JP3433564B2 - 高分子化合物及び化学増幅型ポジ型レジスト組成物 - Google Patents

高分子化合物及び化学増幅型ポジ型レジスト組成物

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JP3433564B2 JP11118895A JP11118895A JP3433564B2 JP 3433564 B2 JP3433564 B2 JP 3433564B2 JP 11118895 A JP11118895 A JP 11118895A JP 11118895 A JP11118895 A JP 11118895A JP 3433564 B2 JP3433564 B2 JP 3433564B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ベース樹脂としてレジ
スト組成物に配合すると、露光前後のアルカリ溶解速度
コントラストが大幅に高く、高感度で高解像性を有し、
特に超LSI製造用の微細パターン形成材料として好適
な化学増幅型ポジ型レジスト組成物を与える高分子化合
物及びこの化合物を含有する化学増幅型ポジ型レジスト
組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年、
LSIの高集積化と高速度化に伴い、パターンルールの
微細化が求められているなか、次世代の微細加工技術と
して遠紫外線リソグラフィーが有望視されている。遠紫
外線リソグラフィーは、0.5μm以下の加工も可能で
あり、光吸収の低いレジスト材料を用いた場合、基板に
対して垂直に近い側壁を有したパターン形成が可能にな
る。
【0003】近年開発された酸を触媒とした化学増幅型
ポジ型レジスト材料(特公平2−27660号、特開昭
63−27829号公報等記載)は、遠紫外線の光源と
して高輝度なKrFエキシマレーザーを利用し、感度、
解像性、ドライエッチング耐性が高く、優れた特徴を有
した遠紫外線リソグラフィーに特に有望なレジスト材料
として期待されている。
【0004】このような化学増幅型ポジ型レジスト材料
としては、ベースポリマー、酸発生剤からなる二成分
系、ベースポリマー、酸発生剤、酸不安定基を有する溶
解阻止剤からなる三成分系が知られている。
【0005】例えば、特開昭62−1156440号公
報にはポリ−4−tert−ブトキシスチレンと酸発生
剤からなるレジスト材料が提案され、この提案と類似し
たものとして特開平3−223858号公報に分子内に
tert−ブトキシ基を有する樹脂と酸発生剤からなる
二成分系レジスト材料、更に特開平4−211258号
公報にはメチル基、イソプロピル基、tert−ブチル
基、テトラヒドロピラニル基、トリメチルシリル基含有
ポリヒドロキシスチレンと酸発生剤からなる二成分系の
レジスト材料が提案されている。
【0006】更に、特開平6ー100488号公報には
ポリ「3,4−ビス(2−テトラヒドロピラニルオキ
シ)スチレン」、ポリ「3,4−ビス(tert−ブト
キシカルボニルオキシ)スチレン」、ポリ「3,5−ビ
ス(2−テトラヒドロピラニルオキシ)スチレン」等の
ポリジヒドロキシスチレン誘導体と酸発生剤からなるレ
ジスト材料が提案されている。
【0007】また、三成分系レジスト材料としては、ベ
ース樹脂としてノボラック樹脂、酸発生剤、溶解阻止剤
からなるものが一般的である。
【0008】しかしながら、これらレジスト材料は、レ
ジスト膜の溶解速度のコントラストが十分でなく、感度
及び解像度が満足できるものでなかったり、プロセス適
応性が十分でないなど、いずれも問題を有しており、未
だ実用化に至っていないのが現状であり、これら問題の
改善が望まれる。
【0009】本発明は上記事情に鑑みなされたもので、
ベース樹脂としてレジスト組成物に配合した場合、従来
のレジスト材料を上回る高感度及び高解像度、露光余裕
度、プロセス適応性を有するレジスト材料を与える高分
子化合物及びこの高分子化合物をベース樹脂として使用
した化学増幅型ポジ型レジスト組成物を提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明者は上記
目的を達成するため鋭意検討した結果、下記一般式
(1)で示され、重量平均分子量が3,000〜30
0,000の高分子化合物あるいは下記一般式(2)で
示され、重量平均分子量が3,000〜300,000
の高分子化合物をベース樹脂として用い、これに酸発生
剤等を添加して調製することにより、高感度及び高解像
度で露光余裕度、プロセス適応性に優れ、実用性が高
く、精密な微細加工に有利であり、超LSI用などに非
常に有効なレジスト材料を与える化学増幅型ポジ型レジ
スト組成物が得られることを見出した。
【0011】
【化3】 (但し、式中R1は水素原子又はメチル基であり、nは
上記平均分子量とする数である。)
【0012】
【化4】 〔但し、式中R1、R2、R4、R6はそれぞれ水素原子又
はメチル基、R3、R5はそれぞれ水素原子、炭素数1〜
6個のアルキル基又は−OX基(Xは水素原子又は酸不
安定基)である。また、R7は水素原子、R8は−COO
Y(Yは水素原子又は酸不安定基)であるが、R7とR8
は互いに結合して−CO−O−CO−となってもよい。
pは正数、q、r、sは0又は正数であるが、q、r、
sの少なくとも1つは正数で、0<p/(p+q+r+
s)<1を満足する数である。〕
【0013】この場合、上記一般式(1)の高分子化合
物、即ちポリ(4−ビニルベンゾジオキソール)は、分
子中に2分子存在する−OH基が酸に不安定なアセター
ルの形で保護されている。このような高分子化合物をベ
ース樹脂としてレジスト組成物に配合した場合、露光、
加熱、現像のパターニングプロセスにおいて、未露光部
ではアルカリに対する溶解速度が制御され、露光部では
マトリックスであるベース樹脂の酸不安定基部分が分解
されることによってアルカリ水溶液に対する溶解速度が
促進されるもので、特に上記式(1)の高分子化合物
は、カテコールのOH基の保護基をアセタールとしたこ
とによって、酸による分解が容易になり溶解速度が非常
に高いものである。
【0014】これらのことから、上記式(1)の高分子
化合物をベース樹脂として使用した化学増幅型ポジ型レ
ジスト組成物材料は、レジスト膜の露光部、未露光部の
アルカリ水溶液に対する溶解速度のコントラストが従来
のものより極めて高く、結果的に高感度及び高解像性を
有するレジスト材料となること、更に上記式(1)の高
分子化合物を共重合させた上記式(2)の高分子化合物
についても上記と同様の特性を有し、この共重合体をベ
ース樹脂として配合した化学増幅型ポジ型レジスト組成
物は、上記の優れた性能を有し、かつパターンの寸法制
御、パターンの形状コントロールを組成により任意に行
うことが可能であり、プロセス適応性にも優れた化学増
幅型ポジ型レジスト材料となることを知見し、本発明に
至ったものである。
【0015】従って、本発明は、 (i)上記一般式(2)で示され、重量平均分子量が
3,000〜300,000であることを特徴とする高
分子化合物、 (ii)(A)有機溶剤、(B)ベース樹脂として上記
一般式(1)又は(2)で示される高分子化合物、
(C)酸発生剤を含有してなることを特徴とする化学増
幅型ポジ型レジスト組成物を提供する。この場合、レジ
スト組成物は、溶解阻止剤を含有することができる。
【0016】以下、本発明につき更に詳細に説明する
と、本発明の第1発明の高分子化合物は、下記一般式
(1)で示されるものである。
【0017】
【化5】 (但し、式中R1は水素原子又はメチル基であり、nは
上記平均分子量とする数である。)
【0018】次に、本発明の第2発明の高分子化合物
は、下記一般式(2)で示される共重合体である。
【0019】
【化6】 〔但し、式中R1、R2、R4、R6はそれぞれ水素原子又
はメチル基、R3、R5はそれぞれ水素原子、炭素数1〜
6個のアルキル基又は−OX基(Xは水素原子又は酸不
安定基)である。また、R7は水素原子、R8は−COO
Y(Yは水素原子又は酸不安定基)であるが、R7とR8
は互いに結合して−CO−O−CO−となってもよい。
pは正数、q、r、sは0又は正数であるが、q、r、
sの少なくとも1つは正数で、0<p/(p+q+r+
s)<1を満足する数である。〕
【0020】上記式(2)において、R1、R2、R4
6はそれぞれ水素原子又はメチル基であり、R3、R5
はそれぞれ水素原子、メチル基、エチル基、プロピル
基、ブチル基等の炭素数1〜6個のアルキル基又は−O
X基(Xは水素原子又は酸不安定基)である。また、R
7は水素原子、R8は−COOY(Yは水素原子又は酸不
安定基)であるが、R7とR8は互いに結合して−CO−
O−CO−となってもよい。
【0021】この場合、上記式(2)中の酸不安定基と
しては、例えばtert−ブトキシカルボニル基、te
rt−ブトキシカルボニルメチル基、tert−ブチル
基、メトキシメチル基、メトキシエチル基等のアルコキ
シアルキル基、テトラヒドロピラニル基、トリアルキル
シリル基等が挙げられる。なお、上記式(2)の共重合
体において、上記酸不安定基の含有量は、レジスト膜の
溶解速度のコントラストに影響し、パターン寸法制御、
パターン形状等のレジスト材料の特性にかかわるもので
ある。
【0022】なお、pは正数、q、r、sは0又は正数
で、0<p/(p+q+r+s)<1を満足する数であ
る。この場合、q、r、sの好適範囲はいずれも0以上
1未満であるが、q、r、sの少なくとも1つは正数で
ある。
【0023】上記式(1)、(2)の高分子化合物は、
それぞれ重量平均分子量(測定法は後述のとおりであ
る)が3,000〜300,000、好ましくは3,0
00〜30,000である必要がある。重量平均分子量
が3,000に満たないとレジスト材料が耐熱性に劣る
ものとなり、300,000を越えるとアルカリ溶解性
が低下し、パターン形成後に裾引き現象が生じやすくな
ってしまう。
【0024】更に、上記高分子化合物においては、分子
量分布(Mw/Mn)が広い場合は低分子量や高分子量
のポリマーが存在し、低分子量のポリマーが多く存在す
ると耐熱性が低下する場合があり、高分子量のポリマー
が多く存在するとアルカリに対して溶解し難いものを含
み、パターン形成後の裾引きの原因となる場合がある。
それ故、パターンルールが微細化するに従ってこのよう
な分子量、分子量分布の影響が大きくなり易いことか
ら、微細なパターン寸法に好適に用いられるレジスト材
料を得るには、上記高分子化合物の分子量分布は1.0
〜1.5、特に1.0〜1.3と単分散であることが好
ましい。
【0025】上記式(1)、(2)の高分子化合物は、
特定のモノマーをラジカル重合又は付加重合(リビング
アニオン重合)させることにより製造することができ
る。更に、特にパターンルールが微細化されたレジスト
材料に適用する場合は、上記の理由から単分散であるこ
とが望ましく、単分散の高分子化合物を得るには、一般
的にラジカル重合等で重合した広い分子量分布を持った
ポリマーを分別して単分散にする方法、リビングアニオ
ン重合で単分散とする方法が採用できるが、前者の分別
を行う方法は工程が複雑となるため、後者のリビングア
ニオン重合法が好適に用いられる。なお、共重合体の中
ではリビングアニオン重合が不可能なモノマーもあるの
で、ラジカル重合が好適に用いられる共重合体もある。
【0026】具体的には、上記式(1)の高分子化合物
は、下記構造式(3)で示されるモノマーをラジカル重
合又はリビングアニオン重合させることにより製造する
ことができる。
【0027】
【化7】 (但し、式中R1は上記と同様の意味を示す。)
【0028】また、上記式(2)の高分子化合物は、上
記式(3)のモノマーと下記一般式(4)、(5)、
(6)で示されるモノマーから選ばれる適宜なモノマー
をラジカル共重合又はリビングアニオン共重合させるこ
とにより製造することができる。
【0029】
【化8】 (但し、式中R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8は上
記と同様の意味を示す。)
【0030】上記式(1)の高分子化合物をラジカル重
合で製造する場合は、重合開始剤を用いて通常の方法で
行うことができる。この場合、重合開始剤としては、通
常使用されているものを通常量で使用することができる
が、有機過酸化物、特に10時間半減期で40℃〜90
℃の有機過酸化物(例えばラウロイルパーオキサイド
等)がより好適に用いられる。
【0031】また、上記ラジカル重合は有機溶媒中で行
うことが好ましい。用いられる有機溶媒としては、具体
的に芳香族炭化水素、環状エーテル、脂肪族炭化水素溶
媒(例えばベンゼン、トルエン、テトラヒドロフラン、
ジオキサン、テトラヒドロピラン、ジメトキシエタン、
n−ヘキサン、シクロヘキサン等)やこれらの混合溶媒
が挙げられるが、特にアセトンを使用することが好まし
い。有機溶媒の使用量は通常モノマー濃度で10〜50
重量%が好ましい。
【0032】ラジカル重合条件は適宜調整し得るが、有
機過酸化物の10時間半減期より20℃から50℃高い
温度で3〜10時間反応させることが好ましい。
【0033】次に、単分散の高分子化合物を製造する際
には、上述したように上記式(3)のモノマーをリビン
グアニオン重合させることが好ましい。
【0034】ここで、リビングアニオン重合は、公知の
リビングアニオン重合開始剤を用いて行うことができる
が、特に単分散の上記式(1)の高分子化合物〔ポリ
(4−ビニルベンジゾジオキソール)を得るには、リビ
ングアニオン開始剤の中でも特に有機金属化合物を用い
ることが好ましい。上記有機金属化合物としては、例え
ばn−ブチルリチウム、sec−ブチルリチウム、te
rt−ブチルリチウム、ナトリウムナフタレン、ナフタ
レンカリウム、アントラセンナトリウム、α−メチルス
チレンテトラマージナトリウム、クミルカリウム、クミ
ルセシウム等の有機アルカリ金属等が挙げられる。な
お、リビングアニオン重合開始剤の添加量は、設計分子
量(=モノマー重量/開始剤のモル数)の関係から計算
される。
【0035】上記式(3)のモノマーの重合は、一般に
有機溶媒中で行われる。用いられる有機溶媒としては、
上記ラジカル重合の場合と同様の溶媒が挙げられるが、
特にテトラヒドロフランを使用することが好ましい。
【0036】重合に供するモノマーの濃度は1〜30重
量%が適切であり、反応は高真空下又はアルゴン、窒素
等の不活性ガス雰囲気下で撹拌して行うことが望まし
い。反応温度は−78℃から使用する反応溶液の沸点温
度まで自由任意に選択することができるが、特にテトラ
ヒドロフラン溶媒では−78℃〜0℃、ベンゼン溶媒を
用いた場合には室温が好ましい。
【0037】重合反応は約10分〜7時間とすることが
でき、この反応によって上記一般式(1)のポリマーを
得ることができる。なお、重合反応の停止は、例えばメ
タノール、水、メチルブロマイド等の停止剤を反応系に
添加することにより行うことができる。
【0038】上記重合反応は、モノマーが100%反応
し、分子量を適宣調節することができるので、得られた
ポリ(4−ビニルベンゾジオキソール)の分子量分布が
単分散(Mw/Mn=1.00〜1.50)となり得る
ものである。
【0039】なお、ここで、重量平均分子量(Mw)
は、使用したモノマーの重量と開始剤のモル数(分子
数)から容易に計算でき、光散乱法により測定すること
ができる。また、重量平均分子量(Mn)は膜浸透圧計
を用いて測定できる。更に、分子構造は赤外吸収(I
R)スペクトル及び1H−NMRスペクトルによって容
易に確認する事ができ、分子量分布の評価はゲルパーミ
エーションクロマトグラフィー(GPC)によって行う
ことができる。
【0040】次に、上記式(2)の高分子化合物(共重
合体)は、上述したように上記式(3)のモノマーとそ
の構造に応じた上記式(4)、(5)、(6)のモノマ
ーから選ばれるモノマーとを使用し、ラジカル重合法又
はリビングアニオン重合法により製造することができ
る。
【0041】この場合、上記式(2)の高分子化合物の
合成は、上記式(1)の高分子化合物を製造する場合と
ほぼ同様の方法でラジカル重合、リビングアニオン重合
させることにより行うことができるが、特に、上記式
(3)の化合物と上記式(4)、(5)の化合物とを共
重合させる場合は、分子中に水酸基があるとアニオン重
合できないので、予め水酸基を保護したモノマー(例え
ば、水酸基を保護してp−tert−ブトキシスチレ
ン、4−ビニルベンゾジオキソール等としたモノマー)
をランダム、ブロック共重合した後、保護基を脱離し、
更に後述のように酸不安定基を高分子反応により付加す
る方法を採用することが望ましい。
【0042】また、上記式(2)の共重合体が一般式
(6)のモノマーを含む共重合体である場合は、一般式
(6)のモノマーがリビングアニオン重合させ難いので
ラジカル重合により合成することが好ましい。
【0043】上記式(2)の高分子化合物については、
モノマーを共重合させた後、必要に応じて分子中のte
rt−ブチル基、アセタール基等の−OH基の保護基を
加水分解させたり、酸不安定基を高分子反応により付加
させることができる。
【0044】この場合、tert−ブチル基、アセター
ル基等の−OH基の保護基の加水分解反応は、ジオキサ
ン、アセトン、アセトニトリル、ベンゼン、水等の混合
溶媒中で塩酸、臭化水素酸等の酸を適量滴下することに
よって容易に行うことができる。これらの反応中、高分
子化合物の主鎖が切断されたり、分子間に架橋反応が起
こるということがないので、容易に分子量分布が制御さ
れた−OH基を有するポリスチレン誘導体を得ることが
できる。
【0045】また、酸不安定基の付加は、分子中の−O
H基の保護基を加水分解した後、高分子反応させること
により行うことができる。
【0046】この高分子反応は、具体例にはOH基のt
ert−BOC化反応はピリジン溶媒中で二炭酸ジ−t
ert−ブチルと反応させることにより、テトラヒドロ
ピラニル化反応はTHF中でジヒドロピランと反応させ
ることにより、tert−ブトキシカルボニルメチル化
反応はジメチルスルホキシド中でカリウムtert−ブ
トキシドとtert−ブトキシカルボニルメチルブロマ
イドとの反応により行うことができる。アルコキシアル
キル化反応はジメチルホルムアミド中で酸を触媒として
ビニルエーテル化合物、イソプロペニルエーテル化合物
との反応により行うことができるが、メトキシメチル化
反応の場合にはジメチルスルホキシド中でNaHとクロ
ロメチルエーテルと反応させることが好ましい。アルキ
ルシリル化反応はイミダゾール存在下、アルキルシリル
クロライドとの反応により行うことができる。
【0047】本発明の化学増幅型ポジ型レジスト組成物
は、有機溶剤、ベース樹脂として上記式(1)又は
(2)の高分子化合物、酸発生剤、更には溶解阻止剤等
を含有してなるものである。
【0048】ここで、本発明で使用される有機溶剤とし
ては、酸発生剤、ベース樹脂、溶解阻止剤が溶解可能な
有機溶媒であれば何れでも良い。このような有機溶剤と
しては、例えばシクロヘキサノン、メチル−2−n−ア
ミルケトン等のケトン類、3−メトキシブタノール、3
−メチル−3−メトキシブタノール、1−メトキシ−2
−プロパノール、1−エトキシ−2−プロパノール等の
アルコール類、プロピレングリコールモノメチルエーテ
ル、エチレングリコールモノメチルエーテル、プロピレ
ングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコール
モノエチルエーテル、プロピレングリコールジメチルエ
ーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル等のエ
ーテル類、プロピレングリコールモノメチルエーテルア
セテート、プロピレングリコールモノエチルエーテルア
セテート、乳酸エチル、ピルビン酸エチル、酢酸ブチ
ル、メチル−3−メトキシプロピオネート、エチル−3
−エトキシプロピオネート等のエステル類などが挙げら
れ、これらの一種類を単独で又は二種類以上を混合して
使用することができるが、これらに限定されるものでは
ない。本発明では、これらの有機溶剤の中でもレジスト
成分中の酸発生剤の溶解性が最も優れているジエチレン
グリコールジメチルエーテルや1−エトキシ−2−プロ
パノールが好ましく使用される。
【0049】有機溶剤の使用量は、ベース樹脂100部
(重量部、以下同様)に対して200〜1,000部、
特に400〜800部が好適である。
【0050】更に、酸発生剤としては、例えばオニウム
塩、スルホン化物、ハロゲン含有化合物、トリアジン化
合物等が挙げられるが、中でもオニウム塩、スルホン化
物が好ましい。オニウム塩として具体的には、トリフェ
ニルスルホニウムトリフレート誘導体、トリフェニルス
ルホニウムトシレート誘導体等が例示されるが、これら
に限定されるものではない。また、スルホン化物として
はアルキルスルホン酸エステル誘導体、アジドスルホン
酸誘導体等が例示されるが、これらに限定されるもので
はない。酸発生剤の添加量は、ベース樹脂100部に対
して1〜20部、特に2〜10部が望ましい。
【0051】本発明組成物を三成分系レジスト材料とし
て用いる場合には、更に溶解阻止剤を添加することがで
きる。溶解阻止剤としては、分子内に一つ以上の酸不安
定基を有するものが好ましく使用される。具体的にはビ
スフェノールA誘導体、フェノールフタレイン誘導体等
が例示され、これらに限定されるものではないが、特に
水酸基の水素原子をtert−ブトキシカルボニル基で
置換した化合物が好ましく使用される。これら溶解阻止
剤の添加量は、ベース樹脂100部に対して5〜50
部、特に10〜30部が好ましい。
【0052】更に、本発明のレジスト組成物には、上記
必須成分以外に任意成分として塗布性を向上させるため
の界面活性剤、基板よりの乱反射の影響を少なくするた
めの吸光性材料、環境安定剤としてのアミン化合物など
の添加剤を添加することができる。なお、任意成分の添
加量は、本発明の効果を妨げない範囲で通常量とするこ
とができる。
【0053】本発明のポジ型レジスト組成物を使用して
パターンを形成するには、公知のリソグラフィー技術を
採用して行うことができ、例えばシリコーンウェハー上
にスピンコーティングし、0.5〜1.5μmに塗布し
て80〜120℃でプリベークした後、遠紫外線、電子
線、X線等の光エネルギーを照射して露光し、70〜1
10℃で60〜120秒ポストエクスポージャベーク
(PEB)し、次いでアルカリ水溶液で現像することに
より行うことができる。なお、本発明材料は、特に高エ
ネルギー線の中でも254〜193nmの遠紫外光及び
電子線による微細パターニングに最適である。
【0054】
【発明の効果】本発明の高分子化合物をベース樹脂とし
て使用した化学増幅型ポジ型レジスト組成物は、高エネ
ルギー線に感応し、感度、解像性、プラズマエッチング
耐性に優れ、しかもレジストパターンの耐熱性にも優れ
ている。また、パターンがオーバーハング状になりにく
く、寸法制御性に優れている。従って、本発明の化学増
幅型ポジ型レジスト組成物は、これらの特性より特にK
rFエキシマレーザの露光波長での吸収が小さいレジス
ト材料となり得るもので、微細でしかも基盤に対して垂
直なパターンを容易に形成できるものであり、超LSI
製造用の微細パターン生成材料として好適である。
【0055】
【実施例】以下、合成例、実施例及び比較例を示して本
発明を具体的に説明するが、本発明は下記実施例に制限
されるものではない。
【0056】〔合成例1〕500mlのフラスコに2g
のラウリルパーオキサイド、10gの4−ビニルベンゾ
オキソール(モノマーA)及び3,4ジヒドロキシスチ
レン(モノマーB)60g(モノマーA:モノマーB
(モル比)=0.82:0.18)、アセトン120m
lを仕込んでフラスコを窒素置換後、この混合液を90
℃で6時間反応させて重合反応を行った。重合反応終了
後、得られたポリマーをメタノールで洗浄し、乾燥させ
た。このポリマーをGPCで分析したところ、重量平均
分子量(Mw)が16,500、分子量分布(Mw/M
n)1.67で、収率は95%であった。
【0057】次に、上記のポリマーを更にベンゼン/メ
タノール系の溶媒に溶解し分別処理を行った。このよう
に分別処理したポリマーを再度乾燥したところ、重量平
均分子量14,500、分子量分布1.30を有する下
記示性式で示される構造を有するポリマー1が得られ
た。なお、このポリマー1を1H−NMRにて分析した
ところ、5.8ppmに0−CH2−Oの由来のピーク
が観察された。
【0058】〔合成例2〜6〕モノマーA、Bとして表
1に示すような種類の化合物を特定の組成比で使用する
以外は実施例1と同様な方法によりポリマー2〜6を得
た。
【0059】得られたポリマーの構造は下記示性式の通
りであり、それぞれの重量分子量、分子量分布は表1に
示す通りであった。
【0060】〔合成例7〕単分散のポリ(5−ビニルベンゾオキソール)の合成 重合は2Lのフラスコに溶媒としてテトラヒドロフラン
700ml、開始剤としてn−ブチルリチウム2×10
-3molを仕込んだ。この混合溶液にー78℃で4−ビ
ニルベンゾオキソール40gを添加し、1時間撹拌しな
がら重合させた。反応溶液は赤色を呈した。重合終了は
反応溶液にメタノールを添加して行った。
【0061】次に、反応溶液をメタノール中に注ぎ、得
られた重合体を沈澱させた後、分離し、乾燥したとこ
ろ、39gの白色重合体(ポリマー7)が得られた。得
られた重合体は下記示性式で示される構造を有し、GP
C溶出曲線は図1に示す通りであり、また、膜浸透圧法
による重量平均分子量は1.8×104g/molであ
った。GPC溶出曲線より分子量分布の点で非常に単分
散性(Mw/Mn=1.08)の高い重合体であること
が確認された。重量平均分子量(Mw)及び分子量分布
(Mw/Mn)を表1に示す。
【0062】〔合成例8〕重合は2Lのフラスコに溶媒
としてテトラヒドロフラン700ml、開始剤としてn
−ブチルリチウム2×10-3molを仕込んだ。この混
合溶液に−78℃でp−tert−ブトキシスチレン2
0gと4−ビニルベンゾオキソール20gとを混合した
溶液を添加し、1時間撹拌しながら重合させた。この反
応溶液は赤色を呈した。重合終了は反応溶液にメタノー
ルを添加して行った。
【0063】次に、反応溶液をメタノール中に注ぎ、得
られた重合体を沈澱させた後、分離し、乾燥したとこ
ろ、39gの白色重合体(ポリマー8)が得られた。得
られた重合体の構造は下記示性式で示される通りであ
り、GPC溶出曲線は図2に示す通りであり、1H−N
MRの結果より、4−ビニルベンゾオキソール50%、
p−tert−ブトキシスチレン50%からなる共重合
体であること、また、膜浸透圧法により重量平均分子量
が1.8×104g/molであることがわかった。更
に、GPC溶出曲線より分子量分布の点で非常に単分散
性(Mw/Mn=1.10)の高い重合体であることが
確認できた。
【0064】〔合成例9〕表1に示すような種類のモノ
マーを特定の組成比で使用する以外は実施例1と同様な
方法によりポリマー9を得た。
【0065】得られたポリマーの構造は下記示性式の通
りであり、それぞれの重量分子量、分子量分布は表1に
示す通りであった。
【0066】
【表1】
【0067】
【化9】
【0068】
【化10】
【0069】〔実施例、比較例〕上記合成例で得られた
ポリマー1(Polym1)からポリマー9(Poly
m9)をベース樹脂として使用し、下記式(PAG1)
から(PAG4)で示される酸発生剤と下記式(DRI
1)から(DRI3)で示される溶解阻止剤を表2に示
す組成でジエチレングリコールジメチルエーテル(DG
LM)に溶解し、レジスト組成物を調合し、更に各組成
物を0.2μmのテフロン製フィルターで濾過すること
により、レジスト液をそれぞれ調製した。
【0070】また、比較のため、表3に示すように下記
示性式(Polym10)で示されるポリマーをベース
樹脂として使用して上記と同様にレジスト液を調製し
た。
【0071】得られたレジスト液をシリコーンウエハー
上へスピンコーティングし、0.8μmの厚さに塗布し
た。次いで、このシリコーンウエハーをホットプレート
を用いて100℃で120秒間ベークした。これをエキ
シマレーザーステッパー(ニコン社、NSR−2005
EX8A,NA=0.5)を用いて露光し、90℃で6
0秒ベークを施し、2.38%のテトラメチルアンモニ
ュウムヒドロキシドの水溶液で現像を行うと、ポジ型の
パターンを得ることができた。得られたレジストパター
ンを下記方法で評価した。結果を表2、3に示す。評価方法 :まず、感度(Eth)を求めた。次に0.3
5μmのラインアンドスペースを1:1で解像する露光
量を最適露光量(Eop)として、この露光量における
分離しているラインアンドスペースの最小線幅を評価レ
ジストの解像度とした。解像したレジストパターンの形
状は、走査型電子顕微鏡を用いて観察した。
【0072】表2の結果より、本発明の化学増幅型ポジ
型レジスト材料は、良好な感度、高い解像力を有するこ
と、またパターン形状が良好で寸法制御性に優れ、プラ
ズマエッチング耐性、レジストパターンの耐熱性にも優
れていることが確認された。
【0073】
【表2】
【0074】
【表3】
【0075】
【化11】
【0076】
【化12】
【0077】
【化13】
【図面の簡単な説明】
【図1】合成例7で得られた高分子物質のGPC溶出曲
線を示すグラフである。
【図2】合成例8で得られた高分子物質GPC溶出曲線
を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土谷 純司 新潟県中頸城郡頸城村大字西福島28−1 信越化学工業株式会社 合成技術研究 所内 (72)発明者 石原 俊信 新潟県中頸城郡頸城村大字西福島28−1 信越化学工業株式会社 合成技術研究 所内 (56)参考文献 Daly W H and Moul ay S,SYNTHESIS OF POLY(VINYLCATECHOL ES),Journal of Pol ymer Science; Poly mer Symposium,米国, 1986年,74,229、233−234 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) CA(STN)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(2)で示され、重量平均分
    子量が3,000〜300,000であることを特徴と
    する高分子化合物。 【化2】 〔但し、式中R1、R2、R4、R6はそれぞれ水素原子又
    はメチル基、R3、R5はそれぞれ水素原子、炭素数1〜
    6個のアルキル基又は−OX基(Xは水素原子又は酸不
    安定基)である。また、R7は水素原子、R8は−COO
    Y(Yは水素原子又は酸不安定基)であるが、R7とR8
    は互いに結合して−CO−O−CO−となってもよい。
    pは正数、q、r、sは0又は正数であるが、q、r、
    sの少なくとも1つは正数で、0<p/(p+q+r+
    s)<1を満足する数である。〕
  2. 【請求項2】 分子量分布が1.0〜1.5の単分散ポ
    リマーである請求項1記載の高分子化合物。
  3. 【請求項3】 (A)有機溶剤 (B)ベース樹脂として請求項1又は2記載の高分子化
    合物 (C)溶解阻止剤 (D)酸発生剤を含有してなることを特徴とする化学増
    幅型ポジ型レジスト組成物。
  4. 【請求項4】 (A)有機溶剤 (B)ベース樹脂として請求項1又は2記載の高分子化
    合物 (C)酸発生剤を含有してなることを特徴とする化学増
    幅型ポジ型レジスト組成物。
  5. 【請求項5】 (A)有機溶剤 (B)ベース樹脂として下記一般式(1)で示され、重
    量平均分子量が3,000〜300,000であること
    を特徴とする高分子化合物 【化15】 (但し、式中R1は水素原子又はメチル基であり、nは
    上記平均分子量とする数である。) (C)酸発生剤を含有してなることを特徴とする化学増
    幅型ポジ型レジスト組成物。
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