JP3441470B2 - コ−ドレス電動小型圧着機 - Google Patents

コ−ドレス電動小型圧着機

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正 安井
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Maxell Izumi Co Ltd
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Izumi Products Co
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、圧着端子に導線の端
部を圧潰して接続するコ−ドレス電動小型圧着機、より
詳しくは別個に内蔵した電池を電源とするモ−タにより
駆動される遊星歯車減速機構を介してカム機構を作動さ
せ、小型の圧着端子に導線を圧潰接続するコ−ドレス電
動小型圧着機に関する。 【0002】 【従来の技術】電設工事等で電線を接続する場合、比較
的小型の圧着端子に導線を接続する作業では手動式の小
型圧着機が使用されている。即ち、図5(B)に示すよ
うな圧着端子20に導線21の端部を接続する場合、図
5(A)に示すような手動式の小型圧着機が使用されて
いる。これはハンドル部31を手で持ち、本体30の先
端部に固定ダイス32を設置する一方、ばね式レバ−3
4で可動ダイス33を往復移動出来るように構成し、導
線21端部を嵌め入れた圧着端子20のスリ−ブ部分を
圧着ヘッドの固定ダイス32と可動ダイス33との間に
置いて前記ばね式レバ−34を指で操作して圧潰するも
のである。尚、中には実開平2−130769号で開示
されているように遊星減速機構と油圧機構とを組合せた
電動油圧工具も知られている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】従来の小型圧着機で上
記する圧着機以外のものであっても、手動式のものは原
理的にはほぼ同様なものである。そして圧着端子に導線
を嵌め入れて圧潰する作業は、繰り返し操作すると手が
疲れ作業能率も上がらない。特に最近のように若年労働
者が不足している場合、比較的年配の人にこのような作
業を代替することは困難である。一方、上記する電動式
工具は大型の圧着端子には良いが小型には若干大掛かり
過ぎる。また、圧着端子を固定ダイスに設置する作業と
圧潰する作業とでは、圧着ヘッド部をほぼ直角に角度を
代えて作業した方が良いが、従来のものでは圧着機全体
を回さなければならず必ずしも能率が良いとは言えな
い。 【0004】この発明は、上記する課題に対処するこめ
になされたものであり、手が疲れず、力のない年配者や
婦女でも楽に作業することが可能で且つ圧着ヘッド部の
全体の角度を自由に変えることが可能で且つ簡易で便利
なコ−ドレス電動小型圧着機を提供することを目的とし
ている。 【0005】 【課題を解決するための手段】即ち、この発明は上記す
る課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、
−ス内に収納した電池を電源とするモータにより駆動さ
れる遊星歯車減速機構と、該遊星歯車減速機構に連結さ
れ偏心回転する偏心軸を有するカム機構と、該カム機構
により強制移動される移動ダイスとハウジングに取り付
けた固定ダイスとで端子部材を圧潰する圧着ヘッドと、
を備えて成るコ−ドレス電動小型圧着機において、 前記
圧着ヘッドのハウジング全体は、移動ダイスと共にケ−
スの固定部に対して回動自在に配置されて成ることを特
徴とするものである。 【0006】 【作用】この発明のコ−ドレス電動小型圧着機を上記手
段としたときの作用について添付図の符号を用いて説明
する。先ず、ハンドル部(後部ケース1B)にあるトリ
ガ10を押しONとするとモ−タ4(駆動源)が回転
し、駆動軸4aより遊星歯車減速機構5を介して回転力
は、回転軸61と偏心軸62とよりなるカム機構6へ伝
達される。更に、該カム機構6により移動ロッド73及
び移動ダイス71を移動させる。そして圧着ヘッド7の
固定ダイス72の間に置かれた圧着端子と導線端部とは
圧潰されて接続される。また、圧着ヘッド7部全体が自
由に回動できるようにしてあるので圧着作業が極めてし
やすくなる。 【0007】 【実施例】以下、この発明の具体的実施例について図面
を参照して説明する。図1は、この発明のコ−ドレス電
動小型圧着機の主要部である動力伝達機構とカム機構の
構成を示す図であり、図2と図3は、いずれも図1のA
−A矢視断面図であるが、図2は、端子を圧潰する前の
カム機構の動きを示し、図3は、端子を圧潰した状態の
カム機構の動きを示している。このコ−ドレス電動小型
圧着機は、一つのケ−ス1内にすべての構成要素が収納
されるが、該ケ−ス1は、前部ケ−ス1Aと後部ケ−ス
1Bとで形成される。前部ケ−ス1Aには、電池を電源
とするモ−タ4と遊星歯車減速機構5とカム機構6とが
収納されるが、該カム機構6には圧着ヘッド7が接続さ
れる。後部ケ−ス1Bには、電池3を収納すると共に前
記モ−タ4をON・OFFするトリガ10を備え、また
該後部ケ−ス1Bはハンドル部ともなる。 【0008】次に、前記遊星歯車減速機構5について説
明する。この遊星歯車減速機構5は、モ−タ4の駆動軸
4aに嵌着された太陽歯車51a、該太陽歯車51aと
ギヤケ−ス50に固定保持された内歯歯車51cに噛合
する遊星歯車51b、該遊星歯車51bを回動自在に枢
着し反対側に二段目の太陽歯車52aを一体に形成した
遊星保持板51d、該二段目の太陽歯車52aとギヤケ
−ス50に固定保持された内歯歯車52cに噛合する遊
星歯車52b、該二段目の遊星歯車52bを回動自在に
枢着し反対側に三段目の太陽歯車53aを一体に形成し
た遊星保持板52d、該三段目の太陽歯車53aとギヤ
ケ−ス50に固定保持された内歯歯車53cに噛合する
遊星歯車53b、該遊星歯車53bを回動自在に枢着し
反対側に四段目の太陽歯車54aを一体に形成した遊星
保持板53d、そして該太陽歯車54aと噛合する遊星
歯車遊星歯車54bを回動自在に枢着した遊星保持板5
4dと、より構成される。そして該遊星保持板54dに
はスプライン穴を刻設し、回転軸61に刻設されたスプ
ライン61aにスプライン嵌合されている。 【0009】前記カム機構6は、前記遊星歯車減速機構
5の遊星保持板54dとスプライン嵌合により連結され
る回転軸61と、偏心軸62とで構成される。そして回
転軸61は、軸受63、64により支承され、偏心軸6
2には軸受65を介してスリ−ブ66が嵌めてある。こ
うして前記モ−タ4の駆動軸4aから遊星歯車減速機構
5を介して減速された回転力は、回転軸61及び偏心軸
62に伝達され、該偏心軸62の回転により後述するよ
うに移動ダイス71と固定ダイス72とで圧着端子を圧
潰する。 【0010】次に、圧着ヘッド7は、ハウジング70と
該ハウジング70に設置された固定ダイス72と、往復
移動するように配置された移動ダイス71と該移動ダイ
ス71に連結される移動ロッド73とより構成される。
該ハウジング70にはフランジ部70fが形成され、該
フランジ部70fはケ−ス1(前部ケ−ス1A)の端部
に形成した曲げ部1fに当接するように位置させると共
に、ハウジング70全体が自由に回動できるように配置
してある。前記固定ダイス72には、圧着されるべき圧
着端子を置くための凹部72aと72bとが形成され、
また移動ダイス71にはこれらの凹部72aと72bと
に近接嵌合させるための凸部71aと71bとが形成さ
れる。前記移動ダイス71は、前記カム機構6により移
動ロッド73と共に作動(移動)させ、前記固定ダイス
72の凹部72aと72bに置いた圧着端子を圧潰す
る。尚、図1に示す後部ケ−ス上端のレバー12は、圧
着ヘッド7で圧着端子を圧着した後移動ダイス71を元
に戻すためのレバ−である。 【0011】また、前記圧着ヘッド7は、図3のB−B
矢視断面図である図4に示すように、ハウジング70全
体がケ−ス1(前部ケ−ス1A)に対して回動可能なよ
うに配置されている。即ち、移動ロッド73の前半部7
3aは矩形であり、この移動ロッド73の前半部73a
を嵌合している前記ハウジングのハウジング70fの穴
70aも矩形である(但し、矩形でなくても該移動ロッ
ド73のと共に同時回転できるような穴であれば良
い)。従って、ハウジング70を回動させると、該ハウ
ジング70に固定設置されている固定ダイス72だけで
なく移動ダイス71も共に全体が回動する。このように
圧着ヘッド7全体が自由に回動すれば、圧着端子を固定
ダイス72の凹部72aと72bに置くときは該圧着端
子のスリ−ブ部分の穴に導線の端部を入れやすい方向に
向け、圧着するときには90度程度回転させて圧着す
る、というように圧着作業が極めてやりやすくなる。 【0012】この発明のコ−ドレス電動小型圧着機の構
成は以上のようであるが、次にその動作について説明す
る。ハンドル部のトリガ10を押しONとすると、モ−
タ4が回転し、駆動軸4aより遊星歯車減速機構5を介
して回転力はカム機構6へ伝達される。更に、該カム機
構6は、圧着ヘッド7の移動ロッド73及び移動ダイス
71を移動させる。そして圧着ヘッド部7の移動ダイス
71と固定ダイス72の間に置かれた圧着端子と導線端
部とは圧潰されて接続される。また、モ−タ4をOFF
として、次の圧着端子と導線を接続する場合、後部ケ−
ス1B上部のレバ−12を引くと、移動ロッド73と移
動ダイス71とは共に元の位置に戻される。こうして次
から次へと圧着端子と導線とを接続することが出来る。
以上の動作においては、特に、圧着ヘッド7のハウジン
グ70は、自由に回動できるようにしてあるので圧着作
業が極めてしやすくなる。 【0013】 【発明の効果】以上、詳述したように、この発明のコ−
ドレス電動小型圧着機によれば、圧着端子に導線を接続
する作業を自動的に行うことが出来る。従って、連続的
な圧着作業を長時間行っても疲れることがなくなる。更
に、大して力の無い年配者や婦女子でも楽に圧着作業を
行うことが出来る。また、特に、このコ−ドレス電動小
型圧着機は、圧着ヘッドを回動自在としたので、圧着作
業を行う際に圧着端子に導線を嵌め入れる時と圧着する
時とで作業をしやすい方向に向きをかえることが可能と
なり、作業がし易く作業能率も大幅に向上させることが
出来る。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明のコ−ドレス電動小型圧着機の主要部
である動力伝達機構とカム機構の構成を示す図である。 【図2】図1のA−A矢視断面図であって、固定ダイス
と移動ダイスとの間隔を拡げた時の図である。 【図3】図1のA−A矢視断面図であって、固定ダイス
と移動ダイスとの間隔を最も近ずけた時の図である。 【図4】図3のB−B矢視断面図である。 【図5】図5(A)は、従来の圧着端子に導線を接続す
る手動式小型圧着機の略図であり、図5(B)は、圧着
端子と導線端部との斜視図である。 【符号の説明】 1 ケ−ス 4 駆動源(モ−タ) 5 遊星歯車減速機構 6 カム機構 7 圧着ヘッド 61 回転軸 62 偏心軸 66 スリ−ブ 70 ハウジング 71 移動タイス 72 固定ダイス 73 移動ロッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−104568(JP,A) 実開 平2−128855(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B25B 25/00 H01R 43/042

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 ケ−ス内に収納した電池を電源とするモ
    ータにより駆動される遊星歯車減速機構と、該遊星歯車
    減速機構に連結され偏心回転する偏心軸を有するカム機
    構と、該カム機構により強制移動される移動ダイスとハ
    ウジングに取り付けた固定ダイスとで端子部材を圧潰す
    る圧着ヘッドと、を備えて成るコ−ドレス電動小型圧着
    機において、 前記圧着ヘッドのハウジング全体は、移動ダイスと共に
    ケ−スの固定部に対して回動自在に配置されて成ること
    を特徴とするコ−ドレス電動小型圧着機。
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