JP3428855B2 - 電気部品用ソケット - Google Patents

電気部品用ソケット

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JP3428855B2 JP11432397A JP11432397A JP3428855B2 JP 3428855 B2 JP3428855 B2 JP 3428855B2 JP 11432397 A JP11432397 A JP 11432397A JP 11432397 A JP11432397 A JP 11432397A JP 3428855 B2 JP3428855 B2 JP 3428855B2
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/325Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by abutting or pinching, i.e. without alloying process; mechanical auxiliary parts therefor

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  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
  • Measuring Leads Or Probes (AREA)
  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)
  • Connecting Device With Holders (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気部品用ソケット
に関し、特に、表示パネルの検査に好適に用いることが
できるソケットに関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示パネルやプラズマ放電パネル等
の表示パネルは基板上に多数の電極部を備えている。こ
の種の表示パネルの表示品位等を検査する場合、表示パ
ネルに点灯用信号を供給するための接触子を備えた電気
部品用ソケットが使用される(特開平8−220175
号参照)。
【0003】この種の電気部品用ソケットは、プレート
上に配設した接触子の上に表示パネルを載接し、この表
示パネルとプレートとをスライド動作可能な断面略U字
状のクリップ部材で挟むことにより、表示パネルの電極
部と接触子とを所要の接触圧で接触させるように構成さ
れている。
【0004】一方、表示パネルを挟む2枚のプレートを
締結して一方のプレート上に配設された接触子と表示パ
ネルの電極部とを所要の接触圧で接触させる電気部品用
ソケットが考えられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】クリップ部材を使用す
る従来の電気部品用ソケットにおいては、クリップ部材
を解放位置から押圧位置へとスライドさせるときに表示
パネルがスライド方向に押されてコンタクト部材と表示
パネルの電極部とが位置ずれを起こす場合がある。
【0006】また、2枚のプレートを用いる電気部品用
ソケットの場合、一方のプレートに設けたガイド穴と他
方のプレートに設けたガイドピンとを嵌合させることに
より両プレートの位置合わせを行なうことが考えられる
が、ガイド穴とガイドピンとのクリアランスを小さくす
るとガイドピンの挿抜が難かしくなる。一方、ガイド穴
とガイドピンとのクリアランスを大きくすると締結時に
プレート同士の横ずれによって表示パネルの電極部と接
触子とが位置ずれを起こしやすくなる。
【0007】更に、液晶パネル以外の例えばICパッケ
ージや複数の電気部品が搭載されている回路基板などに
おいても、外部回路との電気的接続を行うための電極部
が微細な間隔で多数配設されている場合が多い。したが
って、このような電気部品を接触子を介して外部回路に
接続させる場合にも、電気部品の電極部とソケットの接
触子とを圧接させる際に位置ずれを起こし、接続不良と
なることが多かった。
【0008】したがって、本発明の目的は、2つのプレ
ートで電気部品を挟持し、両プレートを締結することに
より一方のプレートに設けた接触子と電気部品の電極部
とを所要の接触圧で接触させる電気部品用ソケットにお
いて、プレートの締結時に電極部の電極と接触子との位
置ずれを防止することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、2枚のプレートで電気部品
を挟持し、両プレートを締結する締結手段により一方の
プレートに配設された接触子と前記電気部品の電極部と
を所定の接触圧で接触させる電気部品用ソケットにおい
て、両プレートの締結時に電気部品の周囲で両プレート
を位置決めする位置合わせ手段と、一方のプレート上に
固定して設けられて電気部品の側辺に当接可能であって
該一方のプレート上における電気部品の位置決めの基準
となる位置決め片と、両プレートの締結時に他方のプレ
ートの側から電気部品の面に接触し該電気部品を前記位
置決め片に向けて付勢する付勢手段とを備えたことを
特徴とする電気部品用ソケット。
【0010】上記構成によれば、接触子を備えた一方の
プレート上に、電気部品の側面に当接可能であって該一
方のプレート上における電気部品の位置決めの基準とな
る位置決め片を固定して設けており、且つ、両プレート
の締結時に付勢手段が他方のプレートの側から電気部品
の面に接触し該電気部品を前記位置決め片に向けて付勢
することができるので、たとえ両プレートを位置合わせ
するための位置合わせ手段にプレートの横ずれを許容す
るクリアランスがあっても、両プレートの締結時に電気
部品の側辺、上記一方のプレートに設けてある位置決
め片に当接させることにより、電気部品を該一方のプレ
ート上で正確に位置決めすることができる。したがって
電気部品の電極部と一方のプレート上の接触子との位置
ずれを確実に防止することができる。
【0011】請求項2の発明は、請求項1記載の電気部
品用ソケットにおいて、前記付勢手段は、前記電気部品
の電極部に対応する位置に配置されており、この位置に
おいて前記電気部品を前記位置決め片に向けて付勢する
ことを特徴とする。
【0012】上記構成によれば、電気部品の検査作業に
支障をきたすことなく、確実に電気部品の電極部と接触
子との位置ずれ防止効果を得ることができる。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項1記載の電
気部品用ソケットにおいて、前記付勢手段が、前記他方
のプレートに固定されて該プレートと電気部品との間に
介在する弾性押圧部材を有し、該弾性押圧部材は締結に
よる圧縮時に電気部品を前記位置決め片に向けて付勢す
る力を発生するように形成されていることを特徴とす
る。
【0014】上記構成によれば、両プレートの締結時に
弾性押圧部材の圧縮変形により電気部品を位置決め片に
向けて付勢する力を発生させることができるので、簡単
な構造で電気部品の電極部と接触子との位置ずれ防止効
果を得ることができる。
【0015】請求項4記載の発明は、請求項3記載の電
気部品用ソケットにおいて、前記弾性押圧部材の電気部
品側押圧面が断面鋸歯状に形成されていることを特徴と
する。
【0016】上記構成によれば、両プレートの締結時に
断面鋸歯状に形成された弾性押圧部材の電気部品側押圧
面が圧縮変形することにより電気部品を位置決め片に向
けて付勢する力を発生させることができるので、弾性押
圧部材の成形加工が容易であるとともに電気部品の電極
部と接触子との位置ずれ防止効果を得ることができる。
【0017】請求項5記載の発明は、請求項1記載の電
気部品用ソケットにおいて、前記付勢手段は、一端が電
気部品側の他方のプレートに固定された板ばねと、該板
ばねに取り付けられて該板ばねと電気部品との間に介在
する弾性押圧部材を有し、前記板ばねは、締結時の変位
により電気部品が前記位置決め片に向かう方向と同方向
に前記弾性押圧部材を変位させるように形成されている
ことを特徴とする。
【0018】上記構成によれば、両プレートの締結時に
板ばねの変位によって電気部品が位置決め片に向かう方
向と同方向に弾性押圧部材が変位させられるので、電気
部品が弾性押圧部材により位置決め片に向けて付勢され
ることとなる。したがって弾性押圧部材に特殊形状を施
すことなく、簡単な構造で電気部品の電極部と接触子と
の位置ずれ防止効果を得ることができる。
【0019】請求項6記載の発明は、請求項1記載の電
気部品用ソケットにおいて、前記付勢手段は、電気部品
側の他方のプレートと電気部品との間に介在され且つプ
レートに対し摺動可能なスライド部材と、該スライド部
材の電気部品側に固定して設けられた弾性押圧部材と、
両プレートのうちの一方に設けられ、両プレートの締結
時にスライド部材に当接して電気部品が前記位置決め片
に向かう方向と同方向に該スライド部材を変位させる当
接部とを有することを特徴とする。
【0020】上記構成によれば、両プレートのうちの一
方に設けられた当接片が両プレートの締結時にスライド
部材に当接して電気部品が前記位置決め片に向かう方向
と同方向に該スライド部材を変位させるので、該スライ
ド部材の変位によって電気部品が位置決め片に向かう方
向と同方向に弾性押圧部材が変位させられることとな
り、電気部品が弾性押圧部材により位置決め片に向けて
付勢されることとなる。したがって弾性押圧部材に特殊
形状を施すことなく、簡単な構造で電気部品の電極部と
接触子との位置ずれ防止効果を得ることができる。
【0021】請求項7に記載の発明は、請求項1から6
までのいずれかに記載の電気部品用ソケットにおいて、
前記電気部品が液晶表示パネルであり、前記付勢手段は
前記液晶表示パネルの面に接触し、これを前記位置決め
片に向けて付勢することを特徴とする。
【0022】上記構成によれば、簡単な構造で液晶表示
パネルの電極部とソケット側の接触子との位置ずれ防止
効果を得ることができる。
【0023】請求項8に記載の発明は、請求項7記載の
電気部品用ソケットにおいて、前記付勢手段が接触する
位置が、前記液晶表示パネルの表示範囲外とされている
ことを特徴とする。
【0024】上記構成によれば、液晶表示パネルの検査
作業に支障をきたすことなく、確実に液晶表示パネルの
電極部とソケット側の接触子との位置ずれ防止効果を得
ることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例につき説明する。なお、各図に示す実施例において
同様の構成要素には同一の参照符号が付してある。
【0026】
【実施例】図1〜図6は本発明を液晶表示パネル検査用
ソケットに適用した場合の第1実施例を示したものであ
る。図1はソケットの締結解除状態を示す全体平面図で
あり、図2(a),(b)はそれぞれ図1に示すソケッ
トの要部拡大平面図および同(a)中A−A線に沿った
断面図である。図3は図1中B−B線に沿った拡大断面
図である。図4(a),(b)はそれぞれ図3に示す弾
性押圧部材の作用を説明するための要部拡大断面図であ
る。図5(a),(b)はそれぞれ図3に示す弾性押圧
部材と表示パネルと位置決め片との関係を示す透視平面
図および同(a)中C−C線およびD−D線に沿った弾
性押圧部材の断面図である。図6(a),(b)はそれ
ぞれ図3に示すピンガイド板の平面図および正面図であ
る。
【0027】はじめに図1〜図3を参照すると、本発明
によるソケットは表示パネル1を着脱可能に挟持する2
枚のプレートすなわち上プレート11および下プレート
12およびと、両プレート11,12を締結する締結手
段13とを備えている。図示は省略されているが、この
実施例においては表示パネル1の基板2の四辺のうちの
互いに隣接する二辺に沿ってそれぞれ電極部(図示省
略)が配列形成されており、電気部品用ソケットは、両
プレート11,12の締結により下プレート12に配設
された接触子14と表示パネル1の基板2上に配列形成
された電極部とを所定の接触圧で接触させ電気的に接続
するものとなっている。
【0028】下プレート12には表示パネル1の電極部
と対向して接触子14の背後を支持する支持部材15が
設けられている。この支持部材15は好ましくはゴム等
の弾性部材からなり、表示パネル1の電極部の配列方向
(図3の紙面に垂直な方向)に沿って延びている。
【0029】図2に詳細に示すように、締結手段13
は、上プレート11の背面上にスライド可能に設けられ
た加圧板16と、表示パネル1の周辺に沿って下プレー
ト12に設けられた複数個の係合部材17と、加圧板1
6のスライドに応じて係合部材17に対し係脱されるよ
うに表示パネル1の周辺に沿って加圧板16に設けられ
た複数個の弾性与圧板18とからなっている。各弾性与
圧板18は係合部材17への係接による弾性変形により
両プレート11,12を締結するための加圧力を発生す
るものである。この実施例の各弾性与圧板18は加圧板
16から切り起こされて加圧板16から片持ち梁状に形
成されている。
【0030】一方、係合部材17は下プレート12より
突出する軸部17aと、該軸部17aの先端に形成され
たヘッド部17bとを有し、弾性与圧板18はこのヘッ
ド部17bの下面に弾接係合し得るように形成されてい
る。また、上プレート11と弾性与圧板18には係合部
材17のヘッド部17bを挿通可能な逃げ穴11a,1
8aがそれぞれ形成されている。さらに、逃げ穴18a
と連通して弾性与圧板18には係合部材17の軸部17
aを挿通可能な長溝18bが形成されている。複数個の
弾性与圧板18の長溝18bは互いに平行に直線的に延
びている。なお、長溝18bを弾性与圧板18の先端1
8cに開放させた形としてもよい。
【0031】弾性与圧板18の先端18cは上プレート
11の上面に弾接するように形成されており、弾性与圧
板18の中間部は上方に湾曲している。一方、上プレー
ト11の上面には2つの凹部11b,11cが形成され
ており、弾性与圧板18の先端18cは該弾性与圧板1
8の湾曲部の頂部18dが係合部材17のヘッド部17
bから離脱した位置(図1および図2(b)参照)およ
び該頂部18dがヘッド部17bの下面に弾接した位置
(図示省略)においてそれぞれ該凹部11b,11cに
安定に係止されるものとなっている。
【0032】図1及び図3に示すように、上プレート1
1の4つの角隅部にはそれぞれ下プレート12に向けて
突出するガイドピン19が取り付けられており、下プレ
ート12の4つの角隅部にはガイドピン19を受け入れ
る挿入穴12aが形成されている。また、ガイドピン1
9の上端部には加圧板16に形成された長穴16aに係
合して加圧板16を上プレート11の長辺と平行な方向
(図1中R,Lの方向)に案内する上ガイドピン21が
設けられており、加圧板16は上ガイドピン21の上端
のフランジ部21aと上プレート11との間に保持され
ている。なお、上ガイドピン21は直接上プレート11
上に植設してもよい。
【0033】加圧板16にはさらに該加圧板16をスラ
イドさせる治具(不図示)を係合させるための係合穴1
6bが形成されている。
【0034】上記構成によれば、上プレート11上で加
圧板16をスライドさせると、複数個の弾性与圧板18
がそれぞれ係合部材17に係合して弾性変形することに
より上プレート11を下方に加圧し、その加圧力によっ
て2つのプレート11,12が締結される。
【0035】図6に示すように、さらにこの実施例にお
いては、下プレート12の挿入穴20の周りにガイドピ
ン19を案内するピンガイド板22が設けられている。
各ピンガイド板22はベース部22aと、該ベース部2
2aから切り起こし形成され且つ先端側が上プレート1
1側に屈曲形成された複数個(ここでは3個)の弾性ガ
イド片22bとを有している。
【0036】図3及び図6を参照すると、ピンガイド板
22のベース部22aは略円形をなしており、下プレー
ト12に形成された円形の凹部12b内にねじ20で固
定されている。さらに、ピンガイド板22のベース部2
2aには各弾性ガイド片22bの基部に沿って延びるス
リット22cが形成されており、これにより、各弾性ガ
イド片22bの基部は2つのブリッジ部22dを介して
ベース部22aに対し両端支持状態に連結されている。
ガイドピン19およびピンガイド板22はプレート1
1,12の4つの角隅部にそれぞれ設けることができる
が、別の態様として、下プレート12の3つの角隅部に
ピンガイド板22を設け、残りの角隅部にはガイドピン
19よりも大きなサイズのガイド穴を形成し、3つのピ
ンガイド板22の弾性付勢力を利用して該ガイド穴に挿
入されるガイドピン19を該ガイド穴の内面に押し当て
て位置決めとすることが可能である。
【0037】したがって、上記構成によれば、ピンガイ
ド板22の3つの弾性ガイド片22bの先端間にはガイ
ドピン19を挿通する開口が形成されるが、該弾性ガイ
ド片22bが上プレート11で下方に押圧されていない
状態のときは弾性ガイド片22bの先端間にはガイドピ
ン19の直径よりも十分大きな開口が形成される。した
がって、ガイドピン19を容易に挿入開始することがで
きる。
【0038】そして、上下2つのプレート11,12の
締結時にピンガイド板22の各弾性ガイド片22bの先
端が上プレート11により押圧されると、弾性ガイド片
22bの先端が下方に弾性変位することによりガイドピ
ン19との間の隙間が次第に減少し、やがて該弾性ガイ
ド片22aの先端がガイドピン19の外周に当接するの
で、ガイドピン19と弾性ガイド片22との間のクリア
ランスが無い状態で2つのプレート11,12の締結が
完了することとなる。したがって、2つのプレート1
1,12の位置ずれに起因した表示パネル1と接触子1
4との位置ずれを防止することができる。
【0039】また、ガイドピン19を上方に引き抜くと
きは上プレート11の上昇に伴ってピンガイド板22の
弾性ガイド片22bの先端が上方に弾性復帰するので、
該ガイドピン19を抵抗なく容易に引き抜くことができ
る。
【0040】さらに、図示ピンガイド板22においては
スリット22cの位置やサイズを調整することにより各
弾性ガイド片22bの基部のブリッジ部22dの剛性を
調整できるので、ピンガイド板22の各弾性ガイド片2
2bのばね定数を容易に最適値に設定することができ
る。
【0041】図1及び図3に示すように、下プレート1
2の上面には該下プレートに対し表示パネル1を基準位
置に位置決めするための位置決め片23が突設されてい
る。前述したように、この実施例においては表示パネル
1の基板2の二辺に沿ってそれぞれ電極部が配列形成さ
れているので、位置決め片23は表示パネル1の基板2
の上記二辺の一端が交わる角部の近辺にそれぞれ1つず
つ、また上記二辺のうちの一辺の他端の近傍に1つ、合
計3個用いられている。上プレート11には締結時に位
置決め片23の先端を受容する穴11dが形成されてい
る。そして、下プレート12には表示パネル1の基板2
をこれら位置決め片23に押し当てて表示パネル1を位
置決めするためのばね付勢手段24が設けられている。
表示パネル1は作業者又は自動機によって下プレート1
2に対し着脱する必要があるので、ばね付勢手段24の
付勢力は表示パネル1の着脱操作に支障を来さない程度
の強さに設定されている。このため、上下のプレート1
1,12の締結時に両プレート11,12間に強い横ず
れの力が加わった場合、ばね付勢手段24のみでは表示
パネル1を位置決め片23と当接する基準位置に保持し
ておくことが困難となる。
【0042】なお、上述した位置決め片23とばね付勢
手段24とによってのみ表示パネル1の位置ずれを防止
しようとすると、ばね付勢手段24の弾性力をかなり大
きなものとすることが必要となり、このような構成とす
ると、表示パネル1の側面が強い力で押圧されることに
なるので着脱操作が困難となるばかりでなく、ガラス製
である表示パネル1の位置決め片23に当接する箇所が
破損してしまう恐れがある。また位置決め片23に当接
する箇所の近傍にのみ局所的に応力が加わることになる
ため、この部分の表示状態が乱れて表示品位の検査に支
障をきたすという問題も発生する。
【0043】そこで、図3〜図5に示すように、本発明
の電気部品用ソケットにおいては、両プレート11,1
2の締結時に表示パネル1を位置決め片23に向けて付
勢する付勢手段25が設けられている。この第1実施例
においては、付勢手段25は、表示パネル1側の上プレ
ート11の下面に固定されて該上プレート11と表示パ
ネル1との間に介在する弾性押圧部材26を有してい
る。この弾性押圧部材26は両プレート11,12の締
結による加圧時に表示パネル1を位置決め片23に向け
て付勢する力を発生するように形成されている。すなわ
ち、弾性押圧部材26の下面側すなわち表示パネル押圧
面側は断面鋸歯状に形成されており、各鋸歯形状部27
はその稜線部27aに対し非対称な左右側面を有してい
る。一方の側面(図4(a)中左側面)27bは押圧す
る表示パネル1の上面に対し鋭角に傾斜するよう、上プ
レート11の下面に対し鋭角に傾斜して形成されてお
り、他方の側面(図4(a)中右側面)27cは上プレ
ート11の下面に対し略直角に形成されている。したが
って、上下のプレート11,12の締結時に弾性押圧部
材26が矢印V方向の加圧力を受けると弾性押圧部材2
6の各鋸歯形状部27は、図4(b)に示すように、そ
の先端27aが上プレート11の下面に対し略直角な側
面27bの側に変位するように圧縮変形される。したが
って、表示プレート1は弾性押圧部材26により図4
(b)中矢印Hの方向に付勢されることとなる。
【0044】図5に示すように、この実施例では、2つ
の弾性押圧部材26が表示パネル1の基板2の二辺(電
極部が配列されている二辺)に沿って該基板2の背面
(上面)であって、且つ表示範囲外となる周辺部を押圧
し得る位置にそれぞれ配置されている。各弾性押圧部材
26における鋸歯形状部27は各々の稜線部27aと直
角に交わる法線が表示パネル1の位置決め方向(図5中
矢印P方向)と平行をなすように配列されている。図5
における弾性押圧部材26の鋸歯形状部27の稜線部2
7aの上側に位置する側面27bは図4における図中左
側の側面27bに該当する。したがって、図4および図
5からわかるように、弾性押圧部材26が上下のプレー
ト11,12の締結力によって加圧されると、表示パネ
ル1は下プレート12上の基準位置すなわち3つの位置
決め片23と当接する箇所に向けて付勢され、3つの位
置決め片23に押しつけられる。
【0045】図4からわかるように、弾性押圧部材26
は締結力により圧縮されつつ鋸歯形状部27の稜線部2
7aを変位させるので、上下のプレート11,12の締
結が進むほど表示プレート1を下プレート12上の基準
位置に向けて付勢す力が増大する。すなわち、弾性押圧
部材26は締結力に応じた力で表示パネル1を下プレー
ト12上の3つの位置決め片23に押しつけるので、上
下のプレート11,12による表示パネル1の締結時に
表示パネル1の横ずれを効果的に防止することができ
る。また、表示パネル1の表示範囲外を押圧することに
なるので、表示パネルを検査する際に、表示品位の低下
を招くおそれもない。
【0046】図1に示すように、第1実施例において
は、上下のプレート11,12を締結するための加圧版
16は弾性与圧板18と共に上プレート11に対しその
長辺と平行な方向(図1中矢印R方向)に移動し得るよ
うに構成されているが、弾性押圧部材26により、表示
パネル1を下プレート12上の基準位置に向かう方向
(すなわちR方向ではなくP方向)に付勢することがで
きるのである。
【0047】図7は本発明が適用される電気部品用ソケ
ットにおける締結機構の変形例を示したものであり、加
圧板16が斜め方向に移動する点を除いては、図1に示
した締結機構と同様なものである。図7に示すように、
加圧板16および弾性与圧板18は、表示パネル1が下
プレート12上の基準位置に向かう方向と平行若しくは
略平行な方向に移動し得るように形成すれば、表示パネ
ル1の横ずれをより効果的に防止することができる。
【0048】なお、弾性押圧部材26は締結時の圧縮変
形により表示パネル1を上述した位置決め方向に付勢し
得るものであれば、いかなる断面形状のものであっても
よい。
【0049】図8は本発明の第2実施例を示したもので
ある。この第2実施例においては、締結時に表示パネル
1を下プレート1上の基準位置に向けて付勢するための
付勢手段25は、基端部側が上プレート11に固定され
た板ばね28と、該板ばね28の先端部下面に取り付け
られて該板ばね28と表示パネル1との間に介在する弾
性押圧部材26とを有し、板ばね28は、上下のプレー
ト11,12の締結時にその締結力を受けて変位するこ
とにより、表示パネル1が位置決め片23に向かう方向
と同方向に弾性押圧部材26を変位させるように形成さ
れている。すなわち、この第2実施例では、板ばね28
の先端部側はその近傍で略U字状に折り返されており、
且つ、先端部の下面側に固設された弾性押圧部材26の
押圧面(下面)が表示パネル1の背面(上面)に対して
鋭角に傾斜するように上プレート11にねじ29で取り
付けられている。
【0050】したがって、この第2実施例の場合、上下
のプレート11,12の締結時に弾性押圧部材26が表
示パネル1の上面に当接した後、板ばね28が加圧され
てたわみ変位をするので、板ばね28の先端部に取り付
けられている弾性押圧部材26が板ばね28の先端部と
一緒に変位することにより、表示パネル1を位置決め片
23に向かう方向に付勢することができる。したがっ
て、この実施例の場合、表示パネル1が位置決め片23
に向かう方向に対し、板ばね28の折り曲げ基準線(図
8の紙面に垂直な線)がほぼ直交するように板ばね28
を配置形成することが好ましい。
【0051】上述したように、この第2実施例において
は締結時に板ばね28の先端部を位置決め方向Pに変位
させることによって弾性押圧部材26が表示パネル11
を位置決め方向Pに付勢することとなるので、弾性押圧
部材26の押圧面(下面)には第1実施例のような鋸歯
状の加工を施す必要がない。したがって第2実施例の弾
性押圧部材26の押圧面は平坦に形成されている。
【0052】なお、板ばね28は締結時のたわみ変位に
より弾性押圧部材26を上述した位置決め方向に変位さ
せ得るものであれば、いかなる折り曲げ形態であっても
よい。
【0053】図9から図13までは本発明の第3実施例
を示すものである。図9はこの第3実施例で用いられる
スライド部材29を下方より見た底面図である。図10
(a),(b)はそれぞれ第3実施例に係る電気部品用
ソケットの締結開始前および締結時の状態を示す図9中
E−E線に沿った断面図である。図11はスライド部材
用戻しばね機構を示す図9中F−F線に沿った断面図で
ある。図12は図11に示す戻しばね機構の箇所のスラ
イド部材を外した状態の上プレートの要部底面図であ
る。図13は戻しばね機構の箇所のスライド部材の斜視
図である。
【0054】図9〜図13を参照すると、第3実施例の
電気部品用ソケットにおける付勢手段25は、上プレー
ト11の表示パネル1と対向する側の表示パネル1との
間に介在され且つ上プレート11に対し摺動可能なスラ
イド部材29と、該スライド部材29の下面側すなわち
表示パネル側に固定して設けられた弾性押圧部材26
と、上下のプレート11,12のうちの一方(ここでは
下プレート12)に設けられ、両プレート11,12の
締結時にスライド部材29に当接して表示パネル1が位
置決め片23に向かう方向(位置決め方向P)と同方向
に該スライド部材29を変位させる当接部としての当接
片30とを有する。スライド部材29にはガイド穴29
aが形成されており、当接片30にはガイド穴29aの
一端に当接可能な傾斜部30aが形成されている。
【0055】スライド部材29は図9に示す複数個のね
じ31により上プレート11の下面に摺動可能に保持さ
れている。各ねじ31はスライド部材29に形成された
長穴29bに係合している。
【0056】上プレート11にはスライド部材29を上
記位置決め方向Pとは反対方向に付勢する戻しばね機構
32が設けられている。図11〜図13に示すように、
この第3実施例ではスライド部材29の長穴29bの両
側に切り起こし部29cが形成されており、上プレート
11の下面に形成された凹所11eにはこの切り起こし
部29cに係接する弓状の戻しばね32が保持されてい
る。凹所11eには切り起こし部29cを受け入れる凹
溝11fが形成されている。上下のプレート11,12
の締結時にスライド部材29が上記位置決め方向Pに移
動させられると、ばね片32が切り起こし部29により
撓められて復元力が蓄えられる。したがって、両プレー
ト11,12の締結を解除すると、スライド部材29は
戻しばね32の復元力によって元の位置まで戻される。
【0057】上述したように、この第3実施例において
は締結時にスライド部材29と共に弾性押圧部材26を
位置決め方向Pに変位させることによって弾性押圧部材
26が表示パネル11を位置決め方向Pに付勢すること
となるので、弾性押圧部材26の押圧面(下面)には第
1実施例のような鋸歯状の加工を施す必要がない。した
がって第3実施例の弾性押圧部材26の押圧面は平坦に
形成されている。
【0058】さらに、この第3実施例の電気部品用ソケ
ットにおいては、第1実施例で用いられているピンガイ
ド板22が省略されており、下プレート12に形成され
たピンガイド穴12aは上プレート11に取り付けられ
たガイドピン19を楽に挿入できるサイズに設定されて
いる。したがって、ガイドピン19とピンガイド穴12
aの内面との間には隙間が生じるが、図10(a),
(b)に示すように、締結開始時に当接片30の傾斜部
30aがスライド板29のガイド穴29aの端縁に当接
すると、スライド部材29には上記戻しばね32のばね
力が作用しているので、スライド部材29と一緒に上プ
レート11が図10中右方に変位させられ、ガイドピン
19がピンガイド穴12aの内面に当接される。そして
その後は、スライド部材29が戻しばね32に抗して位
置決め方向Pに移動させられるので、スライド部材29
に取り付けられている弾性押圧部材26により表示パネ
ル1を位置決め方向Pに付勢することができる。
【0059】図14および図15は本発明の第4実施例
を示すものである。図14はこの第4実施例で用いられ
るスライド部材29を下方より見た底面図である。図1
5(a),(b)はそれぞれ第4実施例に係る電気部品
用ソケットの締結開始前および締結時の状態を示す図1
4中G−G線に沿った断面図である。
【0060】この第4実施例においては、スライド部材
29に爪片29cが下プレート12に向けて斜めに切り
起こし形成されており、下プレート12の上面にはこの
爪片29cの先端と当接可能な当接部すなわち係合溝1
2cが形成されている。この第4実施例における他の構
成は上記第3実施例と同様である。
【0061】したがって、この第4実施例の電気部品用
ソケットにおいては、上下のプレート11,12の締結
時に弾性押圧部材26が表示パネル1の背面(上面)に
当接した直後にスライド部材29の爪片29cの先端が
下プレート12の係合溝12cに当接し、その後爪片2
9cが先端を支点として回動しようとするので、スライ
ド部材29を図15中右方に変位させられることとな
る。したがって、弾性押圧部材26はスライド部材29
と共に位置決め方向Pに変位するので、弾性押圧部材2
6により表示パネル1を位置決め方向Pに付勢すること
ができる。
【0062】以上図示実施例につき説明したが、本発明
は上記実施例の態様のみに限定されるものではなく、特
許請求の範囲に記載した発明の範囲内においてその構成
要素にさらに種々の変更を加えることができる。例えば
第3実施例および第4実施例におけるスライド部材29
は下プレート12側に保持させて上プレート側との係合
により位置決め方向に変位するように構成することも可
能である。また、本発明は液晶表示パネル以外の例えば
プラズマ放電パネルや、それら表示パネルと類似の電極
部配列形態を有する他の電気部品の検査用ソケットにも
同様に適用可能である。
【0063】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、従来電気部品の電極部とソケットのコンタク
ト部材とを圧接させる際に生じていた、該電極部とコン
タクト部材との位置ずれをなくした電気部品用ソケット
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を液晶表示パネル検査用ソケットに適用
した場合の第1実施例を示すソケットの締結解除状態の
平面図である。
【図2】(a),(b)はそれぞれ図1に示すソケット
の要部拡大平面図および同(a)中A−A線に沿った断
面図である。
【図3】図1中B−B線に沿った拡大断面図である。
【図4】(a),(b)はそれぞれ図3に示す弾性押圧
部材の作用を説明するための要部拡大断面図である。
【図5】(a),(b)はそれぞれ図3に示す弾性押圧
部材と表示パネルと位置決め片との関係を示す透視平面
図および同(a)中C−C線およびD−D線に沿った弾
性押圧部材の断面図である。
【図6】(a),(b)はそれぞれ図3に示すピンガイ
ド板の平面図および正面図である。
【図7】締結機構の変形例を示す図1と類似の平面図で
ある。
【図8】本発明の第2実施例を示す図3と類似の図であ
る。
【図9】本発明の第3実施例に用いられるスライド部材
を下方より見た底面図である。
【図10】(a),(b)はそれぞれ第3実施例に係る
電気部品用ソケットの締結開始前および締結時の状態を
示す図9中E−E線に沿った断面図である。
【図11】スライド部材用戻しばね機構を示す図9中F
−F線に沿った断面図である。
【図12】図11に示す戻しばね機構の箇所のスライド
部材を外した状態の上プレートの要部底面図である。
【図13】戻しばね機構の箇所のスライド部材の斜視図
である。
【図14】本発明の第4実施例で用いられるスライド部
材を下方より見た底面図である。
【図15】(a),(b)はそれぞれ第4実施例に係る
電気部品用ソケットの締結開始前および締結時の状態を
示す図14中G−G線に沿った断面図である。
【符号の説明】
1 表示パネル(電気部品) 11 上プレート 12 下プレート 12a ピンガイド穴 13 締結手段 14 接触子 15 支持部材 16 加圧板 17 係合部材 18 弾性与圧板 18b 長溝 19 ガイドピン 22 ピンガイド板 22b 弾性ガイド片 23 位置決め片 24 ばね付勢手段 25 付勢手段 26 弾性押圧部材 28 板ばね 29 スライド部材 29a ガイド穴 29c 爪片(当接部) 30 当接片(当接部) 31 ねじ 32 戻しばね
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 31/00 G01R 1/073 G01R 31/02 G01R 31/28

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2枚のプレートで電気部品を挟持し、両
    プレートを締結する締結手段により一方のプレートに配
    設された接触子と前記電気部品の電極部とを所定の接触
    圧で接触させる電気部品用ソケットにおいて、両プレー
    トの締結時に電気部品の周囲で両プレートを位置決めす
    る位置合わせ手段と、一方のプレート上に固定して設け
    られて電気部品の側辺に当接可能であって該一方のプレ
    ート上における電気部品の位置決めの基準となる位置決
    め片と、両プレートの締結時に他方のプレートの側から
    電気部品の面に接触し該電気部品を前記位置決め片に向
    けて付勢する付勢手段とを備えたことを特徴とする電
    気部品用ソケット。
  2. 【請求項2】 前記付勢手段は、前記電気部品の電極部
    に対応する位置に配置されており、この位置において前
    記電気部品を前記位置決め片に向けて付勢することを特
    徴とする請求項1に記載の電気部品用ソケット。
  3. 【請求項3】 前記付勢手段が、前記他方のプレートに
    固定されて該プレートと電気部品との間に介在する弾性
    押圧部材を有し、該弾性押圧部材は締結による圧縮時に
    電気部品を前記位置決め片に向けて付勢する力を発生す
    るように形成されていることを特徴とする請求項1記載
    の電気部品用ソケット。
  4. 【請求項4】 前記弾性押圧部材の電気部品側押圧面が
    断面鋸歯状に形成されていることを特徴とする請求項3
    記載の電気部品用ソケット。
  5. 【請求項5】 前記付勢手段は、一端が前記他方のプレ
    ートに固定された板ばねと、該板ばねに取り付けられて
    該板ばねと電気部品との間に介在する弾性押圧部材を有
    し、前記板ばねは、締結時の変位により電気部品が前記
    位置決め片に向かう方向と同方向に前記弾性押圧部材を
    変位させるように形成されていることを特徴とする請求
    項1記載の電気部品用ソケット。
  6. 【請求項6】 前記付勢手段は、前記他方のプレートと
    電気部品との間に介在され且つプレートに対し摺動可能
    なスライド部材と、該スライド部材の電気部品側に固定
    して設けられた弾性押圧部材と、両プレートのうちの一
    方に設けられ、両プレートの締結時にスライド部材に当
    接して電気部品が前記位置決め片に向かう方向と同方向
    に該スライド部材を変位させる当接部とを有することを
    特徴とする請求項1記載の電気部品用ソケット。
  7. 【請求項7】 前記電気部品が液晶表示パネルであり、
    前記付勢手段は前記液晶表示パネルの面に接触し、これ
    を前記位置決め片に向けて付勢することを特徴とする請
    求項1から6までのいずれかに記載の電気部品用ソケッ
    ト。
  8. 【請求項8】 前記付勢手段が接触する位置が、前記液
    晶表示パネルの表示範囲外とされていることを特徴とす
    る請求項7に記載の電気部品用ソケット。
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