JP3428643B2 - 発泡材から成る框を有する扉 - Google Patents
発泡材から成る框を有する扉Info
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- E06B3/00—Window sashes, door leaves, or like elements for closing wall or like openings; Layout of fixed or moving closures, e.g. windows in wall or like openings; Features of rigidly-mounted outer frames relating to the mounting of wing frames
- E06B3/66—Units comprising two or more parallel glass or like panes permanently secured together
- E06B3/6621—Units comprising two or more parallel glass or like panes permanently secured together with special provisions for fitting in window frames or to adjacent units; Separate edge protecting strips
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- A47F3/0404—Cases or cabinets of the closed type
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Description
【発明の詳細な説明】
発明の背景
発明の分野
本発明は、冷蔵（冷蔵および冷凍の双方の概念を含む
語として用いる）庫ディスプレイケースの扉、特に、正
面の全体がガラス製である扉を可能にする、発泡重合材
料から成る部材を有する冷蔵庫ディスプレイケースの扉
に関する。また、本発明は、扉の框（かまち、rail）の
一部が多数の板ガラスパネルの間の離間手段（スペー
サ）として機能する冷蔵庫ディスプレイケースの扉に関
する。
語として用いる）庫ディスプレイケースの扉、特に、正
面の全体がガラス製である扉を可能にする、発泡重合材
料から成る部材を有する冷蔵庫ディスプレイケースの扉
に関する。また、本発明は、扉の框（かまち、rail）の
一部が多数の板ガラスパネルの間の離間手段（スペー
サ）として機能する冷蔵庫ディスプレイケースの扉に関
する。
関連技術
業務用の冷蔵庫及び冷蔵庫ディスプレイケースは、鮮
度を保つと同時に、消費者の注意を引くように陳列する
ために、スーパー、食品販売店、酒販売店等で使用され
ている。典型的な業務用のディスプレイケースは、ケー
スの開口部を形成するフレームを備えており、この開口
部へのアクセスは、多層の板ガラスパネルから成る、大
きい面積を有する大形で旋回可能な扉を通して行われ、
冷蔵スペース内への熱の伝達を防止する一方で、消費者
がその冷蔵製品を見て、選択し且つ取り出すことを可能
にする。典型的には、金属製の扉框がその多層の板ガラ
スを支持し且つ囲繞して、板ガラスパネルの支持及びそ
の縁部の保護を図っている。
度を保つと同時に、消費者の注意を引くように陳列する
ために、スーパー、食品販売店、酒販売店等で使用され
ている。典型的な業務用のディスプレイケースは、ケー
スの開口部を形成するフレームを備えており、この開口
部へのアクセスは、多層の板ガラスパネルから成る、大
きい面積を有する大形で旋回可能な扉を通して行われ、
冷蔵スペース内への熱の伝達を防止する一方で、消費者
がその冷蔵製品を見て、選択し且つ取り出すことを可能
にする。典型的には、金属製の扉框がその多層の板ガラ
スを支持し且つ囲繞して、板ガラスパネルの支持及びそ
の縁部の保護を図っている。
現在の業務用冷蔵庫のガラス製扉は、典型的に、その
扉のガラスパネルの外周に沿って伸長する扉框を備えて
いる。かかる扉框は、ガラスパネルを所定位置に保持す
るのに使用され、扉の内側及び外側ガラス面の双方の外
周に沿って伸長している。その結果、扉の外部から該扉
框が見えてしまい、ガラス製扉の外観の見栄えが悪くな
る。
扉のガラスパネルの外周に沿って伸長する扉框を備えて
いる。かかる扉框は、ガラスパネルを所定位置に保持す
るのに使用され、扉の内側及び外側ガラス面の双方の外
周に沿って伸長している。その結果、扉の外部から該扉
框が見えてしまい、ガラス製扉の外観の見栄えが悪くな
る。
従来、扉框は、上方及び下方の水平方向框部材、及び
左右の垂直方向側部部材の留め継ぎコーナ部分にて押出
し成形又はその他の形態による金属製框要素を相互に締
結して、形成されていた。框構造体のコーナ部分を接続
する金具は、適当なコーナ接続部を実現するため、非常
に多数の相互嵌め部品を使用する複雑なものであるのが
殆どであった。ヒンジ要素が扉を垂直軸線に関して枢動
可能であるように支持している。
左右の垂直方向側部部材の留め継ぎコーナ部分にて押出
し成形又はその他の形態による金属製框要素を相互に締
結して、形成されていた。框構造体のコーナ部分を接続
する金具は、適当なコーナ接続部を実現するため、非常
に多数の相互嵌め部品を使用する複雑なものであるのが
殆どであった。ヒンジ要素が扉を垂直軸線に関して枢動
可能であるように支持している。
金属製の框部材は、適当な構造体の支持手段となり及
び審美的な外観を提供するけれども、冷蔵ディスプレイ
の外側からの熱を容易に伝達すると共に、大気中に含ま
れる水蒸気に対する凝固面ともなる。この凝固及びくも
りを解消するため、金属製框を暖めることによって、凝
固を防止すべく、扉框にヒータ線が配置されることがあ
る。審美的な外観にするため、一部の框は、その金属製
框の相当部分が正面板の後方に位置するような形態に変
更されているが、それでも、框材料は、依然、正面の板
ガラスパネル面領域にわたって伸長している。
び審美的な外観を提供するけれども、冷蔵ディスプレイ
の外側からの熱を容易に伝達すると共に、大気中に含ま
れる水蒸気に対する凝固面ともなる。この凝固及びくも
りを解消するため、金属製框を暖めることによって、凝
固を防止すべく、扉框にヒータ線が配置されることがあ
る。審美的な外観にするため、一部の框は、その金属製
框の相当部分が正面板の後方に位置するような形態に変
更されているが、それでも、框材料は、依然、正面の板
ガラスパネル面領域にわたって伸長している。
完全に正面板ガラスパネルの後方に取り付けられ、熱
効率に優れ、冷蔵ディスプレイケース内への熱の伝達を
最小にし、また、湿気状態にて扉及び扉框の凝固及びく
もりを最小にし、堅牢で信頼性の高い扉框を提供し、更
に、組み立てが容易である。冷蔵ディスプレイケースの
扉を実現することが課題とされている。また、軽量であ
り、審美的な外観を有する扉を提供する扉框の実現も課
題とされている。更に、多数のパネルユニット内の隣接
するパネル間におけるスペーサ、又は仕切りとしても機
能する框部分を有する扉框の実現も課題とされている。
効率に優れ、冷蔵ディスプレイケース内への熱の伝達を
最小にし、また、湿気状態にて扉及び扉框の凝固及びく
もりを最小にし、堅牢で信頼性の高い扉框を提供し、更
に、組み立てが容易である。冷蔵ディスプレイケースの
扉を実現することが課題とされている。また、軽量であ
り、審美的な外観を有する扉を提供する扉框の実現も課
題とされている。更に、多数のパネルユニット内の隣接
するパネル間におけるスペーサ、又は仕切りとしても機
能する框部分を有する扉框の実現も課題とされている。
発明の概要
本発明によれば、審美的な外観を有し、框が正面の板
ガラスパネル以外の場所に配置され、熱の伝達及び水分
の凝固を最小にし、軽量で且つ組立てが容易である冷蔵
庫の扉框が提供される。本発明による冷蔵庫の扉は、発
泡重合材料から成る扉框要素と、該扉框によって支持さ
れた少なくとも１つの略透明なパネルとを備えている。
扉框の要素を接続する手段が設けられ、また、扉が軸線
を中心として枢動するのを可能にするため、少なくとも
１つのヒンジが設けられている。発泡重合材料製の扉框
構造体は、組み立てが容易で、複雑なコーナ要素を必要
とせず、しかも、審美的な外観を有する、軽量で且つ堅
牢な框構造体を提供する。
ガラスパネル以外の場所に配置され、熱の伝達及び水分
の凝固を最小にし、軽量で且つ組立てが容易である冷蔵
庫の扉框が提供される。本発明による冷蔵庫の扉は、発
泡重合材料から成る扉框要素と、該扉框によって支持さ
れた少なくとも１つの略透明なパネルとを備えている。
扉框の要素を接続する手段が設けられ、また、扉が軸線
を中心として枢動するのを可能にするため、少なくとも
１つのヒンジが設けられている。発泡重合材料製の扉框
構造体は、組み立てが容易で、複雑なコーナ要素を必要
とせず、しかも、審美的な外観を有する、軽量で且つ堅
牢な框構造体を提供する。
本発明の好適な形態において、扉框は、押出し成形発
泡ポリ塩化ビニル（PVC）にて形成され、内側コーナ
片、内側固着バー及び外側ストラップによって互いに保
持されている。コーナ片の一側部は、扉框のスロット内
に滑り込ませ、框上の一対のバーをコーナ片と固着バー
との間で挟持することが望ましい。このコーナ金具は、
実質的に隠れて見えない、堅牢で丈夫な組立体を提供す
る。好適な実施例において、この提案された框は、板ガ
ラスパネルの少なくとも１つのパネルの縁部を囲繞する
一方、正面パネルが扉の正面で露出され、扉領域の相当
な部分にわたって広がる露出したガラス面を提供する。
泡ポリ塩化ビニル（PVC）にて形成され、内側コーナ
片、内側固着バー及び外側ストラップによって互いに保
持されている。コーナ片の一側部は、扉框のスロット内
に滑り込ませ、框上の一対のバーをコーナ片と固着バー
との間で挟持することが望ましい。このコーナ金具は、
実質的に隠れて見えない、堅牢で丈夫な組立体を提供す
る。好適な実施例において、この提案された框は、板ガ
ラスパネルの少なくとも１つのパネルの縁部を囲繞する
一方、正面パネルが扉の正面で露出され、扉領域の相当
な部分にわたって広がる露出したガラス面を提供する。
扉框によって支持、保持及び密封される複数の透明な
パネルを有する扉ユニットを組み立てる改良された方法
は、複数の板ガラスパネルを下向きに配置して、複数の
板ガラスパネルのうちの正面パネルの背面を露出させる
段階を備えている。これらの扉框要素は、組み立てられ
て、略剛性な扉框組立体を形成する。扉框要素と正面板
ガラスパネルとの間に空隙が生じ、また、残りの板ガラ
スパネルの外周を囲繞し得るように、扉フレームは、正
面板ガラスパネルの背面に対して配置される。板ガラス
パネルと扉フレーム要素との間には、密封剤が注入され
る。板ガラスストリップは、扉フレーム要素に接続され
て、その板ガラスパネルを板ガラスの後方から支持す
る。この組み立て方法は、扉框組立体及びガラス板ユニ
ットを共に組み付けて、扉組立体にする容易且つ迅速な
方法を提供する。扉ユニットを適正に整合させ且つ組み
立てるための調節は、多少は必要であつても、殆ど不要
である。
パネルを有する扉ユニットを組み立てる改良された方法
は、複数の板ガラスパネルを下向きに配置して、複数の
板ガラスパネルのうちの正面パネルの背面を露出させる
段階を備えている。これらの扉框要素は、組み立てられ
て、略剛性な扉框組立体を形成する。扉框要素と正面板
ガラスパネルとの間に空隙が生じ、また、残りの板ガラ
スパネルの外周を囲繞し得るように、扉フレームは、正
面板ガラスパネルの背面に対して配置される。板ガラス
パネルと扉フレーム要素との間には、密封剤が注入され
る。板ガラスストリップは、扉フレーム要素に接続され
て、その板ガラスパネルを板ガラスの後方から支持す
る。この組み立て方法は、扉框組立体及びガラス板ユニ
ットを共に組み付けて、扉組立体にする容易且つ迅速な
方法を提供する。扉ユニットを適正に整合させ且つ組み
立てるための調節は、多少は必要であつても、殆ど不要
である。
本発明の別の好適な実施例において、扉框の一部が多
数の板ガラスユニット中に隣接する板ガラスパネル間の
スペーサ又は支持手段として機能するような扉框の構造
とされる。
数の板ガラスユニット中に隣接する板ガラスパネル間の
スペーサ又は支持手段として機能するような扉框の構造
とされる。
故に、本発明の一つの目的は、堅牢であり、しかも丈
夫で且つ軽量で組み立てが容易な扉框構造を提供するこ
とである。
夫で且つ軽量で組み立てが容易な扉框構造を提供するこ
とである。
本発明の別の目的は、審美的な外観を有し、正面板ガ
ラスパネルの正面の上を伸長しない扉框構造体を提供す
ることである。
ラスパネルの正面の上を伸長しない扉框構造体を提供す
ることである。
本発明の更に別の目的は、従来の構造体よりも熱効率
に優れ且つ熱伝導が少なく、冷蔵庫のディスプレーケー
スの扉の凝固及びくもりを最小にする扉框構造体を提供
することである。
に優れ且つ熱伝導が少なく、冷蔵庫のディスプレーケー
スの扉の凝固及びくもりを最小にする扉框構造体を提供
することである。
本発明の更に別の目的は、ポリ塩化ビニルのような発
泡重合体から成る軽量な扉框構造体を提供することであ
る。
泡重合体から成る軽量な扉框構造体を提供することであ
る。
本発明の更に別の目的は、組み立てが容易であるが、
コーナ接続組立体が隠れて実質的に外部から見えないよ
うにした、扉框構造体を提供することである。
コーナ接続組立体が隠れて実質的に外部から見えないよ
うにした、扉框構造体を提供することである。
本発明の上記及びその他の目的は、添付図面及び好適
な実施例に関する以下の詳細な説明から明らかになるで
あろう。
な実施例に関する以下の詳細な説明から明らかになるで
あろう。
図面の簡単な説明
図１は、本発明による扉框構造体の１つの適用例を示
す、扉及びフレーム組立体の正面図、 図２は、ケース框構造体を省略した、３つの板ガラス
パネルを支持する、図１の線２−２に沿った扉框構造体
の垂直部分の横断面図、 図３は、図２の図と同様の本発明の好適な形態による
扉框の垂直部分の横断面図、 図４は、ケース框構造体を省略した、コーナ接続組立
体の一部を示す、図１の線４−４に沿った垂直扉框要素
の部分横断面図、 図５は、本発明による扉框組立体の一部の分解斜視
図、 図６は、コーナ接続組立体の一部を形成するのに使用
されるＴ字形スロットストラップの上方斜視図、 図７は、コーナ接続組立体の一部として使用されるト
ルクロッド／ヒンジピンストラップの斜視図、 図８は、コーナ接続組立体を形成するのに使用される
コーナ片の斜視図、 図９は、隣接する板ガラスパネルを分離し且つ支持す
る框要素の部分を示す、本発明の別の実施例による扉框
構造体の垂直部分の横断面図である。
す、扉及びフレーム組立体の正面図、 図２は、ケース框構造体を省略した、３つの板ガラス
パネルを支持する、図１の線２−２に沿った扉框構造体
の垂直部分の横断面図、 図３は、図２の図と同様の本発明の好適な形態による
扉框の垂直部分の横断面図、 図４は、ケース框構造体を省略した、コーナ接続組立
体の一部を示す、図１の線４−４に沿った垂直扉框要素
の部分横断面図、 図５は、本発明による扉框組立体の一部の分解斜視
図、 図６は、コーナ接続組立体の一部を形成するのに使用
されるＴ字形スロットストラップの上方斜視図、 図７は、コーナ接続組立体の一部として使用されるト
ルクロッド／ヒンジピンストラップの斜視図、 図８は、コーナ接続組立体を形成するのに使用される
コーナ片の斜視図、 図９は、隣接する板ガラスパネルを分離し且つ支持す
る框要素の部分を示す、本発明の別の実施例による扉框
構造体の垂直部分の横断面図である。
好適な実施例の詳細な説明
本発明によれば、扉框組立体は、冷蔵ディスプレイケ
ースの環境内にあり、審美的な外観を有し、組み立てが
容易であり、しかも大気中の水分に起因する凝固及びく
もりを最小にする堅牢で丈夫、しかも軽量な扉框構造体
を提供する状態で図１に示してある。この冷蔵ディスプ
レイケース20は、典型的に、スーパーマーケット、酒販
売店、コンビニエンスストアー等で使用されている。こ
れらのケースは、特別注文又は略特別注文で製造するこ
とが出来、その場合、ケースのディスプレイユニット22
は、冷蔵ディスプレイケースの開口部24内に組み込まれ
る。このケースは、従来の冷蔵庫（図示せず）によって
低温度に維持される。冷蔵ディスプレイケース20は、一
又は複数のヒンジ式扉26を備えることが出来、その２つ
の右側開放扉が図１に示してある。これら扉の各々は、
板ガラスを嵌めた見透し領域28を有する。
ースの環境内にあり、審美的な外観を有し、組み立てが
容易であり、しかも大気中の水分に起因する凝固及びく
もりを最小にする堅牢で丈夫、しかも軽量な扉框構造体
を提供する状態で図１に示してある。この冷蔵ディスプ
レイケース20は、典型的に、スーパーマーケット、酒販
売店、コンビニエンスストアー等で使用されている。こ
れらのケースは、特別注文又は略特別注文で製造するこ
とが出来、その場合、ケースのディスプレイユニット22
は、冷蔵ディスプレイケースの開口部24内に組み込まれ
る。このケースは、従来の冷蔵庫（図示せず）によって
低温度に維持される。冷蔵ディスプレイケース20は、一
又は複数のヒンジ式扉26を備えることが出来、その２つ
の右側開放扉が図１に示してある。これら扉の各々は、
板ガラスを嵌めた見透し領域28を有する。
扉は、ディスプレイケースフレーム部材30によって支
持され且つこのディスプレイケースフレーム部材の上に
閉じて、冷蔵キャビネット内への開口部を形成する。フ
レーム部材30は、典型的に、アルミニウムのような押出
し成形品で製造して、留め継ぎしたコーナ部分で接続さ
れる。
持され且つこのディスプレイケースフレーム部材の上に
閉じて、冷蔵キャビネット内への開口部を形成する。フ
レーム部材30は、典型的に、アルミニウムのような押出
し成形品で製造して、留め継ぎしたコーナ部分で接続さ
れる。
板ガラスを嵌めた扉26は、典型的に、ハンドル32と、
冷蔵ディスプレイケースから外方に旋回し得るように、
１つの垂直縁部の頂部コーナ部及び底部コーナ部に設け
たヒンジ34とを備えている。下方ヒンジ要素は、典型的
に、主として、扉の重量に起因する扉の垂直荷重を支承
し、これら双方のヒンジは、開閉中に扉に付与される動
荷重を含む、扉に付与される横荷重を支承する。また、
扉26は、該扉を閉位置に自動的に戻すトルクロッド組立
体36、又はその他の偏倚式の戻し機構を備えることが出
来る。
冷蔵ディスプレイケースから外方に旋回し得るように、
１つの垂直縁部の頂部コーナ部及び底部コーナ部に設け
たヒンジ34とを備えている。下方ヒンジ要素は、典型的
に、主として、扉の重量に起因する扉の垂直荷重を支承
し、これら双方のヒンジは、開閉中に扉に付与される動
荷重を含む、扉に付与される横荷重を支承する。また、
扉26は、該扉を閉位置に自動的に戻すトルクロッド組立
体36、又はその他の偏倚式の戻し機構を備えることが出
来る。
ヒンジ組立体は、取り付けジブと、電気コネクタ38と
を備えており、フレームの頂部に対するそれぞれの扉の
頂部にてジブ内に取り付けるための係合電気コネクタを
有する差込みヒンジピンを取り付ける。かかる組立体
は、米国特許第4,671,582号の明細書に記載されてい
る。かかる取り付けジブ及び電気コネクタ38は、図１に
４つ示してある。図１において、各扉は、右側開放扉で
あり、このため、各扉のヒンジ組立体40は、各対のシブ
の右側取り付けジブに係合する。
を備えており、フレームの頂部に対するそれぞれの扉の
頂部にてジブ内に取り付けるための係合電気コネクタを
有する差込みヒンジピンを取り付ける。かかる組立体
は、米国特許第4,671,582号の明細書に記載されてい
る。かかる取り付けジブ及び電気コネクタ38は、図１に
４つ示してある。図１において、各扉は、右側開放扉で
あり、このため、各扉のヒンジ組立体40は、各対のシブ
の右側取り付けジブに係合する。
図５を参照して、冷蔵庫扉の構造を詳細に説明する
と、該冷蔵庫扉は、頂部の水平方向框要素44と、底部の
水平方向框要素46と、右側部要素48と、左側部要素50と
を含む、複数の框要素を備えている。図５の冷蔵庫扉框
は、扉の後側から示したものであり、このため、右側部
要素48は、図面の左側に示してある。扉框要素の各々
は、発泡ポリ塩化ビニルのような重合材料で形成し、一
又は複数の板ガラスパネル（図２）を支持する軽量で、
堅牢且つ熱効率に優れた框を提供することが望ましい。
該扉框は、特別なディスプレイに対する特定のケースフ
レームの寸法に対応し得るような寸法とした４つの要素
にて形成することが望ましい。
と、該冷蔵庫扉は、頂部の水平方向框要素44と、底部の
水平方向框要素46と、右側部要素48と、左側部要素50と
を含む、複数の框要素を備えている。図５の冷蔵庫扉框
は、扉の後側から示したものであり、このため、右側部
要素48は、図面の左側に示してある。扉框要素の各々
は、発泡ポリ塩化ビニルのような重合材料で形成し、一
又は複数の板ガラスパネル（図２）を支持する軽量で、
堅牢且つ熱効率に優れた框を提供することが望ましい。
該扉框は、特別なディスプレイに対する特定のケースフ
レームの寸法に対応し得るような寸法とした４つの要素
にて形成することが望ましい。
発泡PVCのような重合発泡材で形成された扉框要素
は、正面から見たとき、扉の正面の略全体がガラス製で
あるように、框の横断面形状を設計することを可能にす
る。正面の全体がガラス製であることは、審美的な外観
が得られ、框無しの扉の外観を呈する。框の何れの部分
も正面ガラス板の正面を伸長しないように、これらの框
要素を伸長させることが出来る。以下に更に詳細に説明
するように、框の何れの部分も正面ガラス板の背面の前
方に伸長しないようにすることが望ましい。この設計に
よる框要素は、フレーム無しの扉の外観、及び正面の全
体がガラス製である外観を呈する。また、この設計は、
審美的な外観が得られるようにするため、従来の金属製
扉フレームに使用される特殊な突出し設計を不要にす
る。
は、正面から見たとき、扉の正面の略全体がガラス製で
あるように、框の横断面形状を設計することを可能にす
る。正面の全体がガラス製であることは、審美的な外観
が得られ、框無しの扉の外観を呈する。框の何れの部分
も正面ガラス板の正面を伸長しないように、これらの框
要素を伸長させることが出来る。以下に更に詳細に説明
するように、框の何れの部分も正面ガラス板の背面の前
方に伸長しないようにすることが望ましい。この設計に
よる框要素は、フレーム無しの扉の外観、及び正面の全
体がガラス製である外観を呈する。また、この設計は、
審美的な外観が得られるようにするため、従来の金属製
扉フレームに使用される特殊な突出し設計を不要にす
る。
図２に示した扉框構造体の実施例において、扉框26
は、正面パネル52、後部パネル54、及び中間パネル56を
含む複数の板ガラスパネル28を支持する。各框要素の長
さの相当部分は、本発明の実施例において、図２に略図
示するような横断面を有する。各框要素の他の断面は、
コーナの接続ユニット、ハンドル等のような各種の金具
要素を受け入れ得るように異なる。かかる金具を受け入
れる框要素の横断面の構造は、以下により詳細に説明す
る。
は、正面パネル52、後部パネル54、及び中間パネル56を
含む複数の板ガラスパネル28を支持する。各框要素の長
さの相当部分は、本発明の実施例において、図２に略図
示するような横断面を有する。各框要素の他の断面は、
コーナの接続ユニット、ハンドル等のような各種の金具
要素を受け入れ得るように異なる。かかる金具を受け入
れる框要素の横断面の構造は、以下により詳細に説明す
る。
この框要素は、その表面を任意の多数の方法で形成す
ることの出来る、露出側部、又は外向き側部58を有す
る。この外側部は、框要素の前縁部60まで伸長し、ここ
で、第一の密封溝62まで框要素の厚さの約1/3だけ、垂
直方向内方に伸長し、ポリ硫化物（図示せず）のような
密封剤又は接着剤を受け入れ、框要素と正面パネル52と
の間を密封し、正面パネルを框要素に接着させる。好適
な実施例において、密封剤は、扉框内の板ガラスパネル
28を密封し、以下に、より詳細に説明する板ガラススト
リップと共に、これらの板ガラスパネルを所定位置に保
持する。各框要素に関して説明した、これらの面、溝及
びリッジの各々は、本発明を理解した後に、当業者に明
らかであるように、金具に対する調節が為される場合を
除いて、框要素の略長手方向に伸長することが理解され
る。第一のリッジ64は、第一の密封溝の内縁部を形成
し、密封剤を框要素に固着し且つ接着するための付加的
な表面積を提供する。第一のリッジ64は、第二の密封溝
66まで内方に伸長する一方、該密封溝66は、第一のリッ
ジ64と略等しい距離だけ、正面パネル52に向けて伸長す
る第二のリッジ68と境を成している。框26を加熱して、
高湿度の状態にて扉ユニットの凝固及びくもりを少なく
するために熱抵抗線（図示せず）を受け入れる、第三の
溝70が第二のリッジ68の後方に形成されている。PVC框
要素は、断熱特性に優れるため、相対湿度が約80乃至90
％以下の状態下では、発泡PVC要素に対する加熱線（hea
ting wire）は、不要であると考えられる。相対湿度の
値がより大きい場合、加熱線を使用するならば、その加
熱線からの消費エネルギは、好適な実施例の扉框構造の
場合、この扉について、３ワット/1フィートから、１ワ
ット/1フィートまで少なくすることが可能である。第三
の溝は、内側にて第三のリッジ72と境を接しており、ポ
リ硫化物が接触し且つ密封するための更なる表面積を提
供する。
ることの出来る、露出側部、又は外向き側部58を有す
る。この外側部は、框要素の前縁部60まで伸長し、ここ
で、第一の密封溝62まで框要素の厚さの約1/3だけ、垂
直方向内方に伸長し、ポリ硫化物（図示せず）のような
密封剤又は接着剤を受け入れ、框要素と正面パネル52と
の間を密封し、正面パネルを框要素に接着させる。好適
な実施例において、密封剤は、扉框内の板ガラスパネル
28を密封し、以下に、より詳細に説明する板ガラススト
リップと共に、これらの板ガラスパネルを所定位置に保
持する。各框要素に関して説明した、これらの面、溝及
びリッジの各々は、本発明を理解した後に、当業者に明
らかであるように、金具に対する調節が為される場合を
除いて、框要素の略長手方向に伸長することが理解され
る。第一のリッジ64は、第一の密封溝の内縁部を形成
し、密封剤を框要素に固着し且つ接着するための付加的
な表面積を提供する。第一のリッジ64は、第二の密封溝
66まで内方に伸長する一方、該密封溝66は、第一のリッ
ジ64と略等しい距離だけ、正面パネル52に向けて伸長す
る第二のリッジ68と境を成している。框26を加熱して、
高湿度の状態にて扉ユニットの凝固及びくもりを少なく
するために熱抵抗線（図示せず）を受け入れる、第三の
溝70が第二のリッジ68の後方に形成されている。PVC框
要素は、断熱特性に優れるため、相対湿度が約80乃至90
％以下の状態下では、発泡PVC要素に対する加熱線（hea
ting wire）は、不要であると考えられる。相対湿度の
値がより大きい場合、加熱線を使用するならば、その加
熱線からの消費エネルギは、好適な実施例の扉框構造の
場合、この扉について、３ワット/1フィートから、１ワ
ット/1フィートまで少なくすることが可能である。第三
の溝は、内側にて第三のリッジ72と境を接しており、ポ
リ硫化物が接触し且つ密封するための更なる表面積を提
供する。
正面板ガラスパネル52及び扉框26の正面部分は、リッ
ジ64、68、72間に密封剤を充填すべき、比較的小さいス
ペースを提供し得るように、互いに関して配置されてい
る。また、密封剤は、溝、及び扉框26と正面板ガラスパ
ネル52との間の残りのスペースを充填し、扉框と正面板
ガラスパネルとを密封し且つ接着させる。また、以下に
より詳細に説明するように、扉框及びスペーサバー80に
隣接する正面板ガラスパネル52に部分にマスキング剤73
が配置されており、正面板ガラスパネルの後方の金具が
見えないようにしてある。
ジ64、68、72間に密封剤を充填すべき、比較的小さいス
ペースを提供し得るように、互いに関して配置されてい
る。また、密封剤は、溝、及び扉框26と正面板ガラスパ
ネル52との間の残りのスペースを充填し、扉框と正面板
ガラスパネルとを密封し且つ接着させる。また、以下に
より詳細に説明するように、扉框及びスペーサバー80に
隣接する正面板ガラスパネル52に部分にマスキング剤73
が配置されており、正面板ガラスパネルの後方の金具が
見えないようにしてある。
第三のリッジ72は、その内縁部に比較的低い棚状突起
74が形成されており、この棚状突起74は、ボス76にて終
端となり、正面パネル52と中間パネル56との間で密封面
78及び第一のスペーサ80間のポリ硫化物に対する密封面
78を形成する。ボス76は、内面84にて終端となる背面82
を有しており、中間パネル56の外縁部及び後部パネル54
の外縁部に対する密封面を提供する。第四の溝86は、内
面84に形成されて、中間パネル56の外向き縁部に略対向
する、ポリ硫化物に対する追加的な密封面を提供する。
74が形成されており、この棚状突起74は、ボス76にて終
端となり、正面パネル52と中間パネル56との間で密封面
78及び第一のスペーサ80間のポリ硫化物に対する密封面
78を形成する。ボス76は、内面84にて終端となる背面82
を有しており、中間パネル56の外縁部及び後部パネル54
の外縁部に対する密封面を提供する。第四の溝86は、内
面84に形成されて、中間パネル56の外向き縁部に略対向
する、ポリ硫化物に対する追加的な密封面を提供する。
第五の溝88は、第二のスペーサ90に対向する内面84
に、及び後部パネル54の外面に形成されて、板ガラスス
トリップ94の脚部92上のリッジを受け入れる。板ガラス
ストリップの頂部は、框要素の背面98に対して略平行に
後方に同一の高さで伸長する背面96を備えている。板ガ
ラスストリップの脚部92は、後部パネル54の外向き側部
に対向する、ポリ硫化物に対する接着面を形成する。框
要素に接触している脚部92の面は、框要素と同一高さで
あることが望ましい。板ガラスストリップの前方伸長ア
ーム100は、框要素の背面98に形成された受け入れ溝102
内に伸長する。アーム100、及び第五の溝88内に伸長す
る脚部92のリッジは、板ガラスストリップ94を框要素上
に保持し、このため、板ガラスストリップは、後部パネ
ル54に対する後方支持手段及び回り止め要素を形成し、
また、後部パネル54の領域内で密封剤に対する密封及び
接着面を提供することが出来る。板ガラスストリップ9
4、及び溝88、102は、次のような寸法とされている。即
ち、最初に、アーム100を受け入れ溝102内の途中まで入
れて、次に、脚部92上のリッジが第五の溝88内に着座す
るとき、板ガラスストリップを框に押し付け且つ着座さ
せることにより、板ガラスストリップが框内に係止され
るような寸法とする。このとき、背面96は、框要素の背
面98と同一高さとなるようにすることが望ましい。框要
素の内部及び板ガラスパネルの周りに密封剤を塗布した
後に、板ガラスストリップを所定位置に係止したなら
ば、密封剤が硬化するまで、板ガラスストリップは、ク
ランプ（図示せず）により所定位置に保持する。板ガラ
スの内側に設けられて、正面を向いた第四のリッジ104
は、板ガラスストリップ上に更なる密封面を提供する。
ガスケット106は、ガスケット溝108内に保持されて、溝
が閉じるときに、扉の閉塞力を吸収する。また、このガ
スケットは、扉を引き寄せて完全に閉じる磁石閉塞手段
を備えている。このガスケットの大きい接触面積は、板
ガラスストリップと框要素との間の接続部の上方を伸長
し、框組立体が一体で単一体の外観を呈するようするこ
とが望ましい。これは、扉に対して一層、框無しの外観
を持たせる。
に、及び後部パネル54の外面に形成されて、板ガラスス
トリップ94の脚部92上のリッジを受け入れる。板ガラス
ストリップの頂部は、框要素の背面98に対して略平行に
後方に同一の高さで伸長する背面96を備えている。板ガ
ラスストリップの脚部92は、後部パネル54の外向き側部
に対向する、ポリ硫化物に対する接着面を形成する。框
要素に接触している脚部92の面は、框要素と同一高さで
あることが望ましい。板ガラスストリップの前方伸長ア
ーム100は、框要素の背面98に形成された受け入れ溝102
内に伸長する。アーム100、及び第五の溝88内に伸長す
る脚部92のリッジは、板ガラスストリップ94を框要素上
に保持し、このため、板ガラスストリップは、後部パネ
ル54に対する後方支持手段及び回り止め要素を形成し、
また、後部パネル54の領域内で密封剤に対する密封及び
接着面を提供することが出来る。板ガラスストリップ9
4、及び溝88、102は、次のような寸法とされている。即
ち、最初に、アーム100を受け入れ溝102内の途中まで入
れて、次に、脚部92上のリッジが第五の溝88内に着座す
るとき、板ガラスストリップを框に押し付け且つ着座さ
せることにより、板ガラスストリップが框内に係止され
るような寸法とする。このとき、背面96は、框要素の背
面98と同一高さとなるようにすることが望ましい。框要
素の内部及び板ガラスパネルの周りに密封剤を塗布した
後に、板ガラスストリップを所定位置に係止したなら
ば、密封剤が硬化するまで、板ガラスストリップは、ク
ランプ（図示せず）により所定位置に保持する。板ガラ
スの内側に設けられて、正面を向いた第四のリッジ104
は、板ガラスストリップ上に更なる密封面を提供する。
ガスケット106は、ガスケット溝108内に保持されて、溝
が閉じるときに、扉の閉塞力を吸収する。また、このガ
スケットは、扉を引き寄せて完全に閉じる磁石閉塞手段
を備えている。このガスケットの大きい接触面積は、板
ガラスストリップと框要素との間の接続部の上方を伸長
し、框組立体が一体で単一体の外観を呈するようするこ
とが望ましい。これは、扉に対して一層、框無しの外観
を持たせる。
框要素の背面98は、湾曲したコーナ部分110に沿って
框要素の外側部58に合流する。トルクロッド（以下に説
明）を受け入れて、冷蔵庫扉を自動的に閉じるシャフト
又はトルクポケット112を框要素の内側部分に沿って長
手方向に形成することが出来る。各框要素の全長に沿っ
てこのトルクポケットを形成することが望ましい。一つ
の実施例（図２及び図３）において、このトルクポケッ
トは、円形である一方、別の実施例（図４）において、
該トルクポケットには、角度が付けられており、次に、
プラグ（要素172と略同一の形状）によって覆われてい
る。このプラグは、框要素のコーナ領域にて削り加工し
て形成され、接続金具を受け入れることが出来る。
框要素の外側部58に合流する。トルクロッド（以下に説
明）を受け入れて、冷蔵庫扉を自動的に閉じるシャフト
又はトルクポケット112を框要素の内側部分に沿って長
手方向に形成することが出来る。各框要素の全長に沿っ
てこのトルクポケットを形成することが望ましい。一つ
の実施例（図２及び図３）において、このトルクポケッ
トは、円形である一方、別の実施例（図４）において、
該トルクポケットには、角度が付けられており、次に、
プラグ（要素172と略同一の形状）によって覆われてい
る。このプラグは、框要素のコーナ領域にて削り加工し
て形成され、接続金具を受け入れることが出来る。
柔軟な縁部保護ストリップ114は、框要素の背面上で
共有押出し成形され、正面板の後方で框要素の前縁部60
から開始して、正面パネルの前縁60及び背面116を保護
する。好適な実施例において、この縁部保護ストリップ
114は、框要素よりも柔軟であるように形成されてい
る。この保護ストリップは、例えば、ショアー硬さが50
乃至60とすることが出来る。この縁部保護ストリップ
は、框の縁部及びガラスパネルの縁部を保護する働きを
するから、このストリップは、荷重を支承せず、板ガラ
スパネルを構造的に支持しない。縁部保護ストリップ11
4は、正面ガラスパネルの外面における全ての傷を隠
し、このため、ガラスパネルの縁部を完全に仕上げる必
要はない。また、縁部保護ストリップは、衝撃を吸収
し、板ガラスパネルユニットの内部に塵埃が無いように
する。
共有押出し成形され、正面板の後方で框要素の前縁部60
から開始して、正面パネルの前縁60及び背面116を保護
する。好適な実施例において、この縁部保護ストリップ
114は、框要素よりも柔軟であるように形成されてい
る。この保護ストリップは、例えば、ショアー硬さが50
乃至60とすることが出来る。この縁部保護ストリップ
は、框の縁部及びガラスパネルの縁部を保護する働きを
するから、このストリップは、荷重を支承せず、板ガラ
スパネルを構造的に支持しない。縁部保護ストリップ11
4は、正面ガラスパネルの外面における全ての傷を隠
し、このため、ガラスパネルの縁部を完全に仕上げる必
要はない。また、縁部保護ストリップは、衝撃を吸収
し、板ガラスパネルユニットの内部に塵埃が無いように
する。
２ジュロメータ硬さの先端118は、縁部保護ストリッ
プ114と同様の柔軟な重合材料で形成して、後部パネル5
4の背面に接触し、框要素と後部板54との間に第一のシ
ールを形成するようにすることが望ましい。この先端11
8は、板ガラスパネルストリップ94のアーム120上に共有
押出し成形することが望ましい。該先端118は、板ガラ
スパネルユニットの内部に塵埃が無いようにする。板ガ
ラスストリップ94を所定位置に係止する前に、先端118
とボス78との間のスペースに密封剤を付与して、図２に
示したスペースを充填する。その結果、密封剤は、縁部
保護ストリップ14と先端118との間の空隙を充填して、
框組立体を密封し且つ框組立体を板ガラスパネルと結合
させる。また、各スペーサバー80、90とそれぞれの板ガ
ラスパネルとの間に従来の方法で密封剤を付与する。
プ114と同様の柔軟な重合材料で形成して、後部パネル5
4の背面に接触し、框要素と後部板54との間に第一のシ
ールを形成するようにすることが望ましい。この先端11
8は、板ガラスパネルストリップ94のアーム120上に共有
押出し成形することが望ましい。該先端118は、板ガラ
スパネルユニットの内部に塵埃が無いようにする。板ガ
ラスストリップ94を所定位置に係止する前に、先端118
とボス78との間のスペースに密封剤を付与して、図２に
示したスペースを充填する。その結果、密封剤は、縁部
保護ストリップ14と先端118との間の空隙を充填して、
框組立体を密封し且つ框組立体を板ガラスパネルと結合
させる。また、各スペーサバー80、90とそれぞれの板ガ
ラスパネルとの間に従来の方法で密封剤を付与する。
框要素122（図３）の好適な実施例において、同様の
構成要素は、図２の実施例に使用した参照符号と同一の
符号で表示されており、框要素は、望ましくは、比較的
より硬いPVCにて、框要素と共に共有押出し成形した硬
質の外板124を有することが望ましい。この外板は、框
要素の露出面の周りを伸長することが望ましい。望まし
くは、PVCで共有押出し成形された硬質の框要素の背面
には、ガスケットの脚部（図示せず）を受け入れるガス
ケット溝126が形成される。框要素よりも柔軟な材料で
形成された縁部保護ストリップ128は、正面パネル（仮
想線で図示）の外向き面に圧接する尖鋭なリッジ130を
備えている。
構成要素は、図２の実施例に使用した参照符号と同一の
符号で表示されており、框要素は、望ましくは、比較的
より硬いPVCにて、框要素と共に共有押出し成形した硬
質の外板124を有することが望ましい。この外板は、框
要素の露出面の周りを伸長することが望ましい。望まし
くは、PVCで共有押出し成形された硬質の框要素の背面
には、ガスケットの脚部（図示せず）を受け入れるガス
ケット溝126が形成される。框要素よりも柔軟な材料で
形成された縁部保護ストリップ128は、正面パネル（仮
想線で図示）の外向き面に圧接する尖鋭なリッジ130を
備えている。
また、板ガラスストリップは、見ることが出来且つ接
触可能であるように露出させた背面上に硬い外板132
（図３）を備えることが望ましい。この硬い外板は、共
有押出し成形PVCで形成することが望ましい。
触可能であるように露出させた背面上に硬い外板132
（図３）を備えることが望ましい。この硬い外板は、共
有押出し成形PVCで形成することが望ましい。
個々の板ガラスパネルの各々は、図３に仮想線で示し
てある。扉を完全に組み付けたとき、後部パネル54は、
先端118に圧接して、該先端を押し、リッジ104の下縁部
と略同一の高さとなるようにする。板ガラスパネルユニ
ットの各々は、框に向けて外方に伸長し、または、正面
板ガラスパネル52の場合、縁部保護ストリップ128と接
触し、図２に示した板ガラスパネルと同様の相対的位置
となる。また、図３の実施例の場合、隣接する板ガラス
パネルの間には、従来の方法でスペーサバーが介在され
ている。
てある。扉を完全に組み付けたとき、後部パネル54は、
先端118に圧接して、該先端を押し、リッジ104の下縁部
と略同一の高さとなるようにする。板ガラスパネルユニ
ットの各々は、框に向けて外方に伸長し、または、正面
板ガラスパネル52の場合、縁部保護ストリップ128と接
触し、図２に示した板ガラスパネルと同様の相対的位置
となる。また、図３の実施例の場合、隣接する板ガラス
パネルの間には、従来の方法でスペーサバーが介在され
ている。
この扉の発泡材から成る框の構造は、断熱特性に優
れ、軽量、堅牢で且つ丈夫な冷蔵庫の扉框構造体を提供
するものである。また、この発泡材から成る框構造体
は、応力を吸収し、密封剤と共に、多数の板ガラスパネ
ルを支持し、断熱特性に優れ、また、板ガラスパネルに
対する支持機能を提供する。この発泡材から成る框は、
金属製の框構造体よりも軽量である。
れ、軽量、堅牢で且つ丈夫な冷蔵庫の扉框構造体を提供
するものである。また、この発泡材から成る框構造体
は、応力を吸収し、密封剤と共に、多数の板ガラスパネ
ルを支持し、断熱特性に優れ、また、板ガラスパネルに
対する支持機能を提供する。この発泡材から成る框は、
金属製の框構造体よりも軽量である。
これらの框要素は、コーナ接続ユニット（図５）によ
り望ましく留め継ぎしたコーナ部にて互いに接続され且
つ保持されている。接続ユニットの各々は、その構成要
素が隠れて、通常は略見えない堅牢で且つ丈夫な接続組
立体を提供する。これらの接続部は、堅牢であり、組み
立てが容易である。各コーナ接続ユニットの各々は、框
要素の内面を削り加工して形成されたコーナ片の溝138
（図４）内に着座する水平方向側部136を有する内側コ
ーナ片134を備えている。扉框ユニットを組み付けたと
き、密封剤に対して同一程度のスペースを提供し得るよ
うに溝が框要素の内面に削り加工して形成されている。
底部の右側コーナ片の水平方向脚部136は、溝142に配置
された外側ストラップ140に該当する穴を通じて螺着ボ
ルトの基部として機能し、右側にて下方の水平方向框要
素46を保持する。外側ストラップ140は、トルクロッド1
48の対応する形状の基部146を受け入れ、扉を開放位置
から解放した後に、扉を自動的に閉じる矩形、又はその
他の形状の斜め穴144を有する。また、上方右側コーナ
片の水平方向脚部136は、頂部の外側ストラップ150の対
応する穴を通じてボルトを螺着する基部として機能す
る。頂部の外側ストラップ150は、上方の水平方向框要
素44の右側の上面に形成された溝152内に配置される。
右側の頂部の外側ストラップ150は、外側ストラップに
取り付けられた回り止め開放保持ブラケット154を保持
する。また、この頂部の外側ストラップ150は、外側ス
トラップの右端部にて穴158を通じてヒンジピンプラグ1
56を受け入れ、扉がヒンジピンプラグを中心として枢動
するのを可能にする。また、ヒンジピンプラグは、外側
ストラップの穴158及び上方の水平方向框要素の右頂部
側の対応する穴、及び右側要素48に形成された垂直シャ
フトを通る。これらの外側ストラップ140、150は、外側
取り付け扉として、又はリセス扉として、扉を適当に取
り付けることを可能にする。
り望ましく留め継ぎしたコーナ部にて互いに接続され且
つ保持されている。接続ユニットの各々は、その構成要
素が隠れて、通常は略見えない堅牢で且つ丈夫な接続組
立体を提供する。これらの接続部は、堅牢であり、組み
立てが容易である。各コーナ接続ユニットの各々は、框
要素の内面を削り加工して形成されたコーナ片の溝138
（図４）内に着座する水平方向側部136を有する内側コ
ーナ片134を備えている。扉框ユニットを組み付けたと
き、密封剤に対して同一程度のスペースを提供し得るよ
うに溝が框要素の内面に削り加工して形成されている。
底部の右側コーナ片の水平方向脚部136は、溝142に配置
された外側ストラップ140に該当する穴を通じて螺着ボ
ルトの基部として機能し、右側にて下方の水平方向框要
素46を保持する。外側ストラップ140は、トルクロッド1
48の対応する形状の基部146を受け入れ、扉を開放位置
から解放した後に、扉を自動的に閉じる矩形、又はその
他の形状の斜め穴144を有する。また、上方右側コーナ
片の水平方向脚部136は、頂部の外側ストラップ150の対
応する穴を通じてボルトを螺着する基部として機能す
る。頂部の外側ストラップ150は、上方の水平方向框要
素44の右側の上面に形成された溝152内に配置される。
右側の頂部の外側ストラップ150は、外側ストラップに
取り付けられた回り止め開放保持ブラケット154を保持
する。また、この頂部の外側ストラップ150は、外側ス
トラップの右端部にて穴158を通じてヒンジピンプラグ1
56を受け入れ、扉がヒンジピンプラグを中心として枢動
するのを可能にする。また、ヒンジピンプラグは、外側
ストラップの穴158及び上方の水平方向框要素の右頂部
側の対応する穴、及び右側要素48に形成された垂直シャ
フトを通る。これらの外側ストラップ140、150は、外側
取り付け扉として、又はリセス扉として、扉を適当に取
り付けることを可能にする。
外側ストラップの穴を通じて上方及び下方コーナブラ
ケット134の水平方向脚部136の該当する穴にボルトを螺
着させることにより、上方及び下方の框要素44、46の左
側部を保持するために、上方及び下方の外側ストラップ
160、162がそれぞれ使用される。この上方の外側ストラ
ップ160は、溝164に嵌まる。上方及び下方の外側ストラ
ップは、上方及び下方の水平方向框要素の左縁部まで伸
長する必要はない。これらの外側ストラップは、それぞ
れの溝内に配置されて、堅牢な接続組立体を提供し、ま
た、外側ストラップを外部から見えない状態に保つ。
ケット134の水平方向脚部136の該当する穴にボルトを螺
着させることにより、上方及び下方の框要素44、46の左
側部を保持するために、上方及び下方の外側ストラップ
160、162がそれぞれ使用される。この上方の外側ストラ
ップ160は、溝164に嵌まる。上方及び下方の外側ストラ
ップは、上方及び下方の水平方向框要素の左縁部まで伸
長する必要はない。これらの外側ストラップは、それぞ
れの溝内に配置されて、堅牢な接続組立体を提供し、ま
た、外側ストラップを外部から見えない状態に保つ。
コーナ片134の各々は、Ｔ字形のスロットストラップ1
68（図４、図５及び図６）の形態による内側アンカーバ
ーを狭持することにより垂直側部の框要素48、50のそれ
ぞれの部分を保持する垂直脚部166を備えている。Ｔ字
形のスロットストラップの各々は、台座170と、框要素
の係合する棚状突起174を狭持するより幅の広い基部分1
72とを備えている。台座170の各側部にて伸長する基部
分の各側部は、内面84の框要素に形成された溝174内に
伸長する。コーナ片の垂直方向脚部166は、框要素の内
面に形成された溝138内に嵌まる。
68（図４、図５及び図６）の形態による内側アンカーバ
ーを狭持することにより垂直側部の框要素48、50のそれ
ぞれの部分を保持する垂直脚部166を備えている。Ｔ字
形のスロットストラップの各々は、台座170と、框要素
の係合する棚状突起174を狭持するより幅の広い基部分1
72とを備えている。台座170の各側部にて伸長する基部
分の各側部は、内面84の框要素に形成された溝174内に
伸長する。コーナ片の垂直方向脚部166は、框要素の内
面に形成された溝138内に嵌まる。
隠れたＴ字形のスロットストラップを提供すること
は、堅牢で且つ丈夫なコーナ片接続部を提供し、これに
より、堅牢で且つ丈夫な扉框の構造体を提供することを
可能にする。框要素の表面に形成された溝は、削り加工
又はその他の同様の加工方法により容易に形成される。
このコーナ接続組立体は、個々の框要素に容易に取り付
けて且つ組み付けられる。
は、堅牢で且つ丈夫なコーナ片接続部を提供し、これに
より、堅牢で且つ丈夫な扉框の構造体を提供することを
可能にする。框要素の表面に形成された溝は、削り加工
又はその他の同様の加工方法により容易に形成される。
このコーナ接続組立体は、個々の框要素に容易に取り付
けて且つ組み付けられる。
扉框ユニットは、最初に、板ガラスパネルユニットを
下向きに配置し、その正面パネルの背面（後方を向いた
面）が上向きとなるようにして組み立てられる。この正
面パネルの後方を向いた面は、マスク又はコーティング
により塗装されており、扉を完全に組み付けて冷蔵庫内
に配置したとき、框ユニットを覆い、框構造体が顧客に
見えないようにする。また框部材に隣接する領域内で後
方を向いたパネルの上に密封剤を付与する。これらの框
要素は、組み付けて、コーナー接続部を形成する金具を
組み付けて扉框の組立体を形成する。扉框と板ガラスパ
ネルとの間で図面に示したスペース内に密封剤を注入し
て、縁部保護ストリップ114から後部パネル54まで伸長
するスペースを完全に密封する。次に、板ガラスストリ
ップ94を所定位置にスナップ嵌めして、余分な密封剤が
板ガラスストリップのリッジ104の周囲の溝を充填する
ようにする。次に、この扉ユニットをクランプにて締結
し、密封剤が板ガラスパネルと扉框との間で密封し、又
は硬化する迄、框及び板ガラスストリップを板ガラスパ
ネルユニットに対して保持する。次に、クランプを除去
し、ガスケット106をトルクロッド、ヒンジピン、ハン
ドルのような適当なその他の金具、及び必要とされるそ
の他の金具と共に挿入する。このハンドルは、貫通締結
具等のような任意な適当な方法で取り付けることが可能
であることを理解すべきである。例えば、ハンドルは、
面58に対して平行な框要素の正面部分に形成されたスロ
ット内に該ハンドルの平坦な板を通して、通常、縁部保
護ストリップが配置されている框要素の正面に開放させ
て取り付けることが出来る。次に、框要素の面58にねじ
を通して、ハンドルを締結する。これと選択的に、溝86
に沿って形成された溝内に削り加工等により回り止めス
トリップを取り付けることも出来、適当な締結具をハン
ドルの板の該当する穴を通じて框要素の外面58からスト
リップのねじ式のリテーナ穴内に通すことも出来る。
下向きに配置し、その正面パネルの背面（後方を向いた
面）が上向きとなるようにして組み立てられる。この正
面パネルの後方を向いた面は、マスク又はコーティング
により塗装されており、扉を完全に組み付けて冷蔵庫内
に配置したとき、框ユニットを覆い、框構造体が顧客に
見えないようにする。また框部材に隣接する領域内で後
方を向いたパネルの上に密封剤を付与する。これらの框
要素は、組み付けて、コーナー接続部を形成する金具を
組み付けて扉框の組立体を形成する。扉框と板ガラスパ
ネルとの間で図面に示したスペース内に密封剤を注入し
て、縁部保護ストリップ114から後部パネル54まで伸長
するスペースを完全に密封する。次に、板ガラスストリ
ップ94を所定位置にスナップ嵌めして、余分な密封剤が
板ガラスストリップのリッジ104の周囲の溝を充填する
ようにする。次に、この扉ユニットをクランプにて締結
し、密封剤が板ガラスパネルと扉框との間で密封し、又
は硬化する迄、框及び板ガラスストリップを板ガラスパ
ネルユニットに対して保持する。次に、クランプを除去
し、ガスケット106をトルクロッド、ヒンジピン、ハン
ドルのような適当なその他の金具、及び必要とされるそ
の他の金具と共に挿入する。このハンドルは、貫通締結
具等のような任意な適当な方法で取り付けることが可能
であることを理解すべきである。例えば、ハンドルは、
面58に対して平行な框要素の正面部分に形成されたスロ
ット内に該ハンドルの平坦な板を通して、通常、縁部保
護ストリップが配置されている框要素の正面に開放させ
て取り付けることが出来る。次に、框要素の面58にねじ
を通して、ハンドルを締結する。これと選択的に、溝86
に沿って形成された溝内に削り加工等により回り止めス
トリップを取り付けることも出来、適当な締結具をハン
ドルの板の該当する穴を通じて框要素の外面58からスト
リップのねじ式のリテーナ穴内に通すことも出来る。
正面から框要素の前縁までの縁部保護ストリップ114
の厚さは、３つのパネルから成る扉の場合、0.155イン
チであることが望ましく、ここで、框の正面から背面98
までのパネル自体の厚さは、1.440インチとする。縁部
保護ストリップの幅は、0.250インチであることが望ま
しい。先端130は、縁部保護ストリップの他の部分から
横方向に0.035インチ、伸長することが望ましい。スト
リップと扉框要素との間で縁部保護ストリップに切欠き
を形成し、框要素の正面から約30゜外方に伸長して、框
要素の正面から約0.030インチの位置にて終端となるよ
うにすることが望ましい。この縁部保護ストリップの曲
率半径は、約0.250インチであることが望ましい。先端1
30は、正面の板ガラスパネルに対して平行な面から約30
゜の角度で外方に伸長することが望ましい。
の厚さは、３つのパネルから成る扉の場合、0.155イン
チであることが望ましく、ここで、框の正面から背面98
までのパネル自体の厚さは、1.440インチとする。縁部
保護ストリップの幅は、0.250インチであることが望ま
しい。先端130は、縁部保護ストリップの他の部分から
横方向に0.035インチ、伸長することが望ましい。スト
リップと扉框要素との間で縁部保護ストリップに切欠き
を形成し、框要素の正面から約30゜外方に伸長して、框
要素の正面から約0.030インチの位置にて終端となるよ
うにすることが望ましい。この縁部保護ストリップの曲
率半径は、約0.250インチであることが望ましい。先端1
30は、正面の板ガラスパネルに対して平行な面から約30
゜の角度で外方に伸長することが望ましい。
この先端118は、その基部にて0.125インチの幅である
ことが望ましく、この基部にて、該先端は、板ガラスス
トリップに接続し、右側にて直線状に後部パネルに向け
て外方に伸長し、及び左方向から右方向に後部板ガラス
パネルに向けて内方に先端まで伸長し、板ガラスストリ
ップから0.120インチだけ離れる。
ことが望ましく、この基部にて、該先端は、板ガラスス
トリップに接続し、右側にて直線状に後部パネルに向け
て外方に伸長し、及び左方向から右方向に後部板ガラス
パネルに向けて内方に先端まで伸長し、板ガラスストリ
ップから0.120インチだけ離れる。
本発明の一実施例において、発泡材から成る框要素17
6（図９）は、第一の框要素178を備えている。この第一
の框要素178をPVCのような発泡重合材料で形成した場
合、この第一の框要素は、第一の框要素の露出面に沿っ
てガスケットポケット182から縁部保護ストリップ184ま
で伸長する外板180を備えており、これらの要素は、図
３及び図４に関して上述した要素と同様の方法で形成さ
れる。第一の框要素178は、密封剤188を通じて正面板ガ
ラスパネル186の接着面を形成する。第一の框要素は、
隣接する板ガラスパネル、即ち、正面板ガラスパネル18
6及び中間の板ガラスパネル192を分離させ且つ支持する
スペーサ要素190を備えている。この中間の板ガラスパ
ネル192は、その前側部にて密封剤193を通じてスペーサ
部分190に密封される。スペーサブロック194は、中間の
板ガラスパネルの背面にて該中間の板ガラスパネル192
を支持し、密封剤193により該パネルに密封されてい
る。また、このスペーサ要素194は、後部の板ガラスパ
ネル196の背面を支持し、密封剤193を通じて密封され
る。離間要素194は、スペーサ要素194の外周の周囲を伸
長する密封剤193を通じて第一の框要素178に密封し且つ
接着される。このスペーサ要素は、第一のフレーム要素
の溝に嵌合する一対のリッジ198を備えることが望まし
い。この後部板ガラスパネル196は、先端202を有する板
ガラスストリップ200によりその背面にて支持され、後
部の板ガラスパネル196にてシールを形成する。この板
ガラスストリップは、密封剤19を通じて後部板ガラスに
接着される。この板ガラスストリップは、第一の框要素
の外板180と略同一の外板204を備えることが望ましい。
6（図９）は、第一の框要素178を備えている。この第一
の框要素178をPVCのような発泡重合材料で形成した場
合、この第一の框要素は、第一の框要素の露出面に沿っ
てガスケットポケット182から縁部保護ストリップ184ま
で伸長する外板180を備えており、これらの要素は、図
３及び図４に関して上述した要素と同様の方法で形成さ
れる。第一の框要素178は、密封剤188を通じて正面板ガ
ラスパネル186の接着面を形成する。第一の框要素は、
隣接する板ガラスパネル、即ち、正面板ガラスパネル18
6及び中間の板ガラスパネル192を分離させ且つ支持する
スペーサ要素190を備えている。この中間の板ガラスパ
ネル192は、その前側部にて密封剤193を通じてスペーサ
部分190に密封される。スペーサブロック194は、中間の
板ガラスパネルの背面にて該中間の板ガラスパネル192
を支持し、密封剤193により該パネルに密封されてい
る。また、このスペーサ要素194は、後部の板ガラスパ
ネル196の背面を支持し、密封剤193を通じて密封され
る。離間要素194は、スペーサ要素194の外周の周囲を伸
長する密封剤193を通じて第一の框要素178に密封し且つ
接着される。このスペーサ要素は、第一のフレーム要素
の溝に嵌合する一対のリッジ198を備えることが望まし
い。この後部板ガラスパネル196は、先端202を有する板
ガラスストリップ200によりその背面にて支持され、後
部の板ガラスパネル196にてシールを形成する。この板
ガラスストリップは、密封剤19を通じて後部板ガラスに
接着される。この板ガラスストリップは、第一の框要素
の外板180と略同一の外板204を備えることが望ましい。
図９に示した框構造体の組み立ては、適当なマスクを
配置し、次に、後部板ガラスパネル186の上に密封剤を
付与して、第一の框要素の係合面を密封剤に対して配置
することにより行われる。次に、スペーサ要素190の上
に密封剤を付与し、中間の板ガラスパネルを密封剤の上
に配置する。この中間のスペーサ要素194と共に、更な
る密封剤を加えて、その後に、後部板ガラスパネル196
及び適量の密封剤を加える。次に、板ガラスストリップ
200を後部板ガラスパネル196の上に配置し、ガスケット
ポケット192及び第一の框要素178に係合させて第一の扉
組立体を形成する。密封剤が硬化する迄、組立体の周囲
にクランプを配置する。適当な接続金具を使用して、水
平方向及び垂直方向の框要素を接続し、審美的な外観を
呈し且つ実質的に正面の全体がガラスから成る、堅牢で
且つ信頼性の高い扉組立体を提供する。この実施例にお
いて、この扉框構造体は、熱効率の良い構造体及び軽量
な框組立体を提供し、その結果、扉構造体の改良を実現
することが可能となる。
配置し、次に、後部板ガラスパネル186の上に密封剤を
付与して、第一の框要素の係合面を密封剤に対して配置
することにより行われる。次に、スペーサ要素190の上
に密封剤を付与し、中間の板ガラスパネルを密封剤の上
に配置する。この中間のスペーサ要素194と共に、更な
る密封剤を加えて、その後に、後部板ガラスパネル196
及び適量の密封剤を加える。次に、板ガラスストリップ
200を後部板ガラスパネル196の上に配置し、ガスケット
ポケット192及び第一の框要素178に係合させて第一の扉
組立体を形成する。密封剤が硬化する迄、組立体の周囲
にクランプを配置する。適当な接続金具を使用して、水
平方向及び垂直方向の框要素を接続し、審美的な外観を
呈し且つ実質的に正面の全体がガラスから成る、堅牢で
且つ信頼性の高い扉組立体を提供する。この実施例にお
いて、この扉框構造体は、熱効率の良い構造体及び軽量
な框組立体を提供し、その結果、扉構造体の改良を実現
することが可能となる。
本明細書に開示した本発明の実施例は、本発明の原理
の一例にしか過ぎず、本発明の範囲に属するその他の変
形例を採用することも可能であることを理解すべきであ
る。従って、本発明は、明細書に記載し且つ図示した実
施例にのみ限定されるものではなく、請求の範囲の記載
によってのみ判断されるべきである。
の一例にしか過ぎず、本発明の範囲に属するその他の変
形例を採用することも可能であることを理解すべきであ
る。従って、本発明は、明細書に記載し且つ図示した実
施例にのみ限定されるものではなく、請求の範囲の記載
によってのみ判断されるべきである。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 クラウン，チャールズ・イー
アメリカ合衆国カリフォルニア州91342,
サン・フェルナンド，マクレー・ストリ
ート 13233，アパートメント・ナンバ
ー １
(56)参考文献 特開 平４−73581（ＪＰ，Ａ)
実開 平３−29690（ＪＰ，Ｕ)
特公 平７−39901（ＪＰ，Ｂ２)
実公 平３−28690（ＪＰ，Ｙ２)
実公 昭62−14945（ＪＰ，Ｙ２)
実公 昭51−52202（ＪＰ，Ｙ２)
実公 昭64−22263（ＪＰ，Ｙ２)
実公 昭59−34292（ＪＰ，Ｙ２)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
E06B 3/64
E06B 3/964
Claims (26)
- 【請求項１】冷蔵装置の扉にして、 発泡重合材料から成る扉框要素と、 側部と正面部分とを有する少なくとも一つの実質的に透
明なパネルであって、前記扉框要素により支持、保持さ
れ且つ該扉框要素内に密封され、パネルの少なくとも一
側部における扉框要素が該パネルの正面部分に重ならな
いようになされているパネルと、 前記扉框要素のための接続手段と、 扉が軸線を中心として枢動するのを可能にする少なくと
も一つのヒンジと、を備えることを特徴とする冷蔵装置
の扉。 - 【請求項２】請求の範囲第１項に記載の冷蔵庫の扉にし
て、前記扉框要素が、発泡ポリ塩化ビニルにて形成され
ることを特徴とする冷蔵庫の扉。 - 【請求項３】請求の範囲第２項に記載の冷蔵庫の扉にし
て、前記扉框要素が、該扉框要素の硬さ以上の硬さを有
する外板を取り付けられていることを特徴とする冷蔵庫
の扉。 - 【請求項４】請求の範囲第２項に記載の冷蔵庫の扉にし
て、前記扉框要素の一部を覆うように伸長する正面パネ
ルを更に備え、前記扉框要素が、該正面パネルの縁部を
保護する先端を更に備えることを特徴とする冷蔵庫の
扉。 - 【請求項５】請求の範囲第１項に記載に冷蔵庫の扉にし
て、前記扉框要素の後方部分に係合した板ガラスストリ
ップを更に備え、該板ガラスストリップは、冷蔵庫の扉
の後部パネルに接触する先端を備えることを特徴とする
冷蔵庫の扉。 - 【請求項６】請求の範囲第２項に記載の冷蔵庫の扉にし
て、前記接続手段が、コーナ接続組立体を備え、該コー
ナ接続組立体が、互いに関して直角に伸長する二つの要
素を有するコーナ片と、一方の框要素の溝内を伸長する
バーであつて、框要素の一部分を前記コーナ片の一側部
との間で狭持するようになされたバーとを備えることを
特徴とする冷蔵庫の扉。 - 【請求項７】冷蔵装置の扉にして、 発泡重合材料から成る扉框要素であって、該扉框要素の
少なくとも一つの少なくとも一部に金属製の支持構造体
が存在しないようにした、扉框要素と、 前記扉框要素に支持、保持され且つ密封された実質的に
透明な複数のパネルであって、そのうちの正面パネル
が、他のパネルよりも広い幅に伸長しており、前記扉框
要素の何れの部分も前記正面パネルの正面に伸長しない
ように配置されている、複数のパネルと、 前記扉框要素のためのコネクタと、 扉が軸線を中心として枢動するのを可能にする少なくと
も１つのヒンジと、を備えることを特徴とする冷蔵装置
の扉。 - 【請求項８】請求の範囲第７項に記載の冷蔵庫の扉にし
て、前記扉框要素が、発泡ポリ塩化ビニルから成ること
を特徴とする冷蔵庫の扉。 - 【請求項９】請求の範囲第７項に記載の冷蔵庫の扉にし
て、正面パネルの側縁部を保護するため、扉框要素の正
面に取り付けられた縁部保護ストリップを更に備えるこ
とを特徴とする冷蔵庫の扉。 - 【請求項１０】請求の範囲第７項に記載の冷蔵庫の扉に
して、前記複数の透明なパネル中の後部板ガラスパネル
に接触し且つ該パネルを密封する柔軟な先端を有する板
ガラスストリップを更に備えることを特徴とする冷蔵庫
の扉。 - 【請求項１１】扉框要素と、該扉框要素により支持、保
持され且つ該扉框要素内に密封された複数の透明なパネ
ルと、前記扉框要素用のコネクタとを備える冷蔵装置の
扉を組み立てる方法にして、 複数の板ガラスパネルを下向きに配置し、前記複数の板
ガラスパネル内の正面板ガラスパネルの背面を露出させ
る段階と、 前記扉框要素を組み立てて、略剛性な扉フレームを形成
する段階と、 前記扉框要素を、該扉框要素の何れの部分も前記正面板
ガラスパネルの正面に伸長しないようにして、該正面板
ガラスパネルの背面に隣接して配置し、正面板ガラスパ
ネルに面した、扉框要素の正面を向いた部分と、前記正
面板ガラスパネルとが非接触状態となり、他の板ガラス
パネルの外周が前記扉框要素によって囲繞されるように
する段階と、 前記板ガラスパネルと前記扉框要素との間に密封剤を付
与する段階と、 板ガラスストリップを前記扉框要素に接続して前記板ガ
ラスパネルを該板ガラスパネルの後方から支持する段階
と、を備えることを特徴とする方法。 - 【請求項１２】冷蔵装置の扉にして、 発泡重合材料から成る扉框要素と、 扉フレームにより支持、保持され且つ該扉フレーム内に
密封された、正面パネルを含む少なくとも一つの略透明
なパネルと、 扉が軸線を中心として枢動するのを可能にする少なくと
も一つのヒンジと、 内側コーナ片、内側アンカーバーおよび外側ストラップ
を有する、前記扉框要素のための接続要素と、を備え、
前記扉框要素の何れの部分も前記正面パネルの正面に伸
長しないように配置されており、前記コーナ片の一側部
が前記扉框要素のスロット内に配置されて、該コーナ片
と前記アンカーバーとの間で前記扉框要素の上の一対の
バーを狭持するようになされていることを特徴とする冷
蔵装置の扉。 - 【請求項１３】冷蔵装置の扉にして、 正面パネルを含む、複数のパネルと、 前記複数のパネルを支持する扉框要素と、を備え、少な
くとも一つの扉框要素の扉框の何れの部分も前記正面パ
ネルの正面部分に重なり合わないようにし、前記扉框要
素が、該扉框要素から複数のパネルの隣接するパネルの
間のスペース内に伸長する少なくとも一つのスペーサ要
素を備え、該スペーサ要素が扉框要素の一部であり、 扉が軸線を中心として枢動するのを可能にする少なくと
も一つのヒンジを備えることを特徴とする冷蔵庫の扉。 - 【請求項１４】請求の範囲第13項に記載の扉にして、前
記扉框要素が、発泡重合材料から成ることを特徴とする
扉。 - 【請求項１５】請求の範囲第14項に記載の扉にして、前
記重合材料がポリ塩化ビニルであることを特徴とする
扉。 - 【請求項１６】請求の範囲第13項に記載の扉にして、前
記スペーサ要素が密封剤により隣接する板ガラスパネル
に接着されることを特徴とする扉。 - 【請求項１７】請求の範囲第13項に記載の扉にして、前
記スペーサ要素が、扉框要素の相補的な面に係合する非
均一な面を備えることを特徴とする扉。 - 【請求項１８】請求の範囲第１項に記載の扉にして、扉
框要素の少なくとも一つが、該扉框要素の少なくとも一
部にて金属製の支持構造体が存在しないことを特徴とす
る扉。 - 【請求項１９】請求の範囲第１項に記載の扉にして、発
泡材料から成る扉框要素が、押出し成形された発泡材に
よる框要素であることを特徴とする扉。 - 【請求項２０】請求の範囲第19項に記載の扉にして、少
なくとも一つの扉框要素が、該扉框要素の硬さよりも柔
らかい硬さの共有押出し成形した部分を備えることを特
徴とする扉。 - 【請求項２１】請求の範囲第１項に記載の扉にして、少
なくとも一つの扉框要素が、密封剤を受け入れて該扉框
要素とガラスユニットとの間に密封剤を介した接着部を
形成する手段を備えることを特徴とする扉。 - 【請求項２２】請求の範囲第21項に記載の扉にして、密
封剤を受け入れる前記手段が、前記扉框要素に形成され
た溝であることを特徴とする扉。 - 【請求項２３】請求の範囲第４項に記載の扉にして、前
記先端が、前記扉框要素と共に共有押出し成形され、前
記扉框要素及び前記先端が、それぞれの硬さを有し、前
記先端の硬さが前記扉框要素の硬さ以下であることを特
徴とする扉。 - 【請求項２４】請求の範囲第５項に記載の扉にして、板
ガラスストリップの先端が共有押出し成形され、板ガラ
スストリップ及び該先端が、それぞれの硬さを有し、該
先端の硬さが板ガラスストリップの硬さ以下であること
を特徴とする扉。 - 【請求項２５】請求の範囲第７項に記載の扉にして、透
明なパネルに対する扉框要素における唯一の金属製構造
体支持手段が、隣接する扉框要素を接続するコーナ接続
要素と、囲繞するフレーム内で旋回可能に扉を取り付け
る手段とであることを特徴とする扉。 - 【請求項２６】請求の範囲第12項に記載の扉にして、一
つの扉要素が、対のバーを形成するスロットの下方に溝
を備え、前記アンカーが、該溝内に配置され、コーナ片
の一側部が前記スロット内に配置され、前記アンカー及
び前記コーナ片が、締結具によって互いに締結されて前
記コーナ片をそれぞれの扉框要素に固定していることを
特徴とする扉。
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US849,900 | 1992-03-12 | ||
| US07/849,900 US5363611A (en) | 1990-09-20 | 1992-03-12 | Foam rail door |
| PCT/US1993/001577 WO1993018266A1 (en) | 1992-03-12 | 1993-02-23 | Foam rail door |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07507608A JPH07507608A (ja) | 1995-08-24 |
| JP3428643B2 true JP3428643B2 (ja) | 2003-07-22 |
Family
ID=25306791
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP51572393A Expired - Fee Related JP3428643B2 (ja) | 1992-03-12 | 1993-02-23 | 発泡材から成る框を有する扉 |
Country Status (9)
| Country | Link |
|---|---|
| US (2) | US5363611A (ja) |
| EP (1) | EP0631644B1 (ja) |
| JP (1) | JP3428643B2 (ja) |
| AT (1) | ATE180638T1 (ja) |
| AU (1) | AU3729293A (ja) |
| DE (1) | DE69325170T2 (ja) |
| DK (1) | DK0631644T3 (ja) |
| ES (1) | ES2134840T3 (ja) |
| WO (1) | WO1993018266A1 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| ITPD940057A1 (it) * | 1994-03-28 | 1995-09-28 | Isoclima Spa | Vetrata isolante riscaldante perfezionata. |
| JPH11513465A (ja) * | 1995-09-25 | 1999-11-16 | オウェンス コーニング | 断熱性強化パネル |
| US5894706A (en) * | 1996-08-13 | 1999-04-20 | Herbst; Walter B. | Molded window door and method |
| US5645330A (en) * | 1996-09-19 | 1997-07-08 | Ardco Incorporated | Refrigerated display cabinets with improved mullion assembly |
| MXPA99005203A (es) * | 1996-12-05 | 2006-07-18 | Sashlite Llc | Unidad de ventana con cristales multiples integrados y montaje de marco y metodo para fabricarlo. |
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