JP3426259B2 - 単極/二極モータの電源を整流する回路 - Google Patents

単極/二極モータの電源を整流する回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブラシ無しDCモータ
用の電圧を、センサを用いることなしに、整流制御する
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】「スター」形モータ(電源接続のために
センタータップを用いるモータ)の駆動されない脚の逆
起電力電圧を時間的にサンプルするセンサを用いること
なしに、ブラシ無しDCモータの電子的整流を行う方法
がある。瞬時電圧サンプルが回転子の角度位置を指示で
きる。他の方法がモータ電流を周期的に断ち、全てのモ
ータ巻線の電圧をサンプルする。回転子の角度位置はそ
れらの電圧の値から導かれる。更に別の方法はモータ電
流を断ち、それから種々のモータ巻線にパルス電流を流
して回転子のインダクタンスを測定する。回転子の角度
位置は回転子のインダクタンスに関連する。それらの方
法の全てにおいては、モータを次の整流状態へ進めるた
めに要求されるモータ駆動信号へ回転子位置を変換する
ことにより、整流が回転子位置に結びつけられる。
【0003】「スター」形モータ構成は、単極ドライバ
を用いるモータの駆動されない脚の間の逆起電力をサン
プルする。この方法は効率が低く、別の欠点がある。二
極モータは逆極性の2つのモータ脚としてドライブでき
る。一方、「スター」法は単極であって、1つの向きに
だけドライブされる。更に、逆起電力の時間的サンプリ
ングが採用される。このサンプリングはマイクロプロセ
ッサと広範囲のハードウェアを不断に使用することを要
求することがある。マイクロプロセッサは高価な装置で
あるから、整流子全体のコストを上昇させる。このサン
プリング法は電流を検出するために誘導装置を使用する
ことに依存することがある。それらの検出装置も高価で
あって、モノリシック集積回路では通常製造できない。
【0004】逆起電力を測定するために電力を断つ方法
には、測定中にトルクが失われるためにモータの効率が
低くなるという欠点がある。サンプリングが行われてい
る間に電気力でない力を加えることができる。その効率
低下はモータの速度の上昇とともに大きくなる。また、
モータ電流を切り換える方法には電気的なノイズと機械
的な騒音が多い。従来の技術は、モータの整流に周期的
に関与するために、マイクロプロセッサのような制御器
をしばしば必要とする。モータの正常な「定速」動作中
にマイクロプロセッサを必要とすることにより、システ
ムのマイクロプロセッサに実時間処理という負担をかけ
る。マイクロプロセッサは係属中の別の作業の実行を遅
らせて、効率を低下させる。たとえば、種々のモータを
制御するために1つのマイクロプロセッサを用いたとす
ると、各モータからの増大する負担は複数のモータを制
御する性能が低下することを意味する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的はサンプ
リング装置とは独立であるDC整流子を得ることであ
る。本発明の別の目的は、効率が高いDC整流子を得る
ことである。本発明の別の目的は、モータ電流の切り換
えを避けることにより、騒音と電気的ノイズを最少にす
ることである。本発明の別の目的は、定速度動作中にマ
イクロプロセッサまたはその他の制御器の関与を最少限
に抑えるDC整流装置を得ることである。本発明の別の
目的は、モータの速度範囲を最大にするDCモータ整流
装置を得ることである。本発明の別の目的は、直流の+
5ボルトを含めた低電圧で動作できるようにするDCモ
ータの整流装置を得ることである。本発明の別の目的
は、単極動作モードと二極動作モードの両方で動作でき
るようにすることである。本発明の更に別の目的は、モ
ータの性能を最高にするために、与えられた任意の時に
単極モードと二極モードの間の切り換えを行えるように
することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はブラシ無しDC
モータのドライブ電圧を整流する装置を提供するもので
ある。本発明の装置の効率は非常に高く、どのようなセ
ンサからも独立している。本発明の装置はマイクロプロ
セッサの関与からも比較的独立している。本発明は従来
の装置より一般的に使用され、かつ応用性が高い。
【0007】本発明は、二相またはそれ以上の相を有す
る任意の多相モータで使用できる。本発明は、モータの
相数に等しい接続数を介して外部モータへ接続する。本
発明は、モータの回転を開始させる制御信号を発生す
る、マイクロプロセッサのような、監視制御器へも接続
する。監視制御器がモータの始動をひとたび開始し、モ
ータが正しい回転を開始すると、本発明はブラシ付きD
Cモータに匹敵するようにしてモータを加速する。制御
器のそれ以上の関与は要求されない。モータは、モータ
の特性または速度制御ループにより制限される速度まで
加速する。本発明においては、整流発生器が整流状態の
数を周期的に数え、複数の信号線のうちの1本を順次励
起する。各信号線は整流状態を示す。整流子全体の動作
はそれらの信号線における瞬時信号に依存する。状態信
号線は整流論理へ入力される。この整流論理は信号を、
被制御モータを駆動するために適切なドライブ電圧に変
換する。制御機能はモータドライバ副装置により実行さ
れる。そのモータドライバ副装置の機能は可能化信号の
電力レベルをドライブ信号の電力レベルへ上昇させるこ
とである。変換ネットワークは被制御モータの端子の瞬
時電圧を監視して、基準レベル電圧を供給する。この基
準レベル電圧は、任意に与えられたモータ巻線における
逆起電力の極性変化を検出するために必要である。極性
変化が実際に起きたことを意味する信号を発生するため
に、極性反転変化が逆起電力反転比較器および縁部検出
により検出される。極性変化が起こると、整流子が現在
ある状態がどのようなものであっても、その整流状態か
ら次の整流状態へ進むことを意味する。縁部検出信号を
前記整流発生器に対して有用であるクロック信号へ変換
するために縁部フィルタと遅延器が用いられる。
【0008】
【実施例】本発明は、DCモータ用のドライブ電圧およ
びドライブ電流の整流子装置を提供するものである。本
発明を完全に理解できるようにするために、以下の説明
においては、電圧レベル、信号名等のような特定の事項
の詳細について数多く述べてある。しかし、そのような
特定の詳細事項なしに本発明を実施できることが当業者
には明らかであろう。その他の場合には、本発明を不必
要に詳しく説明して本発明をあいまいにしないようにす
るために、周知の回路は説明しない。本発明は、ブラシ
無しDCモータの適切なドライブ電圧およびドライブ電
流を整流するための構成および方法である。整流子はモ
ータを始動させるために適切なドライブ電圧とドライブ
電流を供給し、それの速度を安定にし、またはそれを停
止させることができる。必要があれば、モータの巻線端
子の1つにおける逆起電力を検出することにより、多相
モータの角度位置が決定される。整流子およびモータの
動作の重要な段階において整流子は制御器−マイクロプ
ロセッサと相互作用する。
【0009】モータドライバは外部モータに対してイン
ターフェイスとなる。モータドライバは整流論理により
制御されて、二極モードにある時に2つのモータ脚へ電
圧を供給する。電流は、高くドライブされるモータの脚
と、低くドライブされるモータの脚の間で巻線を流れ
る。正しく整流させるために、整流子は回転子の角度位
置を知らなければならない。角度位置を決定するため
に、モータのドライブされない端子電圧がある角度位置
に対応する点を通った時に発生される逆起電力を探す。
回転子がその点を通ると、その端子における逆起電力電
圧は、回転子が回転している磁界のために、変換ネット
ワークから、または「スター」形モータのセンタータッ
プから得られる擬似基準電圧に対する、正から負へ、ま
たは負から正への極性変化を反映する。
【0010】好適な実施例の整流子はマイクロプロセッ
サ制御器と被制御モータおよび電源とインターフェイス
する。本発明の好適な実施例は整流発生器と、整流論理
と、縁部フィルタおよび遅延器と、変換ネットワーク
と、逆起電力反転比較器および遅延器と、変換ネットワ
ークと、逆起電力反転比較器および縁部検出とを含む。
整流器は外部電源および外部装置への3つの接続点を有
する。マイクロプロセッサインターフェイスがその1つ
である。それは、「リセット」、「制動」、「開始」、
「整流」のために共通の接地接続線および信号線を含
む。整流子はモータの各巻線脚への接続で多相モータへ
も接続する。(3つの巻線を有するサンプリング相モー
タは整流子への3線コネクタを有する。)整流子は電源
へも接続される。モータの整流は増加カウンタおよびセ
レクタによりドライブされる。そのカウンタは整流クロ
ックからの信号の各立上り縁部ごとに1カウント進ませ
られる。カウンタは自動的に進み、リセットする。セレ
クタから出力された状態信号が本発明の整流子全体にわ
たって分配させられる。本発明の整流子は、二極ドライ
ブモードで動作させられた時に、モータの相の数の2倍
の整流状態を供給する。(たとえば、図1に示されてい
るブロック図では、モータの3つの相がそのような整流
状態を6つ必要とする。)
【0011】必要なモータドライブは状態信号から決定
される。それらの信号は上側電源ドライバと下側電源ド
ライバを可能状態にして、モータ巻線の脚を高く、また
は低くドライブする。整流子における適切な論理によ
り、正常なモータ動作中の任意の時刻に、ただ1つの上
側ドライバと下側ドライバが確実に可能状態にされるよ
うにする。負から正へのまたは正から負への交差を決定
するために、整流子は変換ネットワークにより発生され
た基準電圧レベルを利用する。この基準レベルは、零交
差検出比較器が逆起電力極性反転を認識できるようにす
るために、零に十分近い。
【0012】変換ネットワークは、整流の進みに関連す
る逆起電力極性反転事象へ、中性基準点すなわち共通基
準点を提供する。このネットワークは、モータ巻線の擬
似センタータップを形成する、抵抗のようなインピーダ
ンス素子より成る(図1のブロック93に示すよう
に)。変換ネットワークの素子は、インピーダンス値が
互いに近くて、モータ巻線のインピーダンスと比較して
相対値がかなり大きい。「スター」型モータの場合に
は、希望によっては、変換ネットワークの代わりにモー
タ巻線のセンタータップを直接使用できる。
【0013】本発明は、ドライブされていないモータ脚
における逆起電力電圧極性反転を検出することにより、
モータの整流を決定する。ヒステリシスを持つ比較器は
各モータ脚を変換ネットワークの出力と比較する。ヒス
テリシスは比較器の起こり得る発振を避けるために持た
せられる。始動中のような低速時にモータから得られる
逆起電力に対して比較器が感度を保つように、ヒステリ
シスしきい値は、十分に小さいが、発振を阻止するため
には十分に大きい値にセットされる。モータのドライブ
されない脚はそれの関連するモータドライブを可能状態
にしない。たとえば、三相モータにおける正常なモータ
の動作の下においては、他の2つのモータ脚はドライブ
される。「Y」すなわち「スター」構成モータに対して
は、変換ネットワークの出力と駆動されないモータ脚の
間の差電圧は、モータの回転により生ずる逆起電力であ
る。
【0014】「デルタ」構成モータにおいては、平衡ブ
リッジ回路が生ずる。電流はドライブされていない2つ
の巻線を流れる。モータ巻線のインピーダンスは非常に
近いから、ドライブされていない脚は上側と下側のドラ
イブされている電圧レベルの間の実効的に中心に置かれ
る。変換ネットワークの出力とドライブされていない脚
の間の差電圧は、主として、モータの回転により誘起さ
れる逆起電力のために生ずる。比較器に取付けられてい
る修飾論理は、どの比較器が検査するか、およびどの極
性反転縁部に対して応答するかを決定する。立上り遷移
が上側ブロックにおいて修飾され、下降遷移は下側ブロ
ックで修飾される。修飾論理は整流発生器の出力をそれ
の信号線を通じて利用する。整流状態を基にして、予測
された極性反転縁部が検出されると、整流「縁部」信号
が発生され、縁部フィルタへ加えられる。縁部フィルタ
は修飾パルスを供給する。このパルスは、整流作用によ
る「縁部」信号の起こり得る多数の遷移を除去する。縁
部フィルタは再トリガが可能でない単安定回路として実
現できる。その単安定回路はひとたびトリガされるとト
リガされたままであって、時間が経過するまで全ての入
力を無視する。「開始」信号は「縁部」信号と一緒にさ
れて、縁部フィルタをトリガする直接手段を提供する。
外部制御器は、モータの始動手順を実現する時に、狭い
デューティサイクルのパルスを有する「開始」信号を起
動させる。
【0015】全速度モータ動作のためのモータ電流の最
適化を、遅延回路の時間を調整することにより実現でき
る。最適整流時間より早く、逆起電力電圧の極性反転が
起こる。整流クロックを遅らせるとトルクの脈動が減少
し、それによってモータの効率が最適になる。縁部フィ
ルタの出力は最適にする遅延回路の入力である。最適に
する遅延回路の出力は整流クロックである。
【0016】図3は本発明の三相実施例のブロック図で
ある。開始信号73が縁部フィルタおよび遅延回路95
へ供給される。縁部フィルタおよび遅延回路95は縁部
信号76も入力として受ける。それから縁部フィルタお
よび遅延回路95は整流クロック75を出力する。整流
クロック75は整流発生器90へ加えられる。その整流
発生器のクロックが進められる。整流発生器90は状態
信号S1〜S6を出力として有する。それらの状態信号
S1〜S6は整流論理91へ加えられるとともに、縁部
修飾および選択論理94が縁部判定および適切な縁部出
力76を有効とすることができるようにするために、そ
の修飾および選択論理へも加えられる。整流論理91と
モータ駆動器92により駆動されるモータは、逆起電力
極性反転比較器および縁部検出器94と変換ネットワー
ク93によりモニタされる。変換ネットワーク93の出
力82は中性基準であって、逆起電力極性反転比較器へ
も入力される。逆起電力極性反転比較器および縁部検出
器94は1つの信号、すなわち、縁部76を発生する。
その信号は縁部フィルタおよび遅延回路95へ入力され
る。
【0017】図1及び図2は本発明の好適な実施例であ
るDCモータ整流子の三相のケースを示すブロック図で
ある。図1,2の端子A〜Eはそれぞれ接続される。こ
の実施例は下記のものを有する。整流発生器90、整流
論理91、モータドライバ92、変換ネットワーク9
3、逆起電力極性反転および縁部検出器94、縁部フィ
ルタおよび遅延回路95、図1には内部トグルフリップ
フロップ46と、整流子をモータと、制御器と、電源と
へそれぞれ接続するために用いられる3つのコネクタJ
1,J2,J3とも示されている。
【0018】制御器コネクタJ2は整流子を5つの電気
的接続で制御器へ接続する。接地接続70と、リセット
信号線71と、制動信号線72と、開始信号線73と、
整流信号線74とがある。上記回路素子は各種の信号線
により互いに接続される。コネクタすなわち制御インタ
ーフェイスJ2は、たとえば、整流発生器90と、整流
論理91と、縁部フィルタ95と、トグルフリップフロ
ップ46とへ接続する信号線を有する。モータコネクタ
J1はモータドライバ92へ直結する。内部では、モー
タコネクタJ1の接続が逆起電力極性反転比較器42〜
44により読み取られる。状態信号線S1〜S6が、制
御器インターフェイスJ2およびモータコネクタJ1と
ともに、整流子回路の正しい瞬時動作を定める。
【0019】整流発生器90は制御器インターフェイス
J2からのリセット入力信号71と、縁部フィルタおよ
び遅延回路95から出力された整流クロック信号75と
を入力として受ける。整流発生器90の出力端子は信号
線S1〜S6へ接続される。整流発生器は3ビット2進
カウンタ13と、3−7ラインセレクタ14と、オアゲ
ート12とで構成される。カウンタ13の3つの出力端
子QA,QB,QCがラインセレクタ14の3つの入力
端子A,B,Cへ接続される。ラインセレクタ14の出
力線6は線63を介してオアゲート12の1つの入力端
子へ接続される。このオアゲートの出力端子は線61を
介してカウンタ13のクリヤ入力端子CCLへ接続され
る。この接続のために、カウンタは2進の5までカウン
トした後でリセットされる。2進の6は、セレクタ14
の選択された線6の帰還を介してカウンタ13へ加えら
れるリセットパルスである。縁部フィルタおよび遅延回
路95から加えられるクロック信号75によりカウンタ
13は駆動される。クロック信号75はカウンタ13に
2進0から2進5までカウントアップさせる。それから
カウンタ13は自身で自動的にリセットして、カウント
を再び開始する。
【0020】整流論理91は信号線S1〜S6を受け、
制動信号72を入力として受ける。整流論理91はオア
ゲート21〜26、30〜32と、ナンドゲート27〜
29、およびインバータ33とで構成される。図1の整
流論理91は出力信号線64〜69を有する。図1は三
相モータ用の整流子を表す。整流論理91からの信号は
被制御モータの端子に対して2対1の関係を有する。す
なわち、整流論理91は各端子ごとに2つの出力を有す
る。ある端子へ加えられる電圧を上昇させるドライバを
1つの出力が作動させ、その端子へ加えられる電圧を低
下させるドライバを別の出力が作動させる。3つの端子
があり、各端子を2つの向きに(異なる時に)ドライブ
せねばならないから、整流論理91には6つの出力があ
る。信号線S1〜S6を介して供給される状態信号は、
次のようにして整流論理91へ供給される。信号線S1
とS2はオアゲート21の入力端子へ接続される。信号
線S3とS4はオアゲート22の入力端子へ接続され
る。信号線S5とS6はオアゲート23の入力端子へ接
続される。信号線S4とS5はオアゲート24の入力端
子へ接続される。信号線S1とS6はオアゲート25の
入力端子へ接続される。信号線S2とS3はオアゲート
26の入力端子へ接続される。
【0021】制動信号72がインバータ33とオアゲー
ト30,31,32へ供給される。インバータ33の出
力89は、制御信号72が低い時は高く、制御信号72
が高い時は低い。ナンドゲート27はオアゲート21の
出力83とインバータ33の出力89を入力として受け
る。ナンドゲート28はオアゲート22の出力84とイ
ンバータ33の出力89を入力として受ける。ナンドゲ
ート29はオアゲート23の出力85とインバータ33
の出力を入力として受ける。オアゲート30はオアゲー
ト24の出力85と制動信号72を入力として受ける。
オアゲート31はオアゲート25の出力87と制動信号
72を入力として受ける。オアゲート32はオアゲート
26の出力88と制動信号88を入力として受ける。出
力83と89の論理積が高い時にナンドゲート27の出
力69は低い。出力84と89の論理積が高い時はナン
ドゲート28の出力68は低い。出力85と89の論理
積が高い時はナンドゲート29の出力67は低い。出力
86と制動信号72の論理和が高い時はオアゲート30
の出力66は高い。出力87と制動信号72の論理和が
高い時はオアゲート31の出力65は高い。出力88と
制動信号72の論理和が高い時はオアゲート32の出力
64は高い。
【0022】要約すると、S1またはS2が高く、制動
信号72が低い時は出力69は低い。S3またはS4が
高く、制動信号72が低い時は出力68は低い。S5ま
たはS6が高く、制動信号72が低い時は出力67は低
い。S4,S5または制動信号72が高い時は出力66
は高い。S1,S6または制動信号72が高い時は出力
は高い。S2,S3または制動信号72が高い時は出力
64は高い。回路の正常な動作中は制動信号72は低い
から、制動信号72はオアゲート30〜32に何の影響
も及ぼさず、制動信号72の反転された信号89は高い
から、その信号89はナンドゲート27〜29の出力に
は何の影響も及ぼさない。また、この回路の正常な動作
中は、任意の時刻に出力S1〜S6のうちのただ1つが
高い。したがって、任意の時刻に、出力67〜69の1
つは低く、出力64〜66の1つが高い。
【0023】整流論理91からの出力64〜69はモー
タドライバ92へ接続される。このモータドライバは整
流論理91の信号をより高い電圧およびより大きい電流
に増大させる。モータドライバは整流論理91からの任
意の1つの論理信号を、モータの脚を正電圧または負電
圧へドライブするために適当な電力信号へ変換する。モ
ータドライバ92はドライバ36〜41で構成される。
各ドライバはイネイブル入力端子を有する。ドライバ3
6〜38は電圧を高く駆動する。ドライバ39〜41は
電圧を低く駆動する。ドライバ36〜41の6つの出力
端子が三相モータの3つの端子へ接続される。ドライバ
36と39はモータ端子「赤」へ接続され、ドライバ3
7と40はモータ端子「黒」へ接続され、ドライバ38
と41はモータ端子「青」へ接続される。このようにし
て、被制御モータの端子を正と負のいずれかでドライブ
できる。モータの端子は赤、黒、青と任意に名づけるこ
とができる。多相モータの端子を識別する任意の手段を
使用できる。
【0024】整流子の正常な動作中の任意の時刻に、出
力67〜69のただ1つが低く、出力64〜66のただ
1つが高いことを思い起こすと、モータドライバ92の
動作を説明できる。出力69が高いと、モータドライバ
36が動作可能にされて、モータの端子赤が高い電圧レ
ベルにドライブされる。出力68が高いと、モータドラ
イバ37が可能状態にされて、モータ端子黒が高くドラ
イブされる。出力67が高いと、モータドライバ38が
可能状態にされて、モータ端子青が高くドライブされ
る。出力66が高いと、モータドライバ39が可能状態
にされて、モータ端子赤が低い電圧レベルへドライブさ
れる。出力65が高いと、モータドライバ40が可能状
態にされて、モータ端子青が低い電圧レベルにドライブ
される。出力67〜69のただ1つが任意の時刻に低
く、かつ任意の時刻には出力64〜66のうちのただ1
つが高いから、任意の時刻にただ1つのモータ端子が高
くドライブされ、ただ1つのモータ端子が低くドライブ
される。更に、整流論理91は、同一時刻に1つのモー
タ端子が高くかつ低くドライブされることが決してない
ようにする。整流論理91は、高くドライブされるモー
タ端子と低くドライブされるモータ端子が異なるように
する。
【0025】モータの端子赤,黒,青は変換ネットワー
ク93へ接続される。変換ネットワーク93は抵抗50
〜52で構成され、端子赤,黒および青における電圧
を、線82における擬似基準を表す1つの電圧へ変換す
る。
【0026】逆起電力極性反転比較器および縁部検出回
路94(図2)は、モータ端子赤,黒,青における3つ
の瞬時電圧を入力として受けるとともに、変換ネットワ
ーク93により線82へ供給される擬似基準と、信号S
1〜S6を入力として受ける。逆起電力極性反転検出ブ
ロック94は比較器42〜44と、論理ブロック100
〜105と、オアゲート49とで構成される。比較器4
2〜44は変換ネットワーク93により出力された擬似
基準82を入力として受ける。各比較器42〜44の入
力端子はモータ端子赤,黒,青へ接続される。それらの
比較器42,43,44は信号79〜81をそれぞれ出
力する。各信号は、逆起電力極性反転比較器および縁部
検出回路94に含まれている6つの論理ブロックのうち
の2つへ供給される。この回路素子内の各論理機能ブロ
ックは差信号出力(S1〜S6)を入力として受ける。
それら6つの機能ブロックの出力は3つにまとめられ
る。上の3つは別の論理へ供給され、下の3つは処理さ
れて「立下り縁部」と呼ばれる信号となる。前記別の論
理は「立上り縁部」と呼ばれる信号を生ずる。それら2
つの信号はオアゲートへ加えられる。それは逆起電力極
性反転比較器および検出回路94の出力である。信号線
76は「縁部」と呼ばれる。
【0027】比較器42はモータ端子青と擬似基準82
を入力として受ける。比較器43はモータ端子黒と擬似
基準82を入力として受ける。比較器44はモータ端子
赤と擬似基準82を入力として受ける。モータ端子青に
おける電圧レベルが擬似基準82における電圧レベルよ
り高い時に、比較器42の出力79は高い。モータ端子
青における電圧レベルが擬似基準82の電圧レベルより
低い時に、比較器42の出力79は低い。モータ端子黒
における電圧レベルが擬似基準82の電圧レベルより高
い時に、比較器43の出力80は高い。モータ端子黒に
おける電圧レベルが擬似基準82の電圧レベルより低い
時に、比較器43の出力80は低い。モータ端子赤にお
ける電圧レベルが擬似基準82の電圧レベルより高い時
に、比較器44の出力81は高い。モータ端子赤におけ
る電圧レベルが擬似基準82の電圧レベルより低い時
に、比較器44の端子81は低い。
【0028】比較器42の出力79は論理ブロック10
0と103へ供給され、比較器43の出力80は論理ブ
ロック101と104へ供給され、信号81は論理ブロ
ック102と105へ供給され、論理ブロック100は
S4を入力としても受ける。論理ブロック101はS2
を入力としても受ける。論理ブロック102はS6を入
力としても受ける。論理ブロック103はS1を入力と
しても受ける。論理ブロック104はS5を入力として
も受ける。論理ブロック105はS2を入力としても受
ける。論理ブロック100〜105は2つの群に分けら
れる。論理ブロック100〜102は出力信号77を供
給する。論理ブロック103〜105は出力信号78を
供給する。S4が高くて、信号79が低から高への遷移
を行った時、または、S2が高くて、信号80が低から
高への遷移を行った時、または、S6が高くて、信号8
1が低から高への遷移を行った時に、出力信号77は低
から高への遷移を行う。論理ブロック103〜105は
信号78を出力する。S1が高くて、信号79が高から
低への遷移を行った時、または、S5が高くて、信号8
0が高から低への遷移を行った時、または、S3が高く
て、信号81が高から低への遷移を行った時に、出力信
号78は低から高への遷移を行う。出力77は、低から
高へ遷移した時に、適切なモータ端子における逆起電力
が負から正への遷移を行っていることを意味する。出力
78は、低から高へ遷移した時に、適切なモータ端子に
おける逆起電力が正から負への遷移を行っていることを
意味する。モータ端子における立上り遷移または立下り
遷移が適切なことは、論理ブロック100〜105にお
ける論理により決定される。適切性判定の主な基準は状
態信号S1〜S6の状態である。出力77と78はオア
ゲート49へ入力される。出力77と78の論理和が低
から高へ遷移した時に、オアゲート49の出力76は低
から高へ常に遷移する。
【0029】信号76は縁部フィルタおよび最適化タイ
ミング遅延95へ加えられる。この機能ブロックは制御
器インターフェイスJ2からの開始信号73も受ける。
縁部フィルタおよび最適化遅延95はオアゲート45
と、縁部フィルタタイミング再トリガ不能単安定回路4
7と、最適化タイミング遅延安定回路48とを含む。最
適化タイミング遅延単安定回路48の出力は縁部フィル
タおよび最適化遅延95の出力である。この信号、整流
クロック75、は前記整流発生器90への入力の1つで
ある。最適化タイミング遅延単安定回路48は、逆起電
力極性反転検出から実際のモータ整流まで調整可能な遅
延を行って、モータの動作を最適にする。
【0030】整流クロック75は整流発生器90とトグ
ルフリップフロップ46へ供給される。トグルフリップ
フロップ46は単安定回路の出力である周期的パルス波
形を方形波へ変換する。トグルフリップフロップ46の
出力Qが制御器インターフェイスJ2の整流信号74で
ある。
【0031】整流子へは図2に示す電力コネクタJ3に
より電力が供給される。電力接続はアース58と、モー
タへ電力を供給する60における電圧と、回路の論理へ
電力を供給する59における別の電圧とを含む。
【0032】図4は制御信号と、整流子自体内のある信
号とのタイミングサイクルを示す。図4は三相DCモー
タのタイミング関係に関連する。モータを始動させるた
めには、上記のように3ビット2進カウンタ13をまず
リセットする必要がある。そうするとモータの永久磁石
と、今は電流が流れているモータのコイルとの間に適切
な力が生じさせられる。永久磁石の磁界とコイルの磁界
とは互いに交わるから回転子にトルクを加えて、回転子
をトルク零の位置に置く。モータを回転させるために
は、開始信号73(図1のコネクタJ2の部分)で整流
状態を進ませる必要がある。開始信号73はオアゲート
45へ加えられる。そのオアゲートの出力は線62を介
して再トリガ不能単安定マルチバイブレータ47へ加え
られる。図4のタイミング図に示すように、マルチバイ
ブレータ47の出力パルス75はカウンタ13へ加えら
れて、そのカウンタのカウントを増大させる。そうする
と状態選択器すなわちラインセレクタ14が進められ
る。したがってモータは、逆起電力が発生されて、それ
の縁部、立上りまたは立下り、が検出されるような速度
に回転子が達するまで、モータは限られたサイクル数だ
け進む。立上り縁部または立下り縁部を検出可能である
とすると、カウンタ13のクロックが単安定マルチバイ
ブレータ47を介してオアゲート45の他の入力である
縁部信号76によりドライブされる。
【0033】リセット71(図4のステップ1)では、
オアゲート12(図1)が一時的に高くされ、それから
低に戻る。リセット71が高くなると、オアゲート12
の出力61も高くなる。オアゲート12の出力61は3
ビット2進カウンタ13のクリヤ信号へ接続されるか
ら、オアゲート12の出力61が高くなると、カウンタ
13の3ビット出力がリセットされる。すなわち、出力
QA,QB,QCが2進0へセットされる。カウンタ1
3の出力QA,QB,QCはラインセレクタ14の入力
端子A,B,Cへ直結される。したがって、出力QA,
QB,QCが2進0へリセットされると、ラインセレク
タ14の出力0が高くセットされ、出力1〜6が低くセ
ットされる。リセット信号71は低くなった後では、整
流発生器90(カウンタ13とラインセレクタ14で構
成されている)への唯一の入力は整流クロック75であ
る。そうすると、整流発生器90の機能は状態線S1〜
S6を順次パルスすることである。状態線S1〜S6は
整流状態を表す。図1に示す整流論理91においては、
状態線S1〜S6は操作のためにオアゲートのネットワ
ーク全体に分布させられる。逆起電力極性反転比較器お
よび検出回路94においては、信号S1〜S6が同様に
分配される。ラインセレクタ14の出力は、与えられた
任意の時刻に、それの6つの出力のうちのただ1つが高
く、残りが低いようなものである。整流子がリセットさ
れた後で、モータを回転できるようにするために制動信
号72が低くされる(図4のステップ2)。
【0034】図4のステップ3においては、開始信号7
3は一時的に高くされ、整流クロック75を立下らせる
(ステップ4)。開始信号73は単安定回路47をトリ
ガする。その単安定回路47の出力はトグルフリップフ
ロップ46をクロックして、整流信号74を供給し(ス
テップ5)、整流状態S1からS2への遷移をドライブ
する(ステップ6)。青出力の縁部検出(立下り縁部)
が縁部信号76の出力をトリガする(ステップ7)。ス
テップ8における整流状態S2からS3への遷移は、整
流状態S1からS2への遷移に類似する。しかし、制動
信号72とリセット信号71は、整流状態S2の間は、
遷移を行わない。
【0035】ステップ9と10においては、単安定回路
47をトリガし、整流クロック信号75を供給するため
の開始信号73はない。しかし、逆起電力極性反転比較
器および縁部検出ブロック94において縁部が検出さ
れ、縁部信号76が遅延ブロック95へ供給される。こ
れは単安定回路47をトリガして整流クロック75を供
給し、整流状態S3をS4へ遷移させる。信号S1〜S
6を、被制御モータの巻線へ供給される適切なドライブ
電圧へ変換することが、図1に示す整流論理91の機能
である。
【0036】信号線S2が高く、信号線S1,S3,S
4,S5,S6が低いと仮定する。論理的には、オアゲ
ート21と26の出力83,88が高い。他の全ては低
い。オアゲート21の出力83はナンドゲート27へ供
給される。その信号はそこで制動信号72の反転された
ものである信号89とに論理積をとられる。制動信号は
低いから、それの反転されたものは高く、ナンドゲート
27の出力である、2つの論理1の論理積をとったもの
である出力が低い(ナンド機能)。したがって、図1に
おけるモータドライバ92の素子であるドライバ36へ
の入力線69は低く、それは出力赤を高くドライブす
る。同様に、オアゲート26の出力88は高い。それか
らその信号は制動信号とともに論理積をとられる。入力
88が高いから、オアゲート32の出力は高い。これは
モータドライバ41を可能状態にする。そのもーたドラ
イバは、インバータであるから、低い出力を生ずる。し
たがって、線赤が高くドライブされ、線青は低くドライ
ブされる。モータドライバ37と40の出力である線黒
は浮動する。整流状態信号S1〜S6と、線赤,黒,青
の状態との相互関係が表1に示されている。図1に示す
変換ネットワーク39は、出力赤,黒,青を組み合わせ
て擬似基準レベルを線82へ供給する回路である。
【0037】 (表 1) 逆起電力電圧反転および整流 整流状態 赤 黒 青 S1〜S6 1 ドライブ+ ドライブ− 立下り 2 ドライブ+ 立上り ドライブ− 3 立下り ドライブ+ ドライブ− 4 ドライブ− ドライブ+ 立上り 5 ドライブ− 立下り ドライブ+ 6 立上り ドライブ− ドライブ+ および反復する: 1 ドライブ+ ドライブ− 立下り ここに、ドライブ+は、この脚を正のレールへドライブ
することを意味する。ドライブ−は、この脚をアースレ
ールへドライブすることを意味する。立上りは、変換ネ
ットワーク基準に対する負から正への零交差をさがすこ
とを意味する。立下りは、変換ネットワーク基準に対す
る正から負への零交差をさがすことを意味する。
【0038】擬似基準である変換ネットワーク93の出
力82が、接続線赤,黒,青とともに逆起電力極性反転
比較器および縁部検出回路94へ供給される。ヒステリ
シス比較器42,43,44が線赤,黒,青における電
圧を変換ネットワーク93の出力82と比較する。この
比較により、電圧のいずれかが擬似基準より上の時は、
正信号が供給され、電圧が擬似基準より下の時は、負信
号が供給される。ある状態がS1〜S6と示され、逆起
電力縁部が検出されると、逆起電力極性反転比較器およ
び縁部検出回路94の出力である縁部信号76が高くな
る。
【0039】整流クロック75をトグル信号74へ変換
するためにトグルフリップフロップ46が設けられる。
それにより制御器はモータの速度をモニタできる。制御
器がモータの独立整流を検出すると、制御器は切り離さ
れて、開始信号73を停止する。それからそれは整流信
号74をモニタしてモータの回転速度を調べる。
【0040】制動信号72はオアゲート30〜32へ加
えられ、整流デコーダ91のナンドゲート27〜29へ
インバータ33を介して供給される。制動信号72が高
いと、ナンドゲート27,28,29への入力は低く
(インバータ33のために)、モータドライバ36〜3
8が不能状態にされる。制動信号72が高いと、オアゲ
ート30,31,32への入力が高いから、それらのオ
アゲートの出力64〜66は高くて、モータドライバ3
9〜41を可能状態にする。巻線赤,黒,青は低くドラ
イブされる。これによりモータは効果的に制動される。
【0041】二極モードで動作しているモータは、より
多くの整流状態があるためにトルクの脈動が小さく、ド
ライブされる巻線が多数あることにより効率が高い、と
いうような多くの望ましい特性を有するが、二極動作に
より逆起電力が高くなる結果も生ずる。その高い逆起電
力はモータの最高速度を制限するように作用することが
ある。二極動作の効率が高いことにより、12ボルトと
いうような高い電源電圧において高い逆起電力値を克服
できるが、5ボルトというような低い電源電圧ではモー
タの速度が制限されることがある。二極動作において
は、与えられた任意の時刻に、モータの1つの脚が正電
源電圧へ接続され、他の脚が負電源電圧(しばしばアー
ス)へ接続される。電流は、高くドライブされるモータ
脚と低くドライブされるモータ脚の間で、モータ巻線を
主として流れる。しかし、単極動作では、与えられた任
意の時刻に、センタータップが1つの電源電圧へ接続さ
れ、1つのモータ脚が他方の電源電圧(しばしばアー
ス)へ接続される。電流は、センタータップと、その時
に電源電圧へ接続されているモータ脚との間を主として
流れる。
【0042】与えられた任意の時刻に2つのモータ脚が
ドライブされる二極動作は、2つのモータ巻線を直列に
電流が同時に流れることを要する。これとは対照的に、
1度に1つのモータ脚だけがドライブされる単極動作
は、1度にただ1つのモータ巻線に電流が流れることを
要する。二極モードにおいては単モードにおける巻線の
2倍の巻線に電流が流れねばならないから、二極モード
におけるコイルの全抵抗値は単極モードにおけるコイル
の全抵抗値の2倍である。5ボルトというような低い電
圧で二極動作させると、低い電圧と、逆起電力の影響
と、コイルの抵抗値がコイルの電流を制限する。モータ
を動作させるために十分な磁気力を発生させるためには
適切なコイル電流を必要とする。コイル電流が制限され
るから、低い電圧における二極動作では多くの用途には
用いることができないモータ性能となることがある。
【0043】低電圧DC多相モータの1つの重要な応用
は、データを記憶するために用いられるディスクドライ
ブにおけるものである。ハードディスクドライブは正し
い動作のために3600RPMの回転数を典型的に要す
る。単極動作ではコイルの抵抗値と逆起電力が低いため
に、単極モードで動作しているモータの回転速度をハー
ドディスクドライブのために求められる値にできる。
【0044】単極動作では低い電圧における別の利点も
得られる。二極動作は巻線に直列接続されている2個の
トランジスタにコイル電流が流れることを必要とし、単
極動作はただ1個のトランジスタにコイル電流が流れる
ことを必要とする。二極モードにおいては、両方の電源
電圧をコイル巻線へ接続し、コイル巻線から切り離すた
めにトランジスタを用いねばならない。単極モードにお
いては、1つの電源電圧がセンタータップへ連続して接
続されるから、他の電源電圧だけを切り換えねばならな
い。トランジスタは、完全にターンオンされても、完全
には導通しない。シリコントランジスタの「オン」状態
における電圧降下は約0.6ボルトである。したがっ
て、単極動作では、モータ巻線と直列のトランジスタの
数が少ないために電圧降下が小さく、それに伴う電力損
が少ないから、低電圧における単極動作は有利である。
単極動作により、5ボルトというような低い電圧により
電力が供給されるディスクドライブおよびその他のモー
タを整流するために適当な方法が得られる。
【0045】完全な単極動作または完全な二極動作は多
くの用途に対して適当であるが、本発明は単極動作と二
極動作の間で切り換える方法を含む。この切り換え可能
性のために、特定の時に特定の用途に最も適する動作モ
ードを選択するために、マイクロプロセッサのような制
御器を使用できる。
【0046】モータの電気的パラメータはモータの回転
速度の関数として変化する。回転していないモータを最
初に始動するためには、回転子と、軸と、おそらくはデ
ィスクのような負荷の回転慣性より大きい十分な磁気力
を発生せねばならない。純粋の単極モータでそれらの物
理的降下を克服するために、より大きい始動電流を要求
される。しかし、電源の制約のために、より大きい始動
電流を常には供給できないことがある。多数の巻線へ同
時に電力を供給することにより達成される二極モードの
高い効率によって、始動電流をより少なくでき、そのた
めに電源にかかる負荷が軽くなる。二極モードのモータ
の始動電流が小さいので、モータの始動には二極モード
が好ましいが、二極モードの高い逆起電力がモータの最
高回転速度を制限する。先に述べた理由から、始動過程
がひとたび終わると、単極モードでの動作が望ましいこ
とがある。単極動作と二極動作の利点の全てを得るため
に、本発明は、モータが回転中に二極動作と単極動作の
間で瞬時に切り換える方法を提供するものである。した
がって、始動電流を減少させるためにモータを二極モー
ドで始動させ、それからモータの回転速度を最高にする
ために単極モードへ切り換えることができる。
【0047】図5,6は、DCの+5ボルトのような低
電圧電源からモータを動作させるために最適にされる、
本発明の別の実施例を示す。ここに示す回路はスター型
モータに適合し、単極動作と二極動作を支持するもので
ある。この回路は、モータの動作中に二極モードと単極
モードの間の瞬時切り換えを支持もする。
【0048】図5,6に示す別の実施例は整流発生器
と、整流論理と、モータドライバと、縁部フィルタおよ
び遅延回路と、変換ネットワークと、逆起電力極性反転
比較器および縁部検出回路と、トグルフリップフロップ
と、電源スイッチとを含む。この別の実施例の整流子は
マイクロプロセッサ制御器と、被制御モータと、電源と
に対してインターフェイスする。図5,6に示す整流子
は外部電源および外部装置への3つの接続点を有する。
マイクロプロセッサインターフェイス(J2)は1であ
る。このインターフェイスは共通アース接続と、「リセ
ット」、「制動」、「開始」、「整流」のための信号線
とを含む。そのインターフェイスは、単極動作または二
極動作を選択するための線と、障害を指示するための線
と、制動またはヘッド引き込みのために電力を供給する
ための線とを含むこともできる。整流子は多相モータへ
も接続され(J1)、モータの各巻線脚とセンタータッ
プへ接続される。(3つの巻線を有する三相モータは整
流子への4つの線コネクタを有する。)整流子は電源へ
も接続される(J3)。
【0049】図5,6に示す回路は図1,2に示す回路
に類似するが、いくつかの点が異なる。まず、変換ネッ
トワーク93aの抵抗ネットワークに異なる構成が用い
られる。抵抗53,54,55,56,113,11
4,115,116が分圧器として接続され、分圧器の
入力がモータ巻線の端子とモータ巻線のセンタータップ
へ結合され、出力端子が逆起電力極性反転比較器42,
43,44へ結合される。
【0050】図5,6は三相モータに適合する回路を示
す。抵抗53,54,55の第1の端子がモータの線
赤,黒,青へそれぞれ結合される。抵抗56の第1の端
子がモータのセンタータップへ結合される。抵抗53,
54,55,56の第2の端子が抵抗113,114,
115,116の第1の端子と、逆起電力極性反転およ
び縁部検出回路94の入力端子赤,黒,青およびセンタ
ータップへそれぞれ結合される。逆起電力極性反転比較
器および縁部検出ブロック回路94の入力端子赤が逆起
電力極性反転比較器44の非反転入力端子へ結合され
る。逆起電力極性反転比較器および縁部検出ブロック回
路94の入力端子黒が逆起電力極性反転比較器43の非
反転入力端子へ結合される。逆起電力極性反転比較器お
よび縁部検出ブロック回路94の入力端子青が逆起電力
極性反転比較器42の非反転入力端子へ結合される。逆
起電力極性反転比較器および縁部検出ブロック回路94
のセンタータップが逆起電力極性反転比較器42,4
3,44の反転入力端子へ結合される。抵抗113,1
14,115.116の第2の端子がアース基準(負電
源)電圧へ結合される。
【0051】図5,6に示す回路が図1,2に示す回路
と異なる別の点は、図5,6に示す回路が電源スイッチ
96を含んでいることである。電源スイッチ96は「+
モータ電源」と、モータのセンタータップと、制動信号
72と、ナンドゲート27a,28a,29aの入力端
子とへ結合される。
【0052】図1,2と図5,6に示す回路の更に別の
異なる点は、図5に示す回路のナンドゲート27a,2
8a,29aが3入力ナンドゲートであるのに、図1に
示す回路のナンドゲート27,28,29が2入力ナン
ドゲートであることである。図5に示す回路では、ナン
ドゲート27a,28a,29aの第3の入力端子と電
源スイッチ96が信号99へ結合される。その信号99
は単極モードの場合は低く、二極モードの場合は高い。
【0053】変換ネットワーク93の抵抗53,54,
55,56,113,114,115,116によっ
て、モータからの線赤、青、黒、センタータップにおけ
る信号の振幅を比例的に減少できる。変換ネットワーク
93により変換された後では、信号は逆起電力極性変換
比較器および縁部検出回路94の入力に適合する。図5
の変換ネットワーク93により二極モード動作と単極モ
ード動作に適合させることができる。
【0054】図2に示す好適な実施例の逆起電力極性反
転比較器および縁部検出回路94は、モータ端子赤,
黒,青に存在する3つの瞬時電圧と、変換ネットワーク
93からの線82に存在する擬似基準とを入力として受
けるが、図6に示す別の実施例の逆起電力極性反転比較
器および縁部検出回路94は異なる信号を受ける。その
理由は、別の実施例の変換ネットワーク93aが好適な
実施例の変換ネットワーク93とは異なるからである。
先に述べたように、別の実施例の逆起電力極性反転比較
器および縁部検出回路94へ入力される、モータ線赤,
黒,青とセンタータップにおける入力の振幅が、変換ネ
ットワーク93aの分圧器94により比例的に減少させ
られている。したがって、比較器42,43,44がモ
ータ線赤,黒,青における変換された電圧を変換された
センタータップ電圧と比較する。
【0055】比較器42は、モータ端子青における変換
された電圧と、モータのセンタータップにおける変換さ
れた電圧とを入力として受ける。比較器43は、モータ
端子黒における変換された電圧と、モータのセンタータ
ップにおける変換された電圧とを入力として受ける。比
較器44はモータ端子赤における変換された電圧と、モ
ータのセンタータップにおける変換された電圧とを入力
として受ける。モータ端子青の変換された電圧レベルが
モータのセンタータップの変換された電圧レベルより高
い時は、比較器42の出力79は高い。モータ端子青の
変換された電圧レベルがモータのセンタータップの変換
された電圧レベルより低い時は、比較器42の出力79
は高い。モータ端子黒の変換された電圧レベルがモータ
のセンタータップの変換された電圧レベルより高い時
は、比較器43の出力80は高い。モータ端子黒の変換
された電圧レベルがモータのセンタータップの変換され
た電圧レベルより低い時は、比較器43の出力80は高
い。モータ端子赤の変換された電圧レベルがモータのセ
ンタータップの変換された電圧レベルより高い時は、比
較器44の出力81は高い。モータ端子赤の変換された
電圧レベルがモータのセンタータップの変換された電圧
レベルより低い時は、比較器44の出力81は低い。
【0056】電源スイッチ96と3入力ナンドゲート2
7a,28a,29aによって二極モードと単極モード
の間の切り換えを行うことができる。二極モードにおい
ては電源スイッチ96が「+モータ電源」をモータのセ
ンタータップから切り離し、ナンドゲート27a,28
a,29aの第3の入力を高くドライブして、モータド
ライバ36,37,38の動作を可能にする。二極モー
ドにおいては、モータはモータドライバ36,37,3
8によりそれの正ドライブ電圧へ接続され、モータドラ
イバ39,40,41によりそれの負ドライブ(アー
ス)電圧へ接続される。整流発生器90と整流論理91
がモータドライバ36,37,38,39,40,41
を制御する。しかし、単極モードにおいては、電源スイ
ッチ96が「+モータ電源」をモータのセンタータップ
へ接続し、ナンドゲート27a,28a,29aの第3
の入力を低くドライブして、モータドライバ36,3
7,38の動作を禁止する。単極モードにおいては、モ
ータは電源スイッチ96によりそれの正ドライブ電圧へ
常に接続され、負ドライブ(アース)電圧だけがモータ
ドライバ39,40,41により切り換えられる。整流
発生器90と整流論理91がモータドライバ39,4
0,41を制御する。
【0057】電源スイッチ96は、「+モータ電源」へ
のモータのセンタータップの接続と切り離しを制御する
ために、たとえばpチャネルパワーMOSFETトラン
ジスタを利用できる。
【0058】図1の変換ネットワークは、ある状況の下
において、二極モードで動作するためにスター型モータ
のセンタータップへの直接接続で置き換えることができ
るが、単極モードと二極モードに対する適合性が望まれ
るならば、図5の変換ネットワークを使用できる。
【0059】図5の整流論理91aの動作は図1の整流
論理91の単極動作とは異なる。その理由は、信号99
と電源スイッチ96からの付加入力があるためである。
図5において、整流発生器90からの状態信号が、図1
におけるように、オアゲート21,22,23,24,
25,26の同じ入力端子へ接続される。制動信号72
がインバータ33の入力端子と、オアゲート30,3
1,32の入力端子とへいぜんとして接続されている。
図1におけるインバータ33の出力端子とオアゲート2
1,22,23の出力端子がナンドゲート27,28,
29の入力端子へ接続されるのと同様に、インバータ3
3の出力端子とオアゲート21,22,23の出力端子
がナンドゲート27a,28a,29aの入力端子へ接
続される。オアゲート30,31,32の出力端子は下
側のモータドライバ39,40,41へいぜんとして接
続されている。ナンドゲート27a,28a,29aの
出力端子が図1における上側モータドライバ36,3
7,38へ接続されるのと同様に、ナンドゲート27
a,28a,29aの出力端子が上側モータドライバ3
6,37,38へ接続される。
【0060】制動信号72が低い時はインバータ33の
出力89は高く、制動信号72が高い時はインバータ3
3の出力89は低い。出力83と、信号99と、出力8
9の論理積が高い時は、ナンドゲート27aの出力68
は低い。出力83と、信号99と、出力89の論理積が
高い時は、ナンドゲート27aの出力68は低い。出力
83と、信号99と、出力89の論理積が高い時は、ナ
ンドゲート27aの出力68は低い。出力83と、信号
99と、出力89の論理積が高い時は、ナンドゲート2
7aの出力68は低い。出力83と、信号99と、出力
89の論理積が高い時は、ナンドゲート27aの出力6
8は低い。要約すると、S1またはS2が高く、出力9
9が高く、制動信号72が低いと、信号線69は低い。
S3またはS4が高く、出力99が高く、制動信号72
が低いと、信号線68は低い。S5またはS6が高く、
出力99が高く、制動信号72が低いと、信号線67は
低い。S4またはS5または制動信号72が高いと、信
号線65は低い。S2,S3または制動信号72が高い
と、信号線65は高い。この回路の正常な動作中は、制
動信号72がオアゲート30〜32に作用を及ぼさない
ように制動信号72は低く、制動信号72の反転された
ものでる出力89がナンドゲート27a〜29aへ作用
を及ぼさないように、出力89は高い。また、この回路
の正常な動作中は、信号線S1〜S6の一つだけが高
い。したがって、制動中または単極動作中を除く任意の
時刻に、信号線67〜69の1本は低く、信号線64〜
66の1本が高い。
【0061】制動中は、制動信号72が高くなり、出力
86,87,88の状態とは無関係に、出力64,6
5,66を高くする。出力64,65,66が高いと、
モータの端子赤,黒,青がモータドライバ39,40,
41により低くドライブされる。制動信号72が高い
と、インバータ33の出力89は低い。出力89が低い
と出力83,84,85,99の状態信号とは無関係
に、出力67,68,69は高い。出力67,68,6
9が高いと、モータドライバ36,37,38はモータ
端子赤、黒、または青を高くすることが禁止される。し
たがって、制動信号は全てのモータ巻線を低くドライブ
し、それらを短絡し、モータに制動をかける。
【0062】単極動作中は、電源スイッチ96への信号
99は低くドライブされて、出力67,68,69を高
くしてモータドライバ36,37,38はモータ端子
赤,黒,または青を高くすることを禁止する。単極モー
ドにおいては、二極モードにおける、モータ端子赤,
黒,青がモータドライバ36,37,38により高くド
ライブされるのとは異なって、モータのセンタータップ
が電源スイッチ96により高くドライブされる。
【0063】図5に示されている別の実施例が二極モー
ドで動作している時は、正常な動作中の任意の時刻に
は、信号線67〜69のうちの1つだけが低く、信号線
64〜66のうちの1つだけが高い。出力69が低い
と、モータドライバ36が可能状態にされて、モータ端
子赤が高くドライブされる。出力68が低いと、モータ
ドライバ37が可能状態にされて、モータ端子赤が高く
ドライブされる。出力67が低いと、モータドライバ3
8が可能状態にされて、モータ端子青が高くドライブさ
れる。出力66が高いと、モータドライバ39が可能状
態にされて、モータ端子赤が低くドライブされる。出力
65が低いと、モータドライバ40が可能状態にされ
て、モータ端子黒が低くドライブされる。出力64が低
いと、モータドライバ41が可能状態にされて、モータ
端子青が低くドライブされる。任意の時刻には信号線6
7〜69の1つだけが低く、かつ任意の時刻には信号線
64〜66の1つだけが高いから、ただ1つのモータ端
子が高くドライブされ、任意の時刻にただ1つのモータ
端子が低くドライブされる。
【0064】更に、整流論理91aにより、1つのモー
タ端子が同時に高く、かつ低くドライブされることが決
してないようにされる。整流論理91aにより、高くド
ライブされるモータ端子と、低くドライブされるモータ
端子とが異なるようにされる。
【0065】図5に示す別の実施例は単極モードでは異
なって動作する。正常な単極動作中は、任意の時刻に信
号線64〜66のうちのただ1本が高く、信号線67〜
69は全て連続して高く、モータのセンタータップが電
源スイッチ96により連続して高く保持される。信号線
67〜69は連続的に高いから、正常な単極動作中はモ
ータタップ赤,黒,青は高くは決してドライブされな
い。信号線66が高いとすると、モータドライバ39は
動作可能にされて、モータタップ赤が低くドライブされ
る。信号線65が高いとすると、モータドライバ40が
動作可能にされて、モータタップ黒が低くドライブされ
る。信号線64が高いと、モータドライブ41が動作可
能にされて、モータタップ青が低くドライブされる。任
意の時刻には信号線64〜66のうちの1本だけが高い
から、任意の時刻にただ1つのモータ端子が低くドライ
ブされる。高いモータドライバ36〜38が禁止され、
正常な単極動作中にモータ脚赤,黒,青が高くドライブ
されることが決してないから、同じモータ脚を同時に高
く、かつ低くすることは不可能である。
【0066】図1,2 に示す好適な実施例に関連する
信号のタイミングサイクルを示す図4は、図5,6に示
す別の実施例の二極動作に関連する信号のタイミングサ
イクルも示す。しかし、図4に示すタイミングおよび信
号は別の実施例の単極動作には対応しない。
【0067】図5に示す別の実施例の正常な二極動作を
以下に説明する。信号線S2が高く、信号線S1,S
3,S4,S5,S6が低いと仮定する。論理的には、
オアゲート21,26の出力83,88は高い。オアゲ
ート22,23,24,25の出力84,85,86,
87が低い。オアゲート21の出力83はナンドゲート
27aへ供給される。ナンドゲート27aが出力69を
生ずる。その出力は、出力83と99、および制動信号
72の反転されたものと、信号89との論理積を反転し
たものである。正常な動作中は制動信号72は低いか
ら、それを反転したものである信号89は高い。二極動
作中は出力99は高い。信号89は高いが出力99は低
いから、ナンドゲート27aの出力と、3つの論理1の
論理積を反転したものとは低い。したがって、図5にお
けるモータドライバブロック92の素子であるモータド
ライバ36への入力線69は高い。それはモータドライ
バ36がモータ線赤を高くドライブすることを禁止す
る。同様に、出力99が低い間にモータドライバ37,
38もモータ線黒と青を高くドライブすることを禁止さ
れる。それと同時に、オアゲート26の出力は高い。オ
アゲート32は出力64を生ずる。それは出力88と制
動信号72の論理和である。したがって、出力88が高
いから出力64は高い。出力64が高いから、モータド
ライバ41はモータ線青を低くドライブする。モータド
ライバ36と39およびモータドライバ37と40の出
力端子へそれぞれ接続されているモータ線赤と黒は浮動
する。単極動作に対する、整流状態信号S1〜S6とモ
ータ線赤,黒,青の状態との相互関係が表2に示されて
いる。
【0068】モータの相数と同じ数の整流状態だけで単
極動作だけを行えるようにする実施例として、本発明を
実施できることに注目すべきである。たとえば、単極モ
ードにおける三相モータの整流を、モータ線赤,黒,ま
たは青を低くドライブすることにおのおの対応する、3
つだけの整流状態で行うことができる。しかし、図5に
示す回路を用いることにより二極整流を行うために用い
られる同じ6つの整流状態で、三相モータの単極整流を
行うことができる。三相モータの単極整流のために6つ
の整流状態を用いることは、単極動作と二極動作を行え
るので有利である。単極動作と二極動作が支持されるか
ら、モータの動作中の任意の時刻に最も効率的なモード
を選択できる。
【0069】モータの動作中にモータを停止させること
が望ましくなると、制動を使用できる。制動信号72は
オアゲート30〜32へ接続され、かつ整流論理ブロッ
ク91aのナンドゲート27a〜29aへインバータ3
3を介して接続される。制動信号72が高いと、ナンド
ゲート27a,28a,29aへの入力が低くて(イン
バータ33のために)、モータドライバ36〜38が万
能状態にされる。各オアゲート30,31,32への入
力である制動信号72が高いと、出力64〜66も高く
て、モータドライバ39〜41を可能状態にする。モー
タドライバ39〜41はモータ線赤,黒,および青を低
くドライブする。また、制動信号72が高いと、電源ス
イッチ96が「+モータ電力」をモータのセンタータッ
プから除去する。このようにして、モータドライバ36
〜38と電源スイッチ96はモータ線赤,黒,または
青、あるいはモータのセンタータップを高くドライブす
ることが禁止される。そうするとモータは「+モータ電
力」へ接続されない。モータセンタータップ赤,黒,青
はモータドライバ36〜38により低くドライブされる
から、三相モータの全ての巻線は実効的に短絡され、そ
の結果として希望の制動作用が行われることになる。
【0070】 (表 2) 単極モードにおける別の実施のための逆起電力電圧極性反転および整流 整流状態 赤 黒 青 S1〜S6 1 開 放 ドライブ− 立下り 2 開 放 立上り ドライブ− 3 立下り 開 放 ドライブ− 4 ドライブ− 開 放 立上り 5 ドライブ− 立下り 開 放 6 立上り ドライブ− 開 放 および反復: 1 開 放 ドライブ− 立下り ここに、ドライブ−は、この脚をアースレールへドライ
ブすることを意味する。立上りは、変換ネットワーク基
準に対する負から正への零交差を探すことを意味する。
立下りは、、変換ネットワーク基準に対する正から負へ
の零交差を探すことを意味する。開放は、この脚をドラ
イブしないことを意味する。この脚を正レールまたはア
ースレールへドライブせず、かつこの脚の零交差をモニ
タしない。
【0071】以上、自己整流逆起電力検出、ブラシ無し
Cモータ制御器用の新規な装置および方法について説明
した。
【図面の簡単な説明】
【図1】,
【図2】デルタ型、Y型およびスター型のモータに適合
する本発明の整流子のブロック図である。
【図3】図1,図2の整流子のブロック図である。
【図4】図1の制御器と整流子に関連する種々の信号の
間の関係を示すタイミング図である。
【図5】,
【図6】スター型モータの単極動作と二極動作に適合す
る本発明の整流子のブロック回路図である。
【符号の説明】
13 2進カウンタ 14 ラインセレクタ 36〜41 モータドライバ 42〜44 比較器 46 トグルフリップフロップ 47 再トリガ不能単安定回路 90 整流発生器 92 整流論理およびモータドライバ 93 変換ネットワーク 94 逆起電力極性反転比較器および縁部検出回路 95 縁部フィルタおよび遅延回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェフ・ハース アメリカ合衆国 92680 カリフォルニ ア州・ツーシン・シルバー バーチ・ 13141 (56)参考文献 特開 平1−122387(JP,A) 特開 平1−283090(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02P 6/18

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のモータドライバを有するモータに
    結合すること及びその結合を外すことが可能なモータ電
    源を整流する回路において、前記モータの端子の瞬時電圧から基準レベル電圧を生成
    する変換ネットワークと、 前記モータのドライブされていないモータドライブに誘
    起される逆起電力電圧を検出するためにそのモータへ結
    合され、この検出した逆起電力電圧の当該モータの単極
    および二極の動作中における極性変化を、この検出した
    逆起電力電圧と、前記変換ネットワークからの基準レベ
    ル電圧とを比較することにより決定し、該決定した極性
    変化からこのモータの整流状態を検出して該整流状態を
    表す第1の出力信号を出力する検出手段と、 第1の出力信号を受けるために前記検出手段へ結合さ
    れ、前記モータの整流状態に応じて作成される第2の出
    力信号を出力する最適化タイミング遅延手段と、 前記第2の出力信号に結合し、前記モータを次の整流状
    態へ進め、また前記モータを選択的に単極動作及び二極
    動作とするよう、前記第2の出力信号をモータ駆動信号
    に変換する整流論理手段と、 を備えるモータの電源を整流する回路。
  2. 【請求項2】 1個のセンタータップとドライブ可能な
    複数の脚を備えたモータに結合すること及びその結合を
    外すことが可能なモータ電源を整流する回路において、前記モータの複数の脚の瞬時電圧から基準レベル電圧を
    生成する変換ネットワークと、 前記モータのドライブされていない脚に誘起される逆起
    電力電圧を検出するためにそのモータへ結合され、この
    検出した逆起電力電圧の当該モータの単極および二極の
    動作中における極性変化を、この検出した逆起電力電圧
    と、前記変換ネットワークからの基準レベル電圧とを比
    較することにより決定し、該決定した極性変化からこの
    モータの整流状態を検出して該整流状態を表す第1の出
    力信号を出力する検出手段と、 第1の出力信号を受けるために前記検出手段へ結合さ
    れ、前記モータの整流状 態に応じて作成される第2の出
    力信号を出力する最適化タイミング遅延手段と、 前記第2の出力信号に結合し、前記モータを次の整流状
    態へ進め、また前記モータを選択的に単極動作及び二極
    動作とするよう、前記第2の出力信号をモータ駆動信号
    に変換する整流論理手段と、 を備えるモータの電源を整流 する回路。
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