JP3439151B2 - 多自由度機構 - Google Patents

多自由度機構

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば監視カメラ
等の可動雲台、レーダアンテナの旋回台、ロボットアー
ムの手首等に好適な、多自由度機構に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、精密測定器具、精密加工機械、精
密組立て装置等に適用可能な位置決めステージであるX
YZまたはXYΘステージを初めとする、多自由度の位
置決めステージは、それぞれのステージを積み重ねて構
成されるシリアル構造が一般的な構造とされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのために、かかる方
式では部品点数が多くなると共に装置に対する機構の占
める容積比率は増大する。また、積み重ねによる高さが
高く不安定になり、上のステージは下のステージの精度
の影響を受ける。さらに、それぞれの位置決め軸方向を
組み合わせるときの組立て精度の確保が困難となる。本
発明は以上のような不都合を改善するために提案された
ものであって、コンパクトで、高速動作が可能であり、
しかも動作範囲が広い多自由度機構を提供することを目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ために、本発明は、筐体中心に鉛直方向に貫通するよう
に立設した支柱に同軸的に且つ、互いに独立して回動可
能な状態で、第1、第2のアームを設け、これら第1、
第2アーム先端に第1、第2のリンクの一端を旋回自在
に連結すると共に、これら第1、第2リンクの他端にテ
ーブルを変位可能に支持する一方、前記支柱の頂点に前
記テーブルを変位可能に支持するようにし、前記第1、
第2アームにそれぞれ第1、第2アームを独立的に回動
駆動するための駆動機構を設ける構成とした。また本発
明は、前記支柱に、第3のアームを第1、第2アームと
共に、支柱を同軸的に互いに独立して回動可能とするべ
く設け、前記第3アーム先端に第3のリンクの一端を旋
回自在に連結すると共に、これら第1、第2リンクの他
端にテーブルを変位可能に支持する一方、前記支柱の頂
点に前記テーブルを変位可能に支持するようにし、前記
第3アームに第3アームを独立的に駆動させる駆動機構
を設ける構成とした。また本発明は、前記第1、第2ア
ームまたは第3アームは、支柱に同軸的に且つ、互いに
独立して回動可能な状態で嵌入させた基部パイプにそれ
ぞれ結合したものであり、これら基部パイプの末端側に
それぞれ駆動機構を接続する構成とした。また本発明
は、筐体中心軸に同軸的に且つ、互いに独立して回動可
能な状態で、第1、第2のアームを設け、これら第1、
第2アーム先端に第1、第2のリンクの一端を旋回自在
に連結すると共に、これら第1、第2リンクの他端にテ
ーブルを変位可能に支持するようにし、前記第1、第2
アームにそれぞれ第1、第2アームを独立的に回動駆動
するための駆動機構を設ける構成とした。また本発明
は、筐体中心軸に同軸的に且つ、互いに独立して回動可
能な第1、第2のアームと、これら第1、第2アーム先
端に旋回自在に連結した第1、第2のリンクと、前記第
1、第2アームをそれぞれ独立的に回動駆動するための
駆動機構とを有する機構ユニットを複数備え、これら機
構ユニットにおける第1、第2リンクの他端によって、
テーブルを変位可能に支持するようにした。さらに本発
明は、前記第1、第2アームは、中心軸に同軸的に且
つ、互いに独立して回動可能な状態で嵌入させた基部パ
イプにそれぞれ結合したものであり、これら基部パイプ
の末端側にそれぞれ駆動機構を接続する構成とした。
【0005】
【発明の実施の態様】次に、本発明にかかる多自由度機
構の一つの実施の態様を示し、添付の図面に基づいて説
明する。図1に多自由度機構1を示し、この多自由度機
構1は、筐体2中心に鉛直方向に貫通するように立設し
た支柱3と、この支柱3を中心として回動可能とするべ
く第1、第2のアーム4、5を設け、これら第1、第2
アーム4、5先端に第1、第2のリンク6、7の一端を
自在継手8を介して旋回自在に連結する一方、これら第
1、第2リンク6、7の他端にテーブル9を回動可能に
取り付け、前記支柱3の頂点を前記テーブル9に変位可
能に取り付け、前記第1、第2アーム4、5にそれぞれ
第1、第2アーム4、5を回動駆動するための駆動機構
10、11を取り付けるように構成している。
【0006】前記第1、第2アーム4、5は、支柱3に
同軸的に且つ、互いに独立して回動可能な状態で嵌入さ
せた基部パイプ12、13を有し、これら基部パイプ1
2、13上端側に前記第1、第2アーム4、5を一体的
に水平方向に延設している。すなわち、前記第1アーム
4における基部パイプ12は、支柱3を中心として、第
1アーム4が自在に回動できるように支柱3に嵌入保持
され、一方、第2アーム5における基部パイプ13は、
前記第1アーム4における基部パイプ12に回動自在に
嵌入保持されている。そして筐体2内において、これら
基部パイプ12、13の末端側は、基部パイプ12の末
端側を、基部パイプ13の末端側に比較して突出させて
あり、駆動機構12を構成するホイール14を取り付け
ている。一方前記基部パイプ13の末端側にも、駆動機
構13を構成するホイール15が取り付けられている。
【0007】ここで、前記駆動機構10、11について
説明する。駆動機構10、11は、筐体2内に配置した
モータ16、17を有する。これらモータ16、17の
出力軸18、19にプーリ20、21が取り付けられ、
これらプーリ20、21と、前記基部パイプ12、13
の末端側に取り付けたホイール14、15とを、ベルト
状伝達部材22、23によってそれぞれ連結する構成と
している。前記モータ16、17は、周知の駆動制御回
路の動作指令を基にそれぞれ、所要の回動制御動作を行
う構成としている。
【0008】次に、第1、第2アーム4、5先端に第
1、第2リンク6、7を旋回自在に連結する自在継手8
には、例えば球面軸受けを適用することができる。これ
ら自在継手8は、第1、第2アーム4、5先端にハウジ
ング8aが所定の角度傾斜させて取り付けられている。
なお、前記第1、第2アーム4、5は、高さ位置が異な
っているが、前記第1、第2リンク6、7は、第1、第
2アーム4、5との連結箇所である自在継手8が同一の
高さになるようにハウジング8aが、それぞれ異なった
高さの基部材24、25に保持されている。
【0009】そして、第1、第2リンク6、7の他端
と、支柱3の頂点とによってテーブル9が変位可能に支
持されているわけであるが、先ず、第1、第2リンク
6、7の他端とテーブル9とは、2軸方向に変位可能な
軸継ぎ手26を介して連結している。すなわちこの軸継
ぎ手26は、駆動機構10、11により第1、第2アー
ム4、5が支柱3周りに回動動作することで、第1リン
ク6と第2リンク7とが、互いに開閉可能とする軸a1
と、軸継ぎ手26と後述するテーブル9と支柱3の頂点
との連結箇所とを結ぶ軸線に対して直交する方向の回動
軸a2とを有している。そして、テーブル9と支柱3の
頂点とは、支柱3の頂点を支柱3軸周りに回動自在に支
持する軸受け部材27を介して、回動可能に軸止めして
いる。この場合、軸受け部材27は、図2、図3に示す
ように軸継ぎ手26と軸受け部材27とを結ぶ軸線に対
して直交する方向の軸を回動軸a3として回動可能にテ
ーブル9に軸止めしている。
【0010】以上のような多自由度機構1において、前
記テーブル9を所望の変位動作をさせるために、各構成
要素の寸法関係は、図4および図5、並びに図6に示す
特異点の状態、すなわち動作不能状態に至らしめないよ
うに以下の通りとしている。すなわち、第1、第2リン
ク6、7の長さ=L,第1、第2アーム4、5の長さ=
A,第1、第2リンク6、7のテーブル9との連結点で
ある軸継ぎ手26から、支柱3頂部とテーブル9との連
結点である軸受け部材27に至る距離=B,支柱3の高
さ=Cとすると、A’=A×cosa,L’=L×cosbで
あるから、L’2<A’2+(B+C)2,(B+L’)2
>A’2+C2を満足するようにしている。
【0011】以上のような多自由度機構1によれば、
L’2<A’2+(B+C)2,(B+L’)2>A’2
2を満足するように、各構成要素の寸法を、例えば、
第1、第2リンク6、7の長さ:74mm,第1、第2
アーム4、5の長さ:60mm,支柱長さ:30mm,
Bの長さ:15mmとするようにする。駆動機構10、
11を起動すると、モータ16、17の動力はそれぞれ
出力軸18、19、プーリ20、21、ベルト状伝達部
材22、23、ホイール14、15を介し第1、第2ア
ーム4、5の基部パイプ12、13に伝達され、第1、
第2アーム4、5を回動させることができる。これによ
り、第1、第2アーム4、5先端は、半径Aの円周を描
くように動作し、これに伴って、第1、第2リンク6、
7が自在継手8を介して追従変位する。すなわち、第
1、第2リンク6、7は、他端の軸継ぎ手26における
軸a1を中心として、互いに挟角を拡縮するように開閉
変位すると共に、回動軸a2を中心としてテーブル9に
対して変位して、テーブル9を軸受け部材27における
回動軸a3を変位させ、テーブル9を起伏動作させるこ
とができる。このようにしてテーブル9は、図7〜図9
に示すように、支柱3頂部とテーブル9との連結点であ
る軸受け部材27を中心として、90゜以上の旋回動作
を成すことができる。なお、かかる多自由度機構1に
は、動作の限界点があるので、動作範囲を予めプログラ
ム等によって設定することで動作限界内でテーブル9を
旋回動作させることができる。このように、適宜設定し
たプログラムを基に、駆動機構10、11におけるモー
タ16、17を駆動制御すれば、テーブル9を所望の位
置に、且つ高速で旋回させて調整することができ、例え
ば監視カメラ等の可動雲台、レーダアンテナの旋回台、
ロボットアームの手首等に適用できるなど、汎用性の高
いものとなる。
【0012】本発明にかかる多自由度機構は、以下のよ
うに実施することもできる。すなわち、この場合の多自
由度機構30は、筐体31中心に鉛直方向に立設した中
心軸32と、この中心軸32を中心として回動可能に第
1、第2のアーム33、34を設け、これら第1、第2
アーム33、34先端に第1、第2のリンク35、36
の一端を球面軸受け37を介して旋回自在に連結する一
方、これら第1、第2リンク35、36の他端にテーブ
ル38を継ぎ手手段39を介して旋回可能に取り付け、
前記第1、第2アーム33、34の、中心軸32に同軸
的に且つ、互いに独立して回動可能な状態で嵌入させた
基部パイプ40、41を介して第1、第2アーム33、
34を回動駆動するための駆動機構42、43を取り付
けるように構成している。前記継ぎ手手段39は、第
1、第2リンク35、36の他端を互いに開閉可能に軸
止めしていると共に、テーブル38を揺動可能に支持す
る構成としている。なお、前記駆動機構42、43は多
自由度機構1における駆動機構10、11と同構成であ
り、その説明は省略する。
【0013】以上のような構成の多自由度機構30で
は、テーブル38は、第1、第2リンク35、36の他
端に継ぎ手手段39を介して旋回可能に支持されている
ので、図11に示すように、3基の多自由度機構30に
よって、面積の大なるテーブル50を自在に位置制御す
るように支持することが可能となる。しかも第1、第2
アーム33、34を回動させることで第1、第2リンク
35、36を開閉動作させ、継ぎ手手段39の位置を変
位させる動作に転換されるので、テーブル50の変位動
作は速く、しかも広い動作範囲を確保することができ
る。これにより、前述の多自由度機構1同様、汎用性の
高いものとなる。
【0014】本発明にかかる多自由度機構は、さらに以
下のように実施することもできる。なお、この多自由度
機構60においては、前述の多自由度機構1を構成する
構成要素と実質的に同様のものには同符号を付してい
る。すなわち、この場合の多自由度機構60では、図1
2に模式的に機構構成を示しているが、筐体2中心に鉛
直方向に貫通するように立設した支柱3に同軸的に且
つ、互いに独立して回動可能な第1、第2アーム4、5
の他に、第3のアーム61を同軸的に且つ独立して回動
可能に設けている。この第3アーム61先端に第3のリ
ンク62の一端を自在継手8を介して旋回自在に連結す
る一方、この第3リンク62の他端を、前記第1、第2
リンク6、7の他端によって支持されているテーブル9
に回動可能に取り付けている。この場合、第3リンク6
2の他端は、第1、第2リンク6、7のテーブル9との
連結点である軸継ぎ手26から、支柱3頂部とテーブル
9との連結点である軸受け部材27に至る距離と等距離
の位置に、軸継ぎ手63を介して連結する構成とするこ
とができる。そして、前記第3アーム61には、第3ア
ーム61を回動駆動するための駆動機構(図示省略)を
設けている。また、第3アーム61先端における自在継
手8は、第1、第2アーム4、5先端と同円周上を移動
するように設定している。なお、かかる多自由度機構6
0における細部構造、すなわち、第3アーム61の取り
付け構造は、第1、第2アーム4、5と同構造であり、
その説明は省略する。
【0015】以上のような多自由度機構60において、
設定したプログラムを基に、第1、第2アーム4、5お
よび第3アーム61における駆動機構を駆動制御するこ
とで、テーブル9を一層きめ細かに所望の位置に、且つ
高速で旋回させて調整することができる。例えば、図1
2に示すように、第3アーム61を静止させておき、第
1、第2アーム4、5を、互いに反対側、すなわち遠ざ
かるように動作させると、テーブル9は、支柱3頂部と
テーブル9との連結点である軸受け部材27を中心に変
位していく。次いで第3アーム61を動作させていくと
(図14参照)、テーブル9は図13に示す矢印方向に
変位していく。このように、第1、第2アーム4、5お
よび第3アーム61における駆動機構を駆動制御するこ
とで、テーブル9をさらに自在に旋回調節することがで
きる。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、機構が簡素、且つコン
パクトで、高速動作が可能であり、しかも動作範囲が広
いので、監視カメラ等の可動雲台、レーダアンテナの旋
回台、ロボットアームの手首等、様々な分野で適用する
ことができる。
【0017】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる多自由度機構の一つの実施の形
態を示す、概略断面図である。
【図2】図1に示す多自由度機構において、テーブルを
支持する構造を示した、要部側面説明図である。
【図3】図1に示す多自由度機構において、テーブルを
支持する構造を示した、要部側面説明図である。
【図4】本発明にかかる多自由度機構において、特異点
にある状態を示した、斜視線図である。
【図5】図4に示す特異点にある状態の投影図である。
【図6】本発明にかかる多自由度機構において、もう一
つの特異点にある状態の投影図である。
【図7】本発明にかかる多自由度機構の動作の説明に供
する斜視線図である。
【図8】本発明にかかる多自由度機構の動作の説明に供
する斜視線図である。
【図9】本発明にかかる多自由度機構の動作の説明に供
する斜視線図である。
【図10】本発明にかかる多自由度機構の別の実施の形
態を示す、概略断面図である。
【図11】図10に示す多自由度機構を組合せ構成した
一例を示す、斜視線図である。
【図12】本発明にかかる多自由度機構のさらに別の実
施の形態、および動作の説明に供する斜視線図であ
る。。
【図13】図12に示す多自由度機構の動作の説明に供
する斜視線図である。
【図14】図12に示す多自由度機構の動作の説明に供
する斜視線図である。
【符号の説明】
1 多自由度機構 2 筐体 3 支柱 4 第1アーム 5 第2アーム 6 第1リンク 7 第2リンク 8 自在継手 8a ハウジング 9 テーブル 10、11 駆動機構 12、13 基部パイプ 14、15 ホイール 16、17 モータ 18、19 出力軸 20、21 プーリ 22、23 伝達部材 24、25 基部材 26 軸継ぎ手 27 軸受け部材 30 多自由度機構 31 筐体 32 中心軸 33、34 第1、第2アーム 35、36 第1、第2リンク 37 球面軸受け 38 テーブル 39 継ぎ手手段 40、41 基部パイプ 42、43 駆動機構 50 テーブル 60 多自由度機構 61 第3アーム 62 第3リンク 63 軸継ぎ手
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 21/00 - 21/54 B25J 11/00 B25J 17/00 B23Q 1/44

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体中心に鉛直方向に貫通するように
    立設した支柱に同軸的に且つ、互いに独立して回動可能
    な状態で、第1、第2のアームを設け、これら第1、第
    2アーム先端に第1、第2のリンクの一端を旋回自在に
    連結すると共に、これら第1、第2リンクの他端にテー
    ブルを変位可能に支持する一方、前記支柱の頂点に前記
    テーブルを変位可能に支持するようにし、前記第1、第
    2アームにそれぞれ第1、第2アームを独立的に回動駆
    動するための駆動機構を設ける構成としたことを特徴と
    する多自由度機構。
  2. 【請求項2】 前記支柱に、第3のアームを第1、第
    2アームと共に、支柱を同軸的に互いに独立して回動可
    能とするべく設け、前記第3アーム先端に第3のリンク
    の一端を旋回自在に連結すると共に、これら第1、第2
    リンクの他端にテーブルを変位可能に支持する一方、前
    記支柱の頂点に前記テーブルを変位可能に支持するよう
    にし、前記第3アームに第3アームを独立的に駆動させ
    る駆動機構を設ける構成としたことを特徴とする請求項
    2記載の多自由度機構。
  3. 【請求項3】 前記第1、第2アームまたは第3アー
    ムは、支柱に同軸的に且つ、互いに独立して回動可能な
    状態で嵌入させた基部パイプにそれぞれ結合したもので
    あり、これら基部パイプの末端側にそれぞれ駆動機構を
    接続する構成としたことを特徴とする請求項1または2
    記載の多自由度機構。
  4. 【請求項4】 筐体中心軸に同軸的に且つ、互いに独
    立して回動可能な状態で、第1、第2のアームを設け、
    これら第1、第2アーム先端に第1、第2のリンクの一
    端を旋回自在に連結すると共に、これら第1、第2リン
    クの他端にテーブルを変位可能に支持するようにし、前
    記第1、第2アームにそれぞれ第1、第2アームを独立
    的に回動駆動するための駆動機構を設ける構成とした
    とを特徴とする多自由度機構。
  5. 【請求項5】 筐体中心軸に同軸的に且つ、互いに独
    立して回動可能な第1、第2のアームと、これら第1、
    第2アーム先端に旋回自在に連結した第1、第2のリン
    クと、前記第1、第2アームをそれぞれ独立的に回動駆
    動するための駆動機構とを有する機構ユニットを複数備
    え、これら機構ユニットにおける第1、第2リンクの他
    端によって、テーブルを変位可能に支持するようにした
    ことを特徴とする多自由度機構。
  6. 【請求項6】 前記第1、第2アームは、中心軸に同
    軸的に且つ、互いに独立して回動可能な状態で嵌入させ
    た基部パイプにそれぞれ結合したものであり、これら基
    部パイプの末端側にそれぞれ駆動機構を接続する構成と
    したことを特徴とする請求項4または5記載の多自由度
    機構。
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