JP3436849B2 - ロータリキルンの回転状態測定方法および装置 - Google Patents

ロータリキルンの回転状態測定方法および装置

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JP3436849B2
JP3436849B2 JP17512496A JP17512496A JP3436849B2 JP 3436849 B2 JP3436849 B2 JP 3436849B2 JP 17512496 A JP17512496 A JP 17512496A JP 17512496 A JP17512496 A JP 17512496A JP 3436849 B2 JP3436849 B2 JP 3436849B2
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rotary kiln
tire
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達也 鈴木
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    • F27BFURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS IN GENERAL; OPEN SINTERING OR LIKE APPARATUS
    • F27B7/00Rotary-drum furnaces, i.e. horizontal or slightly inclined
    • F27B7/20Details, accessories, or equipment peculiar to rotary-drum furnaces
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    • F27FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
    • F27BFURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS IN GENERAL; OPEN SINTERING OR LIKE APPARATUS
    • F27B7/00Rotary-drum furnaces, i.e. horizontal or slightly inclined
    • F27B7/20Details, accessories, or equipment peculiar to rotary-drum furnaces
    • F27B7/22Rotary drums; Supports therefor
    • F27B2007/2246Support rollers
    • F27B2007/2273Support rollers with arrangements, e.g. rollers, to maintain the drum against longitudinal movement

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Muffle Furnaces And Rotary Kilns (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はロータリキルンの回
転状態測定方法および装置に係り、特にシェルの捩れ回
転状態や、シェルとタイヤとの相対回転状態を測定し、
ロータリキルンの異常の検出に供するロータリキルンの
回転状態測定方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】一般に、
セメントの製造工程等において利用されているロータリ
キルンは、図9から図11に示すように形成されてい
る。
【0003】即ち、セメントの製造工程においては、円
筒状に組立てられた耐火れんが3の外周に長尺なシェル
2を周設してなるロータリキルン1を回転自在に設け、
シェル2の1端部に設置した回転駆動装置4によりシェ
ル2を所定速度で回転させながら、ロータリキルン1の
内部に所定のセメントを供給して焼成等の所定の処理を
施すようにされている。前記耐火レンガ3は相互間の緊
迫力により外側に広がろうとする力を、シェル2によっ
て押さえることによりシェル2内に固着されており、全
く接着剤等は使用されていない。更に、前記シェル2の
外周面には、複数のサポーティングブロック5を介して
環状のタイヤ6を前記シェル2の軸方向に所定間隔を有
するように周設し、各タイヤ6を支持台7上に1対の受
ローラ8、8を介して回転自在に支持するようになって
いる。前記シェル2は熱膨張により外径が増大するの
で、図10に誇張して示すように、シェル2に溶接して
固着されているサポーティングブロック5の外径はタイ
ヤ6の内径より小さく形成されており、両者は相対回転
するように形成されている。
【0004】このロータリキルン1の内部に所定のセメ
ントを供給した状態で、回転駆動装置4によりシェル2
を所定速度で回転駆動させると、前記タイヤ6がサポー
ティングブロック5を介してシェル2の回転を伝達され
て一緒に回転駆動される。この際、シェル2のサポーテ
ィングブロック5の外径とタイヤ6の内径との差によ
り、シェル2のサポーティングブロック5がタイヤ6の
内面を若干転動し、シェル2とタイヤ6との間には回転
差(ミグレーション現象)が生じる。そして、この回転
差(ミグレーション現象)が正常な状態で生じるように
各サポーティングブロック5の間の空間に金属表面保護
皮膜剤の供給が行なわれている。この金属表面保護皮膜
剤によりサポーティングブロック5とタイヤ6との接触
面に金属保護皮膜が形成され、両者間の「かじりつき現
象」を抑えたり、荷重分散を図ったり、摩耗や接触面の
損傷を防止して、シェル2とタイヤ6の回転状態が正常
に保持される。また、シェル2は長尺で、かつ、重量が
あるため、回転駆動装置4が設置されている一端部と、
他端部との間には捻れが発生した状態で回転駆動され
る。このシェル2につていは、ある程度の捻れが発生す
ることを予測して、各部の設計が行なわれている。
【0005】このように形成されているロータリキルン
1を、従来は単に円滑に回転させるために、シェル2を
一定速度で回転駆動させるようにしていた。
【0006】そのため、シェル2の回転速度を計測する
1個の速度計を配置して、シェル2の1回転の速度を検
出して、その検出速度を回転駆動装置4にフィードバッ
クして、シェル2を等速度回転させるように制御してい
た。
【0007】しかしながら、シェル2を等速度回転させ
てロータリキルン1を運転制御していても、シェル2の
内部に装着されている耐火れんが3が剥離するという不
都合が発生し、その原因や剥離した時期の把握ができな
かった。
【0008】そこで、不測に発生する耐火れんが3の剥
離の原因の究明と、剥離時期を明確に把握することが望
まれていた。
【0009】本発明者が鋭意研究したところ、ロータリ
キルン1のシェル2は所定の捻れをもって回転駆動され
ているが、その捻れ度合が一時的に変動する捻れ脈動回
転が発生していることを発見し、これにより前記種々の
不都合が発生していることを究明した。
【0010】即ち、シェル2の回転においては、シェル
2の捻れとその捻れ応力の解放とが繰り返し作用してい
る。
【0011】従って、シェル2の回転速度は均一ではな
く、1回転の間においても変動するものである。
【0012】なぜならば、理想的には、シェル2の捻れ
応力と、タイヤ6とシェル2(サポーティングブロック
5)との間の面応力とがバランスしていれば、シェル2
は均一速度に近い回転をすることとなる。
【0013】ところが、実際にはタイヤ6とサポーティ
ングブロック5との接触面の偏摩耗や、その他の条件に
より、応力が変動し、シェル2に捻れ脈動回転が発生し
てしまう。
【0014】そして、シェル2の捻れ脈動が大きくなっ
て、シェル2が許容範囲以上に捻れると、シェル2の内
側に張ってある耐火れんが3の剥離を誘発してしまうも
のであった。
【0015】本発明は、これらの点に鑑みてなされたも
のであり、シェルの捩れ回転状態や、シェルとタイヤと
の相対回転状態を測定し、シェルの捻れ脈動回転等のロ
ータリキルンの異常を確実に検出することができ、その
異常に対処して、シェルの回転を均一にさせたり、耐火
れんがの剥離を未然に防止することのできるロータリキ
ルンの回転状態測定方法および装置を提供することを目
的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1に記載の発明に係るロータリキルンの回転状態
測定方法は、円筒状に組立てられた耐火れんがの外周に
シェルを周設してなるロータリキルンを回転自在に設け
てなるロータリキルン装置における前記シェルの回転状
態を測定する方法において、前記シェルの長手方向に離
間している複数箇所においてそれぞれシェルの周方向を
各箇所で同数であってシェルの捻れ脈動を検出できる数
に等分割した周方向等分位置の各検出位置間の周速度を
同時に計測し、長手方向に離間している前記複数箇所の
互いに相対する各検出位置間において計測されたシェル
周速度を比較することにより前記シェルの捻れ脈動回転
の有無を測定することを特徴とする。
【0017】また、請求項2に記載の本発明のロータリ
キルンの回転状態測定装置は、円筒状に組立てられた耐
火れんがの外周にシェルを周設してなるロータリキルン
を回転自在に設けてなるロータリキルン装置における前
記シェルの回転状態を測定する装置において、前記シェ
ルの長手方向に離間している複数箇所においてそれぞれ
シェルの周方向を各箇所で同数であってシェルの捻れ脈
動を検出できる数に等分割した周方向等分位置の各検出
位置間の周速度を同時に計測するシェル周速度計測器を
有することを特徴とする。
【0018】本発明によれば、ロータリキルンの回転状
態測定装置の複数箇所のシェル周速度計測器によって、
シェルの長手方向に離間している複数箇所においてそれ
ぞれシェルの周方向を各箇所で同数であってシェルの捻
れ脈動を検出できる数に等分割した周方向等分位置の各
検出位置間のシェルの周速度を同時に計測し、その後長
手方向に離間している前記複数箇所の互いに相対する各
検出位置間において計測されたシェル周速度を比較する
ことにより前記シェルの捻れ脈動回転の有無を測定する
ことができる。
【0019】また、請求項2に記載しているロータリキ
ルンの回転状態測定装置に、更にシェル周速度計測器に
よって長手方向に離間している前記複数箇所の互いに相
対する各検出位置間において計測されたシェル周速度を
出力表示する出力表示器と、前記シェル周速度計測器お
よび出力表示器を関連動作させる動作制御器とを設ける
とよい。この場合、動作制御器がシェル周速度計測器お
よび出力表示器を関連動作させて、長手方向に離間して
いる前記複数箇所の互いに相対する各検出位置間におい
シェル周速度を自動的に計測するとともに出力表示器
に表示させる。この出力表示器に表示された複数のシェ
ル周速度を比較することにより前記シェルの捻れ脈動回
転の有無を測定することができる。
【0020】また、請求項4に記載の発明に係るロータ
リキルンの回転状態測定方法は、円筒状に組立てられた
耐火れんがの外周にシェルを周設してなるロータリキル
ンを回転自在に設けるとともに、このシェルの長手方向
の複数箇所の外周面にそれぞれ支持台上に回転自在に支
持された環状のタイヤを複数のサポーティングブロック
を介して周設してなるロータリキルン装置における前記
シェルの回転状態を測定する方法において、複数箇所の
タイヤと各タイヤの近傍のシェルの周方向を各箇所で同
であってシェルの捻れ脈動を検出できる数に等分割し
た周方向等分位置の各検出位置間の周速度を同時に計測
し、長手方向に離間している前記複数箇所の互いに相対
する各検出位置間において計測された複数箇所のタイヤ
周速度とシェル周速度とから各タイヤ部分における両者
の各検出位置間の相対周速度を計測し、計測された複数
の相対周速度を比較することにより前記シェルの捻れ脈
動回転の有無ならびにタイヤとシェルとの間に発生する
ミグレーション現象の状態を測定することを特徴とす
る。
【0021】また、請求項5に記載の本発明のロータリ
キルンの回転状態測定装置は、円筒状に組立てられた耐
火れんがの外周にシェルを周設してなるロータリキルン
を回転自在に設けるとともに、このシェルの長手方向の
複数箇所の外周面にそれぞれ支持台上に回転自在に支持
された環状のタイヤを複数のサポーティングブロックを
介して周設してなるロータリキルン装置における前記シ
ェルの回転状態を測定する装置において、複数箇所のタ
イヤのタイヤ周速度と各タイヤの近傍のシェルのシェル
周速度とを周方向を同数であってシェルの捻れ脈動を検
出できる数に等分割した周方向等分位置の各検出位置間
においてそれぞれ同時に計測するタイヤ周速度計測器お
よびシェル周速度計測器を有することを特徴とする。
【0022】この請求項4および請求項5に記載の本発
明によれば、ロータリキルンの回転状態測定装置の複数
箇所のタイヤ周速度計測器およびシェル周速度計測器に
よって、シェルの長手方向に離間している複数箇所のタ
イヤと各タイヤの近傍のシェルの周方向を各箇所で同数
であってシェルの捻れ脈動を検出できる数に等分割した
周方向等分位置の各検出位置間の周速度とを同時に計測
し、その後長手方向に離間している前記複数箇所の互い
に相対する各検出位置間において計測された複数の相対
周速度を比較することにより前記シェルの捻れ脈動回転
の有無ならびにタイヤとシェルとの間に発生するミグレ
ーション現象の状態を測定することができる。
【0023】また、請求項5に記載しているロータリキ
ルンの回転状態測定装置に、更にタイヤ周速度計測器お
よびシェル周速度計測器によって長手方向に離間してい
る前記複数箇所の互いに相対する各検出位置間において
計測されたタイヤ周速度、シェル周速度および両者の相
対周速度を出力表示する出力表示器と、前記シェル周速
度計測器、タイヤ周速度計測器および出力表示器を関連
動作させる動作制御器とを設けるとよい。この場合、動
作制御器がタイヤ周速度計測器およびシェル周速度計測
器および出力表示器を関連動作させて、シェルの長手方
向に離間している複数箇所のタイヤと各タイヤの近傍の
シェルの周方向を各箇所で同数であってシェルの捻れ脈
動を検出できる数に等分割した周方向等分位置の各検出
位置間の周速度とを自動的に計測するとともに、その後
複数の相対周速度を求めて出力表示器に表示させる。こ
の出力表示器に表示された複数の相対周速度を比較する
ことにより前記シェルの捻れ脈動回転の有無ならびにタ
イヤとシェルとの間に発生するミグレーション現象の状
態を測定することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
から図8を参照して説明する。
【0025】図1から図6は本発明に係るロータリキル
ンの回転状態測定装置の一実施の形態を示したもので、
従来例と同一部分には同一符号を付してある。
【0026】図1は本実施の形態の全体を示しており、
ロータリキルン1は従来例と全く同様に形成されてい
る。本実施の形態においては、全長が80から100m
のシェル2の外周に、その長手方向の4箇所にタイヤ6
を所定間隔をもって周設し、各タイヤ6を受ローラ8に
より回転自在に支承しており、1箇所の回転駆動装置4
によりシェル2を回転させるように形成されている。
【0027】本実施の形態においては、ロータリキルン
の回転状態測定装置として、前記シェル2の長手方向に
離間している複数箇所(本実施形態においてはX位置と
Y位置との2箇所)においてそれぞれシェル2の周速度
を計測するシェル周速度計測器11x、11yと、前記
各シェル周速度計測器11x、11yによって計測され
たシェル周速度を出力表示する出力表示器としてのプリ
ンタ12と、前記各シェル周速度計測器11x、11y
および出力表示器12を関連動作させるコンピュータ等
からなる動作制御器13とが設置されている。
【0028】更に説明すると、各シェル周速度計測器1
1x、11yは図2および図3に示すように形成されて
いる。即ち、シェル2の外周面に4個の検出片14A、
14B、14C、14Dを周方向等分位置A、B、C、
Dに径方向に突出するように固着し、フォトダイオード
等の発光素子15と受光素子16との間を各検出片14
が通過するのを1/1000秒単位で検出して、信号を
動作制御器13に出力して、シェル2の周速度を測定す
るように形成されている。前記発光素子15と受光素子
16とは、ロータリキルン1の設置面から支柱17をも
って支持されている1対の支持部材18、18に装着さ
れている。本実施の形態においては、シェル2の回転時
における各検出片14の間の通過時間をもってシェル2
の周速度として測定することとしている。なお、検出片
14の設置個数は、測定頻度やシェル2の外周長等の条
件に応じて変更するとよい。また、シェル周速度計数器
の方式としては、本実施形態のように光通過型のものの
ほかに、反射型のもの、接触型のもの等の公知の手段か
ら計測目的に応じて選択するとよい。
【0029】また、動作制御器13は種々の演算処理を
行なうCPU、入出力を指示したりデータ等の表示をも
行なう操作パネルや、入出力を指示するキーボードやマ
ウス、表示手段の1種であるCRT等(共に図示せず)
によって形成されている。この動作制御器13による指
示としては、次のものが例示される。例えば、各シェル
周速度計測器11x、11yによる測定条件の設定・変
更、測定の開始・停止、測定データの操作パネル、CR
T、プリンタ12等への出力指令、測定動作の進行状態
の表示指令等が指示される。
【0030】次に、このように形成されている本実施の
形態のロータリキルンの回転状態測定装置による測定方
法を説明する。
【0031】まず、動作制御器13の操作パネルにより
シェル2の何回転分の測定を行なうかを設定する。
【0032】次に、回転駆動装置4によりシェル2を回
転させている時に、動作制御器13の操作パネルにより
測定開始を指示する。これにより、各シェル周速度計測
器11x、11yはそれぞれ各検出片14A、14B、
14C、14Dが発光素子15と受光素子16との間を
通過するインターバルの時間を測定して、動作制御器1
3へ出力する。動作制御器13は入力された各シェル周
速度計測器11x、11yによる測定データをそれぞれ
操作パネルに表示させる。
【0033】次に、計測終了後に、動作制御器13の操
作パネルにより測定結果のプリントアウトを指示する
と、プリンタ12によって各測定データがプリントアウ
トされる。この際、動作制御器13の操作パネルによ
り、各測定データを数値としてのデータとして出力する
か、グラフ化したデータとして出力するか、または双方
の形式で出力するかを選択するものとする。
【0034】図4は前記のようにして計測された各測定
データをグラフ化して出力した場合を示している。
【0035】図4において、横軸はシェル2の周速度の
測定回数を示し、縦軸はシェル2の周速度を示してい
る。このシェル2の周速度は、それぞれ各検出片14
A、14B、14C、14Dが設置されているシェル2
の周方向位置における、A→B、A→C、A→D、A→
Aの移動に要した時間をもって測定されている。図4
中、実線は測定位置Xにおけるシェル2の周速度を示
し、破線は測定位置Yにおけるシェル2の周速度を示し
ている。
【0036】この図4から次のことが解明される。
【0037】第1に、実線と破線とがほぼ等しい値を示
しいる部分においては、シェル2は両測定位置Xおよび
Yにおいてほぼ同周速度で回転しているので、シェル2
は所定の捩れを保った状態で正常に回転していることが
わかる。即ち、捩れ脈動回転は発生していないことがわ
かる。この正常回転を示している部分としては2つのパ
ターンが存在している。その中の1つは、測定回数が増
加してもシェル2の周速度が変化しない部分である。他
の1つは、測定回数の増加に伴いシェル2の周速度が変
化しているが、実線および破線とも同様の変化度合をも
って変化している部分(図4中、35〜36回のA→A
部分の上昇変化、62〜63回のA→B、A→C、A→
D、A→A部分の下降変化、80〜81回のA→B、A
→C、A→D、A→A部分の下降変化)である。この場
合は、シェル2の周速度は変化しているが、両測定位置
XおよびYにおいて同様に変化しているために、シェル
2自身の捩れ度合いに変化はないと判断される。
【0038】第2に、実線と破線とが異なる値を示しい
る部分においては、シェル2は両測定位置XおよびYに
おいて異なる周速度で回転しているので、シェル2に捩
れ脈動回転が発生していたことがわかる。図4中、22
〜23回のA→B部分においては、測定位置Xのシェル
2の周速度は変化していないが、測定位置Yの周速度は
増加しているし、A→C部分においては、測定位置Xの
シェル2の周速度は変化していないが、測定位置Yの周
速度は減少している。従って、この時に何等かの原因に
よりシェル2に捩れ脈動回転が発生したことを示してい
る。
【0039】この捩れ脈動が発生する原因としては、特
に測定位置Yに近いシェル2の内部において、原料の移
動状態の変化により異常な荷重変動が起こり、タイヤ6
とシェル2(サポーティングブロック5)にいわゆる
「ひっかけ現象」が起きたか、または熱付加異常により
シェル2が一時的に偏心したかである。
【0040】更に、捩れ脈動回転の発生時における両測
定位置XおよびYにおけるシェル2の周速度の差から両
測定位置XおよびY間の実際の捩れ量を演算して、捩れ
量が許容範囲を超えたか否かを判断することにより、シ
ェル2内の耐火レンガ3の剥離の可能性を予測するとよ
い。
【0041】また、このような捩れ脈動回転の発生を防
止するためには、シェル2のサポーティングブロック5
とタイヤ6との間に形成される空間内に金属表面保護皮
膜剤を連続的に供給するとよい。これにより、タイヤ6
とシェル2との回転差をより正常に近い状態にし、シェ
ル2の捻れ脈動を小さく抑えることができる。図5およ
び図6は正常回転時における金属表面保護皮膜剤を供給
する前と後とのシェル2の周速度と測定回数との関係を
拡大して示したものであり、図5の金属表面保護皮膜剤
の供給前における両測定位置XおよびYのシェル2の周
速度の差が、図6に示すように金属表面保護皮膜剤の供
給後には小さく抑えられており、大きな効果があること
がわかる。
【0042】図7および図8は、本発明のロータリキル
ンの回転状態測定装置の他の実施形態を示している。
【0043】本実施形態においては、図1の実施形態の
構成に、更に、前記各シェル周速度計測器11x、11
yが設置されている近傍の2個のタイヤ6の周速度を計
測するタイヤ周速度計測器19x、19yを設けたもの
である。各タイヤ周速度計測器19は、図8に示すよう
に、タイヤ6の軸方向の側面の4箇所の周方向等分位置
に突設した検出片20A、20B、20C、20Dが、
フォトダイオード等の発光素子21と受光素子22との
間を通過するのを1/1000秒単位で検出して、信号
を動作制御器13に出力して、タイヤ6の周速度を測定
するように形成されている。
【0044】本実施形態によれば、前記各シェル周速度
計測器11x、11yおよび各タイヤ周速度計測器19
x、19yによって、シェル2の長手方向に離間してい
る複数箇所(本実施形態においては2箇所の測定位置X
およびY)のタイヤ周速度と各タイヤ6の近傍のシェル
2のシェル周速度とを計測するとともに、シェル周速度
とタイヤ周速度との相対周速度を計測することができ
る。この相対周速度の計測は動作制御器13により自動
的に行なわれ、プリンタ12に出力されてプリントアウ
トされる。この相対周速度も図4と同様にグラフ化した
状態でプリンタアウトでき、これによりタイヤ6とシェ
ル2との回転差(ミグレーション現象)を正常な状態に
あるか否かの判定ができる。即ち、各測定位置X、Yに
おいて、タイヤ周速度とシェル周速度の一方が大きく変
化しているのに、他方が同様の変化をしない場合には、
タイヤ6とシェル2との回転差が正常な状態にないと判
定することができる。この場合の他は、シェル2の捻れ
脈動を小さく抑えることができ手いるものであり、タイ
ヤ6とシェル2との回転差を正常な状態にあると判定す
ることができる。
【0045】なお、本発明は前記実施形態に限定される
ものではなく、必要に応じて種々変更することができる
ものである。例えば、前記各実施形態において、少なく
とも各シェル周速度計測器11x、11yおよび各タイ
ヤ周速度計測器19x、19yを有していれば、手作業
によりシェル周速度、タイヤ周速度および両者の相対周
速度を求めて、シェル2の捻れ脈動回転の有無を測定す
ることができ、動作制御器13やプリンタ12を省くこ
とができる。
【0046】
【発明の効果】以上述べたように本発明に係るロータリ
キルンの回転状態測定方法および装置は構成され作用す
るものであるから、シェルの捩れ回転状態や、シェルと
タイヤとの相対回転状態を測定し、シェルの捻れ脈動回
転等のロータリキルンの異常を確実に検出することがで
き、その異常に対処して、シェルの回転を均一にさせた
り、耐火れんがの剥離を未然に防止することができる等
の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のロータリキルンの回転状態測定装置
の一実施形態を示すブロック図
【図2】 図1のA−A線に沿った断面図
【図3】 シェル周速度計測器を示す側面図
【図4】 シェル周速度計測器によって測定されたシェ
ル速度の特性図
【図5】 金属表面保護皮膜剤の供給前のシェル速度の
特性図
【図6】 金属表面保護皮膜剤の供給後のシェル速度の
特性図
【図7】 本発明のロータリキルンの回転状態測定装置
の他の実施形態を示すブロック図
【図8】 タイヤ周速度計測器を示す斜視図
【図9】 従来のロータリキルンの一例を示す側面図
【図10】 図9のB−B線に沿った断面図
【図11】 図10のC部の拡大図
【符号の説明】
1 ロータリキルン 2 シェル 3 耐火れんが 5 サポーティングブロック 6 タイヤ 7 支持台 11x、11y シェル周速度計測器 12 プリンタ 13 動作制御器 19x、19y タイヤ周速度計測器
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−40488(JP,A) 実開 昭61−38512(JP,U) 登録実用新案3001557(JP,U) 前田 利重,回転変動・ねじれ角変動 による設備診断,プラントエンジニア, 日本,日本プラントエンジニア協会, 1979年 8月11日,第27〜31行 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F27B 5/00 - 7/42 C04B 7/00 - 28/36 G01B 21/00 - 21/32

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状に組立てられた耐火れんがの外周
    にシェルを周設してなるロータリキルンを回転自在に設
    けてなるロータリキルン装置における前記シェルの回転
    状態を測定する方法において、前記シェルの長手方向に
    離間している複数箇所においてそれぞれシェルの周方向
    を各箇所で同数であってシェルの捻れ脈動を検出できる
    に等分割した周方向等分位置の各検出位置間の周速度
    を同時に計測し、長手方向に離間している前記複数箇所
    の互いに相対する各検出位置間において計測されたシェ
    ル周速度を比較することにより前記シェルの捻れ脈動回
    転の有無を測定することを特徴とするロータリキルンの
    回転状態測定方法。
  2. 【請求項2】 円筒状に組立てられた耐火れんがの外周
    にシェルを周設してなるロータリキルンを回転自在に設
    けてなるロータリキルン装置における前記シェルの回転
    状態を測定する装置において、前記シェルの長手方向に
    離間している複数箇所においてそれぞれシェルの周方向
    を各箇所で同数であってシェルの捻れ脈動を検出できる
    に等分割した周方向等分位置の各検出位置間の周速度
    を同時に計測するシェル周速度計測器を有することを特
    徴とするロータリキルンの回転状態測定装置。
  3. 【請求項3】 円筒状に組立てられた耐火れんがの外周
    にシェルを周設してなるロータリキルンを回転自在に設
    けてなるロータリキルン装置における前記シェルの回転
    状態を測定する装置において、前記シェルの長手方向に
    離間している複数箇所においてそれぞれシェルの周方向
    を各箇所で同数であってシェルの捻れ脈動を検出できる
    に等分割した周方向等分位置の各検出位置間の周速度
    を同時に計測するシェル周速度計測器と、前記シェル周
    速度計測器によって長手方向に離間している前記複数箇
    所の互いに相対する各検出位置間において計測されたシ
    ェル周速度を出力表示する出力表示器と、前記シェル周
    速度計測器および出力表示器を関連動作させる動作制御
    器とを有することを特徴とするロータリキルンの回転状
    態測定装置。
  4. 【請求項4】 円筒状に組立てられた耐火れんがの外周
    にシェルを周設してなるロータリキルンを回転自在に設
    けるとともに、このシェルの長手方向の複数箇所の外周
    面にそれぞれ支持台上に回転自在に支持された環状のタ
    イヤを複数のサポーティングブロックを介して周設して
    なるロータリキルン装置における前記シェルの回転状態
    を測定する方法において、複数箇所のタイヤと各タイヤ
    の近傍のシェルの周方向を各箇所で同数であってシェル
    の捻れ脈動を検出できる数に等分割した周方向等分位置
    の各検出位置間の周速度を同時に計測し、長手方向に離
    間している前記複数箇所の互いに相対する各検出位置間
    において計測された複数箇所のタイヤ周速度とシェル周
    速度とから各タイヤ部分における両者の各検出位置間の
    相対周速度を計測し、計測された複数の相対周速度を比
    較することにより前記シェルの捻れ脈動回転の有無なら
    びにタイヤとシェルとの間に発生するミグレーション現
    象の状態を測定することを特徴とするロータリキルンの
    回転状態測定方法。
  5. 【請求項5】 円筒状に組立てられた耐火れんがの外周
    にシェルを周設してなるロータリキルンを回転自在に設
    けるとともに、このシェルの長手方向の複数箇所の外周
    面にそれぞれ支持台上に回転自在に支持された環状のタ
    イヤを複数のサポーティングブロックを介して周設して
    なるロータリキルン装置における前記シェルの回転状態
    を測定する装置において、複数箇所のタイヤのタイヤ周
    速度と各タイヤの近傍のシェルのシェル周速度とを周方
    向を同数であってシェルの捻れ脈動を検出できる数に等
    分割した周方向等分位置の各検出位置間においてそれぞ
    れ同時に計測するタイヤ周速度計測器およびシェル周速
    度計測器を有することを特徴とするロータリキルンの回
    転状態測定装置。
  6. 【請求項6】 円筒状に組立てられた耐火れんがの外周
    にシェルを周設してなるロータリキルンを回転自在に設
    けるとともに、このシェルの長手方向の複数箇所の外周
    面にそれぞれ支持台上に回転自在に支持された環状のタ
    イヤを複数のサポーティングブロックを介して周設して
    なるロータリキルン装置における前記シェルの回転状態
    を測定する装置において、複数箇所のタイヤのタイヤ周
    速度と各タイヤの近傍のシェルのシェル周速度とを周方
    向を同数であってシェルの捻れ脈動を検出できる数に等
    分割した周方向等分位置の各検出位置間においてそれぞ
    れ同時に計測するタイヤ周速度計測器およびシェル周速
    度計測器と、前記タイヤ周速度計測器およびシェル周速
    度計測器によって長手方向に離間している前記複数箇所
    の互いに相対する各検出位置間において計測されたタイ
    ヤ周速度、シェル周速度および両者の相対周速度を出力
    表示する出力表示器と、前記シェル周速度計測器、タイ
    ヤ周速度計測器および出力表示器を関連動作させる動作
    制御器とを有することを特徴とするロータリキルンの回
    転状態測定装置。
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前田 利重,回転変動・ねじれ角変動による設備診断,プラントエンジニア,日本,日本プラントエンジニア協会,1979年 8月11日,第27〜31行

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