JP3431016B2 - キッチンキャビネット - Google Patents

キッチンキャビネット

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JP3431016B2
JP3431016B2 JP2001012379A JP2001012379A JP3431016B2 JP 3431016 B2 JP3431016 B2 JP 3431016B2 JP 2001012379 A JP2001012379 A JP 2001012379A JP 2001012379 A JP2001012379 A JP 2001012379A JP 3431016 B2 JP3431016 B2 JP 3431016B2
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JP
Japan
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kitchen
space
double
dining
cabinet
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淳也 吉田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願の発明は、キッチン
キャビネットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、キッチンエリアとダイニング
エリアとの間にキッチンキャビネットを設けてオープン
キッチンなどを構成することがしばしば行なわれてお
り、機能性や利便性を向上させるべく様々な構造のキッ
チンキャビネットが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この出願の発
明も、キッチンおよびダイニングやリビング等の両側か
ら利用することのできる、機能性および利便性に優れ
た、新しいキッチンキャビネットを提供することを課題
としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】この出願の発明は、上記
の課題を解決するものとして、キャビネット本体の上部
におけるキッチン側にカウンター体が設けられ、ダイニ
ング側に収納体が設けられており、収納体は、キッチン
側およびダイニング側の両方に開口した両面開口部とダ
イニング側のみに開口した片面開口部とを横並びに有し
ており、収納体の背面部下方には、カウンター体のバッ
クガードが当接されており、収納体の両面開口部の下方
には、カウンター体のバックガードに相当する高さの引
き出しが設けられている、ことを特徴とするキッチンキ
ャビネットを提供する
【0005】また、この出願の発明は、上記のキッチン
キャビネットにおいて、片面開口部の背板が間に空間部
を有する二重板構造となっており、キッチン側に面する
背板面にコンセントが設けられ、二重板間の空間部がコ
ンセント用の配線スペースとなっていることをも提供す
る。
【0006】
【発明の実施の形態】この出願の発明は、以上のとおり
の特徴を有するものであるが、以下に、添付した図面に
沿って実施例を示し、さらに詳しくこの発明の実施の形
態について説明する。
【0007】
【実施例】[実施例1]図1は、この出願の発明のキッ
チンキャビネットの一実施例を示したものである。
【0008】たとえばこの図1に例示したように、この
出願の発明のキッチンキャビネットは、キャビネット本
体(1)の上部におけるキッチン側にカウンター体
(2)が設けられ、ダイニング側に収納体(3)が設け
られた構成となっている。これにより、まずキャビネッ
ト本体(1)によって、大きな収納量を確保するととも
に、キッチン側およびダイニング側の両方に扉などを設
けることで両側から利用することができ、またこのキャ
ビネット本体(1)上のスペースを、カウンター体
(2)によってキッチン側における物置台や作業台など
として利用できるとともに、収納体(3)によってキッ
チン側あるいはダイニング側における収納スペースなど
として利用できるようになり、機能性および利便性に優
れた新しいキッチンキャビネットが実現されている。
【0009】このキッチンキャビネットにおいては、図
2にも例示したように、収納体(3)は、キッチン側お
よびダイニング側の両方に開口した両面開口部(4)と
ダイニング側のみに開口した片面開口部(5)とを横並
びに有する構成とすることができ、両面開口部(4)は
両側から食器等を置いたり受け渡したりするスペースと
して配膳や後片付けなどのスムーズな作業性を実現し、
片面開口部(5)はダイニング側にて使用する小物・中
物などの収納スペースを実現する。
【0010】またこの場合においては、図2および図3
に例示したように両面開口部(4)の下方にカウンター
体(2)のバックガード(21)に相当する高さの引き
出し(6)を設けたり、図4に例示したように片面開口
部(5)の背板(51)を間に空間部(52)を有する
二重板構造とし、キッチン側に面する背板(51a)面
にコンセント(7)を設けるとともに二重背板(51
a)(51b)間の空間部(52)をコンセント(7)
用の配線スペースとする、といった態様が好ましい。
【0011】より具体的には、まず、両面開口部(4)
の下方に位置する引き出し(6)は、収納体(3)の背
面部下方にカウンター体(2)のバックガード(21)
が当接しており、バックガード(21)の高さ分は上述
したような配膳・後片付けスペースとしては利用できな
いため、その高さ分の空間を有効利用したものである。
無駄なスペースが極力削減されて、機能性および利便性
のさらなる向上が図られている。
【0012】他方、片面開口部(5)のコンセント機能
については、図4(c)に例示したように、配線スペー
スとなる空間部(52)を背板(51)を背板(51
a)および背板(51b)からなる二重板構造とするこ
とで確保し、その配線スペースからのコンセント(7)
をキッチン側の背板(51a)に取り付けることで、た
とえば炊飯器、電気ポット、ジュースミキサー、電気泡
立器などの各種電気製品をコンセント(7)に接続して
カウンター体(2)上にて使用することができるように
なり、離れた場所にあるコンセントからコードを引っ張
ったり延長したりする必要がなく、キッチン作業がより
効率的となり、機能性および利便性のより一層の向上が
図られている。もちろん配線が見えないために外観性・
美観性にも優れたものとなっている。
【0013】なお、以上のこの出願の発明における「ダ
イニング側」とは、キッチンカウンターを間にしてキッ
チンエリアと隣接する部屋空間の側ということを表すも
のであって、隣接部屋空間をダイニングに限定する意図
ではなく、リビングやリビング・ダイニングなどが隣接
している場合をも含めて「ダイニング側」と呼んでい
る。
【0014】この発明は以上の例に限定されるものでは
なく、細部については様々な態様が可能であることは言
うまでもない。
【0015】
【発明の効果】以上詳しく説明した通り、この出願の発
明によって、キッチンおよびダイニングやリビング等の
両側から利用することのできる、機能性および利便性に
優れた、新しいキッチンキャビネットが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この出願の発明のキッチンキャビネットの一実
施例を示した斜視図である。
【図2】(a)(b)(c)(d)(e)は、各々、収
納体を例示したガラス窓のある状態の正面図、ガラス窓
のない状態の正面図、平面図、片面開口部側の透視側面
図、および両面開口部側の透視側面図である。
【図3】(a)(b)(c)は、各々、収納体における
両面開口部を例示した正面図、平面図、および透視側面
図である。
【図4】(a)(b)(c)は、各々、収納体における
片面開口部を例示した正面図、平面図、および透視側面
図である。
【符号の説明】
1 キャビネット本体 2 カウンター体 21 バックガード 3 収納体 4 両面開口部 5 片面開口部 51,51a,51b 背板 52 空間部 6 引き出し 7 コンセント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47B 77/00 A47B 77/04 A47B 81/00 A47B 88/00 A47B 97/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビネット本体の上部におけるキッチ
    ン側にカウンター体が設けられ、ダイニング側に収納体
    が設けられており、 収納体は、キッチン側およびダイニング側の両方に開口
    した両面開口部とダイニング側のみに開口した片面開口
    部とを横並びに有しており、 収納体の背面部下方には、カウンター体のバックガード
    が当接されており、 収納体の両面開口部の下方には、カウンター体のバック
    ガードに相当する高さの引き出しが設けられている、 ことを特徴とするキッチンキャビネット。
  2. 【請求項2】 片面開口部の背板が間に空間部を有する
    二重板構造となっており、キッチン側に面する背板面に
    コンセントが設けられ、二重板間の空間部がコンセント
    用の配線スペースとなっている請求項のキッチンキャ
    ビネット。
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