JP3445410B2 - 氷蓄熱システム - Google Patents

氷蓄熱システム

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JP3445410B2
JP3445410B2 JP15247995A JP15247995A JP3445410B2 JP 3445410 B2 JP3445410 B2 JP 3445410B2 JP 15247995 A JP15247995 A JP 15247995A JP 15247995 A JP15247995 A JP 15247995A JP 3445410 B2 JP3445410 B2 JP 3445410B2
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清二 中川
明彦 岡村
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【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、氷蓄熱槽に潜熱として
蓄えた冷熱を利用して二次側の冷媒を冷却するための氷
蓄熱システムに関する。 【0002】 【従来の技術】冷凍機で氷点下に冷却したブラインを過
冷却器に循環供給し、氷蓄熱槽内の水を取水してその過
冷却器に送ることにより、過冷却状態にした水を氷と水
のスラリー状態で氷蓄熱槽内に吐き出して蓄熱を行う氷
蓄熱システムは公知である。かような氷蓄熱システムで
は、蓄熱時における過冷却器内での水の凍結による閉塞
といった問題を回避するために、過冷却器に送る前の水
を予熱することが行われている。また、過冷却器内で水
が凍結した場合には、過冷却器に送られるブラインを加
熱して過冷却器内で凍結した氷を融解させている。そし
て、これら過冷却器に送る前の水の予熱やブラインの加
熱によって生じる冷熱を利用して二次側の冷媒を冷却す
ることも、従来より行われている。 【0003】図2に、そのように過冷却器に送る前の水
の予熱やブラインの加熱によって生じる冷熱を利用して
二次側の冷媒を更に冷却するように構成した従来の氷蓄
熱システムの概要を示す。蓄熱時には氷蓄熱槽50内の
水を、槽底部のフィルタ51を介してポンプ52で汲み
上げ、過冷却器53に送る。過冷却器53には、冷凍機
54で氷点下に冷却されたブラインがポンプ55の稼働
で循環供給されている。そして、この過冷却器53で−
2〜−3℃程度まで冷却された過冷却状態の水を、氷蓄
熱槽50の上部に設置された解除パイプ56に吐き出
す。この解除パイプ56内において過冷却状態の水が氷
と水のスラリー状態となって氷蓄熱槽50内に吐き出さ
れる。氷蓄熱槽50内に吐き出されたスラリー状の氷と
水は密度差によって氷と水に分離し、水は再びポンプ5
2で汲み上げられて過冷却器53に送られる。こうして
氷蓄熱槽50内の水の温度が2℃付近まで低下すると氷
生成が始まり、以後、氷蓄熱槽50内の水の温度が0℃
に維持される。 【0004】このような従来の蓄熱システムにおいて蓄
熱を行う際に、先ず、過冷却器53に送る前の水を予熱
するにあたっては、氷蓄熱槽50の底部から汲み上げた
水の一部をポンプ52の上流側に設けた分岐回路60か
らポンプ61の稼働で熱交換器62に循環供給し、二次
側の冷媒と熱交換を行わせる。熱交換の結果、分岐回路
60から熱交換器62に供給された水は昇温し、その
後、戻り回路63から戻されて再び過冷却器53に送る
前の水に合流する。こうして過冷却器53に送る前の水
を約0.5℃に昇温させることによって、過冷却器53
内での水の凍結による閉塞といった問題を回避してい
る。 【0005】また、過冷却器53の凍結状態を解決する
ためにブラインを加熱するにあたっては、過冷却器53
から冷凍機54に戻されるブラインを弁75によって止
め、過冷却器53出口のブライン回路に設けた分岐回路
65からポンプ66の稼働で熱交換器67に循環供給
し、二次側の冷媒と熱交換を行わせる。熱交換の結果、
分岐回路65から熱交換器67に供給されたブラインは
昇温し、その後、戻り回路68から戻されて過冷却器5
3に送られる。こうして過冷却器53に送られるブライ
ンを昇温させることによって、過冷却器53内で発生し
た水の凍結を融解・解除する構成になっている。そし
て、これら過冷却器53に送る前の水を予熱することに
よって得た冷熱や、ブラインの加熱によって得た冷熱を
利用して、二次側の冷媒を更に冷却している。 【0006】一方、この蓄熱システムにおいて放熱を行
う場合は、過冷却器53とポンプ52の間に設けられた
弁70を閉め、ポンプ52と弁70の間に接続した分岐
回路71の弁72を開ける。そして、氷蓄熱槽50の底
部からポンプ52で汲み上げた水を、分岐回路71から
熱交換器73に供給し、熱交換器73で冷熱を放出した
水は戻り回路74から氷蓄熱槽1の上部に戻す。 【0007】また、例えば日中のピーク負荷などに対応
する場合は、冷凍機54と過冷却器53の間に設けられ
た弁75を閉め、冷凍機54と弁75の間に接続した分
岐回路76の弁77を開ける。そして、冷凍機54で5
℃程度に冷却したブラインを分岐回路76から熱交換器
78に供給し、熱交換器78で冷熱を放出したブライン
は戻り回路79からポンプ55の稼働で冷凍機54に戻
す。このように蓄熱時においては過冷却器53に供給さ
れるブラインを二次側の冷媒と直接熱交換させることに
よって、いわゆる日中追い掛け熱交換ができるように構
成されている。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】このように従来の氷蓄
熱システムは、蓄熱運転時における予熱用の熱交換器6
2およびブライン加熱用の熱交換器67と、放熱運転時
における熱交換器73および日中追い掛け冷却用の熱交
換器78といった、全部で四台の熱交換器を備えてい
る。そのため、従来の氷蓄熱システムは設置スペースが
広く必要であり、また、設備コストや運転コストも割高
である。 【0009】本発明の目的は、以上のような氷蓄熱シス
テムにおいて熱交換器の設置台数を減らすことにより、
スペースの縮小化および低コスト化を達成することにあ
る。 【0010】 【課題を解決するための手段】本発明によれば、冷凍機
で氷点下に冷却されたブラインが循環供給される過冷却
器に氷蓄熱槽内の水を送り、該過冷却器で過冷却状態に
した水を氷と水のスラリー状態で氷蓄熱槽内に吐き出し
て蓄熱を行う氷蓄熱システムにおいて、氷蓄熱槽内の水
と熱交換して二次側の冷媒を冷却する氷蓄熱槽水系熱交
換器と、冷凍機で冷却されたブラインと熱交換して二次
側の冷媒を冷却するブライン系熱交換器とを備え、氷蓄
熱槽水系熱交換器に対して、過冷却器に送られる水の一
部を循環供給させる状態と、氷蓄熱槽内から取水した水
の全部を循環供給させる状態とに切り換える回路と、ブ
ライン系熱交換器に対して、凍結した過冷却器のブライ
ンを循環供給させる状態と、冷凍機で氷点下に冷却され
たブラインの全部を循環供給させる状態とに切り換える
回路とを備えていることを特徴とする氷蓄熱システムが
提供される。 【0011】 【作用】本発明の氷蓄熱システムでは、蓄熱運転時にお
いては、過冷却器に送られる水の一部を氷蓄熱槽水系熱
交換器に循環供給させて二次側の冷媒と熱交換を行わせ
ることにより予熱を行う。また、凍結した過冷却器のブ
ラインをブライン系熱交換器に循環させ、ブラインを加
熱して過冷却器内での凍結を解除する。そして、これら
予熱やブラインの加熱によって得た冷熱は、二次側の冷
媒の冷却に利用することができる。 【0012】一方、放熱時においては、回路を切り換え
ることによって、氷蓄熱槽内から取水した水の全部を氷
蓄熱槽水系熱交換器に循環供給して二次側の冷媒を冷却
する。また、例えば日中のピーク負荷などに対応する場
合は、冷凍機で5℃程度に冷却したブラインをブライン
系熱交換器に供給し、ブラインと二次側の冷媒とを直接
熱交換させることによって、いわゆる日中追い掛け熱交
換を行うことができる。 【0013】このように本発明の氷蓄熱システムは、回
路を切り換えることによって、氷蓄熱槽水系熱交換器
を、蓄熱時においては過冷却器に送られる水を予熱する
ための熱交換器として機能させ、放熱時においては氷蓄
熱槽内から取水した水で二次側の冷媒を冷却する熱交換
器として機能させることができる。また、回路を切り換
えることによって、ブライン系熱交換器を、蓄熱時にお
いてはブラインを加熱して過冷却器内での凍結を解除す
るための熱交換器として機能させ、放熱時においてはブ
ラインと二次側の冷媒とを直接熱交換させるいわゆる日
中追い掛け熱交換器として機能させることができる。 【0014】 【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。図1は、
本発明の実施例にかかる氷蓄熱システムの概要を示すフ
ロー図である。 【0015】氷蓄熱槽1内の水は、槽底部のフィルタ2
を介して回路3からポンプ4で汲み上げられ、弁5を通
過して過冷却器6に送られる。過冷却器6には、冷凍機
7で氷点下(例えば約−6℃)に冷却されたブライン
が、回路8から弁9を経て供給され、過冷却器6におい
て熱交換を終えたブラインは、回路10を経てポンプ1
1の稼働で冷凍機7に戻される。冷凍機7は、例えばタ
ーボ冷凍機などで構成される。また、冷却塔12で冷却
された冷却水がポンプ13の稼働によって冷凍機7に循
環供給され、ブラインから熱を奪っている。 【0016】過冷却器6内において冷凍機7のブライン
と熱交換して過冷却状態となった水が、氷蓄熱槽1の上
方に設置された解除パイプ15に吐き出され、氷と水の
スラリー状態となって氷蓄熱槽1内の上部に吐き出され
る。氷蓄熱槽1内に吐き出されたスラリー状の水は密度
差によって氷と水に分離し、水は再びポンプ4で汲み上
げられ、回路3を経由して過冷却器6に送られる。こう
して氷蓄熱槽1内の水の温度が0℃付近まで低下すると
氷生成が始まり、以後、氷蓄熱槽1内の水の温度が0℃
に維持される。氷蓄熱槽1内に生成される氷は雪を水に
浸したような性状を有する。 【0017】そして、この実施例の氷蓄熱システムは、
氷蓄熱槽1内の水と熱交換して二次側の冷媒を冷却する
氷蓄熱槽水系熱交換器20と、冷凍機7で冷却されたブ
ラインと熱交換して二次側の冷媒を冷却するブライン系
熱交換器21とを備えている。氷蓄熱槽水系熱交換器2
0の二次側とブライン系熱交換器21の二次側には、例
えば空調冷房用の冷水がポンプ22、23で循環供給さ
れ、氷蓄熱槽1内の水および冷凍機7のブラインと熱交
換して冷却されるようになっている。 【0018】そして、回路3においてポンプ4の上流側
には、過冷却器6に送られる水の一部を取水して氷蓄熱
槽水系熱交換器20に循環供給させる分岐回路25が接
続されている。分岐回路25にはポンプ26、逆流防止
用のチャッキ弁29が設けられており、このポンプ26
の稼働によって回路3中を流れる水の一部を取水し、そ
の取水した水を氷蓄熱槽水系熱交換器20に供給する。
そして、氷蓄熱槽水系熱交換器20で冷熱を放出し、昇
温した水は戻り回路27を経て、再び回路3のポンプ4
の上流側に戻されるようになっている。戻り回路27に
は弁28が設けてある。 【0019】また、回路3においてポンプ4の下流側に
は、氷蓄熱槽1内から回路3を経て取水した水の全部を
氷蓄熱槽水系熱交換器20に循環供給させる供給回路3
0が接続されている。供給回路30には弁31が設けて
ある。この供給回路30を経て氷蓄熱槽水系熱交換器2
0に供給された水は、氷蓄熱槽水系熱交換器20で冷熱
を放出した後、戻り回路32を経て、氷蓄熱槽1内の上
部(高温側)に直接戻されるようになっている。戻り回
路32には弁33が設けてある。 【0020】そして、回路10において過冷却器6の出
口には、過冷却器6から冷凍機7に戻されるブラインの
一部を取り出してブライン系熱交換器21に循環供給さ
せる分岐回路35が接続されている。この分岐回路35
からブライン系熱交換器21に供給されて冷熱を放出
し、昇温したブラインは戻り回路36を経て、回路8の
弁9の下流側に戻されるようになっている。戻り回路3
6にはポンプ37、逆流防止用のチャッキ弁38が設け
られており、このポンプ37の稼働によって過冷却器6
内のブラインをブライン系熱交換器21に供給する。 【0021】また、回路8において弁9の上流側には、
冷凍機7で冷却されたブラインの全部をブライン系熱交
換器21に循環供給させる供給回路40が接続されてい
る。供給回路40には弁41が設けてある。この供給回
路40を経てブライン系熱交換器21に供給されたブラ
インは、ブライン系熱交換器21で冷熱を放出した後、
戻り回路42を経て、回路10のポンプ11の上流側に
戻され、再び冷凍機7で冷却されるようになっている。 【0022】次に、以上のように構成された実施例の氷
蓄熱システムの作用を、蓄熱運転と放熱運転に分けて説
明する。 【0023】[蓄熱運転]蓄熱運転時は、回路8の弁9
を開け、供給回路40の弁41を閉じ、冷凍機7で氷点
下(例えば約−6℃)に冷却したブラインをポンプ11
の稼働で過冷却器6に送る。また、回路3の弁5を開
け、供給回路30の弁31を閉じ、氷蓄熱槽1底部より
ポンプ4で汲み上げた水を回路3から過冷却器6に送
り、過冷却器6で冷却した過冷却状態の水を、解除パイ
プ15に吐き出し、氷と水のスラリー状態にして氷蓄熱
槽1内の上部に吐き出す。こうして、氷蓄熱槽1内に氷
を生成させて蓄熱する。 【0024】蓄熱運転中に過冷却器6内での水の凍結や
閉塞を防ぐべく予熱するに際しては、分岐回路25の弁
28を開け、ポンプ26の稼働によって回路3中から供
給回路25に取水した水を、氷蓄熱槽水系熱交換器20
に供給する。なお、供給回路25における逆流はチャッ
キ弁29で防止される。そして、氷蓄熱槽水系熱交換器
20で冷熱を放出し、昇温した水を戻り回路27から回
路3中に戻して混合することにより、過冷却器6に供給
される水の温度を全体的に昇温させる。回路3中から供
給回路25に取水する水の量は、過冷却器6に供給され
る水の温度を約0.5℃程度に昇温できるように、弁2
8の開度やポンプ26の稼働量で調整する。こうして約
0.5℃程度に予熱した水を過冷却器6に供給すれば、
過冷却器6内での水の凍結や閉塞といった問題を解消で
きる。 【0025】また、蓄熱運転中に過冷却器6内で凍結が
発生してしまった場合には、過冷却器6に供給している
ブラインを加熱し、過冷却器6内の凍結を融解させる。
その場合は、回路8に設けてある弁9を閉め、過冷却器
6から回路10を経て冷凍機7に戻されるブラインの一
部をポンプ11の上流側に設けた分岐回路35に取り出
し、その取り出したブラインをブライン系熱交換器21
に供給して、二次側の冷媒と熱交換を行わせる。この熱
交換の結果で昇温したブラインを戻り回路36から回路
8に戻して過冷却器6内のブラインを昇温させることに
よって、過冷却器6内で発生した水の凍結を融解・解除
する。 【0026】このように、過冷却器6に送る前の水を予
熱し、また、ブラインを加熱した結果、二次側の冷媒は
冷却される。この二次側の冷媒の冷熱は、例えば空調冷
房などにおいて利用することができる。 【0027】[放熱運転]放熱運転時は、回路3の弁5
を閉じ、供給回路30の弁31を開け、回路27の弁2
8を閉じる。そして、氷蓄熱槽1の底部から回路3を介
してポンプ4で汲み上げた水を、供給回路30から氷蓄
熱槽水系熱交換器20に供給し、氷蓄熱槽水系熱交換器
20で冷熱を放出した水は戻り回路32から氷蓄熱槽1
の上部に戻す。こうして、二次側の冷媒に対して冷熱を
放出する。 【0028】また、例えば日中のピーク負荷などに対応
する場合は、回路8の弁9を閉じ、供給回路40の弁4
1を開ける。そして、冷凍機7で例えば5℃程度に冷却
されたブラインを、供給回路40からブライン系熱交換
器21に供給し、ブライン系熱交換器21で冷熱を放出
したブラインは戻り回路42から冷凍機7に戻して再び
冷却する。このように冷凍機7で5℃程度にまで冷却し
たブラインと二次側の冷媒とを熱交換させることによっ
て、例えば日中のピーク負荷などにも対応できる。 【0029】 【発明の効果】本発明によれば、氷蓄熱槽水系熱交換器
を予熱熱用と氷蓄熱の放熱用の熱交換器として兼用する
ことができ、また、ブライン系熱交換器を過冷却器内で
の凍結を解除するためのブライン加熱用と日中追い掛け
冷却用の熱交換器として兼用することができる。このよ
うに熱交換器を兼用させたことにより、従来は四台設置
していた熱交換器の設置台数を二台に減らすことができ
る。従って、本発明によれば、従来に比べてスペースの
少ない、低コストの氷蓄熱システムを提供できるように
なる。 【0030】また、氷蓄熱槽水系熱交換器とブライン系
熱交換器の流量は日中運転時の能力で選定され、蓄熱時
の予熱及び凍結解除運転時の流量はその1/5〜1/1
0程度である。従って、熱交換器圧損が大幅に減少し、
ポンプ動力を大幅に削減することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施例にかかる氷蓄熱システムの概要
を示すフロー図である。 【図2】従来の氷蓄熱システムの概要を示すフロー図で
ある。 【符号の説明】 1 氷蓄熱槽 6 過冷却器 7 冷凍機 20 氷蓄熱槽水系熱交換器 21 ブライン系熱交換器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷川 文教 千葉県松戸市常盤平柳町6−4 ミナミ ハイツ303 (72)発明者 神白 雅治 埼玉県浦和市文蔵5−9−9 (56)参考文献 特開 平5−172444(JP,A) 特開 平5−322396(JP,A) 特開 平7−133944(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 5/00 102

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 冷凍機で氷点下に冷却されたブラインが
    循環供給される過冷却器に氷蓄熱槽内の水を送り、該過
    冷却器で過冷却状態にした水を氷と水のスラリー状態で
    氷蓄熱槽内に吐き出して蓄熱を行う氷蓄熱システムにお
    いて、 氷蓄熱槽内の水と熱交換して二次側の冷媒を冷却する氷
    蓄熱槽水系熱交換器と、冷凍機で冷却されたブラインと
    熱交換して二次側の冷媒を冷却するブライン系熱交換器
    とを備え、 氷蓄熱槽水系熱交換器に対して、過冷却器に送られる水
    の一部を循環供給させる状態と、氷蓄熱槽内から取水し
    た水の全部を循環供給させる状態とに切り換える回路
    と、 ブライン系熱交換器に対して、過冷却器に送られるブラ
    インの一部を循環供給させる状態と、冷凍機で氷点下に
    冷却されたブラインの全部を循環供給させる状態とに切
    り換える回路とを備えていることを特徴とする氷蓄熱シ
    ステム。
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JP4514804B2 (ja) * 2008-02-22 2010-07-28 新菱冷熱工業株式会社 過冷却水を用いた製氷及び空調システム
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