JP3443325B2 - 代掻爪 - Google Patents

代掻爪

Info

Publication number
JP3443325B2
JP3443325B2 JP17766098A JP17766098A JP3443325B2 JP 3443325 B2 JP3443325 B2 JP 3443325B2 JP 17766098 A JP17766098 A JP 17766098A JP 17766098 A JP17766098 A JP 17766098A JP 3443325 B2 JP3443325 B2 JP 3443325B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
curved
horizontal
tip
vertical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP17766098A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000004602A (ja
Inventor
健志 小橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOBASHI INDUSTRIES CO., LTD.
Original Assignee
KOBASHI INDUSTRIES CO., LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KOBASHI INDUSTRIES CO., LTD. filed Critical KOBASHI INDUSTRIES CO., LTD.
Priority to JP17766098A priority Critical patent/JP3443325B2/ja
Publication of JP2000004602A publication Critical patent/JP2000004602A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3443325B2 publication Critical patent/JP3443325B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Soil Working Implements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、代掻作業時における砕
土性、均平性などの性能を向上させるようにした代掻爪
に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、水平な回転軸の軸周に放射方向に
取付けられ、取付け基部から連続的に形成される縦刃部
と、縦刃部の先端側で一側に弯曲形成される横刃部とを
備える代掻爪が周知である。そして、その縦刃部は、取
付け基部から連続して直線状に形成されており、横刃部
のみが回転方向に対し一側に弯曲して砕土面を形成して
いるのが一般的である。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記のように従来周知
の代掻爪は、取付け基部からまっすぐ延びる縦刃部の先
端部において横刃部が一側に弯曲しているだけであり、
代掻ロ−タが回転して代掻作業を行うとき、砕土・代掻
作用を行うのは主として横刃部の砕土面である。しか
し、代掻対象圃場の土質が重粘度質であると、土塊を横
刃部で叩いただけでは砕土されないという問題点があっ
た。また、縦刃部においては、その回転範囲上にある土
塊を砕土し、また、藁稈、堆肥、雑草等をすきこんでい
るが、その作業範囲は直線状のきわめて狭いものであっ
た。 【0004】一方、本出願人は、特開平8−66102
号公報において、縦刃部の基部を、横刃部が弯曲してい
る側と反対側に所定角度屈曲させ、縦刃部が回転対向面
に対して斜めに傾斜して作用することによって作用範囲
が広くなり、効率のよい砕土作業、藁稈、堆肥、雑草等
のすきこみ作業が行え、代掻性能を向上させるようにし
た代掻爪を提案している。 【0005】しかし、この先行技術の代掻爪において
は、上記のように縦刃部における問題点の解決が図られ
たが、横刃部における土の後方への蹴り出し、砕土・均
平性、すき込み性及び所要馬力の増大など、依然として
解決すべき問題点があった。本発明は上記の問題点を解
決することを目的になされたものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、水平な回転軸の軸周に放射方向に取付け
られ、取付け基部から連続的に形成される縦刃部
と、縦刃部の先端側で一側に弯曲形成される横刃部
とを備える代掻爪において、上記縦刃部の基部を、
横刃部が弯曲している側と反対側に折曲げ線6に沿っ
所定角度屈曲させ、この折曲げ線6位置に補強リブ8
を設け、縦刃部から横刃部の先端まで横刃部の弯
曲側に片刃の刃縁を形成し、縦刃部は、横刃部
弯曲側が凹面、反対側が凸面10をなすようにわずか
に弯曲しており、横刃部は、峯縁11側の先端部分
側に弯曲していて、縦刃部からの弯曲部分から峯縁
11の先端部分までの断面形状が緩やかなS字をなすよ
うに形成されていることを特徴としている。 【0007】 【作用】上記の構成により本発明の代掻爪は、縦刃部が
回転対向面に対して斜めに傾斜した状態で作用し、作用
範囲が広くなって効率のよい砕土作業、藁稈、堆肥、雑
草等のすきこみ作業が行われ、また、横刃部による土の
後方への蹴り出しがなくなり、砕土・均平性が向上し、
すき込み性が良好となり、所要馬力が減少して、代掻性
能を向上させる。 【0008】 【実施例】以下、本発明の一実施例を添付の図面を参照
して具体的に説明する。図において、符号1は図示しな
い水平な回転軸の軸周に、爪取付けボックスを介して放
射方向に取付けられる代掻爪で、この代掻爪1は、取付
け基部2から連続的に縦刃部3を形成し、この縦刃部3
の先端側で一側に弯曲させて横刃部4を形成している。
取付け基部2には、爪取付けボックスに取り付けられる
ときにボルトを挿通する取付け孔5を設けている。縦刃
部3の基部、即ち、縦刃部3と取付け基部2との境界部
は、横刃部4が弯曲している側と反対側に折曲げ線6か
ら所定角度屈曲させている。その屈曲側の取付け基部2
と、取付け基部2と平行な横刃部4との接線との間隔
は、図2に示すように50mmである。縦刃部3から横
刃部4の先端まで横刃部4の弯曲側に片刃の刃縁7を形
成している。 【0009】縦刃部3と取付け基部2との境界部、即
ち、折曲げ線6位置には、縦刃部3の屈曲側に突出する
補強リブ8が形成されている。の縦刃部3は、図7(図
1のA−A線断面)及び図8(図1のB−B線断面)に
示すように、横刃部4の弯曲側が凹面9、反対側が凸面
10をなすようにわずかに弯曲しており、横刃部4は、
峯縁11の先端部分がわずかに外側に弯曲していて、縦
刃部3からの弯曲部分から峯縁11の先端部分までの、
図1のC−C線に沿う断面形状が、図9に示すように緩
やかなS字をなすように形成されている。そして、代掻
爪1は、取付け基部2を回転軸に設けられた多数の爪取
付けボックスに装着されて代掻ロ−タを構成する。 【0010】上記のような構成の代掻爪1を装着した代
掻ロ−タにより代掻作業を行うときは、代掻ロ−タが回
転軸を中心に回転して代掻爪1により代掻作業が行われ
る。このとき横刃部4においては、その砕土面により、
予め耕耘され、湛水された土壌(土塊)を叩いて砕土
し、代掻する。また、縦刃部3においては、回転対向
面、即ち、圃場面に対して折曲げ線6から斜めに傾斜し
た広い範囲(面積)で作用し、硬い大きな土塊でもこれ
を砕土し、また、圃場に散在している藁稈、堆肥、雑草
等を広い範囲(面積)ですきこんで、従来のストレート
の縦刃部を有する代掻爪に比べてはるかに高能率で作業
精度のよい代掻作業を行う。 【0011】特に横刃部4では、縦刃部3からの弯曲部
分から峯縁11の先端部分までの断面形状が緩やかなS
字をなすように形成しているので、砕土面により砕土さ
れ、代掻された泥流の圧力は峯縁11の先端部が外側に
緩く弯曲した部分から後ろ側に逃がすことになり、従来
のように泥流を前方に押し出すことが少なく、また、土
の後方への蹴り出しがなくなる。その結果、砕土性、均
平性が良好となり、また、機体振動が小さくなって所要
動力が少なくなる。 【0012】 【発明の効果】以上説明したように本発明の代掻爪によ
れば、縦刃部の基部を、横刃部が弯曲している側と
反対側に折曲げ線6に沿って所定角度屈曲させ、この折
曲げ線6位置に補強リブ8を設け、縦刃部から横刃部
の先端まで横刃部の弯曲側に片刃の刃縁を形成
し、縦刃部は、横刃部の弯曲側が凹面、反対側が
凸面10をなすようにわずかに弯曲しており、横刃部
は、峯縁11側の先端部分が外側に弯曲していて、縦刃
からの弯曲部分から峯縁11の先端部分までの断面
形状が緩やかなS字をなすように形成しているので、代
掻作業を行うとき、縦刃部が作業対向面に対して斜め
に傾斜して作用することになり、その作用範囲(面積)
が広くなって能率のよい砕土作業及び藁稈、堆肥、雑草
等のすきこみ作業を行うことができ、代掻性能を向上さ
せ、作業精度のよい代掻作業を行うことができる。
た、折曲げ線6位置に補強リブ8を設けることにより、
この部分の曲げ強度が増し、爪を薄く構成できる。 【0013】特に、横刃部においては、峯縁11側の
先端部分が外側に弯曲していることにより、泥土は砕土
面により砕土され、代掻された泥流の圧力を峯縁11
先端部が外側に緩く弯曲している部分から後ろ側に逃が
すことことになり、従来のように泥流を前方に押し出し
たり、土の後方への蹴り出しをなくすことができ、表層
砕土性能を向上させることができる。その結果、砕土・
整地性、均平性が良好となり、また、機体振動が小さく
なって所要動力が少なくなり、安全性を向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明による代掻爪の正面図である。 【図2】同底面図である。 【図3】同平面図である。 【図4】同背面図である。 【図5】同左側面図である。 【図6】同右側面図である。 【図7】図1のA−A線断面図である。 【図8】同B−B線断面図である。 【図9】同C−C線断面図である。 【図10】本発明による代掻爪の斜視図である。 【符号の説明】 1 代掻爪 2 取付け基部 3 縦刃部 4 横刃部 5 取付け孔 6 折曲げ線 7 刃縁 8 補強リブ 9 凹面 10 凸面 11 峯縁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01B 33/10

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 水平な回転軸の軸周に放射方向に取付け
    られ、取付け基部(2)から連続的に形成される縦刃部
    (3)と、縦刃部(3)の先端側で一側に弯曲形成され
    る横刃部(4)とを備える代掻爪(1)において、 上記縦刃部(3)の基部を、横刃部(4)が弯曲してい
    る側と反対側に折曲げ線(6)に沿って所定角度屈曲さ
    せ、この折曲げ線(6)位置に補強リブ(8)を設け、
    縦刃部(3)から横刃部(4)の先端まで横刃部(4)
    の弯曲側に片刃の刃縁(7)を形成し、縦刃部(3)
    は、横刃部(4)の弯曲側が凹面(9)、反対側が凸面
    (10)をなすようにわずかに弯曲しており、横刃部
    (4)は、峯縁(11)側の先端部分が外側に弯曲して
    いて、縦刃部(3)からの弯曲部分から峯縁(11)
    先端部分までの断面形状が緩やかなS字をなすように形
    成されていることを特徴とする代掻爪。
JP17766098A 1998-06-24 1998-06-24 代掻爪 Expired - Fee Related JP3443325B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17766098A JP3443325B2 (ja) 1998-06-24 1998-06-24 代掻爪

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17766098A JP3443325B2 (ja) 1998-06-24 1998-06-24 代掻爪

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000004602A JP2000004602A (ja) 2000-01-11
JP3443325B2 true JP3443325B2 (ja) 2003-09-02

Family

ID=16034883

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17766098A Expired - Fee Related JP3443325B2 (ja) 1998-06-24 1998-06-24 代掻爪

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3443325B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000004602A (ja) 2000-01-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5033390B2 (ja) 耕耘爪
US7484323B2 (en) Excavating tool for hydraulic shovel
JP5552713B2 (ja) 耕耘爪
JP3443325B2 (ja) 代掻爪
JP6882761B2 (ja) 耕耘爪
JP3214248B2 (ja) 代掻爪
JP6293070B2 (ja) 耕耘爪
JP4989668B2 (ja) 耕耘爪
JP3443328B2 (ja) 耕耘爪
JP3167090U (ja) 耕耘用ロータリー刃およびそれを搭載した耕耘機
JPS6340534Y2 (ja)
JP6882765B2 (ja) 耕耘爪
JP6045452B2 (ja) 耕耘爪
AU2003244541A1 (en) Tillage sweep
JPS63160501A (ja) 耕耘爪
JP6908913B2 (ja) 耕耘爪
JP6426896B2 (ja) 代掻爪
JP6999191B2 (ja) 作業爪及び作業機
JP6882768B2 (ja) 耕耘爪
JP4970398B2 (ja) 耕耘爪
JP6727750B2 (ja) 耕耘爪、及び作業機
JP6827667B2 (ja) 耕耘爪
JP5877022B2 (ja) 耕耘爪
JP2005013008A (ja) 耕耘装置
JPH0220881Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090620

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120620

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120620

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130620

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D03

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees