JP3428047B2 - 偏向ヨーク - Google Patents

偏向ヨーク

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明はテレビジョン受像機等に
使用される偏向ヨークに関するものである。 【0002】 【従来の技術】図6は偏向ヨークの側面図、図7は同偏
向ヨークの図6に示す矢印A方向より見た正面図であ
る。図6及び図7において、1は絶縁枠、2は絶縁枠1
の外側に装着されたトロイダル型垂直偏向コイル、3a
及び3bは絶縁枠1の内側に装着された鞍型水平偏向コ
イルである。通常、鞍型の水平偏向コイルは図7に示さ
れるように上下に分割されており、3aは上部に配置さ
れる上部コイル,3bは下部に配置される下部コイルで
ある。そして、上部コイル3aが作る磁界と下部コイル
3bが作る磁界の合成磁界によって水平偏向がおこなわ
れる。 【0003】またバランスコイル装置を設置する偏向ヨ
ークでは、図7に示すように上下コイルとも同様に内側
のパートと外側のパートのふたつのパートに別れてい
る。そして、内側のパートはピン磁界を発生させ、外側
のパートはバレル磁界を発生させる。即ち、上部、下部
と別れたコイルで、その各々のコイルの中でもピン磁界
形成部とバレル磁界形成部とに別れている。 【0004】図7において、上部コイル3aの中のピン
磁界を形成する部分をコイル3ap、バレル磁界を形成
する部分をコイル3abとする。また下部コイル3bの
中のピン磁界を形成する部分をコイル3bp、バレル磁
界を形成する部分をコイル3bbとする。 【0005】ところで、上部コイル3aと下部コイル3
bとが同じ特性を示すように作っても、実際には製造上
のばらつきによっていくらか特性にアンバランスが生じ
てしまう。このため、たとえ同じ値の電流をながして
も、発生する磁界の強さにアンバランスが生じてしま
う。前述のバランスコイル装置はこのようなアンバラン
スを補正するために設けられる。 【0006】以下、従来のバランスコイル装置の一例と
して上部コイル3aと下部コイル3b各々に偏向磁界が
ピン側バレル側に分かれる点にタップを設け、例えば両
コイルのピン側に補助コイルを設置しその補助コイルの
インダクタンスを可変する事により偏向コイルのピン側
に流れる電流量を変化させ、偏向磁界を調整するバラン
スコイル装置について説明する。 【0007】図8は従来のバランスコイル装置の断面
図、図9は水平偏向コイルと従来のバランスコイル装置
との接続を示す回路図である。図8において、4は貫通
孔を備えた軸棒であり、中央よりも一方向に右ネジが、
また他方向に左ネジが形成されている。5及び6はそれ
ぞれソレノイド状にコイルを形成させるためのコイルボ
ビンであり、コイルボビン5及びコイルボビン6にはそ
れぞれ補助コイル7及び補助コイル8がソレノイド状に
巻回されている。9は以上の軸棒4、コイルボビン5,
6を納めるケースである。10は軸棒4の貫通孔に挿入
された磁性体であり、この磁性体にはネジが形成され、
回転させる事によって矢印D方向に移動するようになっ
ている。 【0008】以下動作について説明する。磁性体10が
補助コイル7に近づくと補助コイル7のインダクタンス
L1 は増加し、同時に磁性体10は補助コイル8から離
れるのでL2 は減少する。逆に磁性体10が補助コイル
8に近づくと、補助コイル8のインダクタンスL2 は増
加し、補助コイル7のインダクタンスL1 は減少する。
このようにして補助コイル7,8のインダクタンスを変
化させる事により、上部コイル3aの中のコイル3ap
(ピン磁界形成部)と下部コイル3bの中のコイル3b
p(ピン磁界形成部)に流れる水平偏向電流のバランス
を調整できるようになっている。 【0009】以下、この水平偏向電流を上記の様に変化
させた場合の水平偏向コイルから発生する水平偏向磁界
の変化に伴うコンバーゼンスの動きについて説明する。 【0010】図10はブラウン管の画面を示す図であ
り、上記のバランスコイル装置の内バランスをとる働き
の効果を説明するための図である。即ち、この図におい
ては、電子銃より発射された電子ビームは矢印方向の力
を受けRED電子ビームは右回転、BLUE電子ビーム
は左回転する。このような力を発生させるための磁界は
図12において矢印に示す方向に磁界が発生したときで
あり、このような磁界を発生させるためには図12に示
すGの位置にコイルの重心が存在するときである。この
場合コイルの重心が下部コイル3bにあるので、バラン
スコイル装置にて、上部コイル3aに水平偏向電流を下
部コイル3bより多く流すと重心の位置が移動する。こ
のように流す電流量を重心が水平軸上に移行するまでバ
ランスコイル装置によって調整することにより、図10
の電子ビームのRED,BLUEの回転は解消されるの
である。 【0011】又、図11は上記のバランスコイル装置の
内、水平偏向コイルの上部コイル3aのコイル3ap
(ピン磁界形成部)と下部コイル3bのコイル3bp
(ピン磁界形成部)にながれる水平偏向電流を同時増減
させる働きの効果を説明するためのブラウン管画面の図
である。 【0012】即ち、この図においては、電子銃より発射
された電子ビームは矢印方向の力を受け、RED電子ビ
ームは画面右方向へ移動する。このような磁界を発生さ
せるためには図13に示す様に、磁束が偏向コイル中心
部に集まる時、即ちバレル磁界の時である。この場合バ
ランスコイル装置で解消するためには、上部コイル3a
のコイル3ap(ピン磁界形成部)に流れる水平偏向電
流と下部コイル3bのコイル3bp(ピン磁界形成部)
に流れる水平偏向電流を同時に増加させると良い。即
ち、補助コイル7,8の相互インダクタンスMを大きく
することにより、この補助コイル7,8には水平偏向電
流が流れなくなり、上部および下部のコイル3apおよ
びコイル3bp(ピン磁界形成部)に偏向電流が流れる
ようになる。また、この補助コイル7,8とコイル3a
p,3bpに流れる水平偏向電流のバランスをとること
により、図11のRED電子ビームが画面右方向へ移動
するのを解消するものである。 【0013】 【発明が解決しようとする課題】以上の様に従来のバラ
ンスコイル装置の接続は、鞍型水平偏向コイルの例えば
上部コイルの中の一部にバランスコイル装置内の補助コ
イルを並列に接続する構成であった。具体的に補助コイ
ルを偏向ヨークに接続する場合は次のように行なってい
た。すなわち、偏向ヨークの鞍型水平偏向コイルを巻回
する際、この鞍型水平偏向コイルの上部コイルと下部コ
イル各々にタップを設け、このタップ間にバランスコイ
ル装置内の補助コイルを接続していた。このように従来
は、鞍型水平偏向コイルに形成したタップに補助コイル
を接続するものであるため、バランスコイル装置を設置
する場所は水平偏向コイルの近傍と限られていた。 【0014】本発明は以上の課題に鑑みてなされたもの
であり、鞍型水平偏向コイルに形成したタップに補助コ
イルを接続する必要が無く、バランスコイル装置の設置
場所の制約を少なくした偏向ヨークを提供することを目
的とする。 【0015】 【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、本発明の偏向ヨークは、一対の補助コイルを備える
とともにこれら補助コイルのインダクタンスを可変にし
たバランスコイル装置と、互いに対向する第1および第
2の一組の鞍型コイルから成り、双方の鞍型コイルはそ
れぞれ内側パートのコイルと外側パートのコイルから成
る偏向コイルとを有し、第1鞍型コイルの内側パートの
コイルと第2鞍型コイルの内側パートのコイル連続し
一本の導線で形成するとともに第1鞍型コイルの外側
パートのコイルと第2鞍型コイルの外側パートのコイル
連続した一本の導線で形成するミスコンバーゼンスを
解消する偏向ヨークであって、バランスコイル装置は、
円柱状であって外周部にネジが形成された磁性体と、上
記磁性体が回転することによって磁性体の軸方向に移動
するように上記磁性体と螺合する構造を内面に形成した
中央貫通孔を備えかつその外周2カ所にソレノイド状に
巻き回された一対の補助コイルを有する棒状部材とを備
えた事を特徴とする。 【0016】 【作用】以上のように構成した事により、バランスコイ
ル装置内の補助コイルを、偏向コイルの端部すなわち内
側パートのコイルまたは外側パートのコイル巻始め端ま
たは巻終わり端に、直列接続した構成とする事ができ、
巻線工程において偏向コイルの途中から補助コイルとの
接続用のタップを引き出さずに済むか若しくは引き出す
タップの数を大幅に少なくする事ができ、棒状部材に巻
き回すものであって、偏向コイル巻線工程を簡略化する
事が可能となる。外周部にネジが形成された磁性体と磁
性体と螺合する構造を内面に形成した中央貫通孔を有し
ているから、水平偏向電流のバランスを調整できる。 【0017】 【実施例】(実施例1) 図1は本発明の実施例1における偏向ヨークの回路図で
ある。 【0018】本実施例1のバランス装置を備えた偏向ヨ
ークの鞍型水平偏向コイルも図7に示す従来例のものと
同様に上下コイルとも同様に内側のパートと外側のパー
トのふたつのパートに別れている。11はバランスコイ
ル装置である。このように本実施例1における偏向ヨー
クにもバランスコイル装置11が装着されており、図1
に示すように接続されている。 【0019】このような偏向コイルを用いた偏向ヨーク
において、図1に示すよう上部、下部の偏向コイルのピ
ン磁界形成部どうしを直列接続したものを図7に示すよ
うに内側に配置して内側パートとし、バレル磁界どうし
を直列接続したものを図7に示すように外側に配置して
外側パートとする。 【0020】以下、各コイルについて詳細に説明する。
図1において、3apは水平偏向コイル内側パートの巻
始め側のコイルで、このコイルの領域でピン磁界を発生
させるためにコイル3apはピン磁界形成部とする。ま
た3bpは水平偏向コイル内側パートの巻終わり側のコ
イルで、このコイルもピン磁界形成部とする。これらコ
イル3apおよびコイル3bpから成る内側パートのコ
イルがピン磁界を発生させる事となる。コイル3apお
よびコイル3bpは一本の銅線で一度に巻回され、途中
にタップは設けない。 【0021】一方、3abは水平偏向コイル外側パート
の巻始め側のコイルで、このコイル3abの領域でバレ
ル磁界を発生させるためにコイル3abはバレル磁界形
成部とする。また3bbは水平偏向コイル外側パートの
巻終わり側のコイルで、このコイル3bbもバレル磁界
形成部とする。これらコイル3abおよびコイル3bb
から成る外側パートのコイルがバレル磁界を発生させる
事となる。コイル3abおよびコイル3bbも一本の銅
線で一度に巻回され、途中にタップは設けない。 【0022】また、図3に本発明のバランスコイル装置
11の外観図を、図4に同バランスコイル装置11の部
分断面図を示す。図3および図4において、11aは中
央貫通孔を備えた棒状部材12に巻かれた2個のソレノ
イド状補助コイルの内の一方のコイルで、以下、補助コ
イル11aとする。また11bは同ソレノイド状補助コ
イルの他方のコイルで、以下、補助コイル11bとす
る。又棒状部材12の中央貫通孔には、外周部にネジが
形成された磁性体10が挿入されている。なおこの磁性
体10は回転する事により、磁性体10の軸方向に移動
するように棒状部材12の内面に螺合構造が作られてい
る。棒状部材であるから巻線工程を簡略化できる。 【0023】また図1において、コイル3apの巻始め
端14aとコイル3abの巻始め端15aは互いに接続
され、端子16を介して水平偏向電流供給回路(図示せ
ず)に接続される。またコイル3bpの巻終わり端14
bは補助コイル11aの一端に接続され、コイル3bb
の巻終わり端15bは補助コイル11bの一端に接続さ
れる。さらに補助コイル11aの他端と補助コイル11
bの他端は互いに接続され、端子17を介して前記水平
偏向電流供給回路に接続される。このようにバランスコ
イル装置11の各補助コイルは水平偏向コイルのタップ
ではなく水平偏向コイルの巻終わり端14b,15bに
接続されている。 【0024】以上の様に構成された本発明のバランスコ
イル装置を設置した偏向ヨークの動作を以下説明する。
例として、図11に示すミスコンバーゼンス特性が生じ
た場合について、その解決方法を説明する。この場合
は、偏向磁界がバレル磁界で図13になった場合である
から、図1の回路においてピン磁界形成部である内側パ
ートのコイルへ、外側パートのコイル(バレル磁界形成
部)よりも多く水平偏向電流を流すと良い。そこで、バ
ランスコイル装置11の磁性体10を補助コイル11b
の方へ移動させるとそのインダクタンスは補助コイル1
1aより補助コイル11bの方が高くなる。従って、水
平偏向電流がインダクタンスの低い補助コイル11aの
方すなわち内側パートのコイル(コイル3apおよびコ
イル3bp)の方へ多く流れる。その結果、図13のバ
レル磁界が解消できるのである。 【0025】(実施例) 図2は本発明の実施例2における偏向ヨークの回路図で
ある。 【0026】実施例2における偏向ヨークも実施例1
ものと同様に上下コイルとも同様に内側のパートと外側
のパートのふたつのパートに別れている。11は実施例
のものと同様な実施例2のバランスコイル装置であ
る。本実施例ではバランスコイル装置11は図2に示
すように接続されている。 【0027】3apは水平偏向コイル内側パートの巻始
め側のコイル、また3bpは水平偏向コイル内側パート
の巻終わり側のコイルであり、双方ともピン磁界形成部
とする。これらコイル3apとコイル3bpは一本の銅
線で一度に巻回される。なお、コイル3apとコイル3
bpの間にはタップTを一箇所形成しておく。これらコ
イル3apおよびコイル3bpは図7に示すように内側
パートに位置しており、この内側パートのコイルがピン
磁界を発生させる事となる。 【0028】一方、3abは水平偏向コイル外側パート
の巻始め側のコイル、3bbは水平偏向コイル外側パー
トの巻終わり側コイルであり、双方ともバレル磁界形成
部とする。これらコイル3abとコイル3bbは一本の
銅線で一度に巻回される。これらコイル3abおよびコ
イル3bbは図7に示すように外側パートに位置してお
り、この外側パートのコイルがバレル磁界を発生させる
事となる。 【0029】また内側パートのコイル(コイル3ap,
コイル3bp)の巻始め端と巻終わり端がそれぞれバラ
ンスコイル装置11の補助コイル11aおよび補助コイ
ル11bの一端に接続される。補助コイル11aと補助
コイル11bの他端は互いに接続され、水平偏向電流供
給回路(図示せず)に接続される。また外側パートのコ
イル(コイル3ab,コイル3bb)の巻始め端は水平
偏向電流供給回路に接続され、外側パートのコイルの巻
終わり端は前述のタップTに接続される。 【0030】以下、実施例2における偏向ヨークの動作
について説明する。例として、図10に示すミスコンバ
ーゼンス特性が生じた場合について、その解決方法を説
明する。 【0031】この場合は、図12に示すような偏向磁界
が生じた場合であり、図2の回路図において、上部のコ
イルに下部のコイルよりも多く偏向電流を流すと良い。
即ち、図4のバランスコイル装置において、磁性体10
を補助コイル11bの方へ移動させると良い。磁性体1
0を補助コイル11bの方に移動させると、バランスコ
イルのインダクタンスは補助コイル11aより補助コイ
ル11bの方が高くなり、水平偏向電流のように高い周
波数を有する電流の場合、電流はインダクタンスの低い
方へ多く流れるので、この場合、電流が補助コイル11
aの方へ多く流れる。従って、上部のコイル3apに流
れる電流が下部のコイル3bpに流れる電流よりも大き
くなる。その結果、コイルの重心が上部コイルの方へ移
動し、図10に示すミスコンバーゼンスが解消されるの
である。 【0032】(実施例) 以上、図10の場合と、図11の場合の各々について説
明したが、これらは分離独立する必要は全くなく、例え
ば、図5のように合体しても全く問題なく作動する。 【0033】この図5の場合、バランスコイル装置18
が図11のパターンのミスコンバーゼンスを解消するも
ので、バランスコイル装置19が図10のミスコンバー
ゼンスを解消する装置である。 【0034】 【発明の効果】以上のように本発明は、互いに対向する
上側コイルおよび下側コイルの双方が内側パートと外側
パートから成る偏向コイルにおいて、上側コイルの内側
パートのコイルと下側コイルの内側パートのコイルを連
続した一本の導線で形成し、また上側コイルの外側パー
トのコイルと下側コイルの外側パートのコイルを連続し
た一本の導線で形成したことによりバランスコイル装置
内の補助コイルを偏向コイルの端部に直列接続した構成
とする事ができ、巻線工程において偏向コイルの途中か
ら補助コイルとの接続用のタップを引き出さずに済むか
若しくは引き出すタップの数を大幅に少なくする事がで
き、棒状部材に巻き回すものであって、偏向コイルの巻
線工程を簡略化する事ができる。 【0035】また偏向コイルのタップにバランスコイル
装置を接続する必要がないので、バランスコイル装置の
設置場所の自由度が増す事となる。つまり、従来のバラ
ンスコイル装置を接続するものにおいては偏向コイルの
途中から多くのタップを引き出していたためバランスコ
イル装置の設置場所は偏向コイルの近傍に限られていた
のに対し、本発明の構成ではバランスコイル装置を接続
するのにタップを用いないので、バランスコイル装置の
設置場所が偏向コイルの近傍に限られる事がない。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施例1における偏向ヨークの回路図 【図2】本発明の実施例2における偏向ヨークの回路図 【図3】本発明の偏向ヨークに用いるバランスコイル装
置の外観図 【図4】本発明の偏向ヨークに用いるバランスコイル装
置の部分断面図 【図5】本発明の実施例3における偏向ヨークの回路図 【図6】従来の偏向ヨークの側面図 【図7】従来の偏向ヨークの正面図 【図8】従来のバランスコイル装置の断面図 【図9】従来のバランスコイル装置を設置した偏向ヨー
クの回路図 【図10】バランスコイル装置で解消を必要とするミス
コンバーゼンスの一例を示す説明図 【図11】バランスコイル装置で解消を必要とするミス
コンバーゼンスの一例を示す説明図 【図12】ミスコンバーゼンスを発生させる偏向磁界の
一例を示す説明図 【図13】ミスコンバーゼンスを発生させる偏向磁界の
一例を示す説明図 【符号の説明】 1 絶縁枠 2 トロイダル型垂直偏向コイル 3ap,3bp,3ab,3bb コイル 10 磁性体 11 バランスコイル装置 11a,11b 補助コイル 12 棒状部材

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 一対の補助コイルを備えるとともにこれ
    ら補助コイルのインダクタンスを可変にしたバランスコ
    イル装置と、互いに対向する第1および第2の一組の鞍
    型コイルから成り、前記双方の鞍型コイルはそれぞれ内
    側パートのコイルと外側パートのコイルから成る偏向コ
    イルとを有し、第1鞍型コイルの内側パートのコイルと
    第2鞍型コイルの内側パートのコイル連続した一本の
    導線で形成するとともに第1鞍型コイルの外側パートの
    コイルと第2鞍型コイルの外側パートのコイル連続し
    一本の導線で形成するミスコンバーゼンスを解消する
    偏向ヨークであって、前記バランスコイル装置は、円柱
    状であって外周部にネジが形成された磁性体と、上記磁
    性体が回転することによって磁性体の軸方向に移動する
    ように上記磁性体と螺合する構造を内面に形成した中央
    貫通孔を備えかつその外周2カ所にソレノイド状に巻き
    回された一対の補助コイルを有する棒状部材とを備えた
    事を特徴とする偏向ヨーク。
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