JP3439613B2 - 離脱防止型管継手 - Google Patents

離脱防止型管継手

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JP3439613B2
JP3439613B2 JP04450697A JP4450697A JP3439613B2 JP 3439613 B2 JP3439613 B2 JP 3439613B2 JP 04450697 A JP04450697 A JP 04450697A JP 4450697 A JP4450697 A JP 4450697A JP 3439613 B2 JP3439613 B2 JP 3439613B2
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敏雄 戸島
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16L21/00Joints with sleeve or socket
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    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L21/00Joints with sleeve or socket
    • F16L21/02Joints with sleeve or socket with elastic sealing rings between pipe and sleeve or between pipe and socket, e.g. with rolling or other prefabricated profiled rings
    • F16L21/04Joints with sleeve or socket with elastic sealing rings between pipe and sleeve or between pipe and socket, e.g. with rolling or other prefabricated profiled rings in which sealing rings are compressed by axially-movable members

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、離脱防止型管継
手の改良に関する。 【0002】 【従来の技術】管路で軸方向引張力又は内圧の作用する
部分の管継手は、挿口の抜出しを防止するため離脱防止
策を講じる必要がある。 【0003】例えば、管路の屈曲部では内部を流れる水
流によってスラスト軸力が発生し、これが管路を屈曲部
外側へ向け移動させる力となり、管内水圧と合わせ隣接
する管継手に抜出力を与える。 【0004】また地震などにより強力な軸方向外力が作
用する場合もある。従って、管路の屈曲部ではコンクリ
ート基礎などで管を固定し上記のような外力に対抗さ
せ、隣接する管継手部に引抜力が及ばないようにされ
る。 【0005】しかしながら、埋設物が輻輳する都市部な
どでは管路の屈曲部に上記したコンクリート構造物を構
築することが困難で、屈曲部に隣接する管継手自体に離
脱防止機能を持たせることが必要となる。 【0006】このような目的を達成するため、図5に示
すような離脱防止型管継手が知られている。上記離脱防
止型管継手は、ダクタイル鋳鉄管などによって成形され
た受口管や継ぎ輪などの両受口管(図示例は両受口管)
Aの内部に、離脱防止リングBを挿入し、離脱防止リン
グBの内面周方向に設けた複数の突起C…Cに、管挿口
Dの挿口先端部突起Eを係合させて離脱防止を図るもの
で、通常のスラスト軸力などによる引抜力に対しては突
起Cと挿口先端部突起Eとの係合で抜出防止を図り、地
震などによる強力な軸方向外力が作用した場合は、図6
に示すように挿口先端部突起Eが一つの突起を乗り越え
て過大な応力が挿口Dや受口管Aに生じるのを防止し、
次いで次の突起Cで抜け出しを防止し最終的には受口内
面に嵌入したロックリングFで抜出防止ができるように
したものである。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上記におい
て、離脱防止リングBの嵌入される受口Aと挿口Dには
それぞれ寸法公差が認められ、ある程度内外径に幅があ
る。 【0008】この場合受口が内径寸法公差の内最大半径
で、挿口が外径寸法公差の内最小半径となった場合、両
者間の公差範囲内での隙間が最大となり、このような寸
法関係となったとき離脱防止リングBの突起Cが挿口外
面の突起Eに係合せず、抜け出し防止機能が発揮されな
い場合があった。 【0009】この発明は、上記問題点を解消することを
目的としてなされたものであり、上記のような隙間が最
大となるような場合であっても確実に抜け出し防止機能
が発揮される離脱防止型管継手を提供することを目的と
してなされたものである。 【0010】 【課題を解決するための手段】すなわち、請求項1に記
載の離脱防止型管継手は、挿口先端に設けた先端突起部
と受口内面に設けたロックリングとを係合させることに
より離脱防止を図った離脱防止型管継手において、該管
継手の受口内径より大きく、外径より小さい外径を有し
た短管であって軸方向に割りが入れられ、前記受口内面
に弾撥的に嵌合可能とされ、かつ内周面に周方向に断続
する爪片が軸方向に間隔を隔てて複数列形成され、前記
爪片の軸方向断面形状が受口奥方へ向けて傾斜するフィ
ン状とされてなる離脱防止リングが、受口内面のロック
リング溝を形成する突起と前記挿口先端に設けた先端突
起部の間に嵌入され、かつ前記離脱防止リング内面に形
成された爪片の管軸方向視の延出長さが受口内径寸法公
差のうち最大半径から、挿口外径寸法公差のうち最小半
径の値を引いた値より大きくされてなり、前記軸方向断
面形状が受口奥方へ向けて傾斜するフィン状をなす爪片
の傾斜内面と離脱防止リングの短管部内面との間に、前
記爪片を起立させる方向に付勢する弾性部材を介挿した
ことを特徴とするものである。 【0011】 【0012】 【発明の実施の形態】次にこの発明の実施の形態を説明
する。図1はこの発明の実施の形態を示す要部拡大断面
図、図2は図1のY−Y線断面図である。 【0013】図1において、1は鋳鉄管の受口を示し、
挿口6先端に設けた先端突起部6Bと受口1内面に設け
たロックリング7とを係合させることにより離脱防止を
図る構造とされている。 【0014】上記受口1内に、この受口1本体の内径よ
り大きく、外径より小さい外径を有した短管であって軸
方向に割り4(図2)が入れられ、前記受口1内面に弾
撥的に嵌合可能とされ、かつ短管の内周面に内周方向に
連続する爪片5…5が軸方向に間隔を隔てて複数列形成
され、前記爪片5の軸方向断面形状が受口奥方(矢印
P)に向けて傾斜するフィン状とされた離脱防止リング
3が、受口1内面のロックリング溝を形成する突起7A
と前記挿口先端に設けた先端突起部6Bの間に嵌入され
ている。 【0015】そして図3に示すように、前記離脱防止リ
ング内面に形成された爪片5の管軸方向視の延出長さL
が受口内径寸法公差の内最大半径から、挿口6の外径寸
法公差の内最小半径の値を引いた値より大きくされて構
成されている。 【0016】即ち、爪片5の傾斜角をθ、受口内径寸法
公差の内最大半径から挿口外径寸法公差の内最小半径の
値を引いた値をRとしたときL>R sinθとされてい
る。上記において、離脱防止リングは薄金属板製とされ
爪片5はその金属弾性により起立方向に変形するように
されている。 【0017】従って、許容される公差の内、差が最大と
なるもの同志が接合された場合であっても確実に抜け出
し防止が計られる。そして、図4に示すように、軸方向
断面形状が管奥方へ向けて傾斜するフィン状をなす爪片
5の傾斜内面と離脱防止リング3の短管部内面との間に
前記爪片5を起立させる方向に付勢する弾性部材10を
介挿して構成されている。この離脱防止型管継手に挿口
6を接続するには、まず離脱防止リング3を両管端から
挿入し開口部に臨ませて嵌入して受口内面のロックリン
グ用溝を形成する突起7Aに当接させてロックリング7
を嵌入し、次いで挿口6を挿入する。 【0018】挿口6の端面6Aはテーパ状とされ爪片5
は管奥方へ向けて傾斜しているため挿口6は先端突起部
6Bから爪片5を押し曲げつつ挿入され、図1に示した
状態に接続される。 【0019】最後に、バックアップリング11、ゴム輪
8及び押し輪9を取り付けて接続を終了する。接続後、
管に軸方向外力が加わったとき、通常の外力であれば挿
口6は先端突起部6Bと爪片5とを係合させた離脱防止
リング3と突起7Aとの係合で支えられ抜け出しは防止
される。 【0020】次に地震などのように大きな外力が加わ
り、離脱防止リングの爪片5の抵抗力では支えきれない
場合は、先端突起部6Bは爪片5を押し切って変形させ
あるいは破壊して移動する。 【0021】そして、挿口6は次段の開口側に位置する
爪片5によって再度抜け出し防止が図られるのである。
図4は請求項2に記載の離脱防止型管継手の要部断面図
である。 【0022】 【0023】上記弾性部材10は弾性を有するプラスチ
ック成形体とされ、図4に示すように断面が湾曲する弾
性部10Aと離脱防止リング3の短筒部に沿う基板部1
0Bとからなる。 【0024】この離脱防止型管継手によれば、爪片5は
弾性部材10によって常時起立方向に強制的に付勢され
るため、挿口6の先端突起6Bに対する係合はより確実
となる。従って、爪片5は弾性部材10によって常時起
立方向に強制的に付勢されるため、図4に示したように
挿口6の先端突起6Bに対する係合はより確実となる。 【0025】なお、隙間の大小は受口と挿口の寸法公差
によって異なるが、最小隙間となっても弾性部材10は
図4に点線で示すように屈曲変形するため、挿口6の挿
入は無理なく行える。 【0026】 【発明の効果】以上説明したように、継ぎ輪や管継手の
受口部内径と挿口外径との差が公差の内最大となる関係
となっても抜け出し防止を図る爪片は、弾性部材によっ
確実に挿口先端部の突起に係合するため、継ぎ輪の離
脱防止機能が確実に発揮されるのである。 【0027】
【図面の簡単な説明】 【図1】請求項1の実施の形態を示す要部断面図であ
る。 【図2】図1のY−Y線断面図である。 【図3】請求項1の実施の形態を示す要部拡大断面図で
ある。 【図4】請求項の実施の形態を示す要部断面図であ
る。 【図5】従来例の要部断面図である。 【図6】従来例の抜出し防止作用説明断面図である。 【符号の説明】 1…受口 2…フランジ 3…離脱防止リング 4…割り 5…爪片 6…挿口 6B…先端突起部 7…ロックリング 8…ゴム輪 9…押し輪 10…弾性部材
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−185037(JP,A) 特開 平10−132171(JP,A) 特開 平10−47569(JP,A) 特開 平10−238675(JP,A) 特開 平10−132161(JP,A) 特開 平10−238672(JP,A) 特開 平6−17979(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16L 21/00 - 21/08

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】挿口先端に設けた先端突起部と受口内面に
    設けたロックリングとを係合させることにより離脱防止
    を図った離脱防止型管継手において、該管継手の受口内
    径より大きく、外径より小さい外径を有した短管であっ
    て軸方向に割りが入れられ、前記受口内面に弾撥的に嵌
    合可能とされ、かつ内周面に周方向に断続する爪片が軸
    方向に間隔を隔てて複数列形成され、前記爪片の軸方向
    断面形状が受口奥方へ向けて傾斜するフィン状とされて
    なる離脱防止リングが、受口内面のロックリング溝を形
    成する突起と前記挿口先端に設けた先端突起部の間に
    入され、かつ前記離脱防止リング内面に形成された爪片
    の管軸方向視の延出長さが受口内径寸法公差のうち最大
    半径から、挿口外径寸法公差のうち最小半径の値を引い
    た値より大きくされてなり、前記軸方向断面形状が受口
    奥方へ向けて傾斜するフィン状をなす爪片の傾斜内面と
    離脱防止リングの短管部内面との間に、前記爪片を起立
    させる方向に付勢する弾性部材を介挿したことを特徴と
    する離脱防止型管継手。
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