JP3437589B2 - 電子会議システム - Google Patents

電子会議システム

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JP3437589B2
JP3437589B2 JP19832992A JP19832992A JP3437589B2 JP 3437589 B2 JP3437589 B2 JP 3437589B2 JP 19832992 A JP19832992 A JP 19832992A JP 19832992 A JP19832992 A JP 19832992A JP 3437589 B2 JP3437589 B2 JP 3437589B2
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秀樹 平川
利夫 岡本
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、例えば、電話、テレ
ビ、ワークステーションなどを利用した電子会議システ
ムに関するものである。 【0002】 【従来の技術】最近、会社などでは、電話、テレビ、ワ
ークステーションなどを利用することで遠く離れた場所
にいても互いの意見を交わし合うことができる電子会議
システムの導入が実用化されている。 【0003】ところで、従来、電子会議システムでは、
複数の参加者が集まった会場ごとにテレビカメラが用意
され、これらテレビカメラにより各会場の画面を切り換
えながら、例えば、発言をしている者の顔をテレビ画面
に写し出すなどすることで、あたかも一つの場所で会議
をしているような雰囲気を出すようにしている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
電子会議システムでは、発言している者の顔がテレビ画
面に大写しされるのを見ながら会議を進めるようになる
ので、現実の会議机を囲んで各参加者を確認しながらの
会議とは雰囲気の異なるものになり、利用者にとって違
和感があり、会議の円滑な進行の妨げになるという問題
点があった 【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、現実に近い状況で会議を進めることができ、円滑な
会議進行を実現できる電子会議システムを提供すること
を目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明は、複数の電子会
議端末を伝送路を介して接続することにより電子会議を
実現する電子会議システムであって、各電子会議端末に
関連付けられた各使用者間の前記電子会議の場における
距離を定めるための理論上の距離を決定する決定手段
と、前記決定手段で決定された前記理論上の距離に基づ
いて前記各使用者の席順を決定するとともに該席順にし
たがって前記各使用者を画面表示する手段と、前記伝送
路に接続された全ての電子会議端末とのコミュニケーシ
ョンを対象としたグローバルコミュニケーションと一部
の電子会議端末とのコミュニケーションを対象としたロ
ーカルコミュニケーションを選択する選択手段と、前記
選択手段によりローカルコミュニケーションを選択した
時に、該ローカルコミュニケーションの対象となる電子
会議端末の使用者間についての前記理論上の距離に基づ
いて、該ローカルコミュニケーションの実行の可否を決
定する手段により構成されている。 【0007】 【作用】本発明によれば各電子会議端末に関連付けられ
使用者の画面表示から現実の会議机を囲んでの会議と
同じような雰囲気を作り出すことができ、しかも、距離
的に近い電子会議端末使用者のみにローカルコミュニ
ケーションを許可するようにしたことからも、現実に近
い状況下で会議を進めることができるようになる。 【0008】 【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従い説明す
る。 【0009】図1は同実施例の概略的構成を示してい
る。図において、1a〜1gは電子会議に使用するワー
クステーション(カメラ、マイクなどを含む)からなる
電子会議端末で、これら電子会議端末1a〜1gは、後
述する参加者データベース6に基づいて会議参加の資格
を指定されるようになっている。 【0010】図示例では、電子会議端末1fが議長、電
子会議端末1a、1b、1e、1gがメンバ、電子会議
端末1cが参考人、電子会議端末1dが傍聴人に指定さ
れている。この場合、議長は、会議の進行を司る役目を
するランクを示し、メンバは会議において自由に聞いた
り発言したりすることができるランクを示し、参考人は
会議において発生した質問に対してのみ返答することが
許されるランクを示し、傍聴人は会議を聞くことはでき
るが発言することは認められないランクを示している。 【0011】電子会議端末1a〜1gは、通信制御用ノ
ード2a〜2gを介して伝送路3に接続されていて、こ
の構成により各電子会議端末1a〜1gは、それぞれの
通信制御用ノード2a〜2gを介して伝送路3を一巡す
ることで相互の通信を可能にしている。 【0012】伝送路3には、事務局装置4、書記装置5
を接続し、事務局装置4に参加者データベース6および
電子会議スケジュール部7を接続し、書記装置5に議事
録記録部8を接続している。 【0013】ここで、事務局装置4は、電子会議全体を
管理するもので、参加者データベース6に基づいて電子
会議への参加を受け付けたり、電子会議スケジュール部
7により会議の開催を通知したりするとともに、時間管
理部により時間経過を管理可能にしていてし、会議の開
会、閉会などのタイムキーパの役目も果たすようになっ
ている。書記装置5は、会議の進行を監視するととも
に、議事の進行状況を議事録記録部8に記憶するように
している。参加者データベース6は、例えば、図2に示
すように電子会議参加者に関する各種のデータを格納し
たもので、ここでは氏名6a、資格(ランク)6b、所
属6c、担当6dの各項目についてのデータの他に、図
示していないが各参加者間の距離の定義を記憶してい
る。 【0014】図3は、電子会議端末1a〜1gの概略構
成を示すものである。この場合、パケット受信部11が
伝送路3に伝送される電子会議の内容を後述するパケッ
ト9の形で受け取ると、宛先検出部12でパケット9の
宛先人領域9aを検出し、宛先人判定部13で受信した
パケットの宛先が端末使用者に該当するかを判定する。
ここで、該当しない場合は、次のパケットまで読み飛ば
すようにしている。該当した場合は、差出人検出部14
はパケット9の差出人領域9bを検出し、差出人資格判
定部15でパケット9の差出人の資格(ランク)を参加
者データベース6を用いて判定し、例えば、発言許可が
与えられた参加者に該当するかなどを判定する。ここ
で、該当しない場合は、次のパケットまで読み飛ばすよ
うにしている。該当する場合は電子会議本体抽出部16
でパケット本体9cを抽出し、文字情報を制御部17に
よりモニタ18に、映像情報を映像分解器19によりモ
ニタ18に、音声情報を音声分解器20によりスピーカ
21にそれぞれ出力するようにしている。一方、キーボ
ード22より入力する文字情報は制御部23に、マイク
24からの音声情報は音声組立器25に、テレビカメラ
26からの映像情報は映像組立器27にそれぞれ送ら
れ、これら制御部23、音声組立器25、映像組立器2
7の出力により、電子会議本体生成部28でパケット本
体9cを生成する。そして、宛先人記入部29で宛先人
をパケット9の宛先人領域9aに記入し、差出人記入部
30で差出人をパケット9の差出人領域9bに記入し、
パケット送信部31を介して伝送路3に送信するように
している。 【0015】図4は、パケット9のフォーマットの一例
を示している。この場合、パケット9は、宛先領域9
a、差出人領域9b、パケット本体(文字、音声、映
像)9cから構成している。そして、参加者全員とのコ
ミニュケーションを対象としたクローバルコミニュケー
ションの場合は、Aパケットに示すように宛先領域9a
の欄に会議参加者から発信人を除いた全員の名前を書き
込み、差出人領域9bに発信者の名前を書き込み、パケ
ット本体9cに伝送すべき音声や映像の情報を書き込む
ようにし、また、一部の参加者とのコミュニケーション
を対象としたローカルコミュニケーションの場合は、B
パケットに示すように宛先領域9aに相手の名前(Su
zuki)のみを書き込み、差出人領域9bに発信者
(Takahashi)の名前を書き込み、パケット本
体9cに伝送すべき音声や映像の情報が書き込むように
している。次に、以上のように構成した実施例の動作を
説明する。 【0016】最初に、事務局装置4で電子会議の設定を
行う場合を図5により説明する。この場合、図示するよ
うに、まず、会議参加者に関する情報Aと電子会議の議
題・日時に関する情報Bの入力を受け付ける(ステップ
S501)。次いで、会議参加者に関する情報Aと参加
者データベース6からの情報により参加者を選定すると
ともにランクを設定する(ステップS502)。この場
合の参加者のランクは、図2に示す参加者データベース
6の資格6bに基づいて、それぞれ議長、メンバ、傍聴
人、参考人が決定されるようになる。 【0017】次に、各参加者所有のスケジューラ情報、
会議室管理データベースの情報、各参加者のランクある
いは優先度(図2に示す参加者データベース6の所属6
c、担当6dなどを参考にした会議出席の重要度)、電
子会議の議題・日時に関する情報Bにを基に電子会議の
日時・場所を設定する(ステップS503)。 【0018】そして、これら電子会議の議題・日時・場
所を基に会議開催通知を作成し(ステップS504)、
選定した参加者を配布先として会議開催通知を送信し、
同時に各参加者のランクも通知する(ステップS50
5)。 【0019】なお、このような事務局装置4での動作
は、議長に設定される端末内部のプログラムを起動する
ことによって実現することもできる。この場合、電子会
議の設定者が議長自身ならば、ステップS501の入力
により端末内のプログラムが起動され、ステップS50
2以降の処理が実行されることになる。また、電子会議
の設定者が議長以外ならば、ステップS501で議長が
指定されると、このステップS501で入力された情報
が議長端末に送られ、この議長端末のプログラムが起動
され、ステップS502以降の処理が実行されることに
なる。 【0020】次に、事務局装置4で電子会議を開催する
場合を図6により説明する。この場合、まず、参加者の
会議へのアクセスを受け付ける(ステップS601)。
次いで、参加者全員のアクセスの受け付けが行われたか
判断する(ステップS602)。ここで、アクセスの受
け付けが済んでいない参加者がある場合、この未アクセ
ス参加者に対して会議開催の連絡を強制割り込みなどで
促すようになる(ステップS603)。なお、上述のよ
うに参加者からの会議へのアクセスを受け付けることな
く、会議の開催時刻になったら強制的に各参加者の端末
を接続するようにしてもよい。そして、全ての参加者の
アクセスの受け付けが終了すると、全参加者に各人のラ
ンクを表すフラグを送付する(ステップS604)。 【0021】次に、各参加者の間の理論上の距離を決定
するが、最初に各参加者間の理論上の距離の定義に参加
者データベース6の既存のものを使用するか判断する
(ステップS605)。ここでの参加者データベース6
の既存のものを使用する方法は、図2に示す参加者の所
属6c、担当6dの各データから、例えば所属が同じ参
加者は近い距離に、対立関係にある参加者は遠い距離に
なるように決定する。 【0022】ここで、YESならば、この時の距離の定
義に基づいて参加者の席順を決定し、席順の情報を各参
加者に送付するようになる(ステップS606)。一
方、NOならば、各参加者の「○○氏の隣に座りたい」
などの申請を受け付け(ステップS607)、この申請
を基に参加者間の距離を定義し(ステップS608)、
定義した距離を参加者データベース6に記憶(更新)し
て(ステップS609)、上述のステップS606に進
むようになる。 【0023】この状態で、会議の開始を宣言する(ステ
ップS610)。この場合、ステップS610では、図
1に示すように各参加者の端末1a〜1gを閉じた伝送
路3で接続することで、会議参加者以外の端末に対して
会議情報が流れないようにするとともに、参加者以外か
らの情報が会議の中に入らないようにし、また、初期化
された議事録記録部8を有する書記装置5を起動して、
各参加者の端末1a〜1gが会議に関係する参加者デー
タベース6の内容にアクセスできるようにもしている。 【0024】そして、この状態で、議長からのアクセス
を受けて参加者のランクや席順の変更など、参加者デー
タベース6の内容変更を可能にし(ステップS61
1)、また、図示ない時間管理部からの時間経過情報を
参加者や議長に通知し(ステップS612)、その後、
会議の終了が宣言されるのを待って処理を終了する(ス
テップS613)。 【0025】次に、会議参加者のうちのメンバの端末、
ここでは電子会議端末1a、1b、1e、1gで起動さ
れるプログラムについて図7により説明する。この場
合、電子会議端末1a、1b、1e、1gは、事務局装
置4よりメンバのフラグを受けとると、会議参加者のそ
れぞれの顔を、事務局装置4が決定した参加者データベ
ース6に入れた席順で表示する(ステップS701)。 【0026】次に、図3においてパケット受信部11が
パケット9を受信したかを判断する(ステップS70
2)。この場合、YESならば宛先検出部12でパケッ
ト9の宛先人領域9aを検出し、受信パケットの宛先が
端末使用者に該当するかを判定する(ステップS70
3)。ここで、NOならば次のパケットまで読み飛ばす
ようになる。また、YESならば、参加者全員とのコミ
ュニケーションを対象としたグローバルコミュニケーシ
ョンか一部参加者とのコミュニケーションを対象とした
ローカルコミュニケーションかを判断する(ステップS
704)。この場合の判断は、パケット9の宛先人領域
9aに全員の宛先人が書き込まれているか否かで判断す
る。この場合、グローバルコミュニケーションと判断す
ると、差出人検出部出部14にてパケット9の差出人領
域9bを検出し、差出人資格判定部15でパケット9の
差出人の資格、つまりランクを参加者データベース6を
用いて判定する(ステップS705)。そして、発言許
可が与えられた参加者に該当するかを判定する(ステッ
プS706)。ここで、NOならば次のパケットまで読
み飛ばすようになる。また、YESならば、パケット9
のパケット本体9cの内容を抽出し、グローバル表示を
起動する(ステップS707)。この場合、差出人の口
をパクパクさせるようにしてパケット本体(発言内容)
を表示するようにする。 【0027】一方、ステップS704においてパケット
9の宛先人領域9aに特定の宛先人のみ書き込まれてい
ることでローカルコミュニケーションと判断すると、宛
先人と差出人の理論上の距離を参加者データベース6よ
り求める(ステップS708)。そして、ローカルコミ
ュニケーションが可能かを判断する(ステップS70
9)。ここで、距離の定義が遠くてNOならばローカル
コミュニケーションを拒否し、一方、距離の定義が近く
てYESならばローカルコミュニケーションを許可し、
パケット9のパケット本体9cを抽出し、ローカル表示
を起動する(ステップS710)。この場合、差出人と
顔が向き合うように表示し、パケット本体の内容(発言
内容)を音声により出力する。 【0028】なお、グローバルコミュニケーションとロ
ーカルコミュニケーションにより発言内容の提示形態を
変えているが、これは音声/テキスト、大きい字/小さ
い字、小さい声/大きな声、などのどのような組み合わ
せを用いてもよい。また、上述のステップS708、S
709では、宛先人と差出人の距離が遠い場合は、ロー
カルコミュニケーションは不可となるが、同一差出人か
ら短時間に何度も送信されてきたような場合は、これを
検出して可能とするようにしてもよい。 【0029】一方、パケット送信で、ステップS711
でYESと判断すると、参加者全員とのコミュニケーシ
ョンを対象としたグローバルコミュニケーションか一部
参加者とのコミュニケーションを対象としたローカルコ
ミュニケーションかを判断する(ステップS712)。
この場合の判断は、パケット9の宛先人領域9aに全員
の宛先人あるいは特定宛先人を書き込むかで判断する。
他の方法として、入力形態、例えばローカルはキーボー
ド、クローバルはマイクでそれぞれ入力することで判別
するようにしてもよい。この場合、グローバルコミュニ
ケーションと判断すると、図3において、電子会議本体
生成部28でパケット本体9cを生成したのち、宛先人
記入部29で全員を宛先人としてパケット9の宛先人領
域9aに記入し(ステップS713)、差出人記入部3
0で端末使用者を差出人としてパケット9の差出人領域
9bに記入しパケット送信部31を介して伝送路3に送
信する(ステップS714)。この場合、宛先人領域9
aに記入する宛先人は、参考人が質問のみを受け付ける
と定義している場合、その質問であることを明示的に指
示した時以外は参考人を除くようになる。 【0030】一方、ステップS712でローカルコミュ
ニケーションと判断すると、電子会議本体生成部28で
パケット本体9cを生成したのち、宛先人記入部29で
特定された宛先人をパケット9の宛先人領域9aに記入
し(ステップS715)、差出人記入部30で端末使用
者を差出人としてパケット9の差出人領域9bに記入し
てパケット送信部31を介して伝送路3に送信する(ス
テップS714)。 【0031】なお、ステップS713は、上述したステ
ップS105とS106での差出人ランクでグローバル
コミュニケーションをはねる処理を行うようにしてもよ
い。この場合は「あなたは発言できません。」のように
差出人に知らせるようになる。また、ステップS715
は、上述したステップS108とS109での差出人と
宛先人との距離でローカルコミュニケーションをはねる
処理を行うようにしてもよい。この場合は「Aさんとは
ローカルコミュニケーションできません。」のように差
出人に知らせるようになる。 【0032】この状態で、会議の終了かを判定し(ステ
ップS716)、NOならば最初のステップ701に戻
り上述したと同様な動作を繰り返すようになり、一方、
YESになれば処理を終了する。 【0033】次に、会議参加者のうち議長端末、ここで
は電子会議端末1fで起動されるプログラムについて図
8により説明する。この場合、電子会議端末1fは、事
務局装置4よりメンバのフラグを受けとると、会議参加
者のそれぞれの顔を、事務局装置5が決定した参加者デ
ータベース6に入れた席順で表示する(ステップS80
1)。 【0034】次に、パケットを受信したかを判断する
(ステップS802)。ここで、YESならば、参加者
全員とのコミュニケーションを対象としたグローバルコ
ミュニケーションか一部参加者とのコミュニケーション
を対象としたローカルコミュニケーションかを判断する
(ステップS803)。この場合の判断は、パケット9
の宛先人領域9aに全員の宛先人が書き込まれているか
否かで判断する。 【0035】そして、グローバルコミュニケーションと
判断すると、上述した図7のメンバの場合と同様な処理
が実行される。一方、ローカルコミュニケーションと判
断すると、宛先人が議長宛になっているかを判定する
(ステップS804)。ここで、YESならばローカル
表示を起動し(ステップS805)、参加者のランク距
離の変更申請であった場合は、その申請に対する決定を
行う(ステップS806)。そして、ここで申請を認め
ない場合は、これを無視し、また、申請を認める場合
は、参加者データベース6の距離の定義を変更するよう
になる(ステップS807)。また、ステップS804
でNOならば、パケット9の差出人と宛先人のみ、ある
いはパケット本体(内容)も抽出し(ステップS80
8)、議長用の表示を起動し(ステップS809)、議
長以外の参加者によるローカルコミュニケーションの内
容をモニタできるようにしている。 【0036】一方、パケット送信で、ステップS810
でYESと判断すると、上述した図7のメンバの場合と
同様な処理が実行される。この場合、議長に限り他の人
の発信中(パケット送信中)でも割り込んで発信できる
ようにしてもよい。また、NOと判断すると、事務局装
置4の時間管理部から時刻管理情報を受けとったかを判
断し(ステップS811)、NOならば最初のステップ
801に戻り上述したと同様な動作を繰り返し、YES
ならば時間表示を行う(ステップS812)。そして、
会議の終了かを判定し(ステップS813)、ここでも
NOならば最初に戻り上述したと同様な動作を繰り返す
ようになり、一方、YESになれば処理を終了する。次
に、このような電子会議における参加者端末での各表示
画面例を順に説明する。 【0037】まず、図9は会議進行中の画面例である。
この場合、会議の各参加者は通常物理的には離れた場所
にいるが、会議机の回りに座って会議をしている雰囲気
がでるような表示になっている。この例では、参加者の
顔写真を用いて各電子会議端末1a〜1gについて誰が
会議に参加しているかが分かるようになっている。ま
た、会議での発言は、発言内容について別ウインド10
に表示するとともに、発言者の顔写真を反転表示したり
口を動かすようにして発言の雰囲気を出すようにでき
る。また、発言内容を発言者の顔近くに吹き出し中に表
示するようにしてもよい。 【0038】図9では、議長を中心にした電子会議進行
中の画面例であるが、図10に示すように端末使用者を
中心にして3次元的に電子会議の進行を見ることもでき
る。図10では、メンバである電子会議端末1eから会
議を眺めた状態を示しており、各参加者の顔の向きをそ
れぞれ異ならして、実際に会議机に座って会議をしてい
る雰囲気がでるようにしている。 【0039】また、図9に示す画面例の各参加者は、各
参加者間の距離の定義に基づいて席順が決定されてい
る。ここでは、例えばメンバの電子会議端末1aは、議
長の電子会議端末1fおよびメンバの電子会議端末1b
と近い距離が定義され、ローカルコミュニケーションが
できるようになっており、また、メンバの電子会議端末
1e、1gとは遠い距離が定義され、ローカルコミュニ
ケーションができないようになっている。 【0040】また、このような参加者間の距離の定義
は、各参加者からの申請により変更できる。図11は、
メンバの電子会議端末1bからの申請に基いた距離の定
義を示し、図12は、メンバの電子会議端末1eからの
申請に基いた距離の定義を示している。ところが、これ
ら図11と図12の両画面例を見ると、電子会議端末1
bは電子会議端末1eとの間に近い距離を定義している
が、電子会議端末1eは電子会議端末1bとの間を遠い
距離に定義しており、これらの間に矛盾が生じている。
このような場合は、各電子会議端末に1bと1eに、そ
のことを知らせるようにしてもよいが、互いの定義が一
致しない限り、ローカルコミュニケーションをできなく
するようにしてもよい。 【0041】次に、図13は、グローバルコミュニケー
ションとローカルコミュニケーションの画面例である。
この場合、各参加者を顔写真で示す電子会議端末1a〜
1gの席順を表示した状態で、グローバルコミュニケー
ションの時は、中央部にマイク40を表示し、ローカル
コミュニケーションの時は、マイク40の表示を消した
り、反転表示することで識別できるようにしている。な
お、グローバルコミュニケーションとローカルコミュニ
ケーションの切り換えにマイク40の表示を利用し、こ
のマイク部分をピックすることにより、これらの一方を
選択することもできる。また、ローカルコミュニケーシ
ョンの画面例として、図14に示すようにローカルコミ
ュニケーションを行っている参加者同士が向き合うよう
に表示することもできる。図示例では、議長の電子会議
端末1fとメンバの電子会議端末1aが向き合ってい
る。また、図15は議長の電子会議端末1fとメンバの
電子会議端末1aがローカルコミュニケーションを行っ
ている際の他のメンバの電子会議端末1bから見たとき
の画面表示例である。 【0042】したがって、このようにすれば参加者デー
タベース6の既存データから参加者間の理論上の距離が
求められ、これに基づいて各電子会議端末1a〜1gの
使用者の席順が決定され、この席順にしたがって各電子
会議端末1a〜1gの使用者の着席状況を画面表示する
ことができるので、この時の画面表示から現実の会議机
を囲んでの会議と同じような雰囲気を作り出すことが出
きる。また、一部の電子会議端末間でのローカルコミュ
ニケーションは、対象となる電子会議端末間の理論上の
距離に基づいてローカルコミュニケーションの実行の可
否を決定することができるので、距離的に近い電子会議
端末間でのみにローカルコミュニケーションが許可され
るようになり、現実に近い状況下で会議を進めることが
できる。これにより利用者にとって会議での違和感がな
くなり、円滑な会議の進行を実現できることになる。 【0043】なお、本発明は上記実施例にのみ限定され
ず、要旨を変更しない範囲で適宜変形して実施できる。
例えば、上述した実施例では、グローバルコミュニケー
ションとローカルコミュニケーションの区別をパケット
9の宛先人領域9aに全員の宛先人が書き込まれている
か否かで判断するようにしたが、参加者間の距離に基づ
いたフラグをパケット9中に設定して、このフラグによ
りグローバルコミュニケーションとローカルコミュニケ
ーションの区別を行うようにしてもよい。 【0044】また、ローカルコミュニケーションの秘話
性について、秘話度を示すフラグをパケット9中に設定
し、このフラグにより、例え議長であってもローカルコ
ミュニケーションの内容を参照できないようようにする
こともできる。 【0045】また、上述の実施例では、図9の画面例の
ように電子会議に参加しているすべての参加者は、他の
参加者の存在を知ることができるが、特定の参加者しか
見えない参加者の存在を定義することもできる。この場
合、図16に示すように図1で述べたと同様の電子会議
端末1a〜1gを通信制御用ノード2a〜2gを介して
伝送路3に接続した構成に加えて、通信制御用ノード2
aに他の伝送路41を接続と、この伝送路41に参考人
の電子会議端末42a、42bを通信制御用ノード43
a、43bを介して接続し、これら間で独立した電子会
議通信を可能にしている。これら参考人の電子会議端末
42a、42bの存在は、他の電子会議端末1b〜1g
に知られていない。そして、メンバの電子会議端末1a
が、伝送路3でのグローバルコミュニケーションにより
疑問が生じた場合に、伝送路41を介して参考人の電子
会議端末42a、42bとローカルコミュニケーション
を行うことにより解決するようにできる。また、これら
参考人の電子会議端末42a、42bは、必要により、
グローバルコミュニケーションのメンバ、参考人として
会議に参加させることもできる。 【0046】さらに、上述では、ローカルコミュニケー
ションは、グローバルコミュニケーションを行う伝送路
を介して行うようにしたが、これとは異なる伝送路を用
いた電話や電子メイルなどを利用してローカルコミュニ
ケーションを実現することもできる。 【0047】 【発明の効果】本発明によれば、各電子会議端末に関連
付けられた使用者の画面表示から現実の会議机を囲んで
の会議と同じような雰囲気を作り出すことができ、しか
も、距離的に近い電子会議端末使用者のみにローカル
コミュニケーションを許可するようにしたことからも、
現実に近い状況下で会議を進めることができるようにな
り、利用者にとって会議での違和感がなくなり、円滑な
会議の進行を実現できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例の概略構成を示す図。 【図2】実施例に用いられる参加者データベースを示す
図。 【図3】実施例に用いられる電子会議端末の概略構成を
示す図。 【図4】実施例に用いられるパケットのフォーマットの
一例を示す図。 【図5】実施例の動作を説明するためのフローチャート
を示す図。 【図6】実施例の動作を説明するためのフローチャート
を示す図。 【図7】実施例の動作を説明するためのフローチャート
を示す図。 【図8】実施例の動作を説明するためのフローチャート
を示す図。 【図9】実施例の電子会議端末での表示画面例を示す
図。 【図10】実施例の電子会議端末での表示画面例を示す
図。 【図11】実施例の電子会議端末での表示画面例を示す
図。 【図12】実施例の電子会議端末での表示画面例を示す
図。 【図13】実施例の電子会議端末での表示画面例を示す
図。 【図14】実施例の電子会議端末での表示画面例を示す
図。 【図15】実施例の電子会議端末での表示画面例を示す
図。 【図16】本発明の他の実施例の概略構成を示す図。 【符号の説明】 1a〜1g…電子会議端末、2a〜2g…通信制御用ノ
ード、3…伝送路、4…事務局装置、5…書記装置、6
…参加者データベース、7…電子会議スケジュール部、
8…議事録記録部、9…パケット、9a…宛先人領域、
9b…差出人領域、9c…パケット本体、10…ウイン
ド、11…パケット受信部、12…宛先検出部、13…
宛先人判定部、14…差出人検出部、15…差出人資格
判定部、16…電子会議本体抽出部、17…制御部、1
8…モニタ、19…映像分析器、20…音声分解器、2
1…スピーカ、22…キーボード、23…制御部、24
…マイク、25…音声組立器、26…テレビカメラ、2
7…映像組立器、28…電子会議本体生成部、29…宛
先人記入部、30…差出人記入部、31…パケット送信
部、40…マイク、41…伝送路、42a、42b…電
子会議端末、43a、43b…通信制御用ノード。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 悦雄 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株式会社東芝総合研究所内 (56)参考文献 特開 平2−5690(JP,A) 特開 昭63−228890(JP,A) 特開 平3−183288(JP,A) 特開 平2−170690(JP,A) 特開 昭61−137484(JP,A) 特開 昭63−157591(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/14 - 7/173 H04L 12/18

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 複数の電子会議端末を伝送路を介して接
    続することにより電子会議を実現する電子会議システム
    において、 各電子会議端末に関連付けられた各使用者間の前記電子
    会議の場における距離を定めるための理論上の距離を決
    定する決定手段と、前記決定 手段で決定された前記理論上の距離に基づいて
    前記各使用者の席順を決定するとともに該席順にしたが
    って前記各使用者を画面表示する手段と、 前記伝送路に接続された全ての電子会議端末とのコミュ
    ニケーションを対象としたグローバルコミュニケーショ
    ンと一部の電子会議端末とのコミュニケーションを対象
    としたローカルコミュニケーションを選択する選択手段
    と、前記選択手段により ローカルコミュニケーションを選択
    した時に該ローカルコミュニケーションの対象となる
    電子会議端末の使用者間についての前記理論上の距離に
    基づいて、該ローカルコミュニケーションの実行の可否
    を決定する手段とを具備したことを特徴とする電子会議
    システム。
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