし)から選
択された複数のフィンガを合わせ込むRAKE受信部が
含まれることもある。
【0103】このように、実施の形態3の移動局装置6
00によれば、復調部511に逆拡散部601を、ま
た、変調部512に拡散部602を設けて構成したの
で、CDMA通信に適用することができる。
【0104】(実施の形態4)図7は、本発明の実施の
形態4に係る基地局装置の構成を示すブロック図であ
る。
【0105】この図7に示す移動局装置700は、実施
の形態1の演算処理装置100を用いて構成したもので
あり、受信用のアンテナ701及び送信用のアンテナ7
02から成るアンテナ部703と、受信部704及び送
信部705から成る無線部706と、信号の変調及び復
調と符号化及び復号化とを行うベースバンド信号処理部
707と、送受信するデータを有線回線との間で入出力
するデータ入出力部714と、アンテナ部703、無線
部706、ベースバンド信号処理部707などを制御す
る制御部715とを備えている。
【0106】また、ベースバンド信号処理部707は、
受信信号を復調する復調部708と、送信信号を変調す
る変調部709と、1チップのDSP710とで構成さ
れ、DSP710は、実施の形態1の演算処理装置10
0から成るチャネルデコーダ711と、送信信号を符号
化するチャネルコーダ712と、送受信のタイミングを
計って受信信号を復調部708からチャネルデコーダ7
11に、送信信号をチャネルコーダ712から変調部7
09に送るタイミング制御部713とを、それぞれソフ
トウェアで形成している。
【0107】この基地局装置700は、制御部715の
制御の下に送信/受信の動作が行われ、有線回線から入
力したデータがデータ入出力部714を介してチャネル
コーダ712に入力される。チャネルコーダ712は、
入力されたデータを符号化し、タイミング制御部713
へ出力する。
【0108】タイミング制御部713は、入力されたデ
ータの送信出力タイミングの調整を行って、変調部70
9へ出力する。変調部709に入力されたデータは、デ
ィジタル変調され、D/A変換されて(図示なし)、無
線部706の送信部705へ出力される。送信部705
は、これを無線信号に変換してアンテナ部703へ送
り、アンテナ702から電波として送信する。
【0109】一方、受信時には、アンテナ701で受信
された電波が、無線部706の受信部704で受信され
たのちA/D変換されて、ベースバンド信号処理部70
7の復調部708へ出力される。復調部708で復調さ
れたデータは、タイミング制御部713で入力タイミン
グが調整されたのちチャネルデコーダ711に入力さ
れ、ここで復号される。
【0110】チャネルデコーダ711で復号されたデー
タは、データ入出力部714を介して有線回線に出力さ
れる。
【0111】このように、実施の形態4の基地局装置7
00によれば、実施の形態1の演算処理装置100の機
能を備えたDSP710を、受信信号を復調して復号化
すると共に送信信号を符号化して変調するベースバンド
信号処理部707の、少なくとも受信信号の復号化を行
うチャネルコーダ711に具備したので、パイプライン
処理で1マシンサイクルに2データのインタリービング
処理が実現でき、これにより高速に比較的少ない処理量
でインターリービング処理が実現できる。
【0112】また、基地局装置700は、チャネルデコ
ーダ711、チャネルコーダ712、及びタイミング制
御部713の各部を1チップのDSP710のソフトウ
ェアで形成しているので、少ない部品点数で組み立てる
ことができる。
【0113】なお、ここでは、復調部708及び変調部
709をDSP710と区別して示しているが、それら
をDSP707のソフトウェアで構成することも可能で
ある。
【0114】また、DSPとして、第1の実施の形態の
演算処理装置100を使用し、チャネルコーダ711及
びタイミング制御部713をそれぞれ別の部品で構成す
ることも可能である。
【0115】(実施の形態5)図8は、本発明の実施の
形態5に係る移動局装置の構成を示すブロック図であ
る。但し、この図8に示す実施の形態5において図7の
実施の形態4の各部に対応する部分には同一符号を付
し、その説明を省略する。
【0116】この図8に示す基地局装置800が、実施
の形態4の基地局装置700と異なる点は、復調部70
8に逆拡散部801を設け、また、変調部709に拡散
部802を設けたCDMA通信方式の基地局装置とした
ことにある。
【0117】即ち、復調部708に入力された受信信号
が逆拡散部801で逆拡散され、また、変調部709に
入力された送信信号が拡散部802で拡散される。
【0118】これ以外の構成及び動作は実施の形態4と
類似の点が多いが、CDMA通信の場合、タイミング制
御部713に、遅延プルファイル等(図示なし)から選
択された複数のフィンガを合わせ込むRAKE受信部が
含まれることもある。
【0119】このように、実施の形態5の移動局装置8
00によれば、復調部708に逆拡散部801を、ま
た、変調部709に拡散部802を設けて構成したの
で、CDMA通信に適用することができる。
【0120】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
インターリーブ/デインターリーブ処理を極力少ない演
算量で実現することにより、その回路規模を小型化する
ことができ、これによって1チップ化、低消費電力化、
低価格化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る演算処理装置の構
成を示すブロック図
【図2】実施の形態1に係る演算処理装置におけるブロ
ックインタリーブのデータ転送の動作を説明するための
アドレス/データ構成図
【図3】実施の形態1に係る演算処理装置におけるブロ
ックインタリーブのデータ転送の動作を説明するための
タイミング図
【図4】実施の形態1に係る演算処理装置におけるパイ
プライン動作を説明するためのタイミング図
【図5】本発明の実施の形態2に係る移動局装置の構成
を示すブロック図
【図6】本発明の実施の形態3に係る移動局装置の構成
を示すブロック図
【図7】本発明の実施の形態4に係る基地局装置の構成
を示すブロック図
【図8】本発明の実施の形態5に係る基地局装置の構成
を示すブロック図
【図9】入力データがL(N,M)のブロックインタリ
ーブの動作説明図
【図10】入力データがL(M,N)のブロックインタ
リーブの動作説明図
【符号の説明】
100 演算処理装置 101 第一のポインタ 106,119,121 アドレス発生器 107,122 RAM 110 第二のポインタ 120 第三のポインタ

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力データを第1記憶手段の連続するア
    ドレスの記憶領域に配置して記憶し、この記憶データを
    アドレス順に倍精度で読み出し、この読み出されたデー
    タの内、一方のデータを第2記憶手段の偶数アドレスの
    記憶領域に記憶し、他方のデータを前記第2記憶手段の
    偶数アドレスから一定値離れた奇数アドレスの記憶領域
    に記憶するインターリーブ/デインターリーブ処理を1
    マシンサイクルで実行する機能、を具備することを特徴
    とする演算処理装置。
  2. 【請求項2】 第1記憶手段からのデータ読み出しを開
    始するアドレスが設定される第1設定手段と、この第1
    設定手段の設定アドレスを2づつ増加させた読出アドレ
    スを生成する第1生成手段と、前記第2記憶手段へのデ
    ータ書き込みを開始するアドレスが設定される第2設定
    手段と、前記第2設定手段の設定アドレスと一定値離
    れ、且つ前記第2記憶手段へのデータ書き込みを開始す
    るアドレスが設定される第3設定手段と、前記第2設定
    手段の設定アドレスを1づつ増加させた第1書込アドレ
    ス及び、この第1書込アドレスに所定値を加算した第2
    書込アドレスを交互に生成する第2生成手段と、前記第
    3設定手段の設定アドレスを1づつ増加させた第3書込
    アドレス及び、この第3書込アドレスに所定値を加算し
    た第4書込アドレスを交互に生成する第3生成手段とを
    備え、前記第1及び第3書込アドレスが対となり、前記
    第2及び第4書込アドレスが対となって前記第2記憶手
    段へ出力されることを特徴とする請求項1記載の演算処
    理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の演算処理装
    置を具備することを特徴とするディジタル信号処理プロ
    セッサ。
  4. 【請求項4】 受信信号を復調して復号化すると共に送
    信信号を符号化して変調するベースバンド信号処理部
    の、少なくとも前記受信信号の復号化を行う機能部に、
    請求項3記載のディジタル信号処理プロセッサを具備す
    ることを特徴とする移動局装置。
  5. 【請求項5】 ベースバンド信号処理部が、CDMA通
    信方式の変調及び復調を行うことを特徴とする請求項4
    記載の移動局装置。
  6. 【請求項6】 受信信号を復調して復号化すると共に送
    信信号を符号化して変調するベースバンド信号処理部
    の、少なくとも前記受信信号の復号化を行う機能部に、
    請求項3記載のディジタル信号処理プロセッサを具備す
    ることを特徴とする基地局装置。
  7. 【請求項7】 ベースバンド信号処理部が、CDMA通
    信方式の変調及び復調を行うことを特徴とする請求項6
    記載の基地局装置。
  8. 【請求項8】 請求項4又は請求項5記載の移動局装置
    と、請求項6又は請求項7記載の基地局装置とを具備す
    ることを特徴とする移動体通信システム。
  9. 【請求項9】 請求項1又は請求項2記載の演算処理装
    置の機能を実行させるためのプログラムを記録したこと
    を特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  10. 【請求項10】 入力データを第1記憶手段の連続する
    アドレスの記憶領域に配置して記憶し、この記憶データ
    をアドレス順に倍精度で読み出し、この読み出された偶
    数/奇数アドレスのデータの内、偶数アドレスのデータ
    を第2記憶手段の偶数アドレスの記憶領域に記憶し、奇
    数アドレスのデータを前記第2記憶手段の偶数アドレス
    から一定値離れた奇数アドレスの記憶領域に記憶するイ
    ンターリーブ/デインターリーブ処理を1マシンサイク
    ルで実行することを特徴とする演算処理方法。
  11. 【請求項11】 第1記憶手段からのデータ読み出しを
    開始する第1設定アドレスを設定し、この第1設定アド
    レスを2づつ増加させた読出アドレスを生成し、第2記
    憶手段へのデータ書き込みを開始する第2設定アドレス
    を設定すると共に、この第2設定アドレスと一定値離
    れ、且つ前記第2記憶手段へのデータ書き込みを開始す
    る第3設定アドレスを設定し、前記第2設定アドレスを
    1づつ増加させた第1書込アドレス及び、この第1書込
    アドレスに所定値を加算した第2書込アドレスを交互に
    生成し、この時、前記第3設定アドレスを1づつ増加さ
    せた第3書込アドレスを前記第1書込アドレスと対に
    し、前記第3書込アドレスに所定値を加算した第4書込
    アドレスを前記第2書込アドレスと対にして生成するこ
    とを特徴とする請求項10記載の演算処理方法。
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