JP3431214B2 - ワイヤレスフラッシュ装置 - Google Patents

ワイヤレスフラッシュ装置

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JP3431214B2
JP3431214B2 JP15352293A JP15352293A JP3431214B2 JP 3431214 B2 JP3431214 B2 JP 3431214B2 JP 15352293 A JP15352293 A JP 15352293A JP 15352293 A JP15352293 A JP 15352293A JP 3431214 B2 JP3431214 B2 JP 3431214B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は副フラッシュを主フラ
ッシュの発光により動作させるワイヤレスフラッシュ装
置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】カメラに取付けたフラッシュ装置(メイ
ンフラッシュ)からのフラッシュ光により発光を行うカ
メラから切離されたフラッシュ装置(サブフラッシュ、
またはスレーブフラッシュ)の技術については、すでに
周知である。 【0003】しかし、サブフラッシュのスレーブ用受光
素子の向きによってはメインフラッシュ光をキャッチで
きない場合があった。 この問題を解決するため、例えば
特開昭57−60317号公報のように、メインフラッ
シュ光を360°の角度より受光できるよう回動可能に
したスレーブ用受光素子を持つフラッシュ装置等が提案
されている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このフ
ラッシュ装置では、ストロボ装置を移動させる度にセン
の向きを変えなくてはならず、ユーザにとっては不便
なものであった。 【0005】 【0006】この発明は上記課題に鑑みてなされたもの
、いろいろな位置に設定しても、メインフラッシュか
らのフラッシュ光をユーザの手を煩わせることなく自動
的に検出する機構を備えたワイヤレスフラッシュ装置を
提供することを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】すなわちこの発明は、
記目的を達成するために、メインフラッシュの発光を検
出して自らの発光制御を行うワイヤレスフラッシュ装置
に於いて、電源電池の電圧を昇圧してメインコンデンサ
に供給する電源回路と、上記メインコンデンサに蓄積さ
れた電荷の放電によって閃光発光可能な閃光発光部と、
この閃光発光部の閃光発光を開始させるためのトリガ回
路と、上記閃光発光部の閃光発光を停止させるための発
光停止回路と、上記ワイヤレスフラッシュ装置の外部
、異なる方向を向いて取付けられ、上記メインフラッ
シュの発光を受光して電気信号に変換して出力する複数
受光素子と、上記複数の受光素子の内の何れかの出力
信号に基いて、上記トリガ回路を動作させて上記閃光発
光部の閃光発光を開始させると共に、上記発光停止回路
を動作させて上記閃光発光部の閃光発光を停止させるも
ので、上記メインフラッシュによるテスト発光時に、上
記メインフラッシュからの発光を受光して自己の発光を
行うことにより自己の発光を受光しない受光素子を決定
し、カメラのレリーズ動作に応答してなされる上記メイ
ンフラッシュの第1の発光を上記決定された受光素子に
より受光した出力に基いて上記閃光発光部の閃光発光を
開始させ、該閃光発光による被写体からの反射光を光量
積分して所望の光量に達した時になされる上記メインフ
ラッシュの第2の発光を上記決定された受光素子により
受光した出力に基いて上記閃光発光部の閃光発光を停止
させる制御手段と、を具備したことを特徴とする。 【0008】 【0009】 【0010】 【0011】 【作用】この発明のワイヤレスフラッシュ装置にあって
は、メインフラッシュの発光を検出して自らの発光制御
が行われる。そして、電源回路により電源電池の電圧が
昇圧されてメインコンデンサに供給される。上記メイン
コンデンサに蓄積された電荷の放電によって閃光発光部
が閃光発光可能な状態となり、この閃光発光部の閃光発
光はトリガ回路により開始される。上記閃光発光部の閃
光発光は発光停止回路により停止される。また、上記ワ
イヤレスフラッシュ装置の外部には、上記メインフラッ
シュの発光を受光して電気信号に変換して出力する複数
の受光素子が異なる方向を向いて取付けられている。そ
して、制御手段により、上記複数の受光素子の内の何れ
かの出力信号に基いて、上記トリガ回路が動作され、上
記閃光発光部の閃光発光が開始される。更に、制御手段
により、上記複数の受光素子の内の何れかの出力信号に
基いて、上記発光停止回路が動作され、上記閃光発光部
の閃光発光が停止される。 更にこの発明では、上記メイ
ンフラッシュによるテスト発光時に、上記メインフラッ
シュからの発光を受光して自己の発光を行うことによ
り、自己の発光を受光しない受光素子を決定し、カメラ
のレリーズ動作に応答してなされる上記メインフラッシ
ュの第1の発光を上記決定された受光素子により受光し
た出力に基いて上記閃光発光部の閃光発光を開始させ、
該閃光発光により被写体からの反射光を光量積分して所
望の光量に達した時になされる上記メインフラッシュの
第2の発光を上記決定された受光素子により受光した出
力に基いて上記閃光発光部の閃光発光が停止される。 【0012】 【0013】 【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例を説
明する。初めに、図1乃至図5を参照して、この発明の
第1の実施例を説明する。図2は、この発明のワイヤレ
スフラッシュ装置の第1の実施例を示す外観図である。
このフラッシュ装置はスレーブ発光専用であり、従って
カメラ(図示せず)と接続するための接点は有していな
い。このフラッシュ装置10の正面には発光部11が備
えられている。そして、この発光部11を含む四方の側
面部には、図示の如く光センサPS1〜PS4がそれぞ
れ1つずつ固着されている。 【0014】図1は、この第1の実施例の回路構成図で
あり、光センサPS1〜PS4に対して、それぞれ光−
電気信号変換器121 〜124 が設けられている。これ
らの光−電気信号変換器121 〜124 は、光センサP
S1〜PS4に所定レベル以上の光信号が入力した時
に、それぞれの出力端PO1〜PO4からデジタル電気
信号として“L(ローレベル)”を出力する構成になっ
ている。 【0015】ナンドゲ−トNAND1は、上記PO1〜
PO4の何れかの信号が“L”になった時に出力STO
Nを“L”→“H(ハイレベル)”に反転させる。この
STONの反転動作により、トリガ回13路の出力TR
Gより高電圧が出力される。 【0016】また、電源回路14にはその電圧を昇圧す
る電池BTが接続されており、これによってメインコン
デンサMCを充電する。メインコンデンサMCが充電状
態に於いて、上記出力TRGより高電圧が出力される
と、放電管Xeが励起されて導通状態となり、メインコ
ンデンサMCの電荷が放電されて発光が行われる。但
し、この回路では発光停止はなされない。 【0017】図3は、図1の光電気信号変換器の詳細を
示した回路図である。光センサPS、抵抗R1、オペア
ンプ15により光信号が入力されると、その強度に比例
した出力電圧が得られる。この電圧は、コンパレータ1
6の負入力端子に入力される。そのため、所定強度以上
の光が入力されると、オペアンプ15は基準電圧Vref2
以上の電圧を出力する。したがって、コンパレータ16
は、“H”から“L”に反転する。尚、Vref1はVref2
とは異なる一定基準電圧である。 【0018】図4は、図1のトリガ回路13の詳細な回
路図である。このトリガ回路は、ごく一般的な構成のも
のであるので、詳細な説明は省略する。図4に於いて、
STONが“L”→“H”に変化すると、サイリスタS
CR1がオンする。すると、コンデンサC1にチャージ
された電荷が、瞬時にトリガトランスT1の1次側に流
れ、それにより2次側に高電圧が発生するようになって
いる。 【0019】図5は、図1の電源回路14の詳細な回路
図である。この電源回路の構成も、ごく一般的なもので
あるから説明は省略する。次に、この第1の実施例の動
作について説明する。 【0020】この実施例では、先ずフラッシュ装置10
をユーザの所望の位置に配置する。そして、図示されな
いカメラには他のフラッシュ装置を接続し(或いはフラ
ッシュ内蔵カメラならばフラッシュを発光可能状態にし
て)、通常のフラッシュ撮影を行う。この第1の実施例
によるフラッシュ装置は、四方の側面部に光センサPS
1〜PS4が備えてあるので、どのような配置にして
も、上記カメラのフラッシュ装置からのストロボ光が入
光するようになっている。 【0021】いま、4つの光センサPS1〜PS4う
ち、何れか1つの光センサに所定強度以上の光が入光す
ると、光−電気信号変換器121 〜124 の出力端PO
1〜PO4から“L”が出力される。次いで、ナンド回
路NAND1にて、上記PO1〜PO4の何れかの信号
が“L”になった時、出力STONを“L”→“H”に
反転させる。このSTONの反転動作により、トリガ回
13路の出力TRGより高電圧が出力される。そして、
メインコンデンサMCが充電状態に於いて、上記トリガ
回13路の出力TRGより高電圧が出力されると、放電
管Xeが励起されて導通状態となり、メインコンデンサ
MCの電荷が放電されて、このフラッシュ装置が発光す
る。 【0022】次に、図6乃至図10を参照して、この発
明の第2の実施例について説明する。図6は、この発明
のワイヤレスフラッシュ装置の第2の実施例を示す外観
図である。同図に於いて、フラッシュ装置17の正面に
は発光部18が備えられている。また、背面側の側面部
及びやや背面側に傾斜された側面部には、光センサPS
3及びPS2、PS4が固着されている。更に、このフ
ラッシュ装置17には、その下部に電気接点を有するシ
ューの取付部19が設けられている。 【0023】図7は、この第2の実施例の回路構成図で
ある。同図に於いて、光センサPS2〜PS4及び光−
電気信号変換器122 〜124 、トリガ回路13、電源
回路14、電池BT、メインコンデンサMC、放電間X
eについては、上述した第1の実施例と同じであるので
説明は省略する。 【0024】発光制御回路20は、シュー端子X、TT
L端子や、光−電気信号変換器122 〜124 、更にス
レーブ切換スイッチS.SWの各信号を入力する。そし
て、それにより、発光開始信号STONをトリガ回路1
3に出力したり、また発光管Xeを発光停止させる制御
を行うものである。尚、X端子はシャッタ幕全開時に
“L”となるパルスを出力し、TTL端子は調光信号と
して“L”となるパルスを出力するためのものである。 【0025】図8は、図7の発光制御回路20の詳細を
示した回路図である。この発光制御回路20は、発光開
始信号や発光停止信号をSTONやSTOFFに出力す
るデジタル信号処理回路と、その信号に従って発光管X
eを発光停止する発光停止回路とで構成される。発光開
始はSTONからの信号に従い、トリガ回路13により
行われる。このトリガ回路13については、上述した第
1の実施例と同じであるので説明を省略する。 【0026】先ず、デジタル信号処理回路について説明
する。このデジタル信号処理回路の第1の目的は、カメ
ラからシュー端子X及びTTL端子を通して入力される
発光開始、停止信号と、光センサPS2〜PS4及び光
−電気信号変換器122 〜124 より出力される信号と
を、スレーブ切換スイッチS.SWの状態により切換え
ることである。これを実現するために、アンドゲートA
D11〜14及びノアゲートNO11〜12を設け、ス
レーブ切換スイッチS.SWに接続した信号端子S01
の状態によって切換えを行う。 【0027】すなわち、端子S01が“H”の場合、つ
まりスレーブ切換スイッチS.SWがオフの場合には、
X端子からの信号がアンドゲートAD11、ノアゲート
NO11を通して反転して、ワンショット回路OS11
に送出される。またTTL端子からの信号がアンドゲー
トAD13、ノアゲートNO12を通して反転して、ワ
ンショット回路OS12に送出される。したがって、X
端子から“H”→“L”となる信号を入力すると、ワン
ショット回路OS11から“L”→“H”→“L”とな
るパルス信号がSTONに出力され、TTL端子から
“H”→“L”となる信号を入力すると、ワンショット
回路OS12から“L”→“H”→“L”となるパルス
信号がSTOFFから出力される。 【0028】一方、端子S01が“L”の場合、つまり
S.SWがオンの場合には、X及びTTLの両端子の信
号は遮断され、PO2〜PO4の信号をアンドゲートA
D12、ノアゲートNO11、及びアンドゲートAD1
4、ノアゲートNO12を通して、それぞれワンショッ
ト回路OS11、OS12に出力する。 【0029】ここで、このデジタル信号処理回路の第2
の目的は、PO2〜PO4の信号を処理して、最初に入
力する信号パルスを発光開始信号、後から入力する信号
パルスを発光停止信号として振分けることである。 【0030】上記PO2〜PO4の何れかの信号が
“L”になると、アンドゲートAD15は“L”にな
り、フリップフロップFF11、FF12のクロックと
して入力する。これらフリップフロップFF11、FF
12は2段のシフトレジスタの構成になっている。すな
わち、最初の立下りクロックでフリップフロップFF1
1のQの反転出力(Qバー)は“H”→“L”と反転
し、2回目の立下りクロックでフリップフロップFF1
2のQの反転出力(Qバー)が“H”→“L”に反転す
る。これらの信号は、ノアゲートNO11、NO12で
反転し、その反転と同時にワンショット回路OS11、
OS12が“L”→“H”→“L”となるパルス信号を
それぞれ出力する。そして、フリップフロップFF1
1、FF12は、ワンショット回路OS12からワンシ
ョット出力が出力されると同時にリセットされる。 【0031】次に、発光停止回路について説明する。通
常の状態では、ワンショット回路OS12の出力、すな
わちSTOFFは“L”であるので、トランジスタTR
11はオフしており、その結果IGBTのゲートには、
ツェナーダイオードに発生する定電圧が加わって、IG
BTはオンした状態になっている。ここで、STONか
ら発光開始信号が出力され、トリガ回路13によりTR
Gに高電圧が発生すると、発光管Xeが励起され、発光
を始める。この後、STOFFが“H”になると、トラ
ンジスタTR11はオンとなり、IGBTのゲートの電
位はエミッタと同電位になる。そのため、IGBTはオ
フとなり、Xe管は発光を停止する。 【0032】次に、図9の配置図を参照して、第2の実
施例の使用例について説明する。図9に於いて、カメラ
21にはメインフラッシュ装置22が取付けられてお
り、一方このカメラ21から離れて被写体23の近傍に
は、複数のフラッシュ装置、この場合フラッシュ装置1
7a、17b、17cが配置されている。尚、この場
合、スレーブ切換スイッチS.SWはオンする。また、
カメラ21に取付けられたメインフラッシュ装置22は
スレーブ制御用のフラッシュであって、発光開始及び発
光停止信号に伴ってそれぞれ小発光するもので、この発
明のフラッシュ装置とは別のものである。 【0033】図10は、図9のフラッシュ装置17aの
信号波形を示したものである。同図を参照して、フラッ
シュ装置17aの位置に配置した場合の発光制御回路2
0(図7参照)の各信号波形を以下に説明する。 【0034】メインフラッシュ光は2回の小発光を行う
が、最初の小発光は発光開始信号であり、次の小発光は
発光停止信号である。先ず、最初の小発光により、光セ
ンサPS2〜PS4のうち、PS4がその信号を受信し
てPO4を“L”にする。その結果、アンドゲートAD
15も“L”となり、フリップフロップFF11の出力
が、先ず反転する。 【0035】このフリップフロップFF11の出力は、
アンドゲートAD12を通してノアゲートNO11で反
転する。したがって、ワンショット回路OS11の立上
がりの信号が入力するので、図示されるようにワンショ
ットパルスを出力する。この信号はSTONから出力さ
れ、発光管Xeが発光を開始する。 【0036】次に、メインフラッシュ装置22が小発光
すると、再び光センサPS4がその信号を受信し、PO
4を“L”にする。その結果、アンドゲートAD15が
再び“L”となり、今度はフリップフロップFF12が
出力を反転させる。このフリップフロップFF12の出
力は、アンドゲートAD14を通してノアゲートNO1
2で反転する。したがって、ワンショット回路OS12
に立上がりの信号が入力するので、ワンショットパルス
がSTOFFに出力される。 【0037】これにより、発光管Xeの発光は停止す
る。ワンショット回路OS12からのワンショットパル
スによってフリップフロップFF11、FF12はリセ
ットされ、次のメインフラッシュ装置22からの信号を
入力できる状態になる。 【0038】尚、図9に於いて、フラッシュ装置17a
の位置では光センサPS4が主として反応するが、フラ
ッシュ装置17bの位置では光センサPS3が、そして
フラッシュ装置17cの位置では光センサPS2が反応
する。このため、この範囲に於いては、ユーザは光セン
サの位置を気にすることなくフラッシュ装置を配置する
ことができる。 【0039】また、メインフラッシ装置22の構成に
ついては特に図面では説明していないが、X端子及びT
TL端子からの信号によって小発光をそれぞれ行うもの
である。 【0040】次に、図11乃至図21を参照して、この
発明の第3の実施例について説明する。図11は第3の
実施例の外観を示すもので、フラッシュ装置24の正面
には発光部25が備えられている。そして、この発光部
25を含む四方の側面部には、光センサPS1〜PS4
が固着されている。また、このフラッシュ装置の下部に
は、電気接点を有するシューの取付部26が設けられて
いる。 【0041】図12は第3の実施例の回路構成図であ
る。同図に於いて、光センサPS1〜PS4、光−電気
信号変換器121 〜124 、トリガ回路13、電源回路
14、電池BT、メインコンデンサMC、放電間Xeに
ついては、上述した第1の実施例と同じであるので説明
は省略する。 【0042】フラッシュ装置24とカメラ(図示せず)
との電気接点は4つであり、GNDを除く残り3つの端
子は何れもカメラからフラッシュ装置へ信号を送信す
る。レリーズ信号端子RELは、カメラのレリーズ釦が
押された時に“L”になる信号の端子である。また、X
端子及びTTL端子については、上述した第2の実施例
と同様であるので説明は省略する。 【0043】更に、図11では示されていないが、フラ
ッシュ装置24の背面にはスイッチが3つ設けられてお
り、1つはスレーブモードスイッチS.SW、1つはス
レーブフラッシュ制御モードスイッチM.SW、もう1
つはスレーブテスト発光スイッチT.SW(このスイッ
チはプッシュスイッチである)である。これらは発光制
御回路27のS01、S02、S03端子にそれぞれ接
続している。 【0044】尚、発光制御回路27のLDDは、発光ダ
イオードLEDを点灯、消灯させるための信号端子であ
り、LDDが“L”の時は発光ダイオードLEDは消
灯、“H”の時は点灯となる。この発光ダイオードLE
Dは、例えばフラッシュ装置24の背面でその点灯が確
認できるように設けられていある。 【0045】図13は、図12の発光制御回路27の詳
細を示す回路図である。この発光制御回路27も、上述
した第2の実施例と同様に、デジタル信号処理回路と、
発光停止回路とで構成されている。このうち、発光停止
回路は第2の実施例と全く同じであるので説明を省略す
る。 【0046】デジタル信号処理回路は、CPUと幾つか
のゲート回路より構成されている。CPUの動作につい
ては後述するので、他のゲート回路の動作についてここ
で説明する。 【0047】PO1〜PO4の信号は、それぞれCPU
にモニタされていると同時に、アンドゲートAD22
よりPO1〜PO4の何れかが“L”になったことをP
O0によりモニタできるようになっている。 【0048】アンド・オア・インバ―タゲートAOI2
1、AOI22は、カメラ側の信号X、TTLと、CP
Uからの信号SON、SOFFの何れを発光開始、停止
信号として出力するかを切換えるためのものである。ア
ンドゲートAD21の出力値が“H”ならば、カメラの
X及びTTL端子からの信号により、発光開始、停止を
行い、アンドゲートAD21の出力値が“L”ならばC
PUのSON、SOFF端子からの信号により発光制御
を行う。 【0049】アンドゲートAD21は、スレーブモード
スイッチS.SW、スレーブフラッシュ制御モードスイ
ッチM.SW、が、両方ともオフ、すなわちS01、S
02が“H”で、且つCPUのTENA端子が“L”の
時のみ“H”を出力する。それ以外の時は、全て“L”
である。 【0050】次に、図14の配置図を参照して、第3の
実施例の使用例について説明する。上述した第2の実施
例と同様、カメラ21には1台のメインフラッシュ装置
22が取付けられ、もう1台のフラッシュ装置24が被
写体23の近傍に配置される。但し、これら2台のフラ
ッシュ装置は、何れもこの発明のよるフラッシュ装置で
あり、カメラ21に取付けられたメインフラッシュ装置
22は、モードスイッチのうち、スレーブフラッシュ制
御モードスイッチM.SWだけをオンし、カメラ21か
ら切離してあるサブフラッシュ装置24はスレーブ切換
スイッチS.SWだけをオンする。 【0051】次に、図15の信号波形図を参照して、テ
スト発光時の動作を説明する。上述した状態で、メイン
フラッシュ側のスレーブテスト発光スイッチT.SWを
押すと、図15に示されるように、メインフラッシュが
2回の小発光を行う。その発光時間はT0で、発光間隔
はT10である。このメインフラッシュの小発光は、
ブフラッシュ装置の光センサPS1〜PS4の何れかに
受信されて、出力PO1〜PO4の何れかを通してCP
Uに入力される。また、同時にPO0からも入力され
る。この例では、光センサPS2とPS3がメインフラ
ッシュ光に反応して、POとPOを“L”にしてい
る。 【0052】CPUがこの2回の小発光によりテスト発
光であると認識すると(この2回の小発光の間隔により
判断する)、今度は自らが発光を行う。この発光は、ユ
ーザがスレーブフラッシュの動作を認識すると共に、自
らのフラッシュ光が光センサにどのような影響を与える
かを調べている。この例では、光センサPS1とPS2
が自らの発光により反応してしまうことを示している。
すなわち、光センサPS1とPS2はスレーブ発光を始
めると、この光センサでは自らのメインフラッシュ光と
区別できないということがわかる。CPUはこの結果を
基に、自らの発光に反応せず、且つメインフラッシュ光
には反応する光センサPS3からの信号PO3により発
光制御することを決定する。 【0053】次に、図16の信号波形図を参照してスレ
ーブ撮影時の動作を説明する。スレーブテスト発光を終
えた後、ユーザはレリーズ釦を押して撮影を行う。カメ
ラからはメインフラッシュに対し、REL端子より
“L”の信号を入力する。これに応じて、メインフラッ
シュは、発光時間T0、発光間隔T20(=2×T1
0)の2回の小発光を行う。 【0054】サブフラッシュはPO0をモニタしてお
り、この小発光の時間間隔により、発光準備を意味する
識別信号を判断する。CPUは、今度は上述したスレー
ブテスト発光の結果に基いて、PO3をモニタする。 【0055】一方、メインフラッシュはX端子から
“L”信号を入力すると、小発光を行う。この信号は、
サブフラッシュの光センサPS3にて受信され、PO3
を“L”にする。この結果、SONが“L”となって、
サブフラッシュは発光を開始する。 【0056】メインフラッシュがTTL端子よりL信号
を入力すると、再び小発光を行う。この信号は、再びサ
ブフラッシュの光センサPS3に受信され、PO3を図
示の如く“L”にする。この結果、SOFFが“L”と
なり、サブフラッシュは発光を停止する。 【0057】ここで、この第3の実施例の使用例につい
て説明する。同実施例によるフラッシュ装置は、以下の
3つの使用方法がある。 (1)カメラに取付け、通常の自動調光制御発光を行
う。この時はスレーブ切換スイッチS.SW、スレーブ
フラッシュ制御モードスイッチM.SWの何れもオフに
する。この時、フラッシュの発光開始はX端子からの信
号で、発光停止はTTL端子からの信号で行われる。 【0058】(2)カメラに取付け、サブフラッシュ装
置のスレーブ発光制御用のメインフラッシュとして使用
する。この時はスレーブフラッシュ制御モードスイッチ
M.SWをオンする。スレーブフラッシュ制御モードス
イッチM.SWをオンすると、CPUからのSON、S
OFF信号で発光開始、停止を行う。CPUはこの端子
を、REL端子、X端子、TTL端子からの信号に基き
操作する。 【0059】尚、ユーザは、このメインフラッシュ装置
をカメラに取付け、サブフラッシュ装置を動作可能状態
にセットした後、スレーブテスト発光スイッチT.SW
を押すと、メインフラッシュ装置は小発光を2回行い、
サブフラッシュ装置にテスト発光を行わせる。この動作
により発光制御用の光センサを選択することは、上述し
た通りである。 【0060】(3)カメラから離してサブフラッシュ
(スレーブフラッシュ)として使用する。スレーブ切換
スイッチS.SWをオンしてユーザの所望の場所に配置
する。この時、CPUはPO0またはPO1〜PO4の
信号に従い、信号の識別及び発光制御を行う。 【0061】次に、図17乃至図21のフローチャート
を参照して、フラッシュ装置のCPUの動作を説明す
る。図17は、スイッチ状態検出の動作を説明するフロ
ーチャートであり、S.SW、M.SW、T.SWの各
種スイッチの状態を検出し、それに伴ってフラッシュ発
光動作が必要かどうかを調べるためのものである。 【0062】先ず、ステップS1にて、S01が
“L”、すなわちスレーブモードであるか否かを判断
し、スレーブモードの場合にはステップS4に移行し
て、PO0が“L”であるかどうかを判断する。ここ
で、PO0が“L”であるならば、後述するステップS
21(スレーブ発光のフローチャート)へと進む。 【0063】上記ステップS1でS01が“L”でない
場合はステップS2に進み、S01が“L”、すなわち
スレーブ発光制御モードであるか否かを判断する。ここ
で、スレーブ発光制御モードである場合には、ステップ
S5に移行してREL端子が“L”か否かを判断する。
ここで、REL端子が“L”であるならば後述するステ
ップS41(スレーブ発光制御のフローチャート)へ進
む。 【0064】更に、上記ステップS3にて、S03が
“L”、すなわちスレーブテスト発光スイッチが押され
た時には、直ちにステップS11(テスト発光のフロー
チャート)に進む。 【0065】以上に述べたスレーブ発光、スレーブ発光
制御、テスト発光のフローチャートの何れにも進まなか
った場合は、図17のループを回り、操作がなされるの
を待つ。 【0066】次に、メインフラッシュ側のテスト発光動
作について説明する。この動作では、メインフラッシュ
装置として、発光時間T0、発光間隔T10の小発光を
2回行う。ステップS11で、先ずCPUからの信号で
発光制御できるよう、TENAを“H”にする。次い
で、ステップS12〜S14にて、1回目の小発光を行
う。ここでは、発光開始となるステップS12のコマン
ドと、発光停止するステップS14のコマンドの間に、
待機時間T0(ステップS13)を挿入している。 【0067】そして、ステップS15にてT10の待機
を行った後、ステップS16及びS17にて、2回目の
小発光を行う。この2回目の小発光は、上述した操作と
全く同じである。その後、ステップS19で、再びTE
NAを“L”にする。 【0068】次に、メインフラッシュ装置からテスト発
光の合図を受取った場合のスレーブフラッシュ側のテス
ト発光の動作を説明する。上記ステップS4にてPO0
が“L”になったことを確認すると、ステップS21に
進んで、T10だけ待機した後、ステップS22で再び
PO0を調べる。ここでPO0が“L”ならば、メイン
フラッシュ装置からスレーブテスト発光の識別信号を受
取ったと判断して、ステップS61(テスト発光のフロ
ーチャート)へ進む。 【0069】ステップS61〜S72は、メインフラッ
シュ装置から信号を受取っている最中に、どの光センサ
から信号が入っているかを判断する部分である。例え
ば、ステップS61でPO1=“L”かどうかを判断す
る。ここで、“L”ならばx1=1とし(ステップS6
2)、“H”ならばx1=0とする(ステップS6
3)。同様に、ステップS64、S67、70に於い
て、PO2、PO3、PO4ついても調べ、x2、x
3、x4をセットまたはリセットする(ステップS6
5、S66、S68、S69、S71、S72)。例え
ば、図15では、PO2とPO3だけが“L”となるの
で、x2、x3は1で、x1とx4は0となる。 【0070】次いで、ステップS73にて一定時間をお
いてから、ステップS74にて発光を開始する。そし
て、ステップS75で、発光強度が最大になるのを待っ
てから、ステップS76で再び光センサが今度は自らの
発光に反応しているかどうかをPO1から判断する。以
下、PO1から順に調べる。 【0071】ステップS76、S77では、PO1が
“L”であるかどうかを判断し、若し“L”でないなら
ば、x1が“1”かどうかを判断する。すなわち、自ら
の発光に反応せず(PO1が“H”)、且つメインフラ
ッシュ光に反応する(x1が“1”)である時に、ステ
ップS80に進んで、POx=PO1とする。すなわ
ち、発光制御用光センサとして光センサPS1を選択す
るのである。 【0072】光センサPS1が発光制御用として不適切
である場合には、光センサPS2について調べる。これ
が、ステップS78及びS79の部分である。光センサ
PS2も不適ならば、ステップS84及びS85で光セ
ンサPS3を、そして光センサPS3も不適切ならばス
テップS86及びS87にて光センサPS4を調べる。 【0073】いま、図15に基いて例をあげる。ステッ
プS76に於いて、PO1=LとなるのでステップS7
8へ進む。このステップS78ではPO2=Lであるか
ら、ステップS84へと進む。更にこのステップS84
では、PO3=HであるのでステップS85へと進む。
ここで、x3=1となってステップS87へ進んで、P
Ox=PO3とし、発光制御センサとしてPO3を選択
する。POxとしてPO1〜PO4の何れかを選択し終
わると、ステップS82にて発光を停止し、ステップS
83でLDD=Lとして発光ダイオードLEDを消灯状
態にした後、ステップS1に戻る。 【0074】一方、POxとしてPO1〜PO4の何れ
も選択しなかった場合は、ステップS90で先ず発光停
止した後、ステップS91でLDD=Hとして発光ダイ
オードLEDを点灯する。そして、ステップS92で、
POx=PO0とし、何れの光センサでも発光開始でき
るようにしておく。但し、この場合は発光停止しない。
この後、ステップS1に戻る。 【0075】次に、メインフラッシュ側のスレーブ制御
発光の動作を説明する。上記ステップS5で、レリーズ
釦が押されたことを検出すると、ステップS41〜S4
7)にて、発光時間T0の小発光をT20(=2T1
0)の間隔で2回発光する操作を、先ず行う。 【0076】この後、ステップS48及びS49にて、
X端子の信号が“L”になるのを待つ。ステップS46
は後述するステップS27と全く同じ目的であり、タイ
ムアウト時間も同じである。X端子が“L”になると、
ステップS50〜S52で、発光時間T0の小発光を行
い、サブフラッシュに発光開始の合図を送る。 【0077】次いで、ステップS53及びS54にて、
今度はTTL端子の信号が“L”になるのを待つ。ステ
ップS54は、後述するステップS32と同じタイムア
ウト時間を有している。 【0078】そして、ステップS53でTTLのL信号
を検出するか、或いはステップS54でタイムアウトに
なると、ステップS55〜S57で、再び小発光を行
い、発光停止の合図をサブフラッシュに送る。この後、
ステップS1に戻る。 【0079】次に、スレーブフラッシュ側のスレーブ発
光動作について説明する。ステップS4でPO0が
“L”になったことを確認し、ステップS21でT10
だけ待った後、ステップS22で再びPO0を判断す
る。ここで、PO0が“L”ならば、メインフラッシュ
装置からスレーブテスト発光の識別信号を受取ったと判
断して、上述したステップS61以降のテスト発光のフ
ローチャートへ進む。一方、PO0が“L”でなけれ
ば、再びステップS23にてT10だけ待った後、ステ
ップS24に於いてPO0を判断する。 【0080】ここで、PO0が“L”であるならば、2
×T10=T20間隔の小発光があったことを検出し
て、ステップS25以降のスレーブ発光のフローチャー
トに入る。上記ステップS24に於いて、PO0が
“L”でなければ、ステップS1に戻る。すなわち、テ
スト発光、スレーブ発光の何れの識別信号でもないと判
断する。尚、ステップS25のT0の待機は、メインフ
ラッシュの2回目の小発光が終了するのを待つためのも
のである。 【0081】ステップS26及びS27は、メインフラ
ッシュ装置の3回目の小発光を待つループである。ここ
で、POxというのは、PO1〜PO4の何れかであっ
て、上述したように、スレーブテスト発光の結果により
決定される。但し、スレーブテスト発光がなされていな
い時はPOx=PO0である。 【0082】いま、仮にPOx=PO3とすると、PO
3が“L”になるまでこのループで待機する。但し、ス
テップS27で一定時間待ってもPO3が“L”になら
ない場合は、ステップS1に戻ってしまう。これは、カ
メラ及びメインフラッシュ側が識別信号を出力したもの
の、X端子から発光開始信号が出力されなかった場合
や、何らかのアクシデントで発光開始信号が遮られた場
合にこのループから抜け出せるようにしたものである。
この一定時間は、通常の撮影でレリーズ釦が押されてか
らシャッタ幕が全開するのに十分な時間である。 【0083】ステップS26に於いて、POx(ここで
はPO3)が“L”になると、ステップS28に進んで
STONに“L”→“H”→“L”のパルスを出力し、
発光を開始する。そして、ステップS29で、その小発
光が終了するT0の時間だけ待って、ステップS31及
びS32のループでPO3が“L”になるのを、すなわ
ち発光停止信号を受取るのを待つ。同じ理由のもので、
ここでのタイムアウト時間は、発光が終了するのに十分
な時間としている。但し、POx=PO0の場合は、発
光停止せずに、ステップS30からステップS1に抜け
る。 【0084】上記ステップS31にて、PO3が“L”
になるのを検出すると、ステップS33にてSTOFF
から“L”→“H”→“L”のパルスを出力して発光を
停止させる。次いで、ステップS34では、メインフラ
ッシュ装置の発光停止用小発光が終了するのを待つ。こ
の後、ステップS1に戻り、次の操作に備える。 【0085】 【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、異なる
方向から受光できる受光素子を複数設けたので、メイン
フラッシュ装置からの発光を受光する範囲が広がり、ユ
ーザがその範囲内に於いていろいろな位置にワイヤレス
フラッシュ装置を配置することができるので、自由度が
広がる。また、事前にメインフラッシュ光を受光して自
らの発光は受光しない受光素子を選択するので、自らの
発光中にもメインフラッシュからの発光信号で発光停止
することができ、発光制御の時間を短くすることができ
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明のワイヤレスフラッシュ装置の第1の
実施例を示す回路構成図である。 【図2】この発明のワイヤレスフラッシュ装置の第1の
実施例を示す外観図である。 【図3】図1の光電気信号変換器の詳細を示した回路図
である。 【図4】図1のトリガ回路13の詳細な回路図である。 【図5】図1の電源回路14の詳細な回路図である。 【図6】この発明のワイヤレスフラッシュ装置の第2の
実施例を示す外観図である。 【図7】この発明のワイヤレスフラッシュ装置の第2の
実施例の回路構成図である。 【図8】図7の発光制御回路20の詳細を示した回路図
である。 【図9】第2の実施例によるフラッシュ装置17a、1
7b、17cの配置例を示した図である。 【図10】図9のフラッシュ装置17aの信号波形を示
したタイムチャートである。 【図11】この発明のワイヤレスフラッシュ装置の第3
の実施例を示す外観図である。 【図12】この発明のワイヤレスフラッシュ装置の第3
の実施例の回路構成図である。 【図13】図12の発光制御回路27の詳細を示す回路
図である。 【図14】第3の実施例によるフラッシュ装置24の使
用例を示した図である。 【図15】第3の実施例によるフラッシュ装置24の信
号波形を示したタイムチャートである。 【図16】スレーブ撮影時の動作を説明する信号波形を
示したタイムチャートである。 【図17】フラッシュ装置のCPUの動作を説明するも
ので、スイッチ状態検出の動作を説明するフローチャー
トである。 【図18】フラッシュ装置のCPUの動作を説明するも
ので、メインフラッシュ側のテスト発光の動作を説明す
るフローチャートである。 【図19】フラッシュ装置のCPUの動作を説明するも
ので、スレーブフラッシュ側のスレーブ発光の動作を説
明するフローチャートである。 【図20】フラッシュ装置のCPUの動作を説明するも
ので、メインフラッシュ側のスレーブ制御発光の動作を
説明するフローチャートである。 【図21】フラッシュ装置のCPUの動作を説明するも
ので、スレーブフラッシュ側のテスト発光の動作を説明
するフローチャートである。 【符号の説明】 10…フラッシュ装置、11…発光部、121 〜124
…光−電気信号変換器、13…トリガ回路、14…電源
回路、15…オペアンプ、16…コンパレータ、BT…
電池、MC…メインコンデンサ、NAND1…ナンドゲ
−ト、PS1〜PS4…光センサ、Xe…放電管。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 メインフラッシュの発光を検出して自ら
    の発光制御を行うワイヤレスフラッシュ装置に於いて、電源電池の電圧を昇圧してメインコンデンサに供給する
    電源回路と、 上記メインコンデンサに蓄積された電荷の放電によって
    閃光発光可能な閃光発光部と、 この閃光発光部の閃光発光を開始させるためのトリガ回
    路と、上記閃光発光部の閃光発光を停止させるための発光停止
    回路と、 上記ワイヤレスフラッシュ装置の外部に、異なる方向を
    向いて取付けられ、上記メインフラッシュの発光を受光
    して電気信号に変換して出力する複数の受光素子と、上記複数の受光素子の内の何れかの出力信号に基いて、
    上記トリガ回路を動作させて上記閃光発光部の閃光発光
    を開始させると共に、上記発光停止回路を動作させて上
    記閃光発光部の閃光発光を停止させるもので、上記メイ
    ンフラッシュによるテスト発光時に、上記メインフラッ
    シュからの発光を受光して自己の発光を行うことにより
    自己の発光を受光しない受光素子を決定し、カメラのレ
    リーズ動作に応答してなされる上記メインフラッシュの
    第1の発光を上記決定された受光素子により受光した出
    力に基いて上記閃光発光部の閃光発光を開始させ、該閃
    光発光による被写体からの反射光を光量積分して所望の
    光量に達した時になされる上記メインフラッシュの第2
    の発光を上記決定された受光素子により受光した出力に
    基いて上記閃光発光部の閃光発光を停止させる 制御手段
    と、 を具備したことを特徴とするワイヤレスフラッシュ装
    置。
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