JP3438290B2 - コイル装置 - Google Patents

コイル装置

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JP3438290B2
JP3438290B2 JP00992094A JP992094A JP3438290B2 JP 3438290 B2 JP3438290 B2 JP 3438290B2 JP 00992094 A JP00992094 A JP 00992094A JP 992094 A JP992094 A JP 992094A JP 3438290 B2 JP3438290 B2 JP 3438290B2
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一彦 新敷
拓司 沢田
紀公 梶
泉 藤田
京治 上田
和弘 信時
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  • Insulating Of Coils (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コイル枠の巻胴部に巻
回したコイルがその巻回外周部を成形体で覆われるよう
合成樹脂をゲート口から射出することによってコイル枠
と共に一体成形されてなるコイル装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のコイル装置として図5に
示す構成のものが存在する。このものは、電磁リレーに
使用されるものであって、コイル枠A は、巻胴部A1の両
端に設けた鍔部から両端部を露出させた鉄芯B と共に合
成樹脂により一体成形して形成されている。そして、コ
イルC は、コイル枠A の巻胴部A1に巻回されるととも
に、その巻回外周部C1つまり最も上層に巻回されたコイ
ルにより形成されるコイルC の外周部分が合成樹脂より
なる成形体D で覆われるようコイル枠A 及び一方側巻回
外周部C11 の外側に位置する永久磁石E 等と共に一体成
形される。
【0003】さらに詳しくは、成形体D は、コイル枠A
の巻胴部A1の中心軸を通る線上であって、コイルC に対
し永久磁石E とは反対側となる他方側巻回外周部C12
外側に設けたゲート口D1から、白抜き矢印で示すよう
に、他方側巻回外周部C12 に対して垂直方向へ合成樹脂
を比較的低圧で射出することによって形成される。
【0004】このコイル装置に、図示はしていないが、
接点を駆動して開閉させる接極子が、その中央を永久磁
石E 上に回動自在に支持されて鉄芯B の両端部に吸引釈
放されるよう配設されることによって電磁リレーとして
構成されるが、上述したように、コイルC の巻回外周部
C1を成形体D で覆うのは、接点等の充電部に対してコイ
ルC の絶縁性を良くすること、コイルC に傷を付けて断
線させないようにすること、等のために行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のコイル
装置にあっては、コイルC は、その巻回外周部C1を合成
樹脂よりなる成形体D で覆われるようコイル枠A 及び永
久磁石E 等と共に一体成形される際、コイル枠A の巻胴
部A1の中心軸を通る線上であって、他方側巻回外周部C
12 の外側に設けたゲート口D1から、図5に白抜き矢印
で示すように、その他方側巻回外周部C12 に対して垂直
方向へ合成樹脂が射出されるから、合成樹脂の流路は、
実線矢印で示すように、他方側巻回外周部C12 に一旦垂
直に衝突した後に、巻胴部A1の中心軸に対し左右対称方
向へそれぞれ巻回外周部C1に沿って形成され、左右に分
かれた流路の最終的にぶつかる最終充填位置D0は、巻胴
部A1の中心軸上であって一方側巻回外周部C11 と永久磁
石E とに挟まれた狭い袋状部分になる。
【0006】従って、他方側巻回外周部C12 に巻回され
ているコイルは、比較的低圧ではあるものの合成樹脂の
射出圧力を直接受け、しかも合成樹脂が流れる他方側巻
回外周部C12 の外側部分のスペースも狭いために合成樹
脂との摩擦も大きくなるので、断線する危険性が大きく
なる。
【0007】また、合成樹脂の最終充填位置D0が一方側
巻回外周部C11 と永久磁石E とに挟まれた狭い袋状部分
になり、しかも射出圧が比較的低圧であるので、その最
終充填位置D0に左右の流路から流れて来た合成樹脂同志
は密着し難く、その境界にいわゆるエアーポケットが発
生し、そのエアーポケットは袋状部分のために目視確認
できないとともに、袋状部分の両側つまり一方側巻回外
周部C11 に巻回されたコイルと接極子を回動自在に支持
された永久磁石E との間における絶縁耐圧性能が悪くな
るという問題を起こすことがある。
【0008】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その第1の目的は、コイルの断線を防止でき、第2
の目的は、絶縁耐圧性能を悪くしないコイル装置を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、請求項1記載のものは、コイル枠の巻胴部に巻
回したコイルがその巻回外周部を成形体で覆われるよう
合成樹脂をゲート口から射出することによってコイル枠
と共に一体成形されてなるコイル装置において、前記成
形体は、前記巻回外周部のコーナー部外側位置に設けら
れたゲート口から射出され合成樹脂が巻回外周部の
巻回されたコイルの巻き方向に沿って並行に流れるよう
にして成形される。
【0010】また、請求項1記載のものは、上記のもの
において、前記成形体が、前記巻胴部の両側にそれぞれ
1個以上設けられ、この両側のそれぞれが、射出された
合成樹脂の流量に差が発生するよう設けられたゲート口
から射出される合成樹脂にて成形されたものである。
【0011】また、請求項1記載のものは、上記のもの
において射出され合成樹脂最終充填位置が巻回外
周部とその外側に位置する永久磁石とに挟まれた狭い袋
状部分から外れた位置となるようにして成形されたもの
ある。
【0012】また、請求項2記載のものは、請求項1記
載のものにおいて、前記成形体が、両側それぞれで開口
面積に差を有して設けられたゲート口から射出される合
成樹脂にて成形されたものである。
【0013】また、請求項3記載のものは、請求項1記
載のものにおいて、前記成形体が、両側それぞれで個数
に差を有して設けられたゲート口から射出される合成樹
脂にて成形されたものである。
【0014】また、請求項4記載のものは、請求項1記
載のものにおいて、前記成形体が、両側それぞれで射出
圧に差を有して設けられたゲート口から射出される合成
樹脂にて成形されたものである。
【0015】
【作用】請求項1記載のものによれば、コイルは、その
巻回外周部を合成樹脂よりなる成形体で覆われるようコ
イル枠と共に一体成形される際、合成樹脂を射出するゲ
ート口が、その射出された合成樹脂が前記巻回外周部に
対し並行に流れる位置に設けられているから、巻回外周
部に巻回されているコイルは、合成樹脂の射出圧力を直
接受けることがなく、損傷しない。
【0016】また、請求項記載のものによれば、ゲー
ト口を設けた巻胴部の両側は巻回外周部の巻き方向に沿
ってスペースも大きく確保できるから、そのゲート口か
ら射出された合成樹脂は巻回外周部に対し並行に、より
スムーズに流れる。
【0017】また、請求項記載のものによれば、巻胴
部の両側に設けられたゲート口のそれぞれから射出され
た合成樹脂の左右に分かれた流路がぶつかる最終充填位
置は、流量の少ない流路側の方が到達する距離が短いた
めに、巻胴部の中心軸上でなくて、その流量の少ない方
のゲート口を設けた側に移動させることができ、よっ
て、その最終充填位置に発生し易いエアーポケットによ
り絶縁耐圧性能が劣化しないよう、流量の差を適宜制御
して最終充填位置を移動できる。
【0018】また、請求項記載のものによれば、開口
面積を適宜設定することによって、同じ射出圧でもっ
て、ゲート口のそれぞれから射出される合成樹脂の流量
の差を連続的に適宜制御できる。
【0019】また、請求項記載のものによれば、個数
を適宜変更することによって、同じ射出圧でもって、ゲ
ート口のそれぞれから射出される合成樹脂の流量の差を
整数倍的に適宜制御できる。
【0020】また、請求項記載のものによれば、射出
圧を適宜変更することによって、同じ成形金型でもっ
て、ゲート口のそれぞれから射出される合成樹脂の流量
の差を適宜制御できる。
【0021】
【実施例】本発明の一実施例を図1乃至図4に基づいて
以下に説明する。
【0022】この例におけるコイル装置10は、電磁リレ
ーに使用されるものであって、コイル枠1 は、巻胴部1b
の両端に設けた鍔部1a,1a からコ字状の鉄芯2 の両端部
2a,2a を露出させて、合成樹脂により一体成形して形成
され、コイル3 がコイル枠1の巻胴部1bに巻回されて
後、鉄芯2 の両端部2a,2a 間に直方体状の永久磁石4 が
取着され、図3(a) に示す電磁石ブロック11ができる。
【0023】上記電磁石ブロック11は、図3(b) に示す
ようにコイル枠1 、永久磁石4 及び端子ブロック5 と共
に、コイル3 の巻回外周部31つまり最も上層に巻回され
たコイルにより形成されるコイル3 の外周部分が、図3
(c) に示すように、成形体6で覆われるよう合成樹脂を
以下に示す2箇所のゲート口61,62 から射出することに
よって一体成形され、コイル装置10となる。
【0024】この2箇所のゲート口61,62 は、図1に示
すように、巻胴部1bの両側、詳しくは、永久磁石4 を外
側に位置させた一方側巻回外周部31a とは反対側となる
他方側巻回外周部31b の両側コーナ部の外側にそれぞれ
1個づつ設けられており、その射出方向は両側方巻回外
周部31c,31d に対し並行に流れるよう形成され、しか
も、図2に示すように、一方のゲート口61が円形で小さ
いのに対し他方のゲート口62は長円形で大きくことによ
って、両開口面積に差を設けてある。
【0025】そうすると、両ゲート口61,62 からそれぞ
れ射出された合成樹脂の流路61a,62a は、両側方巻回外
周部31c,31d の外側の大きいスペースを巻回されたコイ
ルの巻き方向に沿って並行に進むことによって左右に分
かれて形成される。そして、その流量は、図1に大きさ
の異なる白抜き矢印で示すように、開口面積の小さい一
方のゲート口61が他方のゲート口62よりも少なくなっ
て、その到達する距離は流量の少ない流路61a 側の方が
短くなるために、その左右に分かれた流路61a,62a の最
終的にぶつかる最終充填位置60は、一方側巻回外周部31
a と永久磁石4 とに挟まれた巻胴部1bの中心軸上に位置
する狭いの袋状部分でなくて、永久磁石4よりも外側で
あって一方のゲート口61の位置する側に移動する。
【0026】また、両ゲート口61,62 からの合成樹脂の
射出圧は比較的低圧であって、その最終充填位置60に左
右の流路61a,62a から流れて来た合成樹脂同志は密着し
難く、その境界にいわゆるエアーポケットが発生してお
り、大きいものは最終充填位置60を、図3(c) に示すよ
うに、永久磁石4 で隠されずに目視確認できる。
【0027】また、この図3(c) に示すコイル装置10に
一体成形された端子ブロック5 は、基端に固定接点51a
を設けた固定接点端子51と、基端に後述する接点ばね8
のヒンジばね片8aが固着される固着片52a が形成された
共通接点端子52と、コイル3に通電を行うコイル端子53
とからなり、電磁石ブロック11の両側に、2本の固定接
点端子51、1本の共通接点端子52及び2本のコイル端子
53がそれぞれ植設される。このとき、固定接点51a 及び
共通接点端子52の固着片52は、成形体6 から露出されて
いる。そして、一体成形後に、それぞれの端子は成形体
6 から露出している部分を成形体6 の側面に沿って折り
曲げられる。
【0028】そして、上記コイル装置10には、図4に示
すように、接極子ブロック12が配設される。この接極子
ブロック12は、平板状の接極子7 の両側に接点ばね8 が
それぞれ合成樹脂を介して一体成形により設けられてい
る。接点ばね8 の両先端には可動接点8bがそれぞれ固着
され、中央部の一側部からヒンジばね片8aが突出されて
いる。そして、接極子7 が、その下面の中央に形成され
た突条を支点として、永久磁石4 上に揺動自在に載置さ
れ、両端部が鉄芯2 の両端部2a,2a に吸引釈放されるこ
とにより、可動接点8bが固定接点51a に接離するととも
に、ヒンジばね片8aが前記共通接点端子52の固着片52a
に固着され、これにより接点ばね8 が共通接点端子52と
電気的に接続される。このとき、上述したように、コイ
ル装置10はコイル3 を成形体6 で覆っているので、接点
ばね8 等の充電部に対してコイル3 の絶縁性は十分に確
保され、また接極子ブロック12を配設するときにコイル
3に傷を付けて断線させることもない。そして、カバー9
が被着されると電磁リレーができることになる。
【0029】かかるコイル装置10にあっては、上記した
ように、コイル3 は、その巻回外周部31を合成樹脂より
なる成形体6 で覆われるようコイル枠1 、永久磁石4 及
び端子ブロック5 と共に一体成形される際、合成樹脂を
射出するゲート口61,62 が、その射出された合成樹脂が
前記巻回外周部に対し並行に流れる巻胴部1bの両側の位
置にそれぞれ設けられているから、巻回外周部31に巻回
されているコイル3 は、合成樹脂の射出圧力を直接受け
ることがなく、損傷しない。
【0030】また、上記2箇所のゲート口61,62 は、開
口面積に差を有して形成されているから、それぞれから
射出された合成樹脂の左右に分かれた流路61a,62a がぶ
つかる最終充填位置60は、流量の少ない流路側の方が到
達する距離が短いために、巻胴部1bの中心軸上でなく
て、その流量の少ない方のゲート口61を設けた側に移動
させることができ、よって、従来例のように、その最終
充填位置60に発生し易いエアーポケットにより、巻回外
周部31と永久磁石4 との間における絶縁耐圧性能を悪く
することがなく、またそのエアーポケットを目視確認す
ることができるので、成形体6 全体の充填状態もチェッ
クできることになる。
【0031】なお、本実施例では、巻胴部1bの両側に設
けた両ゲート口61,62 は、射出される合成樹脂の流量に
差を設けて最終充填位置60を移動するために、円形と長
円形とで開口面積を変えているが、その他の形状に適宜
変更することによって連続的に制御できるし、また、巻
胴部1bの両側に設けるゲート口の個数を変えることによ
って整数倍的にも制御でき、さらには、両ゲート口61,6
2 の射出圧を変えて制御することも可能であり、これら
の組み合わせを適宜設定できる。
【0032】
【0033】
【発明の効果】請求項1記載のものは、コイルは、その
巻回外周部を合成樹脂よりなる成形体で覆われるようコ
イル枠と共に一体成形される際、合成樹脂を射出するゲ
ート口が、その射出された合成樹脂が前記巻回外周部に
対し並行に流れる位置に設けられているから、巻回外周
部に巻回されているコイルは、合成樹脂の射出圧力を直
接受けることがなく、損傷しない。
【0034】また、請求項記載のものは、ゲート口を
設けた巻胴部の両側は巻回外周部の巻き方向に沿ってス
ペースも大きく確保できるから、そのゲート口から射出
された合成樹脂は巻回外周部に対し並行に、よりスムー
ズに流れ、さらに損傷し難くなる。
【0035】また、請求項1記載のものは、巻胴部の両
側に設けられたゲート口のそれぞれから射出された合成
樹脂の左右に分かれた流路がぶつかる最終充填位置は、
流量の少ない流路側の方が到達する距離が短いために、
巻胴部の中心軸上でなくて、その流量の少ない方のゲー
ト口を設けた側に移動させることができ、よって、その
最終充填位置に発生し易いエアーポケットにより絶縁耐
圧性能が劣化しないよう、流量の差を適宜制御して最終
充填位置を移動できる。そして、この場合、ゲート口か
ら射出された合成樹脂がコイルの巻き方向に沿ってスム
ーズに流れて、このコイルの損傷が防止されるだけでな
く、最終充填位置が巻回外周部と永久磁石とに挟まれた
巻胴部の中心軸上の狭い袋状部分から外れた位置となっ
て、目視確認できない袋状部分でのエアーポケットの発
生が防止され、電磁リレーにおける永久磁石と巻回外周
部との間における絶縁耐圧性能は劣化しないものとな
る。
【0036】また、請求項記載のものは、開口面積を
適宜設定することによって、同じ射出圧でもって、ゲー
ト口のそれぞれから射出される合成樹脂の流量の差を連
続的に適宜制御して、最終充填位置を移動できる。
【0037】また、請求項記載のものは、個数を適宜
変更することによって、同じ射出圧でもって、ゲート口
のそれぞれから射出される合成樹脂の流量の差を整数倍
的に適宜制御して、最終充填位置を移動できる。
【0038】また、請求項記載のものは、射出圧を適
宜変更することによって、同じ成形金型でもって、ゲー
ト口のそれぞれから射出される合成樹脂の流量の差を適
宜制御して、最終充填位置を移動できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】同上の下方平面図である。
【図3】コイル装置の製造工程を示す分解斜視図であ
る。
【図4】同上の電磁リレーの分解斜視図である。
【図5】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 コイル枠 1b 巻胴部 3 コイル 31 巻回外周部部 6 成形体 61 ゲート口 62 ゲート口 10 コイル装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤田 泉 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (72)発明者 上田 京治 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (72)発明者 信時 和弘 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−267089(JP,A) 特開 平2−202414(JP,A) 特開 平5−318517(JP,A) 実開 平4−23105(JP,U) 実開 昭56−121228(JP,U) 実開 昭63−128012(JP,U) 実開 昭62−138428(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01F 27/32 B29C 33/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイル枠の巻胴部に巻回したコイルがそ
    の巻回外周部を成形体で覆われるよう合成樹脂をゲート
    口から射出することによってコイル枠と共に一体成形さ
    れてなるコイル装置において、 前記成形体は、前記巻回外周部のコーナー部外側位置に
    設けられたゲート口から射出される合成樹脂が巻回外
    周部の巻回されたコイルの巻き方向に沿って並行に流れ
    るようにして成形され、 前記成形体が、前記巻胴部の両側にそれぞれ1個以上設
    けられ、この両側のそれぞれが、射出された合成樹脂の
    流量に差が発生するよう設けられたゲート口から射出さ
    れる合成樹脂にて成形され、この合成樹脂の最終充填位
    置が巻回外周部とその外側に位置する永久磁石とに挟ま
    た狭い袋状部分から外れた位置となるようにして成形
    されたことを特徴とする電磁リレーに使用されるコイル
    装置。
  2. 【請求項2】 前記成形体が、両側それぞれで開口面積
    に差を有して設けられたゲート口から射出される合成樹
    脂にて成形されたことを特徴とする請求項1記載のコイ
    ル装置。
  3. 【請求項3】 前記成形体が、両側それぞれで個数に差
    を有して設けられたゲート口から射出される合成樹脂に
    て成形されたことを特徴とする請求項1記載のコイル装
    置。
  4. 【請求項4】 前記成形体が、両側それぞれで射出圧に
    差を有して設けられたゲート口から射出される合成樹脂
    にて成形されたことを特徴とする請求項1記載のコイル
    装置。
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