JP3433133B2 - 竹集成床材の製造方法と、その製造方法により製造された竹集成床材と、その竹集成床材を用いた床構造 - Google Patents

竹集成床材の製造方法と、その製造方法により製造された竹集成床材と、その竹集成床材を用いた床構造

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JP3433133B2
JP3433133B2 JP09515199A JP9515199A JP3433133B2 JP 3433133 B2 JP3433133 B2 JP 3433133B2 JP 09515199 A JP09515199 A JP 09515199A JP 9515199 A JP9515199 A JP 9515199A JP 3433133 B2 JP3433133 B2 JP 3433133B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は五年生(生えてから
五年目)の孟宗竹、真竹等の竹から切り出した竹材を組
合せてなる竹集成床材であり、一般住宅、公共住宅、体
育館等の建物の床材の材料として使用することができる
竹集成床材の製造方法と、その製造方法により製造され
た竹集成床材と、それを用いた床構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より建築材、特に床材には各種のも
のがあり、天然の木材、合板等がある。合板にも各種形
状、構造のものがあり、竹を利用したものもある。竹は
古くから物差しとして使用されていることからも分かる
ように伸縮性が少なく、耐久性、強靭性に優れ、脱臭効
果も高い。
【0003】そこで従来は孟宗竹を横挽き及び縦挽きし
て厚さ数mm、幅数cm、長さ数10cm〜2m程度の
板状に成形した竹材Aを図11の様に縦向きに並べ、隣
接する竹材A同士を接着剤を用いて加圧接着した竹積層
板Bがある。この竹積層板Bは表面Cに竹の模様が表わ
れるので竹特有の美観と風合いがあり、体裁が良く、ま
た、竹特有の弾力性があり、反ったり、割れたりしにく
く、たわみが少なく、振動幅も小さく、耐湿性に優れて
いるといった利点がある。
【0004】また従来は図12に示す様にベニヤ板等の
合板Dの上に前記の様な竹材Aを重ねて張り付けた竹合
板Eもある。これも竹の模様が表面に出るので竹独自の
美観と風合いがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図11に示す竹積層板
Bは多数枚の竹材Aの全てを同じ縦向きに並べてあるた
め、接着剤で接着されていても、縦向きの力に対する接
着強度は弱い。そのため、この竹積層板Bを床材として
使用すると、床に加わる縦向きの力で竹材Aの継ぎ目F
の接着が剥れたり、歪んだりし易くなる。特に、激しい
運動を行う体育館等の床板に使用すると激しい振動が加
わるのでより一層接着が剥れたり、歪んだりし易くな
り、歩きにくくなったり、場合によっては亀裂部分から
出ている竹のささくれが足に突き刺さったりする虞れが
あり危険でもあった。
【0006】図12に示すものは竹材Aが竹とは異質の
合板(例えばベニヤ板)Dに接着されているため、接着
された竹材Aと合板Dの伸縮率や吸湿率等が異なる。こ
のため時の経過に伴って接着が剥れたり、歪んだりする
ことがあった。
【0007】また、竹材Aの原材料として若竹を使用す
ると、若竹は含水率が高く、糖分を多く含むので、柔ら
かくて密度が低く、施工後に収縮し易く、かびや虫も発
生し易い。更に、若竹を竹材Aの原材料とすると、同竹
材Aが枯れて変色して竹独自の風合いが出るまでには6
〜8年掛かる、という課題もある。
【0008】更に、竹材Aの原材料として生えてから六
年目以上の竹を使用した場合もささくれ、かび、反り、
変色等の問題が発生し易い。
【0009】本発明の目的は節目を持った竹独自の美観
と風合いがあり、歪んだり、伸縮したり、接着が剥れた
り、割れたりしにくく、湿気に強く、かびも生えにくい
竹集成床材の製造方法と、その製造方法で製造された竹
集成床材と、その竹集成床材を用いた床構造を提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
竹集成床材の製造方法は、生えてから五年目の孟宗竹等
の竹を横挽き及び縦挽きして細長板状の竹材1を形成
し、竹材1の皮を剥き、節を取り除いてから、その竹材
1を漂白、殺菌、防虫、カビ止め等の処理をし、竹材1
を除湿して含水率を調節して乾燥させ、その竹材1の四
面に鉋をかけてから竹材1を横に並べ、人体に有害な化
学物質が含まれていない接着剤で接着すると共に加圧し
て横に継ぎ合わせて一枚単層竹集成材を作り、この単層
竹集成材の両面を研磨して余分な接着剤を落としてか
ら、所望数枚の単層竹集成材を上下に積層すると共に上
下の単層竹集成材の継ぎ目2を横にずらし、最上層の単
層竹集成材は外皮側を上側にし、積層した単層竹集成材
その重合面を人体に有害な化学物質が含まれていない接
着剤で接着すると共に加圧して積層板30を形成し、そ
の積層板30を冷圧処理し、前記竹材1の四面への鉋か
けから積層板30の冷圧処理までの作業を一日内で行な
い、前記積層板30を縦割りと横引きして所定寸法と
し、その積層板30の外周面にサネ切り加工により嵌合
突部5を形成し、反対側の外周面に前記嵌合突部5が嵌
合可能な嵌合凹部6を形成し、積層板30の最下層の竹
材1の幅方向中央の肉厚をその両側の竹材1の肉厚より
も薄くして最下層の竹材1の底面に凹溝7を形成し、前
記積層板30の最上層の表面を素地研磨してからその表
面にUV塗料又は硬化型ウレタン塗料を塗装(下塗り)
し、最下層の表面を樹脂塗料により防水、防カビ密閉塗
装する方法である。
【0011】本発明の請求項2記載の竹集成床材の製造
方法は、請求項1記載の竹集成床材の製造方法におい
て、素地研磨してから塗装した最上層の表面の樹脂塗料
を研磨してから、その最上層の表面をUV塗料又は硬化
ウレタン塗料で塗装(中塗り)する方法である。
【0012】本発明の請求項3記載の竹集成床材の製造
方法は、請求項2記載の竹集成床材の製造方法におい
て、中塗りした塗装を研磨し、その最上層の表面をUV
塗料又は硬化型ウレタン塗料で塗装(上塗り)する方法
である。
【0013】本発明の請求項4記載の竹集成床材は、請
求項1乃至請求項3のいずれかに記載の製造方法で製造
されたものである。
【0014】本発明の請求項5記載の竹集成床材は、請
求項1乃至請求項3のいずれかに記載の製造方法で製造
された竹集成床材において、その竹集成床材の積層板3
0の最上層の竹材1がそれより下層の竹材1よりも幅の
広い一枚ものである。
【0015】本発明の請求項6記載の竹集成床材は、請
求項1乃至請求項3のいずれかに記載の製造方法で製造
された竹集成床材において、嵌合突部5から最下層の竹
材1の裏面まで貫通する釘孔11が開口されたものであ
る。
【0016】本発明の請求項7記載の竹集成床材は、請
求項1乃至請求項3のいずれかに記載の製造方法で製造
された竹集成床材において、積層板30が2層の場合
は、上層の竹材1は外皮40側が上側に、下層の竹材1
は外皮40側が下側にして夫々配列され、積層板30が
3層の場合は、最上層の竹材1は外皮40側が上側に、
最下層の竹材1は外皮40側が下側に、中間層の竹材1
は外皮40側が交互に上向きと下向きになるように夫々
配列されたものである。
【0017】本発明の請求項8記載の竹集成床材は、請
求項1乃至請求項3のいずれかに記載の製造方法で製造
された竹集成床材において、積層板30の最上層の個々
の竹材1の上面の幅方向中央部が上方に突出する山形で
あり、それら竹材1が接合された最上層の上面が波形の
ものである。
【0018】本発明の請求項9記載の竹集成床材は、請
求項4乃至請求項8のいずれかに記載の竹集成床材にお
いて、積層板30の裏面に消音材8が取付けられたもの
である。
【0019】本発明の請求項10記載の床構造は、請求
項4乃至請求項9のいずれかに記載の竹集成床材10
を、最上層の竹材1の配列方向が縦横の市松模様になる
様に多数枚敷設したものである。
【0020】
【発明の実施の形態】(実施形態1) 本発明の竹集成床材の実施の形態の一例を図1に示す。
この竹集成床材10は天然の生えてから五年目の孟宗竹
を横挽き及び縦挽きして厚さ数mm、幅数cmの方形板
状に形成した竹材1を後述するようにかび止め処理した
後、同竹材1の幅方向に二枚以上並べ、その上に二枚以
上の竹材1をその幅方向に並べ、このとき隣接する竹材
1同士の継ぎ目2を下の層の継ぎ目2から横にずらして
数層積層し、少なくとも最上層の竹材1を節目模様16
が表面になるように積層し、それらの継ぎ目2及び積層
重合部3をホルマリン等人体に有害な化学物質が含まれ
てない接着剤で接着して積層板30を形成してなる。更
に、この積層板30の竹材1の配列方向及び長手方向の
外周面20に、同外周面20よりも外側に突出する嵌合
突部5を形成し、竹材1の配列方向及び長手方向の外周
面20の他方に同外周面20よりも竹材1の配列方向又
は長手方向内側に窪んで他の竹集成床材の嵌合突部5を
嵌入可能な嵌合凹部6を形成し、この積層板30の最上
層の竹材1にUV塗装が施されてなる。この実施形態で
は竹材1を積層して積層板30を形成する時の竹材1の
寸法、その幅方向に並べる竹材1の枚数、竹材1の積層
数等は任意に選択することができる。その一例としては
例えば、竹材1の寸法は長さ数mm、幅数cm、長さ数
cm〜数10cmとし、この竹材1を組合せて製作され
る竹集成床材10の寸法を厚さ15mmとすると竹材1
を3層又は5層に積層して縦横約20cm〜30cmの
正方形にするとか、幅7〜9cm、長さ約30cm程度
の細長にするとかする。使用する複数枚の竹材1は全て
同じ寸法のものでも異なる寸法のものでも良い。
【0021】図1の竹集成床材10は、積層板30の外
周面20のうち、竹材1の配列方向に外周面20より外
側に突出する嵌合突部5を形成し、反対側の外周面20
に同外周面20より内側に窪んで他の竹集成床材の嵌合
突部5を嵌入可能とした嵌合凹部6を形成し、更に、竹
材1の長手方向一端の外周面20にも嵌合凹部6を形成
してある。嵌合突部5と嵌合凹部6の数とか形成する位
置は図示したものに限らず、例えば、竹集成床材10の
2辺に嵌合凹部6を形成する等しても良い。嵌合突部5
と嵌合凹部6は、後述するサネ切り加工によって形成す
る。
【0022】この竹集成床材10は積層板30の最上層
の竹材1にUV塗料又は硬化型ウレタン塗料による塗装
仕上げがなされている。この塗装仕上げは最上層の竹材
1の表面を研磨した後に行なうのが良い。この塗装には
一液型ポリウレタン系UV硬化型樹脂塗料を使用する。
又、二液性硬化型ウレタン樹脂塗料を使用することもで
きる。
【0023】図1に示す竹材1の接着方法は各種ある
が、その一つとしては側面1aに接着剤を塗布した竹材
1を重ねながら積層重合部3を一枚ずつ接着する方法が
あり、他の方法としては側面1aに接着剤を塗布した竹
材1を横に並べ更に接着剤をつけて積層し、その上に積
層重合部3に接着剤を塗布した竹材1を重ね、それらの
竹材1をまとめて加圧接着する方法がある。また、この
他にも、側面1aに接着剤を塗布した竹材1を横に並
べ、それを竹材1の並んだ方向に加圧接着して一枚の集
成板4を重ね、その上に更に、裏面に接着剤を塗布した
他の集成板4を重ね、その状態で上下に加圧して集成板
4の積層方向に接着する方法もある。
【0024】図1の竹集成床材10は最下層の竹材1の
うち幅方向中央の竹材1の肉厚をその両側の竹材1の肉
厚よりも薄くして、その底面に凹溝7を形成してある。
この凹溝7を形成することにより、それを敷く床が多少
凸凹していても水平に敷き易くなり、床に敷設した後に
通気路となり、通気性が良くなって、竹材1にかびが生
えにくくなる。
【0025】竹集成床材10には図4に示す様に釘孔1
1が形成されている。この釘孔11は竹集成床材10を
床に敷設する時に釘を打ち込んで床に固定するためのも
のである。この釘孔11は嵌合突部5から外側に向けて
斜めに開口されている。釘孔11の数、間隔は竹集成床
材10の長さにもよるが、竹集成床材10の長さが91
0mmの時は、290mm間隔で3個形成するのが作業
性の面からも竹集成床材10の固定の安定性の面からも
望ましい。釘孔11は釘を打ち込む時に竹材1が割れな
い様にするためのものである。釘をエアガンで打ち込む
場合は釘孔11は無くとも竹材1は割れないので、この
場合は釘孔11は必ずしも必要無い。
【0026】(実施形態2) 本発明の竹集成床材の実施形態の他の例を図2に示す。
この竹集成床材10も竹材1を組合せて形成し、一番上
の層の竹材1を幅の広い一枚ものにし、更に、最下層の
竹材1の裏面にシート状の消音材8を貼り付けたもので
ある。消音材8には種々のものがあるが、本発明で使用
される消音材8は汎用されているどの消音材8であって
もよい。この竹集成床材10は二階の床材に使用すると
階下に音が響きにくくなる。
【0027】(実施形態3) 本発明の竹集成床材の実施形態の更に他の例を図6に示
す。この竹集成床材10は、竹材1を組合せて3層に形
成してある。最上層と最下層の竹材1は竹の外皮40が
外側に向くようにしてあり、中間層は断面形状が台形の
竹材1を交互に上向きと下向きに配列して組合せて、竹
の外皮40(図6(a)の黒い部分)が交互に上下に逆
向きになるようにしてある。ちなみに、図6(b)に示
すように、竹は外皮40が内側に反る特性があるが、図
6(a)のように外皮40の向きを交互に上下にして配
列すると、夫々の竹材1は反りの向きが逆になって反り
が相殺されて、全体として反りが無くなる。
【0028】(実施形態4) 本発明の竹集成床材の実施形態の更に他の例を図7に示
す。この竹集成床材10も、竹材1を組合せて3層に形
成してある。本実施形態では、竹材1を組合せて積層板
30を形成した後、最上層の竹材1の表面を、刃物等で
山形状に削ってある。この場合、例えば最下層と中間層
の竹材1は厚さXが5mm、最上層の竹材1は、底面か
ら波の頂点までの高さZが3mm、両端部の高さYが2
mmとすることができる。このようにして竹材1の表面
を波形にすることにより、人が竹材1の上を歩くだけで
足の裏が程よく刺激され、血行が良くなるという効果が
見込まれる。尚、これらの寸法はあくまでも一例であ
り、他の寸法とすることもできる。この場合、最上層に
は予め上面を山形状に切削加工した竹材1を使用するこ
ともできる。
【0029】(実施形態5) 本発明の竹集成床材10を用いた床構造の実施の形態の
一例を図8に示す。この床構造には例えば縦及び横が2
0cm程度の正方形の竹集成床材10を使用し、図5の
ように数枚の竹集成床材10の最上層の竹材1の竹の繊
維方向が縦横になる様に組合せて全体で図8のように市
松模様になるように配列してある。
【0030】(本発明の竹集成床材の製造方法の説明) 本発明の竹集成床材の製造方法は各種考えられるが、そ
の一例として次の様な方法がある。本発明の竹材1の原
材料としては孟宗竹、真竹、剛竹、柱竹等種々のものが
考えられるが、これらのうち、生えてから五年目のもの
を使用する。生えてから五年目の竹は含水率、糖分の含
有率が共に低下するので、密度が高まり弾力性が向上
し、かびや虫も発生しにくくなる。以下では孟宗竹を例
として説明する。
【0031】(1)原材料加工 1.直径200mm、肉厚10mm以上の、生えてから
五年目の新鮮な孟宗竹を検品し(第1回目の検品)、原
材料倉庫に収納・保管する。管理体制としては、竹山の
伐採権を取得し、原竹の生長年数を記録し、伐採した原
竹は直ちに加工する。ここで原竹の直径、肉厚は前記の
数値に限定されない。 2.必要な長さに応じて原竹を横挽きする。(使用設備
名称:原竹横挽き裁断機) 3.横挽きした原竹を規定寸法の幅に縦割りして竹材1
(図10)を形成する。(使用設備名称:原竹縦挽き割
り機) 4.縦割りした竹材1の皮を剥き、節を取り除き、長方
形に加工して竹材1とする。(使用設備名称:四面自動
鉋盤) 5.竹材1を水温摂氏70度、濃度30%の次亜塩素酸
ソーダ液に60分程度浸漬し(実質的には煮沸するのと
同じ)、その後に中和剤に浸漬して漂白、殺菌、防虫、
カビ止め等の処理を施す。(使用設備名称:ステンレス
製タンク) 6.竹材1を摂氏40度〜60度の設定温度で、1週間
低温除湿方式により含水率6〜8%にまで乾燥させる。
(使用設備名称:蒸気式乾燥装置) 7.竹材1を保温室内で一定の温度で保温する。(使用
設備名称:保温ルーム)
【0032】(2)集成材加工 1.前記のように乾燥した竹材1を色分け等して2回目
の検品作業を行ない、半製品倉庫に保管する。 2.乾燥した竹材1を、四隅が直角になるように20m
m前後の幅にカットした上で、四面が平らになるように
鉋をかける。(使用設備名称:四面自動鉋盤) 3.厳重な検品作業(第3回目)を行ない、ホルマリン
等人体に有害な物質を含まない日本製二液性水性接着剤
(小西ボンド製)を竹材1に均一に塗布して数枚を継ぎ
合わせする。この時、摂氏110度で210Kg/cm
2の圧力を図3のように5分間掛けて一枚単層竹集成材
を作製する。(使用設備名称:両面自動糊付け機と高周
波装置、或は自動投入式で自動糊付け装置付の側圧油圧
ホットプレス) 4.前記単層竹集成材の両面を研磨して余分な接着剤を
落とし、表面を平らにする。(使用設備名称:ワイドベ
ルトサンダー) 5.単層竹集成材の両面に日本製二液性接着剤(前記と
同様にホルマリン等人体に有害な化学物質が含まれてい
ない)を均一に塗布して数枚の単層竹集成材を各層の継
ぎ目が交互に配列するように継ぎ合わせる。摂氏110
度、圧力10Kg/cm2の条件で15分間に亙って処
理すると積層竹集成材(積層板30)となる。その後、
積層板30のたわみを少なくするために冷圧処理をす
る。(使用設備名称:両面自動糊付け機とブロック用油
圧コールドプレス)この場合、単層では反りが激しい
が、3層以上にすると反りが少なくなる。以上1〜5の
工程も一日の内に連続して行なうものとする。
【0033】(3)フローリング加工 1.積層竹集成材(積層板30)を規定の幅に縦割りに
する。(使用設備名称:リップソー&自動縦丸鋸盤) 2.積層竹集成床材(積層板30)を規定の長さに横挽
きする。(使用設備名称:カットソー&自動縦丸鋸盤) 3.積層竹集成床材(積層板30)の幅方向両端をサネ
切りし、裏面の溝及び表面に鉋をかける。(使用設備名
称:七軸モルダー&ユニマット23E) 4.積層竹集成床材(積層板30)の幅方向両端のサネ
切り部分を加工する。(使用設備名称:ダブルテノーナ
ー)以上(1)〜(3)の工程で素地の積層板30が出
来上がる。消費者の好みによっては加工をここまでで留
めて出荷しても良い。
【0034】(4)1回目塗装 1.前記素地の積層板30を#180のサンドペーパー
(これは数値が大きくなる程目が細かくなる。)で研磨
する(素地研磨)。この工程は、次の塗装の際、塗料の
定着を良くするために行なうものである。(使用設備名
称:ワイドベルトサンダー) 2.下塗りとして、積層板30の最上層の表面に一液型
ポリウレタン系UV硬化型樹脂塗料又は二液性硬化型
レタン樹脂塗料を塗装する。(使用設備名称:ロールコ
ーター式塗装ライン) 3.紫外線照射装置により、塗料を瞬間的に硬化させ
る。(使用設備名称:紫外線照射機) 4.積層板30の最下層の表面を一液型ポリウレタン系
UV硬化型樹脂塗料又は二液性硬化型ウレタン樹脂塗料
により、防カビ密閉塗装する。(使用設備名称:ロール
コーター式塗装ライン) 5.紫外線照射装置により塗料を瞬間的に硬化させる。
(使用設備名称:紫外線照射機) 6.サネ切りの口(四周面)を一液型ポリウレタン系U
V硬化型樹脂塗料又は二液性硬化型ウレタン樹脂塗料に
より、防水、防カビ密閉塗装する。(使用設備名称:エ
アスプレーガン) 7.紫外線照射装置により、塗料を瞬間的に硬化させ
る。(使用設備名称:紫外線照射機)
【0035】(5)2回目塗装 1.積層板30の塗膜を#240のサンドペーパーで研
磨する。この工程も、次の塗装の際に塗料の定着を良く
するために行なうものである。(使用設備名称:ワイド
ベルトサンダー) 2.積層板30の最上層の表面を一液型ポリウレタン系
UV硬化型樹脂塗料又は二液性硬化型ウレタン樹脂塗料
により塗装する(中塗り)。(使用設備名称:ロールコ
ーター或はフローコーター塗装ライン) 3.紫外線照射装置により塗料を瞬間的に硬化させる。
(使用設備名称:紫外線照射機)
【0036】(6)3回目塗装 1.積層板30の塗膜を#400のサンドペーパーにて
研磨する。この工程も、次の塗装の際に塗料の定着を良
くするために行なうものである。(使用設備名称:ワイ
ドベルトサンダー) 2.積層板30の最上層の表面を一液型ポリウレタン系
UV硬化型樹脂塗料又は二液性硬化型ウレタン樹脂塗料
で塗装する(上塗り)。(使用設備名称:フローコータ
ー塗装ライン) 3.紫外線照射装置により、塗料を瞬間的に硬化させ
る。(使用設備名称:紫外線照射機)この場合の加工色
調は所望のものとすることができるが、竹の色調を生か
すためにはホワイト又はブラウンとするのが望ましい。
いずれの色の場合も艶あり仕上げにすることも、艶無し
仕上げにすることもできる。又、積層板30は、前記3
回目塗装後は硬度3H〜4H程度となり、その表面に傷
が付きにくくなる。
【0037】竹集成床材10の仕上げ寸法の一例は、厚
さT=15mm、幅W=90mm、長さL=910mm
程度とすることができる。長さは455mm、606m
m、758mm、910mm、1820mmにすると用
途が広がる。勿論これ以外の寸法でも良い。
【0038】(本発明の竹集成床材の耐摩耗試験方法) 本発明の竹集成床材の耐摩耗試験は例えば次のようにし
て行なう。 (1)竹集成床材10の表面に減摩剤を振り掛けた上
で、試験機の1つのアーム毎に500gずつ、合計1k
gの荷重を掛けてサンドペーパーで竹集成床材10の表
面をこする。 (2)アームの回転数500回毎にサンドペーパーを取
替えながら、竹集成床材の塗装が取り除かれるまでその
表面をこする。 (3)塗装が完全に取り除かれるまでのアームの回転数
をチェックして竹集成床材の耐摩耗性を調べる。竹集成
床材の表面の塗装が取り除かれるまでのアームの回転数
が500回転以上の場合は家庭用に適し、1000回転
以上の場合は体育館や店舗等に適する。
【0039】(本発明の竹集成床材の使用例) 本発明の竹集成床材は床材として使用することができ
る。以下に、床暖房システムと組合せて床材として使用
する場合について図9に基づいて説明する。
【0040】図9に示すものは厚さ12mm程度の防炎
合板を用いた床ベース12に、深さ4mm程度の凹部1
3を形成し、その凹部13の上に厚さ2〜3mmの断熱
材14を敷き、その上にポリエステルフィルムに導電性
発熱塗料をコーティングした厚さ1mm程度の面状発熱
体15を敷き、更にその上に発明の竹集成床材10を敷
いてある。面状発熱体15は幅25cm、長さ70cm
或は160cmのものが使用されており、図示されてい
ないがリード線が取付けられている。この場合の竹集成
床材10には例えば縦及び横が20cm程度の正方形の
ものを使用し、それを竹の繊維方向が縦横になる様に交
互に配列して全体で図9のように市松模様になるように
してある。竹集成床材10の配列はこれ以外の配列とす
ることもできる。
【0041】また、本発明の竹集成床材は、コンクリー
ト床の上に直張りすることもできる。
【0042】
【発明の効果】本発明の第1の竹集成床材は次の様な効
果がある。 .上下の竹材1の継ぎ目2を横にずらして接着剤で接
着したので、上下の竹材1の接合が強固になる。 .最下層の竹材1の底面に凹溝7を形成したので、竹
集成床材を敷く床が多少凸凹していても水平に敷き易く
なる。 .竹を使用した床材は弾力性に富むので膝が保護され
る。このためエアロビクス、バスケット等の激しい運動
をする体育館等の床材として使用するのに適する。 .竹は脱臭効果があるので汗が付着し易い体育館の床
材として使用するのに適する。 .原材料に生えてから五年目の竹を用いるので、弾力
性が向上し、かびや虫が発生しにくく、竹独自の風合い
が出易い上、若竹を伐採しないので環境破壊につながら
ない。
【0043】本発明の第2の竹集成床材は上下の竹材1
の継ぎ目2を横にずらして接着剤で接着したので、第1
の竹集成床材と同様に上下の竹材1の接合が強固にな
り、更に、積層板30の最上層の竹材1が下層の竹材1
より幅の広い一枚ものであるため、最上層の竹材1と下
層の竹材1との接着が強固になるという効果もある。
【0044】本発明の第3の竹集成床材は積層板30に
嵌合突部5と嵌合凹部6が形成されているので、上下の
竹材1の継ぎ目2を横にずらして接着剤で接着したの
で、第1の竹集成床材と同様に上下の竹材1の接合が強
固になり、更に、隣接する竹集成床材の嵌合突部5と嵌
合凹部6とを嵌合させることにより多数枚の竹集成床材
を手軽に連結して敷設することができ、積層板30同士
の連結が容易且つ確実になり、位置ずれもしにくくな
る。
【0045】本発明の第4の竹集成床材は、積層板30
に形成された嵌合突部5から最下層の竹材1の裏面まで
貫通する釘孔11が開口されてなるので、釘孔11に釘
を打ち込めば積層板30を床面に手軽に固定することが
でき、積層板30の竹材1にひびが入ったり、竹材1が
割れたりすることがない。
【0046】本発明の第5の竹集成床材は、積層板を2
層にした場合は上層の竹材は外皮側を上側に、下層の竹
材は外皮側を下側にして配列し、積層板を3層にした場
合には最上層の竹材は外皮側を上側に、最下層の竹材は
外皮側を下側に、中間層の竹材は外皮側を交互に上向き
と下向きに配列したので、積層板が反らなくなる。
【0047】本発明の第6の竹集成床材は、積層板の最
上層の竹材の上面を波形に形成したので、人が竹材の上
を歩くだけで血行が良くなる。
【0048】本発明の第7の竹集成床材は積層板の最下
層の竹材1の裏面に消音材8を取付けてなるので、防音
効果の優れたものとなる。
【0049】本発明の第8の竹集成床材は積層板の最上
層又は最上層と最下層の竹材1の表面がUV塗料又は
化型ウレタン塗料で塗装されているので表面が綺麗にな
って体裁がよく、硬度が高くなって傷が付きにくくな
り、ささくれ立ちにくくもなるので、床材に使用しても
安全である。
【0050】本発明の第9の竹集成床材は前記第1乃至
第6の夫々の竹集成床材における竹の横挽き及び縦挽き
から積層板の形成までの加工を一日の内で連続して行な
うので、その品質が一定する。
【0051】本発明の床構造は多数の竹集成床材を最上
層の竹材1の配列が縦横の市松模様になる様に敷設して
なるので体裁が良く、見た目に綺麗な床となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の竹集成床材の第1の実施形態
を示す斜視図、(b)は竹集成床材の端面図。
【図2】本発明の竹集成床材の第2の実施形態を示す説
明図。
【図3】本発明の竹集成床材の形成過程の説明図。
【図4】(a)は本発明の竹集成床材の第1の実施形態
を示す一部切欠きの斜視図、(b)は(a)のX−X断
面図。
【図5】本発明の竹集成床材の組立て説明図。
【図6】(a)は本発明の竹集成床材の組立て後の一例
を示す説明図、(b)は竹材の反りの説明図。
【図7】本発明の竹集成床材の組立て後の一例を示す説
明図。
【図8】本発明の竹集成床材の組立て後の一例を示す説
明図。
【図9】本発明の竹集成床材を床暖房システムと組合せ
て使用した床構造の縦断説明図。
【図10】(a)、(b)は本発明の竹集成床材に使用
される竹材を孟宗竹からの取り出す場合の説明図。
【図11】竹材を使用した従来の積層材の説明図。
【図12】竹材をベニヤ板と組合せて使用した従来の竹
合板の説明図。
【符号の説明】
1は竹材 2は継ぎ目 3は積層重合部 4は集成板 5は嵌合突部 6は嵌合凹部 7は凹溝 8は消音材 10は竹集成床材 20は外周面 30は積層板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B27J 1/00 B27M 3/04 E04F 15/04

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】生えてから五年目の孟宗竹等の竹を横挽き
    及び縦挽きして細長板状の竹材(1)を形成し、竹材
    (1)の皮を剥き、節を取り除いてから、その竹材
    (1)を漂白、殺菌、防虫、カビ止め等の処理をし、竹
    材(1)を除湿して含水率を調節して乾燥させ、その竹
    材(1)の四面に鉋をかけてから竹材(1)を横に並
    べ、人体に有害な化学物質が含まれていない接着剤で接
    着すると共に加圧して横に継ぎ合わせて一枚単層竹集成
    材を作り、この単層竹集成材の両面を研磨して余分な接
    着剤を落としてから、所望数枚の単層竹集成材を上下に
    積層すると共に上下の単層竹集成材の継ぎ目(2)を横
    にずらし、最上層の単層竹集成材は外皮側を上側にし、
    積層した単層竹集成材その重合面を人体に有害な化学物
    質が含まれていない接着剤で接着すると共に加圧して積
    層板(30)を形成し、その積層板(30)を冷圧処理
    し、前記竹材(1)の四面への鉋かけから積層板(3
    0)の冷圧処理までの作業を一日内で行ない、前記積層
    板(30)を縦割りと横引きして所定寸法とし、その積
    層板(30)の外周面にサネ切り加工により嵌合突部
    (5)を形成し、反対側の外周面に前記嵌合突部(5)
    が嵌合可能な嵌合凹部(6)を形成し、積層板(30)
    の最下層の竹材(1)の幅方向中央の肉厚をその両側の
    竹材(1)の肉厚よりも薄くして最下層の竹材(1)の
    底面に凹溝(7)を形成し、前記積層板(30)の最上
    層の表面を素地研磨してからその表面にUV塗料又は
    化型ウレタン塗料を塗装(下塗り)し、最下層の表面を
    樹脂塗料により防水、防カビ密閉塗装することを特徴と
    する竹集成床材の製造方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の製造方法において、素地研
    磨してから塗装した最上層の表面の樹脂塗料を研磨して
    から、その最上層の表面をUV塗料又は硬化型ウレタン
    塗料で塗装(中塗り)することを特徴とする竹集成床材
    の製造方法。
  3. 【請求項3】請求項2記載の製造方法において、中塗り
    した塗装を研磨し、その最上層の表面をUV塗料又は
    化型ウレタン塗料で塗装(上塗り)することを特徴とす
    る竹集成床材の製造方法。
  4. 【請求項4】請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の
    製造方法で製造されたことを特徴とする竹集成床材。
  5. 【請求項5】請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の
    製造方法で製造された竹集成床材において、その竹集成
    床材の積層板(30)の最上層の竹材(1)がそれより
    下層の竹材(1)よりも幅の広い一枚ものであることを
    特徴とする竹集成床材。
  6. 【請求項6】請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の
    製造方法で製造された竹集成床材において、嵌合突部
    (5)から最下層の竹材(1)の裏面まで貫通する釘孔
    (11)が開口されたことを特徴とする竹集成床材。
  7. 【請求項7】請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の
    製造方法で製造された竹集成床材において、積層板(3
    0)が2層の場合は、上層の竹材(1)は外皮(40)
    側が上側に、下層の竹材(1)は外皮(40)側が下側
    にして夫々配列され、積層板(30)が3層の場合は、
    最上層の竹材(1)は外皮(40)側が上側に、最下層
    の竹材(1)は外皮(40)側が下側に、中間層の竹材
    (1)は外皮(40)側が交互に上向きと下向きになる
    ように夫々配列されたことを特徴とする竹集成床材。
  8. 【請求項8】請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の
    製造方法で製造された竹集成床材において、積層板(3
    0)の最上層の個々の竹材(1)の上面の幅方向中央部
    が上方に突出する山形であり、それら竹材(1)が接合
    された最上層の上面が波形であることを特徴とする竹集
    成床材。
  9. 【請求項9】請求項4乃至請求項8のいずれかに記載の
    竹集成床材において、積層板(30)の裏面に消音材
    (8)が取付けられたことを特徴とする竹集成床材。
  10. 【請求項10】請求項4乃至請求項9のいずれかに記載
    の竹集成床材(10)を、最上層の竹材(1)の配列方
    向が縦横の市松模様になる様に多数枚敷設したことを特
    徴とする竹集成床材を用いた床構造。
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