JP3443361B2 - スクリーン装置 - Google Patents
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- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21D—TREATMENT OF THE MATERIALS BEFORE PASSING TO THE PAPER-MAKING MACHINE
- D21D5/00—Purification of the pulp suspension by mechanical means; Apparatus therefor
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21D—TREATMENT OF THE MATERIALS BEFORE PASSING TO THE PAPER-MAKING MACHINE
- D21D5/00—Purification of the pulp suspension by mechanical means; Apparatus therefor
- D21D5/02—Straining or screening the pulp
- D21D5/04—Flat screens
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21D—TREATMENT OF THE MATERIALS BEFORE PASSING TO THE PAPER-MAKING MACHINE
- D21D5/00—Purification of the pulp suspension by mechanical means; Apparatus therefor
- D21D5/02—Straining or screening the pulp
- D21D5/023—Stationary screen-drums
- D21D5/026—Stationary screen-drums with rotating cleaning foils
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Paper (AREA)
- Separation Of Solids By Using Liquids Or Pneumatic Power (AREA)
- Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
- Formation And Processing Of Food Products (AREA)
Description
製紙原料中に含まれる異物の絡みを防いで、該異物の粉
砕を防止して精選することができるスクリーン装置に関
する。
原料(例えば、故紙)中から異物を分別処理するものと
して、例えば、特公昭59−32594号公報記載のも
のがある。この公報記載の製紙用圧力式複合スクリーン
においては、供給される製紙原料を前処理し、ある程度
大きな異物(ビニ−ルシ−ト、紐等)を除去したものを
処理対象とする場合、問題はない。
せず、ある程度大きな異物(ビニ−ルシ−ト、紐等)を
含む製紙原料を上述した製紙用圧力式複合スクリーンに
より処理する場合、製紙原料が最初に通過するスクリ−
ンの前方にインペラが位置し、該スクリ−ンはインペラ
を回転する主軸が貫通する部分を除くスクリーンの全体
に亙って開口部が設けられているため、該開口部に向か
って製紙原料が流れ込み、インペラの回転中心部分に製
紙原料中に含まれる異物(ビニ−ルシ−ト、紐等)が絡
みつく。
され、粉砕された異物が製紙原料中の良繊維中に含まれ
てしまい、後の工程において、粉砕された異物を除去し
なければならないという問題点が生じた。本発明は、前
記問題点を除去するようにしたスクリーン装置を提供す
ることを目的としている。
に、請求項1記載のスクリーン装置は、製紙原料を受け
入れ、前記製紙原料中から異物を分別処理する槽と、こ
の槽に前記製紙原料を供給する供給通路と、前記槽を第
1の室と第2の室に区分し、一端面を閉塞し、他端面を
開放し、円周面に複数の第1の開口部を有した円筒型の
第1のスクリーンと、前記第1の室内に設けられ、中央
部に大きな開口部を有した内周縁部と外周縁部とを有し
た環状部材であって、前記第1の室内に受け入れた製紙
原料中の異物を分別する第2の開口部を前記内周縁部と
前記外周縁部との間のプレ−ト面に設けた第2のスクリ
ーンと、前記円筒型の第1のスクリーンの閉塞した一端
面は、前記第2のスクリーンの大きな開口部に臨むと共
に、前記第2のスクリーンの第2の開口部に対向せず、
前記槽内に設けられた回転軸と、この回転軸に取り付け
られ、前記第2のスクリーンの中央部に設けられた大き
な開口部に臨み、前記円筒型の第1のスクリーンの閉塞
した一端面に対向して設けられた回転体と、この回転体
に取り付けられ、前記第2の開口部に対向するように設
けられた第1の撹拌部材と、前記回転体に取り付けら
れ、前記回転軸の長手方向に対して略平行であって、前
記円筒型の第1のスクリーンの外側に位置し、前記第1
の開口部に対向すると共に、前記第2のスクリーンの中
央部に設けられた大きな開口部を介して設けられた第2
の撹拌部材と、前記槽内の前記第2のスクリーンの上流
側であって、前記製紙原料に含まれる異物を前記槽外へ
排出する第1の排出通路と、前記槽内の前記第2のスク
リーンの下流側であって、前記第2のスクリーンを通過
し、前記第1のスクリーンを通過しない前記製紙原料に
含まれる異物を前記槽外へ排出する第2の排出通路と、
前記第2の室に連通し、前記第2のスクリーン及び前記
第1のスクリーンを通過し、精選された前記製紙原料を
前記槽外へ排出する第3の排出通路とを設けたものであ
る。
請求項1記載のスクリーン装置において、回転体は、円
筒型の第1のスクリーンの閉塞した一端面の全部と第2
のスクリーンの内周縁部に近い側の前記第2のスクリー
ンの一部に対向するように配置され、前記第2のスクリ
ーンに対向する前記回転体の部分に、前記第2のスクリ
ーンと前記回転体とが対向する部分に侵入する製紙原料
を阻止する製紙原料阻止部材を設けたものである。
請求項1記載のスクリーン装置において、回転体は、円
筒型の第1のスクリーンの閉塞した一端面の全部と第2
のスクリーンの内周縁部に近い側の前記第2のスクリー
ンの一部に対向するように配置され、前記第2のスクリ
ーンと前記回転体とが対向する部分に侵入する製紙原料
を阻止する製紙原料阻止部材を設け、この製紙原料阻止
部材は、前記回転体に傾斜して取り付けられ、前記回転
体の回転中心から遠い側の前記製紙原料阻止部材の先端
が前記回転体の回転中心から近い側の前記製紙原料阻止
部材の後端より前記回転体の回転方向に対して遅れるよ
うに傾斜しているものである。
請求項1記載のスクリーン装置において、回転体は、円
筒型の第1のスクリーンの閉塞した一端面の全部と第2
のスクリーンの内周縁部に近い側の前記第2のスクリー
ンの一部に対向するように配置され、前記第2のスクリ
ーンに対向する前記回転体の部分に、前記第2のスクリ
ーンと前記回転体とが対向する部分に侵入する製紙原料
を阻止する製紙原料阻止部材を設け、この製紙原料阻止
部材に対向する前記第2のスクリーンの部分に凹所を形
成するものである。
請求項1記載のスクリーン装置において、回転体は円盤
であり、第1の撹拌部材は前記円盤の上面に突出して一
体的に設けられると共に、一端は前記円盤の中心に向か
い、他端は前記円盤を超えて第2の開口部に対向するよ
うに設けられた長手形状部材で、該長手形状部材を複数
形成するものである。
て、図面を参照して説明する。図1において、1は、ス
クリーン装置で、スクリーン装置1は、製紙原料中に含
まれるプラスチック、ビニ−ルシ−ト、紐等の異物を取
り除いて精選する装置である。このスクリーン装置1
は、例えば、パルパー2と接続して使用される。即ち、
パルパー2はコンベア3で搬送される製紙原料(例え
ば、故紙)4を受け入れ、水と共に撹拌し離解する装置
で、パルパー2で離解された製紙原料4は、供給通路5
(供給通路5は、槽6に製紙原料を供給する。)を介し
てスクリーン装置1の槽6に供給され、スクリーン装置
1で精選された製紙原料4は、ポンプ7により第3の排
出通路8を介して受入槽9へと導かれる。
参照して説明すると、槽6は、製紙原料を受け入れ、前
記製紙原料中から異物を分別処理するもので、第1の開
口部11aを有した円筒型の第1のスクリーン11により、
第1の室12と第2の室13に区分される。第1のスクリー
ン11は、後述する第2のスクリーン14を通過してきた製
紙原料中に含まれる異物を分別するもので、槽6を第1
の室12と第2の室13に区分し、一端面11X を閉塞し、他
端面11Y を開放し、円周面(一端面11X 及び他端面11Y
を除く側面)に複数の第1の開口部11aを有し、この第
1の開口部11aは、例えば、円筒型の側面に直径が2mm
〜6mmの丸穴を多数設けたものである。
開口14aを有した内周縁部14Xと外周縁部14Yとを有し
た環状部材である第2のスクリーン14が設けられてい
る。この第2のスクリーン14は、プレ−ト形状のスクリ
ーンで、槽6内に受け入れた製紙原料中の異物を分別す
る第2の開口部14bを内周縁部14Xと外周縁部14Yとの
間のプレ−ト面に全体に亙って複数設けられている。
えば、平板に直径が10mm〜50mmの丸穴を多数設けたもの
である。このように、第1のスクリーン11の第1の開口
部11aの大きさを第2のスクリーン14の第2の開口部14
bの大きさより小さく形成し、第2のスクリーン14で大
きな異物を分別し、その後、第1のスクリーン11で第2
のスクリーン14を通過してきた小さな異物を分別するよ
うにしている。また、円筒型の第1のスクリーン11の閉
塞した一端面11Xは、図2に示すように、プレ−ト形状
の第2のスクリーン14の大きな開口部14aに臨むと共
に、第2のスクリーン14の第2の開口部14bに対向しな
いように、配置されている。
型の第1のスクリーン11の閉塞した一端面11Xの面11A
と第2のスクリーン14の面14Aとが一致し、円筒型の第
1のスクリーン11の閉塞した一端面11Xが第2のスクリ
ーン14の面14Aより突出しないように配置されている
が、本発明にあっては、これに限らず、円筒型の第1の
スクリーン11の閉塞した一端面11Xの面11Aと第2のス
クリーン14の面14Aとが一致しなくても、円筒型の第1
のスクリーン11の閉塞した一端面11Xの面11Aが第2の
スクリーン14の面14Aより突出しないように配置されて
いれば良い。
って駆動する回転軸15が設けられ、この回転軸15は、円
筒型の第1のスクリーン11の閉塞した一端面11Xを貫通
して設けられている。この回転軸15には回転体16が取り
付けられ、回転体16は第2のスクリーン14の中央部に設
けられた大きな開口部14aに臨み、円筒型の第1のスク
リーン11の閉塞した一端面11Xに対向して設けられ、更
に詳述すれば、回転体16は、円筒型の第1のスクリーン
11の閉塞した一端面11Xの全部と第2のスクリーン14の
内周縁部14Xに近い側の第2のスクリーン14の一部に対
向するように配置されている(図9参照)。
ーン14の中央部に設けられた大きな大きな開口部14a内
に入り込んでいないが、場合により、図示しないが、回
転体16の裏面16Bの一部が第2のスクリーン14の中央部
に設けられた大きな開口14a内に入り込むように位置さ
せても良い。また、第2のスクリーン14に対向する回転
体16の部分に、第2のスクリーン14と回転体16とが対向
する部分に侵入する製紙原料を阻止する製紙原料阻止部
材100 を設けている。製紙原料阻止部材100 は、回転体
16の裏面側の外周に傾斜して複数(本実施例では、9
個)取り付けられ、図4に示すように、回転体16の回転
中心から遠い側の製紙原料阻止部材100 の先端100 Yが
回転体16の回転中心から近い側の製紙原料阻止部材100
の後端100 Xより回転体16の回転方向(図4では、反時
計回り)に対して遅れるように傾斜している。
にも、対向する第2のスクリーン14と回転体16との部分
に侵入する製紙原料を阻止する製紙原料阻止部材100'を
複数(本実施例では、3個)設けている。製紙原料阻止
部材100'も上述した製紙原料阻止部材100 と同様に、回
転体16の回転中心から遠い側の製紙原料阻止部材100'の
先端100'Yが回転体16の回転中心から近い側の製紙原料
阻止部材100'の後端100 Xより回転体16の回転方向(図
4では、反時計回り)に対して遅れるように傾斜してい
る。
回転体16の部分に設けた製紙原料阻止部材100 、100'に
より、第2のスクリーン14と回転体16とが対向する部分
に侵入する製紙原料を阻止することができ、第2のスク
リーン14と回転体16とが対向する部分に製紙原料中に含
まれる異物が絡みつくのを防止することができる。ま
た、製紙原料阻止部材100 に対向する第2のスクリーン
14の部分に凹所14Cが複数(本実施例では、6個)形成
されている。製紙原料阻止部材100 により、第2のスク
リーン14と回転体16の対向する部分に侵入する製紙原料
を阻止することができるが、阻止できず製紙原料中に含
まれる異物(例えば、ビニ−ルシ−ト、紐等)が、第2
のスクリーン14と回転体16とが対向する部分に絡みつい
た場合、これらビニ−ルシ−ト、紐等の異物を凹所14C
に係止させて製紙原料阻止部材100 により切断すること
により、該異物の絡みの促進を抑制することができる。
図5、図8に示すように、第1の撹拌部材16aが取り付
けられ、第1の撹拌部材16aは、回転軸15の長手方向
(図2のY方向)に対して略直交する方向であって、第
2の開口部14bに対向するように複数設けられている。
なお、回転体16は、本実施例では円盤であり、第1の撹
拌部材16aは図2、図3及び図8に示すように、前記円
盤の上面に突出して一体的に設けられると共に、一端は
前記円盤の中心に向かい、他端は前記円盤を超えて第2
の開口部14aに対向するように設けられた長手形状部材
で、該長手形状部材が複数(本実施例では3個)設けら
れている。
の撹拌部材16aの一端を前記円盤の中心に向かい、他端
を前記円盤を超えて第2の開口部14aに対向するように
設けることにより、槽6内の製紙原料の回流効果を増大
させ、第2のスクリーン14の近傍に製紙原料が滞留する
ことを防止して、精選効果を増大させることができる。
また、回転体16には、図2、図5、図8に示すように、
第2の撹拌部材16bが取り付けられている。この第2の
撹拌部材16bは円筒型の第1のスクリーン11の外側に位
置し、回転軸15の長手方向(図2のY方向)に対して略
平行であって、第1の開口部11a に対向すると共に、第
2のスクリーン14の中央部に設けられた大きな開口部14
aを介して設けられ、第2の撹拌部材16bは、複数設け
られている。
側には第1の排出通路21が設けられ、第1の排出通路21
は製紙原料に含まれる異物を槽6外へ排出するもので、
22は、第1の排出通路21の通路を開閉する開閉バルブで
ある。また、槽6内の第2のスクリーン14の下流側には
第2の排出通路23が設けられ、第2の排出通路23は、第
2のスクリーン14を通過し、第1のスクリーン11を通過
しない製紙原料に含まれる異物を槽6外へ排出するもの
で、第2のスクリーン14には、第2の排出通路23の通路
を開閉する開閉バルブ(図示せず)が設けられている。
連通し、第2のスクリーン14及び第1のスクリーン11を
通過し、精選された製紙原料を槽6外へ排出している。
従って、パルパー2で離解された製紙原料が供給通路5
を介して槽6に供給されると、槽6に受け入れられた製
紙原料は、第1の撹拌部材16aにより撹拌され、製紙原
料に含まれている異物は第2のスクリーン14を通過でき
ず、第2のスクリーン14により比較的大きな異物が第2
のスクリーン14の上流側に留まることにより分別され
る。比較的大きな異物は、第1の排出通路21を介して槽
6外へ排出される。
紙原料は槽6内に設けた第2の撹拌部材16bにより撹拌
され、製紙原料に含まれている異物は第1のスクリーン
11を通過できず、第1のスクリーン11により比較的小さ
な異物が第1のスクリーン11の上流側に留まることによ
り分別される。上流側に留まった比較的小さな異物は、
第2の排出通路23を介して槽6外へ排出される。その結
果、製紙原料は槽6内に設けた第2のスクリーン14、第
1のスクリーン11を通過して精選され、ポンプ7により
第3の排出通路8を介して受入槽9へと導かれる。
クリーン14は第1の室12内に設けられ、中央部に大きな
開口部14aを有した内周縁部14Xと外周縁部14Yとを有
した環状部材であって、第1の室12内に受け入れた製紙
原料中の異物を分別する第2の開口部14bを内周縁部14
Xと外周縁部14Yとの間のプレ−ト面に設け、この第2
のスクリーン14の大きな開口部14aに円筒型の第1のス
クリーン11の閉塞した一端面11Xと回転体16とがそれぞ
れ臨み、第1の撹拌部材16aは、第2のスクリーン14の
第2の開口部14bに対向するように回転体16に取り付け
られ、第1の撹拌部材16aは回転体16の中心部分から遠
い側に位置しているため、(つまり、第2の撹拌部材16
aの回転中心部分に近い側に製紙原料が通過する開口部
がないため)、従来生じていた第1の撹拌部材16aの回
転中心部分に製紙原料中に含まれる異物が絡みつくのを
防いで、異物の粉砕を防止することができる。
ば、第2のスクリーンは第1の室内に設けられ、中央部
に大きな開口部を有した内周縁部と外周縁部とを有した
環状部材であって、第1の室内に受け入れた製紙原料中
の異物を分別する第2の開口部を内周縁部と外周縁部と
の間のプレ−ト面に設け、この第2のスクリーンの大き
な開口部に円筒型の第1のスクリーンの閉塞した一端面
と回転体とがそれぞれ臨み、第1の撹拌部材は、第2の
スクリーンの第2の開口部に対向するように回転体に取
り付けられ、第1の撹拌部材は回転体の中心から遠い側
に位置しているため、(つまり、第1の撹拌部材の回転
中心部分に近い側に製紙原料が通過する開口部がないた
め、第1の撹拌部材の回転中心部分に製紙原料中に含ま
れる異物が絡まない。)、従来生じていた第1の撹拌部
材の回転中心部分に製紙原料中に含まれる異物による絡
みを防ぐと共に、異物の絡みによる該異物の粉砕を防止
して精選することができる。
置によれば、前述した請求項1記載の発明の効果に加
え、第2のスクリーンに対向する回転体の部分に製紙原
料阻止部材を設けたから、第2のスクリーンと回転体と
が対向する部分に侵入する製紙原料を阻止することがで
き、その結果、第2のスクリーンと回転体とが対向する
部分に製紙原料中に含まれる異物が絡みつくのを防ぐと
共に、異物の絡みによる該異物の粉砕を防止して精選す
ることができる。
れば、前述した請求項1記載の発明の効果に加え、第2
のスクリーンに対向する回転体の部分に製紙原料阻止部
材を設けたから、第2のスクリーンと回転体とが対向す
る部分に侵入する製紙原料を阻止することができ、その
結果、第2のスクリーンと回転体とが対向する部分に製
紙原料中に含まれる異物が絡みつくのを防ぐと共に、異
物の絡みによる該異物の粉砕を防止して精選することが
できると共に、第2のスクリーンと回転体とが対向する
部分に製紙原料中に含まれる異物が絡みついた場合、こ
の異物を凹所に係止させて製紙原料阻止部材により切断
することにより、該異物の絡みの促進を抑制することが
できる。
れば、前述した請求項1記載の発明の効果に加え、回転
体は円盤であり、第1の撹拌部材は前記円盤の上面に突
出して一体的に設けられると共に、一端は前記円盤の中
心に向かい、他端は前記円盤を超えて第2の開口部に対
向するように設けられた長手形状部材で、該長手形状部
材を複数形成されているため、第1の撹拌部材による槽
内の製紙原料の回流効果を増大させ、第2のスクリーン
の近傍に製紙原料が滞留することを防止して、精選効果
を増大させることができる。
他の機器と接続した状態の概略的説明図である。
である。
ある。
図中矢印は、回転体の回転方向を示す。
斜視図である。
図である。
ある。
2のスクリーンを分解して示す概略的斜視図である。
拡大断面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】製紙原料を受け入れ、前記製紙原料中から
異物を分別処理する槽と、 この槽に前記製紙原料を供給する供給通路と、 前記槽を第1の室と第2の室に区分し、一端面を閉塞
し、他端面を開放し、円周面に複数の第1の開口部を有
した円筒型の第1のスクリーンと、 前記第1の室内に設けられ、中央部に大きな開口部を有
した内周縁部と外周縁部とを有した環状部材であって、
前記第1の室内に受け入れた製紙原料中の異物を分別す
る第2の開口部を前記内周縁部と前記外周縁部との間の
プレ−ト面に設けた第2のスクリーンと、 前記円筒型の第1のスクリーンの閉塞した一端面は、前
記第2のスクリーンの大きな開口部に臨むと共に、前記
第2のスクリーンの第2の開口部に対向せず、 前記槽内に設けられた回転軸と、 この回転軸に取り付けられ、前記第2のスクリーンの中
央部に設けられた大きな開口部に臨み、前記円筒型の第
1のスクリーンの閉塞した一端面に対向して設けられた
回転体と、 この回転体に取り付けられ、前記第2の開口部に対向す
るように設けられた第1の撹拌部材と、 前記回転体に取り付けられ、前記回転軸の長手方向に対
して略平行であって、前記円筒型の第1のスクリーンの
外側に位置し、前記第1の開口部に対向すると共に、前
記第2のスクリーンの中央部に設けられた大きな開口部
を介して設けられた第2の撹拌部材と、 前記槽内の前記第2のスクリーンの上流側であって、前
記製紙原料に含まれる異物を前記槽外へ排出する第1の
排出通路と、 前記槽内の前記第2のスクリーンの下流側であって、前
記第2のスクリーンを通過し、前記第1のスクリーンを
通過しない前記製紙原料に含まれる異物を前記槽外へ排
出する第2の排出通路と、 前記第2の室に連通し、前記第2のスクリーン及び前記
第1のスクリーンを通過し、精選された前記製紙原料を
前記槽外へ排出する第3の排出通路とを設けたことを特
徴とするスクリーン装置。 - 【請求項2】回転体は、円筒型の第1のスクリーンの閉
塞した一端面の全部と第2のスクリーンの内周縁部に近
い側の前記第2のスクリーンの一部に対向するように配
置され、 前記第2のスクリーンに対向する前記回転体の部分に、
前記第2のスクリーンと前記回転体とが対向する部分に
侵入する製紙原料を阻止する製紙原料阻止部材を設けた
ことを特徴とする請求項1記載のスクリーン装置。 - 【請求項3】回転体は、円筒型の第1のスクリーンの閉
塞した一端面の全部と第2のスクリーンの内周縁部に近
い側の前記第2のスクリーンの一部に対向するように配
置され、 前記第2のスクリーンと前記回転体とが対向する部分に
侵入する製紙原料を阻止する製紙原料阻止部材を設け、 この製紙原料阻止部材は、前記回転体に傾斜して取り付
けられ、 前記回転体の回転中心から遠い側の前記製紙原料阻止部
材の先端が前記回転体の回転中心から近い側の前記製紙
原料阻止部材の後端より前記回転体の回転方向に対して
遅れるように傾斜していることを特徴とする請求項1記
載のスクリーン装置。 - 【請求項4】回転体は、円筒型の第1のスクリーンの閉
塞した一端面の全部と第2のスクリーンの内周縁部に近
い側の前記第2のスクリーンの一部に対向するように配
置され、 前記第2のスクリーンに対向する前記回転体の部分に、
前記第2のスクリーンと前記回転体とが対向する部分に
侵入する製紙原料を阻止する製紙原料阻止部材を設け、 この製紙原料阻止部材に対向する前記第2のスクリーン
の部分に凹所を形成することを特徴とする請求項1記載
のスクリーン装置。 - 【請求項5】回転体は円盤であり、 第1の撹拌部材は前記円盤の上面に突出して一体的に設
けられると共に、一端は前記円盤の中心に向かい、他端
は前記円盤を超えて第2の開口部に対向するように設け
られた長手形状部材で、該長手形状部材を複数形成する
ことを特徴とする請求項1記載のスクリーン装置。
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