JP3433266B2 - 投写レンズ - Google Patents

投写レンズ

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JP3433266B2
JP3433266B2 JP09250894A JP9250894A JP3433266B2 JP 3433266 B2 JP3433266 B2 JP 3433266B2 JP 09250894 A JP09250894 A JP 09250894A JP 9250894 A JP9250894 A JP 9250894A JP 3433266 B2 JP3433266 B2 JP 3433266B2
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projection lens
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projection
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俊秀 金子
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    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
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    • G02B13/16Optical objectives specially designed for the purposes specified below for use in conjunction with image converters or intensifiers, or for use with projectors, e.g. objectives for projection TV

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Lenses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明はハイビジョン、コンピュ
ータ等の高精細画像を投写するのに適した軽量、低コス
トの投写レンズに関する。 【0002】 【従来の技術】現在、40インチ以上の大画面映像を得
る手段として、小型の映像源を投写レンズにて拡大投影
する方式が主流である。この投影方式によるプロジェク
ターは民生品から業務用まで幅広い分野での利用が見込
まれており、特にプレゼンテーションシステム、監視用
モニターなどには100インチクラスの高精細映像が必
要となり、投写レンズの性能の担うところが大きい。 【0003】また、スクリーンに前面より投写し、映画
を見るようなスタイルで鑑賞するフロント投写型プロジ
ェクターは、設置場所の変更、スクリーンサイズの変更
毎に複数の調整を必要とする。このため、単一の投写レ
ンズで広い範囲のスクリーンサイズに対応でき、簡易に
調整ができる投写レンズへの要求があった。 【0004】プロジェクターに用いられる投写レンズ
は、投写映像の明るさを十分確保するためにFナンバー
を1近くとする必要があり、また、画面全域にわたって
良好に収差補正されていなければならない。従来、十分
なレンズ性能を得るためにガラスレンズのみで構成する
には枚数が多くなり重量、コストの点で不利であった。
また、非球面のプラスチックレンズを用いた例では非球
面量が大きく、加工の難易さ、精度の点で問題があり、
十分設計性能が発揮できないという問題があった。この
ため軽量、低コストの投写レンズが求められていた。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】従来、プロジェクター
に用いられる投写レンズは任意のスクリーンサイズに対
応した設計を行っており、設計時の近軸倍率で最高の光
学特性が得られるように諸収差が補正されている。従っ
て、倍率の変更によりスクリーンサイズを可変とする場
合には投写レンズの一部あるいは全体について、あらた
めて収差補正の設計を行なう必要があった。 【0006】レンズの再設計なしに、レンズエレメント
の移動機構のみで複数のスクリーンサイズに対応できる
構成の投写レンズに関する報告もなされているが、実際
の使用に耐えうる投写レンズの性能を確保する上で、ズ
ーム比にして約2倍程度が限界であった。 【0007】また、ハイビジョン、コンピュータ等の高
精細映像を投影するための投写レンズには高い結像性能
が要求され、高精度の収差補正が要求される。そこで、
複数のスクリーンサイズに対応し十分な結像性能を維持
するためには、レンズエレメントの光学配置をあまり変
えることなく変倍可能な設計とする必要があった。 【0008】さらにガラスレンズのみで投写レンズを構
成するにはレンズ枚数が多くなり、重量、コスト、取り
付け構造など種々の問題が生じていた。また、非球面の
プラスチックレンズを用いた設計例では、非球面量が大
きくなり加工が困難、温湿度などの環境変化により光学
特性、形状が変化し設計性能が十分発揮できない等の課
題があった。 【0009】本発明は上記のような課題を解決するため
になされたものであり、1つの目的は単一の投写レンズ
にてズーム比約4倍のスクリーンサイズに対応が可能で
あり、ハイビジョン、コンピュータ等の高精細映像の投
影にも耐えうる投写レンズを提供することにある。 【0010】また、本発明の他の目的は、画面全域にわ
たって結像性能に優れ、加工の容易な形状の非球面レン
ズを有し、かつ、温湿度の環境変化に強い構成の投写レ
ンズを提供することにある。 【0011】 【課題を解決するための手段】本発明に係る投写レンズ
は、スクリーン側から順に、正のメニスカス形状で、両
面に非球面を有する第1レンズ、負のメニスカス形状の
第2レンズ、集光作用を担う第3、4レンズ、両面に非
球面を有する第5、6レンズ、スクリーン側に凹面を向
けたメニスカス形状の第7レンズ、及びスクリーン側に
凹面を向けた第8レンズが配列されている。 【0012】 【0013】 【0014】 【0015】 【0016】また、本発明に係る投写レンズは、下記条
件を満足することを特徴とするものである。 0. 08 < p1/p0 < 0. 17 ‥‥‥ (1) 1. 00 < p8/p7 < 6. 00 ‥‥‥ (2) 但し、 p0 : 投写レンズ全系のパワー(度,屈折力) p1 : 第1レンズのパワー p7 : 第7レンズのパワー p8 : 第8レンズのパワー 【0017】 【0018】 【0019】 【0020】 【作用】本発明に係る投写レンズにおいては、スクリー
ン側より第1、2レンズを有することにより、球面収差
の補正、コマ収差の補正及び発散作用を有する。第3、
4レンズは全系の大部分の集光作用を有し、ガラスレン
ズで構成されることから温湿度変化によるデフォーカス
が少ない。第5レンズは集光作用と前群レンズ系との球
面収差のバランス、非点収差の補正を行なう。第6レン
ズはコマ、非点、歪曲収差を画面全域にわたって高度に
補正する。第7レンズは負のパワーを有し、そのメニス
カス形状により像面に正しく像を結ばせるための像面湾
曲補正の補佐的役割を果たす。スクリーン側に凹面を向
けた第8レンズは第7レンズと合わせて像面湾曲補正を
行なう。 【0021】 【0022】 【0023】上述の作用を十分に発揮するために第1、
5、6レンズは少なくとも1面を非球面形状とし、投写
レンズの軽量化、コスト低減の為に硝材をプラスッチッ
クとする。 【0024】また、本発明に係る投写レンズにおいて
は、条件(1)、(2)を満足することを特徴とし、
(1)の条件は第1レンズのパワーに関するものであ
り、下限を越えると光束径が広がりレンズ径が大きくな
るとともにFナンバを確保することが困難となる。 【0025】また、上限を越えると球面収差の補正が困
難になるとともに、Fナンバを確保するために第2群レ
ンズの負のパワーが強くなり、特に周辺光線の第2群レ
ンズ入射角がきつくなるため、コントラストの劣化をま
ねく恐れがある。 【0026】(2)の条件は第7、8レンズの負のパワ
ー配分に関するものであり、投写レンズの倍率変更時の
レンズ性能に大きな影響を与える。レンズ設計時の近軸
倍率を基準として、レンズ群の移動により近軸倍率を小
さくした場合を例にとると、(2)の条件は下限を越え
ると像面湾曲補正がアンダーとなり、特に周辺部におけ
る収差バランスが崩れ、他のレンズ群の移動によって補
正することが困難となる。 【0027】また、上限を越えると像面湾曲補正がオー
バーとなり同様の理由から収差補正が困難となる。 【0028】 【0029】 【0030】 【0031】 【0032】 【実施例】以下、本発明をその実施例を示す図面に基づ
き具体的に説明する。 実施例1.図1は本発明に係る投写レンズを示す構成図
である。本発明の投写レンズは、図1に示すようにスク
リーンOBJ側からCRTの蛍光面IMG側へ、球面,
コマ収差の補正を目的とし弱い発散作用を有する第1群
レンズG1,集光作用を有する第2群レンズG2及び高
次の収差と像面湾曲補正を目的とした第3群レンズG3
をこの順に備える。 【0033】第1群レンズG1は、正のメニスカスレン
ズ形状をなす第1レンズL1及び負のメニスカスレンズ
形状をなす第2レンズL2を含む。第2群レンズG2
は、強い集光作用を有する第3レンズL3,両凸の第4
レンズL4及び両面に非球面を有する第5レンズL5を
含む。第3群レンズG3は、スクリーン側にレンズ中心
で凸、周辺で凹面を向けた形状を有する第6レンズL
6,凹レンズである第7レンズL7及びスクリーン側に
強い凹面を有する第8レンズL8を含む。第3群レンズ
に配される2枚の負レンズは相互にそのレンズ間隔を変
えることにより変倍時の像面湾曲補正を主に行なう。 【0034】図中Siは、スクリーンOBJ側からi番
目の面番号を示し、IMGは像面であるCRT蛍光面を
示す。投写レンズ最後面(S16)からCRT表面(S
17)間は前記オプティカルカップリングの為の液体1
にて充填されており、CRT表面からIMG間はCRT
の真空保持の為のガラス容器の一部(フェースプレート
2)である。以上の構成は実施例1〜6において共通で
ある。 【0035】図1に示す各レンズの面S1〜S17の曲
率半径R、面間隔I、d線(587.56nm)におけ
る屈折率nd、主分散νdを表1に示す。またS1,S
2,S9,S10,S11,S12におけるコーニック
係数K及び非球面係数A、B、C、Dを表2に示す。 【0036】 【表1】 【0037】 【表2】 【0038】なお、非球面の形状は、面頂点を基準とし
て光軸方向の距離をX、光軸に直交する方向の距離を
Q、コーニック係数をK、4次の非球面係数をA、6次
の非球面係数をB、8次の非球面係数をC、10次の非
球面係数をDとしたとき次式が成立する。 【0039】 【数1】 【0040】以上より本実施例においては、投写レンズ
全系のパワー(度,屈折力)p0に対する第1レンズの
パワーp1をp1/p0=0.135とし、第7レンズ
のパワーp7に対する第8レンズのパワーp8をp8/
p7=1.971としている。図2は、以上の如き構成
の投写レンズにおける収差図を示す。図中FはFナンバ
を示し、非点収差,歪曲収差における角度は最大半画角
を示す。 【0041】変倍に伴う、本発明の投写レンズの調整機
構は、例えば図1に示す投写レンズにおいて、第1レン
ズから第7レンズまでを同時に後方あるいは前方に繰り
出すことにより投写レンズのパワー配置を変えることな
く変倍、フォーカス調整、像面湾曲補正を同時に行な
う。また、これにともない第2レンズを連動して調整す
ることにより、特に周辺のフォーカスと球面収差のバラ
ンスを調整し、約70”から300”のスクリーンサイ
ズに対し良好なMTF特性を得ることができる。 【0042】本発明の投写レンズの変倍時レンズエレメ
ントの移動量を表3に、この時の変調伝達関数(Mod
ulation Transfer Functio
n、以下MTFと略す)特性を図3に示す。図3は横軸
に像高の相対値を、縦軸にMTFで表し、空間周波数
6.0lp/mmに於ける計算値でS(Sagitta
l)、M(Meridional)の平均で示してあ
る。 【0043】 【表3】 【0044】また、以下の実施例におけるMTF特性の
図は設計中心のみについてS、M別に示してある。 【0045】実施例2.図4は本発明に係る投写レンズ
の他の実施例を示す構成図である。図5は図4に示す投
写レンズにおける収差図を示す。図6は図4に示す投写
レンズにおけるMTF特性を示すグラフである。本実施
例における各レンズの面S1〜S17の曲率半径R、面
間隔I、d線(587.56nm)における屈折率n
d、主分散νdを表4に示し、面S1,S2,S9,S
10,S11,S12におけるコーニック係数K及び非
球面係数A、B、C、Dを表5に示す。 【0046】 【表4】【0047】 【表5】 【0048】以上より本実施例においては、投写レンズ
全系のパワーp0に対する第1レンズのパワーp1をp
1/p0=0.099とし、第7レンズのパワーp7に
対する第8レンズのパワーp8をp8/p7=2.31
0としている。 【0049】実施例3.図7は本発明に係る投写レンズ
の他の実施例を示す構成図である。図8は図7に示す投
写レンズにおける収差図を示す。図9は図7に示す投写
レンズにおけるMTF特性を示すグラフである。本実施
例における各レンズの面S1〜S17の曲率半径R、面
間隔I、d線(587.56nm)における屈折率n
d、主分散νdを表6に示し、面S1,S2,S9,S
10,S11,S12におけるコーニック係数K及び非
球面係数A、B、C、Dを表7に示す。 【0050】 【表6】 【0051】 【表7】【0052】以上より本実施例においては、投写レンズ
全系のパワーp0に対する第1レンズのパワーp1をp
1/p0=0.146とし、第7レンズのパワーp7に
対する第8レンズのパワーp8をp8/p7=1.91
5としている。 【0053】実施例4.図10は本発明に係る投写レン
ズの他の実施例を示す構成図である。図11は図10に
示す投写レンズにおける収差図を示す。図12は図10
に示す投写レンズにおけるMTF特性を示すグラフであ
る。本実施例における各レンズの面S1〜S17の曲率
半径R、面間隔I、d線(587.56nm)における
屈折率nd、主分散νdを表8に示し、面S1,S2,
S9,S10,S11,S12におけるコーニック係数
K及び非球面係数A、B、C、Dを表9に示す。 【0054】 【表8】 【0055】 【表9】 【0056】以上より本実施例においては、投写レンズ
全系のパワーp0に対する第1レンズのパワーp1をp
1/p0=0.154とし、第7レンズのパワーp7に
対する第8レンズのパワーp8をp8/p7=1.77
8としている。 【0057】実施例5.図13は本発明に係る投写レン
ズの他の実施例を示す構成図である。図14は図13に
示す投写レンズにおける収差図を示す。図15は図13
に示す投写レンズにおけるMTF特性を示すグラフであ
る。本実施例における各レンズの面S1〜S17の曲率
半径R、面間隔I、d線(587.56nm)における
屈折率nd、主分散νdを表10に示し、面S1,S
2,S9,S10,S11,S12におけるコーニック
係数K及び非球面係数A、B、C、Dを表11に示す。 【0058】 【表10】【0059】 【表11】 【0060】以上より本実施例においては、投写レンズ
全系のパワーp0に対する第1レンズのパワーp1をp
1/p0=0.117とし、第7レンズのパワーp7に
対する第8レンズのパワーp8をp8/p7=5.46
1としている。 【0061】実施例6.図16は本発明に係る投写レン
ズの他の実施例を示す構成図である。図17は図16に
示す投写レンズにおける収差図を示す。図18は図16
に示す投写レンズにおけるMTF特性を示すグラフであ
る。本実施例における各レンズの面S1〜S17の曲率
半径R、面間隔I、d線(587.56nm)における
屈折率nd、主分散νdを表12に示し、面S1,S
2,S9,S10,S11,S12におけるコーニック
係数K及び非球面係数A、B、C、Dを表13に示す。 【0062】 【表12】 【0063】 【表13】【0064】以上より本実施例においては、投写レンズ
全系のパワーp0に対する第1レンズのパワーp1をp
1/p0=0.124とし、第7レンズのパワーp7に
対する第8レンズのパワーp8をp8/p7=5.16
9としている。 【0065】参考例1. 図19は本発明に係る投写レンズの他の参考例を示す構
成図である。本参考例以降における投写レンズは、スク
リーンOBJ側からCRT(Cathode RayTube)の蛍
光面IMG側へ、球面,コマ収差の補正を目的とし弱い
発散作用を有する第1群レンズG11,集光作用を有す
る第2群レンズG12及び高次の収差と像面湾曲補正を
目的とした第3群レンズG13をこの順に備える。 【0066】第1群レンズG11は、正のメニスカス形
状の第1レンズL11及び負のメニスカス形状の第2レ
ンズL12を含む。第2群レンズG12は、強い集光作
用担う両凸の第3レンズL13及び第3レンズL13に
近接して配され弱い正のパワーを有する両凸の第4レン
ズL14を含む。第3群レンズG13は、スクリーンO
BJ側にレンズ中心で凸、周辺で凹面を向けた形状を有
する第5レンズL15及びスクリーンOBJ側に強い凹
面を向けた第6レンズL16を含む。 【0067】前記第2,第4,第5レンズL12,L1
4,L15は少なくとも1面に非球面を有し、投写レン
ズの軽量化、コスト低減のために硝材をプラスチックと
する。また、温湿度の環境変化時にも設計性能が十分発
揮できるように、各プラスチックレンズのパワーを正、
負適当に配置し、光学特性の変化を相殺できるよう構成
する。以上の構成は参考例1〜5において共通である。 【0068】図19に示す各レンズの面S21〜S33
の曲率半径R、面間隔I、d線(587.56nm)に
おける屈折率nd、主分散νdを表14に示し、面S2
3,S24,S27,S28,S29,S30における
コーニック係数K及び非球面係数A、B、C、Dを表1
5に示す。これらコーニック係数K及び非球面係数A、
B、C、Dと光軸Xとの関係は前述したとおりである。 【0069】 【表14】 【0070】 【表15】 【0071】以上より本参考例においては、第1レンズ
の焦点距離f0に対する投写レンズ全系の焦点距離f1
をf0/f1=0.286とし、第4,5レンズの合成
焦点距離f45に対する第2レンズの焦点距離f2をf2
/f45=−2.45としている。 【0072】図20は図19に示す投写レンズにおける
収差図を示す。図21は図19に示す投写レンズにおけ
るMTF特性を示すグラフである。本参考例以降に示す
投写レンズのMTF特性は、波長543nm、空間周波
数6.3lp/mmにおける計算値でありS(Sagitta
l)、M(Meridional)で示してある。 【0073】参考例2. 図22は本発明に係る投写レンズの他の参考例を示す構
成図である。図23は図22に示す投写レンズにおける
収差図を示す。図24は図22に示す投写レンズにおけ
るMTF特性を示すグラフである。本参考例における各
レンズの面S21〜S33の曲率半径R、面間隔I、d
線(587.56nm)における屈折率nd、主分散ν
dを表16に示し、面S23,S24,S27,S2
8,S29,S30におけるコーニック係数K及び非球
面係数A、B、C、Dを表17に示す。 【0074】 【表16】 【0075】 【表17】 【0076】以上より本参考例においては、第1レンズ
の焦点距離f0に対する投写レンズ全系の焦点距離f1
をf0/f1=0.269とし、第4,5レンズの合成
焦点距離f45に対する第2レンズの焦点距離f2をf2
/f45=−2.44としている。 【0077】参考例3. 図25は本発明に係る投写レンズの他の参考例を示す構
成図である。図26は図25に示す投写レンズにおける
収差図を示す。図27は図25に示す投写レンズにおけ
るMTF特性を示すグラフである。本参考例における各
レンズの面S21〜S33の曲率半径R、面間隔I、d
線(587.56nm)における屈折率nd、主分散ν
dを表18に示し、面S23,S24,S27,S2
8,S29,S30におけるコーニック係数K及び非球
面係数A、B、C、Dを表19に示す。 【0078】 【表18】【0079】 【表19】 【0080】以上より本参考例においては、第1レンズ
の焦点距離f0に対する投写レンズ全系の焦点距離f1
をf0/f1=0.235とし、第4,5レンズの合成
焦点距離f45に対する第2レンズの焦点距離f2をf2
/f45=−5.63としている。 【0081】参考例4. 図28は本発明に係る投写レンズの他の参考例を示す構
成図である。図29は図28に示す投写レンズにおける
収差図を示す。図30は図28に示す投写レンズにおけ
るMTF特性を示すグラフである。本参考例における各
レンズの面S21〜S33の曲率半径R、面間隔I、d
線(587.56nm)における屈折率nd、主分散ν
dを表20に示し、面S23,S24,S27,S2
8,S29,S30におけるコーニック係数K及び非球
面係数A、B、C、Dを表21に示す。 【0082】 【表20】 【0083】 【表21】【0084】以上より本参考例においては、第1レンズ
の焦点距離f0に対する投写レンズ全系の焦点距離f1
をf0/f1=0.323とし、第4,5レンズの合成
焦点距離f45に対する第2レンズの焦点距離f2をf2
/f45=−2.04としている。 【0085】参考例5. 図31は本発明に係る投写レンズの他の参考例を示す構
成図である。図32は図31に示す投写レンズにおける
収差図を示す。図33は図31に示す投写レンズにおけ
るMTF特性を示すグラフである。本参考例における各
レンズの面S21〜S33の曲率半径R、面間隔I、d
線(587.56nm)における屈折率nd、主分散ν
dを表22に示し、面S23,S24,S27,S2
8,S29,S30におけるコーニック係数K及び非球
面係数A、B、C、Dを表23に示す。 【0086】 【表22】 【0087】 【表23】 【0088】以上より本参考例においては、第1レンズ
の焦点距離f0に対する投写レンズ全系の焦点距離f1
をf0/f1=0.276とし、第4,5レンズの合成
焦点距離f45に対する第2レンズの焦点距離f2をf2
/f45=−2.97としている。 【0089】 【発明の効果】本発明の投写レンズは、第3群レンズに
2枚の負レンズを配することにより、変倍時のパワー配
置をあまり変えることなく、単一の投写レンズで簡易な
調整機構にもかかわらず、ズーム比4倍以上の範囲にわ
たるスクリーンサイズにおいて良好なMTF特性が得ら
れる。 【0090】また、変倍に伴う調整機構を投写レンズ内
で完結する簡易な構造としたことにより、鏡筒構造、取
付機構が簡素となり、投写レンズ全体およびプロジェク
タセットのコスト低減が実現できる。 【0091】上記変倍可能な投写レンズに関し、高精細
映像の投影に耐えうるレンズ性能を得るため、非球面を
有するプラスチックレンズを含んだハイブリッド構成と
することにより、投写レンズの軽量化、コスト低減が実
現できる。さらに、非球面を有するプラスチックレンズ
は主に収差補正の役を担い、その形状を変曲点の少ない
形状とすることにより成形、加工における公差に強く、
設計性能を十分に発揮できる。 【0092】 【0093】
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明に係る投写レンズの第1実施例を示す
構成図である。 【図2】 図1に示す投写レンズの収差図である。 【図3】 図1に示す投写レンズの変倍時MTF特性を
示す図である。 【図4】 本発明に係る投写レンズの第2実施例を示す
構成図である。 【図5】 図4に示す投写レンズの収差図である。 【図6】 図4に示す投写レンズのMTF特性を示す図
である。 【図7】 本発明に係る投写レンズの第3実施例を示す
構成図である。 【図8】 図7に示す投写レンズの収差図である。 【図9】 図7に示す投写レンズのMTF特性を示す図
である。 【図10】 本発明に係る投写レンズの第4実施例を示
す構成図である。 【図11】 図10に示す投写レンズの収差図である。 【図12】 図10に示す投写レンズのMTF特性を示
す図である。 【図13】 本発明に係る投写レンズの第5実施例を示
す構成図である。 【図14】 図13に示す投写レンズの収差図である。 【図15】 図13に示す投写レンズのMTF特性を示
す図である。 【図16】 本発明に係る投写レンズの第6実施例を示
す構成図である。 【図17】 図16に示す投写レンズの収差図である。 【図18】 図16に示す投写レンズのMTF特性を示
す図である。 【図19】 本発明に係る投写レンズの第1参考例を示
す構成図である。 【図20】 図19に示す投写レンズの収差図である。 【図21】 図19に示す投写レンズのMTF特性を示
す図である。 【図22】 本発明に係る投写レンズの第2参考例を示
す構成図である。 【図23】 図22に示す投写レンズの収差図である。 【図24】 図22に示す投写レンズのMTF特性を示
す図である。 【図25】 本発明に係る投写レンズの第3参考例を示
す構成図である。 【図26】 図25に示す投写レンズの収差図である。 【図27】 図25に示す投写レンズのMTF特性を示
す図である。 【図28】 本発明に係る投写レンズの第4参考例を示
す構成図である。 【図29】 図28に示す投写レンズの収差図である。 【図30】 図28に示す投写レンズのMTF特性を示
す図である。 【図31】 本発明に係る投写レンズの第5参考例を示
す構成図である。 【図32】 図31に示す投写レンズの収差図である。 【図33】 図31に示す投写レンズのMTF特性を示
す図である。 【符号の説明】 1 液体、2 フェースプレート、L1,L11 第1
レンズ、L2,L12第2レンズ、L3,L13 第3
レンズ、L4,L14 第4レンズ、L5,L15 第
5レンズ、L6,L16 第6レンズ、L7 第7レン
ズ、L8 第8レンズ、G1,G11 第1群レンズ、
G2,G12 第2群レンズ、G3,G13 第3群レ
ンズ、IMG CRT蛍光面、OBJ スクリーン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 9/00 - 17/08 G02B 21/02 - 21/04 G02B 25/00 - 25/04

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 スクリーン側から順に、正のメニスカス
    形状で両面に非球面を有する第1レンズ、負のメニスカ
    ス形状の第2レンズ、集光作用を有する第3、4レン
    ズ、両面に非球面を有する第5、6レンズ、スクリーン
    側に凹面を向けたメニスカス形状の第7レンズ、及びス
    クリーン側に凹面を向けた第8レンズが配列されてお
    り、下記条件を満足することを特徴とする投写レンズ。0.08 < p1/p0 < 0.17 ‥‥‥ (1) 1.00 < p8/p7 < 6.00 ‥‥‥ (2) 但し、 p0 : 投写レンズ全系のパワー p1 : 第1レンズのパワー p7 : 第7レンズのパワー p8 : 第8レンズのパワー
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