JP3439214B2 - ビニルピリジンおよびアセトキシスチレンから誘導された両性コポリマー - Google Patents
ビニルピリジンおよびアセトキシスチレンから誘導された両性コポリマーInfo
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Description
【発明の詳細な説明】
発明の背景
本発明はアセトキシスチレンおよびビニルピリジンか
ら誘導された新規なコポリマーに関するものである。
ら誘導された新規なコポリマーに関するものである。
p−アセトキシスチレンと他の重合性モノマーの各種
コポリマーが当技術分野で知られており、種々の最終用
途をもつ。たとえば特開昭52−35779号公報(1977年3
月18日公開)および特開昭52−58087号公報(1977年5
月13日公開)には、p−アセトキシスチレンとジビニル
ベンゼンのコポリマーが示され、これを加水分解し、パ
ラホルムアルデヒドおよびジメチルアミンまたはピロリ
ジンで処理し、臭化メチルまたは硫酸ジメチルで四級化
してアニオン交換樹脂を得ている。特開昭52−35189号
公報(1977年3月17日公開)は、p−アセトキシスチレ
ンとポリエン化合物、たとえばジビニルベンゼンのコポ
リマーをスルホン化して微孔質カチオン交換樹脂を得る
ことを教示している。アーシャディー(Arshady)ら,
“固相ペプチド合成のためのフェノール樹脂:スチレン
とp−アセトキシスチレンの共重合",J.Polymer Scien
ce:Polymer Chemistry Edition,Vol.12,2017−2025
(1974)は、固相ペプチド合成のための架橋樹脂の製造
に用いられるスチレン、p−アセトキシスチレンおよび
ジビニルベンゼンのコポリマーを示している。
コポリマーが当技術分野で知られており、種々の最終用
途をもつ。たとえば特開昭52−35779号公報(1977年3
月18日公開)および特開昭52−58087号公報(1977年5
月13日公開)には、p−アセトキシスチレンとジビニル
ベンゼンのコポリマーが示され、これを加水分解し、パ
ラホルムアルデヒドおよびジメチルアミンまたはピロリ
ジンで処理し、臭化メチルまたは硫酸ジメチルで四級化
してアニオン交換樹脂を得ている。特開昭52−35189号
公報(1977年3月17日公開)は、p−アセトキシスチレ
ンとポリエン化合物、たとえばジビニルベンゼンのコポ
リマーをスルホン化して微孔質カチオン交換樹脂を得る
ことを教示している。アーシャディー(Arshady)ら,
“固相ペプチド合成のためのフェノール樹脂:スチレン
とp−アセトキシスチレンの共重合",J.Polymer Scien
ce:Polymer Chemistry Edition,Vol.12,2017−2025
(1974)は、固相ペプチド合成のための架橋樹脂の製造
に用いられるスチレン、p−アセトキシスチレンおよび
ジビニルベンゼンのコポリマーを示している。
以上のほか、先行技術は種々の用途のためのp−ビニ
ルフェノールの各種ポリマーをも示している。たとえば
特公昭53−34902号公報、20モル%を越えるp−ヒドロ
キシスチレン(たとえばp−ビニルフェノール)および
芳香族アジド化合物を含むポリマーからなる組成物を教
示しており、これらはフォトレジスト、凸版印刷版およ
びオフセット印刷版用として有用である。ドイツ特許出
願公開第3,311,129号明細書(1982年4月7日公開)
は、ポリ(4−ビニルフェノール)をホルムアルデヒド
およびメチルヒドロキシエチルアミンと反応させること
により製造されたアミノメチル化ポリ(4−ビニルフェ
ノール)の溶液を基礎とする、ホスフェート化金属上に
おいて有用な耐食性水性塗料を示す。フルヤ(Res.Ins
t.Polym,Text.,ヤタベ,日本)研究報告−繊維高分子材
料研究所1981,(129),13−16(日本)(Chemical Abs
tracts 95:2205−45hに抜粋)は、ポリ(p−ビニルフ
ェノール)およびジアゾ化3−または4−置換アニリン
の反応により、銅と錯体を形成するポリマーが得られる
ことを示している。従ってそれらのポリマーは金属キレ
ート化剤として有用であると思われる。
ルフェノールの各種ポリマーをも示している。たとえば
特公昭53−34902号公報、20モル%を越えるp−ヒドロ
キシスチレン(たとえばp−ビニルフェノール)および
芳香族アジド化合物を含むポリマーからなる組成物を教
示しており、これらはフォトレジスト、凸版印刷版およ
びオフセット印刷版用として有用である。ドイツ特許出
願公開第3,311,129号明細書(1982年4月7日公開)
は、ポリ(4−ビニルフェノール)をホルムアルデヒド
およびメチルヒドロキシエチルアミンと反応させること
により製造されたアミノメチル化ポリ(4−ビニルフェ
ノール)の溶液を基礎とする、ホスフェート化金属上に
おいて有用な耐食性水性塗料を示す。フルヤ(Res.Ins
t.Polym,Text.,ヤタベ,日本)研究報告−繊維高分子材
料研究所1981,(129),13−16(日本)(Chemical Abs
tracts 95:2205−45hに抜粋)は、ポリ(p−ビニルフ
ェノール)およびジアゾ化3−または4−置換アニリン
の反応により、銅と錯体を形成するポリマーが得られる
ことを示している。従ってそれらのポリマーは金属キレ
ート化剤として有用であると思われる。
ムコン酸ジアルキルと重合性コモノマーのコポリマー
も当技術分野で知られている。たとえばバンド(Band
o)ら,Journal of Polymer Science,Polymer Chemi
stry Edition,Vol.15,1917−1926(1977)は、ムコン
酸ジエチルとスチレン、アクリロニトリルまたは2−ビ
ニルピリジンのコポリマーを示している。
も当技術分野で知られている。たとえばバンド(Band
o)ら,Journal of Polymer Science,Polymer Chemi
stry Edition,Vol.15,1917−1926(1977)は、ムコン
酸ジエチルとスチレン、アクリロニトリルまたは2−ビ
ニルピリジンのコポリマーを示している。
米国特許第4,775,730号明細書中の先行技術も、アセ
トキシスチレンとポリ不飽和カルボン酸エステルのコポ
リマーを示している。
トキシスチレンとポリ不飽和カルボン酸エステルのコポ
リマーを示している。
しかし上記の先行技術はいずれも、水性および非水性
媒質中における広いpH範囲にわたって特異な溶解性を有
する適切な高分子材料を提供しない。
媒質中における広いpH範囲にわたって特異な溶解性を有
する適切な高分子材料を提供しない。
発明の説明
本発明によれば、ビニルピリジンおよびアセトキシス
チレンから誘導された両性コポリマーである新規な一群
の樹脂が提供される。この新規なポリマーは下記の反応
経路により製造される: 式中のnは約4−約20,000であり、Mはリチウム、ナト
リウムまたはカリウムである。
チレンから誘導された両性コポリマーである新規な一群
の樹脂が提供される。この新規なポリマーは下記の反応
経路により製造される: 式中のnは約4−約20,000であり、Mはリチウム、ナト
リウムまたはカリウムである。
この新規なコポリマーは下記に示すように分子間およ
び分子内H1伝達を伴う種々の両性形態で存在する: 上記の式3および4においてnは4−20,000であり、
これらはその(たとえば式2の)分子間および分子内均
等物として分類される。
び分子内H1伝達を伴う種々の両性形態で存在する: 上記の式3および4においてnは4−20,000であり、
これらはその(たとえば式2の)分子間および分子内均
等物として分類される。
反復する塩基性(たとえばピリジル)および酸性(た
とえばフェノール性)モノマー単位からなるこのコポリ
マーはポリマー主鎖に特異な物理化学的特性を付与する
ことが見出された。
とえばフェノール性)モノマー単位からなるこのコポリ
マーはポリマー主鎖に特異な物理化学的特性を付与する
ことが見出された。
本発明のコポリマーは、溶液、乳濁液または懸濁液中
において周知の重合法を用いてビニルピリジンおよびア
セトキシスチレンを遊離基重合させることによって適切
に製造することができる。遊離基型の重合開始剤、また
は“触媒”が一般に用いられ、これは好ましくはアゾ化
合物、たとえば2,2′−アゾビス(2,4−ジメチルペンタ
ンニトリル)(デュポンにより“VAZO−52"として販売
される)、2,2′−アゾビス(2−メチルプロパンニト
リル)(デュポンによりVAZO−64として販売される)、
2,2′−アゾビス(メチルブチロニトリル)(デュポン
により“VAZO−67"として販売される)、および1,1′−
アゾビス(シアノシクロヘキサン)(デュポンにより
“VAZO−88"として販売される)である。使用しうる他
の遊離基重合開始剤はペルオキシ化合物、たとえば過酸
化ベンゾイルおよび過硫酸カリウム、ならびに過酸エス
テルおよびペルオキシケタールであり、ペンワルトによ
り商標“ルペルゾル(Lupersol)類”で販売されてい
る。
において周知の重合法を用いてビニルピリジンおよびア
セトキシスチレンを遊離基重合させることによって適切
に製造することができる。遊離基型の重合開始剤、また
は“触媒”が一般に用いられ、これは好ましくはアゾ化
合物、たとえば2,2′−アゾビス(2,4−ジメチルペンタ
ンニトリル)(デュポンにより“VAZO−52"として販売
される)、2,2′−アゾビス(2−メチルプロパンニト
リル)(デュポンによりVAZO−64として販売される)、
2,2′−アゾビス(メチルブチロニトリル)(デュポン
により“VAZO−67"として販売される)、および1,1′−
アゾビス(シアノシクロヘキサン)(デュポンにより
“VAZO−88"として販売される)である。使用しうる他
の遊離基重合開始剤はペルオキシ化合物、たとえば過酸
化ベンゾイルおよび過硫酸カリウム、ならびに過酸エス
テルおよびペルオキシケタールであり、ペンワルトによ
り商標“ルペルゾル(Lupersol)類”で販売されてい
る。
重合は一般に反応を促進するのに適切な温度、好まし
くは約50−約100℃、より好ましくは約60−約80℃で行
われる。重合に際しては反応を容易にするために有機溶
剤を用いることも好ましい。それらの溶剤には、可溶性
アルコール類、二または三官能性アルコール類、ケトン
類、環状エーテル類、およびそれらの混合物が含まれ
る。特に好ましい溶剤は約1−約4個の炭素原子を含む
脂肪族アルコール、たとえばメタノール、エタノール、
n−プロパノール、イソプロパノールおよび1,2−プロ
パンジオールである。極めて好ましいものはメタノール
およびエタノールである。
くは約50−約100℃、より好ましくは約60−約80℃で行
われる。重合に際しては反応を容易にするために有機溶
剤を用いることも好ましい。それらの溶剤には、可溶性
アルコール類、二または三官能性アルコール類、ケトン
類、環状エーテル類、およびそれらの混合物が含まれ
る。特に好ましい溶剤は約1−約4個の炭素原子を含む
脂肪族アルコール、たとえばメタノール、エタノール、
n−プロパノール、イソプロパノールおよび1,2−プロ
パンジオールである。極めて好ましいものはメタノール
およびエタノールである。
コポリマー(式1)から式2のコポリマーへの変換は
酸または塩基触媒によるアルコリシスにより行われ、そ
の際好ましいアルコール類はメタノールまたはエタノー
ルである。酸触媒によるメタノリシスは一般に出願中の
米国特許出願第07/706,601号明細書(1991年5月28日出
願)に、より詳細に記載されており、これを本明細書に
参考として引用する。ただしHClを酸触媒として用いる
場合、米国特許出願第07/706,601号明細書に記載される
ものより多量を用いることが望ましい。塩基触媒による
メタノリシス法を用いる場合、米国特許第5,087,772号
明細書に記載の方法を用いることができる;この特許明
細書を本明細書に参考として引用する。
酸または塩基触媒によるアルコリシスにより行われ、そ
の際好ましいアルコール類はメタノールまたはエタノー
ルである。酸触媒によるメタノリシスは一般に出願中の
米国特許出願第07/706,601号明細書(1991年5月28日出
願)に、より詳細に記載されており、これを本明細書に
参考として引用する。ただしHClを酸触媒として用いる
場合、米国特許出願第07/706,601号明細書に記載される
ものより多量を用いることが望ましい。塩基触媒による
メタノリシス法を用いる場合、米国特許第5,087,772号
明細書に記載の方法を用いることができる;この特許明
細書を本明細書に参考として引用する。
本発明のコポリマーは一般に約1−約99重量%の前記
ビニルピリジンおよび約1−約99重量%のp−アセトキ
シスチレンモノマーを含有するであろう。しかし好まし
いコポリマーは等モル比(1:1)のビニルピリジンおよ
びアセトキシスチレンから製造される。
ビニルピリジンおよび約1−約99重量%のp−アセトキ
シスチレンモノマーを含有するであろう。しかし好まし
いコポリマーは等モル比(1:1)のビニルピリジンおよ
びアセトキシスチレンから製造される。
本発明のコポリマーは種々の用途をもつ。たとえばコ
ポリマーを種々の放射線重合性ポリ不飽和化合物のいず
れか、たとえばポリオールアクリレートまたはメタクリ
レート、および所望によりモノ不飽和の放射線重合性化
合物、たとえばエトキシエチルアクリレートとブレンド
して、放射線硬化性塗料組成物を調製することができ
る。これらのコポリマーは、たとえば適切な放射線に暴
露された際にコポリマーを架橋する作用をする化合物、
たとえば2,6−ビス(4−アジディルベンジリデン)−
4−メチルシクロヘキサノン(ビス−アジン)と共に、
コポリマーを有機溶剤、たとえばキシレンおよび酢酸ブ
チルの混合物に溶解することにより、ネガ作用性フォト
レジストの調製にも使用しうる。その組成物を表面に塗
布し、適宜なフォトマスクと接触した状態で適切なUV照
射を施してコポリマーを架橋させ、そして非架橋ポリマ
ーを溶剤に溶解することにより表面を現像して、解像度
が極めて高い露光表面のパターンを得ることができる。
ポリマーを種々の放射線重合性ポリ不飽和化合物のいず
れか、たとえばポリオールアクリレートまたはメタクリ
レート、および所望によりモノ不飽和の放射線重合性化
合物、たとえばエトキシエチルアクリレートとブレンド
して、放射線硬化性塗料組成物を調製することができ
る。これらのコポリマーは、たとえば適切な放射線に暴
露された際にコポリマーを架橋する作用をする化合物、
たとえば2,6−ビス(4−アジディルベンジリデン)−
4−メチルシクロヘキサノン(ビス−アジン)と共に、
コポリマーを有機溶剤、たとえばキシレンおよび酢酸ブ
チルの混合物に溶解することにより、ネガ作用性フォト
レジストの調製にも使用しうる。その組成物を表面に塗
布し、適宜なフォトマスクと接触した状態で適切なUV照
射を施してコポリマーを架橋させ、そして非架橋ポリマ
ーを溶剤に溶解することにより表面を現像して、解像度
が極めて高い露光表面のパターンを得ることができる。
この両性コポリマーは多様な環境的および工業的用
途、たとえば廃水の脱イオン、脱アルカリおよび精製を
行う可変電荷型イオン交換膜(pHの関数として)にも有
用である。それは水処理において痕跡量の金属(Hg、C
d、CuおよびNi)に対する選択的キレート化剤としても
有用である。この両性コポリマーは地下の溜まりから粘
稠な油を排出させる際の粘度調節剤として、下水処理に
際して、土壌改良剤として、凝集剤として、また鉱物を
水性懸濁液から回収する際など、多様な固体−液体分離
に遭遇する場合に有用である。このポリマーはシャンプ
ーおよびヘアコンディショナー中に、また紙質強化剤
(paper fortifier)、帯電防止剤および顔料保持助剤
としても用いられる。それは蛋白質の等電集束法のため
の標準品、写真フィルムのゼラチン支持体として、また
ある特定の場合には薬剤の制御放出用としても用いられ
る。
途、たとえば廃水の脱イオン、脱アルカリおよび精製を
行う可変電荷型イオン交換膜(pHの関数として)にも有
用である。それは水処理において痕跡量の金属(Hg、C
d、CuおよびNi)に対する選択的キレート化剤としても
有用である。この両性コポリマーは地下の溜まりから粘
稠な油を排出させる際の粘度調節剤として、下水処理に
際して、土壌改良剤として、凝集剤として、また鉱物を
水性懸濁液から回収する際など、多様な固体−液体分離
に遭遇する場合に有用である。このポリマーはシャンプ
ーおよびヘアコンディショナー中に、また紙質強化剤
(paper fortifier)、帯電防止剤および顔料保持助剤
としても用いられる。それは蛋白質の等電集束法のため
の標準品、写真フィルムのゼラチン支持体として、また
ある特定の場合には薬剤の制御放出用としても用いられ
る。
詳細な態様の説明
以下の実施例により本発明をさらに説明する:
実施例I
磁気撹拌機、窒素導入口、還流冷却器および添加漏斗
を備えた100mlの三首丸底フラスコに、4−アセトキシ
スチレン(4.86g,30mmol)、4−ビニルピリジン(3.15
g,30mmol)およびメタノール(16ml)を装填した。VAZO
52(0.24g,1mlのメタノールに溶解したもの)をこの
撹拌された溶液に添加した。フラスコを排気し、窒素で
3回フラッシした。次いで溶液を極めて緩和な還流が維
持されるように油浴中で加熱した(浴温60℃)。この溶
液に1時間の間隔でさらに3回のVASO 52(それぞれ60
mg)を同様に添加した。20時間の還流後に、高圧液体ク
ロマトグラフィー(HPLC)により判定されるように、4
−アセトキシスチレンの完全な消失が観察された。反応
混合物を22℃に冷却し、濃HCl(3ml)およびメタノール
(40ml)を添加した。溶液を6時間還流し、次いで常圧
蒸留により約20mlの容量に濃縮した。溶液を22℃に冷却
し、水酸化アンモニウム水溶液(6N)の添加によりpH7
に中和した。混合物を22℃で1時間撹拌し、濾過した。
生成物ケークを10mlの水で洗浄し、50℃で真空(house
vacuum)下に一夜乾燥させて、5.4g(収率80%)のコ
ポリマー生成物を得た。
を備えた100mlの三首丸底フラスコに、4−アセトキシ
スチレン(4.86g,30mmol)、4−ビニルピリジン(3.15
g,30mmol)およびメタノール(16ml)を装填した。VAZO
52(0.24g,1mlのメタノールに溶解したもの)をこの
撹拌された溶液に添加した。フラスコを排気し、窒素で
3回フラッシした。次いで溶液を極めて緩和な還流が維
持されるように油浴中で加熱した(浴温60℃)。この溶
液に1時間の間隔でさらに3回のVASO 52(それぞれ60
mg)を同様に添加した。20時間の還流後に、高圧液体ク
ロマトグラフィー(HPLC)により判定されるように、4
−アセトキシスチレンの完全な消失が観察された。反応
混合物を22℃に冷却し、濃HCl(3ml)およびメタノール
(40ml)を添加した。溶液を6時間還流し、次いで常圧
蒸留により約20mlの容量に濃縮した。溶液を22℃に冷却
し、水酸化アンモニウム水溶液(6N)の添加によりpH7
に中和した。混合物を22℃で1時間撹拌し、濾過した。
生成物ケークを10mlの水で洗浄し、50℃で真空(house
vacuum)下に一夜乾燥させて、5.4g(収率80%)のコ
ポリマー生成物を得た。
コポリマー(2)(ならびに前記3、4および5)の
合成は前記の反応経路1に提示される。4−アセトキシ
スチレンおよび4−ビニルピリジン(1:1のモル比)を
メタノール中で遊離基条件下に遊離基開始剤としてのVA
ZO 52(2,4−ジメチルペンタンニトリル)を用いて共
重合させ、溶液中の対応するコポリマー(1)を製造し
た。式1を単離し(水からの沈殿により)、13Cおよび1
H NMRにより別個に解明した。コポリマー(1)中のア
セトキシ基の加水分解は、メタノール/HCl−H2O中での
エステル交換、次で生成した酢酸メチルの共沸除去によ
り達成された。得られたメタノール溶液を過剰の水中へ
添加することによりコポリマー(2)を沈殿させた。コ
ポリマーの全単離収率は2工程にわたって80%であっ
た。式2は1H NMR、13C NMR、IR、GPC、DSCおよびTGA
により解明された。2の13C NMRおよびIR分析は、アセ
トキシ基の完全な加水分解を示した。スチレン単位およ
びピリジン単位の組成は13C NMRにより証明されるよう
に約1:1である。活性水素の存在は、1H−NMRにおいて反
応経路2により示されるようにD2O交換によって確認さ
れた。D6−DMSO中において観察されたコポリマー(1)
中のピリジン単位のCαおよびCβの13C化学シフト
は、CαについてはδC=149.5であり、Cβについて
は122.95であった。ピリジン単位のプロトン化により
(D6−DMSO溶液にHClを添加することによる)、式1aに
おいてCαの下方領域シフト(δC=141.0)およびC
βの上方領域シフト(δC=126.5)が生じた。D6−DMS
O中におけるコポリマー(2)の対応する13C化学シフト
を比較すると、CαについてはδC=148.5、Cβにつ
いては123.2が観察され、これにより2は少なくともD6
−DMSO溶液中でのNMR条件下では恐らく2bとしてではな
く、むしろ2a(ピリジル単位がプロトン化されない状態
である)として存在することが示される(反応経路
2)。コポリマーのTGAおよびDSC分析は最高300℃の良
好な熱安定性を示した。DSCもポリマー主鎖中に不都合
な遮断が存在しないことを示した。GPC分析は、Mn=157
2およびMw=2813を示した。1.78の多分散度は狭いMW範
囲であることを示し、これは良好な機械的特性を得るた
めに好ましい。コポリマーが2種類のホモポリマーの機
械的混合物ではないという事実も狭い分散度範囲により
示された。湿潤ポリマーは広範な有機溶剤、たとえばア
セトン、メタノール、THFおよびDMSOに可溶性であっ
た。ポリマーの両性(フェノールピリジン酸−塩基対)
のため、それは酸性(pH=2)および塩基性(pH=10)
の両方の条件下で水にも可溶性であった。
合成は前記の反応経路1に提示される。4−アセトキシ
スチレンおよび4−ビニルピリジン(1:1のモル比)を
メタノール中で遊離基条件下に遊離基開始剤としてのVA
ZO 52(2,4−ジメチルペンタンニトリル)を用いて共
重合させ、溶液中の対応するコポリマー(1)を製造し
た。式1を単離し(水からの沈殿により)、13Cおよび1
H NMRにより別個に解明した。コポリマー(1)中のア
セトキシ基の加水分解は、メタノール/HCl−H2O中での
エステル交換、次で生成した酢酸メチルの共沸除去によ
り達成された。得られたメタノール溶液を過剰の水中へ
添加することによりコポリマー(2)を沈殿させた。コ
ポリマーの全単離収率は2工程にわたって80%であっ
た。式2は1H NMR、13C NMR、IR、GPC、DSCおよびTGA
により解明された。2の13C NMRおよびIR分析は、アセ
トキシ基の完全な加水分解を示した。スチレン単位およ
びピリジン単位の組成は13C NMRにより証明されるよう
に約1:1である。活性水素の存在は、1H−NMRにおいて反
応経路2により示されるようにD2O交換によって確認さ
れた。D6−DMSO中において観察されたコポリマー(1)
中のピリジン単位のCαおよびCβの13C化学シフト
は、CαについてはδC=149.5であり、Cβについて
は122.95であった。ピリジン単位のプロトン化により
(D6−DMSO溶液にHClを添加することによる)、式1aに
おいてCαの下方領域シフト(δC=141.0)およびC
βの上方領域シフト(δC=126.5)が生じた。D6−DMS
O中におけるコポリマー(2)の対応する13C化学シフト
を比較すると、CαについてはδC=148.5、Cβにつ
いては123.2が観察され、これにより2は少なくともD6
−DMSO溶液中でのNMR条件下では恐らく2bとしてではな
く、むしろ2a(ピリジル単位がプロトン化されない状態
である)として存在することが示される(反応経路
2)。コポリマーのTGAおよびDSC分析は最高300℃の良
好な熱安定性を示した。DSCもポリマー主鎖中に不都合
な遮断が存在しないことを示した。GPC分析は、Mn=157
2およびMw=2813を示した。1.78の多分散度は狭いMW範
囲であることを示し、これは良好な機械的特性を得るた
めに好ましい。コポリマーが2種類のホモポリマーの機
械的混合物ではないという事実も狭い分散度範囲により
示された。湿潤ポリマーは広範な有機溶剤、たとえばア
セトン、メタノール、THFおよびDMSOに可溶性であっ
た。ポリマーの両性(フェノールピリジン酸−塩基対)
のため、それは酸性(pH=2)および塩基性(pH=10)
の両方の条件下で水にも可溶性であった。
実施例II
このコポリマーのキレート化における有用性を証明す
るために、実施例Iに記載の方法に従って10gのコポリ
マーを製造した。硫酸銅の1%溶液(1000ppm CuSO4)
を100mlの水と混和して、銅イオンを含有する淡青色の
溶液を調製した。この溶液に撹拌下に10gのコポリマー
生成物を添加した。得られた材料を濾過してコポリマー
−銅錯体を除去し、透明かつ無色の濾液を硫酸銅含量に
つき試験した。濾液は10ppm未満のCuSO4であると分析さ
れた。
るために、実施例Iに記載の方法に従って10gのコポリ
マーを製造した。硫酸銅の1%溶液(1000ppm CuSO4)
を100mlの水と混和して、銅イオンを含有する淡青色の
溶液を調製した。この溶液に撹拌下に10gのコポリマー
生成物を添加した。得られた材料を濾過してコポリマー
−銅錯体を除去し、透明かつ無色の濾液を硫酸銅含量に
つき試験した。濾液は10ppm未満のCuSO4であると分析さ
れた。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI
B01F 17/52 B01F 17/52
C08F 226/06 C08F 226/06
C08L 39/04 C08L 39/04
101/00 101/00
C09D 5/00 C09D 5/00
C09K 17/20 C09K 17/20
C11D 3/37 C11D 3/37
G03F 7/033 G03F 7/033
(72)発明者 ダヴェンポート,ケネス・ジー
アメリカ合衆国テキサス州78412,コー
パス・クリスティ,ケイプ・ルックアウ
ト 454
(72)発明者 シェーハン,マイケル・ティー
アメリカ合衆国テキサス州78414,コー
パス・クリスティ,ブライアーハースト
3117
(72)発明者 ソウニク,ジェイムズ・アール
アメリカ合衆国テキサス州78414,コー
パス・クリスティ,セント・デニス
6309
(56)参考文献 米国特許5210149(US,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
C08F 212/00 - 212/36
C08F 226/00 - 226/12
Claims (19)
- 【請求項1】ビニルピリジンをアセトキシスチレンと反
応させ、次いで得られたポリマーを加水分解することを
含む方法により製造されるポリマーであって、さらに、
1−99重量%のビニルピリジンおよび1−99重量%のア
セトキシスチレンの混合物から得られる両性ポリマー。 - 【請求項2】加水分解が酸性条件下で行われる、請求項
1に記載の生成物。 - 【請求項3】反応が適切な触媒の存在下で行われる、請
求項1または2に記載の生成物。 - 【請求項4】ビニルピリジン対アセトキシスチレンのモ
ル比が1:1である、請求項1、2または3に記載の生成
物。 - 【請求項5】反応工程が50−100℃の温度で実施され
る、請求項1、2、3または4に記載の生成物。 - 【請求項6】反応工程が適切な有機溶剤の使用を含む、
請求項1、2、3、4または5に記載の生成物。 - 【請求項7】得られる生成物が下記の構造を有するも
の: ならびにその分子間および分子内均等物(式中のnは約
4−約20,000である)である、請求項1に記載の生成
物。 - 【請求項8】ポリマーが両性である、請求項1、2、
3、4、5、6または7に記載の生成物。 - 【請求項9】請求項1に記載の生成物を含有する水処理
用組成物。 - 【請求項10】請求項1に記載の生成物を含有するフォ
トレジスト組成物。 - 【請求項11】請求項1に記載の生成物を含有するアニ
オン交換樹脂。 - 【請求項12】請求項1に記載の生成物を含有するカチ
オン交換樹脂。 - 【請求項13】請求項1に記載の生成物を含有するポリ
マー組成物。 - 【請求項14】請求項1に記載の生成物を含有する金属
キレート化用組成物。 - 【請求項15】請求項1に記載の生成物を含有する放射
線硬化性塗料組成物。 - 【請求項16】請求項1に記載の生成物を含有する土壌
改良剤組成物。 - 【請求項17】請求項1に記載の生成物を含有するシャ
ンプー組成物。 - 【請求項18】請求項1に記載の生成物を含有する顔料
組成物。 - 【請求項19】請求項1に記載の生成物を含有する薬剤
組成物。
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NL2008516C2 (en) * | 2012-03-21 | 2013-09-25 | Voltea Bv | Method for preparing an anion exchange membrane with ion exchange groups and an apparatus for removal of ions. |
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- 1993-04-02 US US08/042,358 patent/US5304610A/en not_active Expired - Lifetime
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- 1994-03-23 EP EP94914722A patent/EP0691990A1/en not_active Withdrawn
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