JP3444757B2 - 音声パケット生成装置 - Google Patents

音声パケット生成装置

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JP3444757B2
JP3444757B2 JP19602297A JP19602297A JP3444757B2 JP 3444757 B2 JP3444757 B2 JP 3444757B2 JP 19602297 A JP19602297 A JP 19602297A JP 19602297 A JP19602297 A JP 19602297A JP 3444757 B2 JP3444757 B2 JP 3444757B2
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信行 古屋
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  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ローカル・エリア
・ネットワーク(以下、「LAN」という)等のパケッ
ト通信網を用いて音声通信を行うために、音声パケット
を生成する音声パケット生成装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来の事業所内通信において、音声によ
る通信は構内交換機(以下、「PBX」という)を使用
する電話交換網を使用して行い、データ通信はLANを
用いて行っており、これらの通信網はそれぞれ独立した
存在となっていた。近年、パーソナル・コンピュータ
(以下、「PC」という)等の情報機器の低価格化及び
高機能化に伴い、PCが一般の電話機なみに普及してき
た。これに伴い、電話機とLANとを統合した環境が、
事業所内通信システムに望まれるに至っている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
事業所内通信では、次のような課題があった。電話機を
LANに収容することで、事業所内通信システムを統合
しようとしても、音声特有の性質である周期性及びリア
ルタイム性が、LANにおけるデータ通信のバースト性
・高信頼性の性質に相反するため、統合することが困難
であり、結果として、事業所内にPBX設備とLAN関
連設備とを要し、これらに伴う2系統の配線も必要であ
った。本発明は、事業所内の通信システムをLANに統
合し、PBXを必要とせずに電話機の収容を実現するも
のである。 【0004】 【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明は、複数の電話機から受信したディジタル音
声信号を時分割多重してデータハイウエイに送信すると
に、該データハイウエイから受信した信号を分離して
該複数の電話機にディジタル音声信号を出力する多重分
離手段と、前記データハイウエイ上に送信される前記デ
ィジタル音声信号を一定長の音声データに分割し、該
ィジタル音声信号の送信先との間で接続毎に設定された
仮想チャネル識別符号を付加して音声セルを生成する音
声セル生成手段と、前記音声セル中に付加された前記仮
想チャネル識別符号に基づいて前記音声信号の宛先アド
レスを含むヘッダ情報を生成し、該音声セルに付加して
音声パケットとして出力するパケット生成手段と、前記
パケット生成手段から出力された前記音声パケットに受
信側でのデータタイミング信号生成と伝送誤り検出用の
符号を付加してデータ伝送路に出力するための伝送フレ
ームを生成する伝送フレーム生成手段と、全体の制御を
行う中央処理装置(以下、「CPU」という)とを備え
た音声パケット生成装置において、前記パケット生成手
段を次のように構成している。 【0005】即ち、このパケット生成手段は、第1の入
力側に前記音声セル生成手段から出力される仮想チャネ
ル識別符号が与えられ、第2の入力側に前記中央処理装
置から出力される該仮想チャネル識別符号に対応するア
ドレス信号が与えられ、該中央処理装置から出力される
選択信号で読出しが指定された時に第1の入力側を選択
し、該選択信号で書込みが指定された時に第2の入力側
を選択して出力する選択部と、前記選択信号で書込みが
指定された時には、前記選択部の出力信号で指定された
記憶領域に前記中央処理装置から出力される音声信号の
宛先アドレスを書込み、該選択信号で読出しが指定され
た時には、該選択部の出力信号で指定される記憶領域を
読出して前記音声信号の宛先アドレスを出力する第1の
記憶部と、前記音声セル生成手段で生成された前記音声
セルを保持する第2の記憶部と、前記音声信号の宛先ア
ドレス以外のヘッダ情報を保持する第3の記憶部と、前
記第1、第2及び第3の記憶部に保持された記憶内容を
所定の順序で読出して前記音声パケットを出力するパケ
ット出力部とを有している。発明によれば、以上のよ
うに音声パケット生成装置を構成したので、次のような
作用が行われる。 【0006】複数の電話機から出力されたディジタル音
声信号は、多重分離手段によって時分割多重されてデー
タハイウエイに送信される。データハイウエイ上に送信
されたディジタル音声信号は、音声セル生成手段によっ
て一定長の音声データに分割され、その音声データに仮
想チャネル識別符号が付加されて音声セルが生成され
る。パケット生成手段において、音声セルは第2の記憶
部に保持されると共に、仮想チャネル識別符号が第1の
記憶部に対するアドレス信号として与えられる。第1の
記憶部では、アドレス端子に仮想チャネル識別符号が与
えられると、予めCPUによって書込まれていた対応す
る宛先アドレスが出力される。そして、パケット出力部
において、前記第1及び第2の記憶部の記憶内容と、第
3の記憶部に保持されているその他のヘッダ情報が所定
の順序で読出されて、音声パケットとして出力される。
更に、伝送フレーム生成手段において、音声パケットに
データタイミング信号生成と伝送誤り検出用の符号が付
加されて、データ伝送路に出力するための伝送フレーム
が生成される。 【0007】 【発明の実施の形態】図2は、データ音声統合LANの
概略の構成図である。このデータ音声統合LANは、L
ANを用いてデータ通信のみならず音声通信をも行うも
のであり、LANスイッチ装置10を備えている。LA
Nスイッチ装置10は、LANを用いたパケット通信に
おけるパケットフレームの交換機能を有するLAN間接
続装置であり、パケットフレーム中の媒体アクセス制御
部(以下、「MAC」という)の宛先アドレス情報に基
づいてスイッチ切替えを行うものである。LANスイッ
チ装置10には、複数のパケット伝送路21a,21
b,…を介して、それぞれLANハブ30a,30b,
…が接続されている。LANハブ30a等は、複数のP
C40a,40b,40c,40d,…を収容して、パ
ケット伝送路21a等を介してIEEE802.3に規
定されたLANインタフェースによるパケットフレーム
の伝送を行うものである。また、LANスイッチ装置1
0には、複数のパケット伝送路22a,22b,…を介
して、それぞれ音声パケット生成装置50a,50b,
…が接続されている。音声パケット生成装置50a等
は、パケット伝送路22a等の上で伝送されるパケット
フレームのIEEE802.3に規定されたLANイン
タフェースと、ディジタル電話機用のディジタル音声イ
ンタフェースとの間のインタフェース変換を行うもので
ある。音声パケット生成装置50a,50b,…には、
複数のディジタル型の電話機60a,60b,60c,
60d,…が接続されている。これらの電話機60a,
60b,…は、それぞれPC40a,40b,…と組合
わせて使用されるようになっている。 【0008】図1は、本発明の実施形態を示す音声パケ
ット生成装置の構成図である。この音声パケット生成装
置は、図2中の音声パケット生成装置50a,50b,
…に相当するものであり、ディジタル音声インタフェー
スによって複数の電話機60a,60b,…を収容する
加入者回路部51を有している。加入者回路部51に
は、多重分離手段(例えば、多重分離部)52が接続さ
れている。多重分離部52は、加入者回路部51に接続
される複数の電話機60a,60b,…からの個別のデ
ィジタル音声信号を時分割多重して、例えば2Mbps
のデータハイウエイ上に送信するとともに、このデータ
ハイウエイ上の2Mbpsの信号を分離して個々の電話
機60a,60b,…に対するディジタル音声信号にフ
ォーマット変換する機能を有している。多重分離部52
には、ハイウエイ・インタフェース部53が接続されて
いる。ハイウエイ・インタフェース部53は、2Mbp
sのデータハイウエイ上で、個々の電話機60a,60
b,…に対して、無音パターン、ハウラ、またはトーン
リンガ等のサービス音声信号をディジタル信号で出力す
る機能を有している。ハイウエイ・インタフェース部5
3には、音声セル生成手段(例えば、音声セル生成部)
54が接続されている。 【0009】音声セル生成部54は、2Mbpsのデー
タハイウエイによって時分割多重で受信したディジタル
音声信号またはサービス音声信号を一定長(例えば、4
8バイト)の音声データADに分割し、この音声データ
ADを、例えば非同期転送モード通信(以下、「AT
M」という)におけるATMアダプテーション・レイヤ
1(以下、「AALタイプ1」という)のプロトコルに
準拠したATMセル(例えば、音声セル)ACに変換し
て、パケット生成手段(例えば、パケット生成部)55
へ与える。また、音声セル生成部54は、パケット生成
部55から与えられた音声セルAC中の48ビットの音
声データADを抽出して、対応する電話機60a等に割
当てられたデータハイウエイ上のタイムスロットに出力
する機能を有している。これにより、音声データAD
は、時分割多重されたディジタル音声信号として、ハイ
ウエイ・インタフェース部53へ出力される。このよう
に、音声データADは、音声セル生成部54によって、
データハイウエイ上の所定のタイムスロットに周期的に
正確に出力されるので、非同期通信であるATMに起因
する音声セルACの到着時間差、即ち「ゆらぎ」が吸収
されるようになっている。 【0010】パケット生成部55は、音声セル生成部5
4で生成されたATM・ALLタイプ1の音声セルAC
に大して、MACの宛先アドレスDAと送信元アドレス
SA、送信データ長LEN、及び制御情報CTLを付加
して音声パケットAPとして出力する機能を有してい
る。パケット生成部55には、伝送フレーム生成手段
(例えば、LANインタフェース部)56が接続されて
いる。LANインタフェース部56は、音声パケットA
Pにパケット伝送路22aでのデータタイミング信号生
成用の前置符号PA、及び伝送誤り検出用の誤り検出符
号FCSを付加して、このパケット伝送路22aに出力
するための伝送フレーム(例えば、音声パケットフレー
ム)AFを生成する機能を有している。また、LANイ
ンタフェース部56は、パケット伝送路22aを介して
送られてきた音声パケットフレームAFを受信して、音
声パケットAPを抽出する機能を有している。LANイ
ンタフェース部56は、IEEE802.3に規定され
たインタフェースを有するパケット伝送路22aに接続
されている。また、音声パケット生成装置50は、この
装置全体の制御をするためのCPU57を有しており、
このCPU57と、前記ハイウエイ・インタフェース部
53、音声セル生成部54、パケット生成部55、及び
LANインタフェース部56との間が、共通バス58に
よって接続されている。 【0011】図3は、図1の各部における音声データ信
号形式の一例を示すフォーマット図である。音声セルA
Cは、音声セル生成部54とパケット生成部55との間
で送受信される音声データ信号形式である。音声セルA
Cは、48バイトに区切られた音声データADの先頭
に、5バイトのATMヘッダが付加されたものであり、
53バイトの長さの信号になっている。そして、5バイ
トのATMヘッダの一部に、ディジタル音声信号の送信
先との間で接続毎に設定される仮想チャネル識別符号V
CIが含まれている。この仮想チャネル識別符号VCI
は、例えば、12ビットの長さの情報となっている。音
声パケットAPは、パケット生成部55とLANインタ
フェース部56との間で送受信される音声データ信号形
式である。音声パケットAPは、53バイトの音声セル
ACの先頭に、例えばMACの6バイトの宛先アドレス
DA、6バイトの送信元アドレスSA、2バイトの送信
データ長LEN、及び1バイトの制御情報CTLが付加
された68バイトの信号である。 【0012】音声パケットフレームAFは、LANイン
タフェース部56とパケット伝送路22a等との間で送
受信される音声データ信号形式である。音声パケットフ
レームAFは、68バイトの音声パケットAPの先頭
に、例えば8バイトの前置符号PAが、末尾に4バイト
の誤り検出符号FCSが付加された80バイトの信号と
なっている。図4は、図1中のパケット生成部55の一
例を示す構成図である。このパケット生成部55は、図
1中の音声セル生成部54から、並列データ形式で53
バイト(424ビット)の音声セルACが与えられると
ともに、この音声セルACのラッチタイミングを示すラ
ッチ信号LATが与えられるようになっている。パケッ
ト生成部55は、第2の記憶部とパケット出力部を兼ね
並列入力直列出力型の544段のシフトレジスタ71
を有しており、このシフトレジスタ71のラッチ端子L
にラッチ信号LATが与えられ、入力端子D120〜D
543に音声セルACの各データAC0〜AC423が
並列に与えられるようになっている。 【0013】音声セルACの各データAC0〜AC42
3の内の仮想チャネル識別符号VCIに相当するデー
タ、例えばデータAC8〜AC19は、セレクタ72の
入力端子A0〜A11にも与えられている。セレクタ7
2は、入力端子A0〜A11の他に入力端子B0〜B1
1、選択端子S、及び出力端子X0〜X11を有してお
り、選択端子Sに与えられる選択信号SELに従って入
力端子A0〜A11、または入力端子B0〜B11に入
力される信号を出力端子X0〜X11に出力するもので
ある。セレクタ72の出力端子X0〜X11は、第1の
記憶部(例えば、ランダム・アクセス・メモリ、以下、
「RAM」という)73のアドレス端子A0〜A11に
接続されている。RAM73は、アドレス端子A0〜A
11に与えられるアドレス信号ADRによって指定され
る記憶領域に対して、例えば48ビットのデータを並列
に随時書込むとともに読出すことができるメモリであ
る。RAM73のデータ端子D0〜D47は、48ビッ
トの3ステートバッファ74を介して、シフトレジスタ
71の入力端子D0〜D47に接続されている。また、
シフトレジスタ71の入力端子D48〜D119には、
固定のデータを保持する第3の記憶部(例えば、レジス
タ)75の出力側が接続されている。 【0014】更に、パケット出力部(例えば、シフトレ
ジスタ)71は、入力端子D0〜D543に並列に入力
されたデータを、逐次1ビットずつ読出すためのクロッ
ク信号CLKが与えられるクロック端子Cと、読出され
たデータを直列に出力する出力端子SOを有している。
一方、RAM73のデータ端子D0〜D47には、48
ビットの3ステートバッファ76、及び共通バス58を
介してCPU57のデータ端子D0〜D47が接続され
ている。また、CPU57のアドレス端子A0〜A11
は、共通バス58を介してセレクタ72の入力端子B0
〜B11に接続されている。更に、CPU57の書込み
制御端子WEは、共通バス58を介してセレクタ72の
選択端子S、RAM63の書込み制御端子WE、及び3
ステートバッファ76の制御端子Cに接続されるととも
に、インバータ77を介して3ステートバッファ74の
制御端子Cに接続されている。次に、図2〜図4を参照
しつつ、図1の音声パケット生成装置の動作を説明す
る。 【0015】例えば、図2の電話機60aから電話機6
0cへ電話をかける場合、まず、この電話機60aに対
応するPC40aから、LANハブ30a、LANスイ
ッチ装置10、及びLANハブ30bを介して、電話機
60cに対応するPC40cに対して発呼要求を行う。
そして、PC40aとPC40cとの間の接続によっ
て、対応する電話機60aと電話機60cとの間の通話
チャネルが設定される。通話チャネルの設定により、例
えば、電話機60a側の音声パケット生成装置50aで
は、CPU57によって、電話機60aに割当てられた
仮想チャネル識別符号VCIとMACの6バイトの宛先
アドレスDAとの対応関係が、パケット生成部55内の
RAM73に格納される。即ち、図4において、CPU
57から、アドレス端子A0〜A11に対するアドレス
信号として仮想チャネル識別符号VCIと同一の信号が
出力され、同時にデータ端子D0〜D47に対するデー
タ信号としてMACの6バイトの宛先アドレスDAと同
一の信号GA出力される。更に、CPU57から出力さ
れる書込み制御端子WEの出力信号が活性化される。こ
れにより、CPU57のアドレス端子A0〜A11から
出力された仮想チャネル識別符号VCIが、セレクタ7
2を介してRAM73のアドレス端子A0〜A11に与
えられ、このRAM73のアドレス“VCI”の記憶領
域に、MACの6バイトの宛先アドレスDAがデータと
して書込まれる。 【0016】次に、電話機60aと電話機60cとの間
での通話が開始されて、この電話機60aからディジタ
ル音声信号が出力されると、加入者回路部51を通して
多重分離部52にこのディジタル音声信号が与えられ
る。多重分離部52において、電話機60aのほか、他
の電話機60b等から出力されたディジタル音声信号が
2Mbpsのデータハイウエイ上で時分割多重され、ハ
イウエイ・インタフェース部53に出力される。ハイウ
エイ・インタフェース部53において、2Mbpsのデ
ィジタル信号に多重化された個々の電話機60a,60
b,…に対応するタイムスロットに、必要に応じて無音
パターン、ハウラ、またはトーンリンガ等のサービス音
声信号がディジタル信号で挿入される。更に、2Mbp
sのデータハイウエイによって時分割多重された各電話
機60a,60b,…のディジタル音声信号は、音声セ
ル生成部54において、図3に示すようなATM・AA
Lタイプ1のプロトコルに準拠した音声セルACに変換
されて、パケット生成部55へ与えられる。パケット生
成部55において、音声セルACに対して、MACの宛
先アドレスDAと送信元アドレスSA、送信データ長L
EN、及び制御情報CTLが付加され、音声パケットA
Pが次のようにして生成される。 【0017】図4に示すように、音声セル生成部54か
らパケット生成部55に、424ビットの音声セルAC
と、この音声セルACのラッチタイミングを示すラッチ
信号LATが与えられる。音声セルACの424ビット
の信号は、シフトレジスタ71の入力端子D120〜D
543に与えられる。また、音声セルACの各データA
C0〜AC423の内の仮想チャネル識別符号VCIに
相当するデータAC8〜AC19は、セレクタ72の入
力端子A0〜A11にも同時に与えられ、このセレクタ
72を介してRAM63のアドレス端子A0〜A11に
与えられる。RAM73には、アドレス端子A0〜A1
1に与えられるアドレス信号ADR、即ち、アドレス
“VCI”で指定される記憶領域にMACの6バイトの
宛先アドレスDAが記憶されている。これにより、RA
M63から仮想チャネル識別符号VCIに対応する宛先
アドレスDAが読出され、この宛先アドレスDAが3ス
テートバッファ74を介して、シフトレジスタ71の入
力端子D0〜D47に与えられる。更に、シフトレジス
タ71の入力端子D48〜D119には、MACの送信
元アドレスSA、送信データ長LEN、及び制御情報C
TLの固定データを保持するレジスタ75が接続され、
このレジスタ75からこれらの固定データが与えられて
いる。 【0018】そして、ラッチ信号LATのタイミングに
よって、MACの宛先アドレスDAと送信元アドレスS
A、送信データ長LEN、制御情報CTL、及び音声セ
ルACで構成された音声パケットAPが、シフトレジス
タ71に並列に入力されて保持される。シフトレジスタ
71に保持された音声パケットAPは、このシフトレジ
スタ71のクロック端子Cに与えられるクロック信号C
LKに基づいて、逐次1ビットずつ読出されて出力端子
SOから出力される。パケット生成部55のシフトレジ
スタ71から出力された音声パケットAPは、図1のL
ANインタフェース部56に与えられ、このLANイン
タフェース部56において、受信側でのデータタイミン
グ信号生成用の前置符号PA、及び伝送誤り検出用の誤
り検出符号FCSが付加され、IEEE802.3に規
定された音声パケットフレームAFが生成される。音声
パケットフレームAFは、LANインタフェース部56
からパケット伝送路22aに送信される。 【0019】一方、パケット伝送路22aを通して送信
されてきた音声パケットフレームAFは、LANインタ
フェース部56で受信され、音声パケットAPが抽出さ
れてパケット生成部55に与えられる。パケット生成部
55では、音声パケットAPの先頭部のMACの宛先ア
ドレスDAがチェックされ、自己宛ての音声パケットA
Pだけが選択して取出され、それ以外の音声パケットA
Pは廃棄される。そして、取出された音声パケットAP
の音声セルAC部分のみが音声セル生成部54へ出力さ
れる。音声セル生成部54において、音声セルACの到
着時間差である「ゆらぎ」を吸収するために、一定の時
間間隔で、この音声セルACから抽出された音声データ
ADが、ディジタル音声信号としてハイウエイ・インタ
フェース部53へ出力される。ハイウエイ・インタフェ
ース部53において、ディジタル音声信号は、2Mbp
sのデータハイウエイ上で時分割多重される。時分割多
重されたディジタル音声信号は、多重分離部52におい
て各電話機60a,60b,…毎に分離され、加入者回
路部51を介してこれらの電話機60a,60b,…に
出力される。 【0020】このように、本実施形態の音声パケット生
成装置は、ディジタル型の電話機60a,60b,…で
送受信するディジタル音声信号を、パケット伝送路22
a,22b,…上で送受信される音声パケットフレーム
AFに変換するための、パケット生成部55及びLAN
インタフェース部56を有するので、LAN等のパケッ
ト通信網を介して、データ通信のみならず音声通信を行
うことができるという利点がある。更に、パケット生成
部55は、音声セルACから音声パケットAPを生成す
る際に、RAM73による変換テーブルを使用して、宛
先アドレスDAをハードウエア的に読出して音声パケッ
トAPを生成している。これにより、ソフトウエアによ
る宛先アドレスDAの生成に比べて、正確かつ高速なタ
イミングで音声パケットAPの生成ができるという利点
がある。なお、本発明は、上記実施形態に限定されず、
種々の変形が可能である。この変形例としては、例え
ば、次の(a),(b)のようなものがある。 【0021】(a) 図3に例示した音声データ信号形
式における音声データAD、ATMヘッダ、MACの宛
先アドレスDAと送信元アドレスSA、データ長LE
N、制御情報CTL、前置符号PA、及び誤り検出符号
FCSのバイト数は、例示した数値に限定されず、適用
されるシステムに応じて自由に設定することができる。
また、これらの情報に限定されず、その他の情報を付加
することも可能である。 (b) 図4に例示したパケット生成部55の構成は、
これに限定するものではない。即ち、RAM73等の記
憶部のアドレスに仮想チャネル識別符号VCIを対応さ
せ、そのアドレスの記憶内容としてMACの宛先アドレ
スDAを保持しておき、このRAM73等の記憶部に、
音声セルACのヘッダ部の仮想チャネル識別符号VCI
をアドレス信号として与えることにより、宛先アドレス
DAを読出す構成のものであれば、同様に適用すること
ができる。 【0022】 【発明の効果】以上詳細に説明したように、発明によ
れば、電話機から出力されたディジタル音声信号を一定
長の音声データに分割し、仮想チャネル識別符号を付加
して音声セルを生成する音声セル生成手段と、仮想チャ
ネル識別符号に対応する宛先アドレスを含むヘッダ情報
を生成して音声セルに付加することによって音声パケッ
トを生成するパケット生成手段を有するので、パケット
通信用のデータ伝送路を用いて音声パケットによる音声
通信を行うことができる。しかも、パケット生成手段
、仮想チャネル識別符号をアドレス信号として与える
ことにより、対応する宛先アドレスがデータとして出力
される第1の記憶部を有しているので、ハードウエアに
よって正確かつ高速なタイミングで音声パケットを生成
することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施形態を示す音声パケット生成装置
の構成図である。 【図2】データ音声統合LANの概略の構成図である。 【図3】図1の各部における音声データ信号形式の一例
を示すフォーマット図である。 【図4】図1中のパケット生成部55の一例を示す構成
図である。 【符号の説明】 21a,21b,22a,22b,… パケット伝送
路 30a,30b,… LANハブ 40a,40b,… PC(パーソ
ナル・コンピュータ) 50a,50b,… 音声パケット
生成装置 51 加入者回路部 52 多重分離部 53 ハイウエイ・
インタフェース部 54 音声セル生成
部 55 パケット生成
部 56 LANインタ
フェース部 57 CPU 58 共通バス 60a,60b,… 電話機 71 シフトレジス
タ 72 セレクタ 73 RAM 74,76 3ステート・
バッファ 75 レジスタ AC 音声セル AD 音声データ AF 音声パケット
フレーム AP 音声パケット DA 宛先アドレス SA 送信元アドレ
ス VCI 仮想チャネル
識別符号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小西 友和 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電 気工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−202643(JP,A) 特開 平7−202908(JP,A) 小西友和他,LAN環境における音 声・データ統合通信(VOICEHU B),沖電気研究開発,1997年 4月 1日,第64巻,第2号,第27−32頁 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/56 H04L 12/28 H04L 12/66

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 複数の電話機から受信したディジタル音
    声信号を時分割多重してデータハイウエイに送信すると
    に、該データハイウエイから受信した信号を分離して
    該複数の電話機にディジタル音声信号を出力する多重分
    離手段と、前記 データハイウエイ上に送信される前記ディジタル音
    声信号を一定長の音声データに分割し、該ディジタル音
    声信号の送信先との間で接続毎に設定された仮想チャネ
    ル識別符号を付加して音声セルを生成する音声セル生成
    手段と、 前記音声セル中に付加された前記仮想チャネル識別符号
    に基づいて前記音声信号の宛先アドレスを含むヘッダ情
    報を生成し、該音声セルに付加して音声パケットとして
    出力するパケット生成手段と、 前記パケット生成手段から出力された前記音声パケット
    に受信側でのデータタイミング信号生成と伝送誤り検出
    用の符号を付加してデータ伝送路に出力するための伝送
    フレームを生成する伝送フレーム生成手段と、 全体の制御を行う中央処理装置とを備えた音声パケット
    生成装置において、 前記パケット生成手段は、 第1の入力側に前記音声セル生成手段から出力される仮
    想チャネル識別符号が与えられ、第2の入力側に前記中
    央処理装置から出力される該仮想チャネル識別符号に対
    応するアドレス信号が与えられ、該中央処理装置から出
    力される選択信号で読出しが指定された時に第1の入力
    側を選択し、該選択信号で書込みが指定された時に第2
    の入力側を選択して出力する選択部と、 前記選択信号で書込みが指定された時には、前記選択部
    の出力信号で指定された記憶領域に前記中央処理装置か
    ら出力される音声信号の宛先アドレスを書込み、該選択
    信号で読出しが指定された時には、該選択部の出力信号
    で指定される記憶領域を読出して前記音声信号の宛先ア
    ドレスを出力する第1の記憶部と、 前記音声セル生成手段で生成された前記音声セルを保持
    する第2の記憶部と、 前記音声信号の宛先アドレス以外のヘッダ情報を保持す
    る第3の記憶部と、 前記第1、第2及び第3の記憶部に保持された記憶内容
    を所定の順序で読出して前記音声パケットを出力するパ
    ケット出力部とを、 有する ことを特徴とする音声パケット生成装置。
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