JP3427942B2 - インストルメントパネルの支持構造 - Google Patents

インストルメントパネルの支持構造

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JP3427942B2
JP3427942B2 JP13167593A JP13167593A JP3427942B2 JP 3427942 B2 JP3427942 B2 JP 3427942B2 JP 13167593 A JP13167593 A JP 13167593A JP 13167593 A JP13167593 A JP 13167593A JP 3427942 B2 JP3427942 B2 JP 3427942B2
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Suzuki Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車用インストルメン
トパネルの支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のフロントシートの前方には、図
6に示すようにインストルメントパネルaを設置してあ
る。このインストルメントパネルaは、図5に示すよう
に左右の側壁bの先端をフロントピラーcの後端フラン
ジdの内側に配置して車体に組み付けてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、インストル
メントパネルaには射出成形品を使用するのが一般的で
あるが、射出成形品は端部が成形時に変形し易いという
問題がある。すなわち、このインストルメントパネルa
の場合、左右の側壁bが二点鎖線で示すように内側へ変
形し、フロントピラーcの後端フランジdとの間の隙間
が大きくなり、外観が損なわれるという問題を生じてい
る。本発明は、このような事情に鑑み、インストルメン
トパネル側壁の変形を組み付け時に矯正できるインスト
ルメントパネルの支持構造の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明は、車体のフロントピラーをフロントピラーア
ウタパネルとフロントピラーインナパネルで構成し、上
記フロントピラーの後端にフランジを形成し、インスト
ルメントパネルを支持するステアリングサポートメンバ
の左右端にステアリングサポートメンバブラケットを設
け、上記フロントピラーインナパネルに固定した上記
テアリングサポートメンバブラケットの端縁を車体後方
側へ延出させ、該延出部をインストルメントパネルの側
壁裏面に当接させ、上記フランジと上記延出部の間に上
記インストルメントパネルの側壁を挟んだことにある。
【0005】
【実施例】図1は本発明の構造を示す図で、左側のフロ
ントピラーに対するインストルメントパネルの支持構造
を示している。同図において、1はインストルメントパ
ネル、2はフロントピラー3を構成するインナパネル、
4は同アウタパネルである。フロントピラーインナパネ
ル2にはL型のステアリングサポートメンバブラケット
5の本体部5aが溶接々合してあり、該ブラケット5の
立ち上がり部5eに保持具6をボルト7で取り付けてス
テアリングサポートメンバ8の左端を保持している。さ
らに、ステアリングサポートメンバブラケット5は本体
部5aをフロントピラー3の後端フランジ3aを越えて
車体後方へ延出させてあり、該延出部5bの先端を車体
内側へ向けて折り曲げてある。また、該折り曲げ部5c
の上下両隅には三角形の切り欠き部5dを設けてある。
【0006】一方、右側のフロントピラー3には、図3
に示すようなステアリングサポートメンバブラケット9
がボルト10でインナパネル2に取り付けてあり、該ブ
ラケット9のバーリング孔11にステアリングサポート
メンバ8の右端を差し込んである。ステアリングサポー
トメンバブラケット9は本体部9aをフロントピラー3
の後端フランジ3aを越えて車体後方へ延出させてあ
り、該延出部9bの先端を車体内側へ向けて折り曲げて
ある。また、該折り曲げ部9cの上下両隅には三角形の
切り欠き部9dを設けるとともに、ブラケット9の周縁
全体から立ち上がり部9eを車体内側へ向けて延出させ
てある。なお、図2において、12はフロントピラー3
の後端フランジ3aに装着したウェザーストップであ
る。
【0007】そして、インストルメントパネル1の左右
の側壁1aの裏面をステアリングサポートメンバブラケ
ット5, 9の延出部5b, 9bに当接させて車体に組み
付けてある。これによって、インストルメントパネル1
の側壁1aの変形を矯正して、フロントピラー3の後端
フランジ3aとの間の隙間を一定に保っている。また、
該ブラケット5, 9の折り曲げ部5c, 9cを車体内側
へ向けることによって、該部5c, 9cがインストルメ
ントパネル組み付け時にガイドの役目を果たすようにし
てある。さらに、切り欠き部5d, 9dも同様の役目を
果たすことになる。
【0008】なお、本実施例では、ステアリングサポー
トメンバブラケット5, 9に折り曲げ部5c, 9cと切
り欠き部5d, 9dを設けて、インストルメントパネル
1に組み付けを容易にしてあるが、これらは省いてもよ
い。また、ステアリングサポートメンバブラケット5,
9の形状は図示のものには限定されない。
【0009】
【発明の効果】本発明によれば、車体のフロントピラー
をフロントピラーアウタパネルとフロントピラーインナ
パネルで構成し、上記フロントピラーの後端にフランジ
を形成し、インストルメントパネルを支持するステアリ
ングサポートメンバの左右端にステアリングサポートメ
ンバブラケットを設け、上記フロントピラーインナパネ
ルに固定した上記ステアリングサポートメンバブラケッ
トの端縁を車体後方側へ延出させ、該延出部をインスト
ルメントパネルの側壁裏面に当接させ、上記フランジと
上記延出部の間に上記インストルメントパネルの側壁を
挟んだので、インストルメントパネルの側壁の変形がス
テアリングサポートメンバブラケットの延出部によって
矯正されることから、フロントピラーの後端フランジと
の間に大きな隙間が生じなくなり、外観の向上を図るこ
とができる。また、この側壁の変形矯正はステアリング
サポートメンバブラケットを利用しているので、コスト
の上昇は殆どない。さらに、ステアリングサポートメン
バの一端のステアリングサポートメンバブラケットをフ
ロントピラーインナパネルに溶接接合し、他端のステア
リングサポートメンバブラケットを上記フロントピラー
インナパネルにボルトで取付けたので、フロントピラー
のフランジに対し、インストルメントパネルを支持する
ステアリングサポートメンバの取り付け位置のズレに影
響されずに、インストルメントパネルの側壁とフランジ
との間の隙間を一定に保つことができる。またさらに、
一端のステアリングサポートメンバブラケットをL型に
形成して立ち上がり部を設け、該立ち上がり部に保持具
でステアリングサポートメンバの一端を保持し、上記他
端のステアリングサポートメンバブラケットに孔を形成
し、該孔にステアリングサポートメンバの他端を差し込
んだので、フロントピラーのフランジに対し、インスト
ルメントパネルを支持するステアリングサポートメンバ
の取り付け位置のズレに影響されずに、インストルメン
トパネルの側壁とフランジとの間の隙間を一定に保つこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構造を示す図で、左側のフロントピラ
ーに対するインストルメントパネルの支持構造を分解し
て示す図である。
【図2】図1に示したA−A線による断面図である。
【図3】本発明の構造を示す図で、右側のフロントピラ
ーに対するステアリングサポートメンバブラケットの取
付状態を示す図である。
【図4】同ステアリングサポートメンバブラケットに対
するインストルメントパネルの組み付け状態を示す断面
図である。
【図5】図2と対応する従来例を示す図である。
【図6】インストルメントパネルの配置を示す自動車の
斜視図である。
【符号の説明】
1 インストルメントパネル 1a 側壁 2 フロントピラーインナパネル 3 フロントピラー 3a 後端フランジ 5 ステアリングサポートメンバブラケット 5a 本体部 5b 延出部 5c 折り曲げ部 5d 切り欠き部 8 ステアリングサポートメンバ 9 ステアリングサポートメンバブラケット 9a 本体部 9b 延出部 9c 折り曲げ部 9d 切り欠き部 12 ウェザーストリップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 25/08 B60K 37/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体のフロントピラーをフロントピラー
    アウタパネルとフロントピラーインナパネルで構成し、
    上記フロントピラーの後端にフランジを形成し、インス
    トルメントパネルを支持するステアリングサポートメン
    バの左右端にステアリングサポートメンバブラケットを
    設け、上記フロントピラーインナパネルに固定した上記
    ステアリングサポートメンバブラケットの端縁を車体後
    方側へ延出させ、該延出部をインストルメントパネルの
    側壁裏面に当接させ、上記フランジと上記延出部の間に
    上記インストルメントパネルの側壁を挟んだことを特徴
    とするインストルメントパネルの支持構造。
  2. 【請求項2】 上記延出部の先端を車体内側へ向けて折
    り曲げたことを特徴とする請求項1に記載のインストル
    メントパネルの支持構造。
  3. 【請求項3】 上記延出部先端の上下両隅を切り欠いた
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のインストル
    メントパネルの支持構造。
  4. 【請求項4】 上記フランジにウェザーストリップを装
    着し、該ウェザーストリップと上記延出部の間に上記イ
    ンストルメントパネルの側壁を配設したことを特徴とす
    る請求項1ないし3のいずれか1項に記載のインストル
    メントパネルの支持構造。
  5. 【請求項5】 上記ステアリングサポートメンバの一端
    のステアリングサポートメンバブラケットを上記フロン
    トピラーインナパネルに溶接接合し、他端のステアリン
    グサポートメンバブラケットを上記フロントピラーイン
    ナパネルにボルトで取付けたことを特徴とする請求項1
    ないし3のいずれか1項に記載のインストルメントパネ
    ルの支持構造。
  6. 【請求項6】 上記一端のステアリングサポートメンバ
    ブラケットをL型に形成して立ち上がり部を設け、該立
    ち上がり部に保持具でステアリングサポートメンバの一
    端を保持し、上記他端のステアリングサポートメンバブ
    ラケットに孔を形成し、該孔にステアリングサポートメ
    ンバの他端を差し込んだことを特徴とする請求項5に記
    載のインストルメントパネルの支持構造。
JP13167593A 1993-06-02 1993-06-02 インストルメントパネルの支持構造 Expired - Fee Related JP3427942B2 (ja)

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