JP3434200B2 - 車椅子 - Google Patents

車椅子

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JP3434200B2
JP3434200B2 JP10858798A JP10858798A JP3434200B2 JP 3434200 B2 JP3434200 B2 JP 3434200B2 JP 10858798 A JP10858798 A JP 10858798A JP 10858798 A JP10858798 A JP 10858798A JP 3434200 B2 JP3434200 B2 JP 3434200B2
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auxiliary wheel
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Inventor
博司 高田
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株式会社片山車椅子製作所
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車椅子、特に電動
用又は介護用の車椅子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の車椅子は、図5のように、両側の
主車輪及び補助輪が座席部より外側に突出した状態とな
っているため、狭い通路、例えば電車や飛行機等の車両
内での通行に支障が生じている。自操型の車椅子では手
押しのため車輪が外側に突出している必要があるが、電
動用又は介護用の車椅子においては車輪が邪魔になるこ
とが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、特に
電動用又は介護用の車椅子において車輪を座席の下に位
置させることで車輪の突出状態を解消して狭い通路での
通行を円滑にできる車椅子を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、両側
縦方向の背フレームの下部に主車輪を備えると共に、背
フレームに連結したベースフレームの前部に補助輪を備
えたものにおいて、夫々の背フレームの下部に内側への
屈曲部を介して車軸取付フレームを該背フレームの鉛直
線より内側に対向配置し、夫々の車軸取付フレームに主
車輪を取り付けることで主車輪を該背フレームの鉛直線
より内側に備えると共に、該背フレームの鉛直線より内
側に補助輪を備えた構成としている。なお、夫々のベー
スフレーム前部の補助輪取付フレームを、夫々外側への
屈曲部を介して該ベースフレームの前進延長線上に位置
させ、夫々の補助輪取付フレームに補助輪を取り付ける
ことで補助輪を主車輪の前進延長線上に配置してもよ
い。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の詳細を図示した形
態例で説明する。図1乃至図4で示す形態例において、
1は上端にハンドルを形成した縦方向の背フレームであ
り、両側に一対配置している。
【0006】該背フレーム1は略中央部に内側への屈曲
部10を介して車軸取付フレーム11を縦方向に連設し
て成り、したがって車軸取付フレーム11は背フレーム
1の鉛直線より内側に対向配置している。そして、この
車軸取付フレーム11の下端部に主車輪2の車軸21を
取り付けて主車輪2を背フレーム1の鉛直線上に対向配
置している。
【0007】3は両側中央部に位置するサイドフレーム
であり、その後端31を背フレーム1の屈曲部10の上
に固着すると共に、足載せ部材4を取り付ける足フレー
ム32を先部に斜めに垂下して連設している。
【0008】また、5はアームフレームであり、その水
平部上にアームレスト51を固着している。座席は、こ
れらサイドフレーム3上に設けられ、背もたれは背フレ
ーム1の屈曲部10から上の位置に設けられるのであ
る。したがって、座席は従来と同様であって座席幅も背
フレーム1の幅である。
【0009】6は両側下部に位置するベースフレームで
あり、その後部を車軸取付フレーム11の下端に固着す
ると共に、前部に外向きの屈曲部60を介して補助輪取
付フレーム61を連設している。したがって、両側の補
助輪取付フレーム61は夫々ベースフレーム1の前進延
長線上に位置し、夫々の補助輪取付フレーム61に設け
た取付環62に補助輪7を取り付けるのである。これに
より、補助輪7が主車輪2の前進延長線上に配置される
のである。
【0010】本例では、車軸取付フレーム11が背フレ
ーム1の鉛直線より内側に対向配置しているため、主車
輪2が背フレーム1の鉛直線上に対向配置することにな
ることから、座席の下に主車輪2が位置するのである。
即ち、座席の両側端の下に主車輪2が位置しているため
座席幅から主車輪が突出しないのである。
【0011】また、補助輪7は、屈曲部60によって外
側に位置する補助輪取付フレーム61に取り付けられる
ことで、背フレーム1と同一延長線上に位置することか
ら主車輪2と同一延長線上に配置されるのである。した
がって、補助輪7も座席の前部両側端の下に位置して座
席幅から補助輪が突出しないのである。
【0012】このように本例によると、座席の横から主
車輪2及び補助輪7が突出していないため、電車等の狭
い通路も通行できるのであり、座席幅が車椅子幅と同一
であることから通行可能幅が実感できて通行し易いので
ある。なお、足載せ部材4も横方向の突出状態を防ぐた
め、その足フレーム32の下端を内側に屈曲させて足載
せ部材4を取り付ければよい。
【0013】本例は上記の構成としたが、本発明におい
てはこれに限定されない。例えば、各フレームの材質や
形状は問わないが、軽金属パイプが好適である。また、
補助輪の取り付けは限定されず、ベースフレームではな
く、サイドフレームに連結されて垂下するフレームに取
り付けてもよい。補助輪をベースフレームに取り付ける
場合は、主車輪の前進延長線上に位置させるためベース
フレーム前部の補助輪取付フレームを屈曲部を介して外
側に配置するのである。
【0014】さらに、車軸取付フレーム及び主車輪は夫
々背フレームの鉛直線の内側夫々内側に備えればよく、
補助輪は主車輪の前進延長線上に位置させればよい。即
ち、主車輪及び補助輪が座席の下に配置して側部に突出
しなければよい。なお、主車輪及び補助輪の構成は適宜
である。また、車椅子は介護用及び自操用を問わない
が、自操用とする場合は主車輪を回転させるための補助
具が必要となる。しかしながら、自操用でも電動であれ
ば支障はない。
【0015】
【発明の効果】本発明の請求項1によると、座席幅は背
フレームの間隔により通常幅を確保でき、座席の横から
主車輪及び補助輪が突出しないため電車等の狭い通路も
通行できると共に、座席幅が車椅子幅と同一であること
から通行可能幅が実感できて通行し易いのである。また
請求項2では、補助輪をベースフレームに取り付けでき
るのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一形態例の斜視図である。
【図2】その必要なフレーム組みを示す斜視図である。
【図3】その必要なフレーム組みを示す拡大背面図であ
る。
【図4】その必要なフレーム組みを示す拡大横断平面図
である。
【図5】従来の斜視図である。
【符号の説明】
1 背フレーム 10 屈曲部 11 車軸取付フレーム 2 主車輪 3 サイドフレーム 32 足フレーム 6 ベースフレーム 60 屈曲部 61 補助輪取付フレーム 7 補助輪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−573(JP,A) 特開 平8−224276(JP,A) 特開 昭53−18145(JP,A) 特開 平11−137608(JP,A) 実開 平4−83234(JP,U) 実開 平6−38958(JP,U) 実開 昭64−42024(JP,U) 実開 昭54−95762(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61G 5/02 512 A61G 5/02 502 A61G 5/00 511

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側縦方向の背フレームの下部に主車輪
    を備えると共に、背フレームに連結したベースフレーム
    の前部に補助輪を備えたものにおいて、夫々の背フレー
    ム1の下部に内側への屈曲部10を介して車軸取付フレ
    ーム11を該背フレーム1の鉛直線より内側に対向配置
    し、夫々の車軸取付フレーム11に主車輪2を取り付け
    ることで主車輪2を該背フレーム1の鉛直線より内側に
    備えると共に、該背フレーム1の鉛直線より内側に補助
    輪7を備えたことを特徴とする車椅子。
  2. 【請求項2】 夫々のベースフレーム6前部の補助輪取
    付フレーム61を、夫々外側への屈曲部60を介して該
    ベースフレーム6の前進延長線上に位置させ、夫々の補
    助輪取付フレーム61に補助輪7を取り付けることで補
    助輪7を主車輪2の前進延長線上に配置した請求項1の
    車椅子。
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