JP3439248B2 - 新規な血行促進のために使用する医薬 - Google Patents
新規な血行促進のために使用する医薬Info
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Description
成分として含有する血行促進のために使用する医薬に関
するものである。すなわち、本発明は、一般式(I) 【化2】 【0002】〔式中、R2は、ホルミル、メチル、クロ
ルの置換基を有しまたは有しないベンゾイル、ニトロフ
ェニル、ニトロベンジル、1−カルボニル−3−エトキ
シカルボニルプロピル、または2−メトキシ−3−メト
キシカルボニル−2−プロペニルである。但し、 (1)R2がホルミルである場合は、R1は、 (i)3位にヒドロキシ、メルカプトもしくはクロルを
置換基として有し又は有しないプロピルであるか、又は (ii)メトキシ、エトキシカルボニルエチルもしくは
フェノキシを置換基として有するカルボニルであるか、
又は (iii)フェノキシカルボニルもしくはメトキシカル
ボニルを置換基として有するメチルであるか、又は (iv)2−メトキシ−3−メトキシカルボニル−2−
プロペニルであるか、又は (v)クロルを置換基として有し又は有しないベンゾイ
ルであるか、又は (vi)2−ブテニルであるか、又は (vii)3−カルボキシプロピルであるか、又は (viii)トシルであり、R3及びR4は、水素原子
であり、R5は、水素原子又はヒドロキシメチルであ
り、 (2)R2がメチルである場合は、R1は、水素原子で
あり、R3は、クロルを置換基として有し又は有しない
ベンゾイル、フェノキシカルボニル又は1−カルボニル
−3−エトキシカルボニルプロピルであり、R4は、水
素原子であるか、又はR3と同じでありR5は、メチル
であり、 (3)R2がクロルの置換基を有し又は有しないベンゾ
イル、ニトロベンジル、ニトロフェニル、1−カルボニ
ル−3−エトキシカルボニルプロピル又は2−メトキシ
−3−メトキシカルボニル−2−プロペニルである場合
は、R1、R3およびR4は、水素原子であり、R
5は、水素原子であるか、又はR2と同じである。〕で
表されるピロール型化学構造を有する化合物を有効成分
として含有する血行促進のために使用する医薬に関する
ものである。 【0003】 【背景技術】血行不良は人体において、末梢臓器及び組
織の機能低下、機能不全、壊死化の基因ともなり、又、
四肢の冷え、疼痛、頭髪の成育ならびに皮膚のうるおい
の低下などをもたらすものであり、中枢神経系において
は記憶力や思考力の低下等の原因ともなるものである。
血行不良を起すその原因としては、慢性心不全による血
液のうっ血、動脈硬化による血管内腔の硬化、狭窄、血
栓の形成、内因性又は外因性の交感神経興奮に基づく血
管の収縮等があげられている。種々の原因に基づく、血
行不良の状態を緩解するために血行促進剤は有用な役割
を果す。 【0004】本発明者は、先に、トリカブトの根より得
られる非アコニチン型アルカロイド成分を含有する画分
に顕著な血行促進作用のあることを見出した(特願平4
−129235号)。その後、トリカブトの根に含有さ
れている非アコニチン型アルカロイド成分より一物質を
単離し、その化学構造を決定した。さらに、その化学構
造に基づき種々誘導体を合成して検討を重ねた結果、前
記の一般式(I)で表わされるピロール型化学構造を有
する化合物が血行促進作用を有することを見い出した。
本発明は、かかる知見に基づくものである。前記一般式
(I)で表される化合物が、血流増大作用を有すること
は知られていない。したがって、本発明は前記一般式
(I)で表される化合物を含有する新規な血行促進薬を
提供するものである。 【0005】 【発明の開示】前記一般式(I)で表される化合物は、
市販のピロール又はピロール型化合物を用いて、通常化
学反応で用いられるアルキル化反応、アリール化反応及
びアシル化反応を行うことにより得ることができる。 【0006】一般式(I)の式中、R1、R2、R3、
R4及びR5で表わされる置換基が、種々の置換基を有
し又は有しない飽和又は不飽和のアルキルである化合物
は、ピロール型化合物を出発物質として、このものと通
常化学反応で用いられるアルキル化剤、例えば該当する
アルキルを有するハロゲン化アルキル等とを、適当なア
ルカリ、例えば炭酸カリウム、n−ブチルリチウムのヘ
キサン溶液等を加え、必要に応じて、反応中に生じる酸
の吸収剤として例えばジメチルホルムアミド等を加え、
任意の適当な温度条件下にて撹拌することにより得るこ
とができる。 【0007】一般式(I)の式中、R1、R2、R3、
R4及びR5で表わされる置換基が、種々の置換基を有
し又は有しない脂肪族又は芳香族のアシルである化合物
は、ピロール型化合物を出発物質として、このものを適
当な溶媒、例えばピリジン、塩化メチレン、テトラヒド
ロフラン等に溶解し、これにアシル化剤、例えば酸塩化
物、あるいは酸無水物等を加え、適当な溶媒、例えばピ
リジン、トリエチルアミン、n−ブチルリチウムのヘキ
サン溶液等の存在下で、任意の適当な温度条件下におい
て撹拌することにより得ることができる。又、上記の反
応を種々組合せて行うことにより、一般式(I)で表わ
される化合物を得ることができる。 【0008】又、前記一般式(I)で表される化合物
は、前述の有機合成による手法の他、トリカブト属植物
の塊根から分離・精製し、単離することができる。例え
ば、トリカブトの根又はそれを加熱処理して毒性を減ら
した製剤の加工ブシ末(三和生薬製)の50%エタノー
ルエキスを、ポリアミドカラム及びシリカゲルカラムを
用いて、分離・精製することにより、1−(3−カルボ
キシプロピル)−2−ホルミル−5−ヒドロキシメチル
−ピロールを得ることができる。さらに、この分離・精
製過程の分画エキスは、一般式(I)で表される化合物
を含むものである。 【0009】前記の式(I)で表されるピロール型化合
物は、本発明に係る血行促進のために使用する医薬の有
効成分として、原体のまま、あるいは適当な基剤を使用
して、その基剤に対し希釈して使用する。又、トリカブ
トの根から得られる画分で、上記式(I)の構造を有す
る化合物を含むものを有効成分として用いることができ
る。この血行促進のために使用する医薬の基剤として
は、化粧品、医薬品等の業界で通常用いられる任意所要
の担体、乳化剤、懸濁化剤、芳香剤等の添加剤が用いら
れ、慣用の方法で製剤化する。 【0010】局所適用のための製剤としては、軟膏剤用
組成物あるいは硬膏剤用組成物あるいはハップ剤用組成
物あるいは化粧水あるいはクリーム等の形で提供され、
当該技術分野において周知の製剤用担体、例えばワセリ
ン、パラフィン、加水ラノリン、プラスチベース、カオ
リン、ベントナイト、タルク、ケイ酸アルミニウム、プ
ロピレングリコール、ソルビトール、親水ワセリン、マ
クロゴール類、ロウ、樹脂、精製ラノリン、ゴム、グリ
セリン、ゼラチン、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸
塩、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポ
リエチレンオキサイド、ミツロウ、カカオ脂、カルナバ
ロウ、ステアリルアルコール、オリブ油、ヒマシ油、エ
タノール、オレイン酸、セチルアルコール、アラビアゴ
ム、アルギン酸ナトリウム、カルボキシメチルセルロー
ス、メチルセルロース等を含有していてもよい。これ等
外用剤に含有させる前記の式(I)の化合物含有量は約
0.01〜10%、好ましくは0.1〜5%である。 【0011】又、経口投与用の錠剤、散剤、顆粒剤、カ
プセル剤あるいは直腸内投与用製剤であっても良い。こ
の場合の臨床投与量は、前記の式(I)の化合物とし
て、成人1〜1000mg/日、好ましくは、10〜8
00mg/日が考えられる。 【0012】経口投与用の錠剤、散剤、顆粒剤、カプセ
ル剤等は慣用の賦形剤、例えば炭酸カルシウム、炭酸マ
グネシウム、リン酸カルシウム、とうもろこしでんぷ
ん、ばれいしょでんぷん、砂糖、ラクトース、タルク、
ステアリン酸マグネシウム、アラビアゴム等を含有して
いてもよい。錠剤は周知の方法でコーティングしてもよ
い。経口用液体製剤は水性又は油性の懸濁液、溶液、シ
ロップ、エリキシル剤、その他であってもよい。 【0013】直腸内投与のための製剤としては、坐剤用
組成物の形で提供され、当該技術分野において周知の製
剤用担体、例えばポリエチレングリコール、ラノリン、
ココナット油等を含有していてもよい。 【0014】注射用製剤では、懸濁化剤、安定剤又は分
散剤のような各種の処方剤を含有していてもよく、滅菌
蒸留水、精油、例えばピーナッツ油、とうもろこし油あ
るいは非水溶媒、ポリエチレングリコール、ポリプロピ
レングリコール等を含有していてもよい。 【0015】以下に、本発明に用いる前記の式(I)の
化合物の製造実施例、薬理作用試験、安全性試験及び処
方例について述べる。尚、以下の表中の化合物No.と
その化合物名の対照表を表1に示す。 【0016】 【実施例】 〔実施例1〕2−ホルミルピロール95mgにヨウ化メ
チル1.42g及び炭酸カリウム150mgを加え、4
時間加熱還流する。冷後、反応液をろ過した後、ろ液を
減圧下濃縮乾固し、残留物をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(シリカゲル:30g,溶離液:ベンゼン・
酢酸エチル=99:1)にて精製し、1−メチル−2−
ホルミルピロール4.2mg(無色針状晶)を得る。 【0017】〔実施例2〕2−ホルミルピロール109
mgにヨウ化n−プロピル4.25g及び炭酸カリウム
125mgを加え、6時間加熱還流する。冷後、反応液
をろ過した後、ろ液を減圧下濃縮乾固し、残留物をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(シリカゲル:30
g,溶離液:ベンゼン・酢酸エチル=99:1)にて精
製し、1−プロピル−2−ホルミルピロール13mg
(無色針状晶)を得る。 【0018】〔実施例3〕2−ホルミルピロール190
mgに3−ブロモ−1−プロパノール480mg及び炭
酸カリウム552mg及びジメチルホルムアミド(DM
F)1mlを加え、14時間加熱還流する。冷後、反応
液をろ過した後、ろ液を減圧下濃縮乾固し、残留物をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(シリカゲル:30
g,溶離液:ベンゼン・酢酸エチル=9:1)にて精製
し、N−(3−ヒドロキシプロピル)−2−ホルミルピ
ロール77mg(無色油状)を得る。 【0019】〔実施例4〕2−ホルミルピロール190
mgに3−クロロ−1−プロパンチオール1ml及び炭
酸カリウム552mgを加え、1.5時間加熱還流す
る。冷後、反応液をろ過した後、ろ液を減圧下濃縮乾固
し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(シ
リカゲル:30g,溶離液:ベンゼン)にて精製し、N
−(3−メルカプトプロピル)−2−ホルミルピロール
45mg(無色油状)を得る。 【0020】〔実施例5〕2−ホルミルピロール95m
gに1−ブロモ−3−クロロプロパン1.57g及び炭
酸カリウム276mgを加え、23時間加熱還流する。
冷後、反応液をろ過した後、ろ液を減圧下濃縮乾固し、
残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(シリカ
ゲル:30g,溶離液:ベンゼン・酢酸エチル=99:
1)にて精製し、N−(3−クロロプロピル)−2−ホ
ルミルピロール75mg(無色油状)を得る。 【0021】〔実施例6〕2−ホルミルピロール95m
gに臭化p−ニトロ−ベンジル650mg及び炭酸カリ
ウム276mg及びDMF1mlを加え、12時間加熱
還流する。冷後、反応液をろ過した後、ろ液を減圧下濃
縮乾固し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(シリカゲル:30g,溶離液:ベンゼン・酢酸エチ
ル=99:1)にて精製し、N−(p−ニトロ−ベンジ
ル)−2−ホルミルピロール105mg(淡黄色板状
晶)を得る。 【0022】〔実施例7〕2−ホルミルピロール285
mgにブロモ酢酸メチルエステル504mg及び炭酸カ
リウム750mgを加え、1時間加熱還流する。冷後、
反応液をろ過した後、ろ液を減圧下濃縮乾固し、残留物
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(シリカゲル:
75g,溶離液:ベンゼン・酢酸エチル=96:4)に
て精製し、N−(メトキシカルボニルメチル)−2−ホ
ルミルピロール150mg(無色油状)を得る。 【0023】〔実施例8〕実施例7で得られるN−(メ
トキシカルボニルメチル)−2−ホルミルピロール11
0mgをジオキサン5mlに溶解し、10%炭酸水素カ
リウム5mlを加えた後、1時間加熱還流する。冷後、
反応液に水100mlを加え、酢酸エチル50mlにて
3回洗浄する。水層に85%リン酸を加えてpH3.5
に調製した後、酢酸エチル100mlにて2回抽出す
る。抽出液を合わせ、芒硝にて乾燥後、溶媒を留去し、
残留物を酢酸エチルにより再結晶し、N−(カルボキシ
メチル)−2−ホルミルピロール89mg(無色針状
晶)を得る。 【0024】〔実施例9〕フェノール515mgをエー
テル5mlに溶解し、室温にて撹拌しながら、1,2−
ジブロモ酢酸0.5mlを滴加した後、0℃の条件下に
て、ピリジン/エーテル混液(488mg/2ml)2
mlを滴加し、5分間撹拌する。反応終了後、エーテル
80mlを加え、水30mlにて3回洗浄する。エーテ
ル層を芒硝にて乾燥後、溶媒を留去する。残留物をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(シリカゲル:30
g,溶離液:ベンゼン)にて精製し、2−ブロモ酢酸フ
ェニルエステル212mgを得る。これに、2−ホルミ
ルピロール100mg及び炭酸カリウム276mg及び
DMF2mlを加え、30分間加熱還流する。冷後、反
応液をろ過した後、ろ液を減圧下濃縮乾固し、残留物を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(シリカゲル:3
0g,溶離液:ベンゼン・酢酸エチル=99:1)にて
精製し、N−(フェノキシカルボニルメチル)−2−ホ
ルミルピロール5mg(無色油状)を得る。 【0025】〔実施例10〕2−ホルミルピロール71
mgをテトラヒドロフラン(THF)2mlに溶解し、
0℃の条件下にて15%n−ブチルリチウム/ヘキサン
溶液345mgを加え、5分間撹拌した後、クロロギ酸
メチル0.5mlを加え5分間撹拌する。反応液をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(シリカゲル:30
g,溶離液:ベンゼン・酢酸エチル=97:3)にて精
製し、N−(メトキシカルボニル)−2−ホルミルピロ
ール24mg(無色油状)を得る。 【0026】〔実施例11〕2−ホルミルピロール71
mgをTHF2mlに溶解し、0℃の条件下にて15%
n−ブチルリチウム/ヘキサン溶液345mgを加え、
5分間撹拌した後、クロロギ酸フェニル0.5mlを加
え5分間撹拌する。反応液をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(シリカゲル:30g,溶離液:ベンゼン・
酢酸エチル=98:2)にて精製し、N−(フェノキシ
カルボニル)−2−ホルミルピロール29mg(無色油
状)を得る。 【0027】〔実施例12〕2−ホルミルピロール19
0mgをTHF5mlに溶解し、0℃の条件下にて15
%n−ブチルリチウム/ヘキサン溶液926mgを加
え、30分間撹拌した後、臭化アセチル600mgを滴
加し、5分間撹拌する。反応液をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(シリカゲル:30g,溶離液:ベンゼ
ン・酢酸エチル=98:2)にて精製し、N−アセチル
−2−ホルミルピロール1mg(無色油状)を得る。 【0028】〔実施例13〕2−ホルミルピロール95
mgをTHF1mlに溶解し、0℃の条件下にて15%
n−ブチルリチウム/ヘキサン溶液463mgを加え、
30分間撹拌した後、塩化ベンゾイル154mgを滴加
し、5分間撹拌する。反応液をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(シリカゲル:30g,溶離液:ベンゼン
・酢酸エチル=98:2)にて精製し、N−ベンゾイル
−2−ホルミルピロール63mg(無色針状晶)を得
る。 【0029】〔実施例14〕2−ホルミルピロール95
mgをTHF1mlに溶解し、0℃の条件下にて15%
n−ブチルリチウム/ヘキサン溶液463mgを加え、
30分間撹拌した後、p−トルエンスルホン酸クロリド
210mgを加え、5分間撹拌する。反応液をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(シリカゲル:30g,溶
離液:ベンゼン・酢酸エチル=98:2)にて精製し、
N−トシル−2−ホルミルピロール83mg(淡褐色針
状晶)を得る。 【0030】〔実施例15〕2−ホルミルピロール95
mgに1−クロロ−2−ブテン1.211g及び炭酸カ
リウム276mgを加え、7時間加熱還流する。冷後、
反応液をろ過した後、ろ液を減圧下濃縮乾固し、残留物
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(シリカゲル:
30g,溶離液:ベンゼン・酢酸エチル=99:1にて
精製し、N−(2−ブテニル)−2−ホルミルピロール
14mg(無色油状)を得る。 【0031】〔実施例16〕2−ホルミルピロール95
mgをTHF1mlに溶解し、0℃の条件下にて15%
n−ブチルリチウム/ヘキサン溶液463mgを加え、
30分間撹拌した後、塩化m−クロロベンゾイル184
mgを加え、5分間撹拌する。反応液をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(シリカゲル:30g,溶離液:
ベンゼン・酢酸エチル=98:2)にて精製し、N−
(m−クロロベンゾイル)−2−ホルミルピロール26
mg(淡黄色針状晶)を得る。 【0032】〔実施例17〕2−ホルミルピロール10
0mgをDMF1mlに溶解し、p−ニトロブロモベン
ゼン233mg及び炭酸カリウム290mgを加え、1
5時間加熱還流する。冷後、反応液をろ過した後、ろ液
を減圧下濃縮乾固し、残留物をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(シリカゲル:30g,溶離液:ベンゼン
・酢酸エチル=99:1)にて精製し、N−(p−ニト
ロフェニル)−2−ホルミルピロール69mg(淡褐色
針状晶)を得る。 【0033】〔実施例18〕2−ホルミルピロール10
3mgをTHF1mlに溶解し、−70℃の条件下にて
15%n−ブチルリチウム/ヘキサン溶液510mgを
加え、5分間撹拌後、コハク酸モノエチルクロリド17
8mgを加え、−60℃にて1時間撹拌する。反応液を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(シリカゲル:3
0g,溶離液:ベンゼン・酢酸エチル=95:5)にて
精製し、N−(1−カルボニル−3−エトキシカルボニ
ルプロピル)−2−ホルミルピロール12mg(無色油
状)を得る。 【0034】〔実施例19〕2−ホルミルピロール95
mgに4−クロロ−3−メトキシ−2(E)−ブテン酸
メチル2.02g及び炭酸カリウム828mgを加え、
18時間加熱還流する。冷後、反応液をろ過した後、ろ
液を減圧下濃縮乾固し、残留物をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(シリカゲル:30g,溶離液:ベンゼ
ン・酢酸エチル=97:3)にて精製し、N−(2−メ
トキシ−3−メトキシカルボニル−2−プロペニル)−
2−ホルミルピロール137mg(無色油状)を得る。 【0035】〔実施例20〕ピロール185mgに1−
クロロ−2−ブテン503mg及び炭酸カリウム691
mgを加え、室温にて15時間撹拌する。反応溶液をろ
過し、ろ液をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(シ
リカゲル:30g,溶離液:n−ヘキサン・ベンゼン=
3:1)にて精製し、2−(2−ブテニル)−ピロール
17mg(無色針状晶)及び2,5−ジ−(2−ブテニ
ル)−ピロール30mg(無色油状)を得る。 【0036】〔実施例21〕ピロール278mgに4−
クロロ−3−メトキシ−2−ブテン酸メチル1025m
g及び炭酸カリウム2.2g及びDMF2mlを加え、
6時間加熱還流する。冷後、反応液をろ過し、ろ液をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(シリカゲル:30
g,溶離液:n−ヘキサン・ベンゼン=35:65)に
て精製し、2−(2−メトキシ−3−メトキシカルボニ
ル−2−プロペニル)−ピロール13mg(無色油状)
を得る。続いてベンゼンにて溶出し、2,5−ジ−(2
−メトキシ−3−メトキシカルボニル−2−プロペニ
ル)−ピロール33mg(淡黄色油状)を得る。 【0037】〔実施例22〕ピロール265mgに塩化
ベンジル1.145g及び炭酸カリウム1.2gを加
え、80℃にて1時間撹拌する。反応溶液をろ過し、ろ
液をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(シリカゲ
ル:30g,溶離液:n−ヘキサン・ベンゼン=6:
4)にて精製し、2−ベンジルピロール30mg(黄色
油状)を得る。 【0038】〔実施例23〕ピロール200mgにp−
ニトロ臭化ベンジル1296mg及び炭酸カリウム1.
3g及びDMF2mlを加え、時々撹拌しながら室温に
て168時間放置する。反応液をろ過し、ろ液をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(シリカゲル:30g,
溶離液:n−ヘキサン・ベンゼン=6:4→2:8)に
て精製し、2−(p−ニトロベンジル)−ピロール2m
g(淡黄色油状)及び2,5−ジ−(p−ニトロベンジ
ル)−ピロール25mg(黄褐色油状)を得る。 【0039】〔実施例24〕ピロール280mgに塩化
ベンゾイル580mgを加え、0℃にて撹拌しながらピ
リジン1mlを徐々に滴加する。滴加終了後、反応液を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(シリカゲル:3
0g,溶離液:ベンゼン・酢酸エチル=96:4→9
0:10)にて精製し、2−ベンゾイルピロール26m
g(無色針状晶)及び2,5−ジベンゾイルピロール7
8mg(黄赤褐色油状)を得る。 【0040】〔実施例25〕ピロール294mgにm−
クロロ塩化ベンゾイル1150mgを加え、0℃にて撹
拌しながらピリジン1mlを徐々に滴加する。滴加終了
後、反応液をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(シ
リカゲル:30g,溶離液:ベンゼン・酢酸エチル=9
6:4→90:10)にて精製し、2−(m−クロロベ
ンゾイル)−ピロ−ル24mg(無色針状晶)及び2,
5−ジ−(m−クロロベンゾイル)−ピロール80mg
(無色針状晶)を得る。 【0041】〔実施例26〕ピロール293mgにコハ
ク酸モノエチルクロリド1050mgを加え、0℃にて
撹拌しながらピリジン1mlを徐々に滴加する。滴加終
了後、反応液をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(シリカゲル:30g,溶離液:ベンゼン・酢酸エチル
=90:10→82:18)にて精製し、2−(1−カ
ルボニル−3−エトキシカルボニルプロピル)−ピロー
ル45mg(褐色油状)及び2,5−ジ−(1−カルボ
ニル−3−エトキシカルボニルプロピル)−ピロール1
38mg(褐色油状)を得る。 【0042】〔実施例27〕ピロール280mgにp−
ニトロブロモベンゼン1212mg及びDMF5ml及
び炭酸カリウム2.2gを加え、18時間加熱還流す
る。冷後、反応液をろ過し、ろ液をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(シリカゲル:30g,溶離液:n−
ヘキサン・ベンゼン=7:3)にて精製し、2−(p−
ニトロフェニル)−ピロール13mg(淡黄色針状晶)
を得る。 【0043】〔実施例28〕ピロール285mgに2−
臭化酢酸886mg及びDMF3ml及び炭酸カリウム
2.2gを加え、18時間加熱還流する。冷後、反応液
をろ過し、ろ液をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(シリカゲル:30g,溶離液:ベンゼン・酢酸エチル
=96:4)にて精製し、2−カルボキシメチルピロー
ル2mg(淡黄色油状)を得る。 【0044】〔実施例29〕2,5−ジメチルピロール
380mgに塩化ベンゾイル842mgを加え、室温に
て撹拌しながらピリジン1mlを徐々に滴加する。滴加
終了後、反応液をろ過し、ろ液をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(シリカゲル:30g,溶離液:ベンゼ
ン・酢酸エチル=96:4→94:6)にて精製し、3
−ベンゾイル−2,5−ジメチルピロール24mg(黄
色油状)及び3,4−ジベンゾイル−2,5−ジメチル
ピロール32mg(黄色油状)を得る。 【0045】〔実施例30〕2,5−ジメチルピロール
394mgにm−クロロ塩化ベンゾイル1087mgを
加え、室温にて撹拌しながらピリジン1mlを徐々に滴
加する。滴加終了後、反応液をろ過し、ろ液をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(シリカゲル:30g,溶
離液:ベンゼン・酢酸エチル=97:3→95:5)に
て精製し,3−m−クロロベンゾイル−2,5−ジメチ
ルピロール30mg(褐色油状)及び3,4−ジ−m−
クロロベンゾイル−2,5−ジメチルピロール87mg
(褐色粉末)を得る。 【0046】〔実施例31〕2,5−ジメチルピロール
369mgにコハク酸モノエチルクロリド908mgを
加え、室温にて撹拌しながらピリジン1mlを徐々に滴
加する。滴加終了後、反応液をろ過し、ろ液をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(シリカゲル:30g,溶
離液:ベンゼン・酢酸エチル=93:7)にて精製し、
3,4−ジ−(1−カルボニル−3−エトキシカルボニ
ルプロピル)−2,5−ジメチルピロール23mg(褐
色油状)を得る。 【0047】〔実施例32〕2,5−ジメチルピロール
350mgにクロロギ酸フェニル864mgを加え、室
温にて撹拌しながらピリジン1mlを徐々に滴加する。
滴加終了後、反応液をろ過し、ろ液をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(シリカゲル:30g,溶離液:ベ
ンゼン・酢酸エチル=98:2→97:3)にて精製
し、3−フェノキシカルボニル−2,5−ジメチルピロ
ール75mg(淡黄色針状晶)及び3,4−ジフェノキ
シカルボニル−2,5−ジメチルピロール25mg(褐
色針状晶)を得る。 【0048】〔実施例33〕2−ホルミルピロール10
3mgにピリジン2mlを加え溶解し、これに酸化クロ
ム125mgを加えた後、50℃にて2時間撹拌する。
冷後、反応液をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(シリカゲル:30g,洗浄液:クロロホルム→溶離
液:メタノール)にて精製し、2−カルボキシピロール
7mg(無色針状晶)を得る。 【0049】〔実施例34〕2−ホルミルピロール98
mgをイソプロパノール3mlに溶解し、水素化ホウ素
ナトリウム50mlを加えた後、室温にて30分間撹拌
する。反応液にアセトン3ml加えた後、これを減圧下
濃縮乾固する。残留物をアルミナカラムクロマトグラフ
ィー(アルミナ:30g,洗浄液:クロロホルム・メタ
ノール=99:1→溶離液:クロロホルム・メタノール
=99:3)にて精製し、2−ヒドロキシメチルピロー
ル46mg(無色油状)を得る。 【0050】〔実施例35〕加工ブシ(三和生薬)70
gにメタノール700mlを加え、1時間加熱還流した
後、吸引ろ過する。ろ液を減圧下濃縮乾固する。残留物
に水50mlを加え懸濁し、水にて活性炭を充填した活
性炭カラム(50g)にこの懸濁液を付し、水500m
l及びメタノール500mlにて順次洗浄する。次に、
クロロホルム・メタノール(1:1)300mlにて溶
出し、溶出液を濃縮乾固する。残留物をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(シリカゲル:75g,溶離液:
クロロホルム・メタノール・水=60:35:3)にて
精製し、さらに分取用シリカゲル薄層クロマトグラフィ
ー(溶離液:クロロホルム・メタノール・水=30:1
0:1)にて精製し、N−(3−カルボキシプロピル)
−2−ホルミル−5−ヒドロキシメチルピロール15m
g(無色粉末)を得る。 【0051】〔実施例36〕D−グルコース1.8g及
び4−アミノ−n−酪酸(GABA)1.03gをpH
4.0のリン酸水溶液5mlに溶解し、2.5時間加熱
還流する。冷後、反応液に水100mlを加えた後、リ
ン酸にてpH3.5に調製する。このものを酢酸エチル
80mlにて4回抽出し、抽出液を合わせ、芒硝にて乾
燥後、濃縮乾固する。残留物をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(シリカゲル:30g,洗浄液:クロロホ
ルム・メタノール・水=30:10:1→溶離液:クロ
ロホルム・メタノール・水=60:25:3)にて精製
し、N−(3−カルボキシプロピル)−2−ホルミル−
5−ヒドロキシメチルピロール70mg(無色粉末)を
得る。 【0052】【0053】【0054】[分析データ]【0055】【0056】【0057】【0058】【0059】 【0060】【0061】【0062】【0063】〔実験例1〕(血流増大作用) この実験においては、Std:ddY系雄性マウス(2
0〜25g)を1群5匹として使用した。動物は室温2
4〜25℃、自由な摂食、摂水及び12時間周期の明暗
条件下で飼育した。各試料はそれぞれ1mgをジメチル
スルホキシド1mlに溶解し、試料溶液として調製し
た。マウスは、試験実施の前日、背部を脱毛クリームに
て除毛したものを用いた。マウスをウレタンにて麻酔し
た後、除毛した背部にレーザードップラー血流計(AL
F21,アドバンス社製)のプローブを貼付し、試料溶
液投与前の血流量を測定した。次に、試料溶液0.05
mlをマウスの尾静脈内に投与し、その10分後から2
5分間の血流量(ml/分/100g)を測定した。結
果は、試料溶液投与前の血流量に対して、試料溶液投与
後10分から25分間に増大した累積血流量にて示し
た。陰性対照群ではジメチルスルホキシド液のみを投与
した。群間比較による薬物投与群の有意差検定は、ステ
ューデントのt−検定により行った。結果を表2に示
す。表2に見られるように、本発明に係るピロール型化
合物は、陰性対照群に対してP<0.01の有意な血流
促進作用を示すことが認められた。 【0064】【0065】〔実験例2〕(血流増大作用) 実施例35で得られる化合物(44)を用いて、処方例
1に基づく軟膏を製造し、成人男子を被検者として血流
を測定した。試験条件を以下に示す。被検者を仰臥位に
寝かせ、手の甲にレーザードップラー血流計(ALF2
1,アドバンス社製)のプローブを貼付し、軟膏塗布前
の血流量を約30分間測定した。次に、貼付したプロー
ブの周囲に、前記に示した軟膏を塗布し、約1時間血流
量を測定した。結果は、軟膏塗布前30分間及び塗布後
15分から1時間までのそれぞれの最小血流量及び最大
血流量で示した。結果を表3に示す。表3に見られるよ
うに、本発明に係るピロール型化合物を含む軟膏の塗布
により、血流の増大が認められた。 【0066】 【0067】〔実験例3〕(急性毒性) この実験においては、Std:ddY系雄性マウス(2
0〜25g)を使用した。被検化合物は表1で示したも
のを用いた。被検化合物は、0.9%生理食塩水を用い
て、さらにアラビアゴムを3%の濃度で添加し、100
mg/10mlの濃度になるよう懸濁し、試料溶液とし
て調製した。この懸濁液を100ml/kgの割合で皮
下投与し、投与後72時間の致死数を求めた。その結
果、いずれの化合物においても死亡例は見られず、低毒
性であることが認められた。 【0068】〔実験例4〕(安全性) 試験方法は24時間人体前腕クローズドバッチテストを
用いた。被試験者は成人男子3名、成人女子1名であ
る。判定基準は下記の基準に従った。試料は、実施例3
5で得られた化合物(44)を用い、処方例1に従って
調製したものを用いた。 ++:強紅斑 ± :微かな紅斑 + :紅斑 − :陰性 結果を表4に示す。表4に見られるように、本発明に係
る化合物からなる軟膏では、皮膚刺激性、アレルギー性
は全く認められず、皮膚に対する安全性は極めて高いも
のであった。又、被検者において、試験中、副作用は特
に認められなかった。 【0069】 【0070】以下に本発明に係る血行促進のために使用
する医薬の処方例を示す。 【0071】 【0072】 【0073】
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 一般式(I) 【化1】 〔式中、R2は、ホルミル、メチル、クロルの置換基を
有しまたは有しないベンゾイル、ニトロフェニル、ニト
ロベンジル、1−カルボニル−3−エトキシカルボニル
プロピル、または2−メトキシ−3−メトキシカルボニ
ル−2−プロペニルである。但し、 (1)R2がホルミルである場合は、 R1は、 (i)3位にヒドロキシ、メルカプトもしくはクロルを
置換基として有し又は有しないプロピルであるか、又は (ii)メトキシ、エトキシカルボニルエチルもしくは
フェノキシを置換基として有するカルボニルであるか、
又は (iii)フェノキシカルボニルもしくはメトキシカル
ボニルを置換基として有するメチルであるか、又は (iv)2−メトキシ−3−メトキシカルボニル−2−
プロペニルであるか、又は (v)クロルを置換基として有し又は有しないベンゾイ
ルであるか、又は (vi)2−ブテニルであるか、又は (vii)3−カルボキシプロピルであるか、又は (viii)トシルであり、 R3及びR4は、水素原子であり、 R5は、水素原子又はヒドロキシメチルであり、 (2)R2がメチルである場合は、 R1は、水素原子であり、 R3は、クロルを置換基として有し又は有しないベンゾ
イル、フェノキシカルボニル又は1−カルボニル−3−
エトキシカルボニルプロピルであり、 R4は、水素原子であるか、又はR3と同じでありR5
は、メチルであり、 (3)R2がクロルの置換基を有し又は有しないベンゾ
イル、ニトロベンジル、ニトロフェニル、1−カルボニ
ル−3−エトキシカルボニルプロピル又は2−メトキシ
−3−メトキシカルボニル−2−プロペニルである場合
は、 R1、R3およびR4は、水素原子であり、 R5は、水素原子であるか、又はR2と同じである。〕
で表されるピロール型化学構造を有する化合物を有効成
分として含有する血行促進のために使用する医薬。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32569593A JP3439248B2 (ja) | 1993-11-18 | 1993-11-18 | 新規な血行促進のために使用する医薬 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32569593A JP3439248B2 (ja) | 1993-11-18 | 1993-11-18 | 新規な血行促進のために使用する医薬 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07138226A JPH07138226A (ja) | 1995-05-30 |
JP3439248B2 true JP3439248B2 (ja) | 2003-08-25 |
Family
ID=18179686
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32569593A Expired - Lifetime JP3439248B2 (ja) | 1993-11-18 | 1993-11-18 | 新規な血行促進のために使用する医薬 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3439248B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104844497B (zh) * | 2015-05-05 | 2017-06-30 | 嵊州亿源投资管理有限公司 | 一种从紫金牛根中提取活性酸的方法 |
WO2019107310A1 (ja) * | 2017-11-29 | 2019-06-06 | マイコロジーテクノ株式会社 | ピロール系化合物 |
-
1993
- 1993-11-18 JP JP32569593A patent/JP3439248B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07138226A (ja) | 1995-05-30 |
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