JP3427354B2 - 映像2値化法及び2値化画像生成法 - Google Patents

映像2値化法及び2値化画像生成法

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JP3427354B2 JP2000295849A JP2000295849A JP3427354B2 JP 3427354 B2 JP3427354 B2 JP 3427354B2 JP 2000295849 A JP2000295849 A JP 2000295849A JP 2000295849 A JP2000295849 A JP 2000295849A JP 3427354 B2 JP3427354 B2 JP 3427354B2
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/403Discrimination between the two tones in the picture signal of a two-tone original
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V10/00Arrangements for image or video recognition or understanding
    • G06V10/20Image preprocessing
    • G06V10/28Quantising the image, e.g. histogram thresholding for discrimination between background and foreground patterns

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビ映像などよ
り直接求められる映像2値化法及び2値化画像生成法に
関し、とくに2値化のしきい値が固定でなく、輝度値の
変化に応じて設定され、またリアルタイムにより画像が
得られる、映像2値化法及び2値化画像生成法に関す
る。
【0002】このような2値化画像は鮮明であればある
程、被撮像物の検査や文字検出など形状判定の自動化が
容易で、有用である。
【0003】
【従来の技術】特開平1−267425号公報には、映
像信号をある所望のレベルで2値化して複数のフレーム
(画像)メモリに記録した後に、フレームメモリ間で各
画素間の論理処理を行って改めて2値化する、撮像シス
テム用の画像処理方法及び装置が開示されている。
【0004】特開平4−255078号公報には、画像
の一部の輝度分布の変化に対し2値化基準値を前記部分
のヒストグラムにより求めるようにした画像処理装置が
開示されている。
【0005】特開平4−372073号公報でも、同様
に、コントラスト強度及び対向強度の各ヒストグラムに
よりしきい値を求める、2値化のためのしきい値決定方
法が開示されている。
【0006】特開平5−180781号公報には、2つ
の画像を得て、1つの画像について平滑化し、一様にオ
フセット値を加えて閾値を求め、他方の画像を2値化す
る、表面欠陥検査方法及び装置が開示されている。
【0007】特開平4−175985号には、濃度レベ
ルの中央値から始まってその上下に逐次変化させた多数
のしきい値を設定して2値化し、検出された文字数と既
知の文字数が等しくなったときのしきい値を有効しきい
値として複数選び、所望のしきい値を設定する、画像処
理方法およびその装置が開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】撮像機からの映像信号
を各水平走査線上の画素ごとにデジタル変換された多値
化輝度データを用い、そのデータに最も忠実な形で2値
化データに変換して画像をリアルタイムにより生成する
ことが、従来より望まれている。
【0009】このような2値化するためのしきい値の設
定及び2値化変換の処理は、前記した従来例のいずれも
が、映像信号を画像メモリにデジタル値として収集、記
録した後に行われており、つまり後処理として画像処理
の中で行われている。
【0010】本発明の目的は、多値化された輝度データ
に最も忠実な形で適正な映像を画素ごとに2値化データ
に僅か1水平走査の遅れで即時変換する方法を提供し、
また後処理が不要でリアルタイムにより得られる2値化
画像生成法を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の目的は、
一次処理として、撮像機からの映像信号を各水平走査線
上の画素ごとにデジタル変換された多値化輝度データ
を、1つの水平ラインメモリに後述の読み出しの後で、
又は現行水平走査線が偶数列ならば偶数列水平ラインメ
モリに奇数列ならば奇数列水平ラインメモリに、格納す
ると共に、現行走査線上の該多値化輝度データについ
て、一定変位レベルを超えて、順次検出された極大値M
AX、極小値MIN及びその検出画素位置のアドレスM
AXP,MINPを現行水平走査線が偶数列ならば偶数
列検出メモリに、奇数列ならば奇数列検出メモリに格納
し、二次処理として、現行水平走査線が奇数列の場合は
偶数列検出メモリ、偶数列の場合は奇数列検出メモリを
読み出して、式FT=MIN+(MAX−MIN
)xK(ただし、hは0から始まる整数、iはh/2
で小数点以下を切り上げた整数、jはh/2で小数点以
下を切り下げた整数、Kは強調係数で0〜1)の演算に
より設定された水平画素アドレス列の区間Xごとの浮
動しきい値FTに基づいて、該1つの水平ラインメモ
リから、又は現行水平走査線が奇数列ならば偶数列水平
ラインメモリ、偶数列ならば奇数列水平ラインメモリか
ら読み出された多値化データを前記画素ごとに2値化デ
ータに変換させ、好ましくは第1水平走査線については
一次処理のみを、最終水平走査線については二次処理の
みを行わせることにより、達成される。
【0012】第2の目的は、一次処理として、撮像機か
らの映像信号を各水平走査線上の画素ごとにデジタル変
換された多値化輝度データを、現行水平走査線に対応し
た画像メモリの水平ラインメモリ列に格納すると共に、
現行走査線上の該多値化輝度データについて、一定変位
レベルを超えて、順次検出された極大値MAX、極小値
MIN及びその検出画素位置のアドレスMAXP,MI
NPを少なくとも2つの検出メモリのうち特定の1つに
格納し、二次処理として、前行水平走査線で特定された
検出メモリを読み出して、式FT=MIN+(MA
−MIN)xK(ただし、hは0から始まる整
数、iはh/2で小数点以下を切り上げた整数、jはh
/2で小数点以下を切り下げた整数、Kは強調係数で0
〜1)の演算により設定された水平画素アドレス列の区
間Xごとの浮動しきい値FTに基づいて、前行水平
走査線にかかる画像メモリの水平ラインメモリ列から読
み出された多値化データを前記画素ごとに2値化データ
に変換し書き直しさせ、好ましくは第1水平走査線につ
いては一次処理のみを、最終水平走査線については二次
処理のみを行わせることにより、達成される。
【0013】
【作用】マイクロプロセッサーのマシンサイクルの高速
化、A/D変換器の変換速度の向上、メモリのアクセス
タイムの高速化などのハードウエア環境に伴って、撮像
機からの映像信号を各水平走査の画素ごとにデジタル変
換された多値化輝度データについて2値化しきい値の設
定、変換なども画素間の時間幅で高速かつリアルタイム
により行われる専用回路が実現可能になっている。
【0014】その処理は水平走査の画素間で行われる一
次処理と二次処理とからなり、一次処理では現行水平走
査により2値化の基礎データとしきい値設定の基礎デー
タとを好ましくは1つの水平ラインメモリと、2つの検
出メモリを水平走査の偶数列、奇数列間で交互に利用し
て収集し、二次処理では前行水平走査で得たしきい値設
定の基礎データから水平画素アドレス列の区間Xごと
の浮動しきい値を演算により設定して、また前行水平走
査で得た画素ごとの多値化データ(2値化の基礎デー
タ)を現行水平ラインの同じ位置の画素データとして順
次2値化変換が行われ、またはその2値化データがリア
ルタイムにより直接画像メモリに収集、格納される。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の好適な実施例は図面に基
づいて説明される。図1は本発明による一次処理の1実
施例を示した概略系統的ブロック図、図2は二次処理の
1実施例を示したフローチャート、図3は一次、二次処
理を含んだ1実施例のフローチャート、図4は1実施例
を示した概念的説明図である。
【0016】図4ではテレビカメラなど撮像機10の出
力信号である映像信号Vが水平走査線上に現わされてい
る。この映像信号Vは各水平走査線上の画素ごとにデジ
タル変換されて多値化輝度データとして縦軸に表され、
横軸が時間幅ないし水平画素に対応したアドレス列とし
てみられる。
【0017】本発明による映像2値化法は各水平走査の
画素間ごとに適用される一次処理と二次処理とからな
る。そして、一次処理は次のように行われる。
【0018】撮像機10からの映像信号を各水平走査線
上の画素ごとにデジタル変換器12により変換された多
値化輝度データを、ソフトスイッチSW1により現行水
平走査線が偶数列ならば偶数列水平ラインメモリ18E
v.に、奇数列ならば奇数列水平ラインメモリ18O
d.に格納する。
【0019】他方、これと平行して、図4に例示されて
いるように、映像信号Vが上がり始め、MAXの点か
ら下がり始めて変位レベルW以上の下がりが検出された
とき(図1の検出器14参照)、極大値MAXとして
そのデータとその検出水平画素位置MAXPを、同様
にMINの点より上がり始め変位レベルWだけ上がっ
た時点で、極小値MINとしてそのデータとその検出
画素位置MINPを、ソフトスイッチSW2により現
行水平走査線が偶数列ならば偶数列検出メモリ16E
v.に、奇数列ならば奇数列検出メモリ16Od.に書
き込む。
【0020】このようにして、順次極大値MAX、極
小値MIN、極大値MAX、極小値MIN、極大
値MAX、極小値MIN、極大値MAX、極小値
MIN,極大値MAXのそれぞれのデータとそれぞ
れの検出画素位置MAXP1−5,MINP1−4(図
示せず)を、現行水平走査線が偶数列ならば偶数列検出
メモリ16Ev.に、奇数列ならば奇数列検出メモリ1
6Od.に書き込む。図示例でレベルAのように変位幅
が予め決めた変位レベルW未満の場合には極大値、極小
値の変起点としてみない(図1の変位レベル設定14a
参照)。
【0021】二次処理は図2のように行われる。ステッ
プS20で現行水平走査が奇数列かどうか判断され、奇
数列ならば、ステップS22oで偶数列検出メモリ16
Ev.が読み出され、ステップ23oで現行画素位置が
水平アドレス列の区間Xの始点であればその区間X
の浮動しきい値FT=MIN+(MAX−MIN
)xK(ただし、hは0から始まる整数、iはh/2
で小数点以下を切り上げた整数、jはh/2で小数点以
下を切り下げた整数、Kは強調係数で0〜1)の演算が
行われて、ステップ24oで例えば図4に示すように水
平アドレス列区間Xについて浮動しきい値FT=M
IN+(MAX−MIN)xKが、同様に水平ア
ドレス列XからXさらに終端までについてそれぞれ
の浮動しきい値FTからFTさらにFTendが設
定され、ステップS26oまでに偶数列水平ラインメモ
リ18Ev.より読み出されてた多値化データを、ステ
ップS28oにより前記浮動しきい値に基づいて順に2
値化データにして出力される(図4参照)。なお、画素
位置が前記始点以外の場合には演算はスキップされ、先
に設定されたしきい値がそのまま適用される。また、区
間XのMAXPまでの間はFTが特別に適用され
る。
【0022】ステップS20で現行水平走査が奇数列か
どうか判断され、偶数列ならば、ステップS22eで奇
数列検出メモリ16Od.が読み出され、ステップ23
e、ステップ24eで前記同様の区間Xごと毎のしき
い値FTが演算、設定され、ステップS26eまでに
奇数列水平ラインメモリ18Od.より読み出されてた
多値化データを、ステップS28eにより前記浮動しき
い値に基づいて順に2値化データにして出力される。同
様に画素位置が前記始点以外の場合には演算はスキップ
され、先に設定されたしきい値がそのまま適用される。
【0023】本発明の好ましい実施例によれば、図3に
示すように、第1水平走査については一次処理のみ、最
終水平走査については二次処理のみが行われる。他の実
施例によれば、前記した水平ラインメモリに代えて画像
メモリの水平ラインメモリ列を利用して、垂直同期信号
により2値化画像が直接生成される。
【0024】前記した実施例によれば、図1、2に例示
するように、2つの検出メモリと2つの水平ラインメモ
リが交互に効率よく使用されているが、1つの水平ライ
ンメモリにすることもでき、この場合、画素毎に読み出
した後に同じメモリに書き込まれるので、図示した二次
処理の一部が一次処理で行われ、読み出された多値化デ
ータは二次処理により2値化データに変換される。
【0025】具体的には、一次処理として、撮像機から
の映像信号を各水平走査線上の画素ごとにデジタル変換
された多値化輝度データを、前行水平走査で1つの水平
ラインメモリに格納したものを読み出した後に同じメモ
リに格納すると共に、現行走査線上の該多値化輝度デー
タについて、一定変位レベルを超えて、順次検出された
極大値MAX、極小値MIN及びその検出画素位置のア
ドレスMAXP,MINPを現行水平走査線が偶数列な
らば偶数列検出メモリに、奇数列ならば奇数列検出メモ
リに格納し、二次処理として、現行水平走査線が奇数列
の場合は偶数列検出メモリを、偶数列の場合は奇数列検
出メモリを読み出して、式FT=MIN+(MAX
−MIN)xK(ただし、hは0から始まる整数、
iはh/2で小数点以下を切り上げた整数、jはh/2
で小数点以下を切り下げた整数、Kは強調係数で0〜
1)に基づいて、一次処理で読み出した前行水平走査の
多値化データを前記画素ごとに2値化データに変換させ
る。
【0026】しかし、このような効率を無視してそれ以
上のメモリ数を設計して、本発明の作用効果と同様のこ
とを達成するものであれば、そのような設計のものは本
発明の範ちゅうに属する。図示例4によれば、水平走査
で最初に極大値MAXが検出されているが、最初に極
小値MINが検出される場合もある。
【0027】なお、浮動しきい値FTにおける強調係
数Kを単純に中央値(K=0.5)にしたのでは、とく
に文字などが鮮明な画像として得られない。そこで、強
調係数K>0.5として浮動しきい値FTを求めて、
黒地に白文字が有効に映し出されていることが、また強
調係数K<0.5として浮動しきい値FTを求めて、
白地に黒文字が有効に映し出されていることが、それぞ
れ実証されている。
【0028】また、変位レベルWを小さくして、或いは
大きくして、極大値、極小値を検出した場合、画像全体
のきめ細やかさ或いは荒さが有効に映し出されているこ
とも実証されている。
【0029】
【発明の効果】多値化された輝度データに最も忠実な形
で適正な映像を画素ごとに2値化データに僅か1水平走
査の遅れで即時変換する方法が、また後処理が不要でリ
アルタイムにより得られる2値化画像生成法が、それぞ
れ得られる。
【0030】図6は、図5のアナログ原画図に基づい
て、強調係数K=0.5、変位レベルW=10/255
(8ビット構成階調度、以下同じ)で処理した2値化画
像であり、細かい画像が得られている。図7は同様にK
=0.5、W=25/255で処理した2値化画像であ
り、中くらいで形態を表現するには最適な画像が得られ
ている。図8は同様にK=0.5、W=50/255で
処理した2値化画像であり、荒く映っている。図9は同
様にK=0.75、W=25/255で処理した2値化
画像であり、黒地に白字が実際に読める文字となる。黒
地に白地の場合、文字品質がよい。図10は同様にK=
0.25、W=25/255で処理した2値化画像であ
り、白地に黒字が実際に読める文字となる。白地に黒字
の場合、文字品質がよい。
【0031】図11は伝票のアナログ原画像であり、図
12から図14は変位レベルを変えて処理したそれぞれ
の特徴を示した2値化画像である。図12ではバーコー
ドがはっきり映り、図14はそれが消えており、図13
はその中間を示す。
【0032】図15は風景写真画で右下が2値化画像で
あり、変位レベルが15/255で処理されており、強
調をつけることにより、写生的な画像にもなることを示
しており、図9と比較参照される。なお、文字像「二値
画サンプルです。」の文字がきれいに2値化画像に処理
されている。
【0033】図16から図21までは、車両のプレート
面(白ナンバー及び業務ナンバー)を使って、その文字
認識用に処理を行った実例を示している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一次処理の1実施例を示した概略
系統的ブロック図。
【図2】二次処理の1実施例を示したフローチャート。
【図3】一次、二次処理を含んだ1実施例のフローチャ
ート。
【図4】1実施例を示した説明図。
【図5】アナログ原画図
【図6】図5の強調係数K=0.5、変位レベルW=1
0/255の2値化画像。
【図7】図5のK=0.5、W=25/255の2値化
画像。
【図8】図5のK=0.5、W=50/255の2値化
画像。
【図9】図5のK=0.75、W=25/255の2値
化画像。
【図10】図5のK=0.25、W=25/255の2
値化画像。
【図11】伝票のアナログ原画像。
【図12】図11のK=0.5、W=15/255の2
値化画像。
【図13】図11のK=0.5、W=25/255の2
値化画像。
【図14】図11のK=0.5、W=50/255の2
値化画像。
【図15】風景写真画で右下が2値化画像。
【図16】車両のプレート面(白ナンバー)を撮ったア
ナログ原画像。
【図17】図16の2値化画像。
【図18】図17より切り出したプレート2値化画像。
【図19】車両のプレート面(業務ナンバー)を撮った
アナログ原画像。
【図20】図19の2値化像。
【図21】図20より切り出したプレート2値化画像。
【符号の説明】
10 撮像機 12 A/D変
換器 14 極大値、極小値検出器 16 検出メモ
リ 18 水平ラインメモリ V 映像信号 MAX,MIN
極大値、極小値 FT 浮動しきい値 X〜X
水平アドレス区間 W 変位レベル Ev.
偶数列Od. 奇数列
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/40 - 1/409 G06T 1/00 460 G06T 5/00 200

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一次処理として、撮像機からの映像信号を
    各水平走査線上の画素ごとにデジタル変換された多値化
    輝度データを、現行水平走査線が偶数列ならば偶数列水
    平ラインメモリに、奇数列ならば奇数列水平ラインメモ
    リに格納すると共に、現行走査線上の該多値化輝度デー
    タについて、一定変位レベルを超えて、順次検出された
    極大値MAX、極小値MIN及びその検出画素位置のア
    ドレスMAXP,MINPを現行水平走査線が偶数列な
    らば偶数列検出メモリに、奇数列ならば奇数列検出メモ
    リに格納し、 二次処理として、現行水平走査線が奇数列の場合は偶数
    列検出メモリを、偶数列の場合は奇数列検出メモリを読
    み出して、式FT =MIN +(MAX −MI
    )xK(ただし、hは0から始まる整数、iはh/
    2で小数点以下を切り上げた整数、jはh/2で小数点
    以下を切り下げた整数、Kは強調係数で0〜1)の演算
    により設定された水平画素アドレス列の区間X ごとの
    浮動しきい値FT に基づいて、現行水平走査線が奇数
    列ならば偶数列水平ラインメモリから、偶数列ならば奇
    数列水平ラインメモリから読み出された多値化データを
    前記画素ごとに2値化データに変換させることを特徴と
    する、映像2値化法。
  2. 【請求項2】第1水平走査線については一次処理のみ
    を、最終水平走査線については二次処理のみを行わせる
    ことを特徴とする、請求項1に記載の映像2値化法。
  3. 【請求項3】一次処理として、撮像機からの映像信号を
    各水平走査線上の画素ごとにデジタル変換された多値化
    輝度データを、現行水平走査線に対応した画像メモリの
    水平ラインメモリ列に格納すると共に、現行走査線上の
    該多値化輝度データについて、一定変位レベルを超え
    て、順次検出された極大値MAX、極小値MIN及びそ
    の検出画素位置のアドレスMAXP,MINPを少なく
    とも2つの検出メモリのうち特定の1つに格納し、 二次処理として、前行水平走査線で特定された検出メモ
    リを読み出して、式FT =MIN +(MAX −M
    IN )xK(ただし、hは0から始まる整数、iはh
    /2で小数点以下を切り上げた整数、jはh/2で小数
    点以下を切り下げた整数、Kは強調係数で0〜1)の演
    算により設定された水平画素アドレス列 の区間X ごと
    の浮動しきい値FT に基づいて、前行水平走査線にか
    かる画像メモリの水平ラインメモリから読み出された多
    値化データを前記画素ごとに2値化データに変換し書き
    直しさせることを特徴とする、2値化画像生成法。
  4. 【請求項4】第1水平走査線については一次処理のみ
    を、最終水平走査線については二次処理のみを行わせる
    ことを特徴とする、請求項3に記載の2値化画像生成
    法。
  5. 【請求項5】強調係数K=0.5として浮動しきい値F
    が求められていることを特徴とする、請求項1又は
    2に記載の映像2値化法。
  6. 【請求項6】強調係数K>0.5として浮動しきい値F
    が求められ、黒地に白文字が有効に映し出されるこ
    とを特徴とする、請求項1又は2に記載の映像2値法。
  7. 【請求項7】強調係数K<0.5として浮動しきい値F
    が求められ、白地に黒文字が有効に映し出されてい
    ることを特徴とする、請求項1又は2に記載の映像2値
    化法。
  8. 【請求項8】変位レベルを小さくして画像全体のきめ細
    やかさが有効に映し出されていることを特徴とする、請
    求項1又は2に記載の映像2値化法。
  9. 【請求項9】一次処理として、撮像機からの映像信号を
    各水平走査線上の画素ごとにデジタル変換された多値化
    輝度データを、前行水平走査で1つの水平ラインメモリ
    に格納したものを読み出した後同メモリに格納すると共
    に、現行走査線上の該多値化輝度データについて、一定
    変位レベルを超えて、順次検出された極大値MAX、極
    小値MIN及びその検出画素位置のアドレスMAXP,
    MINPを現行水平走査線が偶数列ならば偶数列検出メ
    モリに、奇数列ならば奇数列検出メモリに格納し、 二次処理として、現行水平走査線が奇数列の場合は偶数
    列検出メモリを、偶数列の場合は奇数列検出メモリを読
    み出して、式FT =MIN +(MAX −MI
    )xK(ただし、hは0から始まる整数、iはh/
    2で小数点以下を切り上げた整数、jはh/2で小数点
    以下を切り下げた整数、Kは強調係数で0〜1)の演算
    により設定された水平画素アドレス列の区間X ごとの
    浮動しきい値FT に基づいて、一次処理で読み出した
    前行水平走査の多値化データを前記画素ごとに2値化デ
    ータに変換させることを特徴とする、映像2値化法。
  10. 【請求項10】一次処理として、撮像機からの映像信号
    を各水平走査線上の画素ごとにデジタル変換された多値
    化輝度データを、少なくとも2つの水平ラインメモリの
    うち特定の1つに格納すると共に、現行走査線上の該多
    値化輝度データについて、一定変位レベルを超えて、
    次検出された極大値MAX、極小値MIN及びその検出
    画素位置のアドレスMAXP,MINPを少なくとも2
    つの検出メモリのうち特定の1つに格納し、 二次処理として、前行水平走査線で特定された検出メモ
    リを読み出して、式FT =MIN +(MAX −M
    IN )xK(ただし、hは0から始まる整数、iはh
    /2で小数点以下を切り上げた整数、jはh/2で小数
    点以下を切り下げた整数、Kは強調係数で0〜1)の演
    算により設定された水平画素アドレス列の区間X ごと
    の浮動しきい値FT に基づいて、前行水平走査線で特
    定された水平ラインメモリから読み出された多値化デー
    タを前記画素ごとに2値化データに変換させることを特
    徴とする、映像2値化法。
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