JP3435435B2 - 建築物における施錠管理設備及び施錠管理方法 - Google Patents

建築物における施錠管理設備及び施錠管理方法

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JP3435435B2
JP3435435B2 JP30468193A JP30468193A JP3435435B2 JP 3435435 B2 JP3435435 B2 JP 3435435B2 JP 30468193 A JP30468193 A JP 30468193A JP 30468193 A JP30468193 A JP 30468193A JP 3435435 B2 JP3435435 B2 JP 3435435B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、集合住宅等の建築物に
おける防犯に好適な建築物における施錠管理設備及び施
錠管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、マンション等の集合住宅におい
て、該集合住宅内と外部とを連絡するエントランスの出
入口に、泥棒、押し売り、無用な勧誘者等、即ち、居住
者以外の無用な外来者の集合住宅内への侵入を防ぐため
に、防犯上、開錠閉錠駆動自在なオートロックが設けら
れていた。このオートロックは、居住者固有の鍵や各住
戸からの遠隔操作等によってのみ開錠可能であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これでは、前
記集合住宅にオートロックが設けられているのはエント
ランスの出入口だけなので、該集合住宅の居住者等の入
出に伴い、エントランスの出入口のオートロックが開錠
されて該出入口が開口すると、居住者若しくは入室許可
を得た外来者が入室できるばかりか、それら居住者等と
共に無用な外来者も集合住宅内に侵入可能であり、集合
住宅内に侵入した無用な外来者は、該集合住宅内の任意
の住戸を訪問することができた。なお、低層の集合住宅
等で住戸数が少なく、居住者同志が認識しあえるような
場合であれば、このようにして無用な外来者が侵入する
ことをかなり防ぐことも可能であろうが、昨今の住宅事
情からは、集合住宅は高層化する傾向があり、住戸数は
増大して居住者同志の面識が減少することを考慮する
と、これからの高層化する集合住宅等の建築物において
は、より安全性の高い防犯方法が望まれるところであ
る。しかしながら、現在以上に居住者側の応答等の手間
が掛かる方法は望ましくない。
【0004】そこで、本発明は、上記事情に鑑み、集合
住宅等の建築物において、手間を掛けずに、無用な外来
者の侵入を困難にし得る建築物における施錠管理設備及
び施錠管理方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の内、第1
の発明は、複数の専用空間(10)が複数階に亙り積層
された建築物(1)において、前記建築物の各階(X
m)に、該各階の専用空間に連絡する第1共用出入口
(26)を設け、前記建築物に、該建築物の内外を連絡
する第2共用出入口(28)を設け、それら第1及び第
2共用出入口に、開錠閉錠駆動自在な施錠手段(31)
を設け、前記専用空間への入室を望む入室願信号(ED
S)を出力し得る入室受付手段(61)を前記第2共用
出入口に設け、前記入室願信号に対して、入室を許可す
る入室許可信号(EAS)を出力し得る応答手段(5
0)を前記専用空間に設け、前記入室許可信号を受け
て、前記第2共用出入口に設けられた施錠手段を開錠す
る第1の施錠制御手段(42、43)を設け、前記入室
許可信号を受けて、開錠許可データ(RDAT)を交付
し得る交付手段(44、65)を設け、前記開錠許可デ
ータを入力し得る入力手段(70)を前記各階の第1共
用出入口に設け、前記入力手段を介して入力された開錠
許可データに基づいて、該開錠許可データの入力された
入力手段に対応する階の前記第1共用出入口に設けられ
た施錠手段の開錠を制御し得る第2の施錠制御手段(4
2、46)を設けて構成される。
【0006】また、本発明の内、第2の発明は、第1の
発明において、前記交付手段が、前記開錠許可データ
を、データ記録部材(80)に記録して発行し得る発行
装置(66)を有し、前記入力手段が、前記データ記録
部材に記録された前記開錠許可データを読み取り得る読
取装置(71)を有するように構成される。
【0007】更に、本発明の内、第3の発明は、第1の
発明において、前記交付手段が、前記開錠許可データ
を、パスワードとして出力し得るパスワード出力装置を
有し、前記入力手段が、前記パスワードを入力し得るパ
スワード入力装置を有するように構成される。
【0008】更に、本発明の内、第4の発明は、複数の
専用空間(10)が複数階に亙り積層された建築物
(1)において、前記建築物の各階(Xm)に、該各階
の専用空間に連絡する第1共用出入口(26)を設け、
前記建築物に、該建築物の内外を連絡する第2共用出入
口(28)を設け、それら第1及び第2共用出入口に、
開錠閉錠駆動自在な施錠手段(31)を設け、前記専用
空間からの入室許可信号(EAS)を基に前記建築物へ
の入場を許可することにより、前記第2共用出入口の施
錠を開錠すると共に、開錠許可データ(RDAT)を訪
問者に与え、前記第1共用出入口において入力された開
錠許可データに基づいて、前記開錠許可データの入力さ
れた階の第1共用出入口の施錠を開錠制御するようにし
て構成される。
【0009】なお、括弧内の番号等は、図面における対
応する要素を示す便宜的なものであり、従って、本記述
は図面上の記載に限定拘束されるものではない。以下の
「作用」の欄についても同様である。
【0010】
【作用】上記した構成により、本発明の内、第1の発明
は、第2共用出入口(28)を通過しただけでは、専用
空間(10)に辿り着くことができないように作用す
る。また、各階(Xm)毎に、第1共用出入口(26)
の施錠手段(31)を開錠する必要があるので全専用空
間(10)に辿り着くには手間が掛かるように作用す
る。更に、入室を許可した外来者に対して、第2共用出
入口(28)の施錠手段(31)を開錠すると共に、開
錠許可データ(RDAT)を交付することにより、該外
来者に対して、応答手段(50)を介して一回のみ応対
するだけで、該外来者を該専用空間の前まで入場させ得
るように作用する。また、本発明の内、第2の発明は、
データ記録部材(80)を持つ入室を許可された外来者
により開錠許可データ(RDAT)が確実に保持される
ように作用する。更に、本発明の内、第3の発明は、外
来者に対する訪問許可がパスワードが有効な1回限りの
ものとなり、無用な外来者がパスワードを入手しても、
建築物(1)内の専用空間(10)に侵入するために使
用できないように作用する。更に、本発明の内、第4の
発明は、第2共用出入口(28)を通過しただけでは、
専用空間(10)に辿り着くことができないように作用
する。また、各階(Xm)毎に、第1共用出入口(2
6)の施錠手段(31)を開錠する必要があるので専用
空間(10)に辿り着くには手間が掛かるように作用す
る。更に、入場を許可した外来者に対して、第2共用出
入口(28)の施錠手段(31)を開錠すると共に、開
錠許可データ(RDAT)を交付することにより、該外
来者に対して一回のみ応対するだけで、該外来者を該専
用空間の前まで入場させ得るように作用する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は、本発明による施錠管理装置が適用された高
層マンションの一実施例を模式的に示す破断側面図、図
2は、図1に示した高層マンションの所定階の平面図、
図3は、本発明による施錠管理装置が適用された施錠設
備のブロック図である。
【0012】本発明による建築物における施錠配置構造
が適用された高層マンション1は、図1乃至図2に示す
ように、床及び壁等から成るn階建ての躯体2を有し、
躯体2内には、立体駐車設備5、廊下スペース7及び昇
降入出設備20等の共用スペース、住戸10等の専用ス
ペース等が設けられている。即ち、躯体2内には、車を
上下方向に搬送駐車駆動自在な立体駐車設備5が、該躯
体2の中心部を1階X1からn階Xnまで上下方向(矢
印A、B方向)に貫通する形で設けられており、躯体2
の1階X1の壁部分には、車が立体駐車設備5内に入出
自在な駐車場出入口5aが設けられている。また、躯体
2内には、複数戸の住戸10が、図1に示すように、1
階X1、2階X2、3階X3からn−1階Xn−1、n
階Xnまでの全階数に亙り上下方向(矢印A、B方向)
に積層される形で設けられており、各住戸10には、そ
れら住戸10に入出自在な専用の住戸出入口11がそれ
ぞれ設けられている。また、これら住戸10は、図2に
示すように、各階Xにおいて、廊下スペース7を介して
立体駐車設備5を囲む形で設けられており、各住戸10
と廊下スペース7とは、各住戸10の住戸出入口11を
介して連絡自在に設けられている。即ち、躯体2内に
は、図2に示すように、各階Xm(m=1、2、3…
…、n)に設けられた住戸10、10、10、10、1
0に共用される廊下スペース7が、立体駐車設備5を囲
む形で、1階X1からn階Xnまでの各階Xm毎に設け
られており、廊下スペース7は、高層マンション1の各
階Xmにおいて、各住戸10と廊下スペース7との間
で、各住戸10の住戸出入口11を介して相互に連絡自
在に設けられている。
【0013】更に、躯体2内には、昇降入出設備20
が、居住者等が高層マンション1の外部との間で入出自
在、かつ高層マンション1の1階X1からn階Xnまで
の任意の階Xmに移動し得る形で設けられている。即
ち、躯体2内には、図2に示すように、3機一組のエレ
ベータシャフト21、21、21及びエレベータシャフ
ト21、21、21が、対向する形で設けられており、
各エレベータシャフト21は、図1中破線で示すよう
に、上下方向(矢印A、B方向)に伸延する形で設けら
れている。また、躯体2内には、図2に示すように、エ
レベータホール25が、それらエレベータシャフト2
1、21、21とエレベータシャフト21、21、21
との間に挟まれる位置に、1階X1からn階Xnまでの
各階Xm毎に設けられており、各エレベータシャフト2
1には、開閉駆動自在な乗降口23が、各階Xmに設け
られたエレベータホール25に居住者等が乗降し得る形
で、1階X1からn階Xnまでの各階Xmに対応して設
けられている。更に、各エレベータシャフト21内に
は、昇降駆動自在なエレベータ22が、1階X1からn
階Xnまでの任意の階Xmに位置決め自在にそれぞれ設
けられている。また、各階Xmに設けられたエレベータ
ホール25と廊下スペース7との間には、開閉自在なホ
ール出入口26が、ホール出入口26を介してそれら廊
下スペース7とエレベータホール25との間を連絡自在
にそれぞれ設けられている。即ち、各階Xmに設けられ
た廊下スペース7と昇降入出設備20との間には、ホー
ル出入口26が、ホール出入口26を介してそれら廊下
スペース7と昇降入出設備20との間を連絡自在に設け
られている。更に、1階X1に設けられたエレベータホ
ール25には、エントランスホール27が、エントラン
スホール27を介して該1階X1のエレベータホール2
5と高層マンション1の外部とを連絡する形で設けられ
ており、エントランスホール27には、開閉自在なエン
トランス28が、エントランスホール27と高層マンシ
ョン1の外部との間を連絡自在に設けられている。即
ち、昇降入出設備20には、高層マンション1に昇降入
出設備20を介して入出し得るエントランス28が設け
られている。更に、エントランスホール27には、アプ
ローチ29が、エントランス28を開閉する居住者等が
雨風を凌げるように設けられている。
【0014】更に、高層マンション1には、図1乃至図
3に示すように、各ホール出入口26及びエントランス
28の開閉を管理し得る施錠設備30が設けられてい
る。即ち、施錠設備30は、開錠閉錠駆動自在なオート
ロック31を有しており、エントランス28及び各階X
mのホール出入口26には、オートロック31がそれぞ
れ設けられている。これらオートロック31には、施錠
制御装置40が、それらオートロック31を開錠閉錠駆
動制御し得る形で設けられており、施錠制御装置40に
は、施錠操作装置50、第1訪問告知装置60及び第2
訪問告知装置70が設けられている。施錠操作装置50
は、高層マンション1の各住戸10に設置される形で設
けられており、施錠操作装置50は、後述する第1訪問
告知装置60が出力する入室願信号EDSに対して応答
する形で、入室を許可する入室許可信号EASを、施錠
制御装置40に出力し得る形で設けられている。また、
第1訪問告知装置60は、図1に示すように、エントラ
ンス28のアプローチ29側に設けられており、第1訪
問告知装置60は、住戸10の部屋番号RNに対応し
て、該部屋番号RNの住戸10への入室を望む入室願信
号EDSを、施錠制御装置40に出力し得るエントラン
ス受付部61を有している。エントランス受付部61に
は、入室を望む住戸10の部屋番号RN等を入力し得る
キーボード等から成る入力機62が設けられている。ま
た、第1訪問告知装置60は、後述する開錠許可データ
RDATを、外来者に交付し得るエントランス交付部6
5を有しており、エントランス交付部65には、後述す
る開錠許可データRDATを、磁気カード80等に記録
して発行し得る発券機66が設けられている。また、エ
ントランス交付部65には、メッセージ等を表示し得る
表示機67や、メッセージ等を音声として出力し得る発
声機68等がを設けられている。なお、表示機67によ
り、後述する開錠許可データRDATを出力させても良
いし、また、発声機68により、後述する開錠許可デー
タRDATを音声にして出力させても良い。更に、第2
訪問告知装置70は、各階Xmのホール出入口26のエ
レベータホール25側にそれぞれ設けられており、第2
訪問告知装置70には、磁気カード80に記録された開
錠許可データRDATを読み取り得る読取装置71がそ
れぞれ設けられている。第2訪問告知装置70は、読取
装置71が読み取った開錠許可データRDATを、施錠
制御装置40に入力し得る形で設けられている。
【0015】即ち、施錠制御装置40は、図3に示すよ
うに、主制御部41を有しており、主制御部41には、
施錠制御部42、訪問許可部43、訪問データ設定部4
4、訪問データメモリ45、訪問データ判定部46、各
戸データ入出力部47及び訪問データ入力部48等がバ
ス線等を介して接続されている。施錠制御部42には、
エントランス28に設けられたオートロック31、1階
X1のホール出入口26に設けられたオートロック3
1、……、n階Xnのホール出入口26に設けられたオ
ートロック31が、開錠閉錠駆動制御され得る形で接続
されている。また、各戸データ入出力部47には、部屋
番号RNが「1」(RN=1)、即ち1号室の施錠操作
装置50、……、部屋番号RNが「Z」(RN=Z)、
即ちZ号室の施錠操作装置50のように、高層マンショ
ン1の全住戸10の施錠操作装置50が接続されてお
り、各戸データ入出力部47は、これら施錠操作装置5
0に、第1訪問告知装置60のエントランス受付部61
が出力する入室願信号EDSを選択的に出力し、かつそ
れら施錠操作装置50から入室許可信号EASを入力さ
れ得る形で、接続されている。更に、訪問データ入力部
48には、1階X1のエレベータホール25に設けられ
た第2訪問告知装置70の読取機71、2階X2のエレ
ベータホール25に設けられた第2訪問告知装置70の
読取機71、……、n階Xn階X1のエレベータホール
25に設けられた第2訪問告知装置70の読取機71
が、読み取った開錠許可データDAT、及び各階Xmの
第2訪問告知装置70を識別する、該第2訪問告知装置
70が設置された階Xmの識別データを含む識別データ
XDATを、該訪問データ入力部48に出力し得る形で
接続されている。
【0016】本発明は、以上のような構成を有するの
で、外来者が高層マンション1に入場する場合、外来者
は、まず、図1に示すアプローチ29に設けられた第1
訪問告知装置60の入力機62を操作して、高層マンシ
ョン1内の訪問先の住戸10の部屋番号RN等を入力
し、訪問先の住戸10への入室願いを告げる。すると、
第1訪問告知装置60のエントランス受付部61は、施
錠制御装置40の主制御部41に、訪問先の住戸10の
部屋番号RNに対応した入室願信号EDSを出力する。
これを受けた主制御部41は、訪問許可部43に対し
て、入室願信号EDSを出力すると共に、該入室願信号
EDSに対応する施錠操作装置50に対して訪問を許可
するか否か応答させるように指示する。該指示を受けた
訪問許可部43は、各戸データ入出力部47を介して、
入室願信号EDSに対応する、訪問先の住戸10に設け
られた施錠操作装置50に対して訪問を許可するか否か
打診する。すると、打診された施錠操作装置50は、図
示しないスピーカからメロディ等を発する。これによ
り、訪問先の住戸10に居住者が存在する場合、居住者
は、施錠操作装置50が発するメロディ等により、該住
戸10に訪問を望む外来者がアプローチ29におり、高
層マンション1内への入場を望んでいることを知ること
ができる。そこで、居住者は、施錠操作装置50を介し
て外来者を確認し、外来者の訪問を許可する場合は、施
錠操作装置50を操作して、施錠制御装置40の各戸デ
ータ入出力部47を介して、訪問許可部43に該訪問先
となる住戸10の部屋番号RNに対応した入室許可信号
EASを出力する。なお、外来者の訪問を許せないとき
は、施錠操作装置50を操作して訪問を拒絶する。ま
た、訪問先の住戸10の居住者が留守であった場合は、
外来者に対する応答はない。すると、訪問許可部43
は、入室許可信号EASを受けて、前記入室願信号ED
Sに対応する入室許可信号EASであることを確認した
後、施錠制御部42に対して、オートロック31の開錠
を許可する開錠許可信号LOSN(N=0、1、2、
3、……、n)のうちエントランス28のオートロック
31の開錠を許可する開錠許可信号LOS0(N=0)
を出力すると共に、訪問データ設定部44に対して、入
室許可信号EASを出力する。もちろん、訪問許可部4
3が、入室願信号EDSに対応する入室許可信号EAS
であることを確認できなかった場合は、エントランス2
8のオートロック31の開錠を許可する開錠許可信号L
OS0は施錠制御部42に出力されず、かつ入室許可信
号EASは訪問データ設定部44に出力されないので、
外来者は、高層マンション1内に入場できない。
【0017】開錠許可信号LOS0を受けた施錠制御部
42は、エントランス28のオートロック31のみを開
錠する。また、入室許可信号EASを受けた訪問データ
設定部44は、オートロック31の開錠を許可する開錠
許可信号LOSN(N=0、1、2、3、……、n)の
うち、該入室許可信号EASに対応する訪問先の住戸1
0のある階Xmのホール出入口26に設けられたオート
ロック31の開錠を許可する開錠許可信号LOSN(N
=1、2、3、……、n)に対応する開錠許可データR
DATを設定し、エントランス28に設けた第1訪問告
知装置60のエントランス交付部65に、開錠許可デー
タRDATを出力する。開錠許可データRDATを受け
たエントランス交付部65は、該開錠許可データRDA
Tを記録した磁気カード80を、発券機66により発行
させると共に、「エントランスのロックは解除されまし
た。カードを持って訪問する階に行き、訪問階に設けら
れた受付装置の指示に従って下さい。」等のメッセージ
を、表示機67に表示させたり、発声機68に発声させ
る。
【0018】そこで、高層マンション1内への入場を許
可された外来者は、発券機66が発行する磁気カード8
0を持つと共に、オートロック31が開錠されたエント
ランス28を開いてエントランスホール27に入り、エ
ントランスホール27を通って1階X1のエレベータホ
ール25に進み、開いた1階X1の乗降口23からエレ
ベータ21に乗り込む。そして、エレベータ21が、訪
問先の住戸10がある所定の階Xmまで上昇して所定の
階Xmに到着したら、開いた所定の階Xmの乗降口23
を介して、エレベータ21から該所定の階Xmのエレベ
ータホール25に降りる。次に、訪問先の住戸10があ
る所定の階Xmのエレベータホール25に外来者が到着
したら、外来者は、該所定の階Xmの第2訪問告知装置
70の前に行き、該第2訪問告知装置70の図示しない
表示機等からのメッセージ等に従って、エントランス2
8から持参した磁気カード80を、該所定の階Xmの第
2訪問告知装置70の読取機71にセットする。する
と、磁気カード80をセットされた読取機71は、該磁
気カード80から、当該磁気カード80に記録された開
錠許可データRDATを読み取り、該読み取った開錠許
可データRDATを第2訪問告知装置70に出力する。
第2訪問告知装置70は、該読み取った開錠許可データ
RDATと共に第2訪問告知装置70の識別データXD
ATを施錠制御装置40に出力し、それら開錠許可デー
タRDAT及び識別データXDATは、訪問データ入力
部48を介して、訪問データ判定部46に入力される。
これら開錠許可データRDAT及び識別データXDAT
を受けた訪問データ判定部46は、開錠許可データRD
AT中の部屋番号RNや開錠許可信号LOSNに対応す
る階Xmと、識別データXDAT中の第2訪問告知装置
70が設置された階Xm等とを比較して、それら階Xm
が一致していると判断すると、該所定の階Xmのホール
出入口26のオートロック31の開錠して良いものと判
定し、当該所定の階Xmのホール出入口26のオートロ
ック31の開錠を許可する開錠許可信号LOSNを、施
錠制御部42に出力する。なお、当然のことながら、磁
気カード80から読み取った開錠許可データRDATに
示された開錠許可信号LOSNが許可する階Xmと、第
2訪問告知措置70の識別データXDATが示す当該第
2訪問告知装置70が設置されている階Xmが相違する
場合には、当該階のホール出入口26の開錠許可信号L
OSNは出力されず、外来者の廊下スペース7への進入
を防止する。開錠許可信号LOSNを受けた施錠制御部
42は、開錠許可信号LOSNに対応した所定の階Xm
のホール出入口26のオートロック31のみを開錠す
る。
【0019】そこで、外来者は、オートロック31が開
錠された該所定の階Xmのホール出入口26を開いて廊
下スペース7に入り、廊下スペース7を通って訪問先の
住戸10に進み、該住戸10の住戸出入口10の前にお
いて、図示しないチャイム等により、該住戸10の居住
者に外来者の到着を知らせて、該住戸10の住戸出入口
10を介して、該住戸10に入室する。
【0020】以上のように、高層マンション1の住戸1
0を訪問しようとする外来者は、エントランス28及び
訪問先の住戸10がある所定の階Xmのホール出入口2
6の各オートロック31が開錠されなければ、訪問先の
住戸10まで辿り着くことができない。よって、仮に、
無用な外来者が、居住者等と共に、開口したエントラン
ス28を介してエントランスホール27に入ったとして
も、各階Xmには、オートロック31が設けられたホー
ル出入口26があるので、高層マンション1内の住戸1
0のある部分には侵入できない。もちろん、その無用な
外来者が、居住者等と共に、開口した所定の階Xmのホ
ール出入口26を介して廊下スペース7に入ることも考
えられるが、各階Xmに設けられた住戸10の数は、高
層マンション1全体の数に比べてかなり少ないことを考
慮すれば、各階Xmの居住者同志が、好き嫌いは別にし
てある程度の面識等があると考えられるので、その無用
な外来者が、該所定の階Xmの住戸10の居住者に無用
であるか否かはある程度判断することが可能であり、該
所定の階Xmの居住者等と共に該所定の階Xmのホール
出入口26を通過することをある程度防ぐことが可能で
ある。また仮に、無用な外来者が、居住者等と共に、開
口した所定の階Xmのホール出入口26を介して廊下ス
ペース7に入ったとしても、オートロック31が設けら
れたホール出入口26が高層マンション1の各階Xmに
あるので、無用な外来者は、各階毎Xmに、ホール出入
口26のオートロック31を開錠する必要があるので住
戸10に辿り着くには手間が掛かり、高層マンション1
内全ての階Xのホール出入口26を通過して全ての住戸
を訪問することは困難である。つまり、たとえ無用な外
来者が、高層マンション1内にうまく侵入したとしても
被害を少なくすることが可能であり、高層マンション1
の防犯上の安全性は高くなる。また、訪問を許可した外
来者に対して、エントランス28のオートロック31を
開錠すると共に、該訪問を許可された所定の階Xmのホ
ール出入口26のみを開錠し得る「鍵」となる、磁気カ
ード80を交付することにより、訪問を望まれた住戸1
0の居住者は、該外来者に対して、施錠操作装置50を
介して一回のみ応対するだけで、該外来者を該居住者の
住戸10の前まで入場させることができるので、エント
ランス28のオートロック31及びホール出入口26の
オートロック31等のように、高層マンション1の外部
から住戸10までの間の道程を直列に区切る形で複数個
のオートロック31を設けても、それらオートロック3
1に突き当たる度に、居住者が一々該突き当たったオー
トロック31を開錠する必要が無く、手間が掛からず便
利である。更に、磁気カード80に開錠許可データRD
ATを記録させたので、磁気カード80を持つ入室を許
可された外来者により開錠許可データRDATは確実に
保持され、訪問先の階Xmのホール出入口26のオート
ロック31を確実に開錠できる。従って、高層マンショ
ン1のような集合住宅等の建築物において、手間を掛け
ることなく、無用な外来者の侵入を困難にし得る。
【0021】なお、上述の実施例においては、磁気カー
ド80に、開錠許可データRDATを記録させたが、開
錠許可データRDATを記録し得れば何でも良く、IC
カード、パンチカード等のデータ記録部材でも良い。ま
た、データ記録部材の形状もカード状に限らず棒状等で
も良いことは言及するまでもない。また、上述の実施例
においては、施錠制御装置40の訪問データ判定部46
は、所定の階Xmのホール出入口26のオートロック3
1を開錠する開錠許可信号LOSNを含む開錠許可デー
タRDATと、所定の階Xmの第2訪問告知装置70の
識別データXDATとを比較することにより、該所定の
階Xmのホール出入口26のオートロック31の開錠を
制御していたが、開錠許可信号LOSNを含まない単な
る乱数等から成る一時的なパスワードを、開錠許可信号
LOSNと対応させる形で施錠制御装置40のデータメ
モリに格納しておき、該パスワードをエントランス交付
部65において開錠許可データRDATとして外来者に
交付し、訪問データ判定部46が、所定の階Xmの第2
訪問告知装置70より入力された該パスワードに基づい
て前記データメモリに格納しておいたパスワードに対応
する開錠許可信号LOSNを読み出し、該読み出した開
錠許可信号LOSNと該パスワードが入力された第2訪
問告知装置70の識別データXDATとを比較すること
により、該所定の階Xmのホール出入口26のオートロ
ック31の開錠を制御するようにしても良い。このよう
に一時的なパスワードを外来者に交付することにより、
外来者に対する訪問許可が1回限りのものとなり(もち
ろん、前述した方法の場合は、磁気カード80等を確実
に回収することも考えられるが)、無用な外来者がパス
ワードを入手しても、高層マンション1内の全住戸10
に侵入するために使用できず、防犯上の安全性がより高
まる。なお、この場合、パスワードは、発券機66によ
り磁気カード80に記録して発行しても良い。また、パ
スワードは、表示機67により表示させても良いし、更
に、遮音された部屋に第1訪問告知装置60を設置し
て、発声機68によりパスワードを発声させても良い。
もちろん、この場合第2訪問告知装置70に設ける読取
機71は、それらパスワードを入力し得るものである必
要があることは言及するまでもない。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の内、第1
の発明は、複数の住戸10等の専用空間が複数階に亙り
積層された高層マンション1等の建築物において、前記
建築物の各階Xm等の各階に、該各階の専用空間に連絡
するホール出入口26等の第1共用出入口を設け、前記
建築物に、該建築物の内外を連絡するエントランス28
等の第2共用出入口を設け、それら第1及び第2共用出
入口に、開錠閉錠駆動自在なオートロック31等の施錠
手段を設け、前記専用空間への入室を望む入室願信号E
DS等の入室願信号を出力し得るエントランス受付部6
1等の入室受付手段を前記第2共用出入口に設け、前記
入室願信号に対して、入室を許可する入室許可信号EA
S等の入室許可信号を出力し得る施錠操作装置50等の
応答手段を前記専用空間に設け、前記入室許可信号を受
けて、前記第2共用出入口に設けられた施錠手段を開錠
する施錠制御部42、訪問許可部43等の第1の施錠制
御手段を設け、前記入室許可信号を受けて、開錠許可デ
ータRDAT等の開錠許可データを交付し得る訪問デー
タ設定部44、エントランス交付部65等の交付手段を
設け、前記開錠許可データを入力し得る第2訪問告知装
置70等の入力手段を前記各階の第1共用出入口に設
け、前記入力手段を介して入力された開錠許可データに
基づいて、該開錠許可データの入力された入力手段に対
応する階の前記第1共用出入口に設けられた施錠手段の
開錠を制御し得る施錠制御部42、訪問データ判定部4
6等の第2の施錠制御手段を設けて構成したので、
【0023】建築物内外を連絡する第2共用出入口の施
錠手段に加えて、建築物の各階に施錠手段を設けた第1
共用出入口を設けたことにより、無用な外来者は、第2
共用出入口を通過しただけでは専用空間に辿り着くこと
ができないばかりか、各階毎に、第1共用出入口の施錠
手段を開錠する必要があるので専用空間に辿り着くには
手間が掛かり、建築物内全ての専用住戸を訪問すること
は困難である。また、入室を許可した外来者に対して、
第2共用出入口の施錠手段を開錠すると共に、該入室を
許可された所定の階の第1共用出入口のみを開錠し得る
「鍵」となる、開錠許可データを交付することにより、
訪問を望まれた専用空間の使用者は、該外来者に対し
て、応答手段を介して一回のみ応対するだけで、該外来
者を該専用空間の前まで入場させることができるので、
第2共用出入口の施錠手段及び第1共用出入口の施錠手
段等のように、外部から専用空間までの間の道程を直列
に区切る形で複数個の施錠手段を設けても、それら施錠
手段に突き当たる度に、前記専用空間の使用者が一々該
突き当たった施錠手段を開錠する必要が無く、手間が掛
からず便利である。従って、集合住宅等の建築物におい
て、手間を掛けることなく、無用な外来者の侵入を困難
にし得る。
【0024】また、本発明の内、第2の発明は、第1の
発明において、前記交付手段が、前記開錠許可データ
を、磁気カード80等のデータ記録部材に記録して発行
し得る発券機66等の発行装置を有し、前記入力手段
が、前記データ記録部材に記録された前記開錠許可デー
タを読み取り得る読取機71等の読取装置を有するよう
に構成したので、データ記録部材を持つ入室を許可され
た外来者により開錠許可データは確実に保持され、訪問
先の階の第1共用出入口の施錠手段を確実に開錠でき
る。
【0025】更に、本発明の内、第3の発明は、第1の
発明において、前記交付手段が、前記開錠許可データ
を、パスワードとして出力し得るパスワード出力装置を
有し、前記入力手段が、前記パスワードを入力し得るパ
スワード入力装置を有するように構成したので、外来者
に対する訪問許可がパスワードが有効な1回限りのもの
となり、無用な外来者がパスワードを入手しても、建築
物内の全専用空間に侵入するために使用できず、防犯上
の安全性がより高まる。
【0026】更に、本発明の内、第4の発明は、複数の
住戸10等の専用空間が複数階に亙り積層された高層マ
ンション1等の建築物において、前記建築物の各階Xm
等の各階に、該各階の専用空間に連絡するホール出入口
26等の第1共用出入口を設け、前記建築物に、該建築
物の内外を連絡するエントランス28等の第2共用出入
口を設け、それら第1及び第2共用出入口に、開錠閉錠
駆動自在なオートロック31等の施錠手段を設け、前記
専用空間からの入室許可信号EAS等の入室許可信号を
基に前記建築物への入場を許可することにより、前記第
2共用出入口の施錠を開錠すると共に、開錠許可データ
RDAT等の開錠許可データを訪問者に与え、前記第1
共用出入口において入力された開錠許可データに基づい
て、前記開錠許可データの入力された階の第1共用出入
口の施錠を開錠制御するようにして構成したので、
【0027】建築物内外を連絡する第2共用出入口の施
錠手段に加えて、建築物の各階に施錠手段を設けた第1
共用出入口を設けたことにより、無用な外来者は、第2
共用出入口を通過しただけでは専用空間に辿り着くこと
ができないばかりか、各階毎に、第1共用出入口の施錠
手段を開錠する必要があるので専用空間に辿り着くには
手間が掛かり、建築物内全ての専用住戸を訪問すること
は困難である。また、建築物への入場を許可した外来者
に対して、第2共用出入口の施錠手段を開錠すると共
に、該入場を許可された所定の階の第1共用出入口のみ
を開錠し得る「鍵」となる、開錠許可データを与えるこ
とにより、該外来者に対して、一回のみ応対するだけ
で、該外来者を該専用空間の前まで入場させることがで
きるので、第2共用出入口の施錠手段及び第1共用出入
口の施錠手段等のように、外部から専用空間までの間の
道程を直列に区切る形で複数個の施錠手段を設けても、
それら施錠手段に突き当たる度に、一々該突き当たった
施錠手段を開錠する必要が無く、手間が掛からず便利で
ある。従って、集合住宅等の建築物において、手間を掛
けることなく、無用な外来者の侵入を困難にし得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による施錠管理装置が適用され
た高層マンションの一実施例を模式的に示す破断側面図
である。
【図2】図2は、図1に示した高層マンションの所定階
の平面図である。
【図3】図3は、本発明による施錠管理装置が適用され
た施錠設備のブロック図である。
【符号の説明】
1……建築物(高層マンション) 10……専用空間(住戸) 11……専用出入口(住戸出入口) 26……第1共用出入口(ホール出入口) 28……第2共用出入口(エントランス) 31……施錠手段(オートロック) 42……第1の施錠制御手段、第2の施錠制御手段(施
錠制御部) 43……第1の施錠制御手段(訪問許可部) 44……交付手段(訪問データ設定部) 46……第2の施錠制御手段(訪問データ判定部) 50……応答手段(施錠操作装置) 61……入室受付手段(エントランス受付部) 65……交付手段(エントランス交付部) 66……発行装置(発券機) 70……入力手段(第2訪問告知装置) 71……読取装置(読取機) 80……データ記録部材(磁気カード) Xm……階(階) EDS……入室願信号(入室願信号) EAS……入室許可信号(入室許可信号) RDAT……開錠許可データ(開錠許可データ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−293289(JP,A) 特開 昭62−258072(JP,A) 特開 平4−45644(JP,A) 特開 平1−121476(JP,A) 特開 平1−250575(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05B 49/00 - 49/04 E05B 47/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の専用空間が複数階に亙り積層され
    た建築物において、 前記建築物の各階に、該各階の専用空間に連絡する第1
    共用出入口を設け、 前記建築物に、該建築物の内外を連絡する第2共用出入
    口を設け、 それら第1及び第2共用出入口に、開錠閉錠駆動自在な
    施錠手段を設け、 前記専用空間への入室を望む入室願信号を出力し得る入
    室受付手段を前記第2共用出入口に設け、 前記入室願信号に対して、入室を許可する入室許可信号
    を出力し得る応答手段を前記専用空間に設け、 前記入室許可信号を受けて、前記第2共用出入口に設け
    られた施錠手段を開錠する第1の施錠制御手段を設け、 前記入室許可信号を受けて、開錠許可データを交付し得
    る交付手段を設け、 前記開錠許可データを入力し得る入力手段を前記各階の
    第1共用出入口に設け、 前記入力手段を介して入力された開錠許可データに基づ
    いて、該開錠許可データの入力された入力手段に対応す
    る階の前記第1共用出入口に設けられた施錠手段の開錠
    を制御し得る第2の施錠制御手段を設けて構成した建築
    物における施錠管理設備。
  2. 【請求項2】 前記交付手段が、前記開錠許可データ
    を、データ記録部材に記録して発行し得る発行装置を有
    し、前記入力手段が、前記データ記録部材に記録された
    前記開錠許可データを読み取り得る読取装置を有するよ
    うに構成した請求項1に記載の建築物における施錠管理
    設備。
  3. 【請求項3】 前記交付手段が、前記開錠許可データ
    を、パスワードとして出力し得るパスワード出力装置を
    有し、 前記入力手段が、前記パスワードを入力し得るパスワー
    ド入力装置を有するように構成した請求項1に記載の建
    築物における施錠管理設備。
  4. 【請求項4】 複数の専用空間が複数階に亙り積層され
    た建築物において、 前記建築物の各階に、該各階の専用空間に連絡する第1
    共用出入口を設け、 前記建築物に、該建築物の内外を連絡する第2共用出入
    口を設け、 それら第1及び第2共用出入口に、開錠閉錠駆動自在な
    施錠手段を設け、 前記専用空間からの入室許可信号を基に前記建築物への
    入場を許可することにより、前記第2共用出入口の施錠
    手段を開錠すると共に、開錠許可データを訪問者に与
    え、 前記第1共用出入口において入力された開錠許可データ
    に基づいて、前記開錠許可データの入力された階の第1
    共用出入口の施錠手段を開錠制御するようにして構成し
    た建築物における施錠管理方法。
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