JP3443310B2 - 電解水生成装置 - Google Patents

電解水生成装置

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JP3443310B2
JP3443310B2 JP05722298A JP5722298A JP3443310B2 JP 3443310 B2 JP3443310 B2 JP 3443310B2 JP 05722298 A JP05722298 A JP 05722298A JP 5722298 A JP5722298 A JP 5722298A JP 3443310 B2 JP3443310 B2 JP 3443310B2
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Hoshizaki Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一対の電極を備え
た電解槽内で被処理水を連続的に電気分解して注出する
電解水生成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば特開平7―251177号公報に
示される電解水生成装置は、一対の電極を備えた電解槽
と、電解槽の導入口に接続され外部給水源からの被処理
水を電解槽に供給する供給管と、電解槽の導出口に接続
されるとともに流量調整弁及び流水センサを介装した注
出管とを備えていて、流量調整弁が開操作されたとき、
外部給水源の被処理水が供給管から電解槽を介して注出
管に向って流れるように構成されている。また、この電
解水生成装置は、流水センサが被処理水の流れを検出し
たときに電解槽の電極に電圧を印加して電解水を生成
し、流水センサが被処理水の流れを検出しなくなったと
きに電圧印加を停止して電解水の生成を停止するように
構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電解水生成装置においては、例えば操作者が誤って
流量調整弁を開けた後に直ちに閉じるような場合や、い
わゆるウオーターハンマーが発生した場合等に、流水セ
ンサが被処理水の流れを一瞬だけ検出する。このため、
電解水生成装置は電極に電圧を短期間だけ印加する。ま
た、操作者が注出されている電解水量を少なくしようと
して流量調整弁を調整している最中に、誤って流量制御
弁を全閉とした後に直ちに開ける場合には、流水センサ
が被処理水の流れを一瞬だけ検出しなくなる。このた
め、電解水生成装置は電極への電圧印加を短期間だけ停
止し、その後直ちに電圧印加を再開する。従って、従来
の電解水生成装置は、電極に対する電圧印加の開始・停
止(又は停止・開始)の回数が多くなり、電極寿命が短
くなったり、実際の被処理水の流れが無い状態で電圧が
印加されるために電解槽内のスケール付着量が増大して
電気分解能力が低下するという問題点を有していた。
【0004】
【発明の概要】本発明は、上記した問題点を、流水検出
手段の出力に短期間だけ現れる変化を事実上無視して電
圧印加状態又は電圧印加停止状態を継続することにより
解決する。具体的には、本発明に係る第1の電解水生成
装置は、一対の電極を有する電解槽を備え、前記電解槽
供給される被処理水を前記電極間に所定電圧を印加す
ることにより電気分解する電解水生成装置であり、当該
電解水生成装置は、 前記電解槽へ供給される被処理水
の流れを検出する流水検出手段と、前記電極間に所定電
圧を印加する電圧印加手段と、前記流水検出手段が前記
被処理水の流れを所定時間以上継続して検出した場合に
前記電圧印加手段を動作して前記電極間に所定電圧を印
加して電気分解を開始させる制御手段を備えていること
を特徴とするものである
【0005】本発明に係る第1の電解水生成装置によれ
ば、流水検出手段が被処理水の流れを所定時間以上継続
して検出した場合に、電極間への所定電圧の印加を開始
する。従って、供給手段が被処理水の流れを瞬間的に発
生した場合やウオータハンマーが発生した場合等に流水
検出手段が被処理水の流れを検出しても、電圧印加が開
始されることがない。これにより、電圧印加の開始・停
止の頻度が低減されて電極寿命の低下が防止され、スケ
ールの付着が抑制される。
【0006】本発明に係る第2の電解水生成装置は、い
わゆる先止め式又は元止め式と言われる流量調整のため
の手動式バルブを備えた電解水生成装置に関するもの
、具体的には、一対の電極を有する電解槽と、前記電
解槽に接続され外部給水源からの被処理水を前記電解槽
に連続的に供給する供給管と、前記電解槽に接続され前
記電解槽に供給された被処理水を外部に注出する注出管
と、前記供給管又は前記注出管に介装され前記供給管か
ら前記電解槽に供給される被処理水の流量を調整する手
動式バルブを備え、前記電解槽に供給される被処理水を
前記電極間に所定電圧を印加することにより電気分解す
る電解水生成装置であり、当該電解水生成装置は、前記
電解槽へ供給される被処理水の流れを検出する流水検出
手段と、前記電極間に所定電圧を印加する電圧印加手段
と、前記流水検出手段が前記被処理水の流れを所定時間
以上継続して検出した場合に前記電圧印加手段を動作し
て前記電極間に所定電圧を印加して電気分解を開始させ
る制御手段を備えていることを特徴とするものである
【0007】本発明に係る第2の電解水生成装置によれ
ば、流水検出手段が被処理水の流れを所定時間以上継続
して検出した場合に、電極間への所定電圧の印加を開始
する。従って、手動式バルブの誤操作やウオータハンマ
ー等により流水検出手段が被処理水の流れを短期間だけ
検出しても電圧印加が開始されることがない。このた
め、電圧印加の開始・停止の頻度が低減されて電極寿命
の低下が防止され、スケールの付着が抑制される。
【0008】本発明に係る第3の電解水生成装置は、一
対の電極を有する電解槽を備え、前記電解槽に供給され
る被処理水を前記電極間に所定電圧を印加することによ
り電気分解する電解水生成装置であり、当該電解水生成
装置は、 前記電解槽へ供給される被処理水の流れを検
出する流水検出手段と、前記電極間に所定電圧を印加す
る電圧印加手段と、同電圧印加手段による前記電極間へ
の所定電圧の印加中前記流水検出手段が前記被処理水の
流れを所定時間以上継続して検出しない場合に前記電圧
印加手段を非動作にして前記電極間への電圧印加を停止
して電気分解を停止させる制御手段を備えていることを
特徴とするものである。
【0009】本発明に係る第3の電解水生成装置によれ
ば、流水検出手段が被処理水の流れを所定時間以上継続
して検出しない場合に、電極間への所定電圧の印加を停
止して電解槽内での電気分解を停止する。従って、供給
手段が瞬間的に被処理水の供給を停止して流水検出手段
が被処理水の流れを短期間だけ検出しない状況において
も電圧印加が停止されることがない。このため、電圧印
加の停止・開始の頻度が低減されて電極寿命の低下が防
止される。
【0010】本発明に係る第4の電解水生成装置は、本
発明に係る第2の電解水生成装置の前提となる構成と同
様の先止め式、又は元止め式の電解水生成装置であり、
当該電解水生成装置は、前記電解槽へ供給される被処理
水の流れを検出する流水検出手段と、前記電極間に所定
電圧を印加する電圧印加手段と、同電圧印加手段による
前記電極間への所定電圧の印加中前記流水検出手段が前
記被処理水の流れを所定時間以上継続して検出しない場
合には前記電圧印加手段を非動作にして前記電極間への
電圧印加を停止して電気分解を停止させる制御手段を備
えていることを特徴とするものである
【0011】本発明に係る第4の電解水生成装置によれ
ば、流水検出手段が被処理水の流れを所定時間以上継続
して検出しない場合に、電極間への所定電圧の印加を停
止する。従って、手動式バルブの誤操作等により流水検
出手段が被処理水の流れを短期間だけ検出しなくなって
も電圧印加が停止されることがない。このため、電圧印
加の停止・開始の頻度が低減されて電極寿命の低下が防
止される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施形態を図
面に基づいて説明する。図1に示した本発明の電解水生
成装置Aは、電解槽10、一対の供給管21,22、一
対の導出管31,32、一対の注出管41,42、流路
切換弁50、一対の排水管61,62、一対の排水弁7
1,72、本体90、及び制御装置100等を備えてい
る。
【0013】電解槽10は本体90内に収容されてい
て、隔膜11にて区画される一対の電極室12,13に
それぞれ電極14,15を備えたそれ自体周知の流水式
電解槽である。両電極14,15は制御装置100と接
続されていて、制御装置100によって電極14から電
極15を正方向として直流電圧が印加される場合と、逆
方向(負方向)へ直流電圧が印加される場合と、及び直
流電圧が印加されない場合とに選択的に通電制御される
ようになっている。また、電解槽10は、隔膜11を挟
んで対向配置した導入口16,17及び導出口18,1
9を有している。各導入口16,17には各供給管2
1,22が接続され、各導出口18,19には各導出管
31,32が接続されている。
【0014】各供給管21,22は上流側において集合
し、本体90内にて減圧弁23を介装した給水管24に
接続されていて、給水管24を通して供給される被処理
水(水道水,原水)が略同量に分配されて電解槽10の
各電極室12,13にそれぞれ供給されるようになって
いる。尚、給水管24は、本体90外に配設した浄水器
25と元栓26を介して外部給水源である水道27に接
続されるとともに、本体90内に配設した安全弁(設定
圧以上で開くリリーフ弁)28を介して主排水管63に
接続されている。尚、減圧弁23及び安全弁28は必ず
しも必要ではない。
【0015】各導出管31,32は、電解槽10の各電
極室12,13にて生成されるアルカリ性水と酸性水を
それぞれ流路切換弁50に導出するものであり、本体9
0内にて電解槽10の導出口18,19と流路切換弁5
0の第1,第2流入ポート51a,51bとをそれぞれ
接続している。各注出管41,42は、アルカリ性水と
酸性水を流路切換弁50から本体90外の使用箇所にそ
れぞれ導くものであり、流路切換弁50の第1,第2流
出ポート52a,52bとそれぞれ接続されるとともに
本体90外に延出配置されて、先端部に手動操作される
ことにより各注出管41,42の流路断面積を変更する
各水栓(流量調整弁)43・44,45・46を備えて
いる。
【0016】流路切換弁50は、制御装置100に接続
・制御される電気モータ(図示省略)によって駆動され
て第1位置(図1の実線により示した状態)または第2
位置(図1の仮想線により示した状態)に切換えられて
各注出管41,42と各導出管31,32の接続接続を
切換えるように構成されている。流路切換弁50が第1
位置及び第2位置にあることは、位置検出センサ(図示
省略)によって検出され、制御装置100により認識さ
れるようになっている。尚、流路切換弁50が第1,第
2位置にある場合の電解槽10の導出管31,32及び
注出管41,42の接続状態をそれぞれ第1,第2接続
状態と呼ぶ。以上により、水栓43・44,45・46
が開操作されると、外部給水源である水道からの原水
(被処理水)が供給管24、供給管21,22、電解槽
10を介して導出管31,32、流路切換弁50及び注
出管41,42に向ってそれぞれの経路に従って流れる
(通水する)。
【0017】各排水管61,62は、本体90内にて流
路切換弁50と各水栓43・44,45・46間の各排
出管41,42にそれぞれ分岐接続されていて、主排水
管63に接続されている。各排水弁71,72は、各排
水管61,62にそれぞれ介装された常閉系の電磁開閉
弁であり、その開閉作動は制御装置100によって制御
されるようになっている。
【0018】各流水センサ81,82は、被処理水の通
流(電解槽10内における被処理水の流れ)を検出する
流水検出手段として機能するセンサであって、各供給管
21,22にそれぞれ設けられて管内の流水を検出する
もの(設定流量以上で「オン」作動し(Hi信号を発生
し)、設定流量以下で「オフ」作動する(Lo信号を発
生する)スイッチ)であり、その検出信号は制御回路1
00に入力されるようになっている。
【0019】制御装置100は、メインスイッチ10
1、切換手動スイッチ102、ランプ103、ブザー1
04等を備えるとともに、内部にマイクロコンピュータ
(図示省略)を含む制御回路を備えていて、図2,図3
及び図4のフローチャートに示したプログラムに従って
作動する。以下、制御回路によって達成される本電解水
生成装置Aの作動について説明する。
【0020】(1)流水センサフラグの操作 最初に、図4を参照しながら、第1流水センサとしての
流水センサ81、第2流水センサとしての流水センサ8
2の動作(出力)に基づいて操作されるフラグF1とフ
ラグF2の作動について、第1流水センサが「オフ」か
ら「オン」へと変化し、第2流水センサが「オン」状態
を継続している場合から説明する。フラグF1,F2
は、流水センサ81,82が電解槽10内の被処理水の
流れを瞬間的に検出した場合、又は流れを瞬間的に検出
しない場合において、これらの瞬間的な検出(出力変
化)を無視することにより、電極14,15への電圧印
加状態を変化させないようにする為のフラグである。
【0021】マイクロコンピュータは、所定の短時間毎
に時間割込みによって図4に示されたルーチン(フラグ
コントロールルーチン)の処理をステップ400から開
始してステップ405へと進み、第1流水センサが「オ
ン」であるか否かを判定する。現時点は、第1流水セン
サは「オフ」から「オン」へと変化した直後であるの
で、ステップ405を「Yes」と判定して、ステップ
410へと進む。ステップ410では、後述の第1オフ
タイマーTD1を「0」にクリアして、ステップ415
に進む。ステップ415では、第1オンタイマーTU1
を「1」だけ増大し、ステップ420へと進む。
【0022】マイクロコンピュータは、ステップ420
において第1オンタイマーTU1が第1基準オン時間T
ON1以上か否かを判定する。現時点では、第1オンタ
イマーTU1は小さいため、ステップ420にて「N
o」と判定してステップ505へ進み、第2流水センサ
が「オン」であるか否かを判定する。
【0023】第2流水センサは「オン」状態を継続して
いるので、マイクロコンピュータはステップ505を
「Yes」と判定し、ステップ510にて後述の第2オ
フタイマーTD2を「0」にクリアして、ステップ51
5に進む。ステップ515では、第2オンタイマーTU
2を「1」だけ増大し、ステップ520へと進む。
【0024】マイクロコンピュータは、ステップ520
において、第2オンタイマーTU2が第2基準オン時間
TON2以上か否かを判定する。第2流水センサは継続
して「オン」状態を保っているため、先のステップ51
5が繰返されていて、第2オンタイマーTU2が第2基
準オン時間TON2よりも大きくなっている。従って、
マイクロコンピュータはステップ520にて「Yes」
と判定してステップ525へと進み、ステップ525に
おいてフラグF2を「1」にセットし(但し、この場合
には、すでに「1」にセットされている)、ステップ5
95に進んで本ルーチンを一旦終了する。
【0025】その後、マイクロコンピュータは所定時間
毎に図4のルーチンを実行するので、ステップ415が
繰返し実行されて第1オンタイマーTU1が次第に増大
して、第1基準オン時間TON1以上となる。この状態
にてマイクロコンピュータがステップ420を実行する
と、同ステップを「Yes」と判定し、ステップ425
に進んでフラグF1に「1」をセットする。以上によ
り、マイクロコンピュータは、第1流水センサが「オ
フ」から「オン」へと変化し、その後第1基準オン時間
TON1以上「オン」状態を保った場合に、フラグF1
を「1」に設定する。
【0026】次に、第1流水センサが「オン」ら「オ
フ」へと変化し、第2流水センサが「オン」状態を継続
している場合について説明する。この場合、第1流水セ
ンサは「オフ」となっているので、マイクロコンピュー
タはステップ405を「No」と判定してステップ44
0へと進み、第1オンタイマーTU1を「0」にクリア
する。次いで、ステップ445に進んで第1オフタイマ
ーTD1を「1」だけ増大し、ステップ450へと進
む。
【0027】ステップ450においては、第1オフタイ
マーTD1が第1基準オフ時間TOF1以上か否かを判
定する。現時点では第1流水センサが「オン」から「オ
フ」へと変更になった直後であるので、第1オフタイマ
ーTD1は第1基準オフ時間TOF1より小さいため、
マイクロコンピュータはステップ450を「No」と判
定してステップ505へと進む。第2流水センサは「オ
ン」状態を継続しているので、マイクロコンピュータは
ステップ505,510,515,520,525及び
595を実行して本ルーチンを一旦終了する。
【0028】マイクロコンピュータは所定時間毎に図4
のルーチンを実行するので、ステップ445を繰返し実
行する。従って、第1オフタイマーTD1が次第に増大
して、第1基準オフ時間TOF1以上となる。この状態
にてマイクロコンピュータがステップ450を実行する
と、同ステップを「Yes」と判定し、ステップ455
に進んでフラグF1に「0」をセットする。以上によ
り、マイクロコンピュータは、第1流水センサが「オ
ン」から「オフ」へと変化し、その後第1基準オフ時間
TOF1以上「オフ」状態を保った場合に、フラグF1
を「0」に設定する。
【0029】次に、第1流水センサが「オフ」状態をし
ばらく継続してフラグF1が「0」となっている状況か
ら、第1流水センサが「オン」へと変化し、その直後に
再び「オフ」する場合について説明する。かかる状態
は、例えば操作者が誤って流量調整弁(水栓43・4
4)を開けた後に直ちに閉じるような場合や、いわゆる
ウオーターハンマーが発生した場合等に生ずる。
【0030】この場合、第1流水センサは瞬間だけ「オ
ン」となる。従って、マイクロコンピュータはステップ
405を「Yes」と判定して、ステップ410,41
5,420と進む。現時点では第1オンタイマーTU1
は第1基準オン時間TON1以上となっていないので
(第1流水センサが「オフ」のときに、TU1はステッ
プ440にて「0」にクリアされているため)、マイク
ロコンピュータはステップ425をスキップしてステッ
プ505以降に進む。その後、第1流水センサは短期間
だけ「オン」状態を保つので、ステップ415が繰返さ
れて第1オンタイマーTU1が増大するが、第1オンタ
イマーTU1が第1基準オン時間TON1を越えてマイ
クロコンピュータがステップ420にて「Yes」と判
定する前に、第1流水センサが「オフ」へと変化する。
第1流水センサが「オフ」となれば、マイクロコンピュ
ータはステップ405を「No」と判定してステップ4
40〜ステップ450(455)へと進むので、ステッ
プ425が実行されることはなく、従って、フラグF1
は「0」のまま維持されることになる。
【0031】次に、第1流水センサが「オン」状態をし
ばらく継続してフラグF1が「1」となっている状況か
ら、第1流水センサが「オフ」へと変化し、その直後に
再び「オン」する場合について説明する。かかる状態
は、例えば操作者が注出されている電解水(被処理水)
の流量を小さくするために、流量調整弁である水栓43
・44を絞り操作している場合に全閉してしまい、その
後直ちに開く場合等に発生する。
【0032】この場合、第1流水センサは瞬間だけ「オ
フ」となる。従って、マイクロコンピュータはステップ
405を「No」と判定して、ステップ440,44
5,450へと進む。現時点では第1オフタイマーTD
1は第1基準オフ時間TOF1以上となっていないの
で、マイクロコンピュータはステップ455をスキップ
してステップ505以降に進む。その後、第1流水セン
サは短期間だけ「オフ」状態を保つのでステップ445
が繰返されて第1オフタイマーTD1が増大する。しか
し、第1オフタイマーTD1が第1基準オフ時間TOF
1を越えてマイクロコンピュータがステップ450にて
「Yes」と判定する前に、第1流水センサが「オン」
へと変化する。第1流水センサが「オン」となれば、マ
イクロコンピュータはステップ405を「Yes」と判
定してステップ410〜ステップ420(425)へと
進むので、ステップ455が実行されることはなく、従
って、フラグF1は「1」のまま維持されることにな
る。
【0033】フラグF2については、フラグF1と同様
に動作する。即ち、第2流水センサが第2基準オン時間
TON2以上継続して「オン」状態を保ったときにフラ
グF2が「0」から「1」に変更され(ステップ50
5,510〜525参照)、第2流水センサが第2基準
オフ時間TOF2以上継続して「オフ」状態を保ったと
きにフラグF2が「1」から「0」に変更される(ステ
ップ505,540〜555参照)。
【0034】以上のように操作されるフラグF1,F2
が、以下に説明する電解水生成制御に使用される。尚、
第1,第2基準オン時間TON1,TON2は、ウオー
タハンマーや操作者の誤操作によって流水センサ81,
82が瞬間的な「オン」状態を継続する時間よりも所定
時間だけ長く設定してある。同様に、第1,第2基準オ
フ時間TOF1,TOF2は、操作者の誤操作によって
流水センサ81,82が瞬間的な「オフ」状態を継続す
る時間よりも所定時間だけ長く設定してある。また、本
実施形態では、第1,第2基準オン時間TON1,TO
N2は互いに等しく、第1,第2基準オフ時間TOF
1,TOF2も互いに等しく設定してある。
【0035】(2)電解水の注出 (2―1)両方の水栓が開かれた場合 先ず、操作者が、各水栓43・44,45・46を閉じ
た状態で元栓26を開けた後、アルカリ性水及び酸性水
の両方を注出するために水栓43・44の何れか一方
(又は両方)と、水栓45・46の何れか一方(又は両
方)の水栓を開けた場合について説明する。この場合、
原水が電解槽10に流れ込むので流水センサ81,82
の両方が「オフ」から「オン」へと変化する。一方、操
作者は制御装置100のメインスイッチ101を「オ
フ」から「オン」に変更する(又は、変更している)。
この時、マイクロコンピュータは図示しないイニシャル
ルーチンを実行し、各フラグF1,F2及びF(後述)
を共に「0」にクリアする。その後、マイクロコンピュ
ータは図2に示されたプログラムをステップ200から
開始してステップ205に進み、フラグF1,F2の何
れかが「1」となっているか否かを判定する。
【0036】マイクロコンピュータが初めてステップ2
05を処理する時点では、両流水センサ81,82は
「オン」となっているが、「オフ」から「オン」へと変
化してから第1基準オン時間TON1或は第2基準オン
時間TON2が経過していないので、フラグF1,F2
は共に「0」に維持されている。従って、マイクロコン
ピュータはステップ205にて「No」と判定し、フラ
グF1,F2の何れかがオンとなるまで同ステップ20
5を繰返し実行する。
【0037】所定の時間が経過して、フラグF1,F2
の何れかが「1」に変化する(実際には、ほぼ同時に
「1」へと変化する)と、マイクロコンピュータはステ
ップ205を「Yes」と判定してステップ210に進
み、ステップ210にて電極14,15間に正方向の直
流電圧を印加して原水の電気分解を開始した後、ステッ
プ215に進む。ステップ215では電解時間(電気分
解の継続時間)の計時を開始してステップ220に進
み、後述の待機時間の計時を開始した後にステップ22
5へと進む。
【0038】ステップ225では、前述のステップ20
5と同様に、フラグF1,F2の何れかが「1」となっ
ているか否かを判定する。この時点では、水栓43・4
4,45・46の状態に変更は生じていないので、マイ
クロコンピュータはステップ225を「Yes」と判定
しステップ230に進む。ステップ230では、フラグ
F1,F2が共に「1」となっているか否かを判定する
が、現時点においてはこれらのフラグは共に「1」に変
更されているため、同ステップ230においても「Ye
s」と判定し、ステップ235へと進む。
【0039】マイクロコンピュータはステップ235に
て電解時間が所定の時間T1以上となったか否かを判定
する。所定の時間T1(電極スケール基準時間T1)
は、電気分解によって電極14,15にスケールが付着
して電解能力の低下が始るまでの時間よりも短い時間で
あり、本実施形態では10分としている。現時点は電気
分解の開始直後であるので電解時間は所定の時間T1よ
りも小さく、マイクロコンピュータはステップ235を
「No」と判定して、ステップ225へと戻る。その
後、マイクロコンピュータは、電解時間が所定の時間T
1以上となるまでステップ225,230及びステップ
235を繰返し実行し、電解水生成装置は両水栓43・
44,45・46から酸性水,アルカリ性水を注出す
る。
【0040】所定の時間が経過して電解時間が所定の時
間T1以上となると、マイクロコンピュータはステップ
235にて「Yes」と判定してステップ240へ進ん
で待機時間の計時を一旦停止し、その後、ステップ24
5からステップ275により、流路切換弁50及び電極
14,15に対する直流電圧の印加方向の切換を実施し
て、電極14,15へのスケール付着に伴う電解能力の
低下を防止する処理を実行する。
【0041】具体的には、マイクロコンピュータはステ
ップ245にて電極14,15への直流電圧の印加を一
旦停止する。続いて、ステップ250に進んで排水弁7
1,72の両方を開き(開弁信号を出力)、ステップ2
55にて流路切換弁50(の電気モータ)に流路を切換
えるための切換信号を出力して、導出管31,32と注
出管41,42との接続状態を第1接続状態から第2接
続状態へと切換える。尚、同ステップ255において
は、同ステップ225実行前の接続状態が第2接続状態
であれば第1接続状態へと切換える。
【0042】マイクロコンピュータは、続くステップ2
60にて流路切換弁50の位置検出センサの検出信号を
モニターし、流路切換弁が正規の位置まで切換えられた
時点でステップ270へと進む。ステップ270におい
ては、排水弁71,72の両方に対し閉弁信号を送出し
て両弁を共に閉じ、ステップ275において電極14,
15に対する直流電圧の印加方向を正方向から負方向へ
と切換える。尚、同ステップ275の実行前の直流電圧
の印加方向(ステップ245実行直前の印加方向)が負
方向であれば、ステップ275にて正方向へと切換え
る。換言すれば、ステップ275は電圧印加方向を反転
(極正切換)するステップである。この後、マイクロコ
ンピュータはステップ210へと戻り、前述したステッ
プ210以降のステップを実行する。
【0043】ここまでの作動が、図5のタイムチャート
に示されている。即ち、電解水生成装置Aは、時刻t0
にて水栓43・44,45・46が共に開かれると、第
1,第2基準オン時間TON1,TON2だけ遅れた時
刻t1において、フラグF1,F2を「0」から「1」
に変更するとともに、電極14,15に対し電極14が
陽極、電極15が陰極となるように(正方向に)直流電
圧を印加する。その後所定時間T1が経過して時刻t2
に到ると、電極14,15への電圧印加を停止するとと
もに、流路切換弁50の電気モータを回転し、時刻t3
にて流路切換弁50の切換が終了するまでの間、両排水
弁71,72を開状態とする。
【0044】時刻t3の時点で流路切換弁50が切換動
作を終了すると、電解水生成装置Aは電極14が陰極、
電極15が陽極となるように(負方向に)直流電圧を印
加し、再び電気分解を開始する。その後、時刻t3から
所定時間T1が経過する時刻t4となると、時刻t2に
おける動作と同様の動作を実行し、流路切換弁50の切
換終了時である時刻t5以降、再び正方向の印加電圧に
て電気分解を再開する。こうして、流路切換弁50が切
換えられている期間を除き、注出管41からは常に酸性
水が、注出管42からは常にアルカリ性水が注出され
る。
【0045】次に、上記した水栓43・44の何れか一
方(又は両方)と、水栓45・46の何れか一方(又は
両方)の両水栓を開けた状態から、全ての水栓43・4
4,45・46を閉じた場合について説明する。この場
合には、水栓43・44,45・46が全て閉じられた
ために流水センサ81,82が共に「オフ」となる。従
って、第1基準オフ時間TOF1或は第2基準オフ時間
TOF2が経過すると、フラグF1,F2は共に「0」
に変更されるので、マイクロコンピュータは図2のステ
ップ225において「No」と判定しステップ280に
進む。
【0046】ステップ280では、電極14,15への
電圧印加を停止して電気分解を停止し、続いて、ステッ
プ285にて電解時間の計時を停止する。次に、マイク
ロコンピュータはステップ290にて待機時間の計時を
停止した後、ステップ205へと戻り、再びフラグF
1,F2の何れかが「1」に変更されたか否かのモニタ
ーを開始する。以上の動作により、電解水生成装置Aは
電気分解を停止して電解水の注出を停止する。
【0047】(2―2)一方の水栓のみが開かれた場合 次に、操作者が、酸性水のみを注出するために、水栓4
3・44の何れか又は両方を開き、水栓45・46を閉
じた場合について図2,3及び図6を用いて説明する。
尚、流路切換弁50が図1の実線状態(第1接続状態)
にある場合から説明する。
【0048】この場合においては、流水センサ81が
「オン」となるので、流水センサ81が「オン」となっ
てから第1基準オン時間TON1が経過するとフラグF
1が「1」に変化する。このため、マイクロコンピュー
タはステップ200に続くステップ205にて「Ye
s」と判定する。続いて、前述と同様にステップ21
0,215,220,225を実行して電極14,15
への電圧印加と電解時間及び待機時間の計測を開始した
後(図6の時刻t1参照)、フラグF1,F2が両方と
も「1」であるか否かを判定するステップ230に進
む。
【0049】現時点では、水栓43・44が「開」、水
栓45・46が「閉」、及び排水弁71,72が共に
「閉」の状態であるので、流水センサ81は「オン」と
なっているが、流水センサ82は「オフ」となってい
る。このため、フラグF1は「1」であり、フラグF2
は「0」となっている。従って、マイクロコンピュータ
はステップ230を「No」と判定して、ステップ29
5に進む。
【0050】ステップ295は、フラグF1,F2のう
ち「1」となっているフラグを第1流水センサフラグ
と、「0」となっているフラグを第2流水センサフラグ
と認識し、水栓が開かれている注出管に分岐接続されて
いる排水管61,62の一に介装されている排水弁を第
1排水弁と、水栓が閉じられている注出管に分岐接続さ
れている他の排水管に介装されている排水弁を第2排水
弁と認識するステップである。従って、現状況下におい
ては、マイクロコンピュータは、フラグF1,F2をそ
れぞれ第1,第2流水センサフラグと認識し、また排水
弁71,72をそれぞれ第1,第2排水弁として認識す
る。
【0051】次いでマイクロコンピュータは、図3に示
されたステップ305に進んで、待機時間が基準待機時
間TA以上となったか否かを判定する。待機時間の計時
は先のステップ220で開始されたばかりであるので、
現時点ではマイクロコンピュータはステップ305にて
「No」と判定し、ステップ310に進んで電解時間が
所定の時間T1以上となったか否かを判定(ステップ2
35と同一処理)する。現時点は、電気分解を開始した
直後であるので、マイクロコンピュータはステップ31
0を「No」と判定し、図2のステップ225へと戻
る。以降、ステップ305又はステップ310にて「Y
es」と判定されるまで、ステップ225,230,2
95,305,310が繰返し実行される。従って、両
排水弁71,72は閉じられた状態を保ち、また注出管
41から酸性水のみが注出され続ける。
【0052】ところで、前述した基準待機時間TAは、
水栓43・44,45・46の何れか一方は閉じられて
いるが他方が開かれているために電気分解が開始され、
しかも両排水弁71,72が閉じられているために、開
かれた水栓と連通していない側の電極室内に滞留した原
水(電解水)にガスの気泡化が発生し電解電流の妨げと
なったり、滞留した原水が注出された場合にpH値が過
大又は過小である状態となるのに要する時間より若干短
い時間(本実施形態の基準待機時間TAは10秒)に設
定する。この基準待機時間TAは、電極へのスケール付
着による電気分解能力低下に要する時間と略等しく選ば
れる所定の時間T1に比べて十分に短い。
【0053】従って、マイクロコンピュータは、ステッ
プ310での「Yes」判定に先立ちステップ305に
て「Yes」と判定して、ステップ315へと進む。マ
イクロコンピュータは、ステップ315において待機時
間の計時を停止し、ステップ320に進んで第2排水弁
(この場合には排水弁72)を開くように第2排水弁開
弁信号を出力する(図6の時刻t2参照)。これによ
り、電極室13内に滞留していた原水(電解水)が新た
な原水(電解水)によって希釈化されるとともに、排水
管62を介して排水される。
【0054】次いでマイクロコンピュータはステップ3
25に進み、第2流水センサフラグ(この場合にはフラ
グF2)が「オン」となったか否かを判定する。現時点
では、第2排水弁(排水弁72)が開かれた直後である
ので、第2流水センサは「オフ」を保つので第2流水セ
ンサフラグは「0」のままであり、従ってマイクロコン
ピュータはステップ325にて「No」と判定してステ
ップ330へと進む。ステップ330は後述する故障検
出時間の計時をコントロールするフラグFが「1」であ
るか否かを判定するステップである。フラグFはイニシ
ャルルーチンにて「0」にセットされているため、マイ
クロコンピュータはステップ330を「No」と判定し
てステップ335に進み、故障検出時間の計時を開始す
る。
【0055】次いで、マイクロコンピュータはステップ
340にてフラグFを「1」にセットし、ステップ34
5にて故障検出時間が基準故障検出時間TF以上か否か
を判定する。現時点は、故障検出時間の計時開始直後で
あるので、マイクロコンピュータはステップ345を
「No」と判定してステップ325へ戻り、以降はステ
ップ325にて「Yes」と判定するか、ステップ34
5にて「Yes」と判定するまで、ステップ325,3
30,345を繰返して実行する。
【0056】ところで、基準故障検出時間TFは第2排
水弁を開弁してから、対応する流水センサの何れかが
「オフ」から「オン」へと変化し、しかもその時点から
対応する第2流水センサフラグが「0」から「1」へと
変化するに必要な時間よりも若干大きい値(バラツキを
考慮)に選ばれている。尚、排水弁の開弁に対して流水
センサの変化が遅れるのは、排水弁から流水センサまで
の各管路、流路切換弁50及び電解槽10の容積に基づ
いて水流に遅れが発生するからである。従って、故障が
発生していない通常の場合には、故障検出時間が基準故
障検出時間TF以上となる前に、第2流水センサフラグ
が「1」へと変化するため、マイクロコンピュータはス
テップ325にて「Yes」と判定してステップ350
へと進む。
【0057】マイクロコンピュータは、ステップ350
にて先に使用したフラグFを「0」にクリアした後、ス
テップ355に進んで強制排水時間の計時を開始する。
即ち、先のステップ320にて第2排水弁が開弁され、
しかもステップ325にて第2流水センサフラグの
「1」が確認できたという「強制排水状態」の継続時間
の計測を開始する。
【0058】次いで、マイクロコンピュータはステップ
360に進んで強制排水時間が基準強制排水時間TB以
上となったか否かを判定する。第2流水センサフラグが
「1」に変更となった直後では強制排水時間は基準強制
排水時間TBよりも小さいので、マイクロコンピュータ
はステップ365に進んで、第1流水センサフラグが
「1」か否かを判定する。即ち、水栓43・44のみが
開かれている状態(単独注出状態)が継続しているか否
かを判定する。
【0059】水栓43・44,45・46の状態は現時
点では変更されていないので、マイクロコンピュータは
ステップ365にて「Yes」と判定してステップ37
0へと進み、電解時間が所定の時間T1以上となったか
否かを判定(ステップ235と同一処理)する。現時点
は、電気分解を開始した直後であるので、マイクロコン
ピュータはステップ370を「No」と判定し、ステッ
プ360へと戻る。以降、マイクロコンピュータはステ
ップ360にて「Yes」、ステップ365にて「N
o」、又はステップ370にて「Yes」と判定するま
で、これらのステップを繰返し実行する。
【0060】ところで、基準強制排水時間TBは、ガス
の気泡化が発生して電解電流の妨げとなったり、注出さ
れた場合にpH値が過大又は過小である状態となるおそ
れのあった電極室内に滞留していた原水(電解水)を排
水するのに必要な時間となるように決められている。こ
の基準強制排水時間TBは、前述の所定の時間T1に比
べて十分に短く、本実施形態では20秒である。
【0061】従って、水栓43・44,45・46の状
態を変更せずに所定の時間が経過すると、強制排水時間
が基準強制排水時間TB以上となるので、マイクロコン
ピュータはステップ360を「Yes」と判定してステ
ップ375へと進み、強制排水時間の計時を停止する。
次いで、マイクロコンピュータはステップ380におい
て第2排水弁(排水弁72)を閉じるために閉弁信号を
出力し(図6の時刻t3参照)、ステップ385へと進
む。ステップ385では電解時間が所定の時間T1以上
となったか否かを再度判定(ステップ235と同一処
理)する。マイクロコンピュータは、殆どの場合におい
てステップ385を「No」と判定し(「Yes」と判
定する場合は後述する)、図2のステップ220へと戻
る。マイクロコンピュータは、以降、水栓43・44,
45・46の状態が変更されなければ、ステップ220
にて待機時間の計時を開始し、基準待機時間TA経過後
に第2排水弁(排水弁72)を開き(ステップ32
0)、更に基準強制排水時間TB経過後に同弁を閉じる
(ステップ380)動作を繰返し実行する。
【0062】次に、水栓43・44のみが開かれている
状態において、電解時間が所定の時間T1を越えて、電
極14,15への電圧印加方向を切換える際の作動につ
いて説明する。前述したように、電解時間の計時はステ
ップ215にて開始される。また、マイクロコンピュー
タは、ステップ310,370又はステップ385にお
いて電解時間が所定の時間T1以上となったか否かをモ
ニターしていて、これらのうち何れかのステップにおい
て電解時間が所定の時間T1以上であると判定すると、
ステップ245へと進み、前述したステップ245から
ステップ275までの処理を実行して電圧印加方向と流
路切換弁50による接続状態を切換えた後にステップ2
10へと戻る。
【0063】以上によって、水栓43・44の何れか一
方或は両方、又は水栓45・46の何れか一方或は両方
の何れか一側の水栓のみが開かれている場合において、
排水弁がどのような状態に制御されていても、即ち、第
2排水弁が基準待機時間TA内にあるために閉じられて
いようと、また第2排水弁が基準強制排水時間TB内に
あるために開かれていようと、両排水弁71,72はス
テップ250において共に強制的に開かれ、同時に電圧
印加が停止され(ステップ245)てから、流路切換弁
50が切換えられる(ステップ255)。この作動が図
6の時刻t10〜t11及び時刻t21〜t22に示さ
れている。
【0064】即ち、アルカリ性水又は酸性水の何れか一
方のみが注出され、他方が間欠的に排水されている状況
下にあっても、所定の印加方向の直流電圧によって電気
分解した時間の累積が所定の時間T1以上となったとき
には、強制的に全ての排水弁(排水弁71,72)を開
弁して、流路切換弁50の流路切換と電圧印加方向の反
転を行い、電極の電解水生成能力の低下を防止する。
尚、この切換制御後は、切換制御前の排水弁71,72
の状態(待機時間,強制排水時間)に拘らず、待機時間
の計時を最初から開始するようにしている(ステップ3
10,370,385の後に実行されるステップ21
0,215に続くステップ220参照)。
【0065】次に、水栓43・44のみが開かれている
状態において、同水栓43・44が閉じられた場合につ
いて説明する。水栓43・44のみが開かれている状態
において、第2排水弁が閉じられている期間(基準待機
時間TA内)においては、マイクロコンピュータはステ
ップ225,230,295,305,310を繰返し
実行している。従って、この期間内に水栓43・44が
閉じられると、マイクロコンピュータはステップ225
にて「No」と判定し(両流水センサフラグとも「0」
になるため)、ステップ280,285,290にて電
解水の生成を停止する。尚、この状態では第1,第2排
水弁は両方とも閉じられているので、両排水弁に対して
は指示を変更する必要がない。
【0066】一方、水栓43・44のみが開かれている
状態において、第2排水弁が開かれている期間(基準強
制排水時間TB内)においては、マイクロコンピュータ
はステップ360,365,370を繰返し実行してい
る。従って、この期間内に水栓43・44が閉じられる
と第1流水センサフラグが「0」となるため、マイクロ
コンピュータはステップ365にて「No」と判定し、
ステップ375へと進んで強制排水時間の計時を停止
し、続くステップ380にて第2排水弁を閉じる。続い
て、マイクロコンピュータはステップ385,220,
225と進み、ステップ225にて「No」と判定し
(両流水センサフラグとも「0」になるため)、ステッ
プ280,285,290にて電解水の生成を停止す
る。以上によって、単独注水状態から注水停止状態へと
移行するときには、間欠的な強制排水動作を停止して両
排水弁を閉じた状態に保つ。
【0067】次に、水栓43・44のみが開かれている
状態において排水弁72に故障が発生した場合又は排水
管62とその上流の注出管42に詰りが発生した場合に
ついて説明する。この場合、ステップ320において第
2排水弁(排水弁72)を開弁した後も第2流水センサ
82が「オン」とはならず、従って第2流水センサフラ
グも「1」とはならない。従って、マイクロコンピュー
タがステップ325〜345を繰返して実行して所定の
時間が経過すると、ステップ335で計時を開始した故
障検出時間が基準故障検出時間TFを上回り、ステップ
345にて「Yes」と判定する。
【0068】マイクロコンピュータはステップ345に
て「Yes」と判定すると、ステップ390に進んで第
2排水弁(排水弁72)の故障(閉じたまま開かな
い)、又は排水管62とその上流の注出管42に詰りが
発生していると判定して、ブザー104を鳴らして異常
状態の発生を知らせる(ブザーに代えて、又はブザーに
加えて、警告用のランプを点灯してもよい)。
【0069】以上は水栓43・44のみが開かれた場合
について説明したが、水栓45・46のみが開かれた場
合も同様に作動する。即ち、この場合は図2のステップ
295においてフラグF1,F2をそれぞれ第2,第1
流水センサフラグと、排水弁71,72をそれぞれ第
2,第1排水弁と認識する点で異なるのみで、他はこの
認識に従って、水栓43・44のみが開かれている場合
と全く同様に作動する。
【0070】以上説明したように、本実施形態において
は、ステップ205とフラグF1,F2の作用によっ
て、流水センサ81,82が「オフ」から「オン」に変
化しても、直ちに電圧を電極に印加して電気分解を開始
せず、第1,第2基準オン時間TON1,TON2だけ
遅れて電気分解を開始する。
【0071】また、流水センサ81,82の出力が「オ
ン」から「オフ」に変化しても、ステップ225とフラ
グF1,F2の作用によって、直ちに電極への電圧印加
を停止して電気分解を停止することがなく、第1,第2
基準オフ時間TOF1,TOF2だけ遅れて電圧印加を
停止する。これにより、水栓43・44,45・46の
誤操作に伴って、短期間だけ電圧を印加する頻度、或
は、短期間だけ電圧印加を停止してしまう頻度が低減さ
れて、電極寿命を低下してしまうことを未然に防止する
ことができる。
【0072】また、本電解水生成装置においては、水栓
43・44,45・46の誤操作に対して、これを電極
への電圧印加・電圧印加停止としてそのまま反映しない
ようにするため、流水センサ81,82の「オン」作動
する流量を高く設定する必要もなくなるので、極少量の
電解水の連続注出が可能となるという利点を有してい
る。
【0073】尚、本実施形態について、種々の変形が可
能である。例えば、本実施形態の流水センサ81,82
は設定流量以上にて「オン」するタイプのセンサとして
説明したが、流量を検出する流量センサであってもよ
い。この場合には、流量センサ出力と設定流量を比較し
て、所定流量以上にて「オン」と判断し、以下にて「オ
フ」と判断するステップを図4のステップ400とステ
ップ405間に挿入する。また、本発明は、流水センサ
が注出管41,42又は電極10内に取付けられた電解
水生成装置、供給管21,22にそれぞれ一つずつ水栓
を設けた「元止め式」の電解水生成装置、酸性水とアル
カリ性水を常に同時に注出してそれぞれ単独で注出する
必要がない場合にあっては、水栓43・44,45・4
6を給水管24に一つにまとめて取付けた電解水生成装
置にも適用可能である。尚、これらの水栓は、手動式で
あってもよいし、電動式モータや電磁バルブ等のように
使用者によって操作されるスイッチの信号に応じて電気
的に制御されて開閉されるものでも良い。
【0074】更に、上記した第1,第2基準オン時間T
ON1,TON2は、互いに等しくてもよいし、流水セ
ンサ81,82の特性や電解水生成装置の特性に応じて
異なるように設定してもよい。第1,第2基準オフ時間
TOF1,TOF2についても同様である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の電解水生成装置の概略図である。
【図2】 図1に示した制御装置内のマイクロコンピュ
ータが実行するプログラムを示すフローチャートであ
る。
【図3】 図1に示した制御装置内のマイクロコンピュ
ータが実行するプログラムを示すフローチャートであ
る。
【図4】 図1に示した制御装置内のマイクロコンピュ
ータが実行する断水復帰検出のためのプログラムを示す
フローチャートである。
【図5】 図1に示した電解水生成装置の作動を示すタ
イムチャートである。。
【図6】 図1に示した電解水生成装置の作動を示すタ
イムチャートである。
【符号の説明】
10…電解槽、11…隔膜、12,13…電極、24…
給水管、41,42…注出管、43・44,45・46
…水栓、50…流路切換弁、61,62…排水管、7
1,72…排水弁、81,82…流水センサ、100…
制御回路、103…ランプ、104…ブザー

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の電極を有する電解槽を備え、前記電
    解槽に供給される被処理水を前記電極間に所定電圧を印
    加することにより電気分解する電解水生成装置であり、
    当該電解水生成装置は、前記電解槽へ供給される被処理
    水の流れを検出する流水検出手段と、前記電極間に所定
    電圧を印加する電圧印加手段と、前記流水検出手段が前
    記被処理水の流れを所定時間以上継続して検出した場合
    に前記電圧印加手段を動作して前記電極間に所定電圧を
    印加して電気分解を開始させる制御手段を備えている
    とを特徴とする電解水生成装置。
  2. 【請求項2】一対の電極を有する電解槽と、前記電解槽
    に接続され外部給水源からの被処理水を前記電解槽に連
    続的に供給する供給管と、前記電解槽に接続され前記電
    解槽に供給された被処理水を外部に注出する注出管と、
    前記供給管又は前記注出管に介装され前記供給管から前
    記電解槽に供給される被処理水の流量を調整する手動式
    バルブを備え、前記電解槽に供給される被処理水を前記
    電極間に所定電圧を印加することにより電気分解する電
    解水生成装置であり、当該電解水生成装置は、前記電解
    槽へ供給される被処理水の流れを検出する流水検出手段
    と、前記電極間に所定電圧を印加する電圧印加手段と、
    前記流水検出手段が前記被処理水の流れを所定時間以上
    継続して検出した場合に前記電圧印加手段を動作して前
    記電極間に所定電圧を印加して電気分解を開始させる制
    御手段を備えていることを特徴とする電解水生成装置。
  3. 【請求項3】一対の電極を有する電解槽を備え、前記電
    解槽に供給される被処理水を前記電極間に所定電圧を印
    加することにより電気分解する電解水生成装置であり、
    当該電解水生成装置は、前記電解槽へ供給される被処理
    水の流れを検出する流水検出手段と、前記電極間に所定
    電圧を印加する電圧印加手段と、同電圧印加手段による
    前記電極間への所定電圧の印加中前記流水検出手段が前
    記被処理水の流れを所定時間以上継続して検出しない場
    合に前記電圧印加手段を非動作にして前記電極間への電
    圧印加を停止して電気分解を停止させる制御手段を備え
    ていることを特徴とする電解水生成装置。
  4. 【請求項4】一対の電極を有する電解槽と、前記電解槽
    に接続され外部給水源からの被処理水を前記電解槽に連
    続的に供給する供給管と、前記電解槽に接続され前記電
    解槽に供給された被処理水を外部に注出する注出管と、
    前記供給管又は前記注出管に介装され前記供給管から前
    記電解槽に供給される被処理水の流量を調整する手動式
    バルブを備え、前記電解槽に供給される被処理水を前記
    電極間に所定電圧を印加することにより電気分解する電
    解水生成装置であり、当該電解水生成装置は、前記電解
    槽へ供給される被処理水の流れを検出する流水検出手段
    と、前記電極間に所定電圧を印加する電圧印加手段と、
    同電圧印加手段による前記電極間への所定電圧の印加中
    前記流水検出手段が前記被処理水の流れを所定時間以上
    継続して検出しない場合には前記電圧印加手段を非動作
    にして前記電極間への電圧印加を停止して電気分解を停
    止させる制御手段を備えていることを特徴とする電解水
    生成装置。
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