JP3370437B2 - 送受信機における送信周波数設定方法及びその方法を用いた送受信機 - Google Patents

送受信機における送信周波数設定方法及びその方法を用いた送受信機

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JP3370437B2 JP14470994A JP14470994A JP3370437B2 JP 3370437 B2 JP3370437 B2 JP 3370437B2 JP 14470994 A JP14470994 A JP 14470994A JP 14470994 A JP14470994 A JP 14470994A JP 3370437 B2 JP3370437 B2 JP 3370437B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アマチュア無線のDX
通信において、スプリット運用をする時の送受信機のス
プリット周波数の設定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】アマチュア無線のHF帯のDXペディシ
ョンの運用においては、DXペディション局(以下、D
X局)は送信する周波数から任意の周波数(以下、オフ
セット周波数)だけ離れた周波数を受信する、いわゆる
スプリット運用が頻繁に行われている。このオフセット
周波数,又はDX局が受信する周波数(呼び出し局から
みれば送信周波数:以下、スプリット周波数という)を
含むスプリット運用の方法は、DX局が告知指定する。
スプリット運用は、DX局の送信とそれを呼び出す呼び
出し局との送信が重なって収拾がつかなくなる事態を防
ぐためのものである。このスプリット運用には、以下の
2種類の方式がある。
【0003】第1の方式は、DX局が、スプリット周波
数を1つだけ指定するものである。この場合、呼び出し
局の送信周波数を受信周波数からどちらに、どれだけず
らせたらよいかというオフセット周波数は、DX局によ
って異なっているのが普通であるが、通常は+5kHZ、
つまり呼び出し局の受信周波数から5kHZ高く指定する
場合が多い。
【0004】第2の方式は、DX局が複数のスプリット
周波数を、範囲を指示して決めるもので、例えば14.110
kHZで、「14.115kHZから14.130kHZ(送信周波数の上
側)の間でスプリット運用する。」のように送信する。
この場合、スプリット周波数は、DX局の送信周波数か
ら一定間隔(多くは5kHZ)で設定されることが多い。
DX局は自分が指定したスプリット周波数の範囲内を移
動し、うち1つの周波数を選択して受信し、それによっ
て交信を設定する。上記の場合は14.115kHZ,14.120k
HZ,14.125kHZ,14.130kHZの4つで、呼び出し局はこ
の周波数のいずれかで送信すると、応答してもらえる確
率が高い。
【0005】
【発明を解決しようとする課題】現在のアマチュア無線
用の送受信機においては、以下に記すような方法でこれ
らのスプリット運用に対応している。例えば、ダイヤル
で、受信周波数を変化させてDX局を探す。目的のDX
局が受信できたら、スプリットスイッチを押して送信周
波数を表示させ、DX局のスプリット運用の指定に基づ
いて、自局の送信周波数を受信周波数(DX局の送信周
波数)から、指定のオフセット周波数だけダイヤルでず
らせて送信し、DX局を呼び出す。このようにして、第
1の方式のスプリット運用には対応することができる。
【0006】更に、第2の方式のスプリット運用に対し
ては、受信周波数(DX局の送信周波数)から指定のス
テップ周波数ずつずらした複数のスプリット周波数を、
内部の複数のメモリーに一旦書き込み、それを送信周波
数として切り換えて使うという方法もある。しかし、複
数のスプリット周波数をメモリーに書き込むのは、手間
がかかる上に、せっかく記憶させてもその後使うことは
まずないので無駄が多い。また、余分なメモリー容量が
必要で、送信周波数の微調整ができないという問題点も
存在する。
【0007】本発明にかかる送受信機における送信周波
数設定方法及びその方法を用いた送受信機は、上記の問
題点にかんがみて提案されたもので、様々なスプリット
運用の形態を持つDX局に対して、余分なメモリー容量
もスプリット周波数をメモリーに書き込む操作も必要と
しないで、的確に且つ迅速にスプリット周波数を設定で
きるアマチュア無線用の送受信機を提供することを目的
としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかる送信周
波数設定方法は、送信周波数と受信周波数とを等しい周
波数で運用するトランシーブ状態と、送信周波数と受信
周波数とを異なる周波数で運用するスプリット運用の状
態とを設定することができる送受信機の、スプリット運
用の状態における送信周波数設定方法であって、スプリ
ット運用の状態が設定された時の受信周波数に対応する
受信周波数データに、予め設定されたステップ周波数に
対応するステップデータを、指定された回数だけ加減算
して送信周波数データを生成し、この送信周波数データ
に基づいて送信周波数を設定することを特徴としてい
る。そして、請求項2にかかる送信周波数設定方法は、
送信周波数と受信周波数とを等しい周波数で運用するト
ランシーブ状態と、送信周波数と受信周波数とを異なる
周波数で運用するスプリット運用の状態とを設定するこ
とができ、何れの状態においても送信周波数および受信
周波数をダイヤルにより調整することができる送受信機
の、スプリット運用の状態における送信周波数設定方法
であって、スプリット運用の状態が設定された時の受信
周波数に対応する受信周波数データに、予め設定された
ステップ周波数に対応するステップデータを、アップ/
ダウンキーにより指定された回数だけ加減算して送信周
波数データを生成し、この送信周波数データに基づいて
送信周波数を設定することを特徴としている。
【0009】そして、請求項3にかかる送受信機は、送
信周波数と受信周波数とを等しい周波数で運用するトラ
ンシーブ状態と、送信周波数と受信周波数とを異なる周
波数で運用するスプリット運用の状態とを設定すること
ができる送受信機であって、予めステップ周波数を設定
するステップ設定手段と、スプリット運用の状態を設定
するスプリットスイッチと、スプリット運用の状態が設
定された時の受信周波数に対応する受信周波数データを
記憶するメモリーと、前記記憶された受信周波数データ
に、前記ステップ周波数に対応するステップデータを、
指定された回数だけ加減算する演算手段と、この演算手
段の演算値から送信周波数データを生成する送信周波数
データ出力手段と、この送信周波数データに基づいて、
スプリット運用の状態における送信周波数を設定する送
信周波数設定手段と、を含むことを特徴とするものであ
る。そして、請求項4にかかる送受信機は、送信周波数
と受信周波数とを等しい周波数で運用するトランシーブ
状態と、送信周波数と受信周波数とを異なる周波数で運
用するスプリット運用の状態とを設定することができ、
何れの状態においても送信周波数および受信周波数をダ
イヤルにより調整することができる送受信機であって、
予めステップ周波数を設定するステップ設定手段と、ス
プリット運用の状態を設定するスプリットスイッチと、
スプリット運用の状態が設定された時の受信周波数に対
応する受信周波数データを記憶するメモリーと、前記記
憶された受信周波数データに、前記ステップ周波数に対
応するステップデータを、指定された回数だけ加減算す
る演算手段と、この演算手段による加減算される回数を
指定するアップ/ダウンキーと、前記演算手段の演算値
から送信周波数データを生成する送信周波数データ出力
手段と、この送信周波数データに基づいて、スプリット
運用の状態における送信周波数を設定する送信周波数設
定手段と、を含むことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】請求項1、2にかかる送信周波数設定方法にお
いては、先ず、ステップ周波数を設定し、所望の受信周
波数に合わせる。次に、スプリット運用の状態が設定さ
れた時の受信周波数に対応する受信周波数データに、指
定された回数だけ、ステップ周波数に対応するステップ
データが加減算され、送信周波数データが出力される。
この送信周波数データに基づいて送信周波数が設定され
る。
【0011】請求項3、4にかかる送受信機において
は、先ず、ステップ設定手段でステップ周波数が設定さ
れる。次に、スプリット運用の状態が設定された時の受
信周波数に対応する受信周波数データを記憶しておき、
演算手段では、記憶しておいた受信周波数データに、指
定された回数だけ、ステップ周波数に対応するステップ
データが加減算される。次に、送信周波数データ出力手
段で、先の演算値から送信周波数データが生成され出力
される。続いて、送信周波数設定手段で、前記送信周波
数データに基づいて送信周波数が設定される。
【0012】
【実施例】以下に本発明の実施例を、図面に基づいて、
詳細に説明する。図1は本発明にかかる送信周波数設定
方法を用いた送受信機のブロック図,図2はその動作を
示すフローチャート,図3は図1の送受信機の前面の周
波数表示部である。
【0013】図1において、1はマイクロプロセッサ
(以下、CPUという)で以下の各部の制御を行う。2
は図2のフローチャートに示すCPU1の制御プログラ
ムを記憶させたROM,3は送信と受信を切り替える送
信スイッチである。4は押された状態でONの状態にな
り、再度押されることによってOFFの状態になる保持
式のスプリットスイッチで、ONの状態でスプリット信
号が発せられる。5はアップダウンキー(以下、U/D
キーという)でアップキー5a・ダウンキー5bより構
成されている。このU/Dキー5は通常、メモリーモー
ドにおいて、複数の周波数をRAM(図示せず)に記憶
させたり、記憶させた複数の周波数を順次呼び出したり
するためのものである。6はステップ周波数や目的の周
波数を直接入力するキーボード,7は周波数選択のため
のダイヤルで、切替スイッチ7aによって受信周波数設
定機能と送信周波数設定機能とに切り替えて、2つの周
波数を直接設定することもできる。
【0014】また、8は送受信周波数を表示する主表示
部,9はスプリット運用の際のみに点灯して送信周波数
(スプリット周波数)を表示する副表示部である。主表
示部8と副表示部9には、図3に示すように周波数以外
に電波型式やその他の表示も含まれている。10は送信
周波数と受信周波数に応じた周波数を発振する周波数シ
ンセサイザで,11は周波数シンセサイザ10によって
送信及び受信周波数が制御される送受信部である。送信
周波数データ及び受信周波数データはCPU1で生成さ
れ、周波数シンセサイザ10に入力され、そこでそれぞ
れの周波数データに基づいて送信及び受信周波数が設定
される。ここで、CPU1とキーボード6がステップ設
定手段に、CPU1とU/Dキー5とが演算手段に、C
PU1が送信周波数データ出力手段に、周波数シンセサ
イザ10が送信周波数設定手段に対応している。
【0015】次に、図2のフローチャートを使って実施
例の送受信機の動作を説明する。送信周波数と受信周波
数が等しい通常のトランシーブ状態の時は、主表示部8
だけに周波数が表示されており、ダイヤル7を回して周
波数データを増減させることによって、主表示部8の受
信及び送信周波数を上下させる。そして、この周波数で
送受信が行われる。
【0016】スプリット運用を行う時は、先ず、主表示
部8の表示を目安に、ダイヤル7を回して、目的のDX
局が送信しているのを探す。例えば、14.110MHZで目的
のDX局を受信できたとする。その局が第2の方式でス
プリット運用をすることをアナウンスし、周波数範囲と
もしステップ周波数fS を指定したら、その数値fS
送受信機のキーボード6から入力する。もちろんその数
値fS は、ステップデータとして、CPU1内のメモリ
ーに仮に収納される。この時点でキーボード6に何も入
力されなければ、ステップ周波数fS は初期値に設定さ
れる。ここで、初期値は5kHZに設定されている。とい
うのは、DX局のスプリット運用においては、周波数範
囲だけを指定してステップ周波数fS を指定することは
あまりないが、スプリット周波数は5kHZ間隔であるこ
とが多いからである。
【0017】続いて、スプリットスイッチ4を押すと、
ステップS1でスプリット信号が出たままの状態にな
り、ステップS2に進む。同時に、副表示部9が点灯し
て、後述するスプリット周波数を表示する。ここで現在
受信している受信周波数fR とステップ周波数fS の周
波数データが、受信周波数データ,ステップデータとし
て、CPU1内のメモリーに読み込まれる。同時にU/
Dキー5は、メモリーモードでのメモリーチャンネルの
切り換え機能から、スプリット周波数をステップ周波数
ずつアップ又はダウンさせる機能をもつものに切り換え
られる。
【0018】続いてステップS3で、ステップ数Nの初
期値に1が代入される。次にステップS4で、受信周波
数fR ,ステップ周波数fS 及びステップ数Nからスプ
リット周波数(送信周波数)fT が計算される。この数
字が副表示部9に表示される。前記したように、ステッ
プ周波数fS の初期値は5kHZに設定されているので、
副表示部9には、主表示部8に表示されている受信周波
数14.110MHZより5kHZ高いスプリット周波数14.115M
HZが表示される。また、副表示部9の右には、受信周波
数よりも1ステップ(5kHZ)高いスプリット周波数と
いう意味のC1という数字も表示される。スプリットス
イッチ4を押すだけでここまで実行される。
【0019】もちろん、ステップ周波数を別の数値、例
えば10kHZに設定した時は、スプリットスイッチ4を
1回押すことによって、副表示部9にはスプリット周波
数14.120MHZが表示される。このように、スプリットス
イッチ4を1回押すだけで、クイックスプリットが完了
し、第1の方式のスプリット運用に対応する。フローチ
ャートにおいては、スプリットスイッチ4が切られない
(OFFにされない)限り、ステップS9からステップ
S4に戻る。
【0020】また、第2の方式である、複数のスプリッ
ト周波数を使用するスプリット運用に対しては、U/D
キー5のアップキー5a又はダウンキー5bを押すこと
により対応する。つまり、スプリット周波数fT が上側
に指定された時は、ステップS5でアップキー5aを押
すごとに、ステップS6・ステップS4で周波数データ
の加算が繰り返され、スプリット周波数fT が、設定さ
れているステップ周波数fS (ここでは5kHZ)ずつ上
がっていく。例えば、先程の14.110MHZの受信状態か
ら、スプリットスイッチ4を押してスプリット周波数1
4.115MHZが表示された状態から、アップキー5aを1
回押すと、更に5kHZ上がって14.120MHZになる。この
ように、アップキー5aを押すごとに、ステップS5,
ステップS6及びステップS4のサイクルを繰り返し、
14.125MHZ,14.130MHZと5kHZずつ順次高くなってい
く。図3では、受信周波数14.110MHZから2ステップ
(10kHZ)高いスプリット周波数14.120MHZと、2ス
テップ上のスプリット周波数という意味のC2という数
字が表示されている。
【0021】また、スプリット周波数fT が下側に指定
された時は、アップキー5aを押さずに、ステップS7
のダウンキー5bを押す。先にステップS4で14.115M
HZに設定されているので、ダウンキー5bを1回押すと
ステップS8・ステップS4で、受信周波数fR と同じ
14.110MHZになり、もう一度押すと、ステップS8・ス
テップS4で、設定されているステップ周波数fS ここ
では5kHZずつ下がり、スプリット周波数fT は14.105
MHZになる。このように、ダウンキー5bを押すごと
に、周波数データの減算が繰り返され、スプリット周波
数fT は5kHZずつ低くなっていく。
【0022】このようにして、所望のスプリット周波数
T が副表示部9に表示されてから、送信スイッチ3を
押す。送信スイッチ3を押すと、副表示部9に表示され
たスプリット周波数fT の周波数データが、周波数シン
セサイザ10に送られる。それと同時に送受信部11の
送信部が作動する。このようにして、指定されたオフセ
ット周波数分だけ離れたスプリット周波数fT で送信が
開始される。もちろん、送信スイッチ3を放すと受信状
態になり、主表示部8の表示周波数の電波が受信され
る。ここで、周波数シンセサイザが送受信用にそれぞれ
設けられている場合は、送受信部の切り替えだけで送受
信周波数が切り替えられる。
【0023】フローチャート図で分かるように、スプリ
ット周波数fT のアップ・ダウンは何回でも、U/Dキ
ー5を押した回数だけ5kHZずつ上下できる。もちろ
ん、ステップ周波数fS が5kHZに設定されている時
は、押した回数だけ5kHZずつ上下できる。なお、ステ
ップS2で受信周波数fR を読み込んで記憶した後は、
ダイヤル7を回転させて受信周波数fR とは別の周波数
を受信しても、スプリットスイッチ4を押した時点の受
信周波数fR はCPU1に記憶されており、副表示部9
に表示されるスプリット周波数fT は変化しない。その
ため送信スイッチ3を押すと、副表示部9に表示された
スプリット周波数fT で送信される。
【0024】本送受信機においては、副表示部9は通
常、受信周波数ではなく送信周波数を表示しているが、
サブ受信スイッチ9aを押すことによって、その表示周
波数の周波数データがCPU1に入力され、周波数シン
セサイザ10がそれによって制御されて、副表示部9の
表示周波数を受信することもできる。そのため、DX局
を呼ぶ他局の呼び出し状態をチェックしつつ、スプリッ
ト周波数を設定することができる。また、切替スイッチ
7aを送信周波数設定側に切り替えて、副表示部9に表
示されている周波数をダイヤル7で調節することもでき
るため、送信周波数を、U/Dキー5で設定されるスプ
リット周波数から外れた周波数に微調整し、その周波数
で送信することもできる。しかし、スプリットスイッチ
4をOFFにしないかぎり、フローチャートはステップ
S4からS9のループ上にあるので、U/Dキー5を押
すと、副表示部9の周波数は、ダイヤル7で移動前のス
プリット周波数より、上下いずれかに5kHZ変化する。
【0025】DX局との交信が終了してスプリット運用
を止める時は、スプリットスイッチ4を押してOFFに
し、ステップS9からステップS10に進ませる。ステ
ップS10では、副表示部9に示されている送信周波数
が、主表示部8に示されている現在の受信周波数fRR
等しくなり、送受信周波数が等しい通常のトランシーブ
状態となる。同時に副表示部9の表示が消える。これ
で、一連のスプリット運用動作が終了する。続いて、ス
プリット運用をする別のDX局と交信する時は、そのD
X局の送信周波数に合わせた後、指示に従ってステップ
周波数を入力し、スプリットスイッチ4を押してONに
し、ステップS2から同じ動作を繰り返す。
【0026】
【発明の効果】本発明にかかる送信周波数設定方法及び
それを用いた送受信機は、以上のように構成されてお
り、メモリー素子を必要としないで、簡単な操作で、ス
プリット運用をするDX局の多種多様なスプリット周波
数の指定に、的確に且つ迅速に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる送受信機における送信周波数設
定方法を用いた送受信機の実施例のブロック図である。
【図2】本発明にかかる送受信機における送信周波数設
定方法のフローチャート図である。
【図3】図1の送受信機の主表示部と副表示部の正面図
である。
【符号の説明】
1 マイクロプロセッサ(CPU)(ステップ設定手段
・演算手段・送信周波数データ出力手段) 2 ROM 3 送信スイッチ 4 スプリットスイッチ 5 U/Dキー(演算手段) 5a アップキー 5b ダウンキー 6 キーボード(ステップ設定手段) 7 ダイヤル 7a 切替スイッチ 8 主表示部 9 副表示部 9a サブ受信スイッチ 10 周波数シンセサイザ(送信周波数設定手段) 11 送受信部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信周波数と受信周波数とを等しい周波数
    で運用するトランシーブ状態と、送信周波数と受信周波
    数とを異なる周波数で運用するスプリット運用の状態と
    を設定することができる送受信機の、スプリット運用の
    状態における送信周波数設定方法であって、 スプリット運用の状態が設定された時の受信周波数に対
    応する受信周波数データに、予め設定されたステップ周
    波数に対応するステップデータを、指定された回数だけ
    加減算して送信周波数データを生成し、この送信周波数
    データに基づいて送信周波数を設定することを特徴とす
    る送信周波数設定方法。
  2. 【請求項2】送信周波数と受信周波数とを等しい周波数
    で運用するトランシーブ状態と、送信周波数と受信周波
    数とを異なる周波数で運用するスプリット運用の状態と
    を設定することができ、何れの状態においても送信周波
    数および受信周波数をダイヤルにより調整することがで
    きる送受信機の、スプリット運用の状態における送信周
    波数設定方法であって、 スプリット運用の状態が設定された時の受信周波数に対
    応する受信周波数データに、予め設定されたステップ周
    波数に対応するステップデータを、アップ/ダウンキー
    により指定された回数だけ加減算して送信周波数データ
    を生成し、この送信周波数データに基づいて送信周波数
    を設定することを特徴とする送信周波数設定方法。
  3. 【請求項3】送信周波数と受信周波数とを等しい周波数
    で運用するトランシーブ状態と、送信周波数と受信周波
    数とを異なる周波数で運用するスプリット運用の状態と
    を設定することができる送受信機であって、 予めステップ周波数を設定するステップ設定手段と、 スプリット運用の状態を設定するスプリットスイッチ
    と、 スプリット運用の状態が設定された時の受信周波数に対
    応する受信周波数データを記憶するメモリーと、 前記記憶された受信周波数データに、前記ステップ周波
    数に対応するステップデータを、指定された回数だけ加
    減算する演算手段と、 この演算手段の演算値から送信周波数データを生成する
    送信周波数データ出力手段と、 この送信周波数データに基づいて、スプリット運用の状
    態における送信周波数を設定する送信周波数設定手段
    と、 を含むことを特徴とする送受信機。
  4. 【請求項4】送信周波数と受信周波数とを等しい周波数
    で運用するトランシーブ状態と、送信周波数と受信周波
    数とを異なる周波数で運用するスプリット運用の状態と
    を設定することができ、何れの状態においても送信周波
    数および受信周波数をダイヤルにより調整することがで
    きる送受信機であって、 予めステップ周波数を設定するステップ設定手段と、 スプリット運用の状態を設定するスプリットスイッチ
    と、 スプリット運用の状態が設定された時の受信周波数に対
    応する受信周波数データを記憶するメモリーと、 前記記憶された受信周波数データに、前記ステップ周波
    数に対応するステップデータを、指定された回数だけ加
    減算する演算手段と、 この演算手段による加減算される回数を指定するアップ
    /ダウンキーと、 前記演算手段の演算値から送信周波数データを生成する
    送信周波数データ出力手段と、 この送信周波数データに基づいて、スプリット運用の状
    態における送信周波数を設定する送信周波数設定手段
    と、 を含むことを特徴とする送受信機。
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