JP3435395B2 - 折り畳み式椅子・卓セット - Google Patents

折り畳み式椅子・卓セット

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JP3435395B2 JP2000338706A JP2000338706A JP3435395B2 JP 3435395 B2 JP3435395 B2 JP 3435395B2 JP 2000338706 A JP2000338706 A JP 2000338706A JP 2000338706 A JP2000338706 A JP 2000338706A JP 3435395 B2 JP3435395 B2 JP 3435395B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は折り畳み式椅子・
卓セットに関し、さらに詳しくは、一枚の基盤又は壁面
にイス又はベンチとテーブルがセットで折り畳み、か
つ、展開可能に組み付けられたものに関する。
【0002】
【従来の技術】人が使用するイス又はベンチとテーブル
は、セット(組み物)にはなるものの、それぞれ独立し
た一個の存在であって、常に他方を必要とするものでは
ないが、セットであれば室内のみならず戸外においても
便利である。
【0003】また、イス又はベンチとテーブルがそれぞ
れ折り畳み、かつ、展開可能なものであれば日常生活に
おいて便利なことが多い。とりわけ、ベンチとテーブル
がセットで折り畳み、かつ、展開可能にであれば、ます
ます便利であると認められる場合がある。
【0004】例えば、室内ではイス又はベンチとテーブ
ルをセットで折り畳んで壁面等に収納して室内スペース
を広くし、かつ、壁面からイス又はベンチとテーブルを
室内に展開して利用することができるから、室内スペー
スを時宜に応じて有効利用できる。
【0005】また、戸外に携帯し時宜に応じた場所でイ
ス又はベンチとテーブルをセットで展開できれば、ピク
ニックや野外パーティーなどにきわめて便利である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上述の目的
を達成するために、イス又はベンチ(椅子板)とテーブ
ル(卓板)をセットで折り畳み、かつ、展開可能に基盤
又は壁面に組み付けたものを提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
方形の基盤又は壁面と、該基盤又は壁面に一側部が回動
自在に連結されて起伏可能な方形の椅子板と、該椅子板
の他側部下面に回動自在に連結されて起伏可能な椅子脚
と、前記椅子板の側方においてその幅寸法以上の長さで
前記基盤又は壁面から直交方向へ突出する一対のブラケ
ットと、該ブラケットの端部にそれぞれ回動自在に連結
された所定長さのリンクと、該リンクの端部に自在継手
を介し下部が連結されて水平及び垂直方向へ回動自在な
卓脚と、該卓脚の上部に回動自在に連結されて該卓脚が
起伏可能な卓板と、前記椅子脚を椅子板に対し直交状態
で固定するストッパー、及び、前記卓脚を卓板に対し直
交状態で固定するストッパーとからなることを特徴とす
る。
【0008】これにより、基盤又は壁面にベンチとテー
ブルが折り畳み重ねられてコンパクトにできる。壁面で
なく基盤の場合には、手持ちや自動車のトランクに収納
して携帯が容易にでき、適宜の場所で展開してベンチと
テーブルを設定できる。即ち、卓脚を卓板から起こして
その状態をストッパーで固定し、卓板をリンクを介し基
盤又は壁面から引き出し、水平に保持してテーブルを形
成し、かつ、椅子脚を起こしてその状態をストッパーで
固定した椅子板を基盤又は壁面から起こして水平に保持
すること、及び、この逆の手順でベンチ(椅子板)とテ
ーブル(卓板)をセットで折り畳み、かつ、展開でき
る。なお、基盤の場合には、それをリンクが連結された
側を下にして直立させる。
【0009】
【0010】
【0011】また請求項記載の発明における折り畳み
式椅子・卓セットは、方形の基盤又は壁面と、該基盤又
は壁面に開設した方形の凹部の一辺部に一側部が回動自
在に連結されて起伏可能な方形の椅子板と、該椅子板の
前記一側部側上面に回動可能に連結されて起伏可能な背
もたれ板と、前記椅子板の他側部側下面に回動自在に連
結されて起伏可能な椅子脚と、前記椅子板の側方でその
幅寸法以上の長さで前記基盤又は壁面から直交方向へ突
出する一対のブラケットと、該ブラケットの端部にそれ
ぞれ回動自在に連結された所定長さのリンクと、該リン
クの端部に自在継手を介し下部が連結されて水平及び垂
直方向へ回動自在な卓脚と、該卓脚の上部に回動自在に
連結されて該卓脚が起伏可能な卓板と、前記椅子脚を椅
子板に対し直交状態で固定するストッパー、及び、前記
卓脚を卓板に対し直交状態で固定するストッパーとから
なることを特徴とする。
【0012】これにより、卓脚を卓板から起こしてその
状態をストッパーで固定し、卓板をリンクを介し基盤又
は壁面から引き出し、水平に保持してテーブルを形成
し、かつ、椅子脚を起こしてその状態をストッパーで固
定した椅子板を基盤から起こして水平に保持すると共
に、背もたれ板を起こすこと、及び、この逆の手順でベ
ンチ(椅子板)とテーブル(卓板)をセットで折り畳
み、かつ、展開できる。そして、前記椅子脚が折り畳ま
れた椅子板を収納する凹部が前記基盤又は壁面に形成さ
れていることにより、折り畳んだ場合に椅子脚を伏して
重ねた椅子板が基盤又は壁面内に収納されてコンパクト
化できる。
【0013】さらに、請求項記載の発明ように、前記
卓脚が折り畳まれた卓板の側辺部が当接するアングルス
トッパーが前記基盤又は壁面に設けられていることによ
り、セットで折り畳んだ場合にリンクで基盤又は壁面と
連結された卓板が揺動するのを固定してガタ付かせない
効果がある。
【0014】加えて、請求項記載の発明ように、前記
卓脚が折り畳まれた前記卓板の下面又は卓脚を係止する
フックストッパーが基盤に設けられていることにより、
基盤又は壁面に重ねた椅子板及び卓板が不用意に展開し
ないようにロックできる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下にこの発明の実施の第1形態
を図面に基づき説明する。図1に示すように、折り畳ん
だベンチとテーブルのセット1は、長方形の基盤2に相
似形等の長方形の椅子板3と卓板4とが上下で重ねら
れ、椅子板3には脚部として椅子脚5が、また、卓板4
には脚部として卓脚6,6が、それぞれ起伏可能に連結
されている。椅子板3は基盤2に開設された凹部7に収
納され、卓板4の短尺側部には基盤2に突設したアング
ルストッパー8,9が当接して卓板4が基盤2から側方
へ移動し足り、浮いたりしないように固定している。ま
た、卓板4の一方の長手側部を係止するフックストッパ
ー10が基盤2に突設されている。
【0016】したがって、この状態で基盤2を携帯する
ことができ、戸外で利用できるベンチとテーブルのセッ
トとなる。また、基盤2を室内の壁面とすることで、壁
面に収納するベンチとテーブルのセットとなるものであ
る。
【0017】折り畳んだベンチとテーブルのセット1を
展開すると、図2に示すように、基盤2が直立してその
一側に椅子板3が椅子脚5とともに所定の高さで直交し
て水平に保持され、かつ、その椅子板3の前側に卓板4
が卓脚6,6とともに、椅子板3よりも高い位置で水平
に保持される。卓脚6,6の下部にはリンク11,11
の一端部が水平及び垂直方向へ回動可能に連結され、リ
ンク11,11の他端部は基盤2に平行して垂直に突設
したブラケット12,12に水平方向へ回動自在に連結
されている。
【0018】したがって、この状態で卓板4に面し椅子
板3に人が着座してベンチとテーブルのセットを利用す
ることができる。なお、基盤2、椅子板3、卓板4、卓
脚5及び後述する背もたれ板19とはそれぞれ木材から
なるが、アルミなどの軽量金属で形成してもよい。
【0019】そこで、各部の構成について詳細に説明す
ると、基盤2は長方形の板体又は壁面であって、その略
中央部に開設された凹部7は椅子板3及び背もたれ板1
8を遊嵌できる長方形の孔又は穴である。しかし、この
凹部7は必ずしも開設するまでもなく、基盤2の片面に
椅子板3を起伏可能に連結し、背もたれ板19の機能を
基盤2で代替し、背もたれ板19を省略することとして
もよい。アングルストッパー8,9はそれぞれ卓板4の
コーナー部の側辺に当接する位置で基盤2に取付け固定
してある。
【0020】フックストッパー10はヒンジ部13を有
して回動可能に基盤2に固定されたカギ形の部分を有
し、そのカギ形の部分が卓板4の下面に植設したピン突
起15aに係止し、また、それにヒンジ結合して揺動す
るフック部14は同様のカギ形をして卓脚6,6の正面
側に植設したピン突起15bに係止することで不用意な
展開を阻止する。なお、このフック部14には基盤2の
側面に突設したピン突起15が係合する透孔が穿設さ
れ、両者が係合して展開したときに不用意に垂れ下がる
のを阻止している。
【0021】椅子板3は凹部7に遊嵌する長方形の板体
からなり、その一方の長手側端部が凹部7の長手側辺の
縁部でヒンジ16,16(図5,6参照)にて基盤2に
起伏可能に連結され、かつ、他方の長手側端部の下面に
はT字形の椅子脚5がヒンジ17,17(図5,6参
照)にて椅子板3の下面から起伏可能に連結されている
が、T字形に限定するものではない。そして、この椅子
脚6を起こした状態を固定するためのヒンジからなるス
トッパー18が椅子板3の下面に起伏可能に固定されて
いる。ストッパー18を椅子板3から起こすとその端部
が椅子脚5の下面に摺接して椅子脚5が椅子板3に対し
て直交し、かつ、その状態をロックすることができる。
なお、ヒンジ16は長孔25を有した部分が椅子板3の
下面にネジ26を摺動可能に固定されている、したがっ
て、椅子板3はヒンジ16から若干の距離で前方へスラ
イドできる。
【0022】この椅子板3の上面の長手側側部から起伏
する背もたれ板19が、椅子板3の短手端部にヒンジ2
0,20(図2,図7参照)にて回動可能に連結されて
いる。ヒンジ20,20には背もたれ板19が椅子板3
に対し所定の角度以上に回動しないように角度規制部2
0a,20a(図7参照)が形成されている。したがっ
て、背もたれ板19は椅子板3から起伏することができ
るため、椅子板3を水平に保持したときは、その背もた
れ板19を起こして背もたれとして利用する。なお、こ
の背もたれ板19を設けることは必須ではない。
【0023】卓板4は椅子板3よりも幅広くかつ長い長
方形の板体からなり、図3に示すように、その短手側端
部側の下面に卓脚6,6がヒンジ21,21で起伏可能
に連結されている。そして、卓板4の下面から起立させ
た卓脚6を卓板4に直交して固定するために、ヒンジか
らなるストッパー22,22が卓板4の下面の長手側端
部付近に固定されている。ストッパー22を卓板4から
起こすと、その端部が卓脚6の側面に摺接して卓脚6が
卓板4に対して直交し、かつ、その状態をロックするこ
とができる。
【0024】リンク11,11は卓脚6,6の椅子板3
側の下部に自在継手23,23を介して連結されてい
る。したがって、卓脚6はリンク11に対して直交方向
及び水平方向で回動自在である。リンク11とブラケッ
ト12はピン24で回動可能に連結されいるので、卓脚
6及びそれと連結された卓板4は基盤2に対し平行リン
クを形成して互いに平行に左右方向へ回動できる。
【0025】次に、図1の状態から図2の状態に移行さ
せる手順を説明すると、図3に示すように、フックスト
ッパー10を卓脚6,6のピン突起15b,15b及び
卓板4のピン突起15aから外し、上方へ回動して(矢
示A参照)ピン突起15に係合させて基盤2に固定し
(矢示B参照)、卓脚6,6を卓板4からそれぞれ起立
させ(矢示C参照、図4矢示C参照)、この動作に伴い
リンク11,11は卓板4と平行に位置する状態ピン2
4,24を中心としてそれぞれ相反する左右方向へ開い
てブラケット12,12とほぼ直線状になる。そこで、
図4に示すように、ストッパー22,22を卓板4から
起こして卓脚6,6を倒れないように固定する(矢示D
参照)。
【0026】卓脚6,6が卓板4に直交した状態で固定
された状態で、図5に矢示Eで示すように、卓脚6,6
を起立させた卓板4を自在継手23,23を介して起立
させる。これにより基盤2の手前に卓板4が水平に保持
されることになり、テーブルとして完成し、卓板4の上
面に物を載置することができる。
【0027】次に、図6に示すように、椅子板3の椅子
脚5をヒンジ17,17を中心に回動させて椅子板3か
ら起こし(矢示F参照)、ストッパー18を椅子板3か
ら起こして(矢示G参照)椅子脚5を倒れないように固
定した後、図7に示すように、椅子板3の上端部を凹部
7から引き出してヒンジ16,16を中心に卓板4側へ
回動させて起こし、かつ、ネジ26が長孔25の一方の
端部に達するように卓板3側へ引く(矢示H参照)と、
椅子板3は卓板4の手前でそれよりも低い位置で並んで
水平に保持されるから、図2に矢示Iで示すように、背
もたれ板19を起立させて椅子板3に腰を掛けることが
できる。
【0028】次に、図2の状態から図1の状態に移行さ
せる作用を説明すると、これは上記手順とは逆であっ
て、背もたれ板19を椅子板3に伏して回動させ、椅子
板3を回動してヒンジ16のネジ26が長孔25の他方
の端部に達するように凹部7側へ押し込み、ヒンジ16
を中心として回動させて背もたれ板19とともに凹部7
内に収納し、ストッパー18を元に戻して椅子脚5を椅
子板3に伏し、卓板4をそのまま自在継手23を中心と
して基盤2側に倒し、卓板4が基盤2に平行に重ねられ
た後、ストッパー22,22を元の状態に戻して卓脚
6,6を卓板4に伏して回動させると、リンク11,1
1は回動してブラケット12,12と直交する状態にな
る。
【0029】したがって、椅子板3と背もたれ板19は
凹部7内に収納され、卓脚6,6を伏して重ねた卓板4
は椅子板3に重ねられてコンパクトになる。しかも、卓
板4の短手辺側にはアングルストッパー8,8が、長手
辺にはアングルストッパー9,9が当接又は位置して卓
板4のガタ付きを阻止する。
【0030】そこで、ヒンジストッパー14をピン突起
15から外して垂れ下がらせ、折り畳んだ卓板4のピン
15a及び卓脚6,6のピン突起15b,15bに係止
させる。これにより、卓脚6、卓板4、椅子脚5及び椅
子板3が不用意に展開できなくなる。
【0031】かくして、折り畳んだベンチとテーブルの
セット1を戸外で展開して利用し、又は、室内の壁面に
折り畳んだベンチとテーブルのセット1を展開して室内
にて利用することができるので、日常生活の変化をもた
らすことができ、生活を豊かにすることができる。
【0032】なお、折り畳んだ卓脚6,6と卓板4の拡
開を阻止するためのフックストッパー10は連続した一
つの構成部品としたが、図8〜図14に示すように、卓
脚6,6に係脱するフックストッパー10aと、卓板4
に係脱するフックストッパー10bとの二つに分割した
構成部品としてもよい。これは、二つの構成部品とする
ことによって基盤2からヒンジ部13のカギ形の部分が
着座者側に突出するのを防止するための構成である。
【0033】すなわち、卓脚6,6に係脱するフックス
トッパー10aは、図8〜図10のうち、とりわけ図1
0に示すように、卓板4の下面(裏面)略中央部に固定
したアングル状のブラケット30にT字形をしたレバー
32を軸31で回動可能に軸着し、レバー32の横棒3
3は卓脚6,6のピン突起15b,15bに及ぶ長さを
有している。また、ブラケット30にはレバー32に弾
力をもって摺接する溝又はバネ34が形成されている。
【0034】したがって、図8に示すように、全体を折
り畳んだ場合には、レバー32を回動させて横棒33を
ピン突起15b,15bの上側に掛けて卓脚6,6の拡
開を阻止し、全体を展開するときは、レバー32を上方
に回動(図9中矢示J参照)して卓脚6,6から外し、
卓脚6,6を開いた後レバー32を下方へ回動(図10
中矢示K参照)させて溝又はバネ34にてブラケット3
0に固定保持させることで不用意にレバー32が回動し
ないように保持させる。
【0035】また、背もたれ板19を起立させるとき
は、図13に示すように、カギ形の部分が上を向いたフ
ック部13を下方へ回動(図13中矢示L参照)させて
基盤2の凹部7内に引き込ませて、背もたれ板19の後
方で頭に当たるような支障を生じさせないようにする。
【0036】なお、卓板4に係脱するフックストッパー
10bは前例におけるものと同様で、卓板4の下面に突
設したピン突起15aの外側にカギ形の部分が位置する
ヒンジ部13である。この第2形態におけるその他の構
成及び作用については前記第1形態と同じであるから同
一部分には同一符号を用いて重複する説明は省略する。
【0037】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、基盤又は
壁面にベンチとテーブルが折り畳み重ねられてコンパク
トにでき、基盤の場合には、手持ちや自動車のトランク
に収納して携帯が容易にでき、適宜の場所で展開してベ
ンチとテーブルを設定できる。即ち、卓脚を卓板から起
こして卓板をリンクを介し基盤又は壁面から引き出し、
水平に保持してテーブルを形成し、かつ、椅子脚を起こ
した椅子板を基盤又は壁面から起こして水平に保持する
こと、及び、この逆の手順でベンチ(椅子板)とテーブ
ル(卓板)をセットで容易に折り畳み、かつ、展開でき
る。
【0038】
【0039】また、請求項記載の発明によれば、卓脚
を卓板から起こして卓板をリンクを介し基盤又は壁面か
ら引き出し、水平に保持してテーブルを形成し、かつ、
椅子脚を起こした椅子板を基盤又は壁面から起こして水
平に保持すると共に背もたれ板を起こすこと、及び、こ
の逆の手順でベンチ(椅子板)とテーブル(卓板)をセ
ットで折り畳み、かつ、展開できる。そして、折り畳ん
だ場合に椅子脚を伏して重ねた椅子板が基盤又は壁面の
凹部内に収納して全体がコンパクト化できる。
【0040】さらに、請求項記載の発明によれば、セ
ットで折り畳んだ場合にリンクで基盤又は壁面と連結さ
れた卓板が揺動するのを固定してガタ付かせない効果が
ある。
【0041】加えて、請求項記載の発明によれば、基
盤又は壁面に重ねた椅子板及び卓板が不用意に展開しな
いようにロックできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の第1形態を折り畳んだ状態で
示す斜視図。
【図2】この発明の実施の第1形態を展開した状態で示
す斜視図。
【図3】展開行程1を示す斜視図。
【図4】展開行程2を示す斜視図。
【図5】展開行程3を示す斜視図。
【図6】展開行程4を示す斜視図。
【図7】展開行程5を示す斜視図。
【図8】この発明の実施の第2形態を示す図1同様の斜
視図。
【図9】この発明の実施の第2形態を示す図3同様の斜
視図。
【図10】この発明の実施の第2形態を示す図4同様の
斜視図。
【図11】この発明の実施の第2形態を示す図5同様の
斜視図。
【図12】この発明の実施の第2形態を示す図6同様の
斜視図。
【図13】この発明の実施の第2形態を示す図7同様の
斜視図。
【図14】この発明の実施の第2形態を示す図2同様の
斜視図。
【符号の説明】
1…ベンチとテーブルのセット 2…基盤(壁面) 3…椅子板 4…卓板 5…椅子脚 6…卓脚 7…凹部 8,9…アングルストッパー 10…フックストッパー 11…リンク 12…ブラケット 13…ヒンジ部 14…フック部 15,15a,15b…ピン突起 16,17,20,21…ヒンジ 18,22…ストッパー 19…背もたれ板 20a…角度規制部 23…自在継手 24…ピン 25…長孔 26…ネジ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 方形の基盤又は壁面と、該基盤又は壁面
    に一側部が回動自在に連結されて起伏可能な方形の椅子
    板と、該椅子板の他側部下面に回動自在に連結されて起
    伏可能な椅子脚と、前記椅子板の側方においてその幅寸
    法以上の長さで前記基盤又は壁面から直交方向へ突出す
    る一対のブラケットと、該ブラケットの端部にそれぞれ
    回動自在に連結された所定長さのリンクと、該リンクの
    端部に自在継手を介し下部が連結されて水平及び垂直方
    向へ回動自在な卓脚と、該卓脚の上部に回動自在に連結
    されて該卓脚が起伏可能な卓板と、前記椅子脚を椅子板
    に対し直交状態で固定するストッパー、及び、前記卓脚
    を卓板に対し直交状態で固定するストッパーとからなる
    ことを特徴とする折り畳み式椅子・卓セット。
  2. 【請求項2】 方形の基盤又は壁面と、該基盤又は壁面
    に開設した方形の凹部の一辺部に一側部が回動自在に連
    結されて起伏可能な方形の椅子板と、該椅子板の前記一
    側部側上面に回動可能に連結されて起伏可能な背もたれ
    板と、前記椅子板の他側部側下面に回動自在に連結され
    て起伏可能な椅子脚と、前記椅子板の側方でその幅寸法
    以上の長さで前記基盤又は壁面から突出する一対のブラ
    ケットと、該ブラケットの端部にそれぞれ回動自在に連
    結された所定長さのリンクと、該リンクの端部に自在継
    手を介し下部が連結されて水平及び垂直方向へ回動自在
    な卓脚と、該卓脚の上部に回動自在に連結されて該卓脚
    が起伏可能な卓板と、前記椅子脚を椅子板に対し直交状
    態で固定するストッパー、及び、前記卓脚を卓板に対し
    直交状態で固定するストッパーとからなることを特徴と
    する折り畳み式椅子・卓セット。
  3. 【請求項3】 前記卓脚が折り畳まれた卓板の側辺部が
    当接するアングルストッパーが前記基盤又は壁面に設け
    られていることを特徴とする請求項1または2に記載の
    折り畳み式椅子・卓セット。
  4. 【請求項4】 前記卓脚が折り畳まれた前記卓板の下面
    又は卓脚を係止するフックストッパーが基盤に設けられ
    ていることを特徴とする請求項1または2に記載の折り
    畳み式椅子・卓セット。
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