JP3439373B2 - 競合優先制御回路 - Google Patents

競合優先制御回路

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    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/50Queue scheduling
    • H04L47/62Queue scheduling characterised by scheduling criteria
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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、競合優先制御回路
に関し、詳しくは2優先クラス付きリングアービタに関
するものであって、たとえばATMスイッチの出力セル
セレクト機能に適用される競合優先制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的なATMスイッチのアーキテクチ
ャには出力バッファ型、共有バッファ型、入力バッファ
型およびクロスポイント型等がある。
【0003】たとえば、出力バッファ型のスイッチには
高スループットで制御が単純であるという利点がある。
しかし、この出力バッファ型のスイッチでは、入力した
ATMセルを多重化してバッファリングするため、この
部分で処理速度上のネックとなり、入出力リンク速度の
高速化が難しい。
【0004】近年、インターネットによる爆発的なトラ
フィックの増加や光ファイバー等によるATMネットワ
ークの高速化に伴い、スイッチの高速化、大規模化が図
られている。
【0005】このため、先の出力バッファ型のスイッチ
では、一例として、コアとなるATMスイッチを正方格
子状に接続することにより大規模化を実現する方法があ
る。このような接続構成をとる場合、横方向のコアスイ
ッチに対しては入力セルをコピーする機能、縦方向のコ
アスイッチに対しては出力セルをセレクトする機能が必
要となる。リングアビータは、このようなATMスイッ
チの出力セルセレクト機能に適用される。
【0006】最近のATMスイッチでは、QOS(Qu
ality of Service)保証のためにセル
バッファに複数の優先クラスを設けスイッチ内部ではこ
の優先クラスに基づいて処理することと、スイッチの規
模拡大のためスイッチ自体を多段接続することが必須と
なっている。
【0007】ところが、従来のリングアービタは、ポー
ト間に優先クラスの区別のない出力要求に対して唯一個
の出力許可を返すものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、従来は、ス
イッチ自体が多段接続され、且つたとえば2優先クラス
別のセルバッファを持つ場合の出力ポート間のセル出力
の競合を調停するリングアービタは実現されていなかっ
た。
【0009】本発明は上記の点にかんがみてなされたも
ので、スイッチ自体が多段接続され、且つたとえば2優
先クラス別のセルバッファを持つ場合の出力ポート間の
セル出力の競合を調停するリングアービタを提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、競合優先制御回路において、2種類の優
先クラスのデータがそれぞれに入力される複数の入力ポ
ートごとに設けられ、前記2種類の優先クラスごとにデ
ータの出力要求が入力される複数のアービタと、前記複
数のアービタを順方向に接続する順方向高優先リング
と、前記複数のアービタを前記順方向に接続する順方向
低優先リングと、前記複数のアービタを前記順方向とは
逆の逆方向に接続する逆方向高優先リングとから構成さ
れ、前記順方向高優先リングが高優先出力要求の有無を
個々のアービタに順方向に伝送し、前記順方向低優先リ
ングが低優先出力要求の有無を個々のアービタに順方向
に伝送し、前記逆方向高優先リングが高優先出力要求の
有無を個々のアービタに逆方向に伝送することによっ
て、データの出力要求の競合を調停することを特徴とす
る。
【0011】
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0013】図1は、本発明によるリングアービタを備
えた競合優先制御回路が用いられる構成を示すブロック
図である。
【0014】101〜10nは前段装置からバス上に出
力するデータを受信する入力ポートであり、すなわち本
実施の形態ではn個の入力ポートを設けている。
【0015】入力ポート101〜10nに入力される入
力データには、データ自身の優先度を示すフラグが付け
られており、本情報によって、フィルタ111〜11n
は、入力データを高優先クラスバッファ1211〜12
n1へ送信するのか、または低優先クラスバッファ12
12〜12n2へ送信するのかを判断する。
【0016】高優先クラスバッファ1211〜12n1
または低優先クラスバッファ1212〜12n2は、競
合優先制御回路(リングアービタ)141によるポート
間および優先クラス間の出力調停を行なう間に一時的に
データを蓄積する。この出力調停にかかる期間を、以降
「セル周期」と呼ぶ。
【0017】高優先クラスバッファ1211〜12n1
は、データが蓄積されると競合優先制御回路141に対
して高優先クラス出力要求1311〜13n1を送信す
る。また、高優先クラスバッファ1211〜12n1
は、競合優先制御回路141からの高優先クラス出力許
可1312〜13n2を受信するとバス15上にデータ
を出力する。
【0018】同様に、低優先クラスバッファ1212〜
12n2は、データが蓄積されると競合優先制御回路1
41に対して低優先クラス出力要求1313〜13n3
を送信し、競合優先制御回路141からの低優先クラス
出力許可1314〜13n4を受信するとバス15上に
データを出力する。
【0019】図2は、図1に示した競合優先制御回路
(リングアービタ)141の内部構成を示すブロック図
である。
【0020】アービタ221〜22nのn個のアービタ
は入力ポートごとに配置され、高優先クラス出力要求2
011〜201nや低優先クラス出力要求2021〜2
02nが入力されると、高優先クラス出力要求があれ
ば、回転優先制御によって高優先クラス出力要求から1
ポートを選択する。高優先クラス出力要求がなく低優先
クラス出力要求があれば、回転優先制御によって低優先
クラス出力要求から1ポートを選択する。
【0021】選択された1ポートは、高優先クラス出力
許可2111〜211nまたは低優先クラス出力許可2
121〜212nによって、高優先クラスバッファまた
は低優先クラスバッファへ通知される。
【0022】アービタ221〜22nをカスケード状に
接続する順方向高優先リング231は高優先クラスの出
力要求を順方向すなわち2011から201nの方向に
検索する。最初に発見した高優先クラス出力要求から後
の高優先クラス出力要求は以降マスクされる。
【0023】同様に、順方向低優先リング232は低優
先クラスの出力要求を順方向すなわち2021から20
2nの方向に検索する。最初に発見した低優先クラス出
力要求から後の低優先クラス出力要求は以降マスクされ
る。
【0024】また、逆方向高優先リング233は高優先
クラスの出力要求を逆方向すなわち201nから201
1の方向に検索する。逆方向高優先リング233は高優
先クラスの出力要求が低優先クラスの出力要求より順方
向側にある場合、逆方向側の低優先クラスの出力要求を
マスクするために使用する。
【0025】図3は、図2に示したアービタの内部構成
を示すブロック図である。
【0026】図3において、301は高優先クラス出力
要求であり、302は低優先クラス出力要求であり、3
11は順方向高優先リング入力であり、312は順方向
高優先リング出力であり、313は順方向低優先リング
入力であり、314は順方向低優先リング出力であり、
315は逆方向高優先リング入力であり、316は逆方
向高優先リング出力であり、32はアービタの選択部で
あり、33はアービタの制御部であり、341は高優先
クラス出力許可であり、342は低優先クラス出力許可
であり、351は高優先クラス出力許可を決定するため
のアービタ内部の制御信号(以下、「高優先リング状態
値」と呼ぶ。)であり、352は低優先クラス出力許可
を決定するためのアービタ内部の制御信号(以下、「低
優先リング状態値」と呼ぶ。)であり、36は調停の処
理時間を決定するタイミング信号であり、セル周期と同
じ時間間隔である。
【0027】なお、高優先リング状態値351および低
優先リング状態値352は、初期条件として、少なくと
も2以上のn個のアービタの中で必ず1個のみ論理”
1”にする必要がある。その他のアービタは全て論理”
0”である。その後も高優先リング状態値351はn個
のアービタの中で高優先クラス出力許可を与えた唯一個
のアービタのみで論理”1”となる。また、低優先リン
グ状態値352はn個のアービタの中で低優先クラス出
力許可を与えた唯一個のアービタのみで論理”1”とな
る。これらの信号は優先クラス別にポート間の優先順位
を決定するために用いる。
【0028】今、セル周期で出力許可を与えたアービタ
は、次のセル周期で出力要求の選択時に最低優先順位、
順方向に次のアービタが最高優先順位となり、以下リン
グ順に優先度が低くなる。
【0029】図4は、図3に示したアービタの選択部3
2の一例を示す回路図である。
【0030】図4において、401は高優先クラス出力
要求であり、402は低優先クラス出力要求であり、4
03は順方向高優先リング入力であり、404は順方向
低優先リング入力であり、405は逆方向高優先リング
入力であり、406は順方向高優先リング出力であり、
407は順方向低優先リング出力であり、408は逆方
向高優先リング出力であり、409は高優先リング状態
値であり、410は低優先リング状態値である。
【0031】図5は、図3に示したアービタの制御部3
3の一例を示す回路図である。
【0032】図5において、501は低優先クラス出力
要求であり、502は高優先クラス出力要求であり、5
03は順方向低優先リング入力であり、504は順方向
高優先リング入力であり、505は逆方向高優先リング
入力であり、506は低優先リング状態値であり、50
7は高優先リング状態値であり、508は低優先クラス
出力許可であり、509は高優先クラス出力許可であ
り、510は競合優先制御回路から調停結果である高優
先クラス出力許可509および低優先クラス出力許可5
08を出力するためのタイミング信号であって、アービ
タ内部の高優先リング状態値507および低優先リング
状態値506を1セル周期に一度、レジスタ(REG)
521、522、523および524においてラッチす
るための信号である。
【0033】以上の回路および制御方法によって、ポー
ト間および2優先クラス間の競合の調停が可能となる。
また従来のリングアービタでポート間および2優先クラ
ス間の競合の調停を想定すると、リング状の制御線で一
周目に高優先側の検索、二周目に低優先側の検索となる
ところを、本実施の形態では、順方向の高優先クラスリ
ング、順方向の低優先クラスリングおよび逆方向の高優
先クラスリングを設けたことによって、検索に要する時
間が最大一周で済む。本発明は、このような並列処理に
より処理時間の短縮を実現できることを特徴としてい
る。
【0034】以上説明した実施の形態では、入力ポート
がn個の場合について説明したが、以下では、より具体
的に入力ポートが4個の場合について説明する。
【0035】図6は、本発明による出力バッファ型スイ
ッチの出力セルセレクト機能部において入力ポートが4
個の場合を示すブロック図である。
【0036】すなわち、本例は、4×4の正方格子拡大
を行なった出力バッファ型スイッチの出力セルセレクト
機能を示すものである。
【0037】スイッチ内部の前段装置から入力ポート6
01〜604へ入力されるセルデータは、フィルタ61
1〜614によって、QOS(Quality of
Service)に応じて設けられた高優先クラスのセ
ルバッファ6201〜6204か低優先クラスのセルバ
ッファ6211〜6214のどちらかへ蓄えられる。
【0038】高優先クラスのセルバッファ6201〜6
204は、セルデータが蓄積されると、自身のポートに
あるアービタ651〜654に対し高優先クラス出力要
求6301〜6304を送信する。
【0039】高優先クラスのセルバッファ6201〜6
204は、アービタ651〜654から高優先クラス出
力許可6401〜6404を受信すると、セレクタ66
1〜664にセルデータを出力する。
【0040】低優先クラスのセルバッファ6211〜6
214は、セルデータが蓄積されると、自身のポートに
あるアービタ651〜654に対し低優先クラス出力要
求6311〜6314を送信する。
【0041】低優先クラスのセルバッファ6211〜6
214は、アービタ651〜654から低優先クラス出
力許可6411〜6414を受信すると、セレクタ66
1〜664にセルデータを出力する。
【0042】4×4の正方格子状に接続した本スイッチ
からの出力セルは、セレクタ661〜664からの出力
セルであり、そのセル周期にアービタ651〜654に
よって選ばれた唯一個のセルデータである。
【0043】以下、本実施例の動作について説明する。
【0044】図7は、図6に示した例の動作を示すタイ
ミング図である。
【0045】まず、図6の出力セルセレクト機能の動作
について、図7のタイミング図を用いて説明する。
【0046】初期条件として、個々のアービタ651〜
654の内部の制御信号である高優先リング状態値およ
び低優先リング状態値は、アービタ654のみ初期値”
1”であり、アービタ651〜653は初期値”0”と
する。すなわち、アービタ651が最高優先順位であ
り、以下アービタ652、アービタ653、アービタ6
54の順に優先度が低くなる。このようなアービタごと
の優先順位は、たとえば、2種類の優先クラス別にラウ
ンドロビン方式により定められる。
【0047】図7は、1セル周期目にアービタ652に
低優先クラス出力要求6312、アービタ653に高優
先クラス出力要求6303および低優先出力要求631
3、アービタ654に高優先クラス出力要求6304が
あることを示す。これらの出力要求を図6では太線で示
す。
【0048】まず、アービタ651〜654では以下の
処理を同時に行なう。 処理(1) 順方向の高優先リングによる最も優先度の
高い高優先クラス出力要求の検出および以降の高優先ク
ラス出力許可のマスク。 処理(2) 順方向の低優先リングによる最も優先度の
高い低優先クラス出力要求の検出および以降の低優先ク
ラス出力許可のマスク。 処理(3) 逆方向の高優先リングによる高優先クラス
出力要求の検出。
【0049】まず(1)の処理を説明する。
【0050】アービタ653は、高優先クラスの出力要
求の選択に際して、自ポートよりも優先度の高いアービ
タ651〜652に高優先クラス出力要求がないことを
順方向の高優先リング671によって認識する。従っ
て、本アービタ653への高優先クラス出力要求630
3が高優先クラスの出力要求の中で最も優先度の高い出
力要求とみなされ、本アービタ653はこの検出結果を
次段のアービタ654へ順方向の高優先リング671に
よって伝える。
【0051】アービタ654では、より優先度の高いア
ービタ651〜653側に高優先クラス出力要求がある
ことを認識して、自ポートの高優先クラス出力許可をマ
スクする。
【0052】続いて(2)の処理を説明する。
【0053】アービタ652は、低優先クラスの出力要
求の選択に際して、自ポートよりも優先度の高いアービ
タ651に低優先クラス出力要求がないことを順方向の
低優先リング672によって認識する。従って、本アー
ビタ652への低優先クラス出力要求6312が低優先
クラスの出力要求の中で最も優先度の高い出力要求とみ
なされ、本アービタ652はこの検出結果を次段以降の
アービタ653、654へ順方向の低優先リング672
によって伝える。
【0054】アービタ653ではより優先度の高いアー
ビタ651〜652側に低優先クラス出力要求があるこ
とを認識して、自ポートの低優先クラス出力許可をマス
クする。
【0055】続いて(3)の処理を説明する。
【0056】アービタ654は、高優先クラス出力要求
6304が検出されたことを、逆方向の高優先クラスリ
ング673に書き込むことによって、次段以降のアービ
タ653、652、651に順次伝える。
【0057】アービタ653においても自ポートに高優
先クラス出力要求6303があることを、逆方向の高優
先リング673に上書きすることによって、次段以降の
アービタ652、651に順次伝える。
【0058】最後にこれらの出力要求の中から唯一個の
出力許可を決定する処理を説明する。
【0059】アービタ651では、高優先クラス出力要
求および低優先クラス出力要求が共にないので共に出力
許可は与えない。
【0060】アービタ652では、自ポートに低優先ク
ラス出力要求6312があるが、逆方向の高優先リング
673によって、アービタ653、654側に高優先ク
ラスの出力要求があることがわかるため、低優先クラス
出力要求6312に出力許可を与えることはない。
【0061】アービタ653では、低優先クラスの出力
要求6313は前述した処理(2)によって出力許可を
与えられることはない。また、高優先クラスの出力要求
6303に対しては、逆方向の高優先リングによってア
ービタ654側に高優先クラスの出力要求6304があ
るものの、当アービタ653のほうがアービタ654よ
りも優先度が高いため、高優先クラスの出力要求630
3にのみ出力許可6403を与える。
【0062】アービタ654では高優先クラス出力要求
6304があるものの、前述した処理(1)により出力
許可を与えられることはない。
【0063】従って、縦方向4個のアービタ651〜6
54は、高優先クラス出力許可6403のみを返信す
る。
【0064】高優先クラスセルバッファ6201〜62
04と低優先クラスセルバッファ6211〜6214
は、高優先クラス出力許可6403を受信した高優先ク
ラスセルバッファ6203のみがセルデータをセレクタ
663へ出力する。
【0065】セレクタ661〜664は、セレクタ66
3のみが自身のポートからの入力を選択し、他のセレク
タ661、セレクタ662およびセレクタ664は、上
方向からのセルデータを選択し出力する。
【0066】最終的な本スイッチからのセルデータの出
力、すなわちセレクタ664からの出力68は高優先ク
ラスバッファ6203から出力されるセルデータとな
る。
【0067】最後に、本発明の特徴である高優先クラ
ス、低優先クラス別々に優先順位が(ラウンドロビン方
式によって)回転式に移行する点についてさらに詳しく
説明する。
【0068】たとえば、図6の状態で、ポート603の
高優先クラスのセルバッファ6203からセル出力が行
われると、次のセル周期では、セル出力のあったアービ
タ653の高優先リング状態値が論理”1”となり、高
優先クラス側はアービタ653が最低優先順位、次のア
ービタ654が最高優先順位、以下651、652の順
に優先度が低くなる。
【0069】低優先クラス側では、どのポートからも
(低優先クラスの)セル出力がなかったので、次のセル
周期も前のセル周期と同様で引き続きアービタ651が
最高優先順位、以下652、653、654の順に優先
度が低くなる。
【0070】従って、図6の次の周期(2セル周期目)
に出力されるセルデータは、高優先クラスのセルバッフ
ァ6204に蓄積されているセルデータになる。低優先
クラスのセルバッファ6211〜6214に蓄積されて
いるセルデータは、高優先クラス側のセルデータがすべ
て捌けてしまわないことには出力されない。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ポート間かつ2優先クラス間の競合の調停が可能とな
る。
【0072】また、一般的なリングアービタであれば、
リング状の制御線で一周目高優先クラス側の検索、二周
目低優先クラス側の検索となるところを、本発明では、
順方向の高優先リング、順方向の低優先リングおよび逆
方向の高優先リングを設け、各リング制御線で並列に検
索を行なうことによって、処理に要する時間が最大一周
となり、処理時間の短縮を実現している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるリングアービタの競合優先制御回
路が用いられる構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した競合優先制御回路の内部構成を示
すブロック図である。
【図3】図2に示したアービタの内部構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】図3に示したアービタの選択部の一例を示す回
路図である。
【図5】図3に示したアービタの制御部の一例を示す回
路図である。
【図6】本発明による出力バッファ型スイッチの出力セ
ルセレクト機能部において入力ポートが4個の場合を示
すブロック図である。
【図7】図6に示した例の動作を示すタイミング図であ
る。
【符号の説明】
101〜10n、601〜604 入力ポート 111〜11n、611〜614 フィルタ 1211〜12n1、6201〜6204 高優先クラ
スバッファ 1212〜12n2、6211〜6214 低優先クラ
スバッファ 1311〜13n1、2011〜201n、301、4
01、502、6301〜6304 高優先クラス出力
要求 1312〜13n2、2111〜211n、341、5
09、6401〜6404 高優先クラス出力許可 1313〜13n3、2021〜202n、302、4
02、501、6311〜6314 低優先クラス出力
要求 1314〜13n4、2121〜212n、342、5
08、6411〜6414 低優先クラス出力許可 141 競合優先制御回路 15 バス 221〜22n、651〜654 アービタ 231、671 順方向高優先リング 232、672 順方向低優先リング 233、673 逆方向高優先リング 32 選択部 33 制御部 311、403、504 順方向高優先リング入力 312、406 順方向高優先リング出力 313、404、503 順方向低優先リング入力 314、407 順方向低優先リング出力 315、405、505 逆方向高優先リング入力 316、408 逆方向高優先リング出力 36、510 タイミング信号 351、409、507 高優先リング状態値 352、410、506 低優先リング状態値 661〜664 セレクタ 68 出力

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2種類の優先クラスのデータがそれぞれ
    に入力される複数の入力ポートごとに設けられ、前記2
    種類の優先クラスごとにデータの出力要求が入力される
    複数のアービタと、前記複数のアービタを順方向に接続
    する順方向高優先リングと、前記複数のアービタを前記
    順方向に接続する順方向低優先リングと、前記複数のア
    ービタを前記順方向とは逆の逆方向に接続する逆方向高
    優先リングとから構成され、 前記順方向高優先リングが高優先出力要求の有無を個々
    のアービタに順方向に伝送し、前記順方向低優先リング
    が低優先出力要求の有無を個々のアービタに順方向に伝
    送し、前記逆方向高優先リングが高優先出力要求の有無
    を個々のアービタに逆方向に伝送することによって、デ
    ータの出力要求の競合を調停することを特徴とする競合
    優先制御回路。
  2. 【請求項2】 前記複数のアービタごとの優先順位が2
    種類の優先クラス別にラウンドロビン方式により定めら
    れ、該アービタごとの優先順位に基づいて、データの出
    力要求の競合を調停することを特徴とする請求項1に記
    載の競合優先制御回路。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の競合優先制御
    装置を有することを特徴とするATM交換機。
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