JP3434699B2 - 赤外線遮断材料 - Google Patents
赤外線遮断材料Info
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すなわち可視域で透明でかつ赤外線を遮断する材料に関
する。
遮断するフィルム(すなわち可視光の透過率が高く、か
つ赤外線の反射率が高いフィルム)が知られており、こ
の赤外線遮断フィルムは、たとえばビルや家屋の窓ガラ
スなどに貼着することによって、夏季は太陽光中の赤外
線を遮断し冷房費用を節減するため、冬季は室内の赤外
線の外部への放射を防止し暖房費用を節減する目的の用
途に使用されている。
ポリエチレンテレフタレートフィルム上に錫ドープ酸化
インジウム粉末とバインダー樹脂からなる層(以下、赤
外線遮断層という)を設けたものが提案されている(特
開平7−70363号公報参照)。
ムを窓ガラスなどの被着体に貼着するばあい、別途接着
剤を被着体に塗布して貼着するのは、作業が煩瑣であ
る。
ィルムの赤外線遮断層上に感圧接着層を設け、その上に
セパレータ(離型シート)をラミネートした構成とし、
使用時にセパレータを剥離し、感圧接着層側で被着体に
貼着することを試みた。
遮断フィルムを、貼りかえなどのために再び剥離(以
下、再剥離という)する際に、ポリエチレンテレフタレ
ートフィルムと前記赤外線遮断層との間の接着力が弱い
ため、両者の界面で層間剥離を起こし、感圧接着剤が被
着体上に残留し、そのためこの残留感圧接着剤を除去す
る作業が必要になるという問題が生じた。
フタレートフィルムと赤外線遮断層との間にポリエステ
ル樹脂からなる易接着層(アンカーコート層)を設けた
構成とすることを試みた。
ような問題が生じた。
の工程で、ロール状のフィルム基材を繰り出し、第1の
塗工機で易接着層用塗工液を塗工し、乾燥したのち巻き
取り、第2の工程で、このロール状に巻き取った易接着
層を形成したフィルム基材を再度繰り出し、赤外線遮断
層用塗工液を塗工し、乾燥したのち巻き取る。第3の工
程で、さらに赤外線遮断層上に感圧接着層を形成する。
たフィルム基材を巻き取ったのち再び繰り出す際に、易
接着層に通常の接着力の強い(ガラス転移点が常温より
低い)ポリエステル樹脂を使用したものでは、ロール状
に巻き取った状態において易接着層が接触しているフィ
ルム基材に粘着し(以下、この現象をブロッキングとい
う)、繰り出しに支障を来たすという問題があった。こ
のブロッキングを回避するために易接着層に接着力の弱
い(ガラス転移点が常温より高い)ポリエステル樹脂を
使用すると、再剥離の際に前述の被着体に感圧接着剤が
残留するという問題が生じた。
材と赤外線遮断層との間に易接着層を設けた赤外線遮断
材料において、製造過程で、フィルム基材と易接着層と
の間でブロッキングが生じず、かつえられた製品におい
てはフィルム基材と赤外線遮断層との間の接着強度の大
きい赤外線遮断材料を提供することを課題とする。
ステルフィルムの一方の面に、易接着層、錫ドープ酸化
インジウム粉末とバインダー樹脂からなる赤外線遮断層
および感圧接着層を順次設けてなり、前記易接着層が、
ガラス転移点が常温より低い第1のポリエステル樹脂と
ガラス転移点が常温より高い第2のポリエステル樹脂を
主成分とすることを特徴とする赤外線遮断材料に関す
る。
ルムの一方の面に、易接着層、錫ドープ酸化インジウム
粉末とバインダー樹脂からなる赤外線遮断層および感圧
接着層を順次設け、該感圧接着層の表面にセパレータを
貼着し、前記ポリエステルフィルムの他方の面にハード
コート層を設けてなり、前記易接着層が、ガラス転移点
が常温より低い第1のポリエステル樹脂とガラス転移点
が常温より高い第2のポリエステル樹脂を主成分とする
ことを特徴とする赤外線遮断材料に関する。
ルムの両面に易接着層を設け、一方の易接着層の上に錫
ドープ酸化インジウム粉末とバインダー樹脂からなる赤
外線遮断層を設けてなり、前記易接着層のうち少なくと
もポリエステルフィルムと赤外線遮断層との間に介在さ
れる易接着層が、ガラス転移点が常温より低い第1のポ
リエステル樹脂とガラス転移点が常温より高い第2のポ
リエステル樹脂を主成分とすることを特徴とする赤外線
遮断材料に関する。
ルムの両面に易接着層を設け、一方の易接着層の上に錫
ドープ酸化インジウム粉末とバインダー樹脂からなる赤
外線遮断層を設け、さらにその上に易接着層を設けてな
り、前記易接着層のうち少なくともポリエステルフィル
ムと赤外線遮断層との間に介在される易接着層が、ガラ
ス転移点が常温より低い第1のポリエステル樹脂とガラ
ス転移点が常温より高い第2のポリエステル樹脂を主成
分とすることを特徴とする赤外線遮断材料に関する。
ル樹脂のガラス転移点が−20〜20℃であり、第2の
ポリエステル樹脂のガラス転移点が50〜90℃である
ことを特徴とする前記(1)〜(4)項のいずれかに記
載の赤外線遮断材料に関する。
ル樹脂と第2のポリエステル樹脂の配合比が重合比で3
0/70〜70/30であることを特徴とする前記
(1)〜(5)項のいずれかに記載の赤外線遮断材料に
関する。
のバインダー樹脂のガラス転移点が40〜100℃であ
ることを特徴とする前記(1)〜(6)項のいずれかに
記載の赤外線遮断材料に関する。
基づいて説明する。
施例を示す部分断面図である。
リエステルフィルム1の一方の面に易接着層2、赤外線
遮断層3および感圧接着層4が順次設けられている。
セパレータ(離型シート)5を積層した形態で市場に供
され、使用時にセパレータ5を剥離し、感圧接着層4側
で窓ガラスなどの被着体に貼着される。
が常温より低い第1のポリエステル樹脂とガラス転移点
が常温より高い第2のポリエステル樹脂を主成分とする
ものである。ここで、常温とは、本発明の赤外線遮断材
料の製造過程における環境温度や再剥離時の環境温度を
いい、通常20〜30℃程度の範囲の温度である。
エステル樹脂を併用する理由はつぎのとおりである。
リエステル樹脂を単独で用いると、製造過程で易接着層
が常温で粘着性を帯び、そのため易接着層を形成したフ
ィルム基材を巻き取ったロールにおいてブロッキングが
生じる。一方ガラス転移点が常温より高いポリエステル
樹脂を単独で用いると、前記ブロッキングは防止できる
が、製品におけるフィルム基材と赤外線遮断層との間の
接着強度が小さくなり、そのため、たとえば再剥離の際
に感圧接着剤が被着体の方に残留するという問題が生じ
る。
脂と第2のポリエステル樹脂を併用することによって、
製造過程における易接着層の粘着力の発現が抑制されて
ブロッキングを防止でき、かつえられた製品においては
フィルム基材と赤外線遮断層との間の接着強度を確保で
き、そのため、たとえば第1の実施例のものを被着体に
貼着後再剥離する際に感圧接着層と被着体との界面で赤
外線遮断材料を剥離でき、被着体に感圧接着剤が残留し
ない。
めに、第1のポリエステル樹脂としてガラス転移点が−
20〜20℃のものを用い、第2のポリエステル樹脂と
してガラス転移点が50〜90℃のものを用いるのが好
ましい。第1のポリエステル樹脂のガラス転移点が−2
0℃より低いとブロッキングの問題が発生し、一方20
℃より高いと接着力が不足する傾向にある。また第2の
ポリエステル樹脂のガラス転移点が50℃より低いとブ
ロッキングの問題が発生し、一方90℃より高いと接着
力が不足する傾向にある。
るためには、第1のポリエステル樹脂と第2のポリエス
テル樹脂の配合比(重量比、以下同様)を30/70〜
70/30とするのが好ましい。第1のポリエステル樹
脂の配合比が前記範囲より少なくなると、接着力が不足
し、一方前記範囲より多くなるとブロッキングの問題が
発生する傾向がある。
フィルムとしては、ポリエチレンテレフタレートフィル
ム(以下、PETフィルムというばあいがある)、ポリ
エチレンナフタレートフィルム、ポリブチレンテレフタ
レートフィルム、ポリアリレートフィルムなどがあげら
れる。強度、耐久性などがすぐれかつ安価な点から、と
くにPETフィルムが好ましい。ポリエステルフィルム
の厚さはとくに制限されないが、強度、取扱性などの点
からは4.5〜250μmの範囲が適当である。
ステル樹脂および第2のポリエステル樹脂を主成分とす
る易接着層を設ける。
しては、酸成分とジオール成分との重縮合でえられる線
状飽和ポリエステル樹脂があげられる。酸成分としては
フタル酸、無水フタル酸、セバシン酸、アゼライン酸な
どの飽和二塩基酸、ダイマー酸などの1種または2種以
上が使用でき、ジオール成分としてはエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、デカンジオール、ドデカン
ジオール、ヘキサデカンジオール、ビスフェノール化合
物およびそのエチレンオキサイドまたはプロピレンオキ
サイド付加物などの1種または2種以上が使用できる。
ステル樹脂のみで構成してもよいが、本発明の目的を損
なわない範囲内で、シリカなどの体質顔料などの添加剤
を少量配合してもよい。
ステル樹脂、必要に応じてその他の添加剤を適宜の有機
溶剤に溶解、分散した塗工液をフィルム基材に塗布し、
乾燥することによって形成できる。
下同様)は0.1〜2μm、なかんづく0.3〜2μm
の範囲が好ましい。易接着層の厚さが前記範囲より小さ
いと接着力が不足する傾向がある。一方厚さが前記範囲
より大きくても接着力がそれ以上向上しない。
ム粉末とバインダー樹脂とからなる赤外線遮断層を形成
する。
O粉末という)としては前述の特開平7−70363号
公報に記載のものが好適に使用できる。とくに最低カッ
トオフ波長(当該波長より長波長側の赤外線を全体とし
て90%以上遮断する波長をいう)が1000nm以
下、なかんづく700〜900nmの範囲にあるものが
好適に使用できる。
以下、なかんづく0.1μm以下であるのが、可視域に
おける透明性が良好な点から、好ましい。
ガラス移転点が40〜100℃の範囲のものが好まし
い。バインダー樹脂のガラス転移点が40℃より低い
と、ブロッキングする傾向があり、100℃より高い
と、易接着層への追随性が悪くなる傾向がある。バイン
ダー樹脂の種類としては、たとえばアクリル樹脂、ポリ
カーボネート樹脂、塩化ビニル樹脂、ウレタン樹脂、メ
ラミン樹脂、アルキッド樹脂、ポリエステル樹脂、エポ
キシ樹脂などがあげられ、これらの1種または2種以上
を使用できる。耐ブロッキング性、透明性などの点か
ら、とくにアクリル樹脂などが好ましい。これら以外の
樹脂ももちろん使用可能である。
は50〜90重量%、なかんづく65〜85重量%の範
囲が好ましい。ITO粉末の含有量が前記範囲より少な
いと、赤外線遮断能が劣る傾向にあり、一方前記範囲よ
り多いと、可視域の透明性が低下する傾向がある。
などの添加剤を配合してもよい。
剤溶液または分散液に、ITO粉末、必要によりその他
の添加剤を配合し、よく混合して調製した塗工液を易接
着層上に塗布し、乾燥することにより形成できる。
好ましい。赤外線遮断層の厚さが前記範囲より小さいと
赤外線遮断能が劣る傾向にあり、一方前記範囲より厚い
と可視域の透明性が低下する傾向にある。
る。
体の種類などを考慮して適宜選択使用すればよいが、た
とえばアクリル樹脂系、ポリウレタン系、ゴム系、テル
ペン樹脂系などの感圧接着剤が使用できる。
当である。
としては、通常のものがとくに制限なく使用でき、たと
えば紙類やプラスチックフィルムなどの基材の片面また
は両面に離型剤層を設けたものがあげられる。
る、基本の層構成の他に、各種の態様をとりうるもので
ある。
層2と反対側の露出面に傷がつくのを防止するために、
アクリル樹脂、シリコーン樹脂などの樹脂からなるハー
ドコート層を設けてもよい。
2との間に、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂などから
なる通常の易接着層を設けてもよい。このような通常の
易接着層を設ける代りに、すでに易接着層が設けられて
いるポリエステルフィルムをフィルム基材として使用す
ることもできる。
の間に易接着層を介在させてもよく、これにより両者間
の接着をより強固にできる。この易接着層は前記特定の
易接着層2と同様に第1のポリエステル樹脂と第2のポ
リエステル樹脂とで構成するのが好ましいが、他の樹脂
で構成してもよい。
例を図面に基づいて説明する。
施例を示す部分断面図である。第2の実施例において
は、第1の実施例のポリエステルフィルム1の易接着層
2を設けた例と反対側の面にハードコート層6を設けた
ものである。この実施例においては、ハードコート層6
によりポリエステルフィルム1が保護されている。
施例を示す部分断面図である。第3の実施例において
は、ポリエステルフィルム1の一方の面に前記特定の易
接着層2が設けられ、その上に赤外線遮断層3が設けら
れ、ポリエステルフィルム1の易接着層2を設けた例と
反対側の面に易接着層2aが設けられている。第3の実
施例の赤外線遮断材料は合せガラスに赤外線遮断能を付
与するために、中間膜として好適に使用されるものであ
る。
できる。使用する樹脂としては、たとえばポリエステル
樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂など
があげられる。易接着層2aとしても、本発明の特定の
易接着層を使用するのが、製造上および合せガラスの接
着強度の点からより好ましい。
施例を示す部分断面図である。第4の実施例の赤外線遮
断材料は第3の実施例における赤外線遮断層3の上にさ
らに易接着層2bを設けた構成のものである。実施例4
の赤外線遮断材料も合せガラスの中間膜として好適に使
用されるものである。
できる。用いる樹脂としては、易接着層2aのばあいと
同様なものがあげられる。易接着層2bとしても、本発
明の特定の易接着層を使用するのが、製造上および合せ
ガラスの接着強度の点からより好ましい。
窓ガラス、自動車、電車などの車輌の窓ガラスなどに貼
着する用途、あるいは合せガラス用の中間膜としての用
途などに好適に適用されるが、その用途はとくに制限さ
れるものではない。
易接着層用途工液をバーコーターで塗布し、乾燥して厚
さ0.3μmの易接着層を形成した。
ーコーターで塗布し、乾燥して厚さ2μmの赤外線遮断
層を形成した。
圧接着剤を塗布し、乾燥して厚さ20μmの感圧接着層
を形成した。
離型紙をラミネートして、赤外線遮断材料を作製した。
フィルム状物について、PETフィルムと赤外線遮断層
との間の接着性および耐ブロッキング性をつぎの方法で
評価した。結果を表1に示す。
形成し、該易接着層上に赤外線遮断層を形成した段階の
フィルム状物を25℃、65%RHの条件下で1時間放
置したのち、赤外線遮断層面に、接着力3kgf/25
mmの粘着テープを貼着し、該貼着テープを剥離速度
2.5m/秒、剥離角度180度で剥がしたときの、赤
外線遮断層の剥がれ状態を調べ、つぎの基準で接着性を
評価した。
感圧接着剤が被着体に残留しないことを意味する) △…赤外線遮断層がわずかに剥れる(このことは、再剥
離時に感圧接着剤が被着体にわずかに残留することを意
味する) ×…赤外線遮断層が全面的に剥れる(このことは、再剥
離時に感圧接着剤が被着体にほぼ全面的に残留すること
を意味する)
易接着層を形成した段階のフィルム状物をロール状に巻
き取り、45℃、65%RHの条件下で24時間エージ
ングしたのち、前記フィルム状物をほどいてブロッキン
グの発生状況を観察し、つぎの基準で耐ブロッキング性
を評価した。
TO粉末とバインダー樹脂とからなる赤外線遮断層を順
次設けた構成の赤外線遮断フィルムにおいて、前記易接
着層をガラス転移点が常温より低い第1のポリエステル
樹脂とガラス転移点が常温より高い第2のポリエステル
樹脂とで構成することによって、製造過程で、フィルム
基材と易接着層との間にブロッキングを生じず、かつえ
られた製品におけるポリエステルフィルムと赤外線遮断
層との間の接着強度が大きく、各種用途に好適に使用で
きる。
部分断面図である。
部分断面図である。
部分断面図である。
部分断面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 ポリエステルフィルムの一方の面に、易
接着層、錫ドープ酸化インジウム粉末とバインダー樹脂
からなる赤外線遮断層および感圧接着層を順次設けてな
り、前記易接着層が、ガラス転移点が常温より低い第1
のポリエステル樹脂とガラス転移点が常温より高い第2
のポリエステル樹脂を主成分とすることを特徴とする赤
外線遮断材料。 - 【請求項2】 ポリエステルフィルムの一方の面に、易
接着層、錫ドープ酸化インジウム粉末とバインダー樹脂
からなる赤外線遮断層および感圧接着層を順次設け、該
感圧接着層の表面にセパレータを貼着し、前記ポリエス
テルフィルムの他方の面にハードコート層を設けてな
り、前記易接着層が、ガラス転移点が常温より低い第1
のポリエステル樹脂とガラス転移点が常温より高い第2
のポリエステル樹脂を主成分とすることを特徴とする赤
外線遮断材料。 - 【請求項3】 ポリエステルフィルムの両面に易接着層
を設け、一方の易接着層の上に錫ドープ酸化インジウム
粉末とバインダー樹脂からなる赤外線遮断層を設けてな
り、前記易接着層のうち少なくともポリエステルフィル
ムと赤外線遮断層との間に介在される易接着層が、ガラ
ス転移点が常温より低い第1のポリエステル樹脂とガラ
ス転移点が常温より高い第2のポリエステル樹脂を主成
分とすることを特徴とする赤外線遮断材料。 - 【請求項4】 ポリエステルフィルムの両面に易接着層
を設け、一方の易接着層の上に錫ドープ酸化インジウム
粉末とバインダー樹脂からなる赤外線遮断層を設け、さ
らにその上に易接着層を設けてなり、前記易接着層のう
ち少なくともポリエステルフィルムと赤外線遮断層との
間に介在される易接着層が、ガラス転移点が常温より低
い第1のポリエステル樹脂とガラス転移点が常温より高
い第2のポリエステル樹脂を主成分とすることを特徴と
する赤外線遮断材料。 - 【請求項5】 第1のポリエステル樹脂のガラス転移点
が−20〜20℃であり、第2のポリエステル樹脂のガ
ラス転移点が50〜90℃であることを特徴とする請求
項1〜4のいずれかに記載の赤外線遮断材料。 - 【請求項6】 第1のポリエステル樹脂と第2のポリエ
ステル樹脂の配合比が重量比で30/70〜70/30
であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載
の赤外線遮断材料。 - 【請求項7】 前記赤外線遮断層のバインダー樹脂のガ
ラス転移点が40〜100℃であることを特徴とする請
求項1〜6のいずれかに記載の赤外線遮断材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03896998A JP3434699B2 (ja) | 1998-02-20 | 1998-02-20 | 赤外線遮断材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP03896998A JP3434699B2 (ja) | 1998-02-20 | 1998-02-20 | 赤外線遮断材料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH11235802A JPH11235802A (ja) | 1999-08-31 |
JP3434699B2 true JP3434699B2 (ja) | 2003-08-11 |
Family
ID=12539996
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03896998A Expired - Lifetime JP3434699B2 (ja) | 1998-02-20 | 1998-02-20 | 赤外線遮断材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3434699B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3648183B2 (ja) | 2001-08-29 | 2005-05-18 | 聡 澤村 | 透明シリコーン系被膜形成組成物及びその硬化方法。 |
US7952805B2 (en) * | 2006-08-22 | 2011-05-31 | 3M Innovative Properties Company | Solar control film |
-
1998
- 1998-02-20 JP JP03896998A patent/JP3434699B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH11235802A (ja) | 1999-08-31 |
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