JP3441568B2 - 手押し車 - Google Patents

手押し車

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JP3441568B2
JP3441568B2 JP21911895A JP21911895A JP3441568B2 JP 3441568 B2 JP3441568 B2 JP 3441568B2 JP 21911895 A JP21911895 A JP 21911895A JP 21911895 A JP21911895 A JP 21911895A JP 3441568 B2 JP3441568 B2 JP 3441568B2
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裕史 前田
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配膳車、台車等の
手押し車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の手押し車は移動制御が難しく、例
えば手押し車の一種である配膳車を移動させて配膳する
場合、配膳車内のトレーに収納された汁物等をこぼすと
いう問題があった。このような手押し車の問題点を解決
するために実開昭59−172071号公報に示される
ようにハンドルの形状を工夫して、操作性、直進性を向
上させたものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記実
開昭59−172071号公報に示される手押し車の改
善は、操作性や直進性の向上であり、旋回、振動等の影
響については考慮されておらず、加減速時や旋回、段差
乗り上げ等で積載物がこぼれたり、落ちたりすることが
あった。
【0004】本発明は上記の点に鑑みて為されたもの
で、その目的とすることろは、移動時に積載物がこぼれ
たり、落ちたりするのを防ぐことができる手押し車を提
供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明では、車体に設けた操作ハンドルと、
該操作ハンドルに加わった力を検出する外力検出器と、
車体に設けた車輪を駆動する駆動源と、上記外力検出器
からの力検出値に基づいて上記駆動源を制御する制御装
置と、車体の加速度を検出する加速度検出手段と、車体
に設けた車輪に制動トルクを加えるための制動トルク装
置と、上記制動トルクを加えるための制動トルク制御装
置とを具備した手押し車において、上記駆動源を制御す
る制御装置は、上記外力検出器からの力検出値の大きさ
にほぼ比例した駆動出力を発生させるように駆動源を制
御し、上記制動トルク制御装置は、上記加速度検出手段
で検出された加速度と予め設定してある加速度の所定レ
ベルとを比較演算する手段を備え、上記比較演算の結果
に基づき、車体の加速度が所定レベル以下となるように
制御することを特徴とし、手押し車に載せられた積載物
の移動を抑えることができ、また車体を移動させる際の
力が小さくすむ。
【0006】請求項2の発明では、積載物を載せるトレ
ーと、該トレーを並べるケースと、該ケースの姿勢を変
化させる駆動装置と、車体の加速度を検出する加速度検
出器と、該加速度検出器が検出する加速度と重力加速度
とにより重力と加速度による慣性力の合力方向を求め、
上記トレーが合力方向と垂直になるように上記ケースの
姿勢を制御する制御装置とを備えたことを特徴とし、移
動中に急停止させた場合や、急停止、旋回時等におい
て、ケース内のトレーの積載物の移動を抑えることがで
き、また加速度を制限しないので、より素早い移動が可
能になる。
【0007】請求項3の発明では、積載物を載せる複数
個のトレーと、該各トレーの姿勢を変化させる駆動装置
と、車体の加速度を検出する加速度検出器と、該加速度
検出器が検出する加速度と重力とにより重力と加速度に
よる慣性力の合力方向を求め、前記トレーがその合力方
向と垂直になるようにトレーの姿勢を制御することを特
徴とし、移動中に急停止させた場合や、旋回時等におい
て、ケース内のトレーの積載物の移動を抑えることがで
き、また加速度を制限しないので、より素早い移動が可
能になる上に、定位置での回転で生じる加速度等にも細
かく対応できる。
【0008】請求項4の発明では、積載物を載せるトレ
ーを並べるケースと、車体の上下方向の振動を検出する
ための振動検出器と、該振動検出器で検出した振動検出
値によって前記ケースの上下位置を制御する制御装置
と、制御装置の指令に従ってケースを上下移動させるケ
ース駆動装置とを備えたことを特徴とし、車体の車輪が
段差を乗り越えたときや、凸凹のある床を移動するとき
などに、ケースを移動させて車体の振動を吸収し、車体
内のトレー上の積載物の振動、移動を抑えることができ
る。
【0009】請求項5の発明では、請求項乃至4記載
の発明において、車体に設けた操作ハンドルと、該操作
ハンドルに加わった力を検出する外力検出器と、車体に
設けた車輪を駆動する駆動源と、上記外力検出器からの
力検出値に基づいて上記駆動源を制御する制御装置とを
具備したことを特徴とし、車体を移動させる際の力が小
さく済む。
【0010】請求項6の発明では、請求項1又は5の
明において、請求項1乃至4記載の手押し車における制
御を行うか否かを選択するスイッチを備えたことを特徴
とし、制御する必要の無いときには、制御に要する電力
の節約ができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。 (実施形態1)図1は図2に示す手押し車に用いられた
本実施形態の制御系の概念的なブロック図を示してい
る。本実施形態の手押し車は車体1の加速度を検出する
加速度検出器2と、車体1に備えた車輪1aに回転抵抗
を与えるためのモータ、パウダーブレーキ等の制動手段
から構成される制動トルク装置3と、加速度検出器2か
らの加速度検出値に基づいて制動トルク装置3から車輪
1aに与える制動トルクを制御する制動トルク制御装置
4とを備えている。制動トルク装置3は図3に示すフロ
ーチャートに基づいて制動トルクの制御を行うもので、
このフローチャートに基づいて本実施形態の動作を説明
する。
【0012】制動トルク制御装置4は動作スタート
(1)後、加速度検出器2からの検出出力により加速度
aを検出し(2)、この加速度aと予め設定してある加
速度の最大値Amax とを比較し(3)、最大値Amax
検出加速度aが越えると、大きさM(手押し車の質量)
×(a−Amax )の制動力を発生させるような制動トル
クを決定し(4)、この決定した制動トルクを制動トル
ク装置3で発生させるように制動トルク装置3を制御す
る(5)。例えば、制動力トルクの働く車輪が一つであ
り、その半径がrであるとすれば制動トルクはM×(a
−Amax )/rと決定される。
【0013】また加速度aが最大値Amax を越えていな
い場合には、加速度aが−Amax 以下なのかどうかを判
定し(6)、以下であれば、大きさM×(−a−
max )の制動力を発生させるような制動トルクを決定
し(7)、この決定した制動トルクを制動トルク装置3
で発生させるように制動トルク装置3を制御する
(5)。このようにして制動トルクを制御することによ
り車体1の加速度aは−Amax以上でAmax 以下に抑え
ることができるのである。
【0014】従って本実施形態によれば手押し車に載せ
られた積載物の移動を抑えることができ、また前後、左
右方向の加速度を検出する加速度検出器2を設けて夫々
の方向の加速度を検出し、検出加速度に基づいて各方向
の加速度を抑えることにより、加速度による横転や、前
部の浮きを抑えることが可能となる。特に手押し車が配
膳車の場合、汁物がこぼれるのを抑えることができる。
【0015】(実施形態2)本実施形態の手押し車は車
輪1aを備えた車体1上に図4に示すように積載物12
を載せるトレー14を収納して並べるケース13を備え
るもので、車体1には図5に示すように車体1の前後、
左右方向の加速度を検出する加速度検出器2と、ケース
13の姿勢を変化させるケース姿勢駆動装置5と、加速
度検出器2が検出する加速度と重力加速度とに基づいて
ケース13の姿勢が所定の姿勢となるようにケース姿勢
駆動装置5を通じて制御するケース姿勢制御装置6とを
備えている。
【0016】次に本実施形態の動作を説明する。ケース
姿勢制御装置6は、図6に示すように動作スタート
(1)後、加速度検出器2からの検出出力により車体1
の前後方向の加速度Aaと、左右方向の加速度Asを夫
々検出する(2)。そして検出した前後方向の加速度A
aの絶対値と、予め設定してあるしきい値Aa0 とを比
較し(3)、加速度Aaの絶対値がしきい値Aa0 を越
えている場合には加速度Aaと重力加速度gとによりt
an-1(−Aa/g)からケース13の傾きθを求める
(4)。加速度Aaの絶対値がしきい値Aa0 を越えて
いない場合には傾きθ=0と見做す(5)。また同様に
して、検出した左右方向の加速度Asの絶対値と、予め
設定してあるしきい値As0 とを比較し(6)、加速度
Asの絶対値がしきい値As0 を越えている場合にはケ
ース13の左右方向の傾きφを加速度Asと重力加速度
gとにより式tan-1(−As/g)から求める
(7)。加速度Aaの絶対値がしきい値As0 を越えて
いない場合には傾きφ=0と見做す(8)。
【0017】このようにして求めた左右、前後のケース
13の傾きθ、φから慣性力の合力方向を求め、この合
力方向に基づいてケース姿勢駆動装置5を制御し
(9)、この制御によりケース13の姿勢をトレー14
が合力方向と垂直となるようにコントロールする(1
0)。尚各加速度Aa、Asがしきい値Aa0 、As0
より小さい場合には上記のように傾きθ、φを0と見做
してケース13の対応する方向の姿勢の制御は行わな
い。図7はケース13の姿勢を決定する加速度Aa,A
s、重力加速度g、慣性力方向、合力方向及びケース1
3の傾きθ、φの関係を示している。
【0018】 本実施形態によれば、図4(a)のように
移動中に図4(b)のように急停止させた場合や、急停
止、旋回時等において、ケース13のトレー14の積載
物12の移動を抑えることができる。また手押し車が配
膳車の場合、汁物がこぼれるのを抑えることができる。
更に実施形態1のように加速度を制限しないので、より
素早い移動が可能になる。
【0019】(実施形態3)本実施形態の手押し車は車
輪1aを備えた車体1上に図8に示すように積載物12
を載せるトレー14を複数載せるもので、車体1には図
9に示すように車体1の重心の前後、左右方向の加速度
と鉛直軸回りの角加速度とを検出する加速度検出器2’
と、トレー14の姿勢を変化させるトレー姿勢駆動装置
7と、加速度検出器2’が検出する加速度と重力加速度
とに基づいてトレー14の姿勢が所定の姿勢となるよう
にトレー姿勢駆動装置7を通じて制御するトレー姿勢制
御装置8とを備えている。
【0020】次に本実施形態の動作を説明する。トレー
姿勢制御装置8は、図10に示すように動作スタート
(1)後、加速度検出器2’からの検出出力により車体
1の前後方向の加速度Aaと、左右方向の加速度As
と、鉛直軸回りの角加速度αを夫々検出する(2)。こ
こで角加速度αが、図11に示すように車体1の重心よ
り前後、左右方向に夫々da、dsだけ離れたトレー1
4の中心に与える前後、左右方向の加速度は、夫々ds
α、daαとなる。
【0021】さてトレー姿勢制御装置8は検出した前後
方向の加速度Aaと、角加速度αがトレー14の中心に
与える前後方向の加速度dsαとを加えた値の絶対値
と、予め設定してあるしきい値Aa0 とを比較し
(3)、上記絶対値がしきい値Aa0を越えている場合
には加速度Aa及びdsαと重力加速度gとにより式t
an-1〔(−Aa−dsα)/g〕からトレー14の傾
きθを求める(4)。上記絶対値がしきい値Aa0 を越
えていない場合には傾きθ=0と見做す(5)。また同
様にして、検出した左右方向の加速度Asと角加速度α
がトレー14の中心に与える前後方向の加速度dsαと
を加えた値の絶対値と、予め設定してあるしきい値As
0 とを比較し(6)、上記絶対値がしきい値As0 を越
えている場合にはトレー14の左右方向の傾きφを加速
度As及びdaαと重力加速度gとにより式tan
-1〔(−As+daα)/g〕から求める(7)。加速
度Aaの絶対値がしきい値As0 を越えていない場合に
は傾きφ=0と見做す(8)。
【0022】このようにして求めた左右、前後のトレー
14の傾きθ、φから慣性力の合力方向を求め、この合
力方向に基づいてトレー姿勢駆動装置7を制御し
(9)、この制御によりトレー14の姿勢を合力方向に
垂直となるようにコントロール(10)。尚各加速度A
a、Asとdsα、daαがしきい値Aa0 、As0
り小さい場合には上記のように傾きθ、φを0と見做し
てトレー14の対応する方向の姿勢の制御は行わない。
図12はトレー14の姿勢を決定する加速度Aa,As
及び角加速度αによるトレー14の中心に及ぼす加速度
dsα、daα、重力加速度g慣性力方向、合力方向及
びトレー14の傾きθ、φの関係を示している。
【0023】 以上の本実施形態によれば、図8(a)の
ように移動中に図8(b)のように急停止させた場合
や、急停止、旋回時等において、手押し車内のトレー1
4の積載物12の移動を抑えることができる。また手押
し車が配膳車の場合、汁物がこぼれるのを抑えることが
できる。更に実施形態1のように加速度を制限しないの
で、より素早い移動が可能になる。また更に実施形態2
と比較して、例えば定位置での回転で生じる加速度等に
も細かく対応できる。
【0024】(実施形態4)本実施形態の手押し車は車
輪1aを備えた車体1上に図13に示すように積載物1
2を載せるトレー14を収納して並べるケース13を備
えるもので、車体1には図13及び図14に示すように
車体1の上下方向の振動を検出する振動検出器9と、振
動検出器9で検出した振動検出値によってケース13の
上下位置を制御する制御装置10と、制御装置10の指
令に従ってケース13を上下移動させるケース位置駆動
装置11とを備えている。
【0025】次に本実施形態の動作を説明する。図15
に示すように動作スタート(1)後、振動検出器9は車
体1の上下方向の振動Vib〔m/sec2 〕を検出し
(2)、制御装置10は検出された振動検出値からケー
ス13の上下移動させる際の駆動量Dの設定を行う
(3)。この場合駆動量Dは、トレイ14を収納してい
るケース13をどれだけ移動すれば振動吸収ができるか
を計算することにより求まるもので、制御装置10はD
←∫∫V ibdtdt(振動検出値の2階積分)の演算を
瞬時に行い、演算により求めた駆動量によりケース位置
駆動装置11に対してケース13の移動指令を与え
(4)、ケース位置駆動装置11を制御(5)してケー
ス13を上又は下方向に移動させるのである。
【0026】このようにして本実施形態では、図16に
示すように車体1の車輪1aが段差Xを乗り越えたとき
や、凸凹のある床を移動するときなどに、図16で矢印
により示すようにケース13を移動させて車体1の振動
を吸収し、車体1内のトレー14上の積載物12の振
動、移動を抑えることができるのである。上記各実施形
態1乃至4では車体1の移動を人力のみで行うようにし
たものであるが、以下に述べる実施形態5乃至8では図
17に示すように車体1の車輪1aを駆動させる駆動装
置16と、操作ハンドル1b(図2、図4、図8、図1
3、図16に夫々番号を付す)に加わった力を検出する
外力検出器15と、外力検出器15の力検出値に基づい
て駆動装置16を制御する制御装置17とからなる駆動
部を追加したものである。
【0027】この駆動部の基本的な動作を図17のブロ
ック図及び図18のフローチャートに基づいて説明す
る。まず動作スタート(1)後、人18が車体1を動か
すために操作ハンドル1bを押すと、外力検出器15が
その押す力、つまり外力を検出し(2)、その力検出値
を制御装置17に出力する。制御装置17はその力検出
値に基づいてGa倍の駆動力を決定し(3)、同一方向
に働くように駆動装置16に指令し(4)、駆動装置1
6により車輪1aを駆動する。この駆動力により、恰も
車体1が軽くなったように車体1を押す力が小さくて済
むものとなる。図19は駆動力指令と人18が操作ハン
ドル1bを押す力との関係の一例を示し、図における傾
きが上記Gaとなる。
【0028】(実施形態5)本実施形態は、図17に示
す駆動部の構成と図1に示す実施形態1の構成とを組み
合わせて図20に示す如く構成したものである。図20
の各構成要素については、図1及び図17で示される構
成要素と同じものに同一の番号を付し、説明は省略す
る。
【0029】而して本実施形態では、図21に示すフロ
ーチャートにより駆動力の制御と制動トルクの制御が為
される。つまり本実施形態では、図3のフローチャート
で示される加速度a検出のステップ(2)の前に、図1
8のフローチャートで示される駆動力制御ルーチンのス
テップ(8)の処理が為される。制動トルクの制御は実
施形態1の制動トルクの制御と同じであり、また駆動力
の制御は上述した駆動部の基本的な動作と同じであるか
ら、ここでは説明は省略する。
【0030】尚駆動力制御のステップ(8)以外の図2
1のフローチャートの各ステップには、図3のフローチ
ャート中同一の処理を為すステップと同じ番号を付して
いる。 (実施形態6)本実施形態は、図17に示す駆動部の構
成と図5に示す実施形態2の構成とを組み合わせて図2
2に示す如く構成したものである。図22の各構成要素
については、図5及び図17で示される構成要素と同じ
ものに同一の番号を付し、説明は省略する。
【0031】而して本実施形態では、図23に示すフロ
ーチャートにより駆動力の制御とケース13の姿勢制御
が為される。つまり本実施形態では、図6のフローチャ
ートで示される車体加速度検出のステップ(2)の前
に、図18のフローチャートで示される駆動力制御ルー
チンのステップ(11)の処理が為される。ケース13
の姿勢制御は実施形態2のケース13の姿勢制御と同じ
であり、また駆動力の制御は上述した駆動部の基本的な
動作と同じであるから、ここでは説明は省略する。
【0032】尚駆動力制御のステップ(11)以外の図
23のフローチャートの各ステップには、図6のフロー
チャート中同一の処理を為すステップと同じ番号を付し
ている。 (実施形態7)本実施形態は、図17に示す駆動部の構
成と図9に示す実施形態3の構成とを組み合わせて図2
4に示す如く構成したものである。図24の各構成要素
については、図9及び図17で示される構成要素と同じ
ものに同一の番号を付し、説明は省略する。
【0033】而して本実施形態では、図25に示すフロ
ーチャートにより駆動力の制御とトレー14の姿勢制御
が為される。つまり本実施形態では、図10のフローチ
ャートで示される車体加速度検出のステップ(2)の前
に、図18のフローチャートで示される駆動力制御ルー
チンのステップ(11)の処理が為される。トレー14
の姿勢制御は実施形態3のトレー14の姿勢制御と同じ
であり、また駆動力の制御は上述した駆動部の基本的な
動作と同じであるから、ここでは説明は省略する。
【0034】尚駆動力制御のステップ(11)以外の図
25のフローチャートの各ステップには、図10のフロ
ーチャート中同一の処理を為すステップと同じ番号を付
している。 (実施形態8)本実施形態は、図17に示す駆動部の構
成と図14に示す実施形態4の構成とを組み合わせて図
26に示す如く構成したものである。図26の各構成要
素については、図14及び図17で示される構成要素と
同じものに同一の番号を付し、説明は省略する。
【0035】而して本実施形態では、図27に示すフロ
ーチャートにより駆動力の制御とケース13の位置制御
が為される。つまり本実施形態では、図15のフローチ
ャートで示される車体加速度検出のステップ(2)の前
に、図18のフローチャートで示される駆動力制御ルー
チンのステップ(6)の処理が為される。ケース13の
位置制御は実施形態4のケースの位置制御と同じであ
り、また駆動力の制御は上述した駆動部の基本的な動作
と同じであるから、ここでは説明は省略する。
【0036】尚駆動力制御のステップ(6)以外の図2
7のフローチャートの各ステップには、図15のフロー
チャート中同一の処理を為すステップと同じ番号を付し
ている。以上のように各実施形態5乃至8では駆動力制
御を加えることにより、手押し車を移動させる際の力が
小さく済むことになる。また駆動させる力を入れ過ぎる
と、その力を数倍上回る駆動装置16の補助力が追加さ
れるため、急激な加減速が生じることがあるが、実施形
態1乃至3の構成を併用した実施形態5乃至7の場合に
は、急加速でもトレイ14上の積載物は安全に運搬され
ることになる。
【0037】ところで、実施形態5乃至実施形態8では
手押し車に積載物が無い場合或いは積載物があっても固
定されていたり、あまり振動の影響を受けないものであ
ったりする場合には、駆動力制御以外の制御は不要と考
えられる。そこで駆動力制御以外の制御を行うか否かを
選択するスイッチSWを上記実施形態5乃至実施形態8
に追加したものが次に説明する実施形態9乃至実施形態
12である。
【0038】(実施形態9)図28は本実施形態を示
し、実施形態5の構成に駆動力制御以外の制御を行うか
否かを選択するスイッチSWを追加している。つまり本
実施形態では図29のフローチャートで示すように駆動
力制御(8)の処理を行った後スイッチSWの状態を例
えば制動トルク制御装置4が判定し(9)、スイッチS
Wがオンであれば(2)以降の制動トルクの制御のため
の処理を行い、スイッチSWがオフであれば、(2)以
降の制動トルクの制御のための処理をキャンセルするの
である。従ってこの場合駆動力制御のみが行われること
になる。
【0039】尚図29のフローチャートはスイッチSW
の状態を判定するステップ(9)を追加している他は図
21のフローチャートと同じである。 (実施形態10)図30は本実施形態を示し、実施形態
6の構成に駆動力制御以外の制御を行うか否かを選択す
るスイッチSWを追加している。
【0040】つまり本実施形態では図31のフローチャ
ートで示すように駆動力制御(11)の処理を行った後
スイッチSWの状態を例えばケース姿勢制御装置6が判
定し(12)、スイッチSWがオンであれば(2)以降
の制動トルクの制御のための処理を行い、スイッチSW
がオフであれば、(2)以降のケース13の姿勢制御の
ための処理をキャンセルするのである。従ってこの場合
駆動力制御のみが行われることになる。
【0041】尚図31のフローチャートはスイッチSW
の状態を判定するステップ(12)を追加している他は
図23のフロチャートと同じである。 (実施形態11)図32は本実施形態を示し、実施形態
7の構成に駆動力制御以外の制御を行うか否かを選択す
るスイッチSWを追加している。
【0042】つまり本実施形態では図33のフローチャ
ートで示すように駆動力制御(11)の処理を行った後
スイッチSWの状態を例えば制動トルク制御装置4が判
定し(12)、スイッチSWがオンであれば(2)以降
のトレー14の姿勢制御のための処理を行い、スイッチ
SWがオフであれば、(2)以降のトレー14の姿勢制
御のための処理をキャンセルするのである。従ってこの
場合駆動力制御のみが行われることになる。
【0043】尚図33のフローチャートはスイッチSW
の状態を判定するステップ(12)を追加している他は
図21のフロチャートと同じである。 (実施形態12)図34は本実施形態を示し、実施形態
8の構成に駆動力制御以外の制御を行うか否かを選択す
るスイッチSWを追加している。
【0044】つまり本実施形態では図35のフローチャ
ートで示すように駆動力制御(6)の処理を行った後ス
イッチSWの状態を例えば制動トルク制御装置4が判定
し(7)、スイッチSWがオンであれば(2)以降のケ
ース13の位置制御のための処理を行い、スイッチSW
がオフであれば、(2)以降のケース13の位置制御の
ための処理をキャンセルするのである。従ってこの場合
駆動力制御のみが行われることになる。
【0045】尚図35のフローチャートはスイッチSW
の状態を判定するステップ(7)を追加している他は図
27のフロチャートと同じである。以上のように実施形
態9乃至実施形態12では駆動力制御以外の制御を行う
必要の無いときには、当該制御に要する電力の節約がで
きる。
【0046】
【発明の効果】請求項1の発明は、車体に設けた操作ハ
ンドルと、該操作ハンドルに加わった力を検出する外力
検出器と、車体に設けた車輪を駆動する駆動源と、上記
外力検出器からの力検出値に基づいて上記駆動源を制御
する制御装置と、車体の加速度を検出する加速度検出手
段と、車体に設けた車輪に制動トルクを加えるための制
動トルク装置と、上記制動トルクを加えるための制動ト
ルク制御装置とを具備した手押し車において、上記駆動
源を制御する制御装置は、上記外力検出器からの力検出
値の大きさにほぼ比例した駆動出力を発生させるように
駆動源を制御し、上記制動トルク制御装置は、上記加速
度検出手段で検出された加速度と予め設定してある加速
度の所定レベルとを比較演算する手段を備え、上記比較
演算の結果に基づき、車体の加速度が所定レベル以下と
なるように制御するので、手押し車に載せられた積載物
の移動を抑えることができ、そのため積載物のこぼれや
落下を防ぐことができ、また車体を移動させる際の力が
小さく済むという効果がある。
【0047】請求項2の発明は、積載物を載せるトレー
と、該トレーを並べるケースと、該ケースの姿勢を変化
させる駆動装置と、車体の加速度を検出する加速度検出
器と、該加速度検出器が検出する加速度と重力加速度と
により重力と加速度による慣性力の合力方向を求め、上
記トレーが合力方向と垂直になるように上記ケースの姿
勢を制御する制御装置とを備えたので、移動中に急停止
させた場合や、旋回時等において、ケース内のトレーの
積載物の移動を抑えることができ、そのため積載物のこ
ぼれや落下を防ぐことができ、また加速度を制限しない
ので、より素早い移動が可能になるという効果がある。
【0048】請求項3の発明は、積載物を載せる複数個
のトレーと、該各トレーの姿勢を変化させる駆動装置
と、車体の加速度を検出する加速度検出器と、該加速度
検出器が検出する加速度と重力とにより重力と加速度に
よる慣性力の合力方向を求め、前記トレーがその合力方
向と垂直になるようにトレーの姿勢を制御するので、移
動中に急停止させた場合や、急停止、旋回時等におい
て、ケース内のトレーの積載物の移動を抑えることがで
き、そのため積載物のこぼれや落下を防ぐことができ、
また加速度を制限しないので、より素早い移動が可能に
なる上に、定位置での回転で生じる加速度等にも細かく
対応できるという効果がある。
【0049】請求項4の発明は、積載物を載せるトレー
を並べるケースと、車体の上下方向の振動を検出するた
めの振動検出器と、該振動検出器で検出した振動検出値
によって前記ケースの上下位置を制御する制御装置と、
制御装置の指令に従ってケースを上下移動させるケース
駆動装置とを備えたので、車体の車輪が段差を乗り越え
たときや、凸凹のある床を移動するときなどに、ケース
を移動させて車体の振動を吸収し、車体内のトレー上の
積載物の振動、移動を抑えることができ、そのため積載
物のこぼれや落下を防ぐことができるという効果があ
る。
【0050】請求項5の発明は、請求項2乃至4記載の
発明において、車体に設けた操作ハンドルと、該操作ハ
ンドルに加わった力を検出する外力検出器と、車体に設
けた車輪を駆動する駆動源と、上記外力検出器からの力
検出値に基づいて上記駆動源を制御する制御装置とを具
備したので、車体を移動させる際の力が小さく済むとい
う効果がある。
【0051】請求項6の発明は、請求項1又は5の発明
において、請求項1乃至4記載の手押し車における制御
を行うか否かを選択するスイッチを備えたので、制御す
る必要の無いときには、制御に要する電力の節約ができ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の概念的構成図である。
【図2】同上の手押し車の概略側面図である。
【図3】同上の動作説明用フローチャートである。
【図4】実施形態2の手押し車の動作説明図である。
【図5】同上の概念的構成図である。
【図6】同上の動作説明用フローチャートである。
【図7】同上のケースの姿勢の決定方法の説明図であ
る。
【図8】実施形態3の手押し車の動作説明図である。
【図9】同上の概念的構成図である。
【図10】同上の動作説明用フローチャートである。
【図11】同上の車体の角加速度とトレーの中心の加速
度の関係説明図である。
【図12】同上のケースの姿勢の決定方法の説明図であ
る。
【図13】実施形態4の手押し車の概略説明図である。
【図14】同上の概念的構成図である。
【図15】同上の動作説明用フローチャートである。
【図16】同上の手押し車の動作説明図である。
【図17】駆動力制御に対応する概念的構成図である。
【図18】同上の動作説明用フローチャートである。
【図19】同上の駆動力指令値と人が押す力との関係説
明図である。
【図20】実施形態5の概念的構成図である。
【図21】同上の動作説明用フローチャートである。
【図22】実施形態6の概念的構成図である。
【図23】同上の動作説明用フローチャートである。
【図24】実施形態7の概念的構成図である。
【図25】同上の動作説明用フローチャートである。
【図26】実施形態8の概念的構成図である。
【図27】同上の動作説明用フローチャートである。
【図28】実施形態9の概念的構成図である。
【図29】同上の動作説明用フローチャートである。
【図30】実施形態10の概念的構成図である。
【図31】同上の動作説明用フローチャートである。
【図32】実施形態11の概念的構成図である。
【図33】同上の動作説明用フローチャートである。
【図34】実施形態11の概念的構成図である。
【図35】同上の動作説明用フローチャートである。
【符号の説明】
1 車体 2 加速度検出器 3 制動トルク装置 4 制動トルク制御装置
フロントページの続き (72)発明者 山下 秀樹 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−46760(JP,A) 特開 昭52−73297(JP,A) 実開 昭52−125210(JP,U) 特公 平5−65394(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05D 13/00 - 13/66 B60T 7/12 - 8/96 B60L 1/00 - 3/12 B60L 7/00 - 13/00 B60L 15/00 - 15/42

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体に設けた操作ハンドルと、該操作ハン
    ドルに加わった力を検出する外力検出器と、車体に設け
    た車輪を駆動する駆動源と、上記外力検出器からの力検
    出値に基づいて上記駆動源を制御する制御装置と、車体
    の加速度を検出する加速度検出手段と、車体に設けた車
    輪に制動トルクを加えるための制動トルク装置と、上記
    制動トルクを加えるための制動トルク制御装置とを具備
    した手押し車において、上記駆動源を制御する制御装置
    は、上記外力検出器からの力検出値の大きさにほぼ比例
    した駆動出力を発生させるように駆動源を制御し、上記
    制動トルク制御装置は、上記加速度検出手段で検出され
    た加速度と予め設定してある加速度の所定レベルとを比
    較演算する手段を備え、上記比較演算の結果に基づき、
    車体の加速度が所定レベル以下となるように制御する
    とを特徴とする手押し車。
  2. 【請求項2】積載物を載せるトレーと、該トレーを並べ
    るケースと、該ケースの姿勢を変化させる駆動装置と、
    車体の加速度を検出する加速度検出器と、該加速度検出
    器が検出する加速度と重力加速度とにより重力と加速度
    による慣性力の合力方向を求め、上記トレーが合力方向
    と垂直になるように上記ケースの姿勢を制御する制御装
    置とを備えたことを特徴とする手押し車。
  3. 【請求項3】積載物を載せる複数個のトレーと、該各ト
    レーの姿勢を変化させる駆動装置と、車体の加速度を検
    出する加速度検出器と、該加速度検出器が検出する加速
    度と重力とにより重力と加速度による慣性力の合力方向
    を求め、上記トレーがその合力方向と垂直になるように
    トレーの姿勢を制御することを特徴とする手押し車。
  4. 【請求項4】積載物を載せるトレーを並べるケースと、
    車体の上下方向の振動を検出するための振動検出器と、
    該振動検出器で検出した振動検出値によって上記ケース
    の上下位置を制御する制御装置と、制御装置の指令に従
    ってケースを上下移動させるケース駆動装置とを備えた
    ことを特徴とする手押し車。
  5. 【請求項5】車体に設けた操作ハンドルと、該操作ハン
    ドルに加わった力を検出する外力検出器と、車体に設け
    た車輪を駆動する駆動源と、上記外力検出器からの力検
    出値に基づいて上記駆動源を制御する制御装置とを具備
    したことを特徴とする請求項乃至4記載の手押し車。
  6. 【請求項6】請求項1乃至4記載の手押し車における
    動トルク制御を行うか否かを選択するスイッチを備えた
    ことを特徴とする請求項1又は5記載の手押し車。
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