JP3444082B2 - 可変抵抗器 - Google Patents

可変抵抗器

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山 弥 桑
谷 清 浩 深
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01CRESISTORS
    • H01C10/00Adjustable resistors
    • H01C10/30Adjustable resistors the contact sliding along resistive element

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基板上に抵抗体を構成
する可変抵抗器に関するものであり、車輌のスロットル
センサ、ステアリングセンサ或いは車高センサ等の位置
を検出する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の可変抵抗器として、実開平1−9
5602号公報に開示される技術がある。この技術に
は、スロットルバルブの開度を検出するためのセンサが
開示されており、基板支持体8に支持される基板3上の
スロットルバルブの開度検出部と、ハウジング1と一体
に形成されるコンタクト端子31との接続部分に関し
て、スロットルバルブの開度検出部と電気的に接続され
る端子部26と、端子部26を電気的に外部接続するた
めのコンタクト端子31と、端子部26の表面に略直交
する方向に押圧付勢するバネ弾性を有する舌片導体36
と、によりコンタクト端子31と端子部26との間を電
気的に接続して、ハウジング1の取付部1aにてカバー
9とハウジング1とを取付けるものである。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
の従来技術に開示される可変抵抗器では、基板3上の端
子部26とコンタクト端子31との電気的な接続は、舌
片導体36を端子部26に押圧付勢することにより行っ
ているので、酸化や湿気により舌片導体36と端子部2
6の接触部に絶縁層が形成され、導通の不具合が発生す
る可能性がある。また、振動等により基板3とコンタク
ト端子31との間の接触不良が発生する可能性もあり、
コンタクト端子31とスロットルバルブの開度検出部と
を確実に導通できないことが考えられる。また、導通を
確実にするために端子部26とコンタクト端子36とを
半田付けすると、製造工数が増えるとともに、基板とハ
ウジングの間に基板をハウジングに固定するための隙間
が必要となるため、可変抵抗器の小型化と相反する構成
となってしまう、という問題がある。
【0004】そこで本発明は、上記の問題点を解決する
可変抵抗器を提供することを技術的課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに請求項1は、電気的に外部接続するターミナルと、
樹脂製の基板上に形成され、ブラシと摺接する抵抗体
と、熱可塑性樹脂を含み、ターミナルと抵抗体との間を
電気的に接続する導電性樹脂と、を備える可変抵抗器と
した。
【0006】ここで、可変抵抗器は、抵抗体上をブラシ
が摺動して、このブラシ位置での電圧を検知するもので
あり、検知した電圧に対応して位置を検出する装置に用
いられている。ブラシの位置が変位することによって検
出される電圧の変化量は、抵抗体の体積固有抵抗が大き
い程大きくなり高精度な検出ができる。しかし、抵抗体
の体積固有抵抗が大きすぎると、抵抗体に電流が流れに
くくなってしまうので、可変抵抗器においては、抵抗体
の体積固有抵抗を102 〜104 Ω・cmの範囲に設定
している。抵抗体の体積固有抵抗が102 〜104 Ω・
cmの範囲にある場合には、導電性樹脂を用いても可変
抵抗器の性能上、何ら問題はない。したがって、抵抗体
とターミナルとを導通する材料に導電性樹脂材料を用い
ることが可能になる。
【0007】ここで、導電性樹脂材料とは、金属繊維
(例えば、銅繊維、銅合金繊維、ステンレス繊維、アル
ミニウム繊維、ニッケル繊維等)、又は表面に金属が形
成されている繊維を、熱可塑性樹脂(例えば、ポリブチ
レンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレート、ポ
リフェニレンサルファイド、ポリアミド、液晶ポリマ
ー、ポリスチレン、ポリエーテルイミド、ポリベンゾイ
ミダゾール、ポリエーテル−エーテルケトン、ポリエー
テルサルフォン等)に分散させた材料のことであり、金
属繊維同士が接点を持つことにより導通が確保される。
【0008】請求項1の発明によると、導電性樹脂を射
出成形することで、可変抵抗器の製造時におけるターミ
ナルと抵抗体との間の接続の自由度が向上する。例え
ば、基板と導電性樹脂とを射出成形により一体に形成す
ることができ、基板の厚さを増加させることなく、ター
ミナルと抵抗体との導通を確実にすることができる。
【0009】請求項2の発明は、請求項1において、導
電性樹脂は金属と熱可塑性樹脂とから成り、その組成比
率は導電性樹脂の射出成形が可能な範囲とした。
【0010】請求項2の発明によると、導電性樹脂の組
成比率を射出成形可能な比率としたことにより、可変抵
抗器の製造時におけるターミナルと抵抗体との間の接続
の自由度が向上する。したがって、抵抗体とターミナル
の間の導通に際する部品点数が減少するとともに、製造
工数も減少する。
【0011】請求項3の発明は、請求項2において、導
電性樹脂を、80体積パーセント以上の熱可塑性樹脂
と、20体積パーセント以下の金属とから構成した。
尚、導電性樹脂の体積固有抵抗は約10-4〜1.0Ω・
cmの範囲内である。
【0012】請求項3によると、熱可塑性樹脂を80体
積パーセント以上、金属を20体積パーセント以下と、
熱可塑性樹脂の体積を大きくしたことで、可変抵抗器に
充分な導電性を備え、且つ射出成形が容易になる。
【0013】請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3
において、抵抗体の体積固有抵抗を、導電性樹脂の体積
固有抵抗の103 倍以上とした。
【0014】請求項4の発明によると、抵抗体の体積固
有抵抗は導電性樹脂の体積固有抵抗の103 倍以上とし
ているので、抵抗体に摺接するブラシの移動により変化
する抵抗値の検出の際において、導電性樹脂に流れる電
流の影響は殆どない。
【0015】請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4
において、導電性樹脂の体積固有抵抗を10-4〜1.0
Ω・cm、抵抗体の体積固有抵抗を102 〜104 Ω・
cmとした。
【0016】請求項5の発明によると、抵抗体の体積固
有抵抗は、可変抵抗器の精度を良くするために102
104 Ω・cmと比較的大きく設定されているので、体
積固有抵抗が10-4〜1.0Ω・cmの導電性樹脂を用
いても、可変抵抗器の位置検出には殆ど影響がない。
【0017】請求項6の発明は、請求項1乃至請求項5
において、導電性樹脂は、ターミナルと一体成形される
第1導電性樹脂と、基板に形成される第2導電性樹脂と
を備え、第1導電性樹脂と第2導電性樹脂とが超音波接
合にて接合されるようにした。
【0018】請求項6の発明によると、導電性樹脂を用
いたことにより、ターミナルと基板上の抵抗体とを超音
波接合により電気的に接続することができるので、半田
付けに対して工数が減少する。また、導電性樹脂中の金
属がターミナルと電気的な接点を持ち、且つ、導電性樹
脂によりこの接点がモールドされるので、外気の雰囲気
の影響を受けにくく、信頼性が向上する。
【0019】
【実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実施の形
態を説明する。図1は本発明の一実施の形態である可変
抵抗器10の断面図、図2は図1のA−A断面図であ
る。
【0020】図1及び図2に示すように、可変抵抗器1
0は、コネクタケース21と一体に形成される樹脂製の
ハウジング11と、熱可塑性樹脂から射出成形により第
1導電性樹脂15と一体的に成形された基板13と、基
板13上にスクリーン印刷により形成された抵抗体20
と、抵抗体20と摺接するブラシ18と、ブラシ18が
溶着され、リターンスプリング17に付勢されるブラシ
ホルダ12と、金属性のターミナル14と、ターミナル
14を一体に形成する第2導電性樹脂16と、から構成
される。
【0021】導電性樹脂は、一般的に、ポリブチレンテ
レフタレート、ポリエチレンテレフタレート、ポリフェ
ニレンサルファイド、ポリアミド、液晶ポリマー、ポリ
スチレン、ポリエーテルイミド、ポリベンゾイミダゾー
ル、ポリエーテル−エーテルケトン、ポリエーテルサル
フォン等の熱可塑性樹脂中に、銅繊維、銅合金繊維、ス
テンレス繊維、アルミニウム繊維、ニッケル繊維等の金
属繊維、或いは表面に金属が形成されている繊維を分散
させたものである。本実施の形態では、第1及び第2導
電性樹脂15、16は、ポリブチレンテレフタレート中
に銅繊維を射出成形時の温度で融点できる金属で接合し
たものを用い、組成の比率は、熱可塑性樹脂が97体積
パーセント、銅繊維が3体積パーセントである。このよ
うな組成の比率にしたことで、通常の熱可塑性樹脂と同
じように、第1及び第2導電性樹脂15、16を射出成
形することが可能になる。尚、本実施の形態における第
1及び第2導電性樹脂15、16の体積固有抵抗は、約
10-2Ω・cmである。
【0022】抵抗体20は、バインダとして熱硬化性樹
脂、カーボンブラック及び溶剤を含むペーストをスクリ
ーン印刷してから、焼成して放置することにより、ペー
ストを硬化させて形成したもので、体積固有抵抗は約5
×103 Ω・cmである。
【0023】第1及び第2導電性樹脂16、15と抵抗
体20の関係について説明する。ブラシ18の位置が変
位することによって検出される電圧の変化量は、抵抗体
20の体積固有抵抗が大きい程大きくなり高精度な検出
ができる。しかし、抵抗体20の体積固有抵抗が大きす
ぎると、抵抗体20に電流が流れにくくなってしまうの
で、抵抗体の体積固有抵抗は5×103 Ω・cm程度が
好ましい。したがって、抵抗体20とターミナル14と
を導通する第1及び第2導電性樹脂16、15の体積固
有抵抗を10-2Ω・cmとしても、可変抵抗器の性能
上、何ら問題はない。このような理由により、可変抵抗
器の導電材料として導電性樹脂材料を用いることができ
る。
【0024】次に、可変抵抗器10の要部の製造方法に
ついて説明する。図示しない成形型及びキャビティ内に
ターミナル14をセットした状態で、キャビティ内に溶
融した第1導電性樹脂16を射出し、第1導電性樹脂1
6及びターミナル14の成形体を冷却して第1導電性樹
脂16を凝固させることにより、ターミナル14と第1
導電性樹脂16とを一体にする。このとき、第1導電性
樹脂16に凸部19を形成して、ターミナル14の抜け
止めを行っている。そして、一体となったターミナル1
4と第1導電性樹脂16とを、図示しない成形型及びキ
ャビティ内にターミナル14をセットした状態で、キャ
ビティ内に溶融した熱可塑性樹脂を射出し、熱可塑性樹
脂の成形体を冷却して熱可塑性樹脂を凝固させることに
より、ターミナル14と第1導電性樹脂16とをコネク
タケース21を有するハウジング11と一体にする。
【0025】基板13及び第2導電性樹脂15は、前述
したように熱可塑性樹脂から射出成形により一体的に成
形されている。図3に抵抗体20を形成する前の状態の
基板13を示す。第2導電性樹脂15は、バッテリー
(図示せず)の+端子と導通する15a、バッテリーの
−端子と導通する15b、電圧検出部(図示せず)と導
通する15cの3カ所に形成されており、それぞれがタ
ーミナル14と電気的に接続するようになっている。
【0026】最後に、熱可塑性樹脂により形成されたハ
ウジング11にリターンスプリング17を入れてから、
ブラシホルダ12をハウジング11内にセットする。そ
して基板13をハウジング11の端部に当接させて、超
音波接合により基板13とハウジング11とを接合す
る。ここで、基板13をハウジング11の端部に当接し
たときに、第1導電性樹脂16と第2導電性樹脂15と
が当接するように設計されており、第1導電性樹脂16
と第2導電性樹脂15も超音波接合により電気的に接合
される。よって、ターミナル14は、第1導電性樹脂1
6、第2導電性樹脂15を介して抵抗体20と電気的に
接続されることとなる。
【0027】上記の如く構成された可変抵抗器10を用
いた装置として、スロットルバルブの開度を検出するス
ロットルセンサとして用いた場合について説明する。先
ず、イグニッションスイッチ(図示せず)がオン状態に
なると、バッテリー(図示せず)からターミナル14に
電流が供給され、その電流が第1導電性樹脂16、第2
導電性樹脂15、抵抗体20、ブラシ18を通って出力
電圧検出装置(図示せず)により出力電圧が検出され
る。
【0028】この状態で、運転者がアクセルペダルを踏
み込むと、それに応じた開度だけスロットルバルブが開
放する。また、運転者がアクセルペダルを緩めるとスロ
ットルバルブが閉じる。スロットルバルブの動きに連動
してブラシホルダ12が回転し、ブラシ18の接点が抵
抗体20に沿って回転する。ブラシ18の回転に伴いバ
ッテリーからの電流経路の長さが変化するので、経路抵
抗も変化する。これにより出力電圧も変化して、出力電
圧の検出結果に基づいてスロットル開度を求めることが
できる。
【0029】本実施の形態では、第2導電性樹脂15及
び基板13上に抵抗体20のみを印刷した場合について
説明したが、第2導電性樹脂15の表面に銀ペーストを
形成してから、カーボンブラック及び溶剤を含むペース
トを2回印刷した場合等の、多層抵抗体を形成した場合
についても同様の効果を得ることができる。
【0030】また、本実施の形態では、スロットルバル
ブの開度を検出するスロットルセンサとして可変抵抗器
を用いた例を示したが、特にこれに限定する意図はな
く、検出された電圧値の変化量に対応して、位置或いは
速度を検出する装置の全てに使用が可能なものである。
【0031】
【効果】請求項1の発明によると、導電性樹脂を射出成
形することで、可変抵抗器の製造時におけるターミナル
と抵抗体との間の接続の自由度が向上する。例えば、基
板と導電性樹脂とを射出成形により一体に形成すること
ができ、基板の厚さを増加させることなく、ターミナル
と抵抗体との導通を確実にすることができる。
【0032】請求項2の発明によると、導電性樹脂の組
成比率を射出成形可能な比率としたことにより、可変抵
抗器の製造時におけるターミナルと抵抗体との間の接続
の自由度が向上する。したがって、抵抗体とターミナル
の間の導通に際する部品点数が減少するとともに、製造
工数も減少する。
【0033】請求項3の発明によると、熱可塑性樹脂を
80体積パーセント以上、金属を20体積パーセント未
満と、熱可塑性樹脂の体積を大きくしたことで、可変抵
抗器に充分な導電性を備え、且つ射出成形が容易にな
る。
【0034】請求項4の発明によると、抵抗体の体積固
有抵抗は導電性樹脂の体積固有抵抗の103 倍以上とし
ているので、抵抗体に摺接するブラシの移動により変化
する抵抗値の検出の際において、導電性樹脂に流れる電
流の影響は殆どない。
【0035】請求項5の発明によると、抵抗体の体積固
有抵抗は、可変抵抗器の精度を良くするために102
104 Ω・cmと比較的大きく設定されているので、体
積固有抵抗が10-4〜1.0Ω・cmの導電性樹脂を用
いても、可変抵抗器の位置検出には殆ど影響がない。
【0036】請求項6の発明によると、導電性樹脂を用
いたことにより、ターミナルと基板上の抵抗体とを超音
波接合により電気的に接続することができるので、半田
付けに対して工数が減少する。また、導電性樹脂中の金
属がターミナルと電気的な接点を持ち、且つ、導電性樹
脂によりこの接点がモールドされるので、外気の雰囲気
の影響を受けにくく、信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】本発明の一実施の形態の示す別の図である。
【図4】従来技術の要部拡大図である。
【符号の説明】
10・・・可変抵抗器 11・・・
ハウジング 12・・・ブラシホルダ 13・・・
基板 14・・・ターミナル 15・・・
第1導電性樹脂 16・・・第2導電性樹脂 17・・・
リターンスプリング 18・・・ブラシ 19・・・
凸部 20・・・抵抗体 21・・・
コネクタ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 織 田 幸 久 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイ シン精機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−37103(JP,A) 特開 平7−240116(JP,A) 特開 昭60−245101(JP,A) 特開 平4−351877(JP,A) 実開 平2−75571(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01C 10/30 H01C 1/01

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気的に外部接続するターミナルと、 樹脂製の基板上に形成され、ブラシと摺接する抵抗体
    と、 熱可塑性樹脂を含み、前記ターミナルと前記抵抗体との
    間を電気的に接続する導電性樹脂と、を備える可変抵抗
    器。
  2. 【請求項2】 前記導電性樹脂は金属と熱可塑性樹脂と
    から成り、その組成比率は射出成形が可能な範囲である
    ことを特徴とする請求項1の可変抵抗器。
  3. 【請求項3】 前記導電性樹脂は、80体積パーセント
    以上の熱可塑性樹脂と、20体積パーセント以下の金属
    とから成ることを特徴とする請求項2の可変抵抗器。
  4. 【請求項4】 前記抵抗体の体積固有抵抗は、前記導電
    性樹脂の体積固有抵抗の103 倍以上であることを特徴
    とする請求項1乃至請求項3の可変抵抗器。
  5. 【請求項5】 前記導電性樹脂の体積固有抵抗は10-4
    〜1.0Ω・cm、前記抵抗体の体積固有抵抗は102
    〜104 Ω・cmであることを特徴とする請求項1乃至
    請求項4の可変抵抗器。
  6. 【請求項6】 前記導電性樹脂は、前記ターミナルと一
    体成形される第1導電性樹脂と、前記基板に形成される
    第2導電性樹脂とを備え、前記第1導電性樹脂と第2導
    電性樹脂とは超音波接合にて接合されることを特徴とす
    る請求項1乃至請求項5の可変抵抗器。
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