JP3444708B2 - メモリ回路への書き込み/消去用キーのデコーダ装置 - Google Patents

メモリ回路への書き込み/消去用キーのデコーダ装置

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JP3444708B2 JP32727695A JP32727695A JP3444708B2 JP 3444708 B2 JP3444708 B2 JP 3444708B2 JP 32727695 A JP32727695 A JP 32727695A JP 32727695 A JP32727695 A JP 32727695A JP 3444708 B2 JP3444708 B2 JP 3444708B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、無線通信機にお
ける周波数設定用のメモリ回路への周波数データの書き
込みとメモリ回路に書き込まれた周波数データの消去の
機能を一つのキーに割り付けるためのメモリ回路への書
き込み/消去用キーのデコーダ装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、周波数設定用のメモリ回路を設
け、前記メモリ回路のメモリチャンネルに記憶させた複
数の周波数データを周波数シンセサイザなどのデジタル
技術を用いてワンタッチで選択できるようにし、多数の
周波数を運用できる無線通信機がある。
【0003】そのため、このような無線通信機では、例
えば図6で示すように、テンキー1やロータリエンコー
ダ方式のダイヤル3を設け、メモリチャンネルをワンタ
ッチで選択できるようにしており、その際、同図に示す
ように、ファンクションキー2を設けて、ファンクショ
ンキー2を押しながらテンキー1を押せば、図7に示す
ように、テンキー1の上方に書かれた機能が有効となる
ように構成し、キートップに書かれた機能を選択できる
ようにすることにより、キーの数を増やさずに、前記メ
モリ回路のメモリチャンネルの選択やメモリチャンネル
への周波数データの書き込み、消去などのメモリ操作を
ダイレクトに行えるようにしている。
【0004】例えば、図6及び図7に示したトランシー
バーでは、メモリ回路の所定のチャンネルに周波数デー
タを書き込む場合、テンキー1の〔MR〕キーを押し
て、無線通信機をメモリチャンネルの選択を行うための
メモリモードに設定し、テンキー1あるいはダイヤル3
により上書きするメモリチャンネルを指定してから、テ
ンキー1の〔VFO〕キーを押して、無線通信機を運用
周波数の直接選択を行うためのVFOモードにしたの
ち、記憶させたい周波数をテンキー1あるいはダイヤル
3から入力し、ファンクションキー2を押しながら〔M
R〕キーを所定時間押し続けると、キー上方に書かれた
〔MW〕、すなわち、メモリライトが有効となり、メモ
リチャンネルに周波数データを書き込むことができるよ
うにしている。
【0005】一方、上記メモリチャンネルに記憶させた
周波数データが要らなくなった場合は、〔MR〕キーを
押したのち、テンキー1あるいはダイヤル3で希望のチ
ャンネルを呼び出し、ファンクションキー2を押しなが
ら〔VFO〕キーを所定時間押し続けると、キー上方に
書かれた〔MCL〕、すなわち、メモリクリアが有効と
なり、メモリチャンネルを消去できるようにしている。
【0006】このように、このものでは、メモリ回路に
対する書き込みと消去の2つの操作をファンクションキ
ー2と二つの異なるテンキー1、〔MR〕と〔VFO〕
キーを用いることにより、キーの多機能化を図ると同時
に、書き込みと消去の両機能ともキーを所定時間押し続
ける操作をしなければ実行できなくして、不意の操作ミ
スによってデータが失われないようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ものでは、書き込みと消去という操作と共にメモリ回路
の内容を変更するための操作を、別々のキーを押すこと
により行なうようにしているため、キー操作に混乱を生
じさせることがあり、操作性に問題がある。
【0008】例えば、メモリ回路に新しいデータを書き
込もうとして間違って〔MR〕キーと〔VFO〕キーと
を押し間違うと、メモリチャンネルを消去してしまいデ
ータが書き込めない。逆に、メモリチャンネルの消去を
行なおうとして〔VFO〕キーと〔MR〕キーを押して
しまうと、消去しようとしたメモリチャンネルに不定な
データを書き込んでしまうなど、間違いを起しやすいと
いう問題がある。
【0009】また、特に、従来例で述べたハンディサイ
ズのトランシーバータイプの小型の無線通信機などで
は、新たにキーを増設するスペースを取ることが困難で
あるため、上記のように、メモリ回路の操作のために二
つのテンキーを用いると、他の機能を割り当てる際に、
キーの数が不足するという問題もある。
【0010】そこで、この発明の課題は、誤操作を防止
しながら操作性の向上が図れ、しかもメモリ回路操作に
用いるキーの数を減少させることのできるメモリ回路へ
の書き込み/消去用キーのデコーダ装置を提供すること
である。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明の請求項1に係る発明では、周波数設定用
のメモリ回路を有し、そのメモリ回路の任意のメモリチ
ャンネルに記憶させた周波数データに基づいて運用周波
数を設定する無線通信機に、上記キー操作によって計時
を開始する第1のタイマと、上記キーが操作されるたび
ごとに計時を繰り返す第2のタイマとを備え、前記第1
のタイマの計時時間がタイムアップするまでに行われた
キー操作の回数と、その各キー操作が第2のタイマの計
時時間がタイムアップするまで行われるかどうかに基づ
いて書き込み/消去のデコードを行なうという構成を採
用したのである。
【0012】また、この発明の請求項2に係る発明で
は、上記キー操作に応じてその旨を表示する表示手段を
備えた構成を採用したのである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0014】図1に第1実施形態としてこの発明に係る
トランシーバーを示す。
【0015】このトランシーバーは、従来例で述べたト
ランシーバーにメモリ回路への書き込み/消去用キーの
デコーダ装置を適用し、一つのキーに書き込みと消去の
機能を割り付けるようにしたもので、そのため、従来例
の図7で示されるテンキー1の〔MR〕キーの上方パネ
ルに書かれた〔MW〕を図1に示すように、〔MW/M
CL〕としてある。また、ファンクションキー2とダイ
ヤル3は、それぞれ、従来例と同様、ケース側部とケー
ス上面に設けてある。このとき、ケース正面に設けた液
晶パネル表示装置4は、上記キー操作に応じてその旨を
表示できるようにしてある。
【0016】一方、ケース内部には、図2に示すよう
に、送受信ユニット5とその送受信ユニット5を制御す
るコントローラユニット6とが設けられている。
【0017】送受信ユニット5は、局部発振回路にPL
Lシンセサイザ回路を備え、コントローラユニット6か
らのデジタルデータで運用周波数が制御されるようにな
っている。また、この送受信ユニット5は、オーディオ
アンプ7を介してマイク兼用のスピーカー8と接続さ
れ、前記コントローラユニット6が制御する周波数でも
って送受信が行なえるようになっている。
【0018】コントローラユニット6は、CPU9、液
晶表示ドライバー10、メモリ回路11、タイマ回路1
2及び入出力ポート13からなるマイクロコンピュータ
で構成されており、前記液晶表示ドライバー10、メモ
リ回路11、タイマ回路12及び入出力ポート13の各
回路は、アドレスバス及びデータバスを介してCPU9
と接続されている。
【0019】入出力ポート13は、テンキー1及びファ
ンクションキー2などからなるキー・マトリクス14と
接続され、キー操作がデータバスを介してCPU9に入
力されるようになっている。
【0020】液晶表示ドライバー10は、ケース正面に
設けられた液晶パネル表示装置4と接続され、前記表示
装置4にCPU9からデータバスを介して送られる送受
信周波数などの表示データを表示する。
【0021】メモリ回路11は、送受信などの制御用プ
ログラムの書き込まれたROMメモリと、周波数データ
を記憶するメモリチャンネルや通信ログなどを記憶する
ためのRAMメモリからなっている。
【0022】タイマ回路12は、この形態の場合、第1
のタイマであるタイマ1と第2のタイマであるタイマ2
の二個のタイマ12からなり、タイマ1とタイマ2は、
それぞれ、データバスを介してCPU9と接続されてい
る。また、これらタイマ1とタイマ2には、CPU9か
らのタイムデータの書き込みにより、タイムアップまで
の計時時間の設定とリセットとが行われるようになって
いる。
【0023】CPU9は、メモリ回路11のROMメモ
リに書き込まれた制御プログラムにより、送受信ユニッ
ト5への送受信用の周波数の設定、液晶表示ドライバー
10の制御などのほか、メモリ回路11のRAMメモリ
への周波数データの書き込み、読み出し、消去などのメ
モリ管理、キー・マトリクス14のキー読み込みなど、
トランシーバー全般の制御を行ない、その際、前記タイ
マ回路12を用いてメモリ回路11への書き込み/消去
用キー〔MW/MCL〕のデコードを行なうようになっ
ている。
【0024】また、このトランシーバーにおける操作モ
ードとしては、従来例で述べたメモリモード及びVFO
モードの他に、メモリ回路11への書き込み/消去を行
うためのメモリエディトモードが設けられている。
【0025】このメモリエディトモードは、ファンクシ
ョンキー2を押しながら、テンキー1の〔MR〕キーを
押すと設定され、メモリチャンネルの選択を行うことが
できる。つまり、書き込み/消去のいずれを行う場合に
おいても、このモードにおいて、メモリチャンネルの指
定が可能となるように設定されている。
【0026】この実施形態は以上のように構成され、次
に、図3に示すフローチャートと図4に示すタイミング
チャートを用いてこの形態におけるメモリ回路11への
書き込み/消去用キー〔MW/MCL〕のデコード方法
を説明することにする。
【0027】すなわち、この形態では、第1のタイマで
あるタイマ1の計時時間がタイムアップするまでに、書
き込み/消去用キー〔MW/MCL〕が操作された回数
と、そのキー操作が第2のタイマであるタイマ2の計時
時間がタイムアップするまでに行われるかどうかに基づ
いて、書き込み/消去用のデコードを行なうことによ
り、従来例のものと同じように、書き込みと消去とが行
えるようにするものである。
【0028】例えば、メモリ回路11の所定のチャンネ
ルに周波数を記憶させる場合は、〔VFO〕キーを押し
て記憶させたい周波数をテンキー1あるいはダイヤル3
から入力し、ファンクションキー2を押しながら〔M
R〕キーを押してメモリエディトモードに設定したの
ち、テンキー1あるいはダイヤル3よりメモリチャンネ
ルを指定する。このとき、上述のメモリエディトモード
の設定時において〔MR〕キーを所定時間押し続けた場
合は、従来例同様に、書き込みが行われ、メモリエディ
トモードは設定されない。また、メモリ回路11の所定
のチャンネルに記憶された周波数を消去する場合も同様
に、メモリエディトモードに設定したのち、テンキー1
あるいはダイヤル3により消去したいメモリチャンネル
を指定する。このメモリエディトモードにおいて、ファ
ンクションキー2を押しながら、テンキー1の〔MR〕
キーを押し続けると、CPU9がデコード処理をスター
トさせる。(「処理」100:以下、「処理」省略)。
【0029】すなわち、第1のタイマであるタイマ1と
第2のタイマであるタイマ2とに、それぞれ、タイムア
ップまでの計時時間T1,T2をセットし、計時をスタ
ートさせる(110)。
【0030】このとき、この計時時間T1,T2の設定
は、予め最適値をROMメモリに記憶させておき、その
設定値を、CPUがタイマ1とタイマ2とに設定するよ
うにすればよい。
【0031】また、その設定値T1,T2は、デコード
に誤りが生じないように適宜決められ、例えばこの形態
では、タイマ1のタイムアップまでの計時時間T1を1
s、タイマ2のタイムアップまでの計時時間T2を75
0msに設定してある。
【0032】このため、このように計時時間T1,T2
を設定したタイマ1とタイマ2とをスタートさせると、
CPU9は、キー・マトリクス14の状態を監視し(1
20)、〔MR〕キーが押し続けられている間にタイマ
2が図4(a)に示すようにタイムアップすると(13
0)、書き込み処理であるとして周波数データの書き込
み(140)を行って処理を終了する(210)。
【0033】このとき、指定したメモリチャンネルを消
去する場合は、タイマ1がタイムアップするまでに(1
50)、ファンクションキー2を押しながら、〔MR〕
キーを二度押しし、この二度目を押し続けると、CPU
9は、まず、〔MR〕キーが一旦開放されたことを検出
して(120)、タイマ1がタイムアップしていないか
どうかを検出し、タイムアップしていない場合は(15
0)、〔MR〕キーが再び押されたかどうかを検出して
(160)、図4(b)に示すように、〔MR〕キーが
押されると、再びタイマ2に計時時間T2をセットし、
〔MR〕キーの押されている継続時間の計時を開始する
(170)。すなわち、上記タイマ2は、〔MR〕キー
が押されるたびごとに計時時間T2がセットされ、リス
タートしてキーの操作時間を検出する。
【0034】そして、〔MR〕キーがタイマ2のタイム
アップするまで押し続けられると(180、190)、
消去処理であるとして、メモリチャンネルを消去して
(200)、処理を終了する(210)。
【0035】この際、タイマ2がタイムアップするまで
〔MR〕キーが押し続けられなかった場合は(180、
190)、消去処理ではないとしてメモリチャンネルの
消去を行わず処理を終了する(210)。
【0036】同様に、上記タイマ1が、処理(150)
でタイムアップするまで〔MR〕キーが押されない場合
も(150)、消去処理ではないとしてメモリチャンネ
ルの消去を行わず処理を終了する(210)。
【0037】このように、このデコード装置では、キー
の連続二回押しの判定用のタイマ1とキーの押し続けの
判定用のタイマ2とを設けることにより、前記〔MR〕
キーを二度押すことにより、エンコードされた〔MR〕
キー出力をデコードしてメモリ回路11への書き込みと
消去を行うことができる。
【0038】このため、メモリ内容に変更を加える処理
機能を一つの〔MR〕キーに割り付けることができるた
め、キー操作に混乱を生じさせることがなく、操作性を
改善することができる。しかも、スイッチの数も減少で
きるので、余ったキーに他の機能を割り当てることもで
きる。
【0039】また、両機能とも最終的には、〔MR〕キ
ーをタイマ2がタイムアップするまで押し続ける操作を
しなければ実行できなくしたので、不意の操作ミスによ
ってデータが失われることを防止できる。
【0040】なお、〔MR〕キーを押す回数は、この実
施形態に限定されるものではなく、誤操作が起きないよ
うに適宜決めればよい。
【0041】また、タイマ1、タイマ2への計時時間T
1,T2の設定値も誤操作が起きないように適宜決めら
れる。
【0042】なお、この形態では、ファンクションキー
を押しながら〔MR〕キーを押すという設定になってい
るが、これに限定されるものではなく、〔MR〕キー単
独のキー操作によるものでもよい。また、他の機能も含
めたキー操作の割り付けは、種々のバリエーションを取
ることができる。
【0043】図5に第2実施形態として請求項2の発明
に係る表示装置の一形態を示す。この形態は、第1実施
形態でメモリ回路11の書き込みと消去を行う際、それ
に対応した表示を、例えば、図2のメモリ回路11のR
OMメモリにディスプレイ用のプログラムを準備するこ
とにより、液晶表示装置4で行うようにしたものであ
る。
【0044】そのため、その表示を図3に示すフローチ
ャートに基づいて述べることにし、その際、図3の処理
に対応する処理番号を図5中に付して理解を深めること
にする。
【0045】すなわち、メモリ回路11の所定のチャン
ネルに周波数を記憶させる場合、上述するように〔VF
O〕キーを押して、記憶させたい周波数(例えば、43
5.5)をテンキー1あるいはダイヤル3から入力し、
ファンクションキー2を押しながら〔MR〕キーを押し
てメモリエディトモードに設定したのち、テンキー1あ
るいはダイヤル3によりメモリチャンネルを指定する
と、図5(イ)に示したように、液晶表示装置4は指定
されたメモリチャンネルの番号(例えば、23)とその
チャンネルに現在記憶されている周波数(例えば、43
9.8)を表示する。引き続きファンクションキー2を
押しながらテンキー1の〔MR〕キーを押すと、図5
(ロ)に示すように、周波数表示は、予め入力した記憶
させたい周波数(435.5)に変更され、このまま
〔MR〕キーをタイマ2がタイムアップするまで押し続
けると書き込みが行われ、図5(ヘ)に示すように、メ
モリチャンネル(23)に周波数(435.5)が書き
込まれたことが表示される。
【0046】このとき、図5(ロ)の状態において、タ
イマ2がタイムアップするまでに、〔MR〕キーを離す
と、図5(ハ)に示すように、図5(イ)と同様の表示
となり、タイマ1がタイムアップすると、図5(イ)の
状態に戻る。
【0047】一方、消去の場合は、図5(イ)の状態か
ら、ファンクションキー2を押しながら、タイマ1がタ
イムアップするまでに、〔MR〕キーを連続して二度押
すと、液晶表示装置4の表示は、図5(ロ)→(ハ)→
(ニ)と変化し、周波数の表示がクリアされ、メモリチ
ャンネルの番号(23)のみの表示となる。このまま、
〔MR〕キーをタイマ2がタイムアップするまで押し続
けると消去が行われ、図5(ホ)に示すように、メモリ
チャンネルが消去されたことを表示する。
【0048】このとき、図5(ハ)の状態において、タ
イマ1がタイムアップするまでに二度目を押さなかった
り、あるいは、図5(ニ)の状態において、タイマ2が
タイムアップするまでに、〔MR〕キーを離すと、図5
(イ)の状態に戻る。
【0049】このため、この液晶表示装置4を上記キー
デコーダ装置のキー操作と共に用いると、図5(ロ)及
び(ニ)に示されるように、〔MR〕キーを押し続けて
いるときにメモリ回路11への書き込みか消去であるか
を視覚でもって確認することができるため、効果的に誤
操作を防止することができる。
【0050】また、このとき、もし、誤った表示がなさ
れている場合は、タイマ2がタイムアップするまでに
〔MR〕キーを離せば機能は実行されず、誤操作を防止
できるため、操作性の向上も図れる。
【0051】なお、この実施形態では、メモリ回路への
書き込みと消去に対応する表示を液晶表示装置で表示す
るようにしたが、この表示は、表示画面による表示だけ
に限らず、音声による表示なども用いてもよい。
【0052】
【発明の効果】この発明の請求項1に係る発明では、キ
ーの連続押しの判定用の第1のタイマとキーの押し続け
の判定用の第2のタイマとを設け、キー出力をデコード
してメモリへの書き込みと消去というメモリ内容に変更
を加える処理機能を一つのキーに割り付けることができ
るようにしたので、誤操作を防止しながら操作性の向上
が図れ、しかも、メモリ操作に用いるキーの数を減少さ
せることのできるメモリへの書き込み/消去用キーのデ
コーダ装置を提供することができる。
【0053】また、請求項2に係る発明では、キー操作
に応じてその旨を表示する表示手段を備えたことによ
り、キー操作を確認できるので、上記効果に加え、効果
的に誤操作を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態を示す斜視図
【図2】第1実施形態のブロック図
【図3】第1実施形態のフローチャート図
【図4】第1実施形態のタイムチャート図
【図5】第2実施形態を説明するための作用説明図
【図6】従来例の斜視図
【図7】従来例の要部拡大図
【符号の説明】
1 テンキー 4 液晶表示装置 11 メモリ回路 タイマ1 第1のタイマ回路 タイマ2 第2のタイマ回路 〔MW/MCL〕 書き込み/消去用キー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/02 H03M 7/00 H04B 1/38

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周波数設定用のメモリ回路を有し、その
    メモリ回路の任意のメモリチャンネルに記憶させた周波
    数データに基づき運用周波数を設定する無線通信機にお
    ける前記メモリ回路への周波数データの書き込みとその
    消去の機能を一つのキーに割り付けるためのメモリ回路
    への書き込み/消去用キーのデコーダ装置であって、 上記キー操作によって計時を開始する第1のタイマと、
    上記キーが操作される度ごとに計時を繰り返す第2のタ
    イマとを備え、前記第1のタイマの計時時間がタイムア
    ップするまでに行われたキー操作の回数と、その各キー
    操作が第2のタイマの計時時間がタイムアップするまで
    行われるかどうかに基づいて書き込み/消去のデコード
    を行なうメモリへの書き込み/消去用キーのデコーダ装
    置。
  2. 【請求項2】 上記キー操作に応じてその旨を表示する
    表示手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のメ
    モリ回路への書き込み/消去用キーのデコーダ装置。
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