JP3442413B2 - 移動通信制御方法、移動通信制御装置およびノード - Google Patents

移動通信制御方法、移動通信制御装置およびノード

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JP3442413B2
JP3442413B2 JP02350692A JP2350692A JP3442413B2 JP 3442413 B2 JP3442413 B2 JP 3442413B2 JP 02350692 A JP02350692 A JP 02350692A JP 2350692 A JP2350692 A JP 2350692A JP 3442413 B2 JP3442413 B2 JP 3442413B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は、ネットワーク間をア
ドレスの変更を伴って移動するノードとの通信を行なう
移動通信制御方式(すなわち方法)と装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、通信制御装置は通信したい相手ノ
ードが移動することは想定しておらず、相手ノードが他
のネットワークに移動しても、人手などによって位置情
報が更新されるまでは移動前のアドレス宛に送り続ける
ため、相手ノードにパケットが届かない。
【0003】以下図面を参照しながら、上記した従来の
ノード移動時の通信の一例について説明する。図12
は、ノードが移動した場合に通信ができなくなる場合を
示すものである。移動ノードはネットワークAに接続さ
れている場合はアドレスαを、ネットワークBに接続さ
れている場合はアドレスβを持つ。移動ノードがネット
ワークAからネットワークBへ移動したとする。ノード
Xは移動ノードの新しいアドレスであるアドレスβを知
る前は、移動ノードと通信するためアドレスαを指定し
たパケットを送出し、送信エラーが発生する。ノードX
が移動ノードの新しいアドレスを知った後は、アドレス
βを指定したパケットを送出できるため、移動ノードと
正常に通信することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】(1)課題1 上記のような従来の方式では、前述の通り、通信相手の
ノードが移動してもパケットを元の古いアドレス宛に送
出し続けるために、相手ノードにパケットが届かないと
いう問題点を有していた。
【0005】(2)課題2 更に、移動するノードと移動の前後で連続して通信した
いノードにとっては、移動ノードからのパケットを受信
することができるだけでは十分でない。すなわち、移動
ノードの移動前のアドレスを送信元としたパケットでな
ければ移動前から通信していた相手であると認識するこ
とができないという問題点を有している。
【0006】(3)課題3 更に、移動ノードが移動を多段階に繰り返すような場合
には移動ノードの最新のアドレス情報が迅速に伝搬され
なければ、その移動ノードと通信しようとする他のノー
ドが長時間にわたって旧アドレス宛にパケットを送り続
け、従って大量のパケットが失われる場合があるという
問題点を有している。
【0007】本発明は上記問題点に鑑み、通信相手のノ
ードが移動しても、パケットの送信先を迅速にその移動
に対応して変更することによって、正しく目的のノード
によって受信されることを可能にする移動通信制御方法
と移動通信制御装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】(1)手段1 上記
の課題1を解決するための本発明は、ネットワーク間を
移動する第1のノードのアドレスが移動前と移動後とで
変化する場合に、第2のノードが前記1のノードにパケ
ットを送信する移動通信制御方法であって、前記第2の
ノードは、前記1のノード、または前記1のノードの移
動前アドレスが属するネットワークに直接接続されたゲ
ートウェイから移動前と移動後のアドレスの対応を受信
する工程と、前記アドレスの対応を保持する工程と、前
記アドレスの対応に基づいて移動前の前記第1のノード
のアドレス宛のパケットを移動後のアドレス宛のパケッ
トに変換する工程と、前記変換を施したパケットを送出
する工程とを有する
【0009】(2)手段2 上記の課題2を解決する
ための本発明の移動通信制御方法は、移動した第1のノ
ード宛にパケットを送信しようとする第2のノードによ
り、前記第1のノードの移動前と移動後のアドレスの対
応に基づいて第1のノードの移動前のアドレス宛のパケ
ットを移動後のアドレス宛のマーク付けされたパケット
に変換する工程と、前記マーク付きパケットに変換前の
送信先アドレスを付加する工程と、前記マーク付きパケ
ットを送出する工程とを行い、前記第1のノードが前記
マーク付きパケットを受信する場合に、前記第1のノー
ドにより、前記マーク付きパケットから変換前のパケッ
トを復元する工程と、復元されたパケットの送信先アド
レスを前記マーク付きパケットに付加されている変換前
の送信先アドレスに戻す工程とを行ない、前記第1のノ
ードにより、前記第1のノードが前記マーク付きパケッ
トの応答として前記第2のノードにパケットを送信しよ
うとする場合には、前記受信したパケット内の変換前送
信先アドレスを変換前送信元アドレスとして付加すると
ともに、マーク付きパケットとして送出する工程を行
い、前記第1のノードにより、前記第1のノードが移動
を行なう前から通信していたノード宛にパケットを送信
しようとする場合には、第1のノード自身が保持する移
動前と移動後のアドレスの対応のうち相手ノードが当該
第1のノードのアドレスとして使用しているアドレスを
送信元アドレスとするパケットを移動後のアドレス発の
パケットに変換するとともに、変換前の送信元アドレス
を付加し、マーク付きパケットとして送出する工程を行
い、前記マーク付きパケットの送信先である前記第2の
ノードが前記マーク付きパケットを受信する場合に、前
記第2のノードにより、前記マーク付きパケットから変
換前のパケットを復元する工程と、復元されたパケット
の送信元アドレスを前記マーク付きパケットに付加され
ている変換前の送信元アドレスに戻す工程とを行なう方
である。
【0010】(3)手段3 上記の課題3を解決する
ための本発明の移動通信制御方法は、移動ノードである
第1のノードにより、第1のノード自身のすべての移動
前アドレスと現在のアドレスを保持する工程と、第1の
ノードの移動前と移動後のアドレスの対応と初回の移動
でなければ前回の移動における移動前アドレスとの組と
を、第1のノードの移動前アドレスが属するネットワー
クに直接接続されたゲートウェイに送信する工程とを行
い、前記ゲートウェイにより、前記アドレスの組を受信
する工程と、受信した移動前と移動後のアドレスの対応
のうち移動前アドレスに一致する移動前アドレスを持つ
アドレスの組を保持していない場合にそのアドレスの組
を保持する工程と、既に前記アドレスの組を保持してい
る場合には、受信したアドレスの組の移動前アドレス
が、保持しているアドレスの組の移動後アドレスに一致
するとき、保持しているアドレスの組の移動後アドレス
を受信したアドレスの組の移動後アドレスに置き換える
工程と、前記置き換え後のアドレスの対応を、当該置き
換えたアドレスの対応が属する組にある前回の移動前ア
ドレスが属するネットワークに直接接続されるゲートウ
ェイに送信する工程とを行なう移動通信制御方法であ
る。
【0011】(4)手段4 本発明の移動通信制御
は、手段3を更に補って、第1のノードにより、第1
のノード自身の移動前と移動後のアドレスの対応を、移
動前アドレスが属するネットワークに直接接続されたす
べてのノードに送信する工程を行い、前記対応を受信す
るノードにより、当該ノードが既に保持しているアドレ
スの対応の移動後アドレスが、受信したアドレスの対応
の移動前アドレスに一致する場合に、保持しているアド
レスの対応の移動後アドレスを、受信したアドレスの対
応の移動後アドレスに置き換える工程を行なう方法であ
る。
【0012】(5)手段5 本発明の移動通信制御方法
は、手段3を更に補って、ゲートウェイにより、置き換
え後のアドレスの対応を、当該置き換えたアドレスの対
応が属する組にある前回の移動前アドレスが属するネッ
トワークに直接接続されたすべてのノードに送信する工
程を行い、前記対応を受信するノードにより、当該ノー
ドが既に保持しているアドレスの対応の移動後アドレス
が、受信したアドレスの対応の移動前アドレスに一致す
る場合に、保持しているアドレスの対応の移動後アドレ
スを受信したアドレスの対応の移動後アドレスに置き換
える工程を行なう方法である。
【0013】(6)手段6 本発明の移動通信制御装置
は手段1の移動通信制御方法を具現化したもので、ネッ
トワーク間を移動する移動ノードのアドレスが移動前と
移動後とで変化する場合に、前記移動ノードにパケット
を送信する一般ノードは、前記移動ノード、または前記
移動ノードの移動前アドレスが属するネットワークに直
接接続されたゲートウェイから移動前と移動後のアドレ
スの対応を受信する受信手段と、前記アドレスの対応を
保持する保持手段と、前記アドレスの対応に基づいて移
動ノードの移動前のアドレス宛のパケットを移動後のア
ドレス宛のパケットに変換する変換手段と、前記変換を
施したパケットを送出する送出手段とを備えている。
【0014】(7)手段7 本発明の移動通信制御装置
は手段2の移動通信制御方法を具現化したもので、移動
ノードの移動前と移動後のアドレスの対応に基づいて移
動ノードの移動前のアドレス宛のパケットを移動後のア
ドレス宛のマーク付けされたパケットに変換する変換手
段と、前記マーク付きパケットに変換前の送信先アドレ
スを付加する付加手段と、前記マーク付きパケットを送
出する送出手段と、通信相手の移動ノードによって送信
元アドレスが移動前アドレスから移動後アドレスに変換
され変換前の送信元アドレスが付加されたマーク付きパ
ケットを受信する場合に、前記マーク付きパケットから
変換前のパケットを復元する復元手段と、復元されたパ
ケットの送信元アドレスを前記マーク付きパケットに付
加されている変換前の送信元アドレスに戻す手段とを備
えている一般ノード用移動通信制御部と、移動ノード
が、通信相手ノードによって送信先アドレスを移動前ア
ドレスから移動後アドレスに変換され変換前の送信先ア
ドレスが付加されたマーク付きパケットを受信する場合
に、前記マーク付きパケットから変換前のパケットを復
元する復元手段と、復元されたパケットの送信先アドレ
スを前記マーク付きパケットに付加されている変換前の
送信先アドレスに戻す手段と、前記マーク付きパケット
の応答としてその送信元にパケットを送信しようとする
場合には、前記受信したパケット内の変換前送信先アド
レスを送信元アドレスとし、移動を行なう前から通信し
ていたノード宛にパケットを送信しようとする場合に
は、移動ノード自身が保持する移動前と移動後のアドレ
スの対応のうち相手ノードが該移動ノードのアドレスと
して使用している移動ノードのアドレスを送信元アドレ
スとするパケットを移動後のアドレス発のマーク付けさ
れたパケットに変換する変換手段と、前記マーク付きパ
ケットに変換前の送信元アドレスを付加する付加手段
と、前記マーク付きパケットを送出する送出手段を備え
ている移動ノード用移動通信制御部とから構成される。
【0015】(8)手段8 本発明の移動通信制御装置
は手段3の移動通信制御方法を具現化したもので、移動
ノードの移動前と移動後のアドレスの対応と移動ノード
の移動が初回の移動でなければ前回の移動における移動
前アドレスとの組を受信する受信手段と、受信した移動
前と移動後のアドレスの対応のうち移動前アドレスに一
致する移動前アドレスを持つアドレスの組を保持してい
ない場合に当該アドレスの対応を保持する保持手段と、
既に前記アドレスの組を保持している場合には、受信し
たアドレスの組の移動前アドレスが、保持しているアド
レスの組の移動後アドレスに一致するとき、保持してい
るアドレスの組の移動後アドレスを受信したアドレスの
組の移動後アドレスに置き換える置換手段と、前記置き
換え後のアドレスの対応を保持しているアドレスの組の
前回の移動前アドレスが属するネットワークに直接接続
されたゲートウェイに送信する送信手段とを備えている
ゲートウェイ用移動通信制御部と、移動ノードが、自身
の移動前と移動後のアドレスの対応と初回の移動でなけ
れば前回の移動における移動前アドレスとの組を保持す
る保持手段と、前記アドレスの組を、当該アドレスの組
にある前回の移動前アドレスが属するネットワークに直
接接続されたゲートウェイに送信する送信手段とを備え
ている移動ノード用移動通信制御部とから構成される。
【0016】
【作用】(1)作用1 本発明は上記した手段1によって、移動する第1のノー
ドと通信する第2のノードは、通信相手の第1のノード
が移動してアドレスが変更されても第1のノードの移動
前アドレスと移動後アドレスの対応を保持しているノー
ドからアドレスの対応を受信し保持することによって、
前記対応に基づいて第1のノードの移動前のアドレス宛
のパケットを移動後のアドレス宛のパケットに変換して
送出することとなり、移動した第1のノードによってパ
ケットが受信されることとなる。
【0017】また、移動した第1のノードの移動前アド
レスが属するネットワークに直接接続されたゲートウェ
イは、第1のノードの移動前と移動後のアドレスの対応
を受信し保持することによって、第1のノードの移動前
アドレス宛に送出されたパケットが前記ゲートウェイを
経由しようとする際に、既に存在しない第1のノード宛
のパケットであることを検出することが可能となり、第
1のノードの移動前アドレス宛のパケットの送信元ノー
ドに対して第1のノードの移動前と移動後のアドレスの
対応を送信することとなる。これによって、第1のノー
ドの移動前アドレス宛のパケットの送信元ノードは第1
のノードの新しいアドレスを知ることができる。
【0018】(2)作用2 本発明は上記した手段2によって、第1のノードの移動
前から移動後にかけて通信し続けようとする第2のノー
ドは、第1のノードの移動後も移動前アドレスを送信元
アドレスとするパケットを得ることができる。これによ
って、第1のノードが移動しても、第1のノードからの
パケットの送信元アドレスが移動前アドレスで統一され
ることとなり、第1のノードと通信する第2のノードは
移動の前後で第1のノードと連続した通信を行なうこと
ができる。
【0019】(3)作用3 本発明は上記した手段3によって、移動ノードが移動を
繰り返している間の移動ノードの移動前と移動後のアド
レスの対応が、移動ノードがかつて属したすべてのネッ
トワークに直接接続されたゲートウェイに伝搬されるこ
ととなり、移動ノードが移動を多段階に繰り返すような
場合であっても、前記ゲートウェイは移動ノードの最新
の現在アドレスを迅速に知ることができる。これによっ
て、移動ノードと通信しようとするノードは、移動ノー
ドの任意の段階の移動前アドレス宛のパケットを送出し
ても正しく現在のアドレスを通知されることとなる。
【0020】(4)作用4 本発明は上記した手段4によって、移動ノードが多段階
の移動を行なう場合に、移動するノードが、自身の移動
前と移動後のアドレスの対応を、移動前アドレスが属す
るネットワークに直接接続されたノードに伝搬すること
によって、前記ノードは迅速に移動ノードの移動および
移動前と移動後アドレスを知ることができる。
【0021】(5)作用5 本発明は上記した手段5によって、移動ノードが移動を
繰り返している間の移動ノードの移動前と移動後のアド
レスの対応が、移動ノードがかつて属したすべてネット
ワークに直接接続されたノードすべてに伝搬されること
となり、移動ノードが移動を多段階に繰り返すような場
合であっても、前記ノードは移動ノードの最新の現在ア
ドレスを知ることができる。これによって、前記ノード
は移動ノードとの通信を試みることなく、迅速に移動ノ
ードの最新の現在アドレスを入手することとなる。
【0022】(6)作用6 本発明は上記した手段6によって、一般ノード用移動通
信制御部により、移動ノードの移動前と移動後のアドレ
スの対応に基づいて、移動ノードの移動前のアドレス宛
のパケットを移動後のアドレス宛のパケットに変換して
送出することが可能になり、ゲートウェイ用移動通信制
御部により、移動したノードの移動前アドレスが属する
ネットワークに直接接続されたゲートウェイが移動ノー
ドの移動前と移動後のアドレスの対応を受信し保持する
ことによって、移動ノードの移動前アドレス宛に送出さ
れたパケットが前記ゲートウェイを経由しようとする際
に、ゲートウェイが既に存在しない移動ノード宛のパケ
ットであることを検出することが可能となり、移動ノー
ドの移動前アドレス宛のパケットの送信元ノードに対し
て移動ノードの移動前と移動後のアドレスの対応を通知
することが可能になる。
【0023】(7)作用7 本発明は上記した手段7によって、一般ノード用移動通
信制御部により、移動ノードの移動前と移動後のアドレ
スの対応に基づいて移動ノードの移動前のアドレス宛の
パケットを移動後のアドレス宛のマーク付けされたパケ
ットに変換するとともに変換前の送信先アドレスを付加
して送出し、通信相手の移動ノードによって送信元アド
レスが移動前アドレスから移動後アドレスに変換され変
換前の送信元アドレスが付加されたマーク付きパケット
を受信する場合に、前記マーク付きパケットから変換前
のパケットを復元し、復元されたパケットの送信元アド
レスを前記マーク付きパケットに付加されている変換前
の送信元アドレスに戻すことが可能になる。さらに移動
ノード用移動通信制御部より、移動ノードが、通信相手
ノードによって送信先アドレスを移動前アドレスから移
動後アドレスに変換され変換前の送信先アドレスが付加
されたマーク付きパケットを受信する場合に、前記マー
ク付きパケットから変換前のパケットを復元し、復元さ
れたパケットの送信先アドレスを前記マーク付きパケッ
トに付加されている変換前の送信先アドレスに戻し、前
記マーク付きパケットの応答としてその送信元にパケッ
トを送信しようとする場合と、移動を行なう前から通信
していたノード宛にパケットを送信しようとする場合
に、移動ノード自身の移動前と移動後のアドレスの対応
に基づいて移動ノードの移動前アドレス発のパケットを
移動後のアドレス発のマーク付けされたパケットに変換
するとともに前記マーク付きパケットに変換前の送信元
アドレスを付加し送出することが可能になる。
【0024】(8)作用8 本発明は上記した手段8によって、ゲートウェイ用移動
通信制御部により、移動ノードの移動前と移動後のアド
レスの対応と移動ノードの移動が初回の移動でなければ
前回の移動における移動前アドレスとの組を受信し、受
信した移動前と移動後のアドレスの対応のうち移動前ア
ドレスに一致する移動前アドレスを持つアドレスの組を
保持してなければ保持し、既に前記アドレスの組を保持
している場合には、受信したアドレスの組の移動前アド
レスが保持しているアドレスの組の移動後アドレスに一
致するとき、保持しているアドレスの組の移動後アドレ
スを受信したアドレスの組の移動後アドレスに置き換
え、さらに前記置き換え後のアドレスの対応を保持して
いるアドレスの組の前回の移動前アドレスが属するネッ
トワークに直接接続されるゲートウェイに伝搬すること
が可能になる。さらに移動ノード用移動通信制御部によ
り、移動ノードが、自身のすべての移動前アドレスと現
在のアドレスを保持し、自身の移動前と移動後のアドレ
スの対応と初回の移動でなければ前回の移動における移
動前アドレスとの組を移動ノードの移動前アドレスが属
するネットワークに直接接続されたゲートウェイに送信
することが可能になる。
【0025】
【実施例】以下本発明の一実施例の移動通信制御装置に
ついて、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の
実施例における移動通信制御装置の構成を示すものであ
る。図1において、1は移動ノードの移動前と移動後の
アドレスの対応を保持するデータ部、2はコネクション
の接続/切断、タイマー監視などを行なう上位の通信制
御部、3はデータ部1のデータを参照して移動アドレス
の処理を行なう移動アドレス処理部、4は物理的な通信
回線を制御する回線制御部である。
【0026】図2、図3、図4はそれぞれ移動ノード
用、ゲートウェイ用、一般ノード用の移動通信制御装置
のより詳細な装置構成を示したものである。図2におい
て、20は受信したパケットに対する応答パケットを送
信する応答パケット送信部、21は応答パケット送信部
20および上位の通信制御部2からの送信パケットをマ
ーク付きパケットに変換するためのマーク付きパケット
変換部である。26は獲得した移動後アドレスをデータ
部1に格納するための移動アドレス設定部、27は獲得
した移動後アドレスをもとに他ノードに移動したことを
通知するための移動通知送信部、28は受信したパケッ
トを識別するための受信パケット識別部、29は受信し
たマーク付きパケットを復元するためのマーク付きパケ
ット復元部である。25は移動ノードの移動後アドレス
を獲得するための移動後アドレス獲得手段で、本移動ノ
ード用移動通信制御装置外の手段である。
【0027】図3において、35は受信したパケットを
識別するための受信パケット識別部、36は受信した移
動通知パケットに基づいて移動ノードのアドレスの対応
をデータ部1に格納するための移動通知情報処理部、3
7は受信したパケットの送信先アドレスが、データ部1
に格納された移動前アドレスに等しいかどうかを比較す
るアドレス比較部、38はアドレス比較部37での比較
結果に基づいてアドレス変更通知を送信するためのアド
レス変更通知送信部、39はアドレス比較部37での比
較結果に基づいてマーク付きパケットに変換して送信す
るためのマーク付きパケット変換部である。
【0028】図4において、45は受信したパケットを
識別するための受信パケット識別部、46は受信したマ
ーク付きパケットを復元するためのマーク付きパケット
復元部、47は受信したアドレス変更通知パケットから
移動ノードのアドレスの対応をデータ部1に格納するた
めのアドレス変更通知情報処理部、48は上位の通信制
御部2から受け取った送信パケットの送信先アドレス
が、データ部1に格納された移動ノードの移動前アドレ
スに等しいかどうかを比較するアドレス比較部、49は
アドレス比較部48での比較結果に基づいてマーク付き
パケットへの変換を行なうためのマーク付きパケット変
換部である。以上のように構成された移動通信制御装置
について、以下図5、図6および図7を用いてその動作
を説明する。
【0029】図5は、一般ノードから移動ノードの移動
前のアドレス宛にパケットを送信し、ゲートウェイから
移動通知がなされるまでの第1の動作例と、移動通知を
もとにパケットが正しく移動先の移動ノードに送られる
までの第2の動作例と、その応答が移動ノードから一般
ノードに送られるまでの第3の動作例とを示す。図5に
おいて、11は本発明の一実施例である移動ノード用移
動通信制御装置(移動ノード)、12は本発明の一実施
例である一般ノード用移動通信制御装置(一般ノー
ド)、13は本発明の一実施例であるゲートウェイ用移
動通信制御装置(ゲートウェイ)である。移動ノード1
1はネットワークAに接続されている場合はアドレスα
を、ネットワークBに接続されている場合はアドレスβ
を持つ。一般ノード12はアドレスrを持つ。ゲートウ
ェイ13はアドレスgを持つ。移動ノード11がネット
ワークAからネットワークBへ移動したとする。それぞ
れのネットワークにおけるアドレスの割り当ては通常、
システムの管理者によって行われる。
【0030】第1の動作例において、図2の移動後アド
レス獲得手段25は、例えばシステム管理者から移動ノ
ード11の移動後アドレスβを獲得する。移動後アドレ
ス獲得手段25は獲得した移動後アドレスを直ちに移動
アドレス設定部26と移動通知送信部27に渡す。移動
アドレス設定部26はデータ部1に移動前アドレスαと
移動後アドレスβの対応を保持させる。移動通知送信部
27は回線制御部4を通じて、移動する前に移動前と移
動後のアドレスの対応をゲートウェイ13に送信する。
この移動通知送信部27が送信したパケットがパケット
51である。パケット51のフォーマット例を図9
(a)に示す。なお、移動ノード11がパケット51を
送信するタイミングは移動した後であっても実現可能で
ある。ゲートウェイ13はパケット51を図3の回線制
御部4によって受信し、受信パケット識別部35に渡
す。パケット51は移動通知のためのパケットであるの
で移動通知情報処理部36に渡され、移動通知情報処理
部36はパケット51から移動前アドレスαと移動後ア
ドレスβを取り出し、データ部1に移動前アドレスαと
移動後アドレスβの対応を格納する。
【0031】なお、パケット51の送信先アドレスは、
ゲートウェイ13宛ではなくネットワークA全体へのブ
ロードキャストアドレスとすることによっても実現可能
であり、この場合には、ゲートウェイ13のみでなくネ
ットワークAに接続された全ての一般ノードが移動ノー
ド11の移動前と移動後のアドレスの対応を受信するこ
とが可能になる。この場合、一般ノード12はパケット
51を図4の回線制御部4によって受信し、受信パケッ
ト識別部45に渡す。パケット51は移動通知のための
パケットであるので、受信パケット識別部45はパケッ
ト51をアドレス変更通知情報処理部47にわたす。ア
ドレス変更通知情報処理部47はパケット51から移動
前アドレスαと移動後アドレスβを取り出し、データ部
1に移動前アドレスと移動後アドレスの対応を格納す
る。データ部1で格納しているデータ形式例を図8に示
す。
【0032】次に一般ノード12がネットワークAに接
続されていてアドレスαを持つ移動ノード11と通信し
ている途中で、移動ノード11がネットワークBに移動
してアドレスβを持つようになった場合について考え
る。一般ノード12は移動ノード11の移動を知らない
ので、移動ノード11へ送信するパケットの送信先アド
レスは移動前のアドレスαを設定する。一般ノード12
から移動ノード11の移動前アドレスα宛に送信された
パケットがパケット52である。パケット52のフォー
マット例を図9(f)に示す。パケット52は、送信元
の一般ノード12から移動前の移動ノード11までの経
路上に位置し、かつ移動ノード11が移動前に接続され
ていたネットワークに直接接続されているゲートウェイ
13によって、受信される。ゲートウェイ13はパケッ
ト52を図3の回線制御部4によって受信し、移動アド
レス処理部3の受信パケット識別部35に渡す。パケッ
ト52は一般のパケットであるので、受信パケット識別
部35はこれをアドレス比較部37へ渡す。アドレス比
較部37はパケット52の送信先アドレスαを取り出
し、データ部1に格納している移動前アドレスと一致す
るかどうか比較する。一致する移動前アドレスがない場
合は、上位の通信制御部2に渡される。一致する移動前
アドレスがある場合は、アドレス比較部37は、一致す
る移動前アドレスと対応する移動後アドレスβをデータ
部1から取り出し、アドレス変更通知送信部38に渡
す。アドレス変更通知送信部38は、パケット52の送
信元である一般ノード12に対して送信先ノードのアド
レス変更通知であるパケット53を送信する。パケット
53のフォーマット例を図9(b)に示す。パケット5
2はすでに存在しないノード宛のものであるのでゲート
ウェイ13の移動アドレス処理部3内部で廃棄される。
【0033】一般ノード12はパケット53を図4の回
線制御部4によって受信し、受信パケット識別部45に
渡す。パケット53はアドレス変更通知のパケットであ
るので、受信パケット識別部45はパケット53をアド
レス変更通知情報処理部47にわたす。アドレス変更通
知情報処理部47はパケット53から移動前アドレスα
と移動後アドレスβを取り出し、データ部1に移動前ア
ドレスと移動後アドレスの対応を格納する。このように
して一般ノード12は移動ノード11の移動後のアドレ
スを得ることができる。次に、一般ノード12が前述の
移動ノード11にパケットを送信する第2の動作例を説
明する。一般ノード12はパケット52が廃棄されたた
めにパケット52の送信先である移動ノード11から到
達確認を受信することができないため再送を試みること
が考えられる。またはパケット52とは別のパケットを
新規に送信することも考えられる。このように再び一般
ノード12が移動ノード11に対してパケットを送信し
ようとした場合は、すでに一般ノード12は移動ノード
11の移動前と移動後のアドレスの対応を持っているの
で、移動ノード11の移動後アドレスβ宛にパケットを
送信する。一般ノード12が送信先アドレスを変換して
送信するまでを図4を用いて説明する。一般ノード12
において、上位の通信制御部2から移動ノード11の移
動前アドレスであるアドレスα宛のパケット54がアド
レス比較部48に渡される。アドレス比較部48はパケ
ット54の送信先アドレスαを取り出し、データ部1の
移動前アドレスに一致するかどうか比較する。パケット
54のフォーマット例を図9(f)に示す。一致しない
場合はそのまま回線制御部4に渡す。本動作例では一致
する場合に該当する。一致する場合、アドレス比較部4
8は送信パケット54をマーク付きパケット変換部49
に渡す。マーク付きパケット変換部49は、一致した移
動前アドレスに対応する移動後アドレスβをデータ部1
から取り出し、パケット54の送信先アドレスαを、取
り出した移動後アドレスβに書き換えて、パケット54
の書き換え前の送信先アドレスαを付加情報として追加
し、更にマークをセットし、これをパケット54’とし
て回線制御部4に渡す。パケット54’のフォーマット
例を図9(c)に示す。パケット54’の送信先アドレ
スβは移動ノード11が現在稼働しているネットワーク
でのアドレスであるので正しく移動ノード11に届けら
れることとなる。
【0034】次に、移動ノード11が図5のパケット5
4’を受信して変換前の元のパケット54に戻すまでを
図2を用いて説明する。移動ノード11はパケット5
4’を図2の回線制御部4によって受信し、受信パケッ
ト識別部28に渡す。パケット54’はマーク付きパケ
ットであるので、受信パケット識別部28はマーク付き
パケット復元部29にパケット54’を渡す。マーク付
きパケット復元部29はパケット54’の付加情報より
元の送信先アドレスαを取り出し、それによってパケッ
ト54’の送信先アドレスβを置き換え、上位の通信制
御部2に渡す。これにより移動ノード11はアドレスの
変更を伴ってネットワーク間を移動しても移動前アドレ
ス宛のパケットを受けることができるとともに、上位の
通信制御部2上で動作するアプリケーションプログラム
に対し、自身のアドレス変更を意識しないで、移動の前
後で連続した通信を行なわせることができる。
【0035】次に、移動ノード11がパケット54’の
応答(以下単に応答パケットと記す)を、パケット5
4’の送信元の一般ノード12に送る場合および移動ノ
ード11が応答でないパケット(以下単に非応答パケッ
トと記す)を移動前から通信していた一般ノード12に
送る第3の動作例を示す。応答パケットの場合、移動ノ
ード11の応答パケット送信部20はパケット54’の
応答として応答パケットを作成し、その応答パケットと
変換前送信アドレスとして応答の元となった受信パケッ
ト54’から取り出した変換前の送信先アドレスαとを
マーク付きパケット変換部21に渡す。非応答パケット
の場合、変換前送信アドレスとして、送信先の一般ノー
ド12とその非応答パケットを送信するアプリケーショ
ンプログラムとが通信を開始した時点即ち移動前に付与
されていたアドレスαと、送信すべき非応答パケットと
を、上位の通信制御部2からマーク付きパケット変換部
21に渡す。マーク付きパケット変換部21は送信先ア
ドレスに一般ノード12のアドレスrを設定し、変換前
の送信元アドレスαを付加し、送信元アドレスに自身の
移動後アドレスβを設定し、更にマークをセットしてパ
ケット55’を作成する。パケット55’のフォーマッ
ト例を図9(d)に示す。マーク付きパケット変換部2
1はパケット55’を回線制御部4を通じて一般ノード
12に送信する。一般ノード12はパケット55’を図
4の回線制御部4によって受信し、受信パケット識別部
45に渡す。パケット55’はマーク付きパケットであ
るので受信パケット識別部45はパケット55’をマー
ク付きパケット復元部46に渡す。パケット復元部46
はパケット55’の送信元アドレスを取り出し、マーク
を削除し、付加情報の移動ノードの移動前アドレスを送
信元アドレスαに置き換え、パケット55’から元のパ
ケット55を復元する。パケット55のフォーマット例
を図9(e)に示す。これによって、一般ノード12の
上位の通信制御部2を使用して動作するアプリケーショ
ンプログラムは通信相手の移動を意識することなく連続
した通信を続けることができる。
【0036】図6は移動ノードが多段階に移動を行なっ
た場合に移動ノードの最新の現在アドレスが関連するノ
ードに伝搬される場合を示している。図6において、移
動ノード11は、ネットワークnet1に接続される場
合はアドレスmを、ネットワークnet2に接続される
場合はアドレスm’を、ネットワークnet3に接続さ
れる場合はアドレスm’’を、ネットワークnet4に
接続される場合はアドレスm’’’を持つ。gw1から
gw4は本発明の1実施例のゲートウェイ用移動通信制
御装置である。
【0037】移動ノード11がnet1からnet2へ
移動を行なう際に、移動ノード11はnet1に直接接
続されるgw1とgw2に移動を通知するパケット61
を送信する。移動を通知するパケットが移動ノード11
から送信されてゲートウェイgw1とgw2に受信さ
れ、ゲートウェイの移動通信制御装置のデータ部1に設
定されるまでの流れは、第1の動作例で説明したものと
同様である。本動作例では移動を通知するパケット61
には、移動ノードの移動前と移動後のアドレスの対応に
加えて前回の移動における移動前アドレスが含まれる
が、今回は最初の移動であるので、前回の移動前アドレ
スは0が設定される。gw1宛のパケット61のフォー
マット例を図10(a)に示す。なお、送信先アドレス
はgw1が直接接続されるnet1のブロードキャスト
アドレスでも実現可能であり、これによって第1の動作
例で説明した移動を通知するパケット51の送信先アド
レスをブロードキャストアドレスとした場合と同様の工
程を経て、net1の全ての一般ノードが移動前と移動
後のアドレスの対応を保持することが可能になる。これ
によって、gw1とgw2は、移動ノード11の移動前
と移動後のアドレスの対応m→m’と前回の移動におけ
る移動前アドレス0をデータ部1に保持する。
【0038】次に移動ノード11がさらにnet2から
net3へ移動を行なう際に、移動ノード11はnet
2に直接接続されるゲートウェイ、すなわち、gw2と
gw3に移動を通知するパケット62を送信する。gw
2宛に送信されたパケット62のフォーマット例を図1
0(b)に示す。なお、ここでも同様に送信先アドレス
はgw2が直接接続されるnet2のブロードキャスト
アドレスでも実現可能であり、これによって同様にne
t2の全ての一般ノードが移動前と移動後のアドレスの
対応を保持することが可能になる。gw3は、移動ノー
ド11の移動前と移動後のアドレスの対応m’→m’’
と前回の移動における移動前アドレスmを保持する。移
動ノードから移動を通知するパケット62を送信される
工程および、パケット62がgw3に受信されてgw3
のデータ部1に保持される工程は既に説明したものと同
様である。gw2は、パケット62を回線制御部4で受
信すると、既に説明した場合と同様に受信パケット識別
部35を経由して移動通知情報処理部36に渡す。この
時点でデータ部1は、パケット62を受信したことによ
り移動ノード11の移動前と移動後のアドレスの対応m
→m’と前回の移動における移動前アドレス0とを保持
している。移動通知情報処理部36は、既に保持してい
る移動ノード11の移動後のアドレスm’に等しい移動
前のアドレスをもつ、新たなアドレスの対応m’→
m’’をパケット62により受信したので、保持してい
るアドレスの対応m→m’のうちの移動後のアドレス
m’をm’’に変更する。このことによりデータ部1に
保持されているアドレスの対応はm→m’からm→
m’’に変更される。さらにgw2の移動通知情報処理
部36は、移動ノード11の移動前と移動後のアドレス
の対応m’→m’’をアドレス変更通知送信処理部38
に渡す。アドレス変更通知送信処理部38は、データ部
1が前回の移動における移動前アドレス0を保持してい
るので、アドレス変更通知のためのパケット63を作成
し、gw2自身が属するネットワークに直接接続される
他のゲートウェイすなわちgw1に送信する。パケット
63のフォーマット例を図10(c)に示す。なお、こ
こでも同様に送信先アドレスはgw1が直接接続される
net1のブロードキャストアドレスでも実現可能であ
り、これによって同様にnet1の全ての一般ノードが
移動前と移動後のアドレスの対応を保持することが可能
になる。移動ノードのアドレス変更を通知されたgw1
は、同様にして、既に保持している移動ノード11の移
動後のアドレスm’に等しい移動前のアドレスをもつ、
新たなアドレスの対応m’→m’’をパケット63によ
り受信したので、データ部1に保持しているアドレスの
対応m→m’のうちの移動後のアドレスm’をm’’に
変更する。gw1は、net5にアドレス変更通知を伝
搬すべきゲートウェイが存在する場合は伝搬を行なう
が、本動作例では伝搬すべきゲートウェイが存在しない
のでさらなる伝搬は行なわない。
【0039】次に移動ノード11がさらにnet3から
net4へ移動を行なう際に、移動ノード11はnet
3に直接接続されるゲートウェイ、すなわち、gw3と
gw4に移動を通知するパケット64を送信する。gw
3宛のパケット64のフォーマット例を図10(d)に
示す。なお、ここでもまた同様に送信先アドレスはgw
3が直接接続されるネットワークのブロードキャストア
ドレスでも実現可能である。既に説明した場合と同様
に、移動ノードのアドレス変更を通知されたgw3は、
保持している移動ノードのアドレスの対応をm→m’’
からm→m’’’に、m’→m’’からm’→m’’’
に変更する。gw3は、前回の移動前アドレスmとm’
をデータ部1に保持しているが、アドレスm’が属する
net3からアドレス変更通知を伝搬されたので、ne
t3に対してはアドレスの伝搬を行なわない。gw3の
アドレス変更通知送信処理部38は、アドレス変更通知
のためのパケット65を作成し、アドレスmが属するn
et1に直接接続されたゲートウェイすなわちgw1と
gw2に対して、このパケット65を、回線制御部4経
由で送信する。このように、移動ノードのアドレス変更
通知は関連するすべてのゲートウェイに伝搬される。
【0040】以上の結果、移動ノード11の現在アドレ
スがm’’’の場合の、gw1からgw4が保持してい
る移動ノードのアドレスの対応をまとめると、図13の
ようになる。これによって、gw1からgw4のすべて
のゲートウェイは移動ノードの最新の現在アドレスを知
っている状態になる。加えて、移動ノードの移動前アド
レスm、m’、m’’のうちのいずれを送信先アドレス
としたパケットも、それぞれのアドレスが属するネット
ワークに到達すれば、それぞれのネットワークに直接接
続されたゲートウェイはそれぞれのアドレスを移動前ア
ドレスとして最新の移動後アドレスをその送信元ノード
に対して通知することができる。
【0041】図7はゲートウェイ13が移動ノード11
の移動前アドレス宛のパケットを受信する場合に移動後
アドレス宛のパケットに変換して転送する場合を示す動
作例である。
【0042】図7におけるパケット71とパケット72
は、それぞれ、図5におけるパケット51とパケット5
2と同じものである。ゲートウェイ13は、パケット7
2を受信するまでの流れは、第1の動作例と同じであ
る。ゲートウェイ13が、パケット72を受信して以降
について、図3を用いて説明する。ゲートウェイ13
は、パケット72を図3の回線制御部4によって受信
し、移動アドレス処理部3の受信パケット識別部35に
渡す。パケット72は一般のパケットであるので受信パ
ケット識別部はパケット72をアドレス比較部37に渡
す。アドレス比較部37はパケット72の送信先アドレ
スを取り出し、データ部1に格納している移動前アドレ
スと一致するかどうか比較する。一致する移動前アドレ
スがない場合は、上位の通信制御部2に渡す。一致する
移動前アドレスがある場合は、一致する移動前アドレス
と対応する移動後アドレスを取り出し、その移動後アド
レスとパケット72とを本動作例ではマーク付きパケッ
ト変換部39に渡す。マーク付きパケット変換部39は
パケット72の送信先アドレスをアドレス比較部37か
ら渡された移動後アドレスに書き換えて、パケット72
の書き換え前の送信先アドレスを付加情報として追加
し、更にマークを設定してパケット72’として回線制
御部4に渡す。パケット72’のフォーマット例を図1
1に示す。パケット72’の送信先アドレスは移動ノー
ド11が現在稼働しているネットワークでのアドレスで
あるので正しく移動ノード11に届けられることとな
る。これによって、移動ノード11の移動前のアドレス
宛に送出されたパケットは失われることなく、正しく移
動ノード11によって受信されることとなる。
【0043】なお、前記各動作例において、移動通信制
御装置のデータ部1は、不揮発性記憶手段によって実現
することによりノードやゲートウェイの電源断やシステ
ムリセットが発生した後も移動ノードとの通信が正しく
行なうことが可能になる。また、一般ノードの場合に
は、データ部1を揮発性メモリで実現した場合でも、電
源断などの後移動ノードとの通信を開始する際に、移動
ノードの最新のアドレスを保持しているノードから最新
のアドレスを入手することにより一般ノードの電源断や
システムリセットが発生した後、再度ゲートウェイから
の移動通知をやり直すことなく、正しく移動ノードと通
信することが可能になる。この動作例について説明す
る。図6に示した例において説明したように、移動ノー
ドがnet1からnet4まで順次多段階の移動をした
とする。この時少なくとも一度net4上の移動ノード
と通信をした一般ノードの移動通信制御装置はそのデー
タ部1にm→m’’’という移動ノードの移動前と移動
後のアドレスの対応を記憶している。これが、電源断な
どにより失われた場合、再びm宛にパケットを送信し、
そこから順次ゲートウェイgw1、gw2、gw3から
の移動通知を受けた後にm’’’に到達する代わりに、
ネットワーク上の一つまたは複数の特定のノードが、移
動ノードの移動の際に常に最新のアドレス情報を獲得す
るようにしておき、一般ノードの移動ノードと通信を開
始する際に移動ノードの最新のアドレスを前記の最新の
アドレス情報を保持している特定のノードに問い合わせ
ることによって、複数のゲートウェイからの移動通知と
いう工程を経ることなく移動ノードと通信することが可
能になる。
【0044】なお図5において説明した第3の動作例に
おいては、移動ノードが移動前から通信していた一般ノ
ード宛に非応答パケットを送信する際に変換前の送信元
アドレスを上位の通信制御部2から得ているが、移動ノ
ードと一般ノードのアプリケーションプログラムなどの
間で通信コネクションが設定された際に、移動ノードの
移動通信制御装置がその設定された通信コネクションの
識別子とその時の自ノードのアドレスの対応をデータ部
1に記憶しておき、第3の動作例での変換前の送信元ア
ドレスの代わりにコネクション識別子を上位の通信制御
部から得て、そのコネクション識別子に対応するアドレ
スをデータ部1から得てそのアドレスを変換前の送信ア
ドレスとして使用することによっても実現可能である。
【0045】また、図5の第1の動作例および図6の動
作例で説明したように、移動ノードの移動通知のための
パケットは、送信先アドレスをゲートウェイのみにせず
にそのゲートウェイが存在するネットワーク全体へのブ
ロードキャストアドレスとすることでも実現可能であ
り、その場合にはそのネットワークに直接接続された全
ての一般ノードが移動ノードの移動前と移動後のアドレ
スの対応を移動ノードが移動した時点で受信し保持する
こととなる。これによって、一般ノードは、移動ノード
の移動前のアドレス宛にパケットを送信してゲートウェ
イから移動通知のパケットを受信するという手順を経ず
に直接移動後のアドレスにパケットを送信することとな
り、効率の良い通信を行なうことができる。
【0046】なお、一般ノードが保持できる移動前と移
動後のアドレスの対応の数が記憶装置の制限などにより
限られている場合は、保持すべき移動前と移動後のアド
レスの対応の数が一定の数を超えた時に、保持されて以
後最も長い間アドレス比較部43から参照されなかった
移動前と移動後のアドレスの対応をデータ部1から削除
する手段を設けることによって、より有効な情報をデー
タ部に保持できることとなる。
【0047】
【発明の効果】以上のように本発明は、通信相手のノー
ドがネットワーク間を移動した場合に、移動前のアドレ
ス宛にパケットを送信しようとするノードが、移動ノー
ドの移動前と移動後のアドレスの対応を保持し、移動後
アドレス宛へのパケットに変換して送信することによっ
て、正しく目的の移動ノードにパケットを送ることがで
きるだけでなく、移動ノード宛のパケットは余計なルー
トを通ることなく移動ノードまで届くことになる。
【0048】更に、移動ノードの移動前アドレスが属す
るネットワークに直接接続されたゲートウェイが、移動
ノードの移動前と移動後のアドレスの対応を保持し、移
動ノードの移動前アドレス宛のパケットが前記ゲートウ
ェイを通過しようとする際に、受信ノードが既に存在し
ないことを検出することによって、移動ノードの移動前
アドレス宛にパケットを送出したノードに移動ノードの
移動および移動前と移動後のアドレスを通知することが
できる。
【0049】更に、移動ノード自身が移動前アドレスが
属するネットワークに直接接続されたゲートウェイまた
は全ノードに移動前と移動後のアドレスの対応を通知す
ることによって、移動ノードが移動したという情報を迅
速に伝搬することができる。
【0050】また、本発明は、移動したノード宛にパケ
ットを送信しようとするノードが、移動ノードの移動前
と移動後のアドレスの対応に基づいて移動ノードの移動
前のアドレス宛のパケットを移動後のアドレス宛のマー
ク付けされたパケットに変換し、前記マーク付きパケッ
トに変換前の送信先アドレスを付加して送出し、前記マ
ーク付きパケットを受信する移動ノードが、前記マーク
付きパケットから変換前のパケットを復元し、送信する
際には、移動前アドレス発のパケットを移動後のアドレ
ス発のマーク付けされたパケットに変換し、前記マーク
付きパケットに変換前の送信元アドレスを付加して送信
し、前記パケットの受信ノードが、前記マーク付きパケ
ットから変換前のパケットを復元することによって、移
動ノードと通信する相手のノードが、移動ノードのアド
レスが移動によって変更されてもその移動ノードからの
パケットであることを同定可能になるため、移動するノ
ードと移動の前後で連続した通信を行なうことができ
る。
【0051】また、本発明は、移動ノードが、移動ノー
ド自身の移動前と移動後のアドレスの対応と初回の移動
でなければ前回の移動における移動前アドレスとの組
を、移動ノードの移動前アドレスが属するネットワーク
に直接接続されたゲートウェイに伝搬し、ゲートウェイ
が既にアドレスの組を保持している場合には、受信した
アドレスの組の移動前アドレスが保持しているアドレス
の組の移動後アドレスに一致するとき、保持しているア
ドレスの組の移動後アドレスを受信したアドレスの組の
移動後アドレスに置き換えて、置き換え後のアドレスの
対応を保持しているアドレスの組の前回の移動前アドレ
スが属するネットワークに直接接続されるゲートウェイ
に送信することによって、移動ノードの移動前と移動後
のアドレスの対応が、移動ノードが移動を多段階に繰り
返すような場合にも迅速に伝搬され、関連するノードは
移動ノードの最新の現在アドレスを知ることができる。
【0052】更に、多段階に移動を繰り返す移動ノード
が、自身の移動前と移動後のアドレスと前回の移動前ア
ドレスを、移動前アドレスが属するネットワークに直接
接続される全ノードに通知することによって、移動ノー
ドが移動したという情報を迅速に伝搬することができ
る。
【0053】更に、移動ノードの移動前と移動後のアド
レスの対応を伝搬するゲートウェイが、移動ノードの移
動前と移動後のアドレスの対応を、移動前アドレスが属
するネットワークに直接接続される全ノードに通知する
ことによって、移動ノードと一度も通信したことのない
ノードも移動ノードの移動後アドレスを知ることができ
る。これによって、移動ノードが移動を繰り返している
間に経由したネットワークに直接接続されるノードは、
移動前アドレス宛にパケットを送信してみることなく、
移動ノードとの最初の通信から移動後アドレス宛にパケ
ットを送出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の移動通信制御装置の概略構成を示すブ
ロック図
【図2】本発明の移動ノード用移動通信制御装置の詳細
構成を示すブロック図
【図3】本発明のゲートウェイ用移動通信制御装置の詳
細構成を示すブロック図
【図4】本発明の一般ノード用移動通信制御装置の詳細
構成を示すブロック図
【図5】本発明の、第1から第3の動作例を説明するた
めの図
【図6】本発明の、移動が多段階に行なわれる動作例を
説明するための図
【図7】本発明の、ゲートウェイがパケットの変換と転
送を行なう場合の動作例を説明するための図
【図8】データ部1のデータ構成図
【図9】本発明の、第1から第3の動作例を説明するた
めのフォーマット図
【図10】本発明の、移動が多段階に行なわれる動作例
を説明するためのフォーマット図
【図11】本発明の、ゲートウェイがパケットの変換と
転送を行なう場合の動作例を説明するためのフォーマッ
ト図
【図12】従来のノード移動時の通信の概念図
【図13】移動ノードの移動前と移動後のアドレスの対
応が関連するゲートウェイに伝搬された結果をまとめた
【符号の説明】
1 データ部 2 上位の通信制御部 3 移動アドレス処理部 4 回線制御部 11 移動ノード用移動通信制御装置 12 一般ノード用移動通信制御装置 13 ゲートウェイ用移動通信制御装置 20 応答パケット送信部 21 マーク付きパケット変換部 25 移動後アドレス獲得手段 26 移動アドレス設定部 27 移動通知送信部 28 受信パケット識別部 29 マーク付きパケット復元部 35 受信パケット識別部 36 移動通知情報処理部 37 アドレス比較部 38 アドレス変更通知送信部 39 マーク付きパケット変換部 45 受信パケット識別部 46 マーク付きパケット復元部 47 アドレス変更通知情報処理部 48 アドレス比較部 49 マーク付きパケット変換部 51 移動ノードが発行する移動ノードの移動通知パケ
ット 52 移動前アドレス宛のパケット 53 ゲートウェイが移動ノードの移動通知パケット 54’ 一般ノードが発行する移動ノード宛のマーク付
きパケット 55’ 移動ノード発のマーク付きパケット 61 移動ノードが初回の移動を伝搬するパケット 62 移動ノードが2回目の移動を伝搬するパケット 63 2回目の移動時にゲートウェイが伝搬するパケッ
ト 64 移動ノードが3回目の移動を伝搬するパケット 65 3回目の移動時にゲートウェイが伝搬するパケッ
ト 71 移動ノードが発行する移動ノードの移動通知パケ
ット 72 移動前アドレス宛のパケット 72’ ゲートウェイが発行する移動ノード宛のマーク
付きパケット 91 送信先アドレス 92 送信元アドレス 93 データ 94 移動ノードの移動前アドレス 95 移動ノードの移動後アドレス 96 マーク 97 付加情報 98 メッセージ種別 101 移動前アドレス 102 移動後アドレス 103 前回の移動における移動前アドレス

Claims (33)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワーク間を移動する第1のノード
    のアドレスが移動前と移動後とで変化する場合に、第2
    のノードが前記1のノードにパケットを送信する移動通
    信制御方法であって、 前記第2のノードは、 前記1のノード、または前記1のノードの移動前アドレ
    スが属するネットワークに直接接続されたゲートウェイ
    から移動前と移動後のアドレスの対応を受信する工程
    と、 前記アドレスの対応を保持する工程と、 前記アドレスの対応に基づいて移動前の前記第1のノー
    ドのアドレス宛のパケットを移動後のアドレス宛のパケ
    ットに変換する工程と、 前記変換を施したパケットを送出する工程とを有する
    動通信制御方法。
  2. 【請求項2】 前記第1のノードの移動前アドレスが属
    するネットワークに直接接続されたゲートウェイは、 前記第1のノードから移動前と移動後のアドレスの対応
    を受信する工程と、 前記アドレスの対応を保持する工程と、 第2のノードが送信した前記第1のノードの移動前のア
    ドレスに宛のパケットを受信した時に、 そのパケットの送信元ノード、すなわち、前記第2のノ
    ードに対してアドレスの対応を送信する工程とを有する
    請求項1記載の 移動通信制御方法。
  3. 【請求項3】 移動した第1のノード宛にパケットを送
    信しようとする第2のノードにより、 前記第1のノードの移動前と移動後のアドレスの対応に
    基づいて第1のノードの移動前のアドレス宛のパケット
    を移動後のアドレス宛のマーク付けされたパケットに変
    換する工程と、 前記マーク付きパケットに変換前の送信先アドレスを付
    加する工程と、 前記マーク付きパケットを送出する工程とを行い、 前記第1のノードが前記マーク付きパケットを受信する
    場合に、前記第1のノードにより、 前記マーク付きパケットから変換前のパケットを復元す
    る工程と、 復元されたパケットの送信先アドレスを前記マーク付き
    パケットに付加されている変換前の送信先アドレスに戻
    す工程とを行ない、 前記第1のノードにより、前記第1のノードが前記マー
    ク付きパケットの応答として前記第2のノードにパケッ
    トを送信しようとする場合には、前記受信したパケット
    内の変換前送信先アドレスを変換前送信元アドレスとし
    て付加するとともに、マーク付きパケットとして送出す
    る工程を行い、 前記第1のノードにより、前記第1のノードが移動を行
    なう前から通信していたノード宛にパケットを送信しよ
    うとする場合には、第1のノード自身が保持する移動前
    と移動後のアドレスの対応のうち相手ノードが当該第1
    のノードのアドレスとして使用しているアドレスを送信
    元アドレスとするパケットを移動後のアドレス発のパケ
    ットに変換するとともに、変換前の送信元アドレスを付
    加し、マーク付きパケットとして送出する工程を行い、 前記マーク付きパケットの送信先である前記第2のノー
    ドが前記マーク付きパケットを受信する場合に、前記第
    2のノードにより、 前記マーク付きパケットから変換前のパケットを復元す
    る工程と、 復元されたパケットの送信元アドレスを前記マーク付き
    パケットに付加されている変換前の送信元アドレスに戻
    す工程とを行なう移動通信制御方法。
  4. 【請求項4】 移動ノードである第1のノードにより、 第1のノード自身のすべての移動前アドレスと現在のア
    ドレスを保持する工程と、 第1のノードの移動前と移動後のアドレスの対応と初回
    の移動でなければ前回の移動における移動前アドレスと
    の組とを、第1のノードの移動前アドレスが属するネッ
    トワークに直接接続されたゲートウェイに送信する工程
    とを行い、 前記ゲートウェイにより、 前記アドレスの組を受信する工程と、 受信した移動前と移動後のアドレスの対応のうち移動前
    アドレスに一致する移動前アドレスを持つアドレスの組
    を保持していない場合にそのアドレスの組を保持する工
    程と、 既に前記アドレスの組を保持している場合には、受信し
    たアドレスの組の移動前アドレスが、保持しているアド
    レスの組の移動後アドレスに一致するとき、保持してい
    るアドレスの組の移動後アドレスを受信したアドレスの
    組の移動後アドレスに置き換える工程と、 前記置き換え後のアドレスの対応を、当該置き換えたア
    ドレスの対応が属する組にある前回の移動前アドレスが
    属するネットワークに直接接続されるゲートウェイに送
    信する工程とを行なう移動通信制御方法。
  5. 【請求項5】 請求項4の移動通信制御方法において、
    第1のノードにより、第1のノード自身の移動前と移動
    後のアドレスの対応を、移動前アドレスが属するネット
    ワークに直接接続されたすべてのノードに送信する工程
    を行い、 前記対応を受信するノードにより、 当該ノードが既に保持しているアドレスの対応の移動後
    アドレスが、受信したアドレスの対応の移動前アドレス
    に一致する場合に、保持しているアドレスの対応の移動
    後アドレスを、受信したアドレスの対応の移動後アドレ
    スに置き換える工程を行なう移動通信制御方法。
  6. 【請求項6】 請求項4の移動通信制御方法において、
    ゲートウェイにより、置き換え後のアドレスの対応を、
    当該置き換えたアドレスの対応が属する組にある前回の
    移動前アドレスが属するネットワークに直接接続された
    すべてのノードに送信する工程を行い、 前記対応を受信するノードにより、 当該ノード既に保持しているアドレスの対応の移動後ア
    ドレスが、受信したアドレスの対応の移動前アドレスに
    一致する場合に、保持しているアドレスの対応の移動後
    アドレスを受信したアドレスの対応の移動後アドレスに
    置き換える工程を行なう移動通信制御方法。
  7. 【請求項7】 ネットワーク間を移動する移動ノードの
    アドレスが移動前と移動後とで変化する場合に、 前記移動ノードにパケットを送信する一般ノードは、 前記移動ノード、または前記移動ノードの移動前アドレ
    スが属するネットワークに直接接続されたゲートウェイ
    から移動前と移動後のアドレスの対応を受信す る受信手
    段と、 前記アドレスの対応を保持する保持手段と、 前記アドレスの対応に基づいて移動ノードの移動前のア
    ドレス宛のパケットを移動後のアドレス宛のパケットに
    変換する変換手段と、 前記変換を施したパケットを送出する送出手段とを備え
    ている 移動通信制御装置。
  8. 【請求項8】 前記移動ノードの移動前アドレスが属す
    るネットワークに直接接続されたゲートウェイは、 前記移動ノードから移動前と移動後のアドレスの対応を
    受信する受信手段と、前記対応を保持する保持手段と、 移動ノードの移動前のアドレス宛のパケットを受信した
    時に、そのパケットの送信元ノードに対して移動ノード
    の移移動前と移動後のアドレスの対応を送信する送信手
    段とを備えている請求項7記載の 移動通信制御装置。
  9. 【請求項9】 移動ノードの移動前と移動後のアドレス
    の対応に基づいて移動ノードの移動前のアドレス宛のパ
    ケットを移動後のアドレス宛のマーク付けされたパケッ
    トに変換する変換手段と、 前記マーク付きパケットに変換前の送信先アドレスを付
    加する付加手段と、 前記マーク付きパケットを送出する送出手段と、 通信相手の移動ノードによって送信元アドレスが移動前
    アドレスから移動後アドレスに変換され変換前の送信元
    アドレスが付加されたマーク付きパケットを受信する場
    合に、前記マーク付きパケットから変換前のパケットを
    復元する復元手段と、 復元されたパケットの送信元アドレスを前記マーク付き
    パケットに付加されている変換前の送信元アドレスに戻
    す手段とを備えている一般ノード用移動通信制御部と、 移動ノードが、通信相手ノードによって送信先アドレス
    を移動前アドレスから移動後アドレスに変換され変換前
    の送信先アドレスが付加されたマーク付きパケットを受
    信する場合に、前記マーク付きパケットから変換前のパ
    ケットを復元する復元手段と、 復元されたパケットの送信先アドレスを前記マーク付き
    パケットに付加されている変換前の送信先アドレスに戻
    す手段と、 前記マーク付きパケットの応答としてその送信元にパケ
    ットを送信しようとする場合には、前記受信したパケッ
    ト内の変換前送信先アドレスを送信元アドレスとし、移
    動を行なう前から通信していたノード宛にパケットを送
    信しようとする場合には、移動ノード自身が保持する移
    動前と移動後のアドレスの対応のうち相手ノードが該移
    動ノードのアドレスとして使用している移動ノードのア
    ドレスを送信元アドレスとするパケットを移動後のアド
    レス発のマーク付けされたパケットに変換する変換手段
    と、 前記マーク付きパケットに変換前の送信元アドレスを付
    加する付加手段と、 前記マーク付きパケットを送出する送出手段を備えてい
    る移動ノード用移動通信制御部とから構成される移動通
    信制御装置。
  10. 【請求項10】 移動ノードの移動前と移動後のアドレ
    スの対応と移動ノードの移動が初回の移動でなければ前
    回の移動における移動前アドレスとの組を受信する受信
    手段と、 受信した移動前と移動後のアドレスの対応のうち移動前
    アドレスに一致する移動前アドレスを持つアドレスの組
    を保持していない場合に当該アドレスの対応を保持する
    保持手段と、 既に前記アドレスの組を保持している場合には、受信し
    たアドレスの組の移動前アドレスが、保持しているアド
    レスの組の移動後アドレスに一致するとき、保持してい
    るアドレスの組の移動後アドレスを受信したアドレスの
    組の移動後アドレスに置き換える置換手段と、 前記置き換え後のアドレスの対応を保持しているアドレ
    スの組の前回の移動前アドレスが属するネットワークに
    直接接続されたゲートウェイに送信する送信手段とを備
    えているゲートウェイ用移動通信制御部と、 移動ノードが、自身の移動前と移動後のアドレスの対応
    と初回の移動でなければ前回の移動における移動前アド
    レスとの組を保持する保持手段と、 前記アドレスの組を、当該アドレスの組にある前回の移
    動前アドレスが属するネットワークに直接接続されたゲ
    ートウェイに送信する送信手段とを備えている移動ノー
    ド用移動通信制御部とから構成される移動通信制御装
    置。
  11. 【請求項11】 移動する第1のノード(移動ノード)
    と通信する第2のノード上の移動通信制御装置であっ
    て、移動ノードの移動前アドレスと移動後のアドレスと
    の対応を保持するためのデータ部を備えるもの、におけ
    る移動通信制御方法であって、 前記移動ノードの移動前アドレスと移動後アドレスとの
    対応を受信する工程と、 前記受信した移動前アドレスと移動後アドレスとの対応
    を前記データ部に保持する工程と、 前記第2のノード上の上位の通信制御部から移動前アド
    レス宛のパケットを受ける工程と、 前記受けたパケットの送信先アドレスを前記データ部の
    移動前アドレスと比較し、一致する場合、前記一致した
    移動前アドレスに対応する移動後アドレスを前記データ
    部から取り出して、前記パケットの送信先アドレスとし
    て書き換える工程と、 前記書き換えられたパケットを送出する工程を有する移
    動通信制御方法。
  12. 【請求項12】 移動する第1のノード(移動ノード)
    と通信する第2のノード上の移動通信制御装置であっ
    て、 前記移動ノードの移動前アドレスと移動後アドレスとの
    対応を受信する手段と、 前記受信した移動ノードの移動前アドレスと移動後アド
    レスとの対応を保持するデータ部と、 前記第2のノード上の上位の通信制御部から移動前アド
    レス宛のパケットを受ける手段と、 前記受けたパケットの送信先アドレスを前記データ部の
    移動前アドレスと比較し、一致する場合、前記一致した
    移動前アドレスに対応する移動後アドレスを前記データ
    部から取り出して、前記パケットの送信先アドレスとし
    て書き換える手段と、 前記書き換えられたパケットを送出する手段を備える移
    動通信制御装置。
  13. 【請求項13】 移動ノードの移動前と移動後のアドレ
    スの対応を保持するためのデータ部を備える移動通信制
    御装置における移動通信制御方法であって、 移動ノードから移動前アドレスと移動後アドレスとの対
    応を受信する工程と、 前記受信した移動前アドレスと移動後アドレスとの対応
    を前記データ部に格納する工程と、 パケットを受信する工程と、 前記受信したパケットの送信先アドレスを前記データ部
    の移動前アドレスと比較し、一致する場合に前記データ
    部から前記一致した移動前アドレスに対応する移動後ア
    ドレスを取り出し、前記パケットの送信元に対し、前記
    移動前アドレスと前記取り出した移動後アドレスを含む
    アドレス変更通知パケットを送出する工程を有する移動
    通信制御方法。
  14. 【請求項14】 移動ノードの移動前アドレスと移動後
    アドレスとの対応を保持するためのデータ部と、 移動ノードから移動前アドレスと移動後アドレスとの対
    応を受信する手段と、 前記受信した移動前アドレスと移動後アドレスとの対応
    を前記データ部に格納する手段と、 パケットを受信する手段と、 前記受信したパケットの送信先アドレスを前記データ部
    の移動前アドレスと比較し、一致する場合、前記データ
    部から前記一致した移動前アドレスに対応する移動後ア
    ドレスを取り出し、前記パケットの送信元に対し、前記
    移動前アドレスと前記取り出した移動後アドレスを含む
    アドレス変更通知パケットを送出する手段を備える移動
    通信制御装置。
  15. 【請求項15】 上位通信制御部を有するノード上の移
    動通信制御装置における移動通信制御方法であって、 パケットを受信する工程と、 前記受信したパケットが、移動ノードの移動前アドレス
    を含み、かつ移動後アドレスを送信元とする変換された
    パケットであるかどうかを判定する工程と、 変換されたパケットの場合、前記変換されたパケットか
    ら移動前アドレスを取り出し、前記取り出した移動前ア
    ドレスを送信元とするパケットに復元する工程と、 前記復元したパケットを前記上位の通信制御部に渡す工
    程とを有する移動通信制御方法。
  16. 【請求項16】 上位通信制御部を有するノード上の移
    動通信制御装置における移動通信制御方法であって、 移動ノードの移動前アドレスと移動後のアドレスとの対
    応を送出する工程と、 パケットを受信する工程と、 前記受信したパケットが、移動ノードの移動前アドレス
    を含み、かつ移動後アドレスを送信先とする変換された
    パケットかどうかを判定する工程と、 変換されたパケットの場合、前記変換されたパケットか
    ら移動前アドレスを取り出し、前記取り出した移動前ア
    ドレスを送信先とするパケットに復元する工程と、 前記復元したパケットを前記上位の通信制御部に渡す工
    程とを有する移動通信制御方法。
  17. 【請求項17】 上位の通信制御部を有するノード上の
    移動通信制御装置であって、 パケットを受信する手段と、 前記受信したパケットが移動ノードの移動前アドレスを
    含み、かつ移動後アドレスを送信元とする変換されたパ
    ケットであるかどうかを判定する受信パケット識別部
    と、 変換されたパケットである場合、前記変換されたパケッ
    トから移動前アドレスを取り出し、前記取り出した移動
    前アドレスを送信元とするパケットに復元するパケット
    復元部と、 前記復元したパケットを前記上位の通信制御部に渡す手
    段を有する移動通信制御装置。
  18. 【請求項18】 上位の通信制御部を有する移動ノード
    上の移動通信制御装置であって、 移動ノードの移動前アドレスと移動後アドレスとの対応
    を送出する手段と、 パケットを受信する手段と、 前記受信したパケットが移動ノードの移動前アドレスを
    含み、かつ移動後アドレスを送信先とする変換されたパ
    ケットかどうかを判定する受信パケット識別部と、 変換されたパケットである場合、前記変換されたパケッ
    トから移動前アドレスを取り出し、移動前アドレスを送
    信元とするパケットに復元するパケット復元部と、 前記復元したパケットを前記上位の通信制御部に渡す手
    段とを有する移動通信制御装置。
  19. 【請求項19】 移動ノードの移動前アドレスと移動後
    アドレスとの対応を保持するためのデータ部を備える移
    動通信制御装置における移動通信制御方法であって、 移動ノードの移動前アドレスと移動後アドレスの対応を
    受信し、前記データ部に格納する工程と、 パケットを受け取る工程と、 前記パケットの送信先を、前記データ部の移動前アドレ
    スと比較し、一致する場合、前記移動前アドレスを含
    み、前記一致した移動前アドレスに対応する移動後アド
    レスを送信先とするパケットを生成する工程と、 前記生成されたパケットを送出する工程を有する移動通
    信制御方法。
  20. 【請求項20】 上位の通信制御部を備えるノード上の
    移動通信制御装置における移動通信制御方法であって、 前記パケットを受取る工程で前記上位の通信制御部から
    パケットを受取る請求項19記載の移動通信制御方法。
  21. 【請求項21】 前記パケットを受取る工程で他ノード
    からパケットを受け取る請求項19記載の移動通信制御
    方法。
  22. 【請求項22】 上位の通信制御部を備える移動ノード
    上の移動通信制御装置であり、移動前アドレスを保持す
    るデータ部を有するもの、における移動通信制御方法で
    あって、 移動後アドレスを獲得する工程と、 前記上位の通信制御部からパケットを受取る工程と、 前記移動前アドレスを含み、かつ前記移動後アドレスを
    送信元とするパケットを生成する工程と、 前記生成されたパケットを送出する工程を有する移動通
    信制御方法。
  23. 【請求項23】 移動ノードの移動前アドレスと移動後
    アドレスの対応を受信する手段と、 前記受信した移動ノードの移動前と移動後のアドレスの
    対応を保持するデータ部と、 パケットを受け取る手段と、 前記パケットの送信先アドレスを前記データ部の移動前
    アドレスと比較し、一致する場合、前記移動前アドレス
    を含み、前記一致した移動前アドレスに対応する移動後
    アドレスを送信先とするパケットを生成する手段と、 前記生成されたパケットを送出する手段を有する移動通
    信制御装置。
  24. 【請求項24】 上位の通信制御部を備えるノード上の
    移動通信制御装置であって、 前記パケットを受取る手段が前記上位通信制御部からパ
    ケットを受取る請求項23記載の移動通信制御装置。
  25. 【請求項25】 前記パケットを受取る手段が他ノード
    からパケットを受信する請求項23記載の移動通信制御
    装置。
  26. 【請求項26】 上位の通信制御部を備える移動ノード
    上の移動通信制御装置であって、移動前アドレスを保持
    するデータ部と、 移動後アドレスを獲得する手段と、 前記上位の通信制御部からパケットを受取る手段と、 前記移動前アドレスを含み、かつ前記移動後アドレスを
    送信元とするパケットを生成する手段と、 前記生成されたパケットを送出する手段を有する移動通
    信制御装置。
  27. 【請求項27】 移動通信制御装置における移動通信制
    御方法であって、請求項19又は22記載 の移動通信制御方法によりパケ
    ットを送出する工程と、請求項15又は16記載 の移動通信制御方法により、変
    換されたパケットからパケットを復元する工程を有する
    移動通信制御方法。
  28. 【請求項28】 ネットワークに接続した第1のノード
    と第2のノードにおいて、 前記第1のノード上に、請求項23又は26記載の移動
    通信制御部を有し、 前記第2のノード上に、請求項17又は18記載の移動
    通信制御部を有する移動通信制御装置。
  29. 【請求項29】 移動ノードの移動前アドレスと移動後
    アドレスとの対応を保持するためのデータ部を備える移
    動通信制御装置における移動通信制御方法であって、 移動ノードの移動前アドレスと移動後アドレスとの対応
    を受信する工程と、 前記受信した対応を前記データ部に記憶する工程と、 更に前記移動ノードの移動前アドレスと移動後アドレス
    との対応を受信するとともに、前記更に受信した移動前
    アドレスが、前記データ部に記憶した移動後アドレスと
    一致する場合、 前記データ部における、前記一致した移動前アドレスに
    対応する移動後アドレスを、前記更に受信した移動後ア
    ドレスに変更する工程を有する移動通信管理方法。
  30. 【請求項30】 移動ノードの移動前アドレスと移動後
    アドレスとの対応を受信する手段と、 前記受信した移動前アドレスと移動後アドレスとの対応
    を記憶するデータ部と、 更に前記移動ノードの移動前アドレスと移動後アドレス
    との対応を受信し、 前記更に受信した移動前アドレスが、前記データ部に記
    憶した移動後アドレスと一致する場合、 前記データ部における、前記一致した移動前アドレスに
    対応する移動後アドレスを、前記更に受信した移動後ア
    ドレスに変更する手段を有する移動通信管理装置。
  31. 【請求項31】 移動通信制御装置における移動通信制
    御方法であって、 移動ノードの移動前アドレスと移動後アドレスの対応を
    受信する工程と、 前記受信した移動前アドレスと移動後アドレスの対応を
    更に他のノードに送信する工程と、 を有する移動通信管理方法。
  32. 【請求項32】 移動ノードの移動前アドレスと移動後
    アドレスとの対応を受信する手段と、 前記受信した移動前アドレスと移動後アドレスとの対応
    を、更に他のノードに送信する手段を有する移動通信管
    理装置。
  33. 【請求項33】 請求項12、14、17、18、2
    3、26、30、32の何れかに記載の移動通信制御装
    置を備えるノード。
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