JP3439861B2 - 振動型ジャイロスコープ - Google Patents
振動型ジャイロスコープInfo
- Publication number
- JP3439861B2 JP3439861B2 JP02770295A JP2770295A JP3439861B2 JP 3439861 B2 JP3439861 B2 JP 3439861B2 JP 02770295 A JP02770295 A JP 02770295A JP 2770295 A JP2770295 A JP 2770295A JP 3439861 B2 JP3439861 B2 JP 3439861B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- elastic body
- output
- phase
- piezoelectric material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Description
する弾性体が回転系内に置かれたときに、コリオリ力に
より生じる前記振動方向と直交する方向の変形振動を検
出して、回転系の角速度を求めることのできる振動型ジ
ャイロスコープに関する。
は、車載用ナビゲーションシステム、航空機や船舶等の
慣性航法システムや姿勢制御システム、ロボツトや無人
走行車等の姿勢制御システム、さらにはテレビカメラや
ビデオカメラの画面振れ防止装置等に使用される。
イロスコープとしては小型のものが必要になっており、
そこで振動型ジャイロスコープが着目されている。
イロスコープの従来例を示し、図4(b)は同図(a)
の振動型ジャイロスコープのZ軸方向矢視図である。
恒弾性金属(エリンバ)により形成された四角柱状の弾
性体1の側面に、駆動用の圧電素子2aと検出用の圧電
素子2bが固着されている。
柱状弾性体1にX軸方向の曲げ振動を与えながら、柱状
弾性体1をZ軸回りの回転系内に置くと、柱状弾性体1
に対しY軸方向へのコリオリ力が作用し、柱状弾性体1
はY軸方向へ振動する。このY軸方向の曲げ振動による
変形量が圧電素子2bにより検出される。
は、同様に恒弾性金属(エリンバ)により形成された三
角柱状の弾性体3の各側面に、圧電素子4a,4bおよ
び4cが固着されている。
子4b,4cとで弾性体3にX軸方向の曲げ振動を与え
ながら、弾性体3をZ軸回りの回転系内に置くと、弾性
体3に対しY軸方向へのコリオリ力が作用し、弾性体3
はY軸方向へ振動する。このY軸方向の曲げ振動による
変形量が圧電素子4bおよび4cにより検出される上記
に示した四角柱状の弾性体1または三角柱状の弾性体3
の質量をm、弾性体1または弾性体3のX軸方向の振動
速度をv(ベクトル値)、回転系でのZ軸回りの角速度
をω0 (ベクトル値)とすると、コリオリ力F(ベクト
ル値)は、
って、弾性体1または弾性体3のY軸方向への変形振動
が圧電素子により検出されることにより、角速度ω0 が
求められる。
4に示す振動型ジャイロスコープは、いずれも柱形状の
弾性体1または3が使用され、柱状の各側面を高精度に
加工する必要がある。すなわち図3に示す弾性体1で
は、断面が正方形となるように、また図4に示す弾性体
3では、断面が正三角形となるように、高精度に加工す
る必要があるが、この加工には高い精度が要求され、量
産性に適さないものとなる。
動型ジャイロスコープは立体的な構造で比較的大型のも
のになり、回路基板上などでの実装スペースが広く必要
になる。
の弾性体1の各側面に圧電素子2a,2bを固着するこ
とになるが、各側面での圧電素子の固着位置を高精度に
揃える必要がある。同様に図4に示すものにおいても、
三角柱の弾性体の3つの側面に圧電素子4a,4b,4
cを高精度に位置決めして固着する必要がある。このよ
うに立体的な各側面にそれぞれ圧電素子を高精度に位置
決めして固着するのは、高精度な製造工程が必要にな
る。
体3を用いた振動型ジャイロスコープでは、同図(b)
に示すように圧電素子4aが振動方向のY軸に対して正
三角形の底辺に置かれ、他の2つの圧電素子4bおよび
4cは互いに平行とならず、正三角形の斜辺分の傾きを
以って配置されることになる。よって弾性体3をX方向
へ振動させるときに、圧電素子4b,4cの圧電力がX
方向に対してベクトルの分力として作用し、またコリオ
リ力によるY方向への振動を検出する際も、圧電素子4
cと4bが弾性体3のY方向の変形を分力として検出す
るものとなる。
く、またコリオリ力による振動の検出効率も悪くなる。
るので、例えばスパッタリングや蒸着などの薄膜形成技
術により、圧電素子およびその電極を形成することがで
きず、量産性の向上や製造コストを下げることに限界が
ある。
あり、全体の構造を平面的に構成して薄型化を可能と
し、また複数の電極を同一面に高精度に配置できるよう
にし、さらに電極の形成に薄膜形成技術を利用すること
を可能としたことを目的としている。
より弾性体を振動させ、コリオリ力による振動成分を前
記の同じ電極から検出できるようにすることを目的とし
ている。
イロスコープは、圧電材料で構成された縦長の弾性体
の、長手方向を三次元座標のZ方向、厚み方向をY方
向、幅方向をX方向とし、X−Z面と平行で互いに対向
する表面を第一の表面および第二の表面としたときに、
前記第一の表面には、Z方向に向けて平行に延びる第一
の電極と第二の電極とが設けられ、前記第二の表面の全
面に、前記第一の電極と第二の電極の双方に対向する対
向電極が設けられており、前記弾性体内では、第一の電
極が設けられている部分と第二の電極が設けられている
部分で圧電材料の誘電分極方向が同じであり、第一の電
極に駆動電力Va=ν 0 sinωtが、第二の電極に前
記と逆位相の駆動電力Vb=−ν 0 sinωtが与えら
れて、前記弾性体が前記X方向へ向けて曲げ変形振動す
るように駆動され、前記第一の電極から、前記駆動電力
Vaと前記ωtに対して位相の進みまたは遅れ量を有す
る出力とを含む検出出力VC1が得られ、第二の電極か
ら、前記駆動電力Vbと前記ωtに対して位相の進みま
たは遅れ量を有する出力とを含む検出出力VD1が得ら
れ、 前記検出出力VC1と前記検出出力VD1とから、前記
位相の進みまたは遅れ量を有する出力を取り出して、回
転系内におかれたときに振動体に対してY方向に作用す
るコリオリ力による振動成分を検出する検出部を有する
ことを特徴とするものである。
プは、圧電材料で構成された縦長の弾性体の、長手方向
を三次元座標のZ方向、厚み方向をY方向、幅方向をX
方向とし、X−Z面と平行で互いに対向する表面を第一
の表面および第二の表面としたときに、 前記第一の表面
には、Z方向に向けて平行に延びる第一の電極と第二の
電極とが設けられ、前記第二の表面の全面に、前記第一
の電極と第二の電極の双方に対向する対向電極が設けら
れており、 前記弾性体内では、第一の電極が設けられて
いる部分と第二の電極が設けられている部分で圧電材料
の誘電分極方向が互いに逆向きであり、第一の電極と第
二の電極に対して同位相の駆動電力Va=ν 0 sinω
tが与えられて、前記弾性体が前記X方向へ向けて曲げ
変形振動するように駆動され、 前記第一の電極から、前
記駆動電力Vaと前記ωtに対して位相の進みまたは遅
れ量を有する出力とを含む検出出力VC2が得られ、第二
の電極から、前記駆動電力Vaと前記ωtに対して位相
の進みまたは遅れ量を有する出力とを含む検出出力VD2
が得られ、 前記検出出力VC2と前記検出出力VD2とか
ら、前記位相の進みまたは遅れ量を有する出力を取り出
して、回転系内におかれたときに振動体に対してY方向
に作用するコリオリ力による振動成分を検出する検出部
を有することを特徴とするものである。
晶材料などの圧電材料で構成される。第一と第二の電極
は、前記圧電材料の同一の平面に形成され、この第一と
第二の電極に対向する対向電極は、第一と第二の電極と
逆の平面に形成される。第一と第二の電極が同じ平面に
形成されるため、互いの位置を高精度に決めることが容
易であり、また薄膜形成技術により両電極を形成するこ
とも可能である。
第二の電極とに対して同じ向きである場合には、第一と
第二の電極に逆位相の電圧を与えることにより、弾性体
は電極が形成されている面の方向へ曲げ変形振動する。
圧電材料の誘電分極方向が、第一の電極と第二の電極と
で異なる方向である場合には、第一と第二の電極に同じ
位相の電力を与えることにより、弾性体は電極が形成さ
れた面の方向へ曲げ変形振動する。
対して誘電分極方向が同じとなる圧電材料は、水晶やL
iNbO3などの単結晶材料により形成できる。また第
一と第二の電極に対して異なる分極方向となる圧電材料
は、PZT系などの圧電セラミック材料などにより形成
できる。この場合、例えば圧電材料をシリコンオイル中
にて高電圧を掛けることにより比較的簡単に且つ自由に
誘電分極方向を設定することが可能である。
向へ振動している弾性体が回転系内に置かれると、コリ
オリ力が、電極が形成された面と直交する方向へ作用
し、弾性体が同方向へ振動する。このとき第一の電極と
第二の電極からの検出電力から、コリオリ力による振動
成分が検出され、角速度が求められる。
る。
型ジャイロスコープを示す斜視図、同図(b)は、その
回路構成図、図2(a)は、本発明の第二実施例の振動
型ジャイロスコープを示す斜視図、同図(b)は、その
回路構成図である。
11では、板状の弾性体12が、圧電材料により形成さ
れている。この実施例では、弾性体12を構成する圧電
材料の圧電分極方向を白抜きの矢印で示している。各部
分での誘電分極方向は同じ−Y方向であるため、この弾
性体12は、水晶やLiNbO3などの単結晶材料によ
り形成することが可能である。あるいはPZT系などの
圧電セラミック材料を用い、板厚方向への誘電分極方向
が全ての位置において同じとなるように設定してもよ
い。
には、Z方向に延びる第一の電極13aと第二の電極1
3bが形成されており、逆側の面には対向電極14がほ
ぼ全面に形成されている。電極13a,13bおよび電
極14は、銅などの導電性材料により形成されている。
例えば弾性体12を構成する圧電材料の表裏両面に銅の
薄膜をスパッタリングや蒸着などの手段で全面に形成し
ておく。一方の面の銅の薄膜をエッチングすることによ
り第一と第二の電極13aと13bを形成することがで
き、他方の面は全面に銅の薄膜を残して、これを対向電
極14とすることができる。薄膜形成工程およびエッチ
ング工程を用いて、第一と第二の電極13aと13bを
形成すれば、弾性体12に対する両電極13aと13b
の相対位置や、それぞれの電極13aと13bの面積な
どを高精度に形成できる。
路16などにより構成される。交流電源15からは、弾
性体12のX方向への共振点または反共振点にほぼ等し
くなる周波数の電力が発せられる。第一の電極13aに
対しては、交流電源15からの駆動電力が端子A1を介
して与えられ、第二の電極13bに対しては、交流電源
15からの駆動電力が位相反転回路16により反転さ
れ、端子B1を介して与えられる。すなわちこの駆動電
源部では、第一の電極13aと第二の電極13bに対し
て逆位相の駆動電力が与えられる。また対向電極14は
接地され、または所定の電位に設定される。
子C1から、第二の電極13bの電力が端子D1から検
出される。この実施例では、検出部において、加算手段
17により両電極13aと13bの電力の和が求められ
る。
ンプを用いて構成される反転増幅回路等を用いても良
い。
とすると、角周波数ωはω=2πfである。端子A1を
介して第一の電極13aには数2の駆動電圧Vaが与え
られる。なお、以下では、圧電材料が定電流により駆動
され、また振動成分が電圧として検出される場合を例と
して説明する。圧電材料が定電圧により駆動され、また
振動成分が電流として検出される場合もあるが、この場
合の電流は電圧と位相が相違するだけであり、以下の数
式における関係は同じである。
生した電圧が位相反転回路16により位相反転され(位
相を180度ずらして)与えられる。よって第一の電極
13aに数2の電圧が与えられるとき、第二の電極13
bに与えられる電圧Vbは、
第二の電極13bの電圧の位相が相違するために、ある
時点で圧電材料の12aで示す部分がY方向に伸びる
と、そのとき圧電材料の12bで示す部分がY方向に収
縮する。この伸びと収縮が、前記周波数fにて繰返さ
れ、よって、弾性体12は電極が形成された面の方向
(X方向)へ周波数fにて曲げ変形振動する。
Z軸回りの回転系内に置かれると、弾性体12に対しY
軸方向へコリオリ力が作用し、弾性体12がY軸方向へ
曲げ変形振動する。弾性体12の圧電材料の12aの部
分と12bの部分がY方向へ曲げ変形振動する際に電極
13aと13bに誘起される電圧V1を数4で表わす。
数4でのν1は、Y方向での振動で誘起される電圧の最
大値を示し、δは電極13aと13bに与えられる前記
駆動電圧に対する位相の進み量または遅れ量を示す。
は、駆動電圧Va,Vbと、上記電圧V1が混在すること
になる。すなわち第一の電極13aの電圧VC1は数5で
表わされ、第二の電極13bの電圧VD1は数6で表わさ
れる。
の電極13aの電圧VC1と第二の電極13bの電圧VD1
との和が求められて検出出力Voutとなる。このVoutは
数7で示す通りである。
VaとVbの成分が消去され、コリオリ力によるY方向の
振動で誘導された電圧V1のみの成分となる。よってこ
の検出出力Voutに基づいて、回転系での角速度ω0を求
めることができる。
21では、弾性体22が平板状の圧電材料により形成さ
れているが、この圧電材料はPZT系の圧電セラミック
などであり、各部位にて誘電分極方向を自由に設定でき
るものとなっている。図1に示したものと同様に、弾性
体22の圧電材料の一方の面には第一の電極23aと第
二の電極23bが形成され、逆側の面に、第一と第二の
電極に対向する対向電極24がほぼ全面に形成されてい
る。この実施例でも電極23a,23bと24は銅の薄
膜などにより形成され、また第一と第二の電極23a,
23bはエッチング工程により形成される。
Oを境として、弾性体22を構成する圧電材料の一方の
部分22aと他方の部分22bとで、誘電分極方向(白
抜きの矢印で示す)が逆向きである。第一の電極23a
に対応する部分22aでは誘電分極方向が−Y方向で、
第二の電極23bに対応する部分22bでは、誘電分極
方向が+Y方向である。
源25が設けられており、この交流電源25からの駆動
電力は端子A2とB2を介して、第一の電極23aと第
二の電極23bに対して同位相にて与えられる。なお対
向電極24は接地されまたは所定の電位に設定されてい
る。
駆動されるとすると、第一の電極23aと第二の電極2
3bに与えられる電圧は共に数2に示すのと同じ(Va
=ν0 sinωt)である。第一の電極23aが設けら
れている部分と第二の電極23bが設けられている部分
とで、弾性体22の圧電材料の分極方向が逆である。よ
って弾性体22は、電極が形成された面方向(X方向)
へ周波数fにて曲げ振動(共振)させられる。
Z軸回りの回転系内に置かれると、弾性体22に対しY
方向のコリオリ力が作用し、弾性体22がY方向へ曲げ
振動する。このY方向の曲げ振動により第一の電極23
aに誘起される電圧は{(ν1 sin(ωt+δ)}で
あるが、第二の電極23bに誘起される電圧は第一の電
極23aと逆位相の{−ν1 sin(ωt+δ)}であ
る。
は数8となり、第二の電極23bの電圧VD2は数9とな
る。
手段28によって減算されると、検出出力Voutは数1
0となる。
動電力の成分が消去され、コリオリ力による変形振動成
分V1のみを検出できる。
板状であり、平板状の圧電材料にて同一面に第一と第二
の電極が形成されている。よって、第一と第二の電極の
相対位置および面積などを互いに高精度に一致させて形
成することが容易にできる。また同一の平面に第一と第
二の電極が形成されるため、各電極を薄膜形成し、且つ
エッチングすることなどが可能であり、高精度な電極を
簡単に形成することができる。
極を駆動用と検出用に使用し、位相の進みまたは遅れ量
を有する出力を得ることにより、電極からコリオリ力に
よる振動成分のみを高精度に検出することができる。電
極を駆動用と検出用に兼用することにより全体の構造を
簡単にできる。
れば、分極設定の工程が不要になる。
ロスコープを示す斜視図、(b)は、その回路構成図。
ロスコープを示す斜視図、(b)は、その回路構成図で
ある。
す斜視図である。
の例を示す斜視図、(b)は、そのZ軸方向矢視図であ
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 圧電材料で構成された縦長の弾性体の、
長手方向を三次元座標のZ方向、厚み方向をY方向、幅
方向をX方向とし、X−Z面と平行で互いに対向する表
面を第一の表面および第二の表面としたときに、 前記第一の表面には、Z方向に向けて平行に延びる第一
の電極と第二の電極とが設けられ、前記第二の表面の全
面に、前記第一の電極と第二の電極の双方に対向する対
向電極が設けられており、 前記弾性体内では、第一の電極が設けられている部分と
第二の電極が設けられている部分で圧電材料の誘電分極
方向が同じであり、第一の電極に駆動電力Va=ν 0 s
inωtが、第二の電極に前記と逆位相の駆動電力Vb
=−ν 0 sinωtが与えられて、前記弾性体が前記X
方向へ向けて曲げ変形振動するように駆動され、 前記第一の電極から、前記駆動電力Vaと前記ωtに対
して位相の進みまたは遅れ量を有する出力とを含む検出
出力VC1が得られ、第二の電極から、前記駆動電力Vb
と前記ωtに対して位相の進みまたは遅れ量を有する出
力とを含む検出出力VD1が得られ、 前記検出出力VC1と前記検出出力VD1とから、前記位相
の進みまたは遅れ量を有する出力を取り出して、 回転系
内におかれたときに振動体に対してY方向に作用するコ
リオリ力による振動成分を検出する検出部を有すること
を特徴とする振動型ジャイロスコープ。 - 【請求項2】 圧電材料で構成された縦長の弾性体の、
長手方向を三次元座標のZ方向、厚み方向をY方向、幅
方向をX方向とし、X−Z面と平行で互いに対向する表
面を第一の表面および第二の表面としたときに、 前記第一の表面には、Z方向に向けて平行に延びる第一
の電極と第二の電極とが設けられ、前記第二の表面の全
面に、前記第一の電極と第二の電極の双方に対向する対
向電極が設けられており、 前記弾性体内では、第一の電極が設けられている部分と
第二の電極が設けられている部分で圧電材料の誘電分極
方向が互いに逆向きであり、第一の電極と第二の電極に
対して同位相の駆動電力Va=ν 0 sinωtが与えら
れて、前記弾性 体が前記X方向へ向けて曲げ変形振動す
るように駆動され、 前記第一の電極から、前記駆動電力Vaと前記ωtに対
して位相の進みまたは遅れ量を有する出力とを含む検出
出力VC2が得られ、第二の電極から、前記駆動電力Va
と前記ωtに対して位相の進みまたは遅れ量を有する出
力とを含む検出出力VD2が得られ、 前記検出出力VC2と前記検出出力VD2とから、前記位相
の進みまたは遅れ量を有する出力を取り出して、回転系
内におかれたときに振動体に対してY方向に作用するコ
リオリ力による振動成分を検出する検出部を有すること
を特徴とする 振動型ジャイロスコープ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02770295A JP3439861B2 (ja) | 1995-01-25 | 1995-01-25 | 振動型ジャイロスコープ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02770295A JP3439861B2 (ja) | 1995-01-25 | 1995-01-25 | 振動型ジャイロスコープ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08201066A JPH08201066A (ja) | 1996-08-09 |
JP3439861B2 true JP3439861B2 (ja) | 2003-08-25 |
Family
ID=12228325
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02770295A Expired - Fee Related JP3439861B2 (ja) | 1995-01-25 | 1995-01-25 | 振動型ジャイロスコープ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3439861B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60149970A (ja) * | 1984-01-18 | 1985-08-07 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 高温耐圧部材の劣化,損傷検出方法 |
WO1997009585A1 (fr) * | 1995-09-08 | 1997-03-13 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Capteur de vitesse angulaire |
JP2004151031A (ja) * | 2002-10-31 | 2004-05-27 | Murata Mfg Co Ltd | 圧電振動子及び振動ジャイロ並びに電子機器 |
JP2010266298A (ja) * | 2009-05-14 | 2010-11-25 | Nec Tokin Corp | 圧電素子 |
JP6039887B2 (ja) * | 2011-04-14 | 2016-12-07 | セイコーエプソン株式会社 | ロボット |
-
1995
- 1995-01-25 JP JP02770295A patent/JP3439861B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08201066A (ja) | 1996-08-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0735344B1 (en) | Vibration gyroscope and image blur prevention apparatus using the same | |
EP0427177A2 (en) | Vibrator | |
JPH0894661A (ja) | 圧電素子を用いた加速度・角速度センサ | |
JPH07332988A (ja) | 振動ジャイロ | |
JP3439861B2 (ja) | 振動型ジャイロスコープ | |
EP0620414A1 (en) | Vibration gyro | |
US6044706A (en) | Dual axial gyroscope with piezoelectric ceramics | |
JP2007232710A (ja) | 振動ジャイロ用振動子 | |
JP3369033B2 (ja) | 振動型ジャイロスコープ | |
JP3494096B2 (ja) | 振動ジャイロ | |
JP3323361B2 (ja) | 振動型ジャイロスコープ | |
JP3218702B2 (ja) | 振動ジャイロ | |
EP0717263B1 (en) | Vibrating gyroscope | |
JP2005291937A (ja) | 慣性センサ素子 | |
JP2009128020A (ja) | 音叉型圧電単結晶振動子を用いた圧電振動ジャイロ | |
JP3958741B2 (ja) | 圧電振動ジャイロ用振動子 | |
JP2001183140A (ja) | 振動子駆動機構および角速度センサ | |
JP3136544B2 (ja) | ジャイロ装置 | |
JP2991033B2 (ja) | 角速度センサ | |
JP2001324332A (ja) | 圧電ジャイロ | |
JPH11201758A (ja) | 圧電振動子及びこれを用いた圧電振動角速度計 | |
JPH08193835A (ja) | 振動型ジャイロスコープ | |
JPH08278147A (ja) | 振動ジャイロ | |
JPH1030929A (ja) | 角速度検出装置 | |
JP3136545B2 (ja) | 圧電振動ジャイロ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020618 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090613 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100613 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100613 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110613 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120613 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130613 Year of fee payment: 10 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |