JP3436035B2 - 光導波路素子の製造方法 - Google Patents

光導波路素子の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光通信や光情報処
理の分野で必要とされる光電子集積回路等における光導
波路素子の製造方法に関し、特に、誘電体基板上に形成
された光導波路の端部に導波光を反射するミラーを備え
た光導波路素子の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、光通信システムや光ディスクシス
テム等においては、マイクロレンズやプリズム等の光部
品として、バルク形の個別部品が使用されているが、各
々の光学軸調整が面倒であったり、温度や振動等の環境
に対して光学的な影響を受け易かったり、また小型化や
量産化できないなどの問題があった。
【0003】そこで最近では、光部品を薄膜化して1つ
の基板上に電子部品と共に並べて集積化した、所謂、光
電子集積回路の研究が盛んに進められている。この光電
子集積回路は、周囲より屈折率の高い薄膜の光導波路を
所定のパターンで基板上に形成し、光導波路中の導波光
を基板の表面に取り出す場合には、光導波路中に所定の
傾斜角の光導波路ミラーを形成して構成されている。
【0004】従来の光導波路素子の製造方法として、例
えば、特開平6−265738号公報に示されるものが
ある。図5(a) 〜(f) は、この光導波路素子の製造方法
を示す。まず、図5(a) に示すように、熱酸化シリコン
基板等からなる誘電体基板51の上にフッ素化ポリイミ
ドからなる光導波路コア材52を形成する。次に、図5
(b) に示すように、光導波路コア材52の上にシリコン
系ポジ型フォトレジスト等からなるエッチングマスク5
3を形成する。この後、図5(c) に示すように、光伝播
方向に開口部の大きさ、或いは密度、つまり光透過量が
漸次変化するマスクパターン54aを部分的に有し、光
導波路パターンに対応した複数の直線パターン54を備
えたフォトマスク55をエッチングマスク53上に形成
する。更に、図5(d) に示すように、露光してエッチン
グマスク53の光が当たった部分に構造変化を起こさ
せ、溶媒処理により溶解することによりエッチングマス
ク53を直線パターン54に対応したパターンにすると
共に、各々にフォトマスク55のマスクパターン54a
を透過した光の量に比例した傾斜面53aを形成する。
最後に、図5(e) に示すように、酸素プラズマを用いた
反応性イオンエッチング等によりエッチングして、エッ
チングマスク53のパターンに対応したパターンの光導
波路52Aを形成する。この際、エッチングマスク53
もエッチングを受けるため、図5(f) に示すように、光
導波路52Aにエッチングマスク53の傾斜面53aに
対応した光導波路ミラー52Bが形成される。このよう
にして光導波路素子50が製造される。
【0005】以上のように製造された光導波路ミラー5
2Bによると、光導波路52Aを伝播してきた導波光L
を、誘電体基板51の表面の方向(図示では、垂直上
方)に反射させることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の光導波
路素子50の製造方法によると、エッチングマスク53
に漸次露光量が変化するような露光を施すには、均一の
照度分布をもつ紫外光を、照明光学系の解像度よりも細
かいマスクパターンに通さなければならないが、このよ
うなマスクパターンを設計するのは困難であり、また、
パターンのデータ量も膨大となり、現実性がない。従っ
て、エッチングマスク53に漸次露光量が変化するよう
な露光を施すのが困難であるという問題がある。また、
エッチングマスク53のエッチングレートと光導波路コ
ア材52のエッチングレートが厳密に同一ではないた
め、エッチングマスク53の傾斜面53aを光導波路5
2Aに転写するのが困難であるという問題がある。反応
性イオンエッチング等のプロセス条件を最適化すること
によりある程度エッチングレートを1:1に近づけるこ
とは可能であるが、エッチングマスク53や光導波路コ
ア材52の作製条件のばらつきにより、基板51全体に
わたって正確に1:1にすることは困難である。このよ
うな露光上の問題、及びエッチング上の問題は、ミラー
として機能する傾斜面52Bに曲面が生じ易いと共に、
量産時の精度にばらつきが生じ易く、生産性の低下を招
いている。
【0007】従って、本発明の目的は、ミラーの平面精
度の向上を図り、再現性および量産性に優れる光導波路
素子の製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、基板上に形成された光導波路の端部に導波
光を反射するミラーを備えた光導波路素子の製造方法に
おいて、前記基板上に光導波路コア材を形成し、前記光
導波路コア材の前記ミラーが配置される領域に空隙を形
成して前記光導波路コア材における光伝播方向の一方を
前記光導波路とし、他方を前記ミラーを支持する支持領
域とし、前記空隙に犠牲層を平坦に埋設し、前記犠牲層
の表面に前記ミラーとなるミラー層を形成し、前記ミラ
ー層の一部と前記支持領域とを可撓性薄膜によって連結
し、前記犠牲層を除去してその除去後の前記空隙に前記
ミラー層を斜めに倒して前記ミラーを形成することを特
徴とする光導波路素子の製造方法を提供するものであ
る。上記構成によれば、平坦な犠牲層の表面にミラー層
を形成することで、平面精度の高い反射面が得られる。
また、犠牲層を除去することで、ミラー層が斜めに倒れ
てミラーが形成されるので、再現性および量産性の向上
を図ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1(a) 〜(d) は、本発明の実施
の形態に係る光導波路素子の製造方法を示す。まず、図
1(a) に示すように、誘電体基板2上に複数の光導波路
コア材3を直線状パターンに形成する。なお、図1は、
そのうちの1本の光伝播方向の断面を示す。
【0010】次に、図1(b) に示すように、フォトリソ
グラフィー法によるドライエッチング等により、光導波
路3A、後述する光導波路端部ミラー5Aが配置される
空隙3B、および後述する光導波路端部ミラー5Aを支
える支持領域3Cを形成する。続いて、空隙3Bに犠牲
層4を平坦に埋設する。
【0011】次に、図1(c) に示すように、フォトリソ
グラフィー法と真空蒸着法等を用いて犠牲層4の表面4
aにアルミニウム等の金属からなるミラー層5を形成
し、支持領域3Cの表面3aにもミラー層5と同材料で
支持層6を形成し、さらに、ミラー層5と支持層6とを
ポリイミドフィルム等の可撓性薄膜7で連結し、ヒンジ
を構成する。
【0012】最後に、図1(d) に示すように、犠牲層4
をエッチング除去すると、犠牲層4が除去された空隙3
Bにミラー層5が斜めに倒れて光導波路端部ミラー5A
が形成され、光導波路素子1が完成する。光導波路3A
を伝播してきた導波光Lは、光導波路端部ミラー5Aの
反射面5aで垂直上方に反射される。
【0013】このような光導波路素子1の製造方法によ
れば、以下の効果が得られる。 (イ) 平坦な犠牲層4の表面4aにミラー層5を形成して
いるので、平面精度の高い反射面5aを得ることができ
る。 (ロ) 犠牲層4を除去してミラー層5を倒すことにより、
斜めの光導波路端部ミラー5Aを形成することができる
ので、再現性および量産性の向上を図ることができる。 (ロ) ミラー5Aとなるミラー層5は、平坦な犠牲層4の
表面4aに真空蒸着法等により形成されるため、反射面
5aとなるミラー層5の表面は最初から鏡面となってお
り、光導波路端部ミラーとして好都合であり、量産性の
向上をより図ることができる。
【0014】
【実施例】図2(a) 〜(e) および図3(f) 〜(i) は、本
発明の第1の実施例に係る光導波路素子の製造方法を示
す。まず、図2(a) に示すように、表面に酸化膜を形成
したSiウェハーあるいはガラス基板(Corning 7059)
からなる誘電体基板11上にスピンコーティング法によ
り光透過率が高く耐熱性の点で優れているフッ素化ポリ
イミド(日立化成製)を塗布し、これをベークして膜厚
が10μmの単一の光導波路コア材12を形成する。な
お、光導波路コア材12に、PMMA(メタクリル酸メ
チルポリマー)を用いてもよい。次に、通常のフォトリ
ソグラフィー法を用いて単一の光導波路コア材12を複
数の直線状パターンにすることにより複数の光導波路コ
ア材12を形成する。図2(a) は、そのうちの1本の光
伝播方向の断面を示す。
【0015】次に、図2(b) に示すように、光導波路コ
ア材12上にポリイミドのエッチングマスクとしてAl
マスク13を厚さ0.2μmで着膜する。通常のフォト
リソグラフィー法ではエッチングマスクとしてフォトレ
ジストを用いるが、フォトレジストのエッチングレート
はポリイミドとほぼ同じなので、所望の選択エッチング
加工ができないため、Alマスク13を用いる。次に、
このAlマスク13をパターニングするためにAlマス
ク13の上にフォトレジスト14を塗布し、後述する光
導波路12Aおよび支持領域12Cに対応するパターン
に露光・現像する。
【0016】次に、図2(c) に示すように、Alのエッ
チャントによりAlマスク13の一部をエッチング除去
し、フォトレジスト14を剥離する。引き続きCF4
のフッ素系ガスによるドライエッチングによりフッ素化
ポリイミドの光導波路コア材12の一部をエッチング除
去し、ライン状の光導波路12Aと、その端部に、後述
するミラー16Aが配置される空隙12B、および後述
するミラー16Aを支える支持領域12Cを形成する。
CF4 等のフッ素系ガスによるドライエッチングではA
lはほとんど侵されないため、選択比の大きなエッチン
グが可能となる。
【0017】次に、残りのAlマスク13を再びAlの
エッチャントにより剥離除去し、図2(d) に示すよう
に、スピン塗布法によりフォトレジスト(ポジタイプで
もネガタイプでも可能)15を塗布する。フォトレジス
ト15は、スピン塗布法により塗布すると窪んだ部分に
溜まりやすいため、同図(d) に示すように、空隙12B
に溜まって表面が平坦化される。なお、表面が十分に平
坦化されるようにフォトレジスト15の粘度は十分低い
(10cp以下)ものを用い、複数回積層することが望
ましい。
【0018】次に、図2(e) に示すように、フォトレジ
スト15のうち表面部分をドライエッチングによりエッ
チバックし、表面にポリイミドの光導波路コア材12お
よびレジストが現れるようにする。この空隙12Bに入
ったレジストが犠牲層15Aとなる。レジストとポリイ
ミドのエッチングレートは、ほぼ同じなので、ポリイミ
ドが表面に現れてからエッチングを終了するようにすれ
ば、ポリイミド(12A,12C)間の犠牲層15Aの
表面は、同図(e) のようにポリイミド(12A,12
C)と同一平面を形成する。
【0019】次に、図3(f) に示すように、平坦な光導
波路12A,犠牲層15Aおよび支持領域12Cの表面
全体に真空蒸着法,電子ビーム蒸着法,スパッタリング
法等によりAl層16を厚さ0.2〜0.5μmで着膜
する。Al層16は真空蒸着法,電子ビーム蒸着法やス
パッタリング法により形成することで、反射面は最初か
ら良好な鏡面となっている。この良好な反射面を利用
し、後の工程でこれを斜めに傾けて導波路端部ミラーと
していることから、鏡としての精度が非常に優れてい
る。
【0020】次に、図3(g) に示すように、通常のフォ
トリソグラフィー法によりAl層16をパターニングし
て犠牲層15A上に光導波路端部ミラーとなる部分(A
l層)16Aと、支持領域12C上に光導波路端部ミラ
ーの支えとなる部分(Al層)16Bを形成する。な
お、支持領域12C上のAl層16Bは必ずしも必要で
はない。
【0021】次に、図3(h) に示すように、光導波路端
部ミラーとなる部分16Aと支持領域12Cおよび光導
波路端部ミラーの支えとなる部分16Bとの間を可撓性
薄膜17で結合してヒンジを構成する。本実施例では、
可撓性薄膜17に、光導波路コア材12とは別の種類の
ポリイミド(日立化成製)を用い、通常のフォトリソグ
ラフィーを用いている。
【0022】最後に、図3(i) に示すように、犠牲層1
5Aのフォトレジストをアセトン等の剥離液で剥離する
と、その上の光導波路端部ミラーとなる部分16Aが斜
めに倒れて光導波路端部ミラー16Cが形成され、光導
波路素子10が完成する。ミラー16Cの角度は、図3
(h) に示すように、光導波路12Aの厚さtとミラー1
6C先端と支持領域12C間の距離dで決まるが、通常
は45度となるようにすれば、光導波路12Aを伝播し
てきた導波光Lは端部ミラー16Cの反射面16aで垂
直上方に反射される。
【0023】このような第1の実施例に係る光導波路素
子10の製造方法によれば、以下の効果が得られる。 (イ) 平坦な犠牲層15Aの表面に光導波路端部ミラーと
なる部分16Aを形成しているので、平面精度の高い反
射面16aを得ることができる。 (ロ) 犠牲層15Aを除去して光導波路端部ミラーとなる
部分16Aを倒すことにより、斜めの光導波路端部ミラ
ー16Cを形成することができるので、再現性および量
産性の向上を図ることができる。 (ロ) 光導波路端部ミラーとなる部分16Aは、平坦な犠
牲層15Aの表面に真空蒸着法等により形成されるた
め、反射面16aとなる部分16Aの表面は最初から鏡
面となっており、光導波路端部ミラーとして好都合であ
り、量産性の向上をより図ることができる。
【0024】図4(h′),(i′) は、本発明の第2の実施
例に係る光導波路素子の製造方法を示す。第2の実施例
は、第1の実施例の変形であり、図3(g) まではまった
く同様である。図4(h′) はヒンジを構成する可撓性
薄膜18を形成する工程であるが、第1の実施例と異な
るのは可撓性薄膜18をポリイミドからなる2層膜とし
たことである。しかも上層膜18aは下層膜18bに比
べ圧縮応力が大きいポリイミドとした。なお、上層膜1
8aが圧縮応力を持つポリイミド、下層膜18bが引張
応力を持つポリイミドとしてもよい。ポリイミドの応力
は、その組成を変えることにより容易に目的の値とする
ことができる。
【0025】図4(h′) に示すように、可撓性薄膜1
8を形成した後、第1の実施例と同様に犠牲層15Aを
剥離除去すると、図4(i ′) に示すように、光導波路
端部ミラーとなる部分16Aが斜めに倒れて光導波路端
部ミラー16Cが形成され、光導波路素子10が完成す
る。
【0026】このような第2の実施例に係る光導波路素
子10の製造方法によれば、可撓性薄膜18のヒンジが
2層膜であり、しかも上層膜18aの圧縮応力が大きい
ことから、可撓性薄膜18は下向きに反るため、端部ミ
ラー16Cは強く基板11に押し付けられ、固定され
る。従って、基板11に多少の振動が加えられても端部
ミラー16Cが動くことはなく、信頼性が向上する。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光導波路
素子の製造方法によると、平坦な犠牲層の表面にミラー
層を形成しているので、平面精度の高い反射面が得られ
る。また、犠牲層を除去することで、ミラー層が斜めに
倒れて光導波路端部ミラーが形成されるので、再現性お
よび量産性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る光導波路素子の製造
方法を示す断面図。
【図2】本発明の第1の実施例に係る光導波路素子の製
造方法を示す断面図。
【図3】本発明の第1の実施例に係る光導波路素子の製
造方法を示す断面図。
【図4】本発明の第2の実施例に係る光導波路素子の製
造方法を示す断面図。
【図5】従来の光導波路素子の製造方法を示す断面図。
【符号の説明】
1 光導波路素子 2 誘電体基板 3 光導波路コア材 3A 光導波路 3B 空隙 3C 支持領域 3a 支持領域の表面 4 犠牲層 4a 犠牲層の表面 5 ミラー層 5A 光導波路端部ミラー 5a 反射面 6 支持層 7 可撓性薄膜 10 光導波路素子 11 誘電体基板 12 光導波路コア材 12A 光導波路 12B 空隙 12C 支持領域 13 Alマスク 14 フォトレジスト 15 フォトレジスト 15A 犠牲層 16 Al層 16A 光導波路端部ミラーとなる部分(Al層) 16B 光導波路端部ミラーの支えとなる部分(Al
層) 16C 光導波路端部ミラー 16a 反射面 17 可撓性薄膜 18 可撓性薄膜 18a 上層膜 18b 下層膜 L 導波光 t 光導波路の厚さ d ミラー先端と支持領域間の距離
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/12 - 6/14 G02B 26/00 - 26/10 G02F 1/00 - 1/313

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上に形成された光導波路の端部に導波
    光を反射するミラーを備えた光導波路素子の製造方法に
    おいて、 前記基板上に光導波路コア材を形成し、 前記光導波路コア材の前記ミラーが配置される領域に空
    隙を形成して前記光導波路コア材における光伝播方向の
    一方を前記光導波路とし、他方を前記ミラーを支持する
    支持領域とし、 前記空隙に犠牲層を平坦に埋設し、 前記犠牲層の表面に前記ミラーとなるミラー層を形成
    し、 前記ミラー層の一部と前記支持領域とを可撓性薄膜によ
    って連結し、 前記犠牲層を除去してその除去後の前記空隙に前記ミラ
    ー層を斜めに倒して前記ミラーを形成することを特徴と
    する光導波路素子の製造方法。
  2. 【請求項2】前記基板上への前記光導波路コア材の形成
    は、前記基板上に単一の光導波路コア材を形成し、フォ
    トリソグラフィー法により前記単一の光導波路コア材を
    複数の直線状パターンにすることにより複数の前記光導
    波路コア材を得る構成の請求項1記載の光導波路素子の
    製造方法。
  3. 【請求項3】前記可撓性薄膜は、ポリイミドからなる構
    成の請求項1記載の光導波路素子の製造方法。
  4. 【請求項4】前記可撓性薄膜は、2層膜からなり、上層
    膜は下層膜より圧縮応力が大なる構成の請求項1記載の
    光導波路素子の製造方法。
  5. 【請求項5】前記ミラー層は、真空蒸着法等により表面
    が鏡面に形成される構成の請求項1記載の光導波路素子
    の製造方法。
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