JP3440044B2 - 通信端末装置及び無線通信方法 - Google Patents

通信端末装置及び無線通信方法

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  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル無線通
信システムにおける通信端末装置及び無線通信方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】次世代移動通信方式に用いる多元接続方
式としてCDMA(Code Division Multiple Access)
が開発されている。このCDMAセルラシステムにおい
ては、通信端末は、移動に伴うセル切替え(ハンドオー
バ)などにセル検出やセル監視を行う。
【0003】このCDMAセルラシステムにおけるセル
検出法に関しては、樋口、佐和橋、安達らの”DS−C
DMA基地局間非同期セルラにおけるロングコードマス
クを用いる高速セルサーチ法”信学技報 RCS96−
122,1997−01に記載されているように、下り
制御チャネルのスクランブリングコードをマスクし、こ
のマスクされた部分について各セル共通のスプレッディ
ングコードで相関検出を行うことにより、スクランブリ
ングコードのタイミング及びその種類を検出する方法が
提案されている。
【0004】この方式では、送信側(基地局)は各セル
共通のスプレッディングコードで拡散されたシンボル及
び各セルのスクランブリングコードに応じたスクランブ
リングコードグループ識別ショートコードで拡散された
シンボルをサーチコードとしてスクランブリングコード
マスク部にコード多重して送信し、受信側(通信端末)
は各セル共通のスプレッディングコードによるスロット
タイミングを検出した後に、スクランブリングコードグ
ループ識別ショートコードを用いてスクランブリングコ
ード同定部でサーチすべきスクランブリングコード候補
を限定し、フレームタイミングを検出し、さらにこのス
クランブリングコード候補からセル固有のスクランブリ
ングコードを特定する。これにより、高速に新しいセル
を検出することができる。
【0005】また、セル監視は、上述したセル検出を改
めて行うのではなく、スクランブリングコードと、その
おおよそのフレームタイミングが判明している基地局に
関して、現在のレベル(Ec/I0(逆拡散後の信号電
力/送受信電力)、SIR(Signal to Interference Ra
tio))を調べる処理をいう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来、通信端末は、セ
ル検出やセル監視を一定周期で常時行っている。しかし
ながら、通信端末がセル検出やセル監視を常時行うと、
端末における消費電力が増加し、通話時間や待ち受け時
間が短くなってしまう。一方、セル検出やセル監視の頻
度を極端に少なくすると、リアルタイムに正確なセル管
理を行うことができず、ハンドオーバを失敗して通話が
切れる可能性がある。
【0007】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、できるだけ消費電力を節約することができ、しか
もセル検出やセル監視におけるセル管理をリアルタイム
に正確に行うことができる通信端末装置及び無線通信方
法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の通信端末装置
は、送信側で使用した拡散コードを用いて受信信号に対
して行った相関演算処理の結果に基づいてセル検出を行
うセル検出手段と、セル検出された基地局からの信号の
レベルを測定する処理であるセル監視を行うセル監視手
段と、基地局からの信号のレベルに基づいて各基地局を
分類して管理するセル管理テーブルと、このセル管理テ
ーブルの情報で分類した基地局の数に基づいてセル検出
及び/又はセル監視の周期を制御する管理手段と、を具
備する構成を採る。
【0009】この構成によれば、種々のイベントに応じ
て動的にセル検出やセル監視の頻度を制御して、できる
だけ消費電力を節約して通話時間や待ち受け時間を長く
することができる。また、セル検出やセル監視における
セル管理をリアルタイムに正確に行うことができるの
で、ハンドオーバを確実に行って、ハンドオーバ時の通
信品質を維持することができる。
【0010】本発明の通信端末装置におけるセル管理テ
ーブルは、セル検出された基地局を、現在通信中の基地
局、ハンドオーバ先の候補である基地局、その他の基地
局のいずれかに分類して管理する構成を採る。また、本
発明の通信端末装置における管理手段は、現在通信中の
基地局の数が所定の第1閾値未満の場合にセル監視の周
期を短縮する構成を採る。また、本発明の通信端末装置
における管理手段は、現在通信中の基地局の数が所定の
第1閾値未満であって、ハンドオーバ先の候補である
地局の数が所定の第2閾値未満の場合にセル検出及び/
又はセル監視の周期を短縮する構成を採る。
【0011】これらの構成により、セル管理テーブルの
情報で分類した基地局の数に基づいてセル検出及び/又
はセル監視の周期を制御することができるので、迅速に
ハンドオーバに対応することができ、通信品質を維持す
ることができる。
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】本発明の基地局装置は、上記通信端末装置
と無線通信を行うことを特徴とする。これにより、途切
れることなく、しかも所定の通信品質を維持してハンド
オーバを行うことができる。
【0017】本発明の無線通信方法は、送信側で使用し
た拡散コードを用いて受信信号に対して行った相関演算
処理の結果に基づいてセル検出を行うセル検出工程と、
セル検出された基地局からの信号のレベルを測定する処
理であるセル監視を行うセル監視工程と、基地局からの
信号のレベルに基づいて各基地局を分類してセル管理テ
ーブルに管理する管理工程と、前記セル管理テーブルの
情報で分類した基地局の数に基づいてセル検出及び/又
はセル監視の周期を制御する制御工程と、を具備する。
【0018】この方法によれば、種々のイベントに応じ
て動的にセル検出やセル監視の頻度を制御して、できる
だけ消費電力を節約して通話時間や待ち受け時間を長く
することができる。また、セル検出やセル監視における
セル管理をリアルタイムに正確に行うことができるの
で、ハンドオーバを確実に行って、ハンドオーバ時の通
信品質を維持することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の骨子は、種々の要因(イ
ベント)により動的にセル検出やセル監視の頻度を制御
して少なくし、できるだけ消費電力を節約して、しかも
セル検出やセル監視におけるセル管理をリアルタイムに
正確に行うことである。
【0020】以下、本発明の実施の形態について、添付
図面を参照して詳細に説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1に係る
通信端末装置の構成を示すブロック図である。ここで
は、通常の状態において、セル検出・セル監視の周期は
長く設定しておき、必要に応じて、セル監視の周期を短
くするセル監視モード、セル検出の周期を短くするセル
検出モード、並びにセル監視及びセル検出の周期を短く
するセル監視・検出モードにモード切り替えがなされる
場合について説明する。なお、周期を長くするとは、例
えば5s程度にすることをいうがこの周期については特
に限定しない。このように、通常状態でセル監視やセル
検出を長い周期で行うことにより装置の消費電力を効率
よく使用することが可能となる。
【0021】この通信端末装置においては、無線基地局
装置から送信された信号はアンテナ101を介して無線
受信回路102で受信される。無線受信回路102で
は、受信信号に対して所定の無線受信処理(例えばダウ
ンコンバート、A/D変換など)を行う。
【0022】このように無線受信処理された受信信号
は、相関回路103に出力される。相関回路103で
は、受信信号に対して送信側での拡散変調で使用された
拡散コードを用いて逆拡散処理が行われ、相関値が得ら
れる。この相関値は、セル検出回路104に送られる。
【0023】セル検出回路104では、相関回路103
で得られた相関値を用いてセルの検出を行う。また、相
関回路103で求められた相関値は、セル監視回路10
5にも送られる。また、相関回路103からの出力は、
復調回路109に送られ、そこで相関処理後の信号に対
して復調処理が行われて受信データが得られる。
【0024】セル検出回路104、セル監視回路105
におけるセル検出の結果やセル監視の結果は、セル管理
テーブル106に送られ、セル管理テーブル106が必
要に応じて更新される。セル管理テーブル106では、
基地局を現在通信中(Active)、ハンドオーバ先候補
(Candidate)、又は隣接するレベルの低いもの(Neigh
bor)などに分類して管理される。
【0025】このセル管理テーブル106の情報は、接
続処理制御回路108に送られると共に管理回路107
に送られる。接続処理制御回路108では、セル管理テ
ーブルの情報(分類結果)に基づいてハンドオーバの際
の接続処理などを制御する。
【0026】また、管理回路107では、セル管理テー
ブルの情報に基づいてセル検出やセル監視の指示を行
う。すなわち、セル検出が必要であれば、セル検出を行
う旨の制御信号をセル検出回路104に送り、セル監視
が必要であれば、セル監視を行う旨の制御信号をセル監
視回路105に送る。
【0027】一方、送信データは、ディジタル変調回路
110に送られて、ディジタル変調され、拡散変調回路
111に送られる。拡散変調回路111では、所定の拡
散コードを用いてディジタル変調後の信号に対して拡散
変調処理が行われ、その拡散変調された送信データが無
線送信回路112に送られる。無線送信回路112で
は、拡散変調後の送信データに対して所定の無線送信処
理(D/A変換、アップコンバートなど)が行われる。
無線送信処理された送信信号は、アンテナ101を介し
て基地局に対して送信される。
【0028】次に、上記構成を有する通信端末装置のセ
ル検出・セル監視の周期制御について説明する。相関回
路103においては、受信信号に対して逆拡散処理がな
されて相関値が得られる。この相関値はセル検出回路1
04,セル監視回路105に送られる。セル検出回路1
04では、各セル共通のスプレッディングコードによる
スロットタイミングを検出した後に、スクランブリング
コードグループ識別ショートコードを用いてスクランブ
リングコード同定部でサーチすべきスクランブリングコ
ード候補を限定し、フレームタイミングを検出し、さら
にこのスクランブリングコード候補からセル固有のスク
ランブリングコードを特定するセル検出処理を行う。
【0029】セル監視回路105では、スクランブリン
グコードと、そのおおよそフレームのタイミングが判明
している基地局に関して、現在のレベル(Ec/I0、
SIR)を調べる処理を行う。
【0030】これらのセル検出やセル監視の結果は、セ
ル管理テーブル106に送られて、セルは分類されて管
理される。例えば、セル管理テーブル106では、図2
に示すように、現在通信中の基地局「現在通信中(Acti
ve)」、ハンドオーバ先の候補である基地局「ハンドオ
ーバ先候補(Candidate)」、又はハンドオーバ先の候
補ではないレベルの低い基地局「隣接するレベルの低い
もの(Neighbor)」などに分類して管理される。
【0031】すなわち、図2から分かるように、基地局
#2は現在通信中であり、基地局#1,#6はハンドオ
ーバ先の候補であり、基地局#3,#4,#5はハンド
オーバ先の候補ではないレベルの低いものである。
【0032】管理回路107は、セル管理テーブル10
6の情報やセル検出回路104及びセル監視回路105
の結果に基づいて、セル検出やセル監視の周期(頻度)
を変更する。このしきい値判定は、例えば以下のような
に分類された基地局のレベルや数により行う。具体的に
は、以下の方法が挙げられる。
【0033】まず、第1の方法としては、「現在通信中
(Active)」のレベルがしきい値未満である場合、又は
ハンドオーバ時のように複数の基地局と通信を行ってい
る時などにおいては「現在通信中(Active)」の各レベ
ルの和がしきい値未満である場合に、「ハンドオーバ先
候補(Candidate)」又は「隣接するレベルの低いもの
(Neighbor)」のセル監視の周期を短くする(頻度を高
くする)。図2を用いて説明すると、「現在通信中(Acti
ve)」である基地局#2のレベルがしきい値未満である場
合には、「ハンドオーバ先候補(Candidate)」である基
地局#1,#6に対するセル監視周期を短くする。
【0034】このように「現在通信中(Active)」のレ
ベルがしきい値未満である場合は、基地局からの信号の
主波がビルなどの影に隠れていたり、セルエッジにいる
ために基地局からの信号の主波のレベルが低いと考えら
れる。この場合に、「ハンドオーバ先候補(Candidat
e)」のセル監視の周期を短くして早めに「ハンドオーバ
先候補(Candidate)」からハンドオーバ先を見つけるよ
うにする。これにより、迅速にハンドオーバに対応する
ことができ、通信品質を維持することができる。
【0035】第2の方法としては、「現在通信中(Acti
ve)」の数がしきい値未満である場合に、「ハンドオー
バ先候補(Candidate)」又は「隣接するレベルの低い
もの(Neighbor)」のセル監視の周期を短くする(頻度
を高くする)。また、「現在通信中(Active)」の数が
しきい値以上である場合に、「ハンドオーバ先候補(Ca
ndidate)」又は「隣接するレベルの低いもの(Neighbo
r)」のセル監視の周期を長くする(頻度を低くす
る)。
【0036】さらに、「現在通信中(Active)」の数が少な
い状態において、「ハンドオーバ先候補(Candidate)」
の数が所定の数よりも少なくなった場合や、「隣接する
レベルの低いもの(Neighbor)」の数が所定の数よりも
少なくなった場合には、ハンドオーバ先が少ないために
ソフトハンドオーバに失敗する恐れが生じるので、セル
監視やセル検出の周期を短くする。
【0037】図3を用いて説明すると、「ハンドオーバ
先候補(Candidate)」が基地局#1しかない場合に、
「隣接するレベルの低いもの(Neighbor)」に対してセル
監視の周期を短くして、図4に示すように「ハンドオー
バ先候補(Candidate)」(基地局#3,#6)を早め
に見つける。これにより、ソフトハンドオーバを良好に
行うことができる。
【0038】第3の方法としては、「現在通信中(Acti
ve)」のレベル及び「ハンドオーバ先候補(Candidat
e)」のレベルが共にあるしきい値範囲内にある場合
に、セル検出の周期を短くする。
【0039】このように「現在通信中(Active)」のレ
ベル及び「ハンドオーバ先候補(Candidate)」のレベ
ルが共にあるしきい値範囲内にある場合は、「現在通信
中(Active)」や「ハンドオーバ先候補(Candidate)」の
基地局からの信号の主波がいずれもビルなどの影に隠れ
ていたり、セルエッジにいるために「現在通信中(Activ
e)」や「ハンドオーバ先候補(Candidate)」の基地局か
らの信号の主波のレベルがいずれも低いと考えられる。
この場合に、セル検出の周期を短くして早めに「現在通
信中(Active)」や「ハンドオーバ先候補(Candidate)」を
見つけるようにする。これにより、迅速にハンドオーバ
に対応することができ、通信品質を維持することができ
る。
【0040】第4の方法としては、レベルが大きくなっ
てきている基地局のセル監視の周期を短くする。このよ
うな場合は、レベルが大きくなってきている基地局に近
づいていると考えられるからである。
【0041】例えば、図5に示すように、基地局#7が
「隣接するレベルの低いもの(Neighbor)」になり、さ
らに「ハンドオーバ先候補(Candidate)」になった場
合には、基地局#7に近づいていると考えられるので、
基地局#7のセル監視周期を短くする。これにより、最
も可能性の高い基地局をハンドオーバ先として迅速に判
定することができる。
【0042】第5の方法としては、所定時間内である基
地局が「現在通信中(Active)」と「ハンドオーバ先候
補(Candidate)」の間の入れ替わりが頻繁に起こる場合
には、セルエッジにいる可能性が高いので、この基地局
に対するセル監視の周期を短くする。これにより、ハン
ドオーバに迅速に対応することができる。
【0043】管理回路107は、上記のようなイベント
によりセル監視・セル検出の周期を変更した後に、その
変更した周期でセル検出回路104やセル監視回路10
5に対してセル検出やセル監視を行う旨の指示を行う。
【0044】具体的には、セル検出の周期を短くする場
合には、管理回路107でモードが通常モード(セル検
出やセル監視の周期が長いモード)からセル検出モード
に切り替えられ、セル検出モードにおける短い周期でセ
ル検出を行う旨の制御信号がセル検出回路104に送ら
れる。また、セル監視の周期を短くする場合には、管理
回路107でモードが通常モードからセル監視モードに
切り替えられ、セル監視モードにおける短い周期でセル
監視を行う旨の制御信号がセル監視回路105に送られ
る。また、セル検出及びセル監視の周期を短くする場合
には、管理回路107でモードが通常モードからセル検
出・セル監視モードに切り替えられ、セル検出・セル監
視モードにおける短い周期でセル検出を行う旨の制御信
号がセル検出回路104に送られ、セル監視を行う旨の
制御信号がセル監視回路105に送られる。
【0045】このように本実施の形態に係る通信端末装
置は、「現在通信中(Active)」や「ハンドオーバ先候補
(Candidate)」のレベルや数により動的にセル検出や
セル監視の頻度を制御して少なくするので、できるだけ
消費電力を節約して通話時間や待ち受け時間を長くする
ことができる。また、セル検出やセル監視におけるセル
管理をリアルタイムに正確に行うことができるので、ハ
ンドオーバを確実に行って、ハンドオーバ時の通信品質
を維持することができる。
【0046】本実施の形態においては、基地局の分類を
「現在通信中(Active)」、「ハンドオーバ先候補(Ca
ndidate)」、「隣接するレベルの低いもの(Neighbo
r)」と3種類で行う場合について説明しているが、本発
明においては、しきい値の設定を変更することにより、
基地局の分類を2つに設定しても良く、4つ以上に設定
しても良い。
【0047】(実施の形態2)本実施の形態では、フィ
ンガ毎のEc/I0の平均値及び/又は分散値を監視
し、その値がしきい値未満になったときをイベントとし
て、セル監視やセル検出の周期を短くする場合について
説明する。
【0048】図6は、本発明の実施の形態2に係る通信
端末装置の構成を示すブロック図である。図6におい
て、図1と同じ部分については図1と同じ符号を付して
その詳細な説明は省略する。
【0049】図6に示す通信端末装置は、相関回路10
3の出力からフィンガ毎のパスを監視するパス監視回路
601を備えている。このパス監視回路601は、パス
の監視結果に基づいてセル検出・セル監視の周期を変更
する旨の指示を管理回路107に送る。管理回路107
は、変更した周期で、セル検出回路104及び/又はセ
ル監視回路105にセル検出・セル監視を行う旨の制御
信号を送る。これにより、変更した周期でセル検出・セ
ル監視が行われる。
【0050】次に、上記構成を有する通信端末装置のセ
ル検出・セル監視の周期制御について説明する。相関回
路103においては、受信信号に対して逆拡散処理がな
されて相関値が得られる。この相関値はセル検出回路1
04やセル監視回路105に送られると共に、パス監視
回路601に送られる。
【0051】セル検出回路104やセル監視回路105
では、相関値に基づいて、セル検出やセル監視を行い、
その結果をセル管理テーブル106に送る。セル管理テ
ーブル106では、例えば現在通信中の基地局「現在通
信中(Active)」、ハンドオーバ先の候補である基地局
「ハンドオーバ先候補(Candidate)」、又はハンドオ
ーバ先の候補ではないレベルの低い基地局「隣接するレ
ベルの低いもの(Neighbor)」などに分類して管理す
る。なお、セル検出やセル監視については、実施の形態
1と同様にして行う。
【0052】パス監視回路601では、相関値に基づい
てフィンガ毎にパスを監視する。具体的には、パス監視
回路601は、フィンガ毎のEc/I0を求め、その平
均値や分散値を監視する。そして、その平均値や分散値
が所定のしきい値未満である場合に、基地局からの信号
の主波がない状態であるとして、管理回路107に対し
てセル監視やセル検出の周期を短くする旨の制御信号を
送る。管理回路107では、制御信号にしたがってセル
検出やセル監視の周期を変更し、その周期でセル検出や
セル監視を行う旨の指示をセル検出回路104やセル監
視回路105に対して行う。
【0053】このように本実施の形態に係る通信端末装
置は、フィンガ毎のEc/I0に応じて動的にセル検出
やセル監視の頻度を制御して、できるだけ消費電力を節
約して通話時間や待ち受け時間を長くすることができ
る。また、セル検出やセル監視におけるセル管理をリア
ルタイムに正確に行うことができるので、ハンドオーバ
を確実に行って、ハンドオーバ時の通信品質を維持する
ことができる。
【0054】なお、本実施の形態では、Ec/I0の平
均値や分散値により、セル検出やセル監視の周期を制御
する場合について説明しているが、本発明は、フィンガ
毎のEc/I0以外の受信品質を監視しておき、その監
視結果に基づいてセル検出やセル監視の周期を制御する
ようにしても良い。
【0055】(実施の形態3)本実施の形態では、受信
レベルが急激に変化するかどうかを監視しておき、受信
レベルが急激に変化したことをイベントとして、セル監
視やセル検出の周期を短くする場合について説明する。
【0056】図7は、本発明の実施の形態3に係る通信
端末装置の構成を示すブロック図である。図7におい
て、図1と同じ部分については図1と同じ符号を付して
その詳細な説明は省略する。
【0057】図7に示す通信端末装置は、無線受信回路
102の出力を用いて利得制御を行って利得制御した信
号を無線受信回路102に出力するAGC回路701を
備えている。このAGC回路701は、無線受信回路1
02の出力を監視し、その監視結果に基づいてセル検出
・セル監視の周期を変更する旨の指示を管理回路107
に送る。管理回路107は、変更した周期で、セル検出
回路104及び/又はセル監視回路105にセル検出・
セル監視を行う旨の制御信号を送る。これにより、変更
した周期でセル検出・セル監視が行われる。
【0058】次に、上記構成を有する通信端末装置のセ
ル検出・セル監視の周期制御について説明する。アンテ
ナ101を介して無線受信回路102で受信された受信
信号は、無線受信回路102で所定の無線受信処理がな
される。この無線受信処理された信号は、無線受信回路
102からAGC回路701に出力されて、AGC回路
701で利得制御される。このとき、AGC回路701
は、受信レベルの急激な変化についても監視する。そし
て、AGC回路701は、受信レベルが急激に変化した
場合に、例えばビルの影から突然基地局が現われたとき
や、高速ユーザデータチャネルの呼が切断されたときで
あるとして、管理回路107に対してセル監視やセル検
出の周期を短くする旨の制御信号を送る。管理回路10
7では、制御信号にしたがってセル検出やセル監視の周
期を変更し、その周期でセル検出やセル監視を行う旨の
指示をセル検出回路104やセル監視回路105に対し
て行う。なお、受信レベルの急激な変化は、例えば前の
測定値からの変化量に対してしきい値判定をすることに
より検出することができる。
【0059】AGC回路701で利得制御された信号
は、無線受信回路102に送られて所定の無線受信処理
がなされ、相関回路103に送られる。相関回路103
においては、受信信号に対して逆拡散処理がなされて相
関値が得られる。この相関値はセル検出回路104やセ
ル監視回路105に送られる。セル検出回路104やセ
ル監視回路105における処理については、上記実施の
形態と同様であるので、説明は省略する。なお、セル検
出やセル監視については、実施の形態1と同様にして行
う。
【0060】このように本実施の形態に係る通信端末装
置は、受信レベルの急激な変化に応じて動的にセル検出
やセル監視の頻度を制御して、できるだけ消費電力を節
約して通話時間や待ち受け時間を長くする。また、セル
検出やセル監視におけるセル管理をリアルタイムに正確
に行うことができるので、ハンドオーバを確実に行っ
て、ハンドオーバ時の通信品質を維持することができ
る。
【0061】(実施の形態4)本実施の形態では、移動
速度や高度を監視しておき、移動速度や高度をイベント
として、セル監視やセル検出の周期を制御する場合につ
いて説明する。
【0062】図8は、本発明の実施の形態4に係る通信
端末装置の構成を示すブロック図である。図8におい
て、図1と同じ部分については図1と同じ符号を付して
その詳細な説明は省略する。
【0063】図8に示す通信端末装置は、相関回路10
3の出力から移動速度や高度を測定する移動速度・高度
測定回路801を備えている。この移動速度・高度測定
回路801は、ドップラー周波数から移動速度を求めた
り、ポジショニングシステムにより移動速度や高度を求
める。そして、この移動速度や高度に基づいてセル検出
・セル監視の周期を変更する旨の指示を管理回路107
に送る。管理回路107は、変更した周期で、セル検出
回路104及び/又はセル監視回路105にセル検出・
セル監視を行う旨の制御信号を送る。これにより、変更
した周期でセル検出・セル監視が行われる。
【0064】次に、上記構成を有する通信端末装置のセ
ル検出・セル監視の周期制御について説明する。相関回
路103においては、受信信号に対して逆拡散処理がな
されて相関値が得られる。この相関値はセル検出回路1
04やセル監視回路105に送られると共に、移動速度
・高度測定回路801に送られる。
【0065】移動速度・高度測定回路801では、移動
速度や高度を測定し、例えばその測定値が所定のしきい
値を超えた場合には、セル検出やセル監視の周期を変更
する旨の制御信号を送る。管理回路107では、制御信
号にしたがってセル検出やセル監視の周期を変更し、そ
の周期でセル検出やセル監視を行う旨の指示をセル検出
回路104やセル監視回路105に対して行う。例え
ば、移動速度が速い場合(ドップラー周波数が高い場
合)には、ハンドオーバする可能性が高いので、セル検
出やセル監視を行う周期を短くする。また、高度が高い
場合には、信号の反射が少ないと考えられるので、セル
検出やセル監視を行う周期を長くする。
【0066】セル検出回路104やセル監視回路105
における処理については、上記実施の形態と同様である
ので、説明は省略する。なお、セル検出やセル監視につ
いては、実施の形態1と同様にして行う。
【0067】このように本実施の形態に係る通信端末装
置は、移動速度や高度に応じて動的にセル検出やセル監
視の頻度を制御して、できるだけ消費電力を節約して通
話時間や待ち受け時間を長くすることができる。また、
セル検出やセル監視におけるセル管理をリアルタイムに
正確に行うことができるので、ハンドオーバを確実に行
って、ハンドオーバ時の通信品質を維持することができ
る。
【0068】(実施の形態5)本実施の形態では、外部
電源情報をイベントとして、セル監視やセル検出の周期
を制御する場合について説明する。
【0069】図9は、本発明の実施の形態5に係る通信
端末装置の構成を示すブロック図である。図9におい
て、図1と同じ部分については図1と同じ符号を付して
その詳細な説明は省略する。
【0070】図9に示す通信端末装置は、管理回路10
7に外部電源情報が入力される構成になっている。管理
回路107は、外部電源情報に応じて、セル検出回路1
04及び/又はセル監視回路105にセル検出・セル監
視を行う旨の制御信号を送る。これにより、変更した周
期でセル検出・セル監視が行われる。
【0071】外部電源情報としては、例えば、車載キッ
トに接続した情報、AC充電器に接続した情報、パソコ
ンに接続した情報などが挙げられる。すなわち、管理回
路107が車載キットなどの車両に内蔵する装置を識別
する情報を受けたときは、高速で移動することが考えら
れ、ハンドオーバする可能性が高いので、セル検出やセ
ル監視の周期を短くする。また、管理回路107が充電
器を識別する情報を受けたときは、省エネルギーや充電
速度を上げるために、セル検出やセル監視の周期を長く
する。また、パソコンなどの設置型の装置の外部電源を
識別する情報を受けたときは、消費電力を考慮する必要
がないので、セル検出やセル監視の周期を長くする。た
だし、パソコンに接続しても自装置のバッテリを使用す
る場合には、セル検出やセル監視の周期を短くする。
【0072】セル検出回路104やセル監視回路105
における処理については、上記実施の形態と同様である
ので、説明は省略する。なお、セル検出やセル監視につ
いては、実施の形態1と同様にして行う。
【0073】このように本実施の形態に係る通信端末装
置は、外部電源情報に応じて動的にセル検出やセル監視
の頻度を制御して、できるだけ消費電力を節約して通話
時間や待ち受け時間を長くすることができる。また、セ
ル検出やセル監視におけるセル管理をリアルタイムに正
確に行うことができるので、ハンドオーバを確実に行っ
て、ハンドオーバ時の通信品質を維持することができ
る。
【0074】(実施の形態6)本実施の形態では、サー
ビス情報や拡散率(SF)情報をイベントとして、セル
監視やセル検出の周期を短くする場合について説明す
る。
【0075】図10は、本発明の実施の形態6に係る通
信端末装置の構成を示すブロック図である。図10にお
いて、図1と同じ部分については図1と同じ符号を付し
てその詳細な説明は省略する。
【0076】図10に示す通信端末装置は、管理回路1
07にサービス情報や拡散率情報が入力される構成にな
っている。管理回路107は、拡散率情報に応じて、セ
ル検出回路104及び/又はセル監視回路105にセル
検出・セル監視を行う旨の制御信号を送る。これによ
り、変更した周期でセル検出・セル監視が行われる。
【0077】サービス情報としては、例えば、信号が音
声のような回線交換型であることを示す情報などが挙げ
られる。すなわち、管理回路107が回線交換型の信号
である情報を上位レイヤから受けると、無瞬断である必
要があるので、セル検出やセル監視の周期を短くする。
【0078】また、管理回路107は、拡散率(SF)
の情報を受けると、拡散率が高いか低いかをしきい値判
定などにより判定する。そして、拡散率が低い場合に
は、通信が切れ易いので、セル検出やセル監視の周期を
短くする。
【0079】セル検出回路104やセル監視回路105
における処理については、上記実施の形態と同様である
ので、説明は省略する。なお、セル検出やセル監視につ
いては、実施の形態1と同様にして行う。
【0080】このように本実施の形態に係る通信端末装
置は、サービス情報や拡散率情報に応じて動的にセル検
出やセル監視の頻度を制御して、できるだけ消費電力を
節約して通話時間や待ち受け時間を長くすることができ
る。また、セル検出やセル監視におけるセル管理をリア
ルタイムに正確に行うことができるので、ハンドオーバ
を確実に行って、ハンドオーバ時の通信品質を維持する
ことができる。
【0081】(実施の形態7)本実施の形態では、現在
通信中の信号のBER(Bit Error Rate)、CRC(Cyc
lic Redundancy Check)、BLER(Block Error Rate)
を監視し、その値がしきい値未満になったときをイベン
トとして、セル監視やセル検出の周期を短くする場合に
ついて説明する。
【0082】図11は、本発明の実施の形態7に係る通
信端末装置の構成を示すブロック図である。図11にお
いて、図1と同じ部分については図1と同じ符号を付し
てその詳細な説明は省略する。
【0083】図11に示す通信端末装置は、復調回路1
09の信号を復号化する復号回路1101を有する。な
お、この復号回路1101は、上記実施の形態に係る通
信端末装置についても存在するが、説明を簡略化するた
めに記載は省略している。
【0084】復号回路1101では、受信信号に対して
BER、CRC、BLERを測定し、その測定結果に基
づいてセル検出・セル監視の周期を変更する旨の指示を
管理回路107に送る。管理回路107は、変更した周
期で、セル検出回路104及び/又はセル監視回路10
5にセル検出・セル監視を行う旨の制御信号を送る。こ
れにより、変更した周期でセル検出・セル監視が行われ
る。
【0085】次に、上記構成を有する通信端末装置のセ
ル検出・セル監視の周期制御について説明する。相関回
路103においては、受信信号に対して逆拡散処理がな
されて相関値が得られる。この相関値はセル検出回路1
04やセル監視回路105に送られると共に、復調回路
109に送られる。
【0086】復調回路109では、逆拡散後の信号に対
して復調処理が施され、その信号は復号回路1101に
送られる。復号回路1101では、復調処理後の信号を
復号すると共に、BER、CRC、BLERを測定し、
BER、CRC、BLERの測定値に対して例えばしき
い値判定を行う。その結果に例えば所定のしきい値を以
上である場合に、受信信号の品質が劣化したとして、管
理回路107に対してセル監視やセル検出の周期を短く
する旨の制御信号を送る。管理回路107では、制御信
号にしたがってセル検出やセル監視の周期を変更し、そ
の周期でセル検出やセル監視を行う旨の指示をセル検出
回路104やセル監視回路105に対して行う。
【0087】セル検出回路104やセル監視回路105
における処理については、上記実施の形態と同様である
ので、説明は省略する。なお、セル検出やセル監視につ
いては、実施の形態1と同様にして行う。
【0088】このように本実施の形態に係る通信端末装
置は、復号後のBER、CRC、BLERに応じて動的
にセル検出やセル監視の頻度を制御して、できるだけ消
費電力を節約して通話時間や待ち受け時間を長くするこ
とができる。また、セル検出やセル監視におけるセル管
理をリアルタイムに正確に行うことができるので、ハン
ドオーバを確実に行って、ハンドオーバ時の通信品質を
維持することができる。
【0089】(実施の形態8)本実施の形態では、選択
モード情報をイベントとして、セル監視やセル検出の周
期を短くする場合について説明する。
【0090】図12は、本発明の実施の形態8に係る通
信端末装置の構成を示すブロック図である。図12にお
いて、図1と同じ部分については図1と同じ符号を付し
てその詳細な説明は省略する。
【0091】図12に示す通信端末装置は、管理回路1
07に選択モード情報が入力される構成になっている。
管理回路107は、選択モード情報に応じて、セル検出
回路104及び/又はセル監視回路105にセル検出・
セル監視を行う旨の制御信号を送る。これにより、変更
した周期でセル検出・セル監視が行われる。
【0092】選択モード情報とは、例えば、低消費電力
や高品質のための選択スイッチによるモード情報であ
る。これにより、ユーザが必要に応じて、セル検出やセ
ル監視の周期をイベントに応じた制御を選択することが
できる。
【0093】すなわち、管理回路107は、低消費電力
にするために、選択スイッチで本発明の制御のONする
旨の制御信号を受けたときは、上記実施の形態で説明し
たイベントに応じてセル検出やセル監視を制御する。ま
た、ユーザが高品質を求めるために、選択スイッチで本
発明の制御のOFFする旨の制御信号を受けたときは、
通常の周期でセル検出やセル監視を行う。
【0094】セル検出回路104やセル監視回路105
における処理については、上記実施の形態と同様である
ので、説明は省略する。なお、セル検出やセル監視につ
いては、実施の形態1と同様にして行う。
【0095】このように本実施の形態に係る通信端末装
置は、選択モード情報に応じて動的にセル検出やセル監
視の頻度を制御して、できるだけ消費電力を節約して通
話時間や待ち受け時間を長くすることができる。また、
セル検出やセル監視におけるセル管理をリアルタイムに
正確に行うことができるので、ハンドオーバを確実に行
って、ハンドオーバ時の通信品質を維持することができ
る。
【0096】また、例えばデュアル機において、他のシ
ステム(GSM、PDC、PHSなど)のセル候補がつ
かめている場合に、その情報を利用することにより、本
発明の制御を行うことができる。すなわち、他のシステ
ムのセル候補を利用して、本システムのセル検出やセル
監視の頻度を低くすることができる。これは、コンプレ
ストモードにおいて送信停止期間中に他のシステムを監
視する場合に有効である。
【0097】また、他のサービスオペレータに接続して
いて、他のサービスオペレータと自サービスオペレータ
の境界にいる場合、例えばローミングする必要があるサ
ービスオペレータと自サービスオペレータの境界にいる
場合には、できるだけ早く自サービスオペレータに戻る
ことができるように、セル検出やセル監視の頻度を高く
する。これにより、通話料金を安く抑えることが可能と
なる。
【0098】上記実施の形態1〜8は適宜組み合わせて
実施することが可能である。本発明は、上記実施の形態
1〜8に限定されず、種々変更して実施することが可能
である。
【0099】
【発明の効果】以上説明したように本発明の通信端末装
置は、種々の要因(イベント)により動的にセル検出や
セル監視の頻度を制御して少なくするので、できるだけ
消費電力を節約して通話時間や待ち受け時間を長くする
ことができる。また、セル検出やセル監視におけるセル
管理をリアルタイムに正確に行うことができるので、ハ
ンドオーバを確実に行って、ハンドオーバ時の通信品質
を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る通信端末装置の構
成を示すブロック図
【図2】本発明に係る通信端末装置におけるセル管理テ
ーブルを示す図
【図3】本発明に係る通信端末装置におけるセル管理テ
ーブルを示す図
【図4】本発明に係る通信端末装置におけるセル管理テ
ーブルを示す図
【図5】本発明に係る通信端末装置におけるセル管理テ
ーブルを示す図
【図6】本発明の実施の形態2に係る通信端末装置の構
成を示すブロック図
【図7】本発明の実施の形態3に係る通信端末装置の構
成を示すブロック図
【図8】本発明の実施の形態4に係る通信端末装置の構
成を示すブロック図
【図9】本発明の実施の形態5に係る通信端末装置の構
成を示すブロック図
【図10】本発明の実施の形態6に係る通信端末装置の
構成を示すブロック図
【図11】本発明の実施の形態7に係る通信端末装置の
構成を示すブロック図
【図12】本発明の実施の形態8に係る通信端末装置の
構成を示すブロック図
【符号の説明】
101 アンテナ 102 無線受信回路 103 相関回路 104 セル検出回路 105 セル監視回路 106 セル管理テーブル 107 管理回路 108 接続処理制御回路 109 復調回路 110 ディジタル変調回路 111 拡散変調回路 112 無線送信回路 601 パス監視回路 701 AGC回路 801 移動速度・高度測定回路 1101 復号回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04Q 7/38 H04B 7/26 109N (72)発明者 渡辺 昌俊 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番 1号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 今泉 賢 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番 1号 松下通信工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平10−126830(JP,A) 特開 平11−113044(JP,A) 特開 平11−98071(JP,A) 特開 平11−252607(JP,A) 特開2001−28778(JP,A) 特表 平10−509293(JP,A) 国際公開99/004593(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信側で使用した拡散コードを用いて受
    信信号に対して行った相関演算処理の結果に基づいてセ
    ル検出を行うセル検出手段と、セル検出された基地局か
    らの信号のレベルを測定する処理であるセル監視を行う
    セル監視手段と、基地局からの信号のレベルに基づいて
    各基地局を分類して管理するセル管理テーブルと、この
    セル管理テーブルの情報で分類した基地局の数に基づい
    セル検出及び/又はセル監視の周期を制御する管理手
    段と、を具備することを特徴とする通信端末装置。
  2. 【請求項2】 セル管理テーブルは、セル検出された基
    地局を、現在通信中の基地局、ハンドオーバ先の候補で
    ある基地局、その他の基地局のいずれかに分類して管理
    することを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  3. 【請求項3】 管理手段は、現在通信中の基地局の数が
    所定の第1閾値未満の場合にセル監視の周期を短縮する
    ことを特徴とする請求項2記載の通信端末装置。
  4. 【請求項4】 管理手段は、現在通信中の基地局の数が
    所定の第1閾値未満であって、ハンドオーバ先の候補で
    ある基地局の数が所定の第2閾値未満の場合にセル検出
    及び/又はセル監視の周期を短縮することを特徴とする
    請求項3記載の通信端末装置。
  5. 【請求項5】 送信側で使用した拡散コードを用いて受
    信信号に対して行った相関演算処理の結果に基づいてセ
    ル検出を行うセル検出工程と、セル検出された基地局か
    らの信号のレベルを測定する処理であるセル監視を行う
    セル監視工程と、基地局からの信号のレベルに基づいて
    各基地局を分類してセル管理テーブルに管理する管理工
    程と、前記セル管理テーブルの情報で分類した基地局の
    数に基づいてセル検出及び/又はセル監視の周期を制御
    する制御工程と、を具備することを特徴とする無線通信
    方法。
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